JP2006066149A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】調理する鍋に超音波振動を印加させるための超音波振動子やその駆動回路等の機器を不要にして超音波を印加することが可能とすること。
【解決手段】整流回路11の出力側に接続され、電流を高周波電流に変換するインバータ回路12と、インバータ回路の出力側に接続され、調理用鍋4を誘導加熱する加熱コイル5と、加熱コイルの上方に配置され、加熱コイルから発生した交番磁界の高周波を反射させる磁束変調板8と、調理用鍋の共振周波数を検出するための駆動周波数を変化させる駆動信号をインバータ回路に出力する駆動周波数制御手段13,14と、調理用鍋の振動を検出する振動センサ7と、振動センサの出力に基づいて調理用鍋が共振する共振周波数を検出する共振周波数検出手段16と、共振周波数検出手段が検出した共振周波数の駆動信号を駆動周波数制御手段から出力させる制御部21とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の電磁誘導加熱コイルを備えた誘導加熱調理器に関するものである。
従来の加熱調理器は、第1のインバータ回路に接続された加熱コイルにより誘導加熱される調理鍋の底部に、第2のインバータ回路により駆動される超音波振動を発生する超音波振動子を取り付け、超音波振動子により調理鍋に超音波振動を印加し、焦げ付きを押えた調理を行うようにしたものである(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−184963号公報(第1頁、第1図)
上記のような従来の加熱調理器では、調理鍋の底部に超音波子が取り付けられているため、超音波子が取り付けられ調理鍋である専用鍋しか超音波を印加することができないと共に、調理後の調理鍋の清掃性が悪く、調理鍋からのふきこぼれなどが発生した場合には直接超音波振動子に煮汁等がかかり、故障の原因になりやすいという問題があった。
さらには、超音波を発生させるために超音波振動子が必要になると共に超音波振動子を駆動する第2のインバータ回路が必要となる等、構造が複雑となってコストアップに繋がるという問題もあった。
本発明は上記の課題を解消するためになされたもので、調理する鍋を選ばず、超音波を印加することが可能であり、鍋からのふきこぼれによる防水対策がなされ、かつ調理する鍋に超音波振動を印加させるための超音波振動子や第2のインバータ回路などの一連の機器を不要にしてコスト削減化を図ることができる誘導加熱調理器を得ること目的としている。
本発明に係る誘導加熱調理器は、交流電源からの電流を整流する整流回路と、前記整流回路の出力側に接続され、電流を高周波電流に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路の出力側に接続され、高周波電流が供給されて調理用鍋を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルの上方に配置され、前記加熱コイルから発生した交番磁界の高周波を反射させる磁束変調板と、前記調理用鍋が共振する共振周波数を検出するための駆動周波数を変化させる駆動信号を前記インバータ回路に出力する駆動周波数制御手段と、前記調理用鍋の振動を検出する振動センサと、前記駆動信号の駆動周波数を変化させた状態での前記振動センサの出力に基づいて前記調理用鍋が共振する共振周波数を検出する共振周波数検出手段と、前記共振周波数検出手段が検出した共振周波数或いはその整数倍の駆動信号を前記駆動周波数制御部から出力させる制御部とを備えて構成されている。
本発明の誘導加熱調理器によれば、駆動周波数制御手段が調理用鍋が共振する共振周波数を検出するための駆動周波数を変化させる駆動信号を前記インバータ回路に出力し、共振周波数検出手段が駆動信号の駆動周波数を変化させた状態での振動センサの出力に基づいて調理用鍋が共振する共振周波数を検出した場合に、制御部は共振周波数検出手段が検出した共振周波数或いはその整数倍の駆動信号を駆動周波数制御手段から出力させ、その駆動信号によりインバータ回路を駆動し、加熱コイルに共振周波数或いはその整数倍の高周波電流が供給され、その高周波電流による加熱コイルに発生する交番磁界が該加熱コイルの上方に配置された磁束変調板で反射されて調理用鍋に共振周波数或いはその整数倍の共振による高周波振動を発生させ、調理用鍋内の被加熱物に超音波を発生させることができるため、従来例のような超音波振動子が不要となり、超音波振動子を駆動するインバータ回路等もなくすことができ、コストの削減化を図ることができるという効果がある。
