JP2845224B2 - ランド/グルーブ検出装置 - Google Patents
ランド/グルーブ検出装置Info
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 75
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 34
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 8
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 3
- 241000282376 Panthera tigris Species 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 238000001615 p wave Methods 0.000 description 2
- 241001338801 Chlorus Species 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 1
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/007—Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
- G11B7/00718—Groove and land recording, i.e. user data recorded both in the grooves and on the lands
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0901—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only
- G11B7/0903—Multi-beam tracking systems
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0943—Methods and circuits for performing mathematical operations on individual detector segment outputs
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクに形成
されているランド/グルーブを検出するためのランド/
グルーブ検出装置に関する。
されているランド/グルーブを検出するためのランド/
グルーブ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク半径方向の高密度化を図るに
は、ランド/グルーブ記録が有効である。この場合、光
ディスクにランダムアクセスするために、ランド/グル
ーブのどちらにトラッキングをかけるかが重要となる。
は、ランド/グルーブ記録が有効である。この場合、光
ディスクにランダムアクセスするために、ランド/グル
ーブのどちらにトラッキングをかけるかが重要となる。
【0003】図7は、従来のランド/グルーブ検出装置
を示す構成図である。以下、この図面に基づき説明す
る。
を示す構成図である。以下、この図面に基づき説明す
る。
【0004】従来のランド/グルーブ検出装置は、レー
ザビームを光ディスク48に照射しその反射光を得る光
ヘッド50と、4分割光センサ52と、4分割光センサ
52の出力信号からトラッキング誤差信号及びランド/
グルーブ検出信号を算出する信号処理部54とを備えた
ものである。
ザビームを光ディスク48に照射しその反射光を得る光
ヘッド50と、4分割光センサ52と、4分割光センサ
52の出力信号からトラッキング誤差信号及びランド/
グルーブ検出信号を算出する信号処理部54とを備えた
ものである。
【0005】光ヘッド50は、1ビーム式である。レー
ザ光源501から射出したレーザビームLは、コリメー
タレンズ502で平行光となり、偏光ビームスプリッタ
503をp波で直進透過し、45°ミラー504で90
°偏光し、1/4波長板505及び対物レンズ506を
透過して光ディスク48に照射される。光ディスク48
からの反射光は、光ディスク48への照射光と逆回転の
円偏光となって1/4波長板505に戻り、1/4波長
板505で入射光と直交する直線偏光となり、偏光ビー
ムスプリッタ503で90°偏光され、集束レンズ50
7を介して4分割光センサ52で受けられる。
ザ光源501から射出したレーザビームLは、コリメー
タレンズ502で平行光となり、偏光ビームスプリッタ
