JP2012043634A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数加熱コイルの同時動作時において周波数差による干渉音の発生を防止する。
【解決手段】第1および第2のインバータ4,5が同時に動作される場合には、制御手段8により、第1のインバータ4は動作周波数f1で出力電力P1を得る動作モード1とf1より高い動作周波数f3でP1より低い出力電力P3を得る動作モード3を交互に繰り返して動作され、第2のインバータ5は動作周波数f2で出力電力P2を得る動作モード2とf2より高い動作周波数f4でP2より低い出力電力P4を得る動作モード4を交互に繰り返して動作され、第1のインバータ4の動作周波数f3は第2のインバータ5の動作周波数f2の2倍の動作周波数で動作され、第2のインバータ5の動作周波数f4は第1のインバータ4の動作周波数f1の2倍の動作周波数で動作され、かつ第1のインバータ4の動作モード1と第2のインバータ5の動作モード2は排他的に実行される。
【選択図】図2

Description

本発明は、高周波磁界による誘導加熱を利用して被加熱物の加熱を行う誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器は高周波インバータを複数備えた多口誘導加熱調理器において、隣接する高周波インバータの発振周波数の差が、可聴周波数以上となるよう各インバータの発振周波数範囲を設定したものがある(例えば、特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来の多口誘導加熱調理器の回路構成を示す図である。図6に示すように、交流電源1と、第1及び第2の加熱コイル6、7と、交流電源1を整流する整流回路2と、整流回路2の電圧を平滑する平滑コンデンサ19と、平滑コンデンサ19の出力を高周波電力に変換して第1及び第2の加熱コイル6、7に高周波電力を供給する第1及び第2のインバータ4、5と、交流電源1からの入力電流を検出する入力電流検出手段3と、入力電流検出手段3の値が設定値となるように第1及び第2のインバータ4,5内にある半導体スイッチの動作状態を制御するマイクロコンピュータなどから構成される制御手段18により構成されている。
前記構成において、制御手段18は、交流電源1からの入力電流をカレントトランスなどから構成される入力電流検出手段3で検出し、入力電流が予め設定された電流値になるように第1及び第2のインバータ4、5内の半導体スイッチの導通時間を制御することにより、第1及び第2のインバータ4、5に接続された第1及び第2の加熱コイル6、7に必要な高周波電流を供給する。
第1及び第2の加熱コイル6、7には高周波電流による高周波磁界が発生するため、加熱コイルと磁気的に結合する鍋などの負荷には高周波磁界が印可される。この印可された高周波磁界により鍋などの負荷には渦電流が発生し、鍋は自身が持つ表皮抵抗と渦電流により発熱する。
ここで、第1及び第2の加熱コイル6、7が異なる周波数で動作した時、第1の加熱コイル6に流れる電流の周波数と第2の加熱コイル7に流れる電流の周波数の差が可聴域周波数である場合(概ね20kHz以下)は、周波数差による音(以下干渉音)が機器使用者に聞こえることになる。
そのため、概ね20kHz以上の周波数差を付けて加熱する方法などが提案されている。
実開昭57−179296号公報 米国特許出願公開第2007/135037号明細書
しかしながら、前記従来の構成では、一方の加熱コイルにおいて鍋の種類や加熱コイルへの供給電力の調整をインバータ内の半導体スイッチの動作周波数を変えて行う場合にはおおよそ15kHz程度の幅が必要とされるため、干渉音を回避するにはもう一方の加熱
コイルのインバータ内の半導体スイッチを60〜80kHz程度の動作周波数により動作する必要があるため、半導体スイッチはスイッチング動作による損失が大幅に増えるなどの課題を有することになる。
一方、この課題を解決するために動作周波数を一定にしてインバータ内の半導体スイッチの導通時間比により供給電力を調整する方法がある。
図7は、従来の誘導加熱調理器の加熱コイルの周波数解析の例を示す図、図8は、従来の誘導加熱調理器の加熱コイルの周波数解析の例を示す図である。
しかし図7に示すように、導通比率が50%に到達した場合には動作周波数(図7では20kHz)の高調波として3次高調波(図7では60kHz)が支配的であるのに対し(図7(a)参照)、導通比率が50%からずれるに従い2次高調波(図7では40kHz)が支配的となる(図7(b)参照)。