実施の形態1
図1は本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の構成を示すブロック図、図2は同誘導加熱調理器の動作を示すフローチャート、図3は同誘導加熱調理器の電磁誘導加熱時の交番磁界の作業模式図である。
図1において、誘導加熱調理器(IHクッキングヒータ)の調理器本体1の操作部2には電源のオン・オフを行うメインスイッチ2aと、煮込み調理を行うための煮こみキー2bと所望の調理時間(調理終了時間)を設定することができるタイマスイッチ2cが設けられている。また、調理器本体1の天面には非磁性材からなるトッププレート3が設置されている。そのトッププレート3には被加熱物を加熱調理する調理用鍋5が載置される。
調理器本体1内でトッププレート3の下方近傍に調理用鍋4を加熱する加熱コイル5が配設されている。そのトッププレート3の下面には調理鍋4の鍋底の温度を測定するための例えばサーミスタである温度センサ6と調理用鍋4の振動の大きさを計測するための振動センサ7が取り付けられている。また、トッププレート3と加熱コイル5との間に、例えば銅、アルミニウム、銀、金等の非磁性金属材からなるリング状の磁束変調板8が鍋底の中心に対して同心円状に配設されている。
交流電源10からの電流は整流回路11で整流され、整流回路11の出力側にはインバータ回路12が接続されている。インバータ回路12は周波数作成手段13によって作成された高周波である駆動周波数の駆動信号により駆動され、インバータ回路12から出力される高周波電流は加熱コイル5に供給される。周波数作成手段13の駆動信号である駆動周波数は駆動周波数変化手段14によって変化させられる。この駆動周波数変化手段14は駆動周波数をある一定の周波数間隔及び時間間隔で変化させるためのもので、例えば煮込みキー2bによって設定された出力が例えば400Wで、それを出力するときの駆動周波数とした場合に、その駆動周波数から0.5KHz刻みで周波数を増大と減少の方向に変化させ、その値の駆動周波数の駆動信号を周波数作成手段13が作成してインバータ回路12に出力し、加熱コイル5の火力を制御するものである。
従って、周波数作成手段13と駆動周波数変化手段14とで、インバータ回路12に変化する駆動周波数の駆動信号を出力する駆動周波数制御手段が構成されることとなる。
鍋底温度判断手段15は温度センサ6が検出した鍋底温度が所定温度以上であることを判断した判断信号を制御部21に出力する。共振周波数検出手段16は振動センサ7が検出した振動が調理用鍋4の固有振動数との共振周波数となったことを検出した検出信号を制御部21に出力する。鍋判別手段17は調理用鍋4の有無及び適性な調理用鍋4かどうかの異常を加熱コイル5に流れる高周波電流から判別し、その判別信号を制御部20に出力する。
この鍋判別手段17は、例えば加熱コイル5に流れる高周波電流と電圧との組み合わせから加熱コイル5上の異常の有無(即ち、加熱コイル5上の調理用鍋4の有無)及び調理用鍋4が磁性系か非磁性系かを判別するものであり、その具体的な構成は例えば特開2002−75623号公報に記載されているように公知である。
異常報知手段であるランプ18は、制御部21が鍋判別手段17の鍋の異常の検出信号に基づい出力する点滅信号により点滅する。なお、異常報知手段としては、ランプ18以外のもとしてブザー等であってもよい。
第1のタイマ19は鍋判別手段17の鍋の異常なしの判別信号に基づいて作動を開始して所定の時間、例えば20分の間はタイマ信号を制御部21に出力するものである。
また、第2のタイマ20は操作部2に設けられたタイマスイッチ2cにより設定された調理時間の間は作動してタイマ信号を制御部21に出力するものである。
この制御部21は操作部2、鍋底温度判断手段15、共振周波数判断手段16、鍋判別手段17、第1及び第2のタイマ19、20等からの信号を受けて周波数作成手段13、駆動周波数変化手段14等を駆動制御して加熱コイル5に高周波電流を流す等の制御を行う。
