JP2630945B2 - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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JP2630945B2
JP2630945B2 JP62134384A JP13438487A JP2630945B2 JP 2630945 B2 JP2630945 B2 JP 2630945B2 JP 62134384 A JP62134384 A JP 62134384A JP 13438487 A JP13438487 A JP 13438487A JP 2630945 B2 JP2630945 B2 JP 2630945B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、感熱記録材料に関し、更に詳しくは、支持
体と感熱発色層との間にアンダーコート層を設けること
により諸特性を改善した感熱記録材料に関する。
〔従来技術〕
通常、無色ないし淡色の発色性ロイコ染料と有機酸性
物質のような顕色剤とが熱時、溶融反応して発色するこ
とは古くから知られており、この発色反応を記録紙に応
用した例は、特公昭43−4160号公報、特公昭45−14039
号公報等に開示されており公知である。これらの感熱記
録シートは計測用レコーダー、コンピューター等の端末
プリンター、ファクシミリ、自動券売機、バーコードラ
ベルなど広範囲の分野に応用されているが、最近はこれ
ら記録装置の多様化、高性能化が進められるに従って、
感熱記録シートに対する要求品質もより高度なものとな
っている。例えば、サーマルヘッドの高速化に伴い微小
な熱エネルギーでも高濃度で鮮明な画像を記録でき、か
つスティッキング、ヘッドカス等のヘッドマッチング性
が良好な感熱記録シートが要求されている。
感熱記録シートの発色は、発色性ロイコ染料及び顕色
剤の両方又はいずれかが、サーマルヘッドから供給され
る熱エネルギーによって溶解し、反応するものである
が、発色感度を向上する方法の一つとしては、ロイコ染
料及び顕色剤よりも低い温度で溶融し、かつ両者を溶解
する能力の高い化合物(一般に熱可融性物質と呼ばれ
る)を添加する方法が広く知られており、種々の化合物
が下記公報に開示されている。例えば、特開昭49−3484
2号公報にはアセトアミド、ステアロアミド、m−ニト
ロアニリン、フタル酸ジニトリル等の含窒素化合物が、
特開昭52−106746号公報にはアセト酢酸アニリドが、特
開昭53−39139号公報にはアルキル化ビフェニルアルカ
ンが開示されている。
しかしながら、近年は特にサーマルファクシミリ分野
での高速化が進みサーマルヘッドを高速駆動させること
が一般化しつつあり、この場合ヘッド周囲の蓄熱のため
に感熱記録シートが連続記録中に地肌部が発色したりす
る(余熱発色)等という不都合があるため、発色開始温
度を低下させることなく、動的発色感度を高めることが
課題となっている。しかし、これらの化合物では、静的
発色感度は向上するが大量に感熱発色層中に添加しない
と十分な動的発色感度が得られず、また、その場合にサ
ーマルヘッドの溶融物の付着(ヘッドカス)が多かった
り、スティッキングを生じたり、更には融点が低すぎる
場合には、感熱記録シートの保存性(地肌カブリ)を低
下させたりして十分満足のいく結果は得られない。
また、動的発色感度を向上する方法の一つとして、感
熱発色層表面の平滑性を向上させたり、あるいは発色層
中の発色反応に関与しない成分、例えば充填剤や結合剤
の含有量を少なくし、発色成分の密度をあげたりする方
法もある。表面の平滑性を向上させるには通常スーパー
カレンダー等により、カレンダーがけすることによって
容易に達成しうるが、地肌が発色したり、表面光沢度が
高くなったりして記録紙としては外観をはなはだ損ね
る。なお、感熱発色層には通常地肌の白さ保持のため
や、ヘッドのカス付着防止、スティッキング防止などの
ために炭酸カルシウム、クレー、尿素−ホルマリン樹脂
等の充填剤を添加したり、発色成分やその添加物の支持
体への固着のために水溶性結合剤を添加するが、これら
の含有量を少なくすることは、とりもなおさず、上記品
質の劣化を招き、不都合が生じてかかる方法も十分満足
のいく結果が得られない。
また、特開昭59−5093号には、微小中空球粒子を主成