特に、従来の誘導加熱調理器のように、1つの平滑コンデンサに対して複数の加熱コイルとインバータが並列に接続されて動作する場合には、加熱コイル電流により発生した周波数成分が平滑コンデンサを通して相互にて加熱コイルに重畳することになる。
図8に示すように、第1のインバータが20kHz、第2のインバータが44kHzで動作している場合、第1のインバータの2次高調波である40kHzと第2のインバータの44kHzにより周波数差4kHzからなる周波数成分が相互の加熱コイル電流に重畳されるため、鍋を通して干渉音としてあらわれるなどの課題を有することになる。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、複数のインバータを備える誘導加熱調理器において、複数のインバータが同時に動作される場合には、加熱動作が排他的に実行されることにより加熱コイル間での周波数差による干渉音の発生を防止して、機器使用時における静音性を高めた誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、交流電源を整流する整流回路と、前記整流回路の出力を平滑する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの出力を半導体スイッチにより所定の周波数に変換して第1および第2の加熱コイルに高周波電力を供給する第1および第2のインバータと、前記半導体スイッチの導通時間を制御して前記第1および第2のインバータの動作周波数を制御する制御手段とを備え、前記第1および第2のインバータが同時に動作される場合には、前記制御手段により、前記第1のインバータは動作周波数f1で出力電力P1を得る動作モード1とf1より高い動作周波数f3でP1より低い出力電力P3を得る動作モード3を交互に繰り返して動作され、前記第2のインバータは動作周波数f2で出力電力P2を得る動作モード2とf2より高い動作周波数f4でP2より低い出力電力P4を得る動作モード4を交互に繰り返して動作され、前記第1のインバータの動作周波数f3は前記第2のインバータの動作周波数f2の2倍の動作周波数で動作され、前記第2のインバータの動作周波数f4は前記第1のインバータの動作周波数f1の2倍の動作周波数で動作され、かつ前記第1のインバータの動作モード1と前記第2のインバータの動作モード2は排他的に実行するものである。
これにより、複数のインバータを備える誘導加熱調理器において複数のインバータが同時に動作される場合には、加熱動作が排他的に実行されることにより、加熱コイル間での周波数差による干渉音の発生を防止して、機器使用時における静音性を高めた誘導加熱調理器を提供することができる。
本発明の誘導加熱調理器は、複数のインバータを備える誘導加熱調理器において複数のインバータが同時に動作される場合には、加熱動作が排他的に実行されることにより加熱コイル間での周波数差による干渉音の発生を防止して、機器使用時における静音性を高めることができる。
(a)本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の回路構成図(b)本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の第1および第2のインバータ内の回路構成図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の駆動信号を示す図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の駆動信号を示す図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の電力制御の方法を示す図 本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器の電力制御の方法を示す図 従来の多口誘導加熱調理器の回路構成を示す図 従来の誘導加熱調理器の加熱コイルの周波数解析の例を示す図 従来の誘導加熱調理器の加熱コイルの周波数解析の例を示す図