次に、本発明の実施の形態1の誘導加熱調理器の動作を図1及び図2のチャートに基づいて説明する。なお、動作の便宜上、最初に調理動作を説明し、その後、磁束変調板7の作用について説明する。
まず、被加熱物の入った調理用鍋4を調理器本体1のトッププレート3上に載置した後、操作部2のメインスイッチ2aを入にして電源を入れることによりスタートする(ステップS1)。しかる後に、操作部2の煮こみキー2bを入にする(ステップS2)。
そうすると、次に鍋判別手段17が調理用鍋4の有無及び適性な調理用鍋4かどうかを判断する(ステップS3)。鍋判別手段17が調理用鍋4が載置されていない又は適性な調理用鍋4でないと判断した場合、その判別信号を制御部21に出力する。そうすると、制御部21は点滅信号をランプ18に送り、ランプ18を点滅させてエラー表示を行う(ステップS3)。これにより、トッププレート3上に適性調理用鍋4が載置されたかどうかを使用者が知ることができる。
また、鍋判別手段17が調理用鍋4が載置されている又は適性な調理用鍋4であると判断した場合、その判別信号を制御部21に出力する。そうすると、制御部21は第1のタイマ19を作動させる(ステップS5)。この第1のタイマ19は安全タイマであり、第1のタイマ19が始動してから終了までの所定のタイマ時間の間に、調理中ある特定の時間使用者が操作部2のタイマスイッチ2cを操作しないため、制御部21がタイマスイッチ2cの操作信号を受けない場合に、制御部21はタイマ時間終了時に周波数作成手段13に駆動停止信号を送り、加熱コイル5への電力供給を停止するものである。
第1のタイマ19の作動と同時に、制御部21は煮込みキー2bが入りに操作された場合に設定された駆動周波数の駆動信号を周波数作成手段13が出力するように動作させると共に、駆動周波数変化手段10を動作させる。そうすると、駆動周波数変化手段10は駆動周波数を変化させる指令を周波数作成手段13に送り、周波数作成手段13はインバータ回路13を駆動する駆動信号の駆動周波数を、今までの駆動周波数から増大又は減少させる方向に変化させる。
振動センサ7は調理用鍋4の振動数と振動の振幅を検出して検出信号を共振周波数検出手段16に入力する。調理用鍋4の振動数と振動は駆動周波数が調理用鍋4の固有振動数と一致したときに共振して振幅が最大になる。
従って、共振周波数検出手段16では、振動センサ7の検出信号から振動の振幅が最大となった駆動周波数を共振周波数として制御部21に送る
(ステップS7)。
そうすると、制御部21は周波数作成手段13にその共振周波数でインバータ回路13を駆動させる指令を送る。そうすると、周波数作成手段13は共振周波数の駆動信号でインバータ回路12を駆動するため、その共振周波数の高周波電流が加熱コイル5に供給され(ステップS7)、加熱調理が開始される。
加熱調理が行われている間、温度センサ6は調理用鍋4の鍋底の温度を検出して検出信号を鍋底温度判断手段15に入力しており、鍋底温度判断手段15では温度検出センサ6が検出した鍋底温度が所定温度以上であるときに所定温度以上であることの判断信号を制御部21に出力する。そうすると、制御部21は鍋底温度判断手段15の所定温度以上であることの判断信号に基づいてある程度出力を低下させる指令を周波数作成手段13に送り、周波数作成手段13はインバータ回路12に対してある程度出力を低下せる駆動信号を送って加熱コイル5に供給される出力を低下させる。従って、調理用鍋4の鍋底の温度がある温度内に保持されることとなる。
このようにして、調理用鍋4の鍋底の温度がある温度内に保持されて調理が続けられることとなるが、例えば調理中、使用者がタイマスイッチ2cを操作して所望の調理時間(調理終了時間)を設定すると、第2のタイマ20が作動を開始する(ステップS8)。
制御部21では第1のタイマ19が出力するタイマ信号のタイマ時間と第2のタイマ20が出力するタイマ信号のタイマ時間とを比較し、第2のタイマ20のタイマ時間よりも第1のタイマ19のタイマ時間が短い場合は第2のタイマ20のタイマ時間を優先し、第2のタイマ20のタイマ時間よりも第1のタイマ19のタイマ時間が長い場合も第2のタイマ20のタイマ時間を優先し、第2のタイマ20のタイマ時間が経過すると、制御部21は周波数作成手段13に駆動を停止する指令を送るため、インバータ回路12による加熱コイル5への出力が停止されて調理が終了する(ステップS9)。
