JP2617279B2 - 誘導加熱機能付電子レンジ及びその制御方法 - Google Patents

誘導加熱機能付電子レンジ及びその制御方法

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JP2617279B2
JP2617279B2 JP6312208A JP31220894A JP2617279B2 JP 2617279 B2 JP2617279 B2 JP 2617279B2 JP 6312208 A JP6312208 A JP 6312208A JP 31220894 A JP31220894 A JP 31220894A JP 2617279 B2 JP2617279 B2 JP 2617279B2
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heating
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induction
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    • H05B6/129Cooking devices induction ovens

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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導加熱機能付電子レ
ンジ及びその制御方法に係わり、特に、調理容器の材質
の種類を感知して、調理容器に適合なる加熱方式を選択
して、調理できるように成した、誘導加熱機能付電子レ
ンジ及び、その制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近来に至って、誘電加熱の原理を利用し
て、食品を加熱、調理する電子レンジに、その調理性能
を改善せしめるための方案として、いろいろと他の加熱
方式を追加して設けている。
【0003】例えば、電子レンジの加熱室内部に電気ヒ
ータを設置し、誘電加熱と同時に、又は、交替に、前記
ヒータを動作させることにより、飲食物の味を向上させ
ている。
【0004】一方、加熱コイルより高周波の交番磁界を
発生させて、加熱コイルの上部に置かれるようになる、
鉄、又は、ステンレススチール系の底部を有する容器に
渦電流を流すようにし、この時、発生されるジュウル熱
によって食品を加熱する方式の、誘導調理器を設けた電
子レンジも提案されているところ、その代表的な例が、
日本国特開平1−107016号に開示されている。
【0005】前記した公報には、電子レンジの上部に位
置した導波管と外部ケースとの間に加熱コイルを設置
し、前記加熱コイルと導波管との間には、前記コイルよ
り発生される磁界によって、導波管が加熱されるのを防
止するための、磁界遮蔽部材、例えば、アルミニウム薄
板が設置される。加熱コイルの上部に位置した外部ケー
スには通常マイカシートにて成る、断熱材にて付着され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した公報
に開示された装置は、単に、誘導加熱器と電子レンジを
一体に成したものなので、機能上の結合関係を有するこ
とはできなかった。従って、調理すべき食品が盛られた
容器を移動せしめ、更に食品を加熱方式に適合なる容器
に移さなければ、誘導加熱と誘電加熱を並行して遂行す
ることができなかった。
【0007】このような欠点を改善するために、電子レ
ンジの調理室の底面とベース間の空間に、前記加熱コイ
ルを設置した構成が、米国特許第5,177,333号
に提案されている。前記装置は、10乃至25mesh
の範囲の非磁性金属体メッシュが形成された底を有する
調理室と、調理室の底の外側において、前記非磁性金属
体メッシュに隣接して設置された、加熱コイル及び誘電
体にて、良好に形成される回転テーブルを設けている。
【0008】前記した装置において、使用者が特定な機
能キー、例えば、“fryingpan”キーを選択す
れば、所定時間の間、誘導加熱を遂行して、食品の表面
を煮た後に、自動的に誘電加熱を遂行して、食品の内部
を煮ている。
【0009】このような点を勘案する時、前記した米国
特許公報に開示された装置は、前記日本国特許公開公報
に開示された装置に比して、ある程度機能的に結合され
ているために、適合なる材質、又は、形状を有する容器
に対しては、食品を移して容れるとか、又は、容器を移
動させなくとも、構わない利点を有する。
【0010】しかし、食品を、例えば、胴筒部分が相対
的に高い鉄製容器に容れて、前記“frying pa
n”キーを遂行する場合には、誘電加熱時に前記鉄製容
器の胴筒部において反射される、電磁波エネルギーの量
が増加して、調理が思うままに成されない問題点があっ
