JPH11121159A - 電磁調理器 - Google Patents

電磁調理器

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JPH11121159A
JPH11121159A JP28721997A JP28721997A JPH11121159A JP H11121159 A JPH11121159 A JP H11121159A JP 28721997 A JP28721997 A JP 28721997A JP 28721997 A JP28721997 A JP 28721997A JP H11121159 A JPH11121159 A JP H11121159A
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JP
Japan
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phase
resonance
inverter circuit
heated
heating coil
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Application number
JP28721997A
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English (en)
Inventor
Koji Murakami
浩二 村上
Teruya Tanaka
照也 田中
Shojiro Sato
正二郎 佐藤
Teruo Kobuna
照男 小鮒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過大な電流により回路部品に損傷を与えるこ
となく、被加熱物の材質および無負荷を適確に判別して
適正な加熱処理を行うことができる電磁調理器を提供す
る。 【解決手段】 判別手段25は位相制御手段19を制御
してインバータ駆動回路11の出力電圧の位相と共振用
コンデンサ15の電圧の位相との位相差を誘導性から共
振点に向けて徐々に変化させるようにインバータ駆動回
路11の出力電圧を制御しながら入力電流検出手段21
からの入力電流および周波数検出手段23からの動作周
波数を監視し、入力電流が所定値(IO )以上流れた場
合の動作周波数がFA 以上である場合、被加熱物17は
表皮抵抗が低いと判別し、動作周波数がFN 以上でかつ
A 未満である場合には被加熱物17は表皮抵抗が高い
と判別し、動作周波数がFN 未満である場合には無負荷
であると判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータ回路を
使用して、鍋等からなる被加熱物を誘導加熱する電磁調
理器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電磁調理器の被加熱物として
は、比較的表皮抵抗の高い鉄やステンレススチール製の
鍋や、比較的抵抗の低いアルミニウムや銅製の鍋が使用
される。表皮抵抗で代表されるような透磁率などの電気
的特性が異なる被加熱物では、誘導加熱時に加熱特性が
変化してしまうため、適正な加熱を行うには、被加熱物
の材質を判別する必要がある。
【0003】このように被加熱物の材質を判別する従来
の電磁調理器として、例えば特開平4−269488号
に開示されている電磁誘導加熱調理器がある。この従来
の電磁誘導加熱調理器は、図9のその構成を示すよう
に、商用電源71からの交流電圧を平滑回路73で平滑
化して直流電圧を生成し、この直流電圧を高周波インバ
ータ回路75に供給する。該インバータ回路75は、イ
ンバータ駆動回路77により駆動されて、加熱コイル7
9に高周波電流を供給し、これにより加熱コイル79か
ら高周波磁界を発生させる。この高周波磁界は加熱コイ
ル79に近接して設けられた被加熱物である鍋等の金属
容器83に渦電流を発生し、これにより金属容器83を
加熱する。加熱コイル79には共振用コンデンサ81が
直列に接続され、これにより加熱コイル79と共振用コ
ンデンサ81とにより直列共振回路を構成している。
【0004】周波数検出回路85は、インバータ駆動回
路77のインバータ駆動周波数を検出し、この検出した
周波数を主制御部91に供給する。また、位相検出回路
87は、インバータ駆動回路77の電圧およびカレント
トランス93によって検出した加熱コイル79に流れる
電流の位相角を検出し、主制御部91に供給する。コイ
ル電流検出回路89は、カレントトランス93に流れる