次に、磁束変調板7の作用について図3に基づいて説明する。なお、磁束変調板7は加熱コイル5に高周波電流が流れた時に作用する。
磁束変調板7は、調理用鍋4に水15が十分にある状態で加熱コイル5に高周波電流が流れると、加熱コイル5に流れる高周波電流の方向に基づいて交番磁界が発生し、この交番磁界の高周波により加熱コイル5に対向する調理用鍋4はその内側方向へ交番磁界の高周波と同一の周波数で押し出される(図3の(A))。
一方、加熱コイル5から発生した交番磁界の高周波は非磁性金属材である磁束変調板7により反射される。この結果、磁束変調板7と対向する調理用鍋4の面は調理用鍋4の外側方向へ交番磁界の高周波と同一の周波数で押し出される(図3の(B))。
そこで、この交番磁界の高周波の周波数が調理用鍋4の固有振動数と一致すると共振する。すなわち、調理用鍋4の共振周波数または共振周波数の整数倍からと一致する又は近傍になると図3の(A)と(B)の動作の繰り返しにより、調理用鍋4が共振による振動をし、調理用鍋4内の水15に超音波が発生する。
以上のように、この実施の形態1によれば、操作部2の煮込みキー2bにより設定された所定の駆動周波数で周波数作成手段13が加熱コイル5に高周波電流を供給するようインバータ回路12を駆動し、駆動周波数変化手段14が周波数作成手段13が出力する駆動周波数を変化させ、共振周波数検出手段16が振動センサ7の出力に基づいて調理用鍋4の固有振動数との共振周波数を検出した場合に、制御部21は共振周波数検出手段16が検出した共振周波数の高周波電流を出力させる指令を周波数作成手段13に出力し、周波数作成手段13は共振周波数の駆動信号でインバータ回路12を駆動し、加熱コイル5に共振周波数の高周波電流が供給され、加熱コイル5の上方に加熱コイル5から発生した交番磁界の高周波を反射する磁束変調板8が配置されているので、共振周波数の高周波電流による加熱コイル5に発生する交番磁界が磁束変調板7で反射されて調理用鍋4に共振周波数の共振による高周波振動を発生させ、調理用鍋4内の水15に超音波を発生させることができるため、従来例のような超音波振動子が不要となり、超音波振動子を駆動するインバータ回路等もなくすことができ、コストの削減化を図ることができる。
また、調理中ふきこぼれが生じても超音波を発生させる手段の一つである磁束変調板8はトッププレート3に遮蔽されて調理器本体1の内部にあるため、ふきこぼれの煮汁等で、故障を起こすことはない。また、特定の調理用鍋4でなくても超音波振動を印加でき、調理物を焦げ付かせず、且つ柔らかく煮あげることが可能である。
なお、この実施の形態1では、トッププレート3と加熱コイル5との間に、リング状の磁束変調板8が鍋底の中心に対して同心円状に配設されているが、トッププレート3と加熱コイル5との間に、複数の小さい磁束変調板を鍋底の中心に対して等間隔を置いて同心円状に配置するようにしても、リング状の磁束変調板8と同様の効果を奏する。
実施の形態2
図4は本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器の構成を示すブロック図、図5は同誘導加熱調理器の動作を示すフローチャートである。
図において、この実施の形態2で実施の形態1と同様の構成は同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。
この実施の形態2では、操作部2に煮込みキー2bの代わりに出力調整用のエンコーダスイッチ2cが設けられている。この出力調整用のエンコーダスイッチ2cは凹んだ状態でプッシュするとスイッチが飛出してON状態となり、飛び出した状態でプッシュするとスイッチが凹んでOFF状態となり、スイッチは回動可能で、時計方向に回動すると火力(出力)が強になり、反時計方向に回動すると火力(出力)が弱になるよう設定できる構成となっている。
また、加熱コイル5に供給する電力を制御する電力制御手段23が設けられている。この電力制御手段23はエンコーダスイッチ2cによって設定された火力レベルに合わせた出力が出るような駆動周波数の駆動信号をインバータ回路12に出力するものである。
さらに、この実施の形態2では実施の形態1の温度センサ6に代わり赤外線センサ16がトッププレート3の直下に配設されている。
次に、本発明の実施の形態2の誘導加熱調理器の動作を図4及び図5のフローチャートに基づいて説明する。なお、磁束変調板8の作用については上記実施の形態1と同じであるため、ここでは省略する。