た。即ち、調理容器の形状や材質に従って、機能遂行が
制限される問題点があった。
【0011】ひいては、調理容器の材質を感知し、感知
された調理容器の材質に適合なる加熱方式に従って、自
動的に調理を遂行する機能を設けることができない問題
点があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した問題
点等を解決するために案出されたもので、調理人の使用
の便利性を極大化せしめた、誘導加熱機能付電子レンジ
及びその制御方法を提供することに、その主な目的があ
る。
【0013】本発明の他の目的は、調理容器に適合なる
加熱方式を、自動的に選択して、調理することができる
ように成した、誘導加熱機能付電子レンジ及び、その制
御方法を提供することにある。
【0014】本発明の又、他の目的は、調理容器の種類
によって誘導加熱及び誘電加熱を選択的に、又は、交替
に遂行することができるように成した、誘導加熱機能付
電子レンジ及び、その制御方法を提供することにある。
【0015】本発明の、又、他の目的は、調理室ドアの
開閉状態に従って、適合なる加熱方式を自動的に選択し
て、調理することができるように成した、誘導加熱機能
付電子レンジ及びその制御方法を提供することにある。
【0016】前述した目的を有する本発明の装置は、大
きく調理室内において、誘導加熱、又は、誘電加熱を遂
行することができるように成された、誘導加熱機能付電
子レンジにおいて、誘導加熱コイルを含む誘導加熱部及
び、マグネトロンを含む誘電加熱部にて成された、誘導
/誘電加熱部と; 入力交流電源を整流して成された、
直流電源をスイッチングして、前記誘導/誘電加熱部に
高周波電源を供給するための、高周波電源供給部と;
前記高周波電源供給部のスイッチング動作を制御する、
スイッチング制御部と; ドアの開閉状態を感知するド
ア開閉感知部と; 調理容器の材質を感知する負荷感知
部及び、前記調理容器の材質により、前記調理容器が、
誘導加熱専用容器、誘電加熱専用容器、誘電/誘導加熱
兼用容器又は誘電/誘導加熱不可能容器のいずれである
かを判断し、その判斯した調理容器の種類と、前記ドア
の開閉状態とに従って、前記高周波電源が誘導加熱部、
又は、誘電加熱部に選択的に、又は、交替に連結される
べく制御する、マイクロプロセッサーを設ける。一方、
本発明の方法は、大きく調理室内において、誘導加熱、
又は、誘電加熱を遂行することができるように成され
た、誘導加熱機能付電子レンジにおいて、 (1).ドアの開閉状態を判断する段階と、 (2).調理容器の材質を判断し、前記調理容器が、誘
導加熱専用容器、誘電加熱専用容器、誘電/誘導加熱兼
用容器又は誘電/誘導加熱不可能容器のいずれであるか
を判断する段階及び (3).前記段階(1)及び(2)におけるドアの開閉
状態及び、調理容器の種類に従って、適合なる加熱方式
を選択動作させ、適合なる加熱方式が無い場合、警報を
発生する段階にて含まれる。
【0017】
【実施例】以下において、添付された図面を参照して、
本発明に伴う誘導加熱機能付電子レンジ及び、その制御
方法の良好な実施例を詳細に説明する。
【0018】説明に先だって、本発明の装置が適用され
る電子レンジの構成は、調理室の底面とベースカバーと
の間の空間に、誘導加熱コイルが設置され、誘導加熱コ
イルの上部には、熱絶縁板とマイカシートが、順次に配
設される。ひいては、調理室の底面は、数多くの小孔が
形成されたメッシュ板にて成される。このようなメッシ
ュ板は、誘導加熱を可能に成すと共に、誘電加熱時調理
室の外部に、電磁波が漏洩されるのを防止する目的にて
設置される。
【0019】図1ないし3は、本発明の良好な実施例に
伴う誘導加熱機能付電子レンジの概略的なる機能ブロッ
ク図である。
【0020】図1ないし3においては、本発明の良好な
実施例に伴う機能が全て図示されているところ、種類に
よって適切に省略することもできる。
【0021】図1ないし3に図示したところのように、
本発明の誘導加熱機能付電子レンジの構成は、全体シス
テムの動作を制御する、マイクロプロセッサー10と、
誘導加熱コイルを含む誘導加熱部及び、マグネトロンを
含む誘電加熱部にて成された、誘導/誘電加熱部38
と、誘導/誘電加熱部38に高周波電源を供給するため
の共振部50と、ドアの開閉状態を感知するドア開閉感
知部14と、調理容器の材質を感知する負荷感知部36
と、共振部50を動作させる駆動信号を出力する、駆動
信号出力部40及び、ドアの開閉状態及び高周波電源を
誘導加熱部、又は、誘電加熱部に選択的に連結する、加
熱方式選択部34を基本的に設けている。
【0022】ひいては、使用の便利性を考慮した構成が
追加されるところ、調理の程度及び状態を判断するため
に、調理室内部の発生ガスの濃度、湿度及び温度を感知
する、調理状態感知部20と、使用者によって調理の種
類、又は、加熱方式の選択等に使用される、キー入力部