加熱コイル79の電流を検出し、主制御部91に供給す
る。主制御部91は、前記位相角が一定値になるように
インバータ駆動回路77を制御し、この時の周波数検出
回路85からの周波数およびコイル電流検出回路89か
らのコイル電流から金属容器83の材質および無負荷を
判別している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の調理器
では、位相角をある一定値になるようにインバータ駆動
回路を制御しているが、無負荷では共振曲線が尖鋭なた
め、加熱コイルに流れる電流が小さくなるような位相角
の制御が困難であり、この結果無負荷時に大きなコイル
電流が流れ、電磁調理器を構成している回路部分に損傷
を与えることがあるという問題がある。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、過大な電流により回路部品に
損傷を与えることなく、被加熱物の材質および無負荷を
適確に判別して適正な加熱処理を行うことができる電磁
調理器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、被加熱物を誘導加熱する
加熱コイルに印加される高周波電力を該加熱コイルと共
振用コンデンサとの共振によって発生するインバータ回
路と、該インバータ回路の出力電圧の位相と前記共振用
コンデンサの電圧の位相との位相差を変化させて前記イ
ンバータ回路の出力電圧を制御する位相制御手段と、前
記高周波電力を発生する前記インバータ回路への入力電
流を検出する入力電流検出手段と、前記インバータ回路
の動作周波数を検出する周波数検出手段と、前記位相差
を誘導性から共振点に向けて変化させるように前記位相
制御手段を制御し、前記入力電流が所定値以上流れた場
合の前記動作周波数に基づいて前記被加熱物の有無また
は材質を判別する判別手段とを有することを要旨とす
る。
【0008】請求項1記載の本発明にあっては、位相制
御手段を制御してインバータ回路の出力電圧の位相と共
振用コンデンサの電圧の位相との位相差を誘導性から共
振点に向けて変化させて入力電流を増加させ、該入力電
流が所定値以上流れた場合の動作周波数に基づいて被加
熱物の有無または材質を判別するため、過大な電流によ
り回路部品に損傷を与えることなく、適正な加熱処理を
行うことができる。
【0009】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
の入力電流に代えてインバータ電流を検知するようにし
たもので、請求項2記載の本発明にあっては、位相制御
手段を制御してインバータ回路の出力電圧の位相と共振
用コンデンサの電圧の位相との位相差を誘導性から共振
点に向けて変化させてインバータ電流を増加させ、該イ
ンバータ電流が所定値以上流れた場合の動作周波数に基
づいて被加熱物の有無または材質を判別するため、過大
な電流により回路部品に損傷を与えることなく、適正な
加熱処理を行うことができる。
【0010】更に、請求項3記載の本発明は、請求項1
の入力電流に代えて共振用コンデンサの電圧を検出する
ようにしたもので、請求項3記載の本発明にあっては、
位相制御手段を制御してインバータ回路の出力電圧の位
相と共振用コンデンサの電圧の位相との位相差を誘導性
から共振点に向けて変化させてコンデンサ電圧を増加さ
せ、該コンデンサ電圧が所定値以上に増大した場合の動
作周波数に基づいて被加熱物の有無または材質を判別す
るため、過大な電流により回路部品に損傷を与えること
なく、適正な加熱処理を行うことができる。
【0011】請求項4記載の本発明は、被加熱物を誘導
加熱する巻数切り換え可能な加熱コイルに印加される高
周波電力を該加熱コイルと共振用コンデンサとの共振に
よって発生するインバータ回路と、該インバータ回路の
出力電圧の位相と前記共振用コンデンサの電圧の位相と
の位相差を変化させて前記インバータ回路の出力電圧を
制御する位相制御手段と、前記高周波電力を発生する前
記インバータ回路への入力電流を検出する入力電流検出
手段と、前記インバータ回路の動作周波数を検出する周
波数検出手段と、前記加熱コイルの巻数を多い状態に切
り換えて、前記位相差を誘導性から共振点に向けて変化
させるように前記位相制御手段を制御し、前記入力電流
が所定値以上流れた場合の前記動作周波数に基づいて前
記被加熱物の材質を判別し、前記入力電流が所定値以上
流れない場合、前記加熱コイルの巻数を少ない状態に切
り換えて、前記位相差を誘導性から共振点に向けて変化
させるように前記位相制御手段を制御し、前記入力電流
が所定値以上流れた場合の前記動作周波数に基づいて前
