JP2615066B2 - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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JP2615066B2 JP62217041A JP21704187A JP2615066B2 JP 2615066 B2 JP2615066 B2 JP 2615066B2 JP 62217041 A JP62217041 A JP 62217041A JP 21704187 A JP21704187 A JP 21704187A JP 2615066 B2 JP2615066 B2 JP 2615066B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、感熱記録材料に関し、更に詳しくは、支持
体と感熱発色層との間に発泡層を設けることにより諸特
性を改善した感熱記録材料に関する。
〔従来の技術〕
通常、無色ないし淡色の発色性ロイコ染料と有機酸性
物質のような顕色剤とが熱時、溶融反応して発色するこ
とは古くから知られており、この発色反応を記録紙に応
用した例は、特公昭43−4160号公報、特公昭45−14039
号公報等に開示されており公知である。これらの感熱記
録シートは計測用レコーダー、コンピューター等の端末
プリンター、ファクシミリ、自動券売機、バーコードラ
ベルなど広範囲の分野に応用されているが、最近はこれ
ら記録装置の多様化、高性能化が進められるに従って、
感熱記録シートに対する要求品質もより高度なものとな
っている。例えば、サーマルヘッドの高速化に伴い微小
な熱エネルギーでも高濃度で鮮明な画像を記録でき、か
つスティッキング、ヘッドガス等のヘッドマッチング性
が良好な感熱記録シートが要求されている。
感熱記録シートの発色は、発色性ロイコ染料及び顕色
剤の両方又はいずれかが、サーマルヘッドから供給され
る熱エネルギーによって溶解し、反応するものである
が、発色感度を向上する方法の一つとしては、ロイコ染
料及び顕色剤よりも低い温度で溶融し、かつ両者を溶解
する能力の高い化合物(一般に熱可融性物質と呼ばれ
る)を添加する方法が広く知られている。
しかしながら、近年は特にサーマルファクシミリ分野
での高速化が進みサーマルヘッドを高速駆動させること
が一般化しつつあり、この場合ヘッド周囲の蓄熱のため
に感熱記録シートが連続記録中に地肌部が発色したりす
く(余熱発色)等という不都合があるため、発色開始温
度を低下させることなく、動的発色感度を高めることが
課題となっている。
地肌カブリをおさえて動的発色感度を高めるために、
支持体の熱伝導率を0.04Kcl/mh℃以下にする(特開昭55
−164192号公報)とか、支持体上に微小中空球粒子を主
成分とする層を設ける(特開昭59−5093号、同59−1716
85号及び同59−225987号公報)等ということが提案され
ているが、これらは発泡性が不充分で壁材に柔軟性がな
かったり、断熱性が不充分であったりあるいはサーマル
ヘッドと感熱記録材料との密着性が不充分であったりな
どする場合があり、十分満足のいく結果が得られている
とは言い切れない。
〔目的〕
本発明の目的は、スティッキングあるいはヘッドマッ
チング性等の他の性質を損わずに、微小な熱エネルギー
でも高濃度で鮮明な画像を与える、動的発色濃度の高い
感熱記録材料を提供することにある。
〔構成〕
本発明によれば、支持体と感熱発色層との間に、発泡
性プラスチックフィラーとバインダー樹脂を主成分とす
る組成物を加熱発泡させて得られた発泡層を設けてなる
感熱記録材料において、該発泡層における発泡性プラス
チックフィラーとバインダー樹脂との重量比が100:1〜
5であることを特徴とする感熱記録材料が提供される。
本発明の感熱記録材料は、支持体と感熱発色層との間
に、発泡性プラスチックフィラーと特定量のバインダー
樹脂とを主成分とする組成物を加熱発泡させて得られた
発泡層を設けたものであるが、上記構成としたことから
該発泡層が効率的に均一に形成され、発泡層の断熱層と
しての作用が向上し、サーマルヘッドからの熱エネルギ
ーが有効に吸収されて、動的発色感度の向上したものと
なる。
本発明においては、未発泡状態の発泡性プラスチック
フィラーとバインダー樹脂を含有する層を支持体上に設
けた後、これを加熱して膨張させることによって発泡層
が形成されるが、この発泡層に含有させる発泡性プラス
チックフィラーとしては、従来この種の感熱記録材料に
おいて公知のものが使用されている。詳しく言うと、本
発明の発泡層で用いる発泡性プラスチックフィラーは熱
可塑性物質を殻とし内部に低沸点溶媒を含有する未発泡
の微小中空状のプラスチック粒子であり、加熱により発
泡膨張する。その粒子直径は未発泡状態では2〜50μ