22と、調理の種類、又は、動作上のエラー発生時にこ
れを使用者が知り得るように、警報音を発する警報発生
部16と、現在機器の設定モード、又は、動作状態等を
使用者へ視覚的に確認せしめるための表示部18等がそ
れである。
【0023】一方、動作上の安全性及び安定性を考慮し
た構成も追加され得るところ、共振部50の1次側の状
態を感知するための、1次側感知部28と、共振部50
の2次側の状態を感知するための、2次側感知部30
と、共振部50の現在の出力状態を感知するための、出
力状態感知部24と、共振部50において出力された高
周波電源のデューティサイクル(duty cycl
e)を調整して、加熱出力のレベルを可変させるため
の、出力可変部26と、誘導加熱部38のコイルの温度
を感知するためのコイル温度感知部32と、誘導/誘電
加熱部38が、誤動作するのを防止するための、誤動作
防止部12と、誘導加熱部38の動作初期にマグネトロ
ンのフィラメントの未加熱時、マグネトロンの出力を低
出力より基準出力まで、安定的に上昇させる安定出力誘
導部42と、共振部50の電力トランジスターの、コレ
クターエミッター端子間の電圧が、一定値以下である時
にのみ、前記トランジスターに“オン”信号を印加する
ことにより、トランジスターを保護し、更に、そのスイ
ッチング損失を減らすための、ゼロクロシング(zer
ocrossing)部44等がそれである。
【0024】図4及び5は、図1ないし3に図示した装
置の具体的な回路図である。図4及び5において、参照
番号1は、図示されない整流回路及び静電圧回路等を経
て、機器の各種電子部品に必要な直流動作電源を供給す
る直流電源発生部である。
【0025】図面において参照符号F1はヒューズを、
ST1はメインスイッチの接点を、FM1は誘導コイル
冷却用ファンモータを、FM2は、マグネトロン冷却用
ファンモータを、ST2は、ファンモータFM1に対す
るスイッチの接点を、ST3はファンモータFM2に対
するスイッチの接点を、各々示すものである。
【0026】参照符号BD1は、ブリッジダイオードを
示すところ、入力交流電源を電波整流する。ブリッジダ
イオードBD1において、電波整流された電圧電源は、
コンデンサーC1において平滑された後、誘導/誘電加
熱部38を介在して、共振部50に供給される。
【0027】誘導/誘電加熱部38は、誘導加熱コイル
IHと、その付属素子等にて成される、誘導加熱部38
A及びマグネトロンMGTと適切な配圧回路素子等にて
成される、誘電加熱部38Bを含む。
【0028】共振部50は、フライバック(Fly B
ack)方式のインバータ回路にて成されるが、高周波
電源を発生させるための、スイッチングトランジスター
にては、高耐圧を有して大電流用にて適合なる、絶縁ゲ
ート双極トランジスター(IGBT:Insulate
d−Gate Bipolar Transisto
r)が良好に使用される。
【0029】誘電加熱部38Bは、前記したトランジス
ターIGBT1及びIGBT2によって、発生された高
周波電源を、高圧トランスフォーマHVTにて昇圧した
後、倍圧回路HVC,HVD1乃至HVD3にて倍圧し
て、マグネトロンMGTを発振せしめる。
【0030】ドア開閉感知部14は、ドアの開閉状態に
従って、オン又はオフされるマイクロスイッチSW1を
含むが、ドアの開閉状態に従って、“高”電位、又は、
“低”電位の信号をマイクロプロセッサー10に提供す
る。
【0031】駆動信号出力部40は、比較器等IC3乃
至IC5及びその周辺素子にて構成されるが、比較器I
C3の出力端子の電位状態に従って、共振部50のトラ
ンジスターIGBT1及びIGBT2をオン又はオフさ
せる。
【0032】これを、更に、詳細に説明すれば、比較器
IC3の非反転(+)端子の電位が、その反転(−)端
子の電位より高い場合に、比較器IC3の出力端子の電
位は、高電位となり、トランジスターIGBT1及びI
GBT2を動作せしめるようになるが、比較器IC5の
反転(−)端子の電位が、その非反転(+)端子の電位
より高い場合に、比較器IC5の出力端子が、“低”電
位状態になり、これに従って、比較器IC3の反転
(−)端子の電位は、コンデンサーC2の放電作用によ
って減少される。
【0033】結局、比較器IC3の出力端子は、“高”
電位になる。これとは反対に、比較器IC5の反転
(−)端子の電位が、その非反転(+)端子の電位より
低い場合に、比較器IC5の出力端子が“高”電位状態
になり、これに従って、コンデンサーC2を通じて電荷
が充電される。
【0034】以上において、説明した動作に従って、比
較器IC3の反転(−)端子には三角波形の信号が印加
され、トランジスターIGBT1及びIGBT2が、繰
り返してオン/オフされる。比較器IC4は、比較器I
C3の反転(−)端子の電位を一定に制限するために使
用される。
【0035】負荷感知部36は、誘導加熱時に異常負荷