記被加熱物の材質を判別し、前記入力電流が所定値以上
流れない場合、前記被加熱物は無いと判別する判別手段
とを有することを要旨とする。
【0012】請求項4記載の本発明にあっては、加熱コ
イルの巻数を多い状態に切り換えて、位相差を誘導性か
ら共振点に向けて変化させて入力電流を増加させ、該入
力電流が所定値以上流れた場合の動作周波数に基づいて
被加熱物の材質を判別し、入力電流が所定値以上流れな
い場合、加熱コイルの巻数を少ない状態に切り換えて、
位相差を誘導性から共振点に向けて変化させて入力電流
を増加させ、該入力電流が所定値以上流れた場合の動作
周波数に基づいて被加熱物の材質を判別し、入力電流が
所定値以上流れない場合、被加熱物は無いと判別するた
め、過大な電流により回路部品に損傷を与えることがな
いとともに、加熱コイルの巻数を切り換えることにより
加熱処理の高効率化および材質判別処理の向上を図るこ
とができる。
【0013】また、請求項5記載の本発明は、請求項4
の入力電流に代えてインバータ電流を検出するようにし
たもので、請求項5記載の本発明にあっては、加熱コイ
ルの巻数を多い状態に切り換えて、位相差を誘導性から
共振点に向けて変化させてインバータ電流を増加させ、
該インバータ電流が所定値以上流れた場合の動作周波数
に基づいて被加熱物の材質を判別し、インバータ電流が
所定値以上流れない場合、加熱コイルの巻数を少ない状
態に切り換えて、位相差を誘導性から共振点に向けて変
化させてインバータ電流を増加させ、該インバータ電流
が所定値以上流れた場合の動作周波数に基づいて被加熱
物の材質を判別し、インバータ電流が所定値以上流れな
い場合、被加熱物は無いと判別するため、過大な電流に
より回路部品に損傷を与えることがないとともに、加熱
コイルの巻数を切り換えることにより加熱処理の高効率
化および材質判別処理の向上を図ることができる。
【0014】更に、請求項6記載の本発明は、請求項4
の入力電流に代えて共振用コンデンサの電圧を検出する
ようにしたもので、請求項6記載の本発明にあっては、
加熱コイルの巻数を多い状態に切り換えて、位相差を誘
導性から共振点に向けて変化させてコンデンサ電圧を増
加させ、該コンデンサ電圧が所定値以上に増大した場合
の動作周波数に基づいて被加熱物の材質を判別し、コン
デンサ電圧が所定値以上に増大しない場合、加熱コイル
の巻数を少ない状態に切り換えて、位相差を誘導性から
共振点に向けて変化させてコンデンサ電圧を増加させ、
該コンデンサ電圧が所定値以上に増加した場合の動作周
波数に基づいて被加熱物の材質を判別し、コンデンサ電
圧が所定値以上に増加しない場合、被加熱物は無いと判
別するため、過大な電流により回路部品に損傷を与える
ことがないとともに、加熱コイルの巻数を切り換えるこ
とにより加熱処理の高効率化および材質判別処理の向上
を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。
【0016】図1は、本発明の第1の実施形態に係わる
電磁調理器の構成を示すブロック図である。同図に示す
電磁調理器は、商用電源1からの交流電圧をダイオード
ブリッジからなる整流器3で整流した後、平滑回路5で
平滑して直流電圧を生成し、この直流電圧をハーフブリ
ッジインバータを構成している2個の直列接続されたス
イッチングトランジスタ7,9に供給している。
【0017】両スイッチングトランジスタ7,9の接続
点と平滑回路5の出力との間には加熱コイル13と共振
用コンデンサ15からなる直列共振回路が接続されてい
る。スイッチングトランジスタ7,9がインバータ駆動
回路11により駆動されて交互に導通すると、直列共振
回路の加熱コイル13と共振用コンデンサ15に高周波
電力を供給して、加熱コイル13から高周波磁界を発生
し、この高周波磁界により加熱コイル13に近接して設
けられた鍋等の被加熱物17に渦電流を発生し、被加熱
物17を加熱するようになっている。なお、加熱コイル
13は、図示しないトッププレートの下方に配設され、
該トッププレートの上に被加熱物17が載置され、これ
により被加熱物17には加熱コイル13からの高周波磁
界により渦電流損が発生して加熱される。
【0018】位相制御手段19は、インバータ駆動回路
11の出力電圧の位相と共振用コンデンサ15の電圧の
位相との位相差を誘導性から共振点に向けて徐々に変化
させるようにインバータ駆動回路11の出力電圧を制御
する。入力電流検出手段21は、商用電源1の出力から
整流器3に至る接続線に設けられたカレントトランス2
7によって検知した電流を受けて、商用電源1からの入
力電流を検出する。周波数検出手段23は、インバータ