503をp波で直進透過し、45°ミラー504で90
°偏光し、1/4波長板505及び対物レンズ506を
透過して光ディスク48に照射される。光ディスク48
からの反射光は、光ディスク48への照射光と逆回転の
円偏光となって1/4波長板505に戻り、1/4波長
板505で入射光と直交する直線偏光となり、偏光ビー
ムスプリッタ503で90°偏光され、集束レンズ50
7を介して4分割光センサ52で受けられる。
【0006】4分割光センサ52は、光センサエレメン
トp,q,r,sによって構成され、図示するようにス
ポットS0 が形成される。光センサエレメントp,q,
r,sの各出力信号をP,Q,R,Sとする。信号処理
部54では、差動増幅器541を介して出力信号Q,S
に基づきトラッキング誤差信号TEが得られるととも
に、加算増幅器542を介して出力信号P,Rに基づき
ランド/グルーブ検出信号L/Gが得られる。なお、フ
ォーカス誤差信号検出及びRF信号検出については、図
示及び説明を割愛する。
トp,q,r,sによって構成され、図示するようにス
ポットS0 が形成される。光センサエレメントp,q,
r,sの各出力信号をP,Q,R,Sとする。信号処理
部54では、差動増幅器541を介して出力信号Q,S
に基づきトラッキング誤差信号TEが得られるととも
に、加算増幅器542を介して出力信号P,Rに基づき
ランド/グルーブ検出信号L/Gが得られる。なお、フ
ォーカス誤差信号検出及びRF信号検出については、図
示及び説明を割愛する。
【0007】図8は、従来のランド/グルーブ検出装置
におけるトラッキング誤差信号TE及びランド/グルー
ブ検出信号L/Gを示す波形図である。以下、図7及び
図8に基づき説明する。
におけるトラッキング誤差信号TE及びランド/グルー
ブ検出信号L/Gを示す波形図である。以下、図7及び
図8に基づき説明する。
【0008】ランド/グルーブ検出信号L/Gは、加算
出力であるため、零クロルスによるサンプリングホール
ドのタイミングはつかめない。そこで、ランド/グルー
ブ検出信号L/Gの上限と下限を常に検出し、それらの
中間レベルで等価的に零クロスを行うことによって、疑
似零クロスによるサンプリングホールドのタイミングを
抽出する。例えば、図中のランド/グルーブ検出信号L
/Gの立ち下がりの疑似零クロス点601で、トラッキ
ング誤差信号TEのサンプリングホールド値602は正
であり、このときランドにトラック・オンするタイミン
グを得る。図中のランド/グルーブ検出信号L/Gの立
ち下がりの疑似零クロス点603で、トラッキング誤差
信号TEのサンプリングホールド値604は負であり、
このときグルーブにトラック・オンするタイミングを得
る。
出力であるため、零クロルスによるサンプリングホール
ドのタイミングはつかめない。そこで、ランド/グルー
ブ検出信号L/Gの上限と下限を常に検出し、それらの
中間レベルで等価的に零クロスを行うことによって、疑
似零クロスによるサンプリングホールドのタイミングを
抽出する。例えば、図中のランド/グルーブ検出信号L
/Gの立ち下がりの疑似零クロス点601で、トラッキ
ング誤差信号TEのサンプリングホールド値602は正
であり、このときランドにトラック・オンするタイミン
グを得る。図中のランド/グルーブ検出信号L/Gの立
ち下がりの疑似零クロス点603で、トラッキング誤差
信号TEのサンプリングホールド値604は負であり、
このときグルーブにトラック・オンするタイミングを得
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ランド/グルーブ検出装置では、次のような問題があっ
た。
ランド/グルーブ検出装置では、次のような問題があっ
た。
【0010】.光ディスク48のランド/グルーブの
幅比や溝深さによって、トラッキング誤差信号TEとラ
ンド/グルーブ検出信号L/Gの位相差が零に近くなる
可能性があった。
幅比や溝深さによって、トラッキング誤差信号TEとラ
ンド/グルーブ検出信号L/Gの位相差が零に近くなる
可能性があった。
【0011】.光ディスク48の傾きや偏心によって
トラッキング誤差信号TEに大きなトラッキングオフセ
ットが生じてしまい、ランド/グルーブ検出信号L/G
とトラッキング誤差信号TEとのサンプリングホールド
による位相差が不安定となっていた。
トラッキング誤差信号TEに大きなトラッキングオフセ
ットが生じてしまい、ランド/グルーブ検出信号L/G
とトラッキング誤差信号TEとのサンプリングホールド
による位相差が不安定となっていた。
【0012】.ランド/グルーブ検出信号L/Gは、
加算出力であるため、前述のとおり疑似零クロスによる