の搭載を感知して、共振部50の動作を遮断する、第1
負荷感知部36Aと、調理容器、即ち、負荷の材質を感
知する第2負荷感知部36Bにて成される。
【0036】第1負荷感知部36Aは、比較器等IC7
乃至IC9と、その周辺素子等にて成される。比較器I
C9においては、その非反転(+)端子に、比較器IC
8の出力電位が印加され、その反転(−)端子には、ト
ランジスターIGBT1のコレクター電位が印加され、
比較される。
【0037】アルミニウムや青銅製容器等、磁場を反射
させる容器が調理室内に載せられる時、磁場の反射に因
り、誘導加熱コイル1Hに大電流が流れるようになり、
これに従って、トランジスターIGBT1のコレクター
電位、即ち、比較器IC9の反転(−)端子の電位が上
昇するようになる。
【0038】これに従って、比較器IC9が出力端子の
“低”電位状態→比較器IC3の非反転(+)端子の電
位下降→比較器IC3の出力端子の“低”電位状態が順
次的に進行され、結局、トランジスターIGBT1及び
IGBT2をオフさせるようになる。
【0039】第2負荷感知部36Bは、誘導加熱コイル
IHを流れる電流の量を感知するための、電流トランス
フォーマCT1及びその周辺素子等にて成される。電流
トランスフォーマCT1に流れる電流を、整流及び電圧
変換し、その電圧変換された大きさに従って、マイクロ
プロセッサー10においては、容器の種類を判断する
が、例えば、電流値が“極大”である時は、アルミニウ
ム製や青銅製等の非鉄製金属容器; 電流値が“大”で
ある時は、鉄製容器; 電流値が“中”である時は、兼
用容器(例えば、底部は鉄製にてなり、上部はセラミッ
クにて成る容器); 電流値が“小”である時は、セラ
ミック製等の容器であると判断する。ひいては、電流値
が前記“中”と“小”レベルの間にある時は、時計や匙
箸の異常負荷であると判断する。
【0040】加熱方式選択部34は、リレーコイルRS
5及び後述しようとする誤動作防止部12のリレーコイ
ルRS4にて構成される。参照符号34のリレーコイル
RS1乃至RS3は、各々前述したスイッチ接点ST1
乃至ST3等をオン/オフさせるためのものである。
【0041】以上の構成は、本発明に伴う基本構成に関
連されたものであるところ、以下には、使用の便利性及
び動作の安全性及び安定性を図るための回路の構成を説
明する。
【0042】誤動作防止部12は、リレーコイルRS
4、スイッチングトランジスターQ1乃至Q3及び、そ
の周辺素子等にて成されるが、使用者が後述するキー入
力部22を通じて、料理開始キーを押した時、マイクロ
プロセッサー10においては、トランジスターQ1のベ
ース端子に、“高”電位の信号を出力して、トランジス
ターQ1がオンされ得る状態に造り、その他の条件が満
足される場合にのみ、トランジスターQ3のエミッター
端子に“高”電位の信号を出力させる。
【0043】これに従って、トランジスターQ2が“オ
ン”されれば、トランジスターQ1及びQ3もオンされ
てリレーコイルRS4が励磁される。
【0044】結局、トランジスターQ1乃至Q3が全て
“オン”された状態においてのみ、リレーコイルRS4
が励磁されるために、静電気等による誘導加熱部38A
の誤動作が防止されるようになる。
【0045】キー入力部22は、複数個のダイオード及
び前記ダイオードに連結された複数個のスイッチにて成
され、使用者が望む機能を選択するのに使用される。
【0046】警報発生部16は、ブザーBZ及び電流制
限抵抗にて成される。コイル温度感知部32は、サーミ
スターTh1及びその周辺素子等にて構成される。
【0047】調理状態感知部20は、湿度センサーH
U、サーミスターTh2、増幅器IC10及びその周辺
素子等にて成される。
【0048】ゼロクロシング部44は、トランジスター
Q5、比較器IC6及びその周辺素子等にて成される。
比較器IC6においては、その反転(−)端子に全波整
流された入力電源が、分圧されて印加され、その非反転
(+)端子には、トランジスターIGBT1のコレクタ
ー電位が印加され比較される。即ち、トランジスターI
GBT1のコレクターエミッター端子間の電圧VCEが基
準電圧以下になる時、比較器IC6の出力端子は、
“高”電位状態になり、トランジスターQ5が導通され
る。
【0049】続いて、駆動信号出力部40の比較器IC
5の出力端子が“低”電位状態になり、コンデンサーC
2を通じて、放電が遂行されるに従って、比較器IC3
の出力端子が“高”電位状態になる。比較器IC6の基
準電圧はトランジスターIGBTの飽化電圧VSATに
なる。
【0050】安定出力誘導部42は、誘電加熱部38B
の陽極に流れる電流を感知するための、電流トランスフ
ォーマCT2と、比較器IC1及びIC2、トランジス
ターQ4及び、抵抗R1及びR2等にて構成されるが、
誘電加熱時のマグネトロンMGTに、過エネルギーが印
