JP2628144B2 - 自動車用空調装置のエアフィルタ着脱構造 - Google Patents
自動車用空調装置のエアフィルタ着脱構造Info
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- JP2628144B2 JP2628144B2 JP6110958A JP11095894A JP2628144B2 JP 2628144 B2 JP2628144 B2 JP 2628144B2 JP 6110958 A JP6110958 A JP 6110958A JP 11095894 A JP11095894 A JP 11095894A JP 2628144 B2 JP2628144 B2 JP 2628144B2
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- slit
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/10—Particle separators, e.g. dust precipitators, using filter plates, sheets or pads having plane surfaces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B01D—SEPARATION
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- B01D46/0002—Casings; Housings; Frame constructions
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H3/00—Other air-treating devices
- B60H3/06—Filtering
- B60H3/0608—Filter arrangements in the air stream
- B60H3/0616—Filter arrangements in the air stream with provisions for replacing the filter element
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- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
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- B60H3/0658—Filter elements specially adapted for their arrangement in vehicles
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車室に対向するグロー
ブボックスを備えたインストルメントパネルの内部に前
記グローブボックスよりも車体前方に位置するように空
調装置のエア通路を車体左右方向に配設し、このエア通
路に形成したエアフィルタ着脱スリットを介して四角板
状のエアフィルタを着脱する自動車用空調装置のエアフ
ィルタ着脱構造に関する。
ブボックスを備えたインストルメントパネルの内部に前
記グローブボックスよりも車体前方に位置するように空
調装置のエア通路を車体左右方向に配設し、このエア通
路に形成したエアフィルタ着脱スリットを介して四角板
状のエアフィルタを着脱する自動車用空調装置のエアフ
ィルタ着脱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用空調装置のエア通路に設けられ
るエアフィルタは帯電繊維よりなるエレメントを備えて
おり、このエレメントに静電気で塵埃を吸着させること
により車室内に導入される空気を清浄化するようになっ
ている。
るエアフィルタは帯電繊維よりなるエレメントを備えて
おり、このエレメントに静電気で塵埃を吸着させること
により車室内に導入される空気を清浄化するようになっ
ている。
【0003】ところで、一般に自動車用空調装置のエア
通路は助手席の前方のインストルメントパネル下部に設
けられており、その手前側(車室側)にはグローブボッ
クスが設けられている。従って、エアフィルタの交換作
業はグローブボックスと干渉しないようにインストルメ
ントパネルの下面から行う必要がある。しかしながら、