m、好ましくは5〜20μmであり、発泡状態では10〜10
0μm、好ましくは10〜50μmである。このプラスチッ
クフィラーの殻となる熱可塑性樹脂としては、例えばポ
リエスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、
ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エステル、ポリアクリ
ロニトリル、ポリブタジエン、あるいはそれらの共重合
体等が挙げられる。また殻内に含まれる低沸点溶媒とし
ては、例えばメタン、エタン、プロパン、イソブタン等
の炭化水素が挙げられる。
また本発明において、発泡層形成溶組成物中に発泡性
プラスチックフィラーと共に含有されるバインダー樹脂
としては、従来公知の水性高分子及び(又は)水性高分
子エマルジョンから適宜選択される。その具体例として
は、水溶性高分子として例えば、ポリビニルアルコー
ル、殿粉及びその誘導体、メトキシセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
メチルセルロース、エチルセルロース等のセルロース誘
導体、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルピロリドン、
アクリルアミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリ
ルアミド/アクリル酸エステル/メタクリル酸三元共重
合体、スチレン/無水マイレン酸共重合体アルカリ塩、
イソブチレン/無水マイレン酸共重合体アルカリ塩、ポ
リアクリルアミド、アルギン酸ソーダ、ゼラチン、カゼ
イン等が挙げられる。また水性高分子エマルジョンとし
ては、スチレン/ブタジエン共重合体、スチレン/ブタ
ジエン/アクリル系共重合体等のラテックスや酢酸ビニ
ル樹脂、酢酸ビニル/アクリル酸共重合体、スチレン/
アクリル酸エステル共重合体、アクリル酸エステル樹
脂、ポリウレタン樹脂等のエマルジョン等が挙げられ
る。
支持体上に発泡層を設けるには、発泡性プラスチック
フィラーと前記バインダー樹脂を水に分散して発泡層塗
布液を調製した後、該塗布液を紙、プラスチックフィル
ム、合成紙等の支持体に塗工し、加熱発泡させればよ
い。
ただこの場合のバインダー樹脂の使用量については、
これまで発泡層を支持体に強く結合させるような量でよ
く、通常は発泡性プラスチックフィラーとバインダー樹
脂の合計量に対して5〜50重量%、即ち発泡性プラスチ
ックフィラーに対して5.3〜100重量%程度が好習と考え
られていた。しかしながら、使用する発泡性プラスチッ
クフィラーやバインダー樹脂の種類により、上記量のバ
インダーを使用すると、該プラスチックフィラーの膨張
が阻害され、発泡嵐性が不充分で壁材に柔軟性がなかっ
たり、充分な断熱効果が得られなかったり等する場合が
あり、一般的に発泡層の低熱伝導率化が困難であった。
しかし、本発明では発泡層において、発泡性プラスチ
ックフィラーとバインダー樹脂との重量比を100:1〜5
とする(即ち発泡性プラスチックフィラーに対し、バイ
ンダー樹脂を1〜5重量%使用する)ことによって、加
熱発泡の際に発泡性プラスチックフィラーの充分な発泡
度合、即ち大きな膨張率が得られ、断熱性の高い発泡層
が容易に形成される。
発泡性プラスチックフィラーに対するバインダー樹脂
量が1重量%未満の場合には、支持体と発泡性プラスチ
ックフィラーとの結着性が悪くなって発泡層が剥離し易
くなり、実用に耐えなくなる。逆に該プラスチックフィ
ラーに対するバインダー樹脂量が5重量%超過の場合に
は、前記したように発泡性プラスチックフィラーを加熱
発泡させたときに、バインダーが該プラスチックフィラ
ーの発泡を抑制し、断熱性の高い発泡層の形成がむつか
しくなる。
なお、本発明においては、必要に応じて発泡層と感熱
発色層との間に、該発泡層の表面を均一化させる目的
で、成膜性高分子又はこれに無機及び(又は)有機フィ
ラーを含有するアンダー層を設けることもできる。
この場合の成膜性高分子としては、前記発泡層におい
て用いられる水性エマルジョン又は水溶性高分子が用い
られ、また水溶性高分子と耐水化剤からなるものも用い
られる。ここで耐水化剤としては、前記水溶性高分子物
質と縮合あるいは架橋反応の如き反応を耐水化せしめる
ものであり、たとえばホルムアルデヒド、グリオキザー
ル、クロム明ばん、メラミン、メラミン−ホルムアルデ
ヒド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミド−エピクロルヒ
ドリン樹脂等が挙げられる。これら耐水化剤は水溶性高
分子物質に対して20〜100%の割合で添加されるのが好
ましい。
使用される成膜性高分子としては上記したものが挙げ