加され、飽化されるのを防止するために設けられる。
【0051】これを、更に、詳細に説明すれば、マグネ
トロンMGTの初期起動時には、マグネトロンMGTの
陽極電流が少ないために、比較器IC2の出力端子が、
“低”電位状態になる。これに従って、後述する出力可
変部26に抵抗R1が並列に連結されることにより、基
準電圧が低くなり、全体的にマグネトロンMGTに加え
られる電力レベルを低める。
【0052】このように低出力にて初期発振が終わった
後、電流トランスフォーマCT2より感知されたマグネ
トロンMGTの陽極電流値、即ち、抵抗R2両端の電圧
値が基準電圧以上になる時、比較器IC2の出力端子が
“高”電位状態になることにより、正常的な出力を維持
するようになる。
【0053】一方、マグネトロンMGTの異常発振にて
過大な陽極電流が流れる時、比較器IC1の出力端子
は、“低”電位状態になり、これに従って、トランジス
ターQ4が導通される。
【0054】トランジスターQ4が導通されれば、駆動
信号出力部40の比較器IC3の出力端子が、“低”電
位状態になって、共振部50のトランジスターIGBT
1及びIGBT2がオフされる。
【0055】出力状態感知部24は、電流トランスフォ
ーマCT1と、プリッジダイオードBD2と、比較器I
C11及びIC12並びに周辺素子にて構成され、電流
トランスフォーマCT1によって、入力電流を感知し
て、現在使用されている出力レベルを判断し、駆動信号
出力部40の、比較器IC3の非反転(+)端子に印加
される電圧を、可変させて出力を補正する。
【0056】これは、電力トランジスターIGBT1及
びIGBT2を始めとした、素子の温度特性及び入力電
圧の変動に伴う、出力の変動を補償させるために設けら
れる。
【0057】出力可変部26は、ポートカプラIC等に
て成されるところ、前記したポートカプラの各端子等
に、並列に連結された抵抗R19及びR20によって、
比較器IC3の非反転(+)端子に印加される基準電圧
を可変させて、トランジスターIGBT1及びIGBT
2のデューティサイクルを調整することにより、全体電
力レベルを可変させる。
【0058】未説明符号60は、マイクロプロセッサー
10と、周辺回路素子等を緩衝連結するバッファー回路
部である。
【0059】図6乃至9は、本発明に伴う誘導加熱機能
付電子レンジの制御方法を示したフローチャートであ
る。
【0060】使用者によって加熱方式が選択され、調理
開始キーが押されれば、マイクロプロセッサー10にお
いては、段階S10を通じてドアの開閉状態を判断す
る。
【0061】この段階S10は、誘電加熱や誘導/誘電
兼用加熱が可能なるかを判断するために設けられる。ド
アが開かれている場合には、誘導加熱のみが可能であ
り、ドアが閉められている場合には、誘導加熱、誘電加
熱及び誘導/誘電兼用加熱が全て可能である。
【0062】段階S10において、ドアが閉められてい
ると判断されれば、段階S20乃至S50を通じて、調
理容器の材質を判断することにより、調理容器に伴う選
択可能加熱方式を判断する。
【0063】段階S20乃至S50は、誘導加熱部38
Aを一定時間の間、試験運転させて成されるが、誘導加
熱部38Aの試験運転に従って、負荷感知部36Bの電
流トランスフォーマCT1の電流値が変化するようにな
り、このような電流値の大きさに拠って、調理容器の材
質及び小物負荷であるかの可否を判断するようになる。
【0064】段階S20においては、調理容器が非鉄製
金属容器であるかを判断するが、調理容器が非鉄製金属
容器、例えば、アルミニウム、又は、青銅製容器である
場合には、誘電加熱及び誘導加熱が全て不可能であると
判断し、段階S160に進行して、調理容器が誤って使
用されたことを使用者へ警報するようになる。
【0065】段階S20において調理容器が非鉄製金属
容器でない場合には、段階S30に進行して、調理容器
が誘電加熱専用容器、例えば、セラミック容器であるか
を判断するようになる。
【0066】段階S30において、調理容器がセラミッ
ク容器でない場合に、段階S40に進行して、調理容器
が誘導加熱専用容器、例えば、鉄製容器であるかを判断
する。
【0067】段階S40において、調理容器が鉄製容器
でない場合には、段階S50にて進行して、調理容器が
兼用容器であるかを判断する。
【0068】段階S50において、兼用容器でない場合
には、誘導加熱及び誘電加熱が全て不可能であると判断
し、段階S160に進行して、これを使用者へ警報する
ようになる。
【0069】段階S30において、調理容器がセラミッ
ク容器である場合には、段階S70に進行して、兼用加
熱が選択されたかを判断する。段階S70において兼用
加熱が選択された場合には、段階S160に進行して、
調理容器の材質上兼用加熱が不可能なることを警報する
ようになる。
【0070】段階S70において兼用加熱でない場合に
は、段階S80に進行して、誘電加熱を遂行するように
