JP2627687B2 - 圧力制御弁の製造方法 - Google Patents

圧力制御弁の製造方法

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    • Y10T29/49877Assembling or joining of flexible wall, expansible chamber devices [e.g., bellows]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧力制御弁の製造方法
に関し、特に、圧力制御弁の製造方法におけるダイヤフ
ラムユニットの組付工程についての改良に係り、例え
ば、燃料圧力に応じて燃料供給量を制御する燃料圧力制
御弁を製造する技術に利用して有効な圧力制御弁の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等の車両において、燃料
タンク内の燃料をエンジンへ送給するための燃料供給路
にダイヤフラムユニットを備えた燃料圧力制御弁が用い
られている。
【0003】このような燃料圧力制御弁は、ダイヤフラ
ムと共に制御弁室を形成するハウジングに制御弁室と連
通する燃料導入路と燃料排出路が形成されており、燃料
排出路の入口側に燃料の流通を制御するための弁体がダ
イヤフラムと連動するように装着されている。
【0004】従来、このような燃料圧力制御弁において
は、ダイヤフラムがかしめ加工されて固定された後、ダ
イヤフラムにリターンスプリングがセットされる。次い
で、ダイヤフラムおよびリターンスプリングを覆うよう
にしてケースがハウジングに装着され、ケースがハウジ
ングにかしめ加工されて固定される二重かしめ構造が採
用されている。
【0005】ところが、この二重かしめ構造において
は、ダイヤフラムユニットの一部品としてダイヤフラム
ホルダが必要になるとともに、ハウジングにケースをか
しめ付けるための専用の工程が必要となるため、作業性
が悪いという不具合がある。
【0006】そこで、ダイヤフラムとリターンスプリン
グとを同時にかしめる一重かしめ構造が提案されてい
る。この一重かしめ構造によれば、ダイヤフラムユニッ
トの一部品としてのダイヤフラムホルダを省略すること
ができるため、ケースをハウジングにかしめ付けるため
の専用工程を省略することができる。
【0007】ところが、ケースをハウジングにかしめ付
ける際、ダイヤフラムがケースおよびハウジングに対し
て位置決めされないフリーな状態にあるので、ダイヤフ
ラムとケースとの間にずれが生じ、ダイヤフラムの端部
がケースにかみ込まれる。その結果、ダイヤフラムのか
み込み箇所から燃料洩れが発生する危惧がある。
【0008】そこで、特開平1−138368号公報に
記載されているように、アーマチュア(受け具)に雌ね
じを刻設し、ケースの大気室側から雌ねじ治具を挿入し
てアーマチュアの雌ねじに螺合し、この治具によりアー
マチュアを介してダイヤフラムを保持して位置決めした
状態で、ケースをハウジングにかしめ付ける製造方法が
提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この治
具によりダイヤフラムを保持して位置決めする方法にお
いては、ダイヤフラムを支持するアーマチュアに雌ねじ
を形成する必要があり、かつまた、ケースの大気室に連
通する負圧パイプから雄ねじ治具を挿入し、この治具を
用いてアーマチュアを位置決め保持しなければならない
ため、作業が面倒であるばかりでなく、ダイヤフラムと
ケースとの位置決め精度が低くなるという不具合があ
る。また、ケース上端に治具挿入用の孔が必要になる。
【0010】本発明の目的は、ダイヤフラムとケースと
の位置ずれを防止しつつ、ダイヤフラムおよびケースを
ハウジングに同時に固定することができる圧力制御弁の
製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る圧力制御弁
の製造方法は、ダイヤフラムと共に制御弁室を形成する
ハウジングに制御弁室に連通する流体導入路と流体排出
路とが形成されており、流体排出路の入口側にダイヤフ
ラムと連動して流体排出路の流通を制御する弁体が装着
された弁体装着部が形成され、かつ、弁体装着部がハウ
ジングのダイヤフラム装着用開口部を臨む位置に形成さ
れ、流体排出路の出口側にパイプ圧入口が形成されてい
る圧力制御弁の製造方法において、前記ダイヤフラムに
環状リブを膨出形成するとともに、前記ハウジングのダ
イヤフラム装着用開口部表面にハウジングの前記環状リ
ブと嵌合する環状溝を形成し、その後、前記流体導入路