駆動回路11の動作周波数を検出する。入力電流検出手
段21で検出された入力電流および周波数検出手段23
で検出された動作周波数は判別手段25に供給される。
【0019】判別手段25は、位相制御手段19を制御
して、前記位相差を共振点から離れた誘導性から共振点
に向けて徐々に変化させ、これにより位相差が共振点に
近づくにつれて徐々に増加する入力電流検出手段21か
らの入力電流および周波数検出手段23からの動作周波
数を監視する。
【0020】図2は、周波数検出手段23で検出したイ
ンバータ駆動回路11の動作周波数に対する入力電流検
出手段21からの入力電流の関係を被加熱物17が無い
無負荷時の場合を曲線イで示し、被加熱物17の材質の
表皮抵抗が高い場合(鉄鍋)を曲線ロで示し、被加熱物
17の材質の表皮抵抗が低い場合(アルミ鍋)を曲線ハ
で示している図であるが、判別手段25は、上述したよ
うに位相制御手段19を制御しながら入力電流および動
作周波数を監視し、入力電流が所定値(IO )以上流れ
た場合の動作周波数が図2に示すようにFA 以上である
場合には、被加熱物17の材質は表皮抵抗が低いと判別
し、動作周波数FN 以上であって、かつFA 未満である
場合には、被加熱物17の材質は表皮抵抗が高いと判別
し、更に動作周波数がFN 未満である場合には、被加熱
物17が無い無負荷であると判別する。
【0021】以上説明したように、本実施形態では、イ
ンバータ駆動回路11の出力電圧の位相と共振用コンデ
ンサ15の電圧の位相との位相差を誘導性から共振点に
向けて徐々に変化させ、この位相差の変化に伴って徐々
に増加する入力電流が所定値以上になった場合の動作周
波数により被加熱物17の材質または無負荷を判別して
いるため、過大な電流がインバータ回路に流れることを
防止することができ、回路部品に損傷を与えることがな
く、適正な加熱を行うことができる。
【0022】図3は、本発明の第2の実施形態に係わる
電磁調理器の構成を示すブロック図である。同図に示す
電磁調理器は、図1に示した電磁調理器において入力電
流検出手段21の代わりにインバータ電流検出手段35
を設け、これにより入力電流の代わりにインバータ電流
を検出している点が異なるのみであり、その他の構成、
作用は同じである。
【0023】インバータ電流検出手段35は、スイッチ
ングトランジスタ7,9の接続点と加熱コイル13との
接続線に設けられたカレントトランス29により検知し
た電流に基づいてインバータ電流を検出し、このインバ
ータ電流を判別手段25に供給している。
【0024】判別手段25は、位相制御手段19を制御
して、インバータ駆動回路11の出力電圧の位相と共振
用コンデンサ15の電圧の位相との位相差を共振点から
離れて誘導性から共振点に向けて徐々に変化させ、これ
により位相差が共振点に近づくにつれて徐々に増加する
インバータ電流検出手段35からのインバータ電流およ
び周波数検出手段23からの動作周波数を監視する。そ
して、インバータ電流が所定値以上流れた場合の動作周
波数がFA 以上である場合には、被加熱物17の材質は
表皮抵抗が低いと判別し、動作周波数がFN 以上であっ
て、かつFA 未満である場合には、被加熱物17の材質
は表皮抵抗が高いと判別し、更に動作周波数がFN 未満
である場合には、被加熱物17が無い無負荷であると判
別する。
【0025】上述したように、本実施形態では、位相差
の変化に伴って徐々に増加するインバータ電流が所定値
以上になった場合の動作周波数により被加熱物17の材
質または無負荷を判別しているため、過大な電流がイン
バータ回路に流れることを防止でき、回路部品に損傷を
与えることがなく、適正な加熱を行うことができる。
【0026】図4は、本発明の第3の実施形態に係わる
電磁調理器の構成を示すブロック図である。同図に示す
電磁調理器は、図1に示す電磁調理器における入力電流
検出手段21の代わりに、コンデンサ電圧検出手段31
を設け、これにより入力電流の代わりに共振用コンデン
サ15の電圧を検出している点が異なるものであり、そ
の他の構成、作用は同じである。
【0027】コンデンサ電圧検出手段31は、加熱コイ
ル13と共振用コンデンサ15との間に接続されて、共
振用コンデンサ15の電圧を検出し、この検出したコン
デンサ電圧を判別手段25に供給している。
【0028】判別手段25は、位相制御手段19を制御
して、インバータ駆動回路11の出力電圧の位相と共振
用コンデンサ15の電圧の位相との位相差を共振点から
離れて誘導性から共振点に向けて徐々に変化させ、これ
により位相差が共振点に近づくにつれて徐々に増加する