なる。
【0071】段階S40において調理容器が鉄製容器で
ある場合に、段階S90に進行して、再び兼用加熱が選
択されたかを判断する。
【0072】段階S90において、兼用加熱が選択され
た場合には、段階S160に進行して、調理容器の材質
上兼用加熱が不可能であることを使用者へ警報するよう
になる。
【0073】段階S90において、兼用加熱が選択され
なかった場合には、段階S100に進行して解凍機能が
選択されたかを判断する。
【0074】段階S100において、解凍機能が選択さ
れた場合に、段階S160に進行して、加熱方式の特性
上、解凍機能が遂行不可能であることを、使用者へ警報
するようになる。これは、誘導加熱によって解凍機能を
遂行する場合に、飲食物が焦げる虞があるためである。
【0075】段階S100において、解凍機能が選択さ
れなかった場合には、段階S110に進行して、誘導加
熱を遂行するようになる。
【0076】段階S50において、兼用容器である場合
には、段階S120に進行して、兼用加熱が選択された
かを判断する。段階S120において、兼用加熱が選択
された場合に、段階S130に進行して、誘電加熱を遂
行すべき段階であるかを判断する。段階S130におけ
る判断結果、誘電加熱を遂行すべき段階であれば、段階
S80に進行して、誘電加熱を遂行し、誘導加熱を遂行
すべき段階であれば、段階S110に進行して、誘導加
熱を遂行する。
【0077】段階S120において、兼用加熱が選択さ
れなかった場合に、段階S140に進行して、ドアの開
閉の可否を再び判断する。該段階S140において、ド
アが開かれている場合には、段階S110に進行して、
誘導加熱を遂行し、ドアが閉められている場合には、段
階S150に進行して、使用者が選択した加熱方式に従
って、誘導加熱、又は、誘電加熱を遂行する。
【0078】段階S10において、ドアが開かれている
場合には、段階S60に進行して、兼用加熱が選択され
たかを判断する。段階S60において、兼用加熱が選択
された場合に、段階S160に進行して、ドアの開きに
因って兼用加熱が不可能であることを使用者へ警報する
ようになる。段階S60において、兼用加熱が選択され
なかった場合に、段階S40に進行して、調理容器が鉄
製容器であるかを判断する。
【0079】段階S40以後の過程は、前述したところ
と同一であるため、それ以上の説明は省略する。前記し
た段階までが、本発明の基本的な制御過程である。
【0080】以下においては、使用の便利性、又は、動
作上の安全及び安定性を図って、追加された制御過程に
対して説明する。
【0081】段階S170においては、負荷が小物負
荷、例えば、時計や匙箸等であるかを判断する。該段階
S170は、前述したところのように、誘導加熱部38
Aを通じて流れる電流量に拠って判断する。段階S17
0における判断結果、負荷が小物負荷である場合には、
段階S160に進行して、負荷が調理に適合でないこと
を使用者へ警報するようになる。
【0082】段階S170において、小物負荷でない場
合に、段階S190に進行して、安定出力誘導部42を
動作せしめる。
【0083】段階S190は、誘電加熱時、マグネトロ
ンMGTの初期性能不安定及び陽極電流が、過大に流れ
るのを防止するために必要である。
【0084】段階S200においては、1次側感知部2
8及び2次側感知部30よりの信号に拠って、機器が安
定的に動作するかを判断する。段階S200において、
機器が誤動作する場合に、段階S160に進行して、こ
れを使用者へ警報するようになる。段階S200におけ
る判断結果、機器が安定的に動作する場合に、段階S2
10に進行して、“暖め”機能が選択されたかを判断す
る。
【0085】ここにおいて、“暖め”機能は、使用者が
調理すべき飲食物を望む任意の温度まで加熱する機能で
ある。
【0086】段階S210において、“暖め”機能が選
択された場合には、段階S220に進行して、誘導加熱
板温度を設定温度と比較する。段階S220において、
加熱板温度が設定温度より大きい場合は、段階S240
に進行して、誘導加熱コイルIHに供給される電力を遮
断し、段階S220において、加熱板温度が基準温度よ
り小さければ、段階S230に進行して、誘導加熱コイ
ルIHに電力を継続供給する。
【0087】段階S210において、“暖め”機能が選
択されなかった場合に、段階S250に進行する。段階
S250において、誘導加熱コイルIHの温度が所定の
基準温度、例えば、160℃を超過した場合には、段階
S260に進行して、所定時間、例えば、30秒以内に
使用者よりの任意の措置、例えば、水の供給があるかを
判断する。
【0088】段階S260は、調理容器内の水分が全て
蒸発された場合や、機器の異常動作にてコイルが過熱さ
れる時、コイルへの電力供給を遮断するために設けられ
る。
【0089】段階S260において、30秒以内に任意