サンプリングホールドのタイミングを抽出する。ところ
が、光ディスク48の記録再生におけるドロップアウト
や記録媒体の成膜むらがあった場合、正確なランド/グ
ルーブ検出の零クロスを求めることができなかった。
加算出力であるため、前述のとおり疑似零クロスによる
サンプリングホールドのタイミングを抽出する。ところ
が、光ディスク48の記録再生におけるドロップアウト
や記録媒体の成膜むらがあった場合、正確なランド/グ
ルーブ検出の零クロスを求めることができなかった。
【0013】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、トラッキング
誤差信号及びランド/グルーブ検出信号を安定に得るこ
との可能な、ランド/グルーブ検出装置を提供すること
にある。
誤差信号及びランド/グルーブ検出信号を安定に得るこ
との可能な、ランド/グルーブ検出装置を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために3ビーム式光ヘッドを用いて、ランド
/グルーブ検出を確実なものとした。下記に課題を解決
するための手段を示す。
を解決するために3ビーム式光ヘッドを用いて、ランド
/グルーブ検出を確実なものとした。下記に課題を解決
するための手段を示す。
【0015】3ビーム式光ヘッドから得られる+1,0
−1次光を、中心に4分割光センサその両側に2つの光
センサエレメントを配した6分割光センサで受ける。こ
のとき、4分割光センサの光センサエレメントa,b,
c,dで0次光を検出し、両側の光センサエレメント
e,fでそれぞれ+1次光,−1次光を検出する。ここ
で、光センサエレメントa,b,c,d,e,fの各出
力信号をA,B,C,D,E,Fとする。トラッキング
誤差信号はE−F、ランド/グルーブ検出信号は2×
(A+B+C+D)−(E+F)によって求める。
−1次光を、中心に4分割光センサその両側に2つの光
センサエレメントを配した6分割光センサで受ける。こ
のとき、4分割光センサの光センサエレメントa,b,
c,dで0次光を検出し、両側の光センサエレメント
e,fでそれぞれ+1次光,−1次光を検出する。ここ
で、光センサエレメントa,b,c,d,e,fの各出
力信号をA,B,C,D,E,Fとする。トラッキング
誤差信号はE−F、ランド/グルーブ検出信号は2×
(A+B+C+D)−(E+F)によって求める。
【0016】そして、前記ランド/グルーブ信号の零ク
ロス点で前記トラッキング誤差信号のレベルをサンプリ
ングホールドし、この信号の正負の判別によってランド
/グルーブのトラック・オンを判別する。
ロス点で前記トラッキング誤差信号のレベルをサンプリ
ングホールドし、この信号の正負の判別によってランド
/グルーブのトラック・オンを判別する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るランド/グ
ルーブ検出装置の一実施形態を示す構成図である。以
下、この図面に基づき説明する。ただし、図7と同一部
分は同一符号を付すことにより重複説明を省略する。
ルーブ検出装置の一実施形態を示す構成図である。以
下、この図面に基づき説明する。ただし、図7と同一部
分は同一符号を付すことにより重複説明を省略する。
【0018】本実施形態のランド/グルーブ検出装置
は、+1,0,−1次光L+1,L0 ,L-1を光ディスク
48に照射しその反射光を得る3ビーム式の光ヘッド1
0と、中心に4分割光センサ12その両側に2つの光セ
ンサエレメントe,fが配設された6分割光センサ14
と、6分割光センサ14の出力信号からトラッキング誤
差信号TE及びランド/グルーブ検出信号L/Gを算出
する信号処理部16とを備えている。
は、+1,0,−1次光L+1,L0 ,L-1を光ディスク
48に照射しその反射光を得る3ビーム式の光ヘッド1
0と、中心に4分割光センサ12その両側に2つの光セ
ンサエレメントe,fが配設された6分割光センサ14
と、6分割光センサ14の出力信号からトラッキング誤
差信号TE及びランド/グルーブ検出信号L/Gを算出
する信号処理部16とを備えている。
【0019】レーザ光源501から射出したレーザビー
ムは、コリメータレンズ502で平行光となり、回析格
子101で+1,0,−1次光L+1,L0 ,L-1の3ビ
ームとなる。+1,0,−1次光L+1,L0 ,L-1は、
偏光ビームスプリッタ503をp波で直進透過し、45
°ミラー504で90°偏光し、1/4波長板505、
対物レンズ506を透過して光ディスク48に照射され
る。光ディスク48からの反射光は、光ディスク48へ