第1の発明は、交流電源を整流する整流回路と、前記整流回路の出力を平滑する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの出力を半導体スイッチにより所定の周波数に変換して第1および第2の加熱コイルに高周波電力を供給する第1および第2のインバータと、前記半導体スイッチの導通時間を制御して前記第1および第2のインバータの動作周波数を制御する制御手段とを備え、前記第1および第2のインバータが同時に動作される場合には、前記制御手段により、前記第1のインバータは動作周波数f1で出力電力P1を得る動作モード1とf1より高い動作周波数f3でP1より低い出力電力P3を得る動作モード3を交互に繰り返して動作され、前記第2のインバータは動作周波数f2で出力電力P2を得る動作モード2とf2より高い動作周波数f4でP2より低い出力電力P4を得る動作モード4を交互に繰り返して動作され、前記第1のインバータの動作周波数f3は前記第2のインバータの動作周波数f2の2倍の動作周波数で動作され、前記第2のインバータの動作周波数f4は前記第1のインバータの動作周波数f1の2倍の動作周波数で動作され、かつ前記第1のインバータの動作モード1と前記第2のインバータの動作モード2は排他的に実行するものである。これによって、複数のインバータを備える誘導加熱調理器において複数のインバータが同時に動作される場合には、加熱動作が排他的に実行されることにより加熱コイル間での周波数差による干渉音の発生を防止して、機器使用時における静音性を高めた誘導加熱調理器を提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、第1のインバータの動作周波数f1および第2のインバータの動作周波数f2はそれぞれ20kHz以上の動作周波数で動作されることにより、加熱コイルが可聴域(概ね20Hz〜20kHz程度)から外れた動作周波数で動作されることにより可聴雑音を防止することができ、機器使用時における静音性を高めた誘導加熱調理器を提供することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、第1および第2のインバータはそれぞれ固定周波数で動作され、かつ半導体スイッチの導通比率が変更されて第1および第2の加熱コイルへの供給電力が変更されることにより、第1のインバータの動作モード3および第2のインバータの動作モード4において半導体スイッチが高い動作周波数により動作されることを防止してインバータ損失を抑制することができるため、加熱効率の良い誘導加熱調理器を提供することができる。
第4の発明は、特に、第3の発明において、半導体スイッチの導通比率が50%に到達した場合には、導通比率50%を維持しながら動作周波数が減少されて第1および第2の加熱コイルへの供給電力が増加されることにより、第1のインバータの動作モード3および第2のインバータの動作モード4において半導体スイッチが高い動作周波数により動作されることを防止してインバータ損失を抑制することができるとともに、単独および同時動作時において制御方法を区別することなく加熱コイルに高い電力を供給することが容易になるため、制御性の良い、高火力かつ加熱効率に優れた誘導加熱調理器を提供することができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明において、第1および第2のインバータがそれぞれ単独により動作される場合には、動作周波数が変更されて第1および第2の加熱コイルへの供給電力が変更されることにより、加熱コイルに高い電力を供給することが容易になるとともに、高電力時においては半導体スイッチのソフトスイッチング動作によりインバータ損失を抑制することができるため、高火力かつ加熱効率の良い誘導加熱調理器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、(a)本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の回路構成図(b)本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の第1および第2のインバータ内の回路構成図である。
図1(a)において、交流電源1と、交流電源1を整流する整流回路2と、整流回路2の出力を平滑する平滑コンデンサ9と、平滑コンデンサ9の出力を高周波電力に変換する第1および第2のインバータ4、5と、それぞれのインバータに接続されインバータから高周波電流が供給される第1および第2の加熱コイル6、7と、交流電源1から整流回路2に流れる電流をカレントトランスなどで検出する入力電流検出手段3と、入力電流検出手段3の検出値が設定値になるように第1及び第2のインバータ内の半導体スイッチを制御する制御手段8とで構成している。
なお、制御手段8による入力電力の目標値としては入力電流以外に加熱コイルの電流や電圧などがあるが、特に限定するものではない。