分とした断熱性の高いアンダーコート層を設けることに
よって、熱感度を向上させることが提案されているが、
該アンダーコート層の表面は平滑性が著しく損なわれて
いて、均一な画像を得難く、満足させる結果は得られな
い。更に、特開昭59−225987号には、発泡性プラスチッ
クフィラーを発泡させて形成した発泡層及び充填剤と結
合剤を含有するアンダーコート層を積層したものを、支
持体と感熱発色層の間に設けることによって、熱感度を
向上させることが提案されているが、該記録材料は製造
工程の複雑化等によるコスト上昇を伴なうという難点を
有する。
〔目的〕
本発明は、動的発色感度が高くしかも保存性やヘッド
マッチング性の優れた、均一で高濃度の鮮明な画像記録
ができる感熱記録材料を提供することを目的とする。
〔構成〕
本発明によれば、支持体と感熱発色層との間にアンダ
ーコート層を設けた感熱記録材料において、該アンダー
コート層が発泡性プラスチックフィラー並びに吸油量30
ml/100g以上の無機及び(又は)有機フィラーを主成分
とするものであることを特徴とする感熱記録材料が提供
される。
本発明の感熱記録材料は、支持体上に発泡性プラスチ
ックフィラー並びに吸収量30ml/100g以上の無機及び
(又は)有機フィラーを主成分とする発泡された状態で
のアンダーコート層が設けられ、更にその上に感熱発色
層を積層したものであるが、この場合、アンダーコート
層における発泡性プラスチックフィラーは低密度の発泡
体、即ち低熱伝導性中空体微粒子として作用し、また無
機及び有機フィラーは加熱溶融状態の感熱発色成分を吸
着する効果を有し、感熱発色成分がサーマルヘッド等の
加熱記録機器に固着するのを防ぐ作用を示す。従って、
アンダーコート層に発泡性プラスチックフィラー並びに
無機及び(又は)有機フィラーの両者を含有させること
により、画像記録のために与えられた熱エネルギーを有
効に感熱発色層で利用することができ、しかもサーマル
ヘッド等とのマッチング性に優れた感熱材料が得られ
る。
本発明においては、発泡性プラスチックフィラー並び
に無機及び(又は)有機フィラーを主成分とするアンダ
ーコート層が設けられるが、このアンダーコート層に含
有させる発泡性プラスチックフィラーとしては、従来こ
の種の感熱記録材料において公知のものが使用される。
詳しく言うと、本発明のアンダーコート層で用いる発
泡性プラスチックフィラーは、熱可塑性物質を殻とし、
内部に低沸点溶媒を含有する中空状のプラスチックフィ
ラーであり、加熱により発泡する。その粒子直径は、未
発泡状態では2〜50μm、好ましくは5〜20μmであ
り、発泡状態では10〜100μm、好ましくは10〜50μm
である。このプラスチックフィラーの殻となる熱可塑性
樹脂としては、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩
化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エステ
ル、ポリアクリロニトリル、ポリブタジエン、あるいは
それらの共重合体が挙げられる。また殻内に含まれる発
泡剤としては、プロパンやブタン等が一般的である。
支持体上に上記発泡性プラスチックフィラーを発泡状
態でアンダーコート層に含有させるためには、発泡性プ
ラスチックフィラーを未発泡状態で、無機及び(又は)
有機フィラー及びバインダーとともに、支持体上に塗布
し乾燥した後、その塗布面を加熱処理することによって
発泡状態とするのが好ましい。この場合の加熱処理温度
は、発泡性プラスチックフィラーの壁材、即ち、殻を構
成する熱可塑性樹脂を軟化させる温度であり、発泡によ
る膨張倍率は平均粒子径の比で2〜10倍程度が好まし
い。なお発泡性プラスチックフィラーの塗布量は、支持
体1m3当り少くとも1g、好ましくは2〜5g程度である。
従来法では、発泡状態のプラスチックフィラーを含有
するアンダーコート層は、その表面に該プラスチックフ
ィラーによる凹凸が生じるため、例えば前記特開昭59−
225987号公報に記載されているような、表面平滑性向上
のための手段が必要であった。しかしながら、本発明の
アンダーコート層は、発泡性プラスチックフィラーとと
もに無機及び(又は)有機フィラを含有しているため、
該発泡性プラスチックフィラーの加熱時の発泡度をある
程度抑制し、アンダーコート層全体が均一に膨張するよ