の照射光と逆回転の円偏光となって1/4波長板505
に戻り、1/4波長板505で入射光と直交する直線偏
光となり、偏光ビームスプリッタ503で90°偏光さ
れ、集束レンズ507を介して6分割光センサ14で受
けられる。
ムは、コリメータレンズ502で平行光となり、回析格
子101で+1,0,−1次光L+1,L0 ,L-1の3ビ
ームとなる。+1,0,−1次光L+1,L0 ,L-1は、
偏光ビームスプリッタ503をp波で直進透過し、45
°ミラー504で90°偏光し、1/4波長板505、
対物レンズ506を透過して光ディスク48に照射され
る。光ディスク48からの反射光は、光ディスク48へ
の照射光と逆回転の円偏光となって1/4波長板505
に戻り、1/4波長板505で入射光と直交する直線偏
光となり、偏光ビームスプリッタ503で90°偏光さ
れ、集束レンズ507を介して6分割光センサ14で受
けられる。
【0020】4分割光センサ12は、光センサエレメン
トa,b,c,dによって構成され、0次光によるスポ
ットS0 が形成される。光センサエレメントeには、+
1次光L+1によるスポットS+1が形成される。光センサ
エレメントfには、−1次光L-1によるスポットS-1が
形成される。光センサエレメントa,b,c,d,e,
fの各出力信号をA,B,C,D,E,Fとする。
トa,b,c,dによって構成され、0次光によるスポ
ットS0 が形成される。光センサエレメントeには、+
1次光L+1によるスポットS+1が形成される。光センサ
エレメントfには、−1次光L-1によるスポットS-1が
形成される。光センサエレメントa,b,c,d,e,
fの各出力信号をA,B,C,D,E,Fとする。
【0021】信号処理部16では、差動増幅器161を
介して出力信号E,Fに基づきトラッキング誤差信号T
Eが得られるとともに、加算増幅器162,163及び
演算器164を介して出力信号A,B,C,D,E,F
に基づきランド/グルーブ検出信号L/Gが得られる。
なお、フォーカス誤差信号検出及びRF信号検出につい
ては、図示及び説明を割愛する。
介して出力信号E,Fに基づきトラッキング誤差信号T
Eが得られるとともに、加算増幅器162,163及び
演算器164を介して出力信号A,B,C,D,E,F
に基づきランド/グルーブ検出信号L/Gが得られる。
なお、フォーカス誤差信号検出及びRF信号検出につい
ては、図示及び説明を割愛する。
【0022】ここで、トラッキング誤差信号TEをTE
2、ランド/グルーブ信号検出L/GをTE4とし、以
下に関係式を示す。式中の( )内の出力信号は正規化
した値を示す。すなわち、0次光と±1次光とは光量比
が5:1〜7:1あるので、この光量比を正規化した補
正値によってTE4を得る。
2、ランド/グルーブ信号検出L/GをTE4とし、以
下に関係式を示す。式中の( )内の出力信号は正規化
した値を示す。すなわち、0次光と±1次光とは光量比
が5:1〜7:1あるので、この光量比を正規化した補
正値によってTE4を得る。
【0023】 TE2=E−F ・・・・・・・・・・・・・・・・・(1) TE4=2×(A+B+C+D)−(E+F) ・・・(2)
【0024】図2は、本発明における光ディスク半径方
向変位とトラッキング誤差信号との関係を示す波形図で
ある。
向変位とトラッキング誤差信号との関係を示す波形図で
ある。
【0025】図2では、TE2,TE4の1トラックピ
ッチにおける正規化±1における出力変化を示してい
る。この図に関しては「電子情報通信学会・秋季全国大
会1994.P62に“光ディスク装置の1/8トラッ
クピッチ位置決め方式”斎藤他」に記載されているの
で、詳細な説明はこれに譲る。このTE2,TE4の信
号波形から判断すると、両者に90°の位相差があるの
で、光ディスクの内周と外周の方向判別が可能である。
この内周/外周の方向判別の実際例を図3及び図4に示
す。
ッチにおける正規化±1における出力変化を示してい
る。この図に関しては「電子情報通信学会・秋季全国大
会1994.P62に“光ディスク装置の1/8トラッ
クピッチ位置決め方式”斎藤他」に記載されているの
で、詳細な説明はこれに譲る。このTE2,TE4の信
号波形から判断すると、両者に90°の位相差があるの
で、光ディスクの内周と外周の方向判別が可能である。
この内周/外周の方向判別の実際例を図3及び図4に示
す。
【0026】図3乃至図5は、本発明におけるトラッキ
ング誤差信号を示す波形図である。図3の左半分が図4
であり、図3の右半分が図5である。
ング誤差信号を示す波形図である。図3の左半分が図4
であり、図3の右半分が図5である。
【0027】図4において、TE2(トラッキング誤差