また、図1(b)に示すように、第1のインバータ4は、平滑コンデンサ9に並列に接続される半導体スイッチ1a11と半導体スイッチ1b12の直列接続体と、半導体スイッチ1a11、1b12の直列接続体と平滑コンデンサ9の一端に接続される第1の加熱コイル6と共振コンデンサ1a13で構成されるハーフブリッジ回路である場合が多いが、フルブリッジ回路であっても特に問題ではない。
同様に第2のインバータ5は、平滑コンデンサ9に並列に接続される半導体スイッチ2a14と半導体スイッチ2b15の直列接続体と、半導体スイッチ2a14、2b15の直列接続体と平滑コンデンサ9の一端に接続される第2の加熱コイル7と共振コンデンサ2a16で構成されるハーフブリッジ回路である。
第1および第2のインバータ4,5は、制御手段8の指令に従いそれぞれ第1および第2の加熱コイル6、7に20kHz程度の高周波電流を供給する。加熱コイルには高周波電流によって高周波磁界が発生するため、加熱コイルと磁気的に結合する鍋などの負荷には高周波磁界が印可される。この印可された高周波磁界により鍋には渦電流が発生し、鍋
は自身が持つ表皮抵抗と渦電流により発熱する。
また、例えば第1の加熱コイル6と第1の共振コンデンサ1a13の直列共振回路を利用した第1のインバータ4では、制御手段8は入力電力を変更するために、鍋を載置した第1の加熱コイル6のインダクタンスと共振コンデンサ1a13の容量により決定される共振周波数に対して動作周波数を変化させることで入力電流などが所定値となるように半導体スイッチ1a11、1b12を制御する場合が多く、第2のインバータ5についても同様である。
その際、第1および第2の加熱コイル6,7が同時に動作されて、それぞれが異なる動作周波数であり周波数差が20kHz以内である場合には、それが鍋干渉音と呼ばれる可聴雑音として機器使用者に聞こえることになる。
そこで、第1および第2のインバータ4、5を互いに20kHz以上離れて動作させるように設計する方式が従来例により提案されているが、本実施の形態のように平滑コンデンサ9が第1および第2のインバータ4、5により共用化されている構成においては、第1および第2の加熱コイル6、7の動作周波数だけではなく、動作周波数に対する高調波成分についても相互加熱コイルに重畳されるため、例えば第1のインバータ4が20kHz、第2のインバータ5が44kHzで動作している場合、第1のインバータ4の2次高調波である40kHzと第2のインバータ5の44kHzにより周波数差4kHzからなる周波数成分が鍋を通して干渉音としてあらわれることになる。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の駆動信号を示す図であり、半導体スイッチの駆動信号とインバータの入力電力を示している。
第1のインバータ4内に有する半導体スイッチ1a11の動作信号をa)に、半導体スイッチ1b12の動作信号をb)に、第2のインバータ5内に有する半導体スイッチ2a14の動作信号をc)に、半導体スイッチ2b15の動作信号をd)に示している。
制御手段8は第1および第2のインバータ4、5において、それぞれ直列に接続された半導体スイッチを排他的に導通させることにより加熱コイルに電力を供給することになる。
また、図2e)は第1のインバータ4の入力電力を、f)は第2のインバータ5の入力電力をそれぞれ示したものであり、半導体スイッチの動作信号a)〜d)に応じた第1および第2のインバータ4、5の入力電力の変化を示している。
次に、第1および第2のインバータ4、5が同時に動作される場合について説明する。第1および第2のインバータ4、5の共振周波数は、それぞれ対応した加熱コイルのインダクタンスと共振コンデンサの容量により決定されるため、加熱コイルと磁気的に結合する鍋などの負荷に応じて変化するが、ここでは多くの鍋において共振周波数が20kHz前後となるように加熱コイルのインダクタンスと共振コンデンサの容量が決定されるものとし、第1および第2のインバータ4、5の動作周波数が共振周波数に近いほど高い入力電力が確保し易いものである。すなわち第1および第2のインバータ4、5は必ず20kHz以上の周波数で動作されるものとする。
第1のインバータ4内に有する半導体スイッチ1a11、1b12の動作信号、すなわち第1のインバータ4が周波数f1=20kHzで動作する状態を動作モード1、第2の
インバータ5内に有する半導体スイッチ2a14、2b15の動作信号、すなわち第2のインバータ5が周波数f2=20kHzで動作する状態を動作モード2とした場合、第1および第2のインバータ4、5が同時に動作されると、動作モード1と動作モード2は所定周期にて排他的に繰り返される。