られるが、特にスチレン/ブタジエン共重合体ラテック
ス、ポリ塩化ビニリデン又は酢酸ビニルのエマルジョン
を用いることが好ましい。
また、無機及び(又は)有機フィラーとしては、この
種の感熱記録材料に慣用させるフィラー中の一種又は二
種以上を適宜選択することができる。その具体例として
は、炭酸カルシウム、シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン、
水酸化アルミニウム、水酸化亜鉛、硫酸バリウム、クレ
ー、タルク、表面処理されたカルシウムやシリカ等の無
機フィラーの他、尿素−ホルマリン樹脂、スチレン/メ
タクリル酸共重合体、ポリスチレン樹脂等の有機フィラ
ーを挙げることができる。
本発明においては、以上のようにして得られた発泡層
上に又は場合によりアンダー層上に、通常使用される公
知のロイコ染料と顕色剤とを主成分とする感熱発色層が
設けられる。
本発明において用いるロイコ染料は単独又は2種以上
混合して適用されるが、このようなロイコ染料として
は、この種の感熱材料に適用されているものが任意に適
用され、例えば、トリフェニルメタン系、フルオラン
系、フエノチアジン系、オーラミン系、スピロピラン
系、インドリノフタリド系等の染料のロイコ化合物が好
ましく用いられる。このようなロイコ染料の具体例とし
ては、例えば、以下に示すようなものが挙げられる。
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−フタリ
ド、 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド(別名クリスタルバイオレットラ
クトン)、 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
エチルアミノフタリド、 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ク
ロルフタリド、 3,3−ビス(p−ジブチルアミノフェニル)フタリ
ド、 3−シクロヘキシルアミノ−6−クロルフルオラン、 3−ジメチルアミノ−5,7−ジメチルフルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン、 3−ジエチルアミノ−7,8−ベンズフルオラン、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロルフルオ
ラン、 3−(N−p−トリル−N−エチルアミノ)−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、 3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、 2−{N−(3′−トリフルオルメチルフェニル)ア
ミノ}−6−ジエチルアミノフルオラン、 2−{3,6−ビス(ジエチルアミノ)−9−(o−ク
ロルアニリノ)キサチル}安息香酸ラクタム、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリク
ロロメチルアニリノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フ
ルオラン、 3−ジブチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フ
ルオラン、 3−N−メチル−N−アミルアミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン、 3−N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、 3−(N,N−ジエチルアミノ)−5−メチル−7−
(N,N−ジベンジルアミノ)フルオラン、 ベンゾイルロイコメチレンブルー、 6′−クロロ−8′−メトキシ−ベンゾインドリノ−
ピリロスピラン、 6′−ブロモ−3′−メトキシ−ベンゾインドリノ−
ピリロスピラン、 3−(2′−ヒドロキシ−4′−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(2′−メトキシ−5′−クロルフェニ
ル)フタリド、 3−(2′−ヒドロキシ−4′−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(2′−メトキシ−5′−ニトロフェニ
ル)フタリド、 3−(2′−ヒドロキシ−4′−ジエチルアミノフェ
ニル)−3−(2′−メトキシ−5′−メチルフェニ
ル)フタリド、 3−(2′−メトキシ−4′−ジメチルアミノフェニ
ル)−3−(2′−ヒドロキシ−4′−クロル−5′−