信号)の立ち下がりの零クロスでTE4(ランド/グル
ーブ検出信号)をサンプリングホールドしたときは、T
E4は負の値となる。例えば、TE2の零クロスのポイ
ント201から下に矢印を引っ張ると、TE4のポイン
ト202の値がホールドされる。これによって、トラッ
キング誤差信号の零クロス点すなわちサーボ引き込み点
が、ランド・トラックであることが判別できる。
信号)の立ち下がりの零クロスでTE4(ランド/グル
ーブ検出信号)をサンプリングホールドしたときは、T
E4は負の値となる。例えば、TE2の零クロスのポイ
ント201から下に矢印を引っ張ると、TE4のポイン
ト202の値がホールドされる。これによって、トラッ
キング誤差信号の零クロス点すなわちサーボ引き込み点
が、ランド・トラックであることが判別できる。
【0028】図5において、TE2(トラッキング誤差
信号)の立ち下がりの零クロスでTE4(ランド/グル
ーブ検出信号)をサンプリングホールドしたときは、T
E4は正の値となる。例えば、TE2の零クロスのポイ
ント203から下に矢印を引っ張ると、TE4のポイン
ト204の値がホールドされる。これによって、トラッ
キング誤差信号の零クロス点すなわちサーボ引き込み点
が、グルーブ・トラックであることが判別できる。
信号)の立ち下がりの零クロスでTE4(ランド/グル
ーブ検出信号)をサンプリングホールドしたときは、T
E4は正の値となる。例えば、TE2の零クロスのポイ
ント203から下に矢印を引っ張ると、TE4のポイン
ト204の値がホールドされる。これによって、トラッ
キング誤差信号の零クロス点すなわちサーボ引き込み点
が、グルーブ・トラックであることが判別できる。
【0029】ところで、3ビーム式光ヘッドを用いた場
合のトラッキング誤差信号は、式(1)から得ることが
できると同時に、0次光が入射する4分割光センサの光
センサエレメントa,b,c,dによって次の式(3)
から得ることもできる。
合のトラッキング誤差信号は、式(1)から得ることが
できると同時に、0次光が入射する4分割光センサの光
センサエレメントa,b,c,dによって次の式(3)
から得ることもできる。
【0030】 TE1=(A+D)−(B+C) ・・・・・・(3)
【0031】この式において、+1次光、0次光、−1
次光の順にe、abcd、fの光センサエレメントが並
んでいるにもかかわらず、(A+B)−(D+C)の演
算から求めず、直交した方向の減算から求めているの
は、3ビーム式のフォーカス誤差信号の検出と関係があ
る。すなわち、光ディスクからの戻り光を集束レンズと
円筒レンズとによって非点収差式でフォーカス誤差信号
を検出する際に、3ビームは光軸上は集束レンズの集束
光軸系でe,abcd,fへと直進するが、各+1,0
−1次光は円筒レンズによって集束ビーム自体が90°
回転して光センサ上にランディングするためである。
次光の順にe、abcd、fの光センサエレメントが並
んでいるにもかかわらず、(A+B)−(D+C)の演
算から求めず、直交した方向の減算から求めているの
は、3ビーム式のフォーカス誤差信号の検出と関係があ
る。すなわち、光ディスクからの戻り光を集束レンズと
円筒レンズとによって非点収差式でフォーカス誤差信号
を検出する際に、3ビームは光軸上は集束レンズの集束
光軸系でe,abcd,fへと直進するが、各+1,0
−1次光は円筒レンズによって集束ビーム自体が90°
回転して光センサ上にランディングするためである。
【0032】この3ビーム式のトラッキング誤差信号
(TE2)は、光ディスクの内周/外周を高速で移動す
るとき、0次光に対して+1,−1次光がトラックの内
周側と外周側に偏っているため、図6〔1〕に示すよう
に周波数の高いトラッキング誤差信号は等価的に光ディ
スク半径方向に対する光学的な分解能が低下する。そこ
で、通常のトラッキングサーボ駆動は3ビーム式のトラ
ッキング誤差信号(TE2)を用い、高速アクセス時の
トラックカウントは0次光でプッシュプル式のトラッキ
ング誤差信号(TE1)を式(3)から求めて用いる
(図6〔2〕)。このトラッキング誤差信号(TE1)
のほうが、正確なトラックカウントが可能である。
(TE2)は、光ディスクの内周/外周を高速で移動す
るとき、0次光に対して+1,−1次光がトラックの内
周側と外周側に偏っているため、図6〔1〕に示すよう
に周波数の高いトラッキング誤差信号は等価的に光ディ
スク半径方向に対する光学的な分解能が低下する。そこ
で、通常のトラッキングサーボ駆動は3ビーム式のトラ
ッキング誤差信号(TE2)を用い、高速アクセス時の
トラックカウントは0次光でプッシュプル式のトラッキ