コンデンサ電圧検出手段31からのコンデンサ電圧およ
び周波数検出手段23からの動作周波数を監視する。そ
して、コンデンサ電圧が所定値以上に増大した場合の動
作周波数がFA 以上である場合には、被加熱物17の材
質は表皮抵抗が低いと判別し、動作周波数がFN 以上で
あって、かつFA 未満である場合には、被加熱物17の
材質は表皮抵抗が高いと判別し、更に動作周波数がFN
未満である場合には、被加熱物17が無い無負荷である
と判別する。
【0029】上述したように、本実施形態では、位相差
の変化に伴って徐々に増加するコンデンサ電圧が所定値
以上になった場合の動作周波数により被加熱物17の材
質または無負荷を判別しているため、過大な電流がイン
バータ回路に流れることを防止でき、回路部品に損傷を
与えることがなく、適正な加熱を行うことができる。
【0030】図5は、本発明の第4の実施形態に係わる
電磁調理器の構成を示すブロック図である。同図に示す
電磁調理器は、図1に示した電磁調理器における加熱コ
イル13および共振用コンデンサ15の代わりに、それ
ぞれ2個の加熱コイル13a,13bと2個の共振用コ
ンデンサ15a,15bを設けるとともに、2個の加熱
コイル13a,13bの間に切り換えスイッチ33を設
け、これにより加熱コイルとして加熱コイル13aの1
個のみ使用する場合と加熱コイル13a,13bの2個
を使用する場合のように加熱コイル13a,13bを切
り換えて使用し、これにより被加熱物17の材質判別精
度を向上した点が異なるものである。
【0031】すなわち、本実施形態の電磁調理器では、
被加熱物17が比較的表皮抵抗の高い鉄やステンレスス
チール製の鍋である場合には、1個の加熱コイル13a
と1個の共振用コンデンサ15bを使用して共振回路を
構成し、また被加熱物17が比較的表皮抵抗の低いアル
ミニウムや銅製の鍋である場合には、切り換えスイッチ
33で2個の加熱コイル13a,13bを接続し、これ
により2個の加熱コイル13a,13bと2個の共振用
コンデンサ15a,15bを使用して共振回路を構成
し、巻数の多い加熱コイル13a,13bで被加熱物1
7を加熱するようにしている。
【0032】本実施形態の電磁調理器の作用について図
6に示すフローチャートを参照して説明する。
【0033】本実施形態では加熱コイル13a,13b
の巻数の多い状態で動作開始するために、切り換えスイ
ッチ33で2個の加熱コイル13a,13bを接続し、
2個の加熱コイル13a,13bと2個の共振用コンデ
ンサ15a,15bとで共振回路を構成する。そして、
まず、位相制御手段19により位相差を初期値に設定す
る(ステップ110)。それから、判別手段25は位相
制御手段19を制御し、インバータ駆動回路11の出力
電圧の位相と共振用コンデンサ15a,15bの位相と
の位相差を誘導性の初期値から共振点に向けて徐々に変
化させるようにインバータ駆動回路11の出力電圧を制
御する(ステップ120)。
【0034】判別手段25は、入力電流検出手段21で
検出した入力電流(I)を監視し(ステップ130)、
該入力電流(I)が所定の値(IO )以上である場合に
は(ステップ140)、周波数検出手段23で検出した
インバータ駆動回路11の動作周波数(F)を監視し
(ステップ150)、該周波数(F)が所定の周波数F
A 以上であるか否かをチェックする(ステップ16
0)。該周波数(F)が所定の周波数FA 以上の場合に
は、被加熱物17が比較的表皮抵抗の低い材質のもので
あると判別する(ステップ170)。
【0035】また、ステップ160のチェックにおい
て、周波数検出手段23で検出した周波数(F)が所定
の周波数FA 以上でない場合には、位相制御手段19に
より位相差を誘導性の初期値にし(ステップ180)、
切り換えスイッチ33を切り換えて、加熱コイル13a
のみにして、その巻数を少ない状態に切り換え(ステッ
プ190)、上述したと同様に、位相制御手段19を制
御し、インバータ駆動回路11の出力電圧の位相と共振
用コンデンサ15bの位相との位相差を誘導性の初期値
から共振点に向けて徐々に変化させるようにインバータ
駆動回路11の出力電圧を制御する(ステップ20
0)。
【0036】それから、判別手段25は入力電流検出手
段21で検出した入力電流(I)を監視し(ステップ2
10)、該入力電流(I)が所定の値(IO )以上であ
る場合には(ステップ220)、周波数検出手段23で
検出したインバータ駆動回路11の動作周波数(F)を
監視し(ステップ230)、該周波数(F)が所定の周
波数FF 以上であるか否かをチェックする(ステップ2
40)。該周波数(F)が所定の周波数FF 以上の場合