つまり動作モード1および動作モード2での動作周波数は第1および第2のインバータ4、5がそれぞれ20kHzと共振周波数に対して近いため第1のインバータ4の入力電力P1と第2のインバータ5の入力電力P2はともに高い入力電力となるが、同時に動作される場合には動作モード1および動作モード2は同一タイミングにおいては発生しない。
更に第1のインバータ4が動作モード1で動作するタイミングにおいては、第2のインバータ5は第1のインバータ4の動作周波数f1=20kHzに対して2倍の周波数であるf4=40kHzで動作する(動作モード4)。
動作モード4では動作周波数は共振周波数20kHzに対して離れており、第2のインバータ5の入力電力P4は非常に低いものとなる(P2>P4)。
更に第2のインバータ5が動作モード2で動作するタイミングにおいては、第1のインバータ4は第2のインバータ5の動作周波数f2=20kHzに対して2倍の周波数であるf3=40kHzで動作する(動作モード3)。
動作モード3では動作周波数は共振周波数20kHzに対して離れており、第1のインバータ4の入力電力P3は非常に低いものとなる(P1>P3)。
以上のように、第1および第2のインバータ4,5が同時に動作される場合には、動作モード1と動作モード2が所定周期にて排他的に繰り返されると同時に、動作モード3と動作モード4についても同所定周期にて排他的に繰り返され、かつ動作モード3においては動作モード2の2倍の周波数、動作モード4においては動作モード1の2倍の周波数でそれぞれ動作させることにより、第1および第2のインバータ4、5それぞれの動作周波数による周波数差は必ず20kHzが維持されるとともに動作周波数に対する高調波成分についても周波数差が生じなくなる。よって可聴域での周波数差が発生しないため干渉音は可聴雑音とはならず、機器使用者には聞こえない。
更に、動作モード3と動作モード4において動作を完全に停止させるのではなく、それぞれ動作モード1と動作モード2の2倍の動作周波数にて低入力電力での動作を継続させることにより、動作停止状態から動作開始のタイミングにおいて急峻な磁場の変動により発生する異音(鍋からのコツ音)を防止することが可能であるため、特に本実施の形態のように所定周期にて上記タイミングが繰り返される場合においては非常に有効となる。
また、図3は本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の駆動信号を示す図であり、半導体スイッチの駆動信号を示している。第1のインバータ4内に有する半導体スイッチ1a11の動作信号をa)に、半導体スイッチ1b12の動作信号をb)に、第2のインバータ5内に有する半導体スイッチ2a14の動作信号をc)に、半導体スイッチ2b15の動作信号をd)に示している。制御手段8は第1および第2のインバータ4、5において、それぞれ直列に接続された半導体スイッチを排他的に導通させることにより加熱コイルに電力を供給することになる。
図4は本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の電力制御の方法を示す図であり、第1のインバータ4内に有する半導体スイッチ1a11の導通比率を変えた場合の入力
電力の変化を示している。導通比率が50%の時に入力電力は最大となる。第2のインバータ5についても同様であり、半導体スイッチ2a14の導通比率が50%の時に入力電力は最大となる。
図3、図4に示すように、半導体スイッチを固定周波数で動作させて導通比率を変えることにより第1および第2のインバータ4、5それぞれの入力電力を変更した場合にも動作周波数を変えることと同様の効果が得られる。
そのため、鍋の材質や形状、電力設定値の変更などによっても第1および第2のインバータ4、5の動作周波数f1、f2を固定させることが可能であり、動作周波数を変える場合と比べて、第1および第2のインバータ4、5の動作周波数f1、f2に対してそれぞれ決定される動作周波数f3、f4の制御方法が簡素化されるとともに、第1および第2のインバータ4、5の動作モード3、4において半導体スイッチが高い動作周波数により動作されることを防止してインバータ損失を抑制することができる。
更に、干渉音は第1および第2のインバータ4、5が同時に動作される場合にのみ生じるため、第1および第2のインバータ4、5がそれぞれ単独で動作される場合には動作周波数により入力電力を変更しても問題はない。
単独動作時において、同時動作時と比べて定格電力が大きくなる場合には、動作周波数により入力電力を変更した方がより高い入力電力に対応することが可能である。