ング誤差信号(TE1)を式(3)から求めて用いる
(図6〔2〕)。このトラッキング誤差信号(TE1)
のほうが、正確なトラックカウントが可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明は上述したように、安定したトラ
ッキング誤差信号とランド/グルーブ判別信号を得るこ
とができ、ランド/グルーブ記録のトラック検出が確実
となり、しかも光ディスク内周/外周の判別が可能とな
る。
ッキング誤差信号とランド/グルーブ判別信号を得るこ
とができ、ランド/グルーブ記録のトラック検出が確実
となり、しかも光ディスク内周/外周の判別が可能とな
る。
【図1】本発明に係るランド/グルーブ検出装置の一実
施形態を示す構成図であり、図1〔1〕が光ヘッド及び
6分割光センサであり、図1〔2〕が6分割光センサ及
び信号処理部である。
施形態を示す構成図であり、図1〔1〕が光ヘッド及び
6分割光センサであり、図1〔2〕が6分割光センサ及
び信号処理部である。
【図2】本発明における光ディスク半径方向変位とトラ
ッキング誤差信号との関係を示す波形図である。
ッキング誤差信号との関係を示す波形図である。
【図3】本発明におけるトラッキング誤差信号を示す波
形図である。
形図である。
【図4】本発明におけるトラッキング誤差信号を示す波
形図である。
形図である。
【図5】本発明におけるトラッキング誤差信号を示す波
形図である。
形図である。
【図6】本発明におけるトラッキング誤差信号を示す波
形図であり、図6〔1〕はトラッキング誤差信号(TE
2)であり、図6〔2〕はトラッキング誤差信号(TE
1)である。
形図であり、図6〔1〕はトラッキング誤差信号(TE
2)であり、図6〔2〕はトラッキング誤差信号(TE
1)である。
【図7】従来のランド/グルーブ検出装置を示す構成図
であり、図7〔1〕が光ヘッド及び4分割光センサであ
り、図7〔2〕が4分割光センサ及び信号処理部であ
る。
であり、図7〔1〕が光ヘッド及び4分割光センサであ
り、図7〔2〕が4分割光センサ及び信号処理部であ
る。
【図8】従来のランド/グルーブ検出装置におけるトラ
ッキング誤差信号及びランド/グルーブ検出信号を示す
波形図である。
ッキング誤差信号及びランド/グルーブ検出信号を示す
波形図である。
10 光ヘッド 12 4分割光センサ 14 6分割光センサ 16 信号処理部 48 光ディスク a,b,c,d,e,f 光センサエレメント L+1 +1次光 L0 0次光 L-1 −1次光 TE トラッキング誤差信号 L/G ランド/グルーブ検出信号
Claims (1)
- 【請求項1】 +1,0,−1次光を光ディスクに照射
しその反射光を得る3ビーム式の光ヘッドと、中心に4
分割光センサその両側に2つの光センサエレメントが配
設された6分割光センサと、この6分割光センサの出力
信号からトラッキング誤差信号及びランド/グルーブ検
出信号を算出する信号処理部とを備え、 前記4分割光センサで前記0次光を検出し、前記2つの
光センサエレメントで前記±1次光を検出し、 前記4分割光センサの各出力信号をA,B,C,Dと
し、前記2つの光センサエレメントの各出力信号をE,
Fとすると、 前記信号処理部は、 トラッキング誤差信号TE及びランド/グルーブ検出信
号L/Gを、TE=E−F及びL/G=2×(A+B+
C+D)−(E+F)によって算出し、 前記ランド/グルーブ検出信号の零クロス点で前記トラ
ッキング誤差信号のレベルをサンプリングホールドし、
このトラッキング誤差信号の正負の判別によってランド
/グルーブのトラック・オンを判別する、 ランド/グルーブ検出装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8304436A JP2845224B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | ランド/グルーブ検出装置 |
US08/971,958 US5909416A (en) | 1996-11-15 | 1997-11-17 | Land/groove detecting method and apparatus for an optical disk |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8304436A JP2845224B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | ランド/グルーブ検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10149548A JPH10149548A (ja) | 1998-06-02 |