うな効果が得られ、結果的にアンダーコート層表面に凹
凸が生じにくいという優れた特性を有している。
本発明のアンダーコート層における無機及び(又は)
有機フィラーの使用量は、発泡性プラスチックフィラー
1重量部に対して、0.05〜10重量部の範囲であり、特に
0.1〜5重量部の範囲が好ましい。該比が0.05重量部未
満の場合には、前記発泡抑制効果が充分発揮されず、ま
た10重量部超過の場合には、逆に発泡に対する阻害効果
が生じる。
また本発明のアンダーコート層で使用される無機及び
(又は)有機フィラーとしては、吸油量30ml/100g以
上、好ましくは、100ml/100g以上のものが選択される。
このことによって、加熱溶融状態の感熱発色成分に対す
る吸着能が付与され、このことからサーマルヘッド等と
のマッチング性を向上させる効果をもたらす。
上記の吸油量30ml/100g以上の無機及び(又は)有機
フィラーとしては、この種の感熱記録材料に慣用される
フィラー中の一種又は二種以上を適宜選択することがで
きる。その具体例としては、炭酸カルシウム、シリカ、
酸化亜鉛、酸化チタン、水酸化アルミニウム、水酸化亜
鉛、硫酸バリウム、クレー、タルク、表面処理されたカ
ルシウムやシリカ等の無機フィラーの他、尿素−ホルマ
リン樹脂、スチレン−メタクリル酸共重合体、ポリスチ
レン樹脂等の有機フィラーを挙げることができる。
本発明において、発泡性プラスチックフィラー並びに
無機及び(又は)有機フィラーを主成分とするアンダー
コート層を形成する際に使用されるバインダーとして
は、従来公知の疎水性高分子エマルジョン及び(又は)
水溶性高分子から適宜選択される。即ち、疎水性高分子
エマルジョンとしては、スチレン−ブタジエンラテック
ス、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンラテック
ス、酢酸ビニル樹脂、酢酸ビニル−アクリル酸共重合
体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、アクリル
酸エステル樹脂、ポリウレタン樹脂等のエマルジョン等
が挙げられる。また、水溶性高分子としては例えば、ポ
リビニルアルコール、デンプン及びその誘導体、メトキ
シセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロ
ース等のセルロース誘導体、ポリアクリル酸ソーダ、ポ
リビニルピロリドン、アクリルアミド/アクリル酸エス
テル共重合体、アクリルアミド/アクリル酸エステル/
メタクリル酸三元共重合体、スチレン/無水マレイン酸
共重合体アルカリ塩、イソブチレン/無水マレイン酸共
重合体アルカリ塩、ポリアクリルアミド、アルギン酸ソ
ーダ、ゼラチン、カゼイン等が挙げられる。
本発明において、感熱発色層はロイコ染料と加熱時に
該ロイコ染料と反応して呈色することのできる顕色剤と
を主成分として構成することができる。
本発明において用いるロイコ染料は単独又は2種以上
混合して適用されるが、このようなロイコ染料として
は、この種の感熱材料に適用されているものが任意に適
用され、例えば、トリフェニルメタン系、フルオラン
系、フエノチアジン系、オーラミン系、スピロピラン
系、インドリノフタリド系等の染料のロイコ化合物が好
ましく用いられる。このようなロイコ染料の具体例とし
ては、例えば、以下に示すようなものが挙げられる。
3,3−ビス(p−ジメチルアミノェエニル)−フタリ
ド、 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド(別名クリスタルバイオレットラ
クトン)、 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
エチルアミノフタリド、 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ク
ロルフタリド、 3,3−ビス(p−ジブチルアミノフェニル)フタリ
ド、 3−シクロヘキシルアミノ−6−クロルフルオラン、 3−ジメチルアミノ−5,7−ジメチルフルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン、 3−ジエチルアミノ−7,8−ベンズフルオラン、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロルフルオ
ラン、 3−(N−p−トリル−N−エチルアミノ)−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、 3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、 2−{N−(3′−トリフルオルメチルフェニル)ア
ミノ}−6−ジエチルアミノフルオラン、 2−{3,6−ビス(ジエチルアミノ)−9−(o−ク
ロルアニリノ)キサンチル}安息香酸ラクタム、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリク
ロロメチルアニリノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フ
ルオラン、 3−ジブチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フ
ルオラン、 3−N−メチル−N−アミルアミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン、 3−N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、 3−(N,N−ジエチルアミノ)−5−メチル−7−
(N,N−ジベンジルアミノ)フルオラン、 ベンゾイルロイコメチレンブルー、 6′−クロロ−8′−メトキシ−ベンゾインドリノ−
ピリロスピラン、 6′−ブロモ−3′−メトキシ−ベンゾインドリノ−
ピリロスピラン、 3−(2′−ヒドロキシ−4′−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(2′−メトキシ−5′−クロルフェニ
ル)フタリド、 3−(2′−ヒドロキシ−4′−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(2′−メトキシ−5′−ニトロフェニル
フタリド、 3−(2′−ヒドロキシ−4′−ジエチルアミノフェ
ニル)−3−(2′−メトキシ−5′−メチルフェニ
ル)フタリド、 3−(2′−メトキシ−4′−ジメチルアミノフェニ
ル)−3−(2′−ヒドロキシ−4′−クロル−5′−
メチルフェニル)フタリド、 3−モルホリノ−7−(N−プロピル−トリフルオロ
メチルアニリノ)フルオラン、 3−ピロリジノ−7−トリフルオロメチルアニリノフ
ルオラン、 3−ジエチルアミノ−5−クロロ−7−(N−ベンジ
ル−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、 3−ピロリジノ−7−(ジ−p−クロルフェニル)メ
チルアミノフルオラン、 3−ジエチルアミノ−5−クロル−7−(α−フェニ
ルエチルアミノ)フルオラン、 3−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−(α−フ
ェニルエチルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−(o−メトキシカルボニル
フェニルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−(α−フェニ
ルエチルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−ピペリジノフルオラン、 2−クロロ−3−(N−メチルトルイジノ)−7−
(p−n−ブチルアニリノ)フルオラン、 3−(N−ベンジル−N−シクロヘキシルアミノ)−
5,6−ベンゾ−7−α−ナフチルアミノ−4′−ブロモ
フルオラン、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−メシチジノ−
4′、5′−ベンゾフルオラン等。
また、本発明で用いる顕色剤としては、前記ロイコ染
料に対して加熱時に反応してこれを発色させる種々の電
子受容性物質が適用され、その具体例を示すと、以下に
示すようなフエノール性物質、有機又は無機酸性物質あ
るいはそれらのエステルや塩等が挙げられる。
ベントナイト、ゼオライト、酸性白土、活性白土、シ
リカゲル、酸化亜鉛、塩化亜鉛、臭化亜鉛、塩化アルミ
ニウム、サリチル酸、3−tert−ブチルサリチル酸、3,
5−ジ−tert−ブチルサリチル酸、ジ−m−クロロフェ