メチルフェニル)フタリド、 3−(N−エチル−N−イソアミル)アミノ−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、 3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリル)ア
ミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、 3−(N−エチル−N−エトキシプロピル)アミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン、 3−(N−メチル−N−イソプロピル)アミノ−6−
メチル−7−アニリノフルオラン、 3−モルホリノ−7−(N−プロピル−トリフルオロ
メチルアニリノ)フルオラン、 3−ピロリジノ−7−トリフルオロメチルアニリノフ
ルオラン、 3−ジエチルアミノ−5−クロロ−7−(N−ベンジ
ル−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、 3−ピロリジン−7−(ジ−p−クロルフェニル)メ
チルアミノフルオラン、 3−ジエチルアミノ−5−クロル−7−(α−フェニ
ルエチルアミノ)フルオラン、 3−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−(α−フ
ェニルエチルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−(o−メトキシカルボニル
フェニルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−(α−フェニ
ルエチルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−ピペリジノフルオラン、 2−クロロ−3−(N−メチルトルイジノ)−7−
(p−n−ブチルアニリノ)フルオラン、 3−(N−ベンジル−N−シクロヘキシアミノ)−5,
6−ベンゾ−7−α−ナフチルアミノ−4′−ブロモフ
ルオラン、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−メシチジノ−
4′、5′−ベンゾフルオラン等。
また、本発明で用いる顕色剤としては、前記ロイコ染
料に対して加熱時に反応してこれを発色させる種々の電
子受容性物質が適用され、その具体例を示すと、以下に
示すようなフエノール性物質、有機又は無機酸性物質あ
るいはそれらのエステルや塩等が挙げられる。
没食子酸、サリチル酸、3−イソプロピルサリチル
酸、3−シクロヘキシルサリチル酸、3,5−ジ−tert−
ブチルサリチル酸、3,5−ジ−α−メチルベンジルサリ
チル酸、4,4′−イソプロピリデンジフエノール、4,4′
−イソプロピリデンビス(2−クロロフエノール)、4,
4′−イソプロピリデンビス(2,6−ジブロモフエノー
ル)、4,4′−イソプロピリデンビス(2,6−ジクロロフ
エノール)、4,4′−イソプロピリデンビス(2−メチ
ルフエノール)、4,4′−イソプロピリデンビス(2,6−
ジメチルフエノール)、4,4′−イソプロピリデンビス
(2−tert−ブチルフエノール)、4,4′−sec−ブチリ
デンジフエノール、4,4′−シクロヒキシリデンビスフ
エノール、4,4′−シクロヘキシリデンビス(2−メチ
ルフエノール)、4−tert−ブチルフエノール、4−フ
エニルフエノール、4−ヒドロキシビフエノキシド、α
−ナフトール、β−ナフトール、3,5−キシレノール、
チモール、メチル−4−ヒドロキベンゾエート、4−ヒ
ドロキシアセトフエノン、ノボラツク型フエノール樹
脂、2,2′−チオビス(4,6−ジクロロフエノール)、カ
テコール、レゾルシン、ヒドロキノン、ピロガロール、
フロログリシン、フロログリシンカルボン酸、4−tert
−オクチルカテコール、2,2′−メチレンビス(4−ク
ロロフエノール)、2,2′−メチレンビス(4−メチル
−6−tert−ブチルフエノール)、2,2′−ジヒドロキ
シジフエニル、p−ヒドロキシ安息香酸エチル、p−ヒ
ドロキシ安息香酸プロピル、p−ヒドロキシ安息香酸ブ
チル、p−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、p−ヒドロキ
シ安息香酸−p−クロルベンジル、p−ヒドロキシ安息
香酸−o−クロルベンジル、p−ヒドロキシ安息香酸−
p−メチルベンジル、p−ヒドロキシ安息香酸−n−オ
クチル、安息香酸、サリチル酸亜鉛、1−ヒドロキシ−
2−ナフトエ酸、2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸、2
−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸亜鉛、4−ヒドロキシジ
フエニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−クロロジフ