インストルメントパネルの下面とフロアとの距離は比較
的に小さく、しかもフロアの前方には斜め上方に立ち上
がるトーボードが連設されているため、エアフィルタを
インストルメントパネルの下面からそのまま着脱するこ
とは困難である。
通路は助手席の前方のインストルメントパネル下部に設
けられており、その手前側(車室側)にはグローブボッ
クスが設けられている。従って、エアフィルタの交換作
業はグローブボックスと干渉しないようにインストルメ
ントパネルの下面から行う必要がある。しかしながら、
インストルメントパネルの下面とフロアとの距離は比較
的に小さく、しかもフロアの前方には斜め上方に立ち上
がるトーボードが連設されているため、エアフィルタを
インストルメントパネルの下面からそのまま着脱するこ
とは困難である。
【0004】そこで従来は、図9及び図10に示すよう
に、エアフィルタ01を複数のヒンジ011 …を介して
折り畳めるように構成し、グローブボックス02、フロ
ア03及びトーボード04によって囲まれた空間を通し
てインストルメントパネル05内のエア通路06下面に
形成したエアフィルタ着脱スリット061 に着脱してい
た。
に、エアフィルタ01を複数のヒンジ011 …を介して
折り畳めるように構成し、グローブボックス02、フロ
ア03及びトーボード04によって囲まれた空間を通し
てインストルメントパネル05内のエア通路06下面に
形成したエアフィルタ着脱スリット061 に着脱してい
た。
【0005】また他の手法として、図11に示すよう
に、エアフィルタ01の外周に切欠き012 ,013 ,
014 を形成し、このエアフィルタ01を回転させなが
らエア通路06下面に形成したエアフィルタ着脱スリッ
ト061 に着脱していた。
に、エアフィルタ01の外周に切欠き012 ,013 ,
014 を形成し、このエアフィルタ01を回転させなが
らエア通路06下面に形成したエアフィルタ着脱スリッ
ト061 に着脱していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の手法では、複数のヒンジ011 …を設けたことによ
りエアフィルタ01の構造が複雑化して製造コストが上
昇するだけでなく、エアフィルタ01のエレメントの有
効面積が減少して通気抵抗の増加及び補集効果の低下を
招く問題がある。また上記後者の手法では、切欠き01
2 〜014 によってエアフィルタ01のエレメントの有
効面積が減少して通気抵抗の増加及び補集効果の低下を
招くだけでなく、製造時にエアフィルタ01のエレメン
トの歩留りが悪くなる問題がある。更に上記何れの手法
でも、エア通路06のエアフィルタ着脱スリット061
が車室側から視認困難であるため、エアフィルタ01を
着脱する際の作業性が悪い問題がある。
者の手法では、複数のヒンジ011 …を設けたことによ
りエアフィルタ01の構造が複雑化して製造コストが上
昇するだけでなく、エアフィルタ01のエレメントの有
効面積が減少して通気抵抗の増加及び補集効果の低下を
招く問題がある。また上記後者の手法では、切欠き01
2 〜014 によってエアフィルタ01のエレメントの有
効面積が減少して通気抵抗の増加及び補集効果の低下を
招くだけでなく、製造時にエアフィルタ01のエレメン
トの歩留りが悪くなる問題がある。更に上記何れの手法
でも、エア通路06のエアフィルタ着脱スリット061
が車室側から視認困難であるため、エアフィルタ01を
着脱する際の作業性が悪い問題がある。
【0007】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、四角板状のエアフィルタを空調装置のエア通路に形
成したエアフィルタ着脱スリットに容易に着脱すること
を目的とする。
で、四角板状のエアフィルタを空調装置のエア通路に形
成したエアフィルタ着脱スリットに容易に着脱すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、車室に対向するグローブボックスを備え
たインストルメントパネルの内部に前記グローブボック
スよりも車体前方に位置するように空調装置のエア通路
を車体左右方向に配設し、このエア通路に形成したエア
フィルタ着脱スリットを介して四角板状のエアフィルタ
を着脱する自動車用空調装置のエアフィルタ着脱構造に
おいて、前記エアフィルタ着脱スリットを下方に開放す
る第1スリットと車体後方に開放する第2スリットとを