ニルチオ尿素、ジ−m−トリフロロメチルフェニルチオ
尿素、ジ−フェニルチオ尿素、サリチルアニリド、4,
4′−イソプロピリデンジフエノール、4,4′−イソプロ
ピリデンビス(2−クロロフエノール)、4,4′−イソ
プロピリデンビス(2,6−ジブロモフエノール)、4,4′
−イソプロピリデンビス(2,6−ジクロロフエノー
ル)、4,4′−イソプロピリデンビス(2−メチルフエ
ノール)、4,4′−イソプロピリデンビス(2,6−ジメチ
ルフエノール)、4,4′−イソプロピリデンビス(2−t
ert−ブチルフエノール)、4,4′−sec−ブチリデンジ
フェシール、4,4′−シクロヘキシリデンビスフエノー
ル、4,4′−シクロヘキシリデンビス(2−メチルフエ
ノール)、4−tert−ブチルフエノール、4−フエニル
フエノール、4−ヒドロキシジフエノキシド、α−ナフ
トール、β−ナフトール、5−ヒドロキシフタル酸ジメ
チル、メチル−4−ヒドロキシベンゾエート、4−ヒド
ロキシアセトフエノン、ノボラツク型フエノール樹脂、
2,2′−チオビス(4,6−ジクロロフエノール)、カテコ
ール、レゾルシン、ヒドロキノン、ピロガロール、フロ
ログリシン、フロログリシンカルボン酸、4−tert−オ
クチルカテコール、2,2′−メチレンビス(4−クロロ
フエノール)、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6
−tert−ブチルフエノール)、2,2′−ジヒドロキシジ
フエニル、p−ヒドロキシ安息香酸エチル、p−ヒドロ
キシ安息香酸プロピル、p−ヒドロキシ安息香酸ブチ
ル、p−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、p−ヒドロキシ
安息香酸−p−クロルベンジル、p−ヒドロキシ安息香
酸−o−クロルベンジル、p−ヒドロキシ安息香酸−p
−メチルベンジル、p−ヒドロキシ安息香酸−n−オク
チル、安息香酸、サリチル酸亜鉛、1−ヒドロキシ−2
−ナフトエ酸、2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸、2−
ヒドロキシ−6−ナフトエ酸亜鉛、4−ヒドロキシジフ
エニルスルホン、4,2′−ジフェノールスルホン、4−
ヒドロキシ−4′−クロロジフエニルスルホン、4−ヒ
ドロキシ−4′−ベンジロキシジフェニルスルホン、4
−ヒドロキシ−4′−イソプロポキシジフェニルスルホ
ン、4−ヒドロキシ−4′−イソブチルオキシジフェニ
ルスルホン、ビス(4−ヒドロキシフエニル)スルフイ
ド、2−ヒドロキシ−p−トルイル酸、3,5−ジ−tert
−ブチルサリチル酸亜鉛、3,5−ジ−tert−ブチルサリ
チル酸錫、酒石酸、シユウ酸、マレイン酸、クエン酸、
コハク酸、ステアリン酸、4−ヒドロキシフタル酸、ホ
ウ酸、ビイミダゾール、ヘキサフェニルビイミダゾー
ル、4臭化炭素、メチレンビス−(オキシエチレンチ
オ)ジフェノール、エチレンビス−(オキシエチレンチ
オ)ジフェノール、ビス−(4−ヒドロキシフェニルチ
オエチル)ケトン、ビス−(4−ヒドロキシフェニルチ
オエチル)エーテル、m−キシリレンビス(4−ヒドロ
キシフェニルチオ)エーテル等。
本発明の感熱発色層においては、前記ロイコ染料及び
顕色剤をアンダーコート層上に塗布するために、慣用の
種々のバインダーを適宜使用することができるが、その
具体例としては、前記のアンダーコート層塗布において
例示されたものと同様のものが挙げられる。
また、本発明においては、前記ロイコ染料及び顕色剤
と共に、必要に応じ、更に、この種の感熱記録材料に慣
用される補助添加成分、例えば、フィラー、熱可融性物
質、界面活性剤等を併用することができる。この場合、
フィラーとしては、前記アンダーコート層に使用される
フィラーとして例示されたものと同様の無機及び(又
は)有機フィラーを、その吸油量に制約されずに選択す
ることができる。なお熱可融性物質としては、例えば、
高級脂肪酸又はそのエステル、アミドもしくは金属塩の
他、各種ワックス類、芳香族カルボン酸とアミンとの縮
合物、安息香酸フェニルエステル、高級直鎖グリコー
ル、3,4−エポキシ−ヘキサヒドロフタル酸ジアルキ
ル、高級ケトン、その他の熱可融性有機化合物等の50〜
200℃程度の融点を持つものが挙げられる。
なお、本発明の感熱記録材料は、サーマルヘッド等と