と流体排出路のいずれか一方を閉塞し、他方から吸引し
てハウジング内部を減圧して、この状態を保って、ダイ
ヤフラムの前記環状リブをハウジングの前記環状溝に嵌
入し、このハウジング上にケースを被せ、さらに、この
ケースの開口端側をかしめてケースをハウジングに固定
することを特徴とする。
【0012】
【作用】前記した手段によれば、ダイヤフラムに環状リ
ブを形成するとともに、ハウジングのダイヤフラム装着
用開口部表面に環状溝を形成しておき、ケースをハウジ
ングに固定するに際して、弁体を流体排出路の出口側か
ら吸引してハウジング内を減圧し、ダイヤフラムの環状
リブをハウジングの環状溝内に嵌入し、ダイヤフラムが
位置決めされた後、ハウジング上にケースを被せ、この
ケースをかしめてハウジングに固定するように構成した
ため、ダイヤフラムとケースとの間にずれを生じること
なく、ダイヤフラムおよびケースをハウジングに同時に
固定することができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例である燃料圧力制御
弁の製造方法のうちバルブスプリングおよび球状弁体装
入工程を示す側面断面図、図2は弁座面形成工程を示す
側面断面図、図3は形成後の弁座面を示す拡大部分断面
図、図4はダイヤフラムユニット組付工程を示す側面断
面図、図5はかしめ工程を示す側面断面図、図6は製造
された燃料圧力制御弁を示す側面断面図、図7はハウジ
ングを示す側面断面図、図8はハウジングを示す背面図
である。
【0014】本実施例において、本発明に係る燃料圧力
制御弁10はダイカスト製のハウジング11、ダイヤフ
ラム12、球状弁体13を備えており、ハウジング11
には燃料導入路14および燃料排出路15が開設されて
いるとともに、両通路14と15との間に制御弁室16
が形成されている。燃料排出路15の出口側にはパイプ
圧入口15aが形成されており、このパイプ圧入口15
aには燃料タンクに連結されるリターンパイプ17が圧
入されている。そして、燃料排出路15の中間部にはコ
イルスプリングから成るバルブスプリング18が嵌挿さ
れ、入口側には球状弁体13が装入されている。この球
状弁体13は鋼球(ボールということがある。)を用い
られて構成されており、後述するように形成される凹状
球面の弁座面43に離着座されるようになっている。
【0015】ダイヤフラム12は制御弁室16の壁面の
一部を構成し、ハウジング11のフランジ部19に、負
圧室20を構成するケース21と共に固着されている。
このダイヤフラム12の中央部には保持孔22が開設さ
れており、この保持孔22内には受け具23が装着され
ている。受け具23の一端は球状弁体13に当接されて
おり、受け具23の他端側はダイヤフラム12に当接さ
れた支持板24に固着されている。支持板24とケース
21の端面壁との間にはコイルスプリングから成るリタ
ーンスプリング25が蓄力状態で介設されており、ダイ
ヤフラム12はリターンスプリング25の付勢力により
球状弁体13側に常時付勢され、リターンスプリング2
5の付勢力により球状弁体13を燃料排出路15の入口
側を閉塞する方向へ常時押すようになっている。
【0016】そして、制御弁室16内に燃料が供給され
て、制御弁室16内の圧力が高くなると、ダイヤフラム
12がリターンスプリング25の付勢力に抗して負圧室
20側へ移動するようになっている。このとき、球状弁
体13はバルブスプリング18の付勢力によってダイヤ
フラム12側に移動されて弁座面43から離れるため、
燃料排出路15の入口側が開かれる。すなわち、燃料導
入路14と燃料排出路15とが制御弁室16を介して連
通された開弁状態になる。
【0017】ここで、組立前のハウジング11の構成に
ついて説明する。図7および図8に示されているよう
に、ハウジング11の外部にはこの燃料圧力制御弁10
を機枠等に取付けるための取付フランジ26が、ダイカ
ストにより一体的に成形されており、この取付フランジ
26は燃料導入路14の外部に配されて一体的に突設さ
れている。この取付フランジ26は略長円形の平板状に
形成されて、燃料導入路14の中心線と直交するよう
に、かつ、左右対称形に突設されている。取付フランジ
26の中央部には燃料導入路14を実質的に構成する貫
通孔27が開設されており、取付フランジ26の貫通孔
27の両脇には取付孔28、29がそれぞれ開設されて
いる。取付フランジ26の貫通孔27の縁には接続口部
30が、この取付フランジ26と直交する方向に突出さ
れて円筒形状に一体成形されており、この接続口部30
の先端部にはシールリング(図示せず)を嵌着するため