まず、被加熱物の入った調理用鍋4を調理器本体1のトッププレート3上に載置した後、操作部2のメインスイッチ2aを入にして電源を入れることによりスタートする(ステップS11)。しかる後に、操作部2の出力調整用のエンコーダスイッチ2cをプッシュしてONにし、更にエンコーダスイッチ2cを回動して所望の火力(出力)を設定する(ステップS12)。
次のステップS13の鍋検知からステップS16の共振周波数検出までは、実施の形態1のステップS3の鍋検知からステップS6の共振周波数検出までと同じであるので、その説明は省略する。
そうすると、制御部21は周波数作成手段13にその共振周波数でインバータ回路13を駆動させる指令と、電力制御手段23にステップS12でエンコーダスイッチ2cによって設定した火力になるようにインバータ回路12を駆動させる指令とを交互に送る。
インバータ回路12は、図6に示すように、電力制御手段23により電力制御された設定火力の駆動周波数と周波数作成手段13により周波数制御された共振周波数とによって交互に駆動され、設定された電力と共振周波数の高周波電流が交互に加熱コイル5に供給され(ステップS17)、加熱調理が開始される。
加熱調理が行われている間、赤外線センサ16は調理用鍋4の鍋底の温度を検出して検出信号を鍋底温度判断手段15に入力しており、鍋底温度判断手段15では赤外線センサ16が検出した鍋底温度が所定温度以上であるときに所定温度以上であることの判断信号を制御部21に出力する。
そうすると、制御部21は鍋底温度判断手段15の所定温度以上であることの判断信号に基づいてある程度出力を低下させる指令を周波数作成手段13に送り、周波数作成手段13はインバータ回路12に対してある程度出力を低下せる駆動信号を送って加熱コイル5に供給される出力を低下させる。従って、調理用鍋4の鍋底の温度がある温度内に保持されることとなる。
このようにして、調理用鍋4の鍋底の温度がある温度内に保持されて調理が続けられることとなるが、例えば調理中、使用者がタイマスイッチ2cを操作して所望の調理時間(調理終了時間)を設定すると、第2のタイマ20が作動を開始する(ステップS18)。
制御部21では第1のタイマ19が出力するタイマ信号のタイマ時間と第2のタイマ20が出力するタイマ信号のタイマ時間とを比較し、第2のタイマ20のタイマ時間よりも第1のタイマ19のタイマ時間が短い場合は第2のタイマ20のタイマ時間を優先し、第2のタイマ20のタイマ時間よりも第1のタイマ19のタイマ時間が長い場合も第2のタイマ20のタイマ時間を優先し、第2のタイマ20のタイマ時間が経過すると、制御部21は周波数作成手段13に駆動を停止する指令を送るため、インバータ回路12による加熱コイル5への出力が停止されて調理が終了する(ステップS19)。
また、出力調整用のエンコーダスイッチ2cを操作して火力を変更した場合でも、設定した火力になるように電力制御手段23による数値が変化するだけで、周波数作成手段14における共振周波数は保持される。
この実施の形態2では、実施の形態1とほぼ同様の効果が得られると共に、出力調整用のエンコーダスイッチ2cを操作して種々の火力に設定した場合、制御部21は電力制御手段23にエンコーダスイッチ2cによって設定した火力になるようにインバータ回路12を駆動させる指令と、周波数作成手段13に共振周波数でインバータ回路13を駆動させる指令とを交互に送り、インバータ回路12は電力制御手段23により電力制御された設定火力の駆動周波数と周波数作成手段13により周波数制御された共振周波数とによって交互に駆動され、設定された電力と共振周波数の高周波電流が交互に加熱コイル5に供給されて加熱調理が行われるため、火力レベルの種々の設定が可能となり、煮込み等の専用キー以外でも超音波の印加が可能となり、幅広い調理に超音波を印加でき、美味しい調理が可能となる。
また、上記実施の形態1の温度センサ6は調理用鍋4の鍋底の温度をトッププレート3を介して間接的に温度計測しているが、この実施の形態2の赤外線センサ16では、調理用鍋4の鍋底の温度を直接計測が可能であるため、鍋底の温度をより正確に把握することができ、実施の形態1以上に精度の良い温度管理が可能となる。
実施の形態3
図7は本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器の構成を示すブロック図である。