のマッチング性向上や、記録画像保存性をより高める等
の目的によって、感熱発色層の上に保護層を設けること
も可能であるが、この場合、保護層を構成する成分とし
ては前記のフィラー、バインダー、界面活性剤、熱可融
性物質等を用いることもできる。
〔効 果〕
本発明の感熱記録材料は、支持体と感熱発色層との間
に、発泡性プラスチックフィラー並びに吸油量30ml/100
g以上の無機及び(又は)有機フィラーを主成分とする
アンダーコート層を設けたことを特徴としており、動的
発色感度が高く、しかも保存性やヘッドマッチング性に
優れた、均一で高濃度画像記録ができる感熱記録材料で
ある。
〔実施例〕
次に本発明を実施例により、さらに詳細に説明する。
尚、以下において示される部及び%はいずれも重量基準
である。
実施例1 〔A−1液〕 発泡性プラスチックフィラー(未発泡)(松本油脂
(株)製;マツモトマイクロスフェアF30) 15部 シリカ(吸油量180ml/100g) 5部 10%ポリビニルアルコール水溶液 20部 水 60部 上記組成のアンダーコート層塗布液を、市販の上質紙
表面に乾燥付着量が約3g/m2になるように塗布して乾燥
し、次にその塗布表面が約120℃となるような加熱環境
下に約2分間保持し、発泡性プラスチックフィラーを発
泡させて、アンダーコート層塗布紙を得た。
次に下記の組成からなる混合物を、体積平均粒子径が
約1.5μmとなるように粉砕、分散して、B液及びC液
を調製した。
〔B液〕
3−(N−シクロヘキシル−N−メチル)アミノ−6−
メチル−7−アニリノフルオラン 20部 10%ポリビニルアルコール水溶液 20部 水 60部 〔C液〕 p−ヒドロキシ安息香酸ベンジル 20部 炭酸カルシウム 10部 10%ポリビニルアルコール水溶液 30部 水 40部 上記B液及びC液を重量比で1:3になるように混合・
攪拌して感熱発色層塗布液とし、前記アンダーコート層
塗布紙に乾燥付着量が約3g/m2となるように塗布して乾
燥し、本発明の感熱記録紙〔X−1〕を得た。
実施例2 実施例1における〔A−1液〕中のシリカに替えて炭
酸カルシウム(吸油量60ml/100g)を使用した以外は、
実施例1と同様にして本発明の感熱記録紙〔X−1〕を
得た。
比較例1 実施例1における〔A−1液〕中のシリカに替えてポ
リスチレンフィラー(吸油量10ml/100g以下)を使用し
た以外は、実施例1と同様にして比較用の感熱記録紙
〔Y−1〕を得た。
比較例2 実施例1における〔A−1液〕中のシリカを使用せず
且つ発泡性プラスチックフィラー(未発泡)の使用量を
20とした以外は、実施例1と同様にして比較用の感熱記
録紙〔Y−2〕を得た。
比較例3 実施例1におけるアンダーコート層の形成工程を削除
し、市販の上質紙表面に直接感熱発色層を実施例1と同
様の方法で塗布し乾燥して、比較用の感熱記録紙〔Y−
3〕を得た。
以上のようにして得られた感熱記録材料について、動
的発色濃度、画像均一性及びヘッドマッチング性を試験
評価した。その結果を表−1に示す。なお各試験は、8
ドット/mmの松下電子部品(株)製サーマルヘッドを有
する印字試験装置により、入力電圧0.7W/ドット、主走
査記録速度10msec/line、副走査線密度7.7line/mm、印
字パルス巾0.3、0.35及び0.4msecの3条件によって印字
した際に行った。発色濃度は、マクベス濃度計(RD−51
4、フィルターwratten−106)にて測定した。
上記表−1からわかるように、本発明の記録材料は動
的発色感度が高く、且つヘッドマッチング性及び画像均
一性が優れたものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−155097(JP,A) 特開 昭54−23545(JP,A) 特開 昭59−225987(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体と感熱発色層との間にアンダーコー
    ト層を設けた感熱記録材料において、該アンダーコート
    層が発泡性プラスチックフィラー並びに吸油量30ml/100
    g以上の無機及び(又は)有機フィラーを主成分とする
    ものであることを特徴とする感熱記録材料。
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