の溝部31が一体的に成形されている。
【0018】そして、取付フランジ26のダイヤフラム
側端面には、第1座面32が前記パイプ圧入口15aの
軸心と略直交するように平板状に形成されている。ま
た、ハウジング11における取付フランジ26と反対側
の背面にはボス33が膨出形成されており、このボス3
3のダイヤフラム側端面には第2座面34が取付フラン
ジ26の第1座面32と同様に、パイプ圧入口15aの
軸心と略直交するように平板状に形成されている。さら
に、これら第1座面32と第2座面34とは略同一平面
を構成するように形成されている。
【0019】他方、アルミダイカストで製作されたハウ
ジング11の内部には、前記燃料排出路15を構成する
ためのポール部35がダイヤフラム装着用開口部36を
臨む位置に形成されている。このポール部35の内周側
には、球状弁体装着部37とバルブスプリング装着部3
8が燃料排出路15を実質的に形成するように併設され
ている。球状弁体装着部37の内径は球状弁体(ボー
ル)13が挿入可能なボール径と略等しい寸法に設定さ
れており、球状弁体装着部37のバルブスプリング装着
部38との境界にはテーパ部39が形成されている。
【0020】また、アルミダイカストで一体成形された
ハウジング11のフランジ部19における表面には、ダ
イヤフラム12のリブ40を圧入可能な円形リング形状
の環状溝41が形成されている。ちなみに、ダイヤフラ
ム12のリブ40は略円板形状に一体成形されたダイヤ
フラム12における内側主面の外周辺部において同心円
に配されて、円形リング形状に一体的に突設されてい
る。
【0021】次に、前記構成に係るアルミダイカスト製
のハウジング11のテーパ部39に凹状球面の弁座面を
形成し、その後、ハウジング11にケース21およびリ
ターンパイプ17を組み付けることにより、前記構成に
係る燃料圧力制御弁10を製造して行く各工程について
説明する。
【0022】まず、図1に示されているように、ハウジ
ング11のダイヤフラム装着用開口部36側からバルブ
スプリング装着部38内にバルブスプリング18が挿入
され、続いて、球状弁体装着部37内に球状弁体13と
してのボール(鋼球)が挿入される。
【0023】次に、図2に示されているように、ダイヤ
フラム装着用開口部36側から円柱形状の治具42が挿
入され、治具42の先端が球状弁体13の上面に接触さ
れる。そして、治具42を介して球状弁体13に圧力が
加えられてポンチング加工が施される。
【0024】このポンチング加工により、テーパ部39
には図3に示されているような凹状球面の弁座面43が
形成される。すなわち、球状弁体13としてのボール
(鋼球)自体が弁座面43形成用の治具として用いら
れ、球状弁体13のポンチングによってテーパ部39に
凹状球面の弁座面43が形成される。これにより、テー
パ部39には球状弁体13の凸状球面形状に倣った凹状
球面の弁座面43が正確に形成されることになる。この
とき、球状弁体13は鋼により形成され、ハウジング1
1がアルミニウムにより形成されているため、球状弁体
13が損傷されることはない。
【0025】次に、図4に示されているように、燃料排
出路15の出口側が適当な閉塞部材46により閉塞さ
れ、燃料吸入口14から真空吸引された状態で、ダイヤ
フラム12のリブ40をハウジング11の環状溝41内
に嵌入するようにダイヤフラムユニット4を載置する。
このとき、ハウジング11の内部が減圧されるので、ダ
イヤフラムユニット4はダイヤフラム12がハウジング
11のフランジ部9に密着して位置ずれが防止される。
【0026】ダイヤフラムユニット44は、ダイヤフラ
ム12に受け具23および支持板24が固定され、か
つ、支持板24にリターンスプリング25が固定されて
成るユニットであって、予め、別工程において組み立て
られている。
【0027】次に、図5に示されているように、ダイヤ
フラムユニット44が装着されたハウジング11のフラ
ンジ部19上にケース21がダイヤフラムユニット44
を上から被覆するように被せられる。
【0028】続いて、ケース21の開口端側端部が径方
向内向きにかしめ加工され、ケース21がハウジング1
1のフランジ部19に固定される。
【0029】前記ケース21の被せ工程およびかしめ工
程においては、燃料導入口14から真空吸引してダイヤ
フラム12のリブ40をハウジング11の環状溝41に
嵌入してダイヤフラム12をフランジ部19に吸着させ
た状態で、ケース21が被せられ、かつ、かしめ加工さ
れるため、ダイヤフラム12がケース21とフランジ部
19との間に噛み込まれる現象が発生するのを防止する