図において、この実施の形態3で実施の形態2と同様の構成は同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。
この実施の形態3では、操作部2に各各調理用鍋4の共振周波数の登録と呼び出しを行う第1のメモリキー2eと第2のメモリキー2fとが設けられている。また、メモリ25には使用する調理用鍋4が例えば2種類の場合に各調理用鍋4の共振周波数が記憶されている。
まず、使用者が第1番目の調理用鍋4をトッププレート3上に載置した後、操作部2のメインスイッチ2aを入にして電源を入れ、その後に操作部2の出力調整用のエンコーダスイッチ2cをプッシュしてONにし、更にエンコーダスイッチ2cを回動して所望の火力(出力)を設定し、第1のメモリキー2eを登録に設定する。
そうすると、実施の形態2と同様に、ステップS3の鍋検知からステップS6の共振周波数検出までの手順を実行する。そして、第1のメモリキー2eが登録に設定されているので、制御部21は第1の調理用鍋4について共振周波数検出手段16が検出した共振周波数をメモリ25に記憶させて登録が完了する。
その後は、ステップS7の電力制御+周波数制御からステップS19の調理完了までの手順が実行される。
次に、使用者が第2番目の調理用鍋4の共振周波数をメモリ25をに登録する場合は、第1番目の調理用鍋4と同様に、操作部2のメインスイッチ2aを入にして電源を入れ、その後に操作部2の出力調整用のエンコーダスイッチ2cをプッシュしてONにし、更にエンコーダスイッチ2cを回動して所望の火力(出力)を設定し、第2のメモリキー2fを登録に設定することにより、第1番目の調理用鍋4と同様の手順で、第2の調理用鍋4について共振周波数検出手段16が検出した共振周波数をメモリ25に記憶させて登録が完了する。
こうして第1番目と第2番目の調理用鍋4の共振周波数のメモリ25への登録が完了すれば、次に第1番目の調理用鍋4により加熱調理を行う場合は、操作部2のメインスイッチ2aを入にして電源を入れ、その後に操作部2の出力調整用のエンコーダスイッチ2cをプッシュしてONにし、更にエンコーダスイッチ2cを回動して所望の火力(出力)を設定し、第1のメモリキー2eを呼出に設定することにより、メモリ25から第1番目の調理用鍋4の共振周波数を呼び出して次のステップS19である電力制御+周波数制御に入るため、駆動周波数変化手段14や共振周波数検出手段16を動作させて行う上記ステップS16の共振周波数検出の手順を除外することができ、直ちに安定した超音波調理に入ることができ、気軽に焦げ付かず美味しい料理ができる。
上述した実施の形態3では、調理用鍋4が2種類であるため、第1と第2の2つのメモリキー2e、2fが操作部2に設けられているが、調理用鍋4が複数種類である場合には、複数のメモリキーを操作部2に設けておけばよいことはいうまでもない。
本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の構成を示すブロック図。 同誘導加熱調理器の動作を示すフローチャート。 同誘導加熱調理器の電磁誘導加熱時の交番磁界の作業模式図。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器の構成を示すブロック図。 同誘導加熱調理器の動作を示すフローチャート。 同誘導加熱調理器の火力制御の状態を示すグラフ。 本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器の構成を示すブロック図。
符号の説明
1 調理器本体、2 操作部、2a メインスイッチ、2b 煮込みキー、3 トッププレート、4 調理用鍋、5 加熱コイル、6 温度センサ、7 振動センサ、8 磁束変調板、10 交流電源、11 整流回路、12 インバータ回路、13 周波数作成手段、14 駆動周波数変化手段、15 鍋底温度判断手段、16 共振周波数検出手段、17 鍋判別手段、18 ランプ(異常報知手段)、19 第1のタイマ、20 第2のタイマ、21 制御部。

Claims (10)

  1. 交流電源からの電流を整流する整流回路と、
    前記整流回路の出力側に接続され、電流を高周波電流に変換するインバータ回路と、