の措置がない場合に、段階S160に進行して、使用者
へ機器の過熱危険を警報するようになる。
【0090】段階S250及び、段階S260における
質問に、全て満足する場合には、段階S270に進行し
て、調理状態感知部20よりの信号に拠って、自動調理
を遂行するようになる。
【0091】段階S280においては、調理完了の可否
が判断されるが、調理完了時には、段階S290に進行
して、調理完了警報を発するようになる。
【0092】段階S280において、調理が完了されな
かった場合には、段階S10に復帰して、前述した過程
を再び繰り返すようになる。段階S210乃至S260
は、誘導加熱段階においてのみ遂行される。
【0093】
【発明の効果】以上において、説明したところのような
本発明の装置及び方法によれば、調理容器に適合なる加
熱方式を選択して、調理を遂行することにより、使用の
便利性が増大される。更に、特定な加熱方式を遂行する
ために、飲食物や容器を移して容れる不便さが解消さ
れ、兼用加熱が可能で快速調理及び飲食物の味が向上さ
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2及び3と併せて、本発明に伴う誘導加熱機
能付電子レンジの概略的な機能ブロック図である。
【図2】図1及び3と併せて、本発明に伴う誘導加熱機
能付電子レンジの概略的な機能ブロック図である。
【図3】図1及び2と併せて、本発明に伴う誘導加熱機
能付電子レンジの概略的な機能ブロック図である。
【図4】図5とともに、図1ないし3に図示した装置の
具体的な回路図である。
【図5】図4とともに、図1ないし3に図示した装置の
具体的な回路図である。
【図6】図7ないし9と併せて、本発明に伴う誘導加熱
機能付電子レンジの制御方法を示したフローチャートで
ある。
【図7】図6、図8及び9と併せて、本発明に伴う誘導
加熱機能付電子レンジの制御方法を示したフローチャー
トである。
【図8】図6及び7、図9と併せて、本発明に伴う誘導
加熱機能付電子レンジの制御方法を示したフローチャー
トである。
【図9】図6ないし8と併せて、本発明に伴う誘導加熱
機能付電子レンジの制御方法を示したフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1:直流電源発生部 10:マイクロプロセッサー 12:異常発振防止部 14:ドア開閉感知部 16:警報発生部 18:表示部 20:調理状態感知部 22:キー入力部 24:出力状態感知部 26:出力可変部 28:1次側感知部 30:2次側感知部 32:コイル温度感知部 34:加熱方式選択部 36:負荷感知部 38:誘導/誘電加熱部 40:駆動信号出力部 42:安定出力誘導部 44:ゼロクロシング部 50:共振部 60:バッファー回路部 70:負荷
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−143187(JP,A) 特開 平2−234386(JP,A) 特開 平4−32190(JP,A) 特開 昭49−135231(JP,A) 特開 昭62−177889(JP,A) 特開 平4−332491(JP,A) 特開 平1−235188(JP,A) 特開 平1−246788(JP,A) 特開 昭52−37243(JP,A) 特開 平1−235187(JP,A) 特開 昭53−143048(JP,A) 実開 昭63−101497(JP,U) 実開 平3−94795(JP,U)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理室内において誘導加熱、又は、誘電
    加熱を遂行することができるように成された、誘導加熱
    機能付電子レンジにおいて、 誘導加熱コイルを含む、誘導加熱部及びマグネトロンを
    含む誘電加熱部にて成された、誘導/誘電加熱部と; 入力交流電源を整流して成された、直流電源をスイッチ
    ングして、前記誘導/誘電加熱部に高周波電源を供給す
    るための高周波電源供給部と; 前記高周波電源供給部のスイッチング動作を制御するス
    イッチング制御部と; ドアの開閉状態を感知するドア開閉感知部と; 調理容器の材質を感知する負荷感知部及び前記調理容器
    の材質により、前記調理容器が、誘導加熱専用容器、誘
    電加熱専用容器、誘電/誘電加熱兼用容器又は誘電/誘
    導加熱不可能容器のいずれであるかを判断し、その判断
    した調理容器の種類と、前記ドアの開閉状態とに従っ
    て、前記高周波電源が誘導加熱部、又は、誘電加熱部に
    選択的に、又は、交替に連結されるように制御するマイ
    クロプロセッサーを設けたことを特徴とする、誘導加熱
    機能付電子レンジ。
  2. 【請求項2】 前記負荷感知部は、前記誘導加熱部を動
    作させた状態において、入力交流電源に流れる電流の大