には、被加熱物17が比較的表皮抵抗の高い材質のもの
であると判別する(ステップ250)。また、周波数
(F)が所定の周波数FF 未満の場合には、被加熱物1
7は無い、すなわち無負荷と判別する(ステップ26
0)。
【0037】上述したように、本実施形態では、位相差
の変化に伴って徐々に増加する入力電流が所定値以上に
なった場合の動作周波数により被加熱物17の材質また
は無負荷を判別しているため、過大な電流がインバータ
回路に流れることを防止でき、回路部品に損傷を与える
ことがなく、適正な加熱を行うことができるとともに、
更に加熱コイルの巻数を切り換えて、被加熱物の材質を
判別しているため、判別精度を向上することができ、ま
たこの巻数の切り換えは被加熱物の材質に合わせて行っ
ているため、効率の高い加熱が可能となる。
【0038】図7は、本発明の第5の実施形態に係わる
電磁調理器の構成を示すブロック図である。同図に示す
電磁調理器は、図5に示した電磁調理器における入力電
流検出手段21の代わりにインバータ電流検出手段35
を設け、これにより入力電流の代わりにインバータ電流
を検出している点が異なるのみであり、その他の構成、
作用は同じである。また、インバータ電流検出手段35
を用いた場合の作用は図3に示す第2の実施形態の場合
と同じである。従って、図7に示す本実施形態の電磁調
理器は、図3および図5に示した実施形態を組み合わせ
ることにより容易に理解され得るものであるため、その
説明は省略する。
【0039】図8は、本発明の第6の実施形態に係わる
電磁調理器の構成を示すブロック図である。同図に示す
電磁調理器は、図5に示した電磁調理器における入力電
流検出手段21の代わりにコンデンサ電圧検出手段31
を設け、これにより入力電流の代わりに共振用コンデン
サ15の電圧を検出している点が異なるのみであり、そ
の他の構成、作用は同じである。また、コンデンサ電圧
検出手段31を用いた場合の作用は図4に示す第3の実
施形態の場合と同じである。従って、図8に示す本実施
形態の電磁調理器は、図4および図5に示した実施形態
を組み合わせることにより容易に理解され得るものであ
るため、その説明は省略する。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明によれば、位相差を誘導性から共振点に向けて変化
させて入力電流を増加させ、該入力電流が所定値以上流
れた場合の動作周波数に基づいて被加熱物の有無または
材質を判別するので、過大な電流により回路部品に損傷
を与えることなく、適正な加熱処理を行うことができ
る。
【0041】また、請求項2記載の本発明によれば、位
相差を誘導性から共振点に向けて変化させてインバータ
電流を増加させ、該インバータ電流が所定値以上流れた
場合の動作周波数に基づいて被加熱物の有無または材質
を判別するので、過大な電流により回路部品に損傷を与
えることなく、適正な加熱処理を行うことができる。
【0042】更に、請求項3記載の本発明によれば、位
相差を誘導性から共振点に向けて変化させてコンデンサ
電圧を増加させ、該コンデンサ電圧が所定値以上に増大
した場合の動作周波数に基づいて被加熱物の有無または
材質を判別するので、過大な電流により回路部品に損傷
を与えることなく、適正な加熱処理を行うことができ
る。
【0043】請求項4記載の本発明によれば、加熱コイ
ルの巻数を切り換えた各状態において位相差を誘導性か
ら共振点に向けて変化させて入力電流を増加させ、該入
力電流に対する動作周波数に基づいて被加熱物の材質を
判別するので、過大な電流により回路部品に損傷を与え
ることがないとともに、加熱コイルの巻数を切り換える
ことにより加熱処理の高効率化および材質判別処理の向
上を図ることができる。
【0044】また、請求項5記載の本発明によれば、加
熱コイルの巻数を切り換えた各状態において位相差を誘
導性から共振点に向けて変化させてインバータ電流を増
加させ、該インバータ電流に対する動作周波数に基づい
て被加熱物の材質を判別するので、過大な電流により回
路部品に損傷を与えることがないとともに、加熱コイル
の巻数を切り換えることにより加熱処理の高効率化およ
び材質判別処理の向上を図ることができる。
【0045】更に、請求項6記載の本発明によれば、加
熱コイルの巻数を切り換えた各状態において位相差を誘
導性から共振点に向けて変化させてコンデンサ電圧を増
加させ、該コンデンサ電圧に対する動作周波数に基づい
て被加熱物の材質を判別するので、過大な電流により回
路部品に損傷を与えることがないとともに、加熱コイル
の巻数を切り換えることにより加熱処理の高効率化およ