    前記インバータ回路の出力側に接続され、高周波電流が供給されて調理用鍋を誘導加熱する加熱コイルと、
    前記加熱コイルの上方に配置され、前記加熱コイルから発生した交番磁界の高周波を反射させる磁束変調板と、
    前記調理用鍋が共振する共振周波数を検出するため駆動周波数を変化させる駆動信号を前記インバータ回路に出力する駆動周波数制御手段と、
    前記調理用鍋の振動を検出する振動センサと、
    前記駆動信号の駆動周波数を変化させた状態での前記振動センサの出力に基づいて前記調理用鍋が共振する共振周波数を検出する共振周波数検出手段と、
    前記共振周波数検出手段が検出した共振周波数或いはその整数倍の駆動信号を前記駆動周波数制御部から出力させる制御部と、
    を備えたことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記加熱コイルと前記磁束変調板の上方に前記調理用鍋を載置するトッププレートを配置したことを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記調理用鍋の有無及び適性な調理用鍋かどうかの鍋の異常を判定する鍋判別手段と鍋の異常を表示する異常報知手段とを備え、前記制御部は前記鍋判別手段が判別した鍋の異常の判別信号に基づいて前記異常報知手段に鍋の異常を報知させるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記調理用鍋の鍋底温度を検出する温度センサと、前記温度センサが検出した鍋底温度が所定温度以上であることを判断する鍋底温度判断手段とを備え、前記制御部は前記鍋底温度判断手段が判断した判別信号に基づいて出力を低下させる駆動信号を前記駆動周波数制御部から出力させるようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記温度センサが赤外線センサであることを特徴とする請求項4記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記鍋判別手段が判別した鍋の異常なしの判別信号に基づいて作動を開始してタイマ信号を所定タイマ時間出力する第1のタイマを備え、前記制御部は前記第1のタイマのタイマ信号を受けて前記駆動周波数制御手段を駆動させ、前記第1のタイマのタイマ時間終了時に他の指令を受けなければ前記駆動周波数制御手段の駆動を停止させることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  7. 所望の調理時間を設定するタイマスイッチと、前記タイマスイッチによって設定された調理時間の間は作動して所定の駆動信号を出力させるタイマ信号を前記制御部に出力する第2のタイマとを備え、
    前記制御部は前記第1のタイマのタイマ時間と前記第2のタイマのタイマ時間とを比較し、第2のタイマのタイマ時間よりも第1のタイマのタイマ時間が短い場合は第2のタイマ時間を優先し、第2のタイマのタイマ時間よりも第1のタイマのタイマ時間が長い場合も第2のタイマのタイマ時間を優先させるようにしたことを特徴とする請求項6記載の誘導加熱調理器。
  8. 操作部に設けられ、火力の調整を行う出力調整用エンコーダスイッチと、該出力調整用エンコーダスイッチによって設定した火力になるような駆動周波数の駆動信号を前記インバータ回路に出力する電力制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  9. 前記インバータ回路は前記電力制御手段からの電力制御された設定火力の駆動周波数の駆動信号と前記駆動周波数制御手段からの共振周波数或いはその整数倍の駆動信号とによって交互に駆動されるようにしたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  10. 前記共振周波数検出手段が検出した前記調理用鍋の種類に応じた共振周波数或いはその整数倍を記憶するメモリと、該メモリに記憶された前記調理用鍋の種類に応じた共振周波数或いはその整数倍を呼び出して前記制御部に送るメモリキーとを備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
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