JP2845224B2 true JP2845224B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=17932992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8304436A Expired - Lifetime JP2845224B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | ランド/グルーブ検出装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5909416A (ja) |
JP (1) | JP2845224B2 (ja) |
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KR100497346B1 (ko) * | 1998-06-25 | 2005-09-09 | 삼성전자주식회사 | 트래킹 오차 신호 발생장치 |
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CN100474416C (zh) * | 2001-06-04 | 2009-04-01 | 松下电器产业株式会社 | 光拾取头及信息记录再现装置 |
US7468935B2 (en) * | 2002-06-07 | 2008-12-23 | Thomson Licensing | Optimized tracking method |
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CN101923866B (zh) * | 2009-06-16 | 2012-09-05 | 建兴电子科技股份有限公司 | 光盘片的判断方法 |
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JPH04103315A (ja) * | 1990-08-24 | 1992-04-06 | Teijin Ltd | Rim用成形型 |
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JPH0778428A (ja) * | 1993-09-07 | 1995-03-20 | Toshiba Corp | ディスク装置のアクセス方向検知回路 |
WO1996023303A1 (fr) * | 1995-01-23 | 1996-08-01 | Sony Corporation | Procede et disque permettant d'enregistrer des donnees sur un disque optique et procede et dispositif permettant de reproduire des donnees a partir dudit disque optique |
US5784347A (en) * | 1995-02-13 | 1998-07-21 | Hitachi, Ltd. | Optical disk device having optical phase compensator |
JPH08249677A (ja) * | 1995-03-09 | 1996-09-27 | Nec Corp | 光ディスクのトラックキック方法および装置 |
US5828634A (en) * | 1996-02-22 | 1998-10-27 | Ricoh Company, Ltd. | Optical disk tracking method and device for producing a tracking error signal and a track crossing signal |
-
1996
- 1996-11-15 JP JP8304436A patent/JP2845224B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-11-17 US US08/971,958 patent/US5909416A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10149548A (ja) | 1998-06-02 |
US5909416A (en) | 1999-06-01 |
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