エニルスルホン、ビス(4−ヒドロキシフエニル)スル
フイド、2−ヒドロキシ−p−トルイル酸、3,5−ジ−t
ert−ブチルサリチル酸亜鉛、3,5−ジ−tert−ブチルサ
リチル酸錫、酒石酸、シユウ酸、マイレン酸、クエン
酸、コハク酸、ステアリン酸、4−ヒドロキシフタル
酸、ホウ酸、チオ尿素誘導体、4−ヒドロキシチオフエ
ノール誘導体、ビス(4−ヒドロキシフェニル)酢酸、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル、ビス(4
−ヒドロキシフェニル)酢酸エチル、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)酢酸n−プロピル、ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)酢酸n−ブチル、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)酢酸フェニル、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)酢酸ベンジル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)酢
酸フェネチル、ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)酢酸、ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)酢酸メチル、ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)酢酸エチル、ビス(3−メチル−4−ヒドロキ
シフェニル)酢酸n−プロピル、1,7−ビス(4−ヒド
ロキシフェニルチオ)3,5−ジオキサヘプタン、1,5−ジ
(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3−オキサペンタ
ン、4−ヒドロキシフタル酸ジメチル、4−ヒドロキシ
−4′−メトキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ
−4′−エトキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ
−4′−イソプロポキシフェニルスルホン、4−ヒドロ
キシ−4′−n−プロポキシジフェニルスルホン、4−
ヒドロキシ−4′−n−ブトキシジフェニルスルホン、
4−ヒドロキシ−4′−イソブトキシジフェニルスルホ
ン、4−ヒドロキシ−4′−sec−ブトキシジフェニル
スルホン、4−ヒドロキシ−4′−terブトキシジフェ
ニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−ベンジロキシジ
フェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−フェノキシ
ジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−(m−メ
チルベンジロキシ)ジフェニルスルホン、4−ヒドロキ
シ−4′−(p−メチルベンジロキシ)ジフェニルスル
ホン、4−ヒドロキシ−4′−(o−メチルベンジロキ
シ)ジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−(p
−クロロベンジロキシ)ジフェニルスルホン等。
本発明の感熱発色層においては、前記ロイコ染料及び
顕色剤を発泡層上に又は場合によりアンダー層上に塗布
するために、慣用の種々のバインダーを適宜使用するこ
とができるが、その具体例としては、前記の発泡層塗布
において例示されたものと同様のものが挙げられる。
また、本発明においては、前記ロイコ染料及び顕色剤
と共に、必要に応じ、更に、この種の感熱記録材料に慣
用される補助添加成分、例えば、フィラー、界面活性
剤、熱可融性物質(又は滑剤)等を併用することができ
る。この場合、フィラーとしては、前記アンダー層に使
用されるフィラーとして例示されたものと同様の無機及
び(又は)有機フィラーを挙げることができ、また熱可
融性物質としては、例えば、高級脂肪酸又はそのエステ
ル、アミドもしくは金属塩の他、各種ワックス類、芳香
族カルボン酸とアミンとの縮合物、安息香酸フェニルエ
ステル、高級直鎖グリコール、3,4−エポキシ−ヘキサ
ヒドロフタル酸ジアルキル、高級ケトン、その他の熱可
融性有機化合物等の50〜200℃の程度の融点を持つもの
が挙げられる。
さらに、本発明の感熱記録材料は、サーマルヘッド等
とのマッチング性向上や、記録画像保存性をより高める
等の目的によって、感熱発色層の上に保護層を設けるこ