    きさに従って、調理容器の材質を感知することを特徴と
    する、請求項1記載の誘導加熱機能付電子レンジ。
  3. 【請求項3】 前記誘電加熱部のマグネトロンの陽極電
    流が、初期発振後の安定状態を代表する、第1基準値よ
    り小さい時、第1基準値以上になる時まで、前記誘電加
    熱部に供給される電力を減少させ、前記陽極電流の値が
    過電流を代表する、第2基準値以上である時、前記誘電
    加熱部に供給される電力を遮断する安定出力誘導部を、
    更に、設けたことを特徴とする、請求項1記載の誘導加
    熱機能付電子レンジ。
  4. 【請求項4】 前記マイクロプロセッサーの、任意の二
    つの端子を通じて、定められたレベルの信号が出力され
    る時にのみ、前記誘導加熱部が動作されるように成す、
    誤動作防止部を更に設けたことを特徴とする、請求項1
    記載の誘導加熱機能付電子レンジ。
  5. 【請求項5】 前記スイッチング動作に使用されるトラ
    ンジスターのコレクター電圧が所定の基準電圧以上であ
    る時、前記誘導加熱部に供給される電力を遮断する、異
    常負荷感知部を更に設けたことを特徴とする、請求項1
    記載の誘導加熱機能付電子レンジ。
  6. 【請求項6】 前記スイッチング動作に使用されるトラ
    ンジスターのコレクターエミッター端子間の電圧が、所
    定の基準値より小さい時にだけ、前記トランジスターを
    オンさせるゼロクロシング部を更に設けたことを特徴と
    する、請求項1記載の誘導加熱機能付電子レンジ。
  7. 【請求項7】 調理室内において、誘導加熱、又は、誘
    電加熱を遂行することができるように成された、誘導加
    熱機能付電子レンジにおいて、(1)ドアの開閉状態を
    判断する段階と; (2)調理容器の材質を判断し、前
    記調理容器が、誘導加熱専用容器、誘導加熱専用容器、
    誘電/誘導加熱兼用容器又は誘電/誘導加熱不可能容器
    のいずれであるかを判断する段階及び、(3)前記段階
    (1)及び(2)におけるドアの開閉状態及び調理容器
    種類に従って、適合なる加熱方式を選択動作せしめ、
    適合なる加熱方式がない場合、警報を発生する段階を含
    むことを特徴とする、誘導加熱機能付電子レンジの制御
    方法。
  8. 【請求項8】 前記段階(3)における加熱方式は、誘
    電加熱、誘導加熱及び誘電/誘導交替加熱を含むことを
    特徴とする、請求項7記載の誘導加熱機能付電子レンジ
    の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記段階(1)における判断結果、ドア
    が開かれた場合には、誘導加熱のみが可能になるように
    成すことを特徴とする、請求項7記載の誘導加熱機能付
    電子レンジの制御方法。
  10. 【請求項10】 前記段階(2)の判断は、前記誘導加
    熱コイルを試験動作させた状態における、誘導加熱コイ
    ルを流れる電流の大きさによって遂行されることを特徴
    とする、請求項7記載の誘導加熱機能付電子レンジの制
    御方法。
  11. 【請求項11】 前記段階(1)以前に、使用者により
    選択された加熱方式の入力を受けた段階を、更に設けた
    ことを特徴とする、請求項7乃至10項中いずれかの1
    項に記載の誘導加熱機能付電子レンジの制御方法。
  12. 【請求項12】 前記選択された加熱方式は、誘導加
    熱、誘電加熱、誘電/誘導交替加熱及び、自動加熱を含
    むことを特徴とする、請求項11記載の誘導加熱機能付
    電子レンジの制御方法。
  13. 【請求項13】 使用者によって食品の“解凍”の可否
    の入力を受ける段階を更に設け、前記“解凍”機能は誘
    電加熱によってのみ、遂行され得るように成したことを
    特徴とする、請求項12記載の誘導加熱機能付電子レン
    ジの制御方法。
  14. 【請求項14】 (10)誘導加熱コイルの温度を入力
    される段階と; (11)前記誘導加熱コイルの温度が、所定の基準温度
    より大きい場合に、これを警報する段階と; (12)所定時間経過後に、前記誘導加熱コイルの温度
    を、所定の基準温度と更に比較する段階及び (13)段階(12)において、前記誘導加熱コイルの
    温度が前記所定の基準温度より大きい場合には、調理を
    強制的に終了せしめ、前記誘導加熱コイルの温度が、前
    記所定の基準温度以下である場合には、調理を継続遂行
    する段階を更に設けたことを特徴とする、請求項12
    載の誘導加熱機能付電子レンジの制御方法。
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