連設した略L字状に形成し、且つ前記第2スリットとグ
ローブボックスの前端との間に所定の間隙を形成したこ
とを特徴とする。
に、本発明は、車室に対向するグローブボックスを備え
たインストルメントパネルの内部に前記グローブボック
スよりも車体前方に位置するように空調装置のエア通路
を車体左右方向に配設し、このエア通路に形成したエア
フィルタ着脱スリットを介して四角板状のエアフィルタ
を着脱する自動車用空調装置のエアフィルタ着脱構造に
おいて、前記エアフィルタ着脱スリットを下方に開放す
る第1スリットと車体後方に開放する第2スリットとを
連設した略L字状に形成し、且つ前記第2スリットとグ
ローブボックスの前端との間に所定の間隙を形成したこ
とを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
する。
【0010】図1〜図5は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1はインストルメントパネルに対する空調装置
の取付状態を示す斜視図、図2は空調装置の概略構造を
示す図、図3は空調装置の要部斜視図、図4及び図5は
作用の説明図である。
ので、図1はインストルメントパネルに対する空調装置
の取付状態を示す斜視図、図2は空調装置の概略構造を
示す図、図3は空調装置の要部斜視図、図4及び図5は
作用の説明図である。
【0011】図1〜図3に示すように、自動車の空調装
置Aの主要部は助手席Sの前方のインストルメントパネ
ルP内部に収納されており、インストルメントパネルP
の車室に面する側にグローブボックスGが設けられる。
置Aの主要部は助手席Sの前方のインストルメントパネ
ルP内部に収納されており、インストルメントパネルP
の車室に面する側にグローブボックスGが設けられる。
【0012】空調装置AはインストルメントパネルPの
内部を左側から右側に向けて延びるエア通路1を備えて
おり、エア通路1の上流端(左端)にはインテークダン
パー2により選択的に開放されて車室外のエアを導入す
る外気導入口3及び車室内のエアを導入する内気導入口
4が設けられる。インテークダンパー2の下流に設けら
れたブロア5はモータ6及びファン7から構成され、外
気導入口3又は内気導入口4から吸入したエアを後述す
るクーリングユニット8に向けて圧送する。
内部を左側から右側に向けて延びるエア通路1を備えて
おり、エア通路1の上流端(左端)にはインテークダン
パー2により選択的に開放されて車室外のエアを導入す
る外気導入口3及び車室内のエアを導入する内気導入口
4が設けられる。インテークダンパー2の下流に設けら
れたブロア5はモータ6及びファン7から構成され、外
気導入口3又は内気導入口4から吸入したエアを後述す
るクーリングユニット8に向けて圧送する。
【0013】クーリングユニット8は上流側のエアフィ
ルタ9と下流側のエバポレータ10とから構成される。
エアフィルタ9は矩形状の枠体91 の内側に帯電繊維よ
りなるエレメント92 を備えており、エレメント92 は
静電気の作用で空気中の塵埃を吸着して除去する。エバ
ポレータ10には図示せぬコンプレッサ、コンデンサ、
リキッドタンク及びエキスパンションバルブを通過して
低温低圧の霧状になった冷媒が供給され、エア通路1を
通過するエアを冷却する。
ルタ9と下流側のエバポレータ10とから構成される。
エアフィルタ9は矩形状の枠体91 の内側に帯電繊維よ
りなるエレメント92 を備えており、エレメント92 は
静電気の作用で空気中の塵埃を吸着して除去する。エバ
ポレータ10には図示せぬコンプレッサ、コンデンサ、
リキッドタンク及びエキスパンションバルブを通過して
低温低圧の霧状になった冷媒が供給され、エア通路1を
通過するエアを冷却する。
【0014】クーリングユニット8の下流に設けられた
ヒータコア11には、ウオータバルブ12を介してエン
ジン冷却水が供給される。ヒータコア11はエア通路1
の流路断面積の一部を遮るように配設されており、エア
ミックスダンパー13の揺動角を調整することにより、
ヒータコア11を通過するエアとヒータコア11を通過
しないエアとの比率を任意に変更することができる。そ
して、ヒータコア11の下流に車室の適所に開口するD
EF吹出口14、VENT吹出口15及びHEAT吹出
口16が設けられる。
ヒータコア11には、ウオータバルブ12を介してエン
ジン冷却水が供給される。ヒータコア11はエア通路1
の流路断面積の一部を遮るように配設されており、エア