なお、本実施の形態では、加熱コイルのインダクタンスと共振コンデンサの容量により決定される第1および第2のインバータ4、5の共振周波数を20kHz前後とし、第1および第2のインバータ4、5を20kHzなる周波数で動作させることにより高い入力電力を確保するようにしているが、共振周波数および動作周波数ともに20kHzに限定されずとも同様の効果が得られるのは言うまでもないことである。
以上のように、本実施の形態においては、交流電源1を整流する整流回路2と、整流回路2の出力を平滑する平滑コンデンサ9と、平滑コンデンサ9の出力を半導体スイッチにより所定の周波数に変換して第1および第2の加熱コイル6、7に高周波電力を供給する第1および第2のインバータ4、5と、半導体スイッチの導通時間を制御して第1および第2のインバータ4、5の動作周波数を制御する制御手段8とを備え、第1および第2のインバータ4、5が同時に動作される場合には、制御手段8により、第1のインバータ4は動作周波数f1で出力電力P1を得る動作モード1とf1より高い動作周波数f3でP1より低い出力電力P3を得る動作モード3を交互に繰り返して動作され、第2のインバータ5は動作周波数f2で出力電力P2を得る動作モード2とf2より高い動作周波数f4でP2より低い出力電力P4を得る動作モード4を交互に繰り返して動作され、第1のインバータ4の動作周波数f3は第2のインバータ5の動作周波数f2の2倍の動作周波数で動作され、第2のインバータ5の動作周波数f4は第1のインバータ4の動作周波数f1の2倍の動作周波数で動作され、かつ第1のインバータ4の動作モード1と第2のインバータ5の動作モード2は排他的に実行されることにより、第1および第2のインバータ4、5が同時に動作される場合には、加熱動作が排他的に実行されることにより第1および第2の加熱コイル6、7間での周波数差による干渉音の発生を防止して、機器使用時における静音性を高めた誘導加熱調理器を提供することができる。
また、本実施の形態においては、第1のインバータ4の動作周波数f1および第2のインバータ5の動作周波数f2はそれぞれ20kHz以上の動作周波数で動作されることにより、第1および第2の加熱コイル6、7が可聴域(概ね20Hz〜20kHz程度)から外れた動作周波数で動作されることにより可聴雑音を防止することができ、機器使用時
における静音性を高めた誘導加熱調理器を提供することができる。
また、本実施の形態においては、第1および第2のインバータ4,5はそれぞれ固定周波数で動作され、かつ半導体スイッチの導通比率が変更されて第1および第2の加熱コイル6,7への供給電力が変更されることにより、第1のインバータ4の動作モード3および第2のインバータ5の動作モード4において半導体スイッチが高い動作周波数により動作されることを防止してインバータ損失を抑制することができるため、加熱効率の良い誘導加熱調理器を提供することができる。
また、本実施の形態においては、第1および第2のインバータ4、5がそれぞれ単独により動作される場合には、動作周波数が変更されて第1および第2の加熱コイル6、7への供給電力が変更されることにより、第1および第2の加熱コイル6、7に高い電力を供給することが容易になるとともに、高電力時においては半導体スイッチのソフトスイッチング動作によりインバータ損失を抑制することができるため、高火力かつ加熱効率の良い誘導加熱調理器を提供することができる。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施の形態の構成は実施の形態1と同一である。
図5は、本発明の第2の実施の形態における誘導加熱調理器の電力制御の方法を示す図であり、各インバータの入力電力設定および制御方法を示している。a)に各インバータの設定可能な入力電力を、b)に動作周波数が変化する場合の制御の一例を、c)に導通比率が変化する場合の制御の一例を示している。
a)に示すように、整流回路2を複数のインバータが共用化する構成では、複数のインバータが同時に動作する場合には単独でインバータが動作するときの定格電力を越えないようにすることで、共用化部分の部品の定格が大きくならないようにしている。そのため、本実施の形態では単独での動作時にのみ許される「P」設定を設けている。
一方、c)に示すように動作周波数を一定として導通比率の変更により入力電力の変更を行う場合には、図4で示したように導通比率が50%の時に最大の入力電力となる。このとき材質の異なる負荷においても「P」設定で動作周波数を一定とした制御が行えるようにすると、負荷Cでは導通比率が少ない状態で定格電力に達するため、導通比率の変化に対して電力変動が大きくなる課題が生じることになる。