び材質判別処理の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施形態に係わる電磁
調理器の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す電磁調理器における動作周波数に対
する入力電流の関係を被加熱物の材質に対して示す図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施形態に係わる電磁調理器の
構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係わる電磁調理器の
構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第4の実施形態に係わる電磁調理器の
構成を示すブロック図である。
【図6】図5に示す第4の実施形態の電磁調理器の作用
を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第5の実施形態に係わる電磁調理器の
構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第6の実施形態に係わる電磁調理器の
構成を示すブロック図である。
【図9】従来の電磁調理器の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 商用電源 11 インバータ駆動回路 13,13a,13b 加熱コイル 15,15a,15b 共振用コンデンサ 17 被加熱物 19 位相制御手段 21 入力電流検出手段 23 周波数検出手段 25 判別手段 27,29 カレントトランス 31 コンデンサ電圧検出手段 33 切り換えスイッチ 35 インバータ電流検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 正二郎 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内 (72)発明者 小鮒 照男 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱物を誘導加熱する加熱コイルに印
    加される高周波電力を該加熱コイルと共振用コンデンサ
    との共振によって発生するインバータ回路と、該インバ
    ータ回路の出力電圧の位相と前記共振用コンデンサの電
    圧の位相との位相差を変化させて前記インバータ回路の
    出力電圧を制御する位相制御手段と、前記高周波電力を
    発生する前記インバータ回路への入力電流を検出する入
    力電流検出手段と、前記インバータ回路の動作周波数を
    検出する周波数検出手段と、前記位相差を誘導性から共
    振点に向けて変化させるように前記位相制御手段を制御
    し、前記入力電流が所定値以上流れた場合の前記動作周
    波数に基づいて前記被加熱物の有無または材質を判別す
    る判別手段とを有することを特徴とする電磁調理器。
  2. 【請求項2】 被加熱物を誘導加熱する加熱コイルに印
    加される高周波電力を該加熱コイルと共振用コンデンサ
    との共振によって発生するインバータ回路と、該インバ
    ータ回路の出力電圧の位相と前記共振用コンデンサの電
    圧の位相との位相差を変化させて前記インバータ回路の
    出力電圧を制御する位相制御手段と、前記加熱コイルと
    共振用コイルからなる共振回路に流れるインバータ電流
    を検出するインバータ電流検出手段と、前記インバータ
    回路の動作周波数を検出する周波数検出手段と、前記位
    相差を誘導性から共振点に向けて変化させるように前記
    位相制御手段を制御し、前記インバータ電流が所定値以
    上流れた場合の前記動作周波数に基づいて前記被加熱物
    の有無または材質を判別する判別手段とを有することを
    特徴とする電磁調理器。
  3. 【請求項3】 被加熱物を誘導加熱する加熱コイルに印
    加される高周波電力を該加熱コイルと共振用コンデンサ
    との共振によって発生するインバータ回路と、該インバ
    ータ回路の出力電圧の位相と前記共振用コンデンサの電
    圧の位相との位相差を変化させて前記インバータ回路の
    出力電圧を制御する位相制御手段と、前記共振用コンデ
    ンサの電圧を検出するコンデンサ電圧検出手段と、前記
    インバータ回路の動作周波数を検出する周波数検出手段
    と、前記位相差を誘導性から共振点に向けて変化させる