ミックスダンパー13の揺動角を調整することにより、
ヒータコア11を通過するエアとヒータコア11を通過
しないエアとの比率を任意に変更することができる。そ
して、ヒータコア11の下流に車室の適所に開口するD
EF吹出口14、VENT吹出口15及びHEAT吹出
口16が設けられる。
【0015】図3及び図4から明らかなように、エアフ
ィルタ9が装着されるエア通路1には、下向きに開口し
て車体前後方向に延びる第1スリット171 と、後向き
(車室向き)に開口して上下方向に延びる第2スリット
172 とが形成される。第1スリット171 の後端及び
第2スリット172 の下端は連続しており、両スリット
171 ,172 は協働してL字状のエアフィルタ着脱ス
リット17を構成する。エアフィルタ9がエアフィルタ
着脱スリット17に装着されたとき、エアフィルタ9の
枠体91 に設けたL字状の蓋体93 がエアフィルタ着脱
スリット17に隙間なく嵌合する。
ィルタ9が装着されるエア通路1には、下向きに開口し
て車体前後方向に延びる第1スリット171 と、後向き
(車室向き)に開口して上下方向に延びる第2スリット
172 とが形成される。第1スリット171 の後端及び
第2スリット172 の下端は連続しており、両スリット
171 ,172 は協働してL字状のエアフィルタ着脱ス
リット17を構成する。エアフィルタ9がエアフィルタ
着脱スリット17に装着されたとき、エアフィルタ9の
枠体91 に設けたL字状の蓋体93 がエアフィルタ着脱
スリット17に隙間なく嵌合する。
【0016】第2スリット172 とグローブボックスG
の前端との間には、エアフィルタ9をエアフィルタ着脱
スリット17に着脱する際にグローブボックスGとの干
渉を避けるべく、所定の間隙18が形成される。
の前端との間には、エアフィルタ9をエアフィルタ着脱
スリット17に着脱する際にグローブボックスGとの干
渉を避けるべく、所定の間隙18が形成される。
【0017】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
の作用について説明する。
【0018】ブロア5によって外気導入口3から導入さ
れた外気或いは内気導入口4から導入された内気はエア
通路1の内部をクーリングユニット8に向けて供給さ
れ、エアフィルタ9を通過して除塵された後にエバポレ
ータ10を通過して除湿・冷却される。選択された空調
モード、即ち冷房モード、暖房モード、曇り止めモード
等に応じてエアミックスダンパー13が図2の実線位置
と鎖線位置との間の所定位置に揺動し、エバポレータ1
0のみを通過して除湿・冷却されたエアとエバポレータ
10を通過した後にヒータコア11を通過して加熱され
たエアとが所定の比率で混合し、DEF吹出口14、V
ENT吹出口15及びHEAT吹出口16のうちの所定
の吹出口から車室内に供給される。
れた外気或いは内気導入口4から導入された内気はエア
通路1の内部をクーリングユニット8に向けて供給さ
れ、エアフィルタ9を通過して除塵された後にエバポレ
ータ10を通過して除湿・冷却される。選択された空調
モード、即ち冷房モード、暖房モード、曇り止めモード
等に応じてエアミックスダンパー13が図2の実線位置
と鎖線位置との間の所定位置に揺動し、エバポレータ1
0のみを通過して除湿・冷却されたエアとエバポレータ
10を通過した後にヒータコア11を通過して加熱され
たエアとが所定の比率で混合し、DEF吹出口14、V
ENT吹出口15及びHEAT吹出口16のうちの所定
の吹出口から車室内に供給される。
【0019】空調装置Aの使用によって汚れたエアフィ
ルタ9は、エア通路1に設けた前記エアフィルタ着脱ス
リット17を介して交換される。エアフィルタ9をエア
フィルタ着脱スリット17に装着するには、図4に示す
ように横長の矩形板状のエアフィルタ9を縦姿勢にして
フロア19とグローブボックスG間に挿入した後、エア
フィルタ9の下縁をトーボード20に沿って上向きに回
転させれば良い。これにより、エアフィルタ9はエア通
路1の下面から第1スリット171 に嵌合するととも
に、グローブボックスGの前端とエア通路1の後面間の
間隙18を介して第2スリット172 に嵌合し、最終的
に横姿勢でエア通路1の内部に装着される。エアフィル
タ9を取外しは、前記手順と逆の手順によって行うこと
が可能である。
ルタ9は、エア通路1に設けた前記エアフィルタ着脱ス
リット17を介して交換される。エアフィルタ9をエア