また単独で動作するときに周波数制御に切り替える方法では2種類の制御方法を持つことになるため、制御方法が煩雑になる課題を有することになる。
そのため、c)のように同時に動作するときの個別のインバータの最大の入力電力までは導通比率で制御できるようにし、それ以上の入力電力に対しては導通比率が50%を越えた後に、b)に示すように導通比率50%を維持しながら動作周波数を制御する方法に移行することにより単独および同時動作時において制御方法を区別することなく、かつ電力変動も大きくならずに制御することができる。
以上のように、本実施の形態においては、半導体スイッチの導通比率が50%に到達した場合には、導通比率50%を維持しながら動作周波数が減少されて第1および第2の加熱コイル6,7への供給電力が増加されることにより、第1のインバータ4の動作モード3および第2のインバータ5の動作モード4において半導体スイッチが高い動作周波数により動作されることを防止してインバータ損失を抑制することができるとともに、単独お
よび同時動作時において制御方法を区別することなく加熱コイルに高い電力を供給することが容易になるため、制御性の良い、高火力かつ加熱効率に優れた誘導加熱調理器を提供することができる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、複数のインバータを備える誘導加熱調理器において複数のインバータが同時に動作される場合には、加熱動作が排他的に実行されることにより加熱コイル間での周波数差による干渉音の発生を防止することができるため、誘導加熱調理器に限らず誘導加熱を原理とした熱源を複数備える機器全般においても適用できる。
1 交流電源
2 整流回路
4 第1のインバータ
5 第2のインバータ
6 第1の加熱コイル
7 第2の加熱コイル
8 制御手段
9 平滑コンデンサ
11 半導体スイッチ1a
12 半導体スイッチ1b
13 共振コンデンサ1a
14 半導体スイッチ2a
15 半導体スイッチ2b
16 共振コンデンサ2a

Claims (5)

  1. 交流電源を整流する整流回路と、前記整流回路の出力を平滑する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの出力を半導体スイッチにより所定の周波数に変換して第1および第2の加熱コイルに高周波電力を供給する第1および第2のインバータと、前記半導体スイッチの導通時間を制御して前記第1および第2のインバータの動作周波数を制御する制御手段とを備え、前記第1および第2のインバータが同時に動作される場合には、前記制御手段により、前記第1のインバータは動作周波数f1で出力電力P1を得る動作モード1とf1より高い動作周波数f3でP1より低い出力電力P3を得る動作モード3を交互に繰り返して動作され、前記第2のインバータは動作周波数f2で出力電力P2を得る動作モード2とf2より高い動作周波数f4でP2より低い出力電力P4を得る動作モード4を交互に繰り返して動作され、前記第1のインバータの動作周波数f3は前記第2のインバータの動作周波数f2の2倍の動作周波数で動作され、前記第2のインバータの動作周波数f4は前記第1のインバータの動作周波数f1の2倍の動作周波数で動作され、かつ前記第1のインバータの動作モード1と前記第2のインバータの動作モード2は排他的に実行される誘導加熱調理器。
  2. 第1のインバータの動作周波数f1および第2のインバータの動作周波数f2はそれぞれ20kHz以上の動作周波数で動作される請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 第1および第2のインバータはそれぞれ固定周波数で動作され、かつ半導体スイッチの導通比率が変更されて第1および第2の加熱コイルへの供給電力が変更される請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 半導体スイッチの導通比率が50%に到達した場合には、導通比率50%を維持しながら動作周波数が減少されて第1および第2の加熱コイルへの供給電力が増加される請求項3に記載の誘導加熱調理器。
  5. 第1および第2のインバータがそれぞれ単独により動作される場合には、動作周波数が変更されて第1および第2の加熱コイルへの供給電力が変更される請求項1〜4のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
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