    ように前記位相制御手段を制御し、前記コンデンサ電圧
    が所定値以上に増大した場合の前記動作周波数に基づい
    て前記被加熱物の有無または材質を判別する判別手段と
    を有することを特徴とする電磁調理器。
  4. 【請求項4】 被加熱物を誘導加熱する巻数切り換え可
    能な加熱コイルに印加される高周波電力を該加熱コイル
    と共振用コンデンサとの共振によって発生するインバー
    タ回路と、該インバータ回路の出力電圧の位相と前記共
    振用コンデンサの電圧の位相との位相差を変化させて前
    記インバータ回路の出力電圧を制御する位相制御手段
    と、前記高周波電力を発生する前記インバータ回路への
    入力電流を検出する入力電流検出手段と、前記インバー
    タ回路の動作周波数を検出する周波数検出手段と、前記
    加熱コイルの巻数を多い状態に切り換えて、前記位相差
    を誘導性から共振点に向けて変化させるように前記位相
    制御手段を制御し、前記入力電流が所定値以上流れた場
    合の前記動作周波数に基づいて前記被加熱物の材質を判
    別し、前記入力電流が所定値以上流れない場合、前記加
    熱コイルの巻数を少ない状態に切り換えて、前記位相差
    を誘導性から共振点に向けて変化させるように前記位相
    制御手段を制御し、前記入力電流が所定値以上流れた場
    合の前記動作周波数に基づいて前記被加熱物の材質を判
    別し、前記入力電流が所定値以上流れない場合、前記被
    加熱物は無いと判別する判別手段とを有することを特徴
    とする電磁調理器。
  5. 【請求項5】 被加熱物を誘導加熱する巻数切り換え可
    能な加熱コイルに印加される高周波電力を該加熱コイル
    と共振用コンデンサとの共振によって発生するインバー
    タ回路と、該インバータ回路の出力電圧の位相と前記共
    振用コンデンサの電圧の位相との位相差を変化させて前
    記インバータ回路の出力電圧を制御する位相制御手段
    と、前記加熱コイルと共振用コイルからなる共振回路に
    流れるインバータ電流を検出するインバータ電流検出手
    段と、前記インバータ回路の動作周波数を検出する周波
    数検出手段と、前記加熱コイルの巻数を多い状態に切り
    換えて、前記位相差を誘導性から共振点に向けて変化さ
    せるように前記位相制御手段を制御し、前記インバータ
    電流が所定値以上流れた場合の前記動作周波数に基づい
    て前記被加熱物の材質を判別し、前記インバータ電流が
    所定値以上流れない場合、前記加熱コイルの巻数を少な
    い状態に切り換えて、前記位相差を誘導性から共振点に
    向けて変化させるように前記位相制御手段を制御し、前
    記インバータ電流が所定値以上流れた場合の前記動作周
    波数に基づいて前記被加熱物の材質を判別し、前記イン
    バータ電流が所定値以上流れない場合、前記被加熱物は
    無いと判別する判別手段とを有することを特徴とする電
    磁調理器。
  6. 【請求項6】 被加熱物を誘導加熱する巻数切り換え可
    能な加熱コイルに印加される高周波電力を該加熱コイル
    と共振用コンデンサとの共振によって発生するインバー
    タ回路と、該インバータ回路の出力電圧の位相と前記共
    振用コンデンサの電圧の位相との位相差を変化させて前
    記インバータ回路の出力電圧を制御する位相制御手段
    と、前記共振用コンデンサの電圧を検出するコンデンサ
    電圧検出手段と、前記インバータ回路の動作周波数を検
    出する周波数検出手段と、前記加熱コイルの巻数を多い
    状態に切り換えて、前記位相差を誘導性から共振点に向
    けて変化させるように前記位相制御手段を制御し、前記
    コンデンサ電圧が所定値以上増大した場合の前記動作周
    波数に基づいて前記被加熱物の材質を判別し、前記コン
    デンサ電圧が所定値以上に増大しない場合、前記加熱コ
    イルの巻数を少ない状態に切り換えて、前記位相差を誘
    導性から共振点に向けて変化させるように前記位相制御
    手段を制御し、前記コンデンサ電圧が所定値以上に増大
    した場合の前記動作周波数に基づいて前記被加熱物の材
    質を判別し、前記コンデンサ電圧が所定値以上に増大し
    ない場合、前記被加熱物は無いと判別する判別手段とを
    有することを特徴とする電磁調理器。
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