フィルタ着脱スリット17に装着するには、図4に示す
ように横長の矩形板状のエアフィルタ9を縦姿勢にして
フロア19とグローブボックスG間に挿入した後、エア
フィルタ9の下縁をトーボード20に沿って上向きに回
転させれば良い。これにより、エアフィルタ9はエア通
路1の下面から第1スリット171 に嵌合するととも
に、グローブボックスGの前端とエア通路1の後面間の
間隙18を介して第2スリット172 に嵌合し、最終的
に横姿勢でエア通路1の内部に装着される。エアフィル
タ9を取外しは、前記手順と逆の手順によって行うこと
が可能である。
【0020】また、図5に示すように間隙18の下端を
グローブボックスG側に広げれば、エアフィルタ9を横
姿勢のままで前端側を僅かに持ち上げるだけでエアフィ
ルタ着脱スリット17に着脱することができる。
グローブボックスG側に広げれば、エアフィルタ9を横
姿勢のままで前端側を僅かに持ち上げるだけでエアフィ
ルタ着脱スリット17に着脱することができる。
【0021】上述したように、エア通路1に形成された
エアフィルタ着脱スリット17を第1スリット171 及
び第2スリット172 より成るL字状とし、その第2ス
リット172 とグローブボックスGの前端との間に間隙
18を形成したので、製造コスト削減及び補集効率向上
の観点からエアフィルタ9を最も単純な矩形板状に形成
しても、そのエアフィルタ9を容易に着脱することがで
きる。しかも、エアフィルタ着脱スリット17の第2ス
リット172 が車室側に開口していて目視可能であるた
め、エアフィルタ9の交換時にエアフィルタ着脱スリッ
ト17の位置が容易に視認可能となって作業性が向上す
る。
エアフィルタ着脱スリット17を第1スリット171 及
び第2スリット172 より成るL字状とし、その第2ス
リット172 とグローブボックスGの前端との間に間隙
18を形成したので、製造コスト削減及び補集効率向上
の観点からエアフィルタ9を最も単純な矩形板状に形成
しても、そのエアフィルタ9を容易に着脱することがで
きる。しかも、エアフィルタ着脱スリット17の第2ス
リット172 が車室側に開口していて目視可能であるた
め、エアフィルタ9の交換時にエアフィルタ着脱スリッ
ト17の位置が容易に視認可能となって作業性が向上す
る。
【0022】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の設計
変更を行うことができる。
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の設計
変更を行うことができる。
【0023】例えば、前述した第1実施例ではエアフィ
ルタ9をクーリングユニット8に装着しているが、エア
フィルタ9はエア通路1の適宜の場所に装着することが
できる。
ルタ9をクーリングユニット8に装着しているが、エア
フィルタ9はエア通路1の適宜の場所に装着することが
できる。
【0024】即ち、図6に示す第2実施例では、ヒータ
ダクト21に第1実施例と同一構造のエアフィルタ着脱
スリット17を形成し、このエアフィルタ着脱スリット
17にエアフィルタ9を着脱するようになっている。
ダクト21に第1実施例と同一構造のエアフィルタ着脱
スリット17を形成し、このエアフィルタ着脱スリット
17にエアフィルタ9を着脱するようになっている。
【0025】また、図7に示す第3実施例では、クーリ
ングユニット8の上流側に位置するブロア5の出口にエ
アフィルタ着脱スリット17が形成される。
ングユニット8の上流側に位置するブロア5の出口にエ
アフィルタ着脱スリット17が形成される。
【0026】更に、図8に示す第4実施例では、外気導
入口3及び内気導入口4の直下流にエアフィルタ着脱ス
リット17が形成される。
入口3及び内気導入口4の直下流にエアフィルタ着脱ス
リット17が形成される。
【0027】尚、エアフィルタ9は矩形のものに限定さ
れず、正方形等の他の四角形であっても良い。
れず、正方形等の他の四角形であっても良い。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、空調装
置のエア通路に形成したエアフィルタ着脱スリットを、
下方に開放する第1スリットと車体後方に開放する第2
スリットとを連設した略L字状に形成するとともに、前
記第2スリットとグローブボックスの前端との間に所定
の間隙を形成したので、エアフィルタの形状を単純な四
角板状に形成して製造コスト削減及び補集効率向上を図