とも可能であるが、この場合、保護層を構成する成分と
しては前記のフィラー、バインダー、界面活性剤、熱可
融性物質を用いることもできる。
本発明の感熱記録材料は、例えば、前記した各成分を
含む感熱発色層形成用塗液を、発泡層上に又は場合によ
りアンダー層上に塗布し、乾燥することによって製造さ
れる。
〔効果〕
本発明の感熱記録材料は、前記構成したことにより、
サーマルヘッドからの熱エネルギーを感熱発色層の溶融
反応に高められた効率で利用することができ、その結
果、製品の熱感度は向上したものとなる。
〔実施例〕
次に本発明を実施例により、さらに詳細に説明する。
尚、以下において示される部及び%はいずれも重量基準
である。
実施例 次の配合からなる混合物をディスパーにて撹拌分散し
て、発泡層塗布液を調製した。
発泡性プラスチックフィラー(殻:塩化ビニリデン/ア
クリロニトリル共重合体、低沸点溶媒:イソブタン)15
部 10%ポリビニルアルコール水溶液 3部 水 82部 上記発泡層塗布液を未発泡の状態で市販の上質紙の表
面に、乾燥付着量が2.0〜3.0g/m2になるように塗布乾燥
し、次にその塗布面を、ヒーターを有する回転式ドラム
ドライヤーの表面に密着させ、表面温度120〜130℃の条
件下で約2分間加熱発泡させて発泡層塗布済紙を得た。
次の配合からなるアンダー層塗布液を調製し、これを
撹拌後、上記発泡層塗布済紙に乾燥付着量が4g/m2とな
るように塗布、乾燥してアンダー層塗布済紙を得た。
スチレン/ブタジエン共重合体ラテックスエマルジョン
(固形分48%) 62.5部 水 37.5部 また、次の配合からなる混合物をそれぞれボールミ
ル、アトライターにて体積平均粒径が1.5μmになるま
で粉砕分散して〔A〕液及び〔B〕液を調製した。
〔A〕液組成 3−(N−シクロヘキシル−N−メチル)アミノ−6−
メチル−7−アニリノフルオラン 20部 10%ポリビニルアルコール水溶液 16部 水 54部 〔B〕液組成 p−オキシ安息香酸ベンジル 20部 炭酸カルシウム 10部 10%ポリビニルアルコール水溶液 30部 水 40部 次に〔A〕液:〔B〕液=1:4(重量比)になるよう
に両者を混合撹拌して感熱発色層塗布液を調製した。こ
の感熱発色層塗布液を前記アンダー層塗付済紙に、乾燥
付着量が3.0〜4.0g/m2になるように塗布し乾燥した後、
キャレンダー処理して、本発明の感熱記録材料を作成し
た。
比較例1 実施例において、発泡層を設けなかった以外は、実施
例と同様にして比較例1の感熱記録材料を作成した。
比較例2 実施例において、発泡層塗布液の組成を下記のように
変更した以外は、実施例と同様にして比較例2の感熱記
録材料を作成した。
発泡性プラスチックフィラー 15部 10%ポリビニルアルコール水溶液 40部 水 45部 比較例3 実施例において、発泡層塗布液の組成を下記のように
変更した以外は、実施例と同様にして比較例3の感熱記
録材料を作成した。
発泡プラスチックフィラー 15部 10%ポリビニルアルコール水溶液 15部 水 70部 比較例4 実施例において、発泡層塗布液の組成を下記のように
変更した以外は、実施例と同様にして比較例4の感熱記
録材料を作成した。
発泡性プラスチックフィラー 15部 10%ポリビニルアルコール水溶液 1部 水 84部 以上のようにして得られた感熱記録材料をG−IIIフ
ァクシリミテスト機にて、その動的発色濃度のテストを
行った。その結果を下表に示す。なお、テスト機は、松
下電子部品(株)の8ドット/mmのサーマルヘッドを有
し、発熱低抗体は約400Ω/ドットであり、これを主走
査記録速度20msec/line、副走査線密度3.85line/mm、プ
ラテン押圧1.4kg/cm2、ヘッド入力0.4w/ドット条件で、
通電時間1.0msecと1.4msecと1.8msecの3つの条件で印
字した。濃度は、マクベス濃度計(RD−914、フィルタ
ーwratten−106)にて測定した。
上表から判るように、実施例の感熱記録材料は、発泡
層が十分形成されていて、極微小な熱エネルギーで高い
発色濃度を与えることが判る。また画像にスティッキン
グやヘッドカス付着がないという極めて良好なヘッドマ
ッチング性を有することが確認された。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体と感熱発色層との間に、発泡性プラ
    スチックフィラーとバインダー樹脂を主成分とする組成
    物を加熱発泡させて得られた発泡層を設けてなる感熱記
    録材料において、該発泡層における発泡性プラスチック
    フィラーとバインダー樹脂との重量比が100:1〜5であ
    ることを特徴とする感熱記録材料。
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