ことができ、安定した状態でかしめ加工が行われること
になる。
【0030】以上のようにしてケース21がハウジング
11に固定された後、真空吸引が停止される。そして、
図5に想像線で示されているように、取付フランジ26
の第1座面32およびボス部33の第2座面34に治具
45が当てられ、ハウジング11のパイプ圧入口15a
にリターンパイプ17が圧入される。
【0031】このとき、パイプ圧入に伴う反力は第1座
面32および第2座面34を介して治具45に作用する
ので、リターンパイプ17を圧入するときの応力がダイ
ヤフラム12等に作用するのは回避されることになる。
このため、ケース21がハウジング11のフランジ部1
9に固定された後に、リターンパイプ17がハウジング
11のパイプ圧入口15aに圧入される場合であって
も、ダイヤフラム12に設定された設定圧力が変動する
のを防止することができる。
【0032】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々
変更可能であることはいうまでもない。
【0033】例えば、前記実施例においては燃料圧力制
御弁の製造方法について説明したが、本発明は、他の用
途に使用される圧力制御弁の製造方法全般に適用するこ
とができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、ケースをハウジン
グに固定するに際して、ダイヤフラムの環状リブをハウ
ジングの環状溝に嵌入させてダイヤフラムを位置決めす
るとともに、ダイヤフラムユニットをハウジングのフラ
ンジ部に吸着した状態で、ハウジング上にケースを被
せ、このケースをかしめてハウジングに固定するように
構成したため、ダイヤフラムとケースとの間にずれを生
じることなく、ダイヤフラムおよびケースをハウジング
に同時に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である燃料圧力制御弁の製造
方法のうちバルブスプリングおよび球状弁体装入工程を
示す側面断面図である。
【図2】弁座面形成工程を示す側面断面図である。
【図3】形成後の弁座面を示す拡大部分断面図である。
【図4】ダイヤフラムユニット組付工程を示す側面断面
図である。
【図5】かしめ工程を示す側面断面図である。
【図6】製造された燃料圧力制御弁を示す側面断面図で
ある。
【図7】ハウジングを示す側面断面図である。
【図8】ハウジングを示す背面図である。
【符号の説明】
10…燃料圧力制御弁、11…ハウジング、12…ダイ
ヤフラム、13…球状弁体(鋼球、ボール)、14…燃
料導入路、15…燃料排出路、15a…パイプ圧入口、
16…制御弁室、17…リターンパイプ、18…バルブ
スプリング、19…フランジ部、20…負圧室、21…
ケース、22…保持孔、23…受け具、24…支持板、
25…リターンスプリング、26…フランジ部、27…
貫通孔、28、29…取付孔、30…接続口部、31…
溝部、32…第1座面、33…ボス部、34…第2座
面、35…ポール部、36…ダイヤフラム装着用開口
部、37…球状弁体装着部、38…バルブスプリング装
着部、39…テーパ部、40…リブ、41…環状溝、4
2…治具、43…弁座面、44…ダイヤフラムユニッ
ト、45…治具、46…閉塞部材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤフラムと共に制御弁室を形成する
    ハウジングに制御弁室に連通する流体導入路と流体排出
    路とが形成されており、流体排出路の入口側にダイヤフ
    ラムと連動して流体排出路の流通を制御する弁体が装着
    された弁体装着部が形成され、かつ、弁体装着部がハウ
    ジングのダイヤフラム装着用開口部を臨む位置に形成さ
    れ、流体排出路の出口側にパイプ圧入口が形成されてい
    る圧力制御弁の製造方法において、前記ダイヤフラムに
    環状リブを膨出形成するとともに、前記ハウジングのダ
    イヤフラム装着用開口部表面にハウジングの前記環状リ
    ブと嵌合する環状溝を形成しておき、その後、前記流体
    導入路と流体排出路のいずれか一方を閉塞し、他方から
    吸引してハウジング内部を減圧して、この状態を保っ
    て、ダイヤフラムの前記環状リブをハウジングの前記環
    状溝に嵌入し、このハウジング上にケースを被せ、さら
    に、このケースの開口端側をかしめてケースをハウジン
    グに固定することを特徴とする圧力制御弁の製造方法。
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