っても、グローブボックスと干渉することなくエアフィ
ルタの着脱を行うことができる。また、車体後方に開放
する第2スリットが車室側から目視可能であるため、エ
アフィルタ着脱スリットの位置を容易に視認してエアフ
ィルタの交換作業を容易に行うことができる。
置のエア通路に形成したエアフィルタ着脱スリットを、
下方に開放する第1スリットと車体後方に開放する第2
スリットとを連設した略L字状に形成するとともに、前
記第2スリットとグローブボックスの前端との間に所定
の間隙を形成したので、エアフィルタの形状を単純な四
角板状に形成して製造コスト削減及び補集効率向上を図
っても、グローブボックスと干渉することなくエアフィ
ルタの着脱を行うことができる。また、車体後方に開放
する第2スリットが車室側から目視可能であるため、エ
アフィルタ着脱スリットの位置を容易に視認してエアフ
ィルタの交換作業を容易に行うことができる。
【図1】インストルメントパネルに対する空調装置の取
付状態を示す斜視図
付状態を示す斜視図
【図2】空調装置の概略構造を示す図
【図3】空調装置の要部斜視図
【図4】作用の説明図
【図5】作用の説明図
【図6】第2実施例に係る、前記図3に対応する図
【図7】第3実施例に係る、前記図3に対応する図
【図8】第4実施例に係る、前記図3に対応する図
【図9】従来のエアフィルタ着脱構造を示す、前記図4
に対応する図
に対応する図
【図10】図9の10−10線矢視図
【図11】従来の他のエアフィルタ着脱構造を示す、前
記図4に対応する図
記図4に対応する図
A 空調装置 G グローブボックス P インストルメントパネル 1 エア通路 9 エアフィルタ 17 エアフィルタ着脱スリット 171 第1スリット 172 第2スリット 18 間隙
Claims (1)
- 【請求項1】 車室に対向するグローブボックス(G)
を備えたインストルメントパネル(P)の内部に前記グ
ローブボックス(G)よりも車体前方に位置するように
空調装置(A)のエア通路(1)を車体左右方向に配設
し、このエア通路(1)に形成したエアフィルタ着脱ス
リット(17)を介して四角板状のエアフィルタ(9)
を着脱する自動車用空調装置のエアフィルタ着脱構造に
おいて、 前記エアフィルタ着脱スリット(17)を下方に開放す
る第1スリット(17 1 )と車体後方に開放する第2ス
リット(172 )とを連設した略L字状に形成し、且つ
前記第2スリット(172 )とグローブボックス(G)
の前端との間に所定の間隙(18)を形成したことを特
徴とする、自動車用空調装置のエアフィルタ着脱構造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6110958A JP2628144B2 (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | 自動車用空調装置のエアフィルタ着脱構造 |
DE69500724T DE69500724T2 (de) | 1994-05-25 | 1995-05-25 | Luftfilter-Montageanordnung in einer Klimaanlage |
US08/450,971 US5613991A (en) | 1994-05-25 | 1995-05-25 | Air filter attachment and detachment structure in air conditioning device for motor vehicle |
EP95303573A EP0684152B1 (en) | 1994-05-25 | 1995-05-25 | Air filter mounting structure in air conditioning device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6110958A JP2628144B2 (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | 自動車用空調装置のエアフィルタ着脱構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07315044A JPH07315044A (ja) | 1995-12-05 |
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