JP2609725B2 - 床土均平装置 - Google Patents

床土均平装置

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JP2609725B2 JP21334589A JP21334589A JP2609725B2 JP 2609725 B2 JP2609725 B2 JP 2609725B2 JP 21334589 A JP21334589 A JP 21334589A JP 21334589 A JP21334589 A JP 21334589A JP 2609725 B2 JP2609725 B2 JP 2609725B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、育苗箱に供給された床土の表面を隅々まで
より均平にする床土均平装置に関する。
(従来の技術) 育苗箱に供給された床土は、表面に凹凸があるため、
播種前にその凹凸をならす必要があり、従来において
は、実開昭60−190244号公報に開示されているように、
鎮圧ローラの支持アームに押え板を取付け、下方へ付勢
しながら育苗箱の前壁際の盛上り土の押え付ける技術
と、実開昭48−61010号公報に開示されているように、
上端が枢支された押え部材の下部を、育苗箱の後壁に当
接して押し動かすことによって、育苗箱の後壁際の盛上
り土を押え付ける技術とが開発されている。
(発明が解決しようとする課題) 前記前者技術においては、押え板を取付けた支持アー
ムの支点が床土表面より上方にあり、前壁際の土が押え
難く、支持アームに押え板と鎮圧ローラとが同時に設け
られていて、押え板はスクレーパを兼ねているので、押
え板と鎮圧ローラとの間に前後壁がはまり込んで、育苗
箱の移動を妨害することがある。
また、後者技術においては、育苗箱の後壁際の盛上り
土の均平には使用できるが、前壁際用には使用し難い。
また、前者のような上部が枢支された揺動式押え部材
は、壁際の一部だけを押圧するため、床土が押え部材の
当らないところに逃げて凸状になることがある。
本発明は、このような従来技術の種々の問題点を解決
できるようにした床土均平装置を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 本発明における課題解決のための第1の具体的構成
は、育苗箱2内に供給した床土39表面を横軸廻り回転自
在な回転ブラシ30でならした後、育苗箱2の壁際に均平
部材を降下して壁盛上り土を均平にする床土均平装置に
おいて、前記均平部材85は、装置固定側に床土39表面と
略等高又は下方で枢支されたアーム部材86の育苗箱移送
方向前端に取付けられ、育苗箱2の前壁際で前壁から床
土39表面に落下する平坦状の押え部85bと、この押え部8
5bの後端から後上方へ延設されていて壁上縁と当接して
これを乗越える傾斜案内部85cとを有することであり、
第2の具体的構成は、第1具体的構成に加えて、均平部
材85より育苗箱移送方向手前上方で装置固定側に前横軸
49Fを介して揺動自在に支持されていて、後上方待機位
置βから育苗箱2の後壁前面Cと当接して垂下位置αへ
の移行時に盛上り土39bを均平にする前押え部材50Fと装
置フレーム40に後横軸49Rを介して揺動自在に支持さ
れ、且つ前押え部材50Fと連動可能であり、垂下位置α
への移行時に育苗箱2の前壁後面Bと当接しながら盛上
り土39aを均平にする後押え部材50Rとを有することであ
る。
(作 用) 第2均平機構8Bにおいて、育苗箱2の前壁2bの上縁が
均平部材85の傾斜案内部85cに当接すると、均平部材85
はアーム部材86の枢軸88を中心に上方移動して前壁2bを
乗越え、押え部85bは前壁2bが通過すると落下して、前
壁際の盛上り土39aを押えて均平にし、育苗箱2の移動
に伴って、そのまま床土表面を均平にしていく。
第1均平機構8Aにおいて、育苗箱2の後壁前面Cが前
押え部材50Fに当接すると、前押え部材50Fは前横軸49F
を中心に挿動し、前押え部53Fが後上方待機位置βから
前横軸49F直下の垂下位置αに達するまでの間、横軸回
転ブラシ30によって形成された後壁前面Cの前の盛上り
土39bを上から押え付け、均平にする。
前押え部材50Fの揺動によち連動手段61を介して後押
し部材50Rも揺動し、後押え部53Rは後上方待機位置βか
ら後横軸49Rの直下の垂下位置αに達するまでの間、連
続の育苗箱2の前壁後面Bに当接し、その近傍の盛上り
土39aを上から押え付けて均平にする。この均平作用は
第2均平機構8Bに先行して行なわれる。
後押え部材50Rは前押え部材50Fが育苗箱2の後壁2cか
ら外れるまで略連動して前方揺動し、前押え部材50Fが
後壁2cから外れて戻し手段57によって後上方待機位置β
まで戻されるとき、後押え部材50Rは連動手段61を介し
て戻される。
前記前後押え部材50F,50Rで前後壁2b,2c際の盛上り土
39a,39bを押えた後、前記第2均平機構8Bの押え部85b
で、特に後押え部材50Rの押え作用のためにはみ出て凸
状となる床土部分を押えて均平にする。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図は土入装置1の全体を示しており、育苗箱2を
移動する移送機構3と、この移送機構3を支持している
支持枠4と、この支持枠4上に載置され且つ移送機構3
の移送経路5に跨って配置されている土入機6及び第
1、第2均平機構8A,8Bから成る床土均平装置7とを有
しており、前記移送機構3及び支持枠4を前後方向に長
く形成して、播種機及び潅水機を載置して、床土供給、
潅水、播種及び覆土を行なう播種装置として構成するこ
とも可能になっている。
前記支持枠4は2本の平行な断面コ字形フレーム9
と、複数本の折畳み自在は支持脚10とを有しており、フ
レーム9には長手方向等間隔に移送機構3を構成する回
転軸11が支持されている。
移送機構3は第3、4図に示す如く、前記多数本の回
転軸11にコロ12を設け、回転軸11の端部に設けたスプロ
ケット13間にチェーンを張り、中途の回転軸11にモータ
14からの動力を伝達するように構成されており、モータ
14の駆動によって、コロ12上に載置した育苗箱2を一定
速度で移動可能になっている。
移送機構3は支持枠4の一端又は両端に配置された補
助フレーム15を有する。この補助フレーム15は、回転軸
11及びコロ12を有するが動力伝達は為されていなく、フ
レーム9に対して上方へ折畳み可能になっている。
土入機6はフレーム9上に固定の基フレーム17にホッ
パ18が搭載固定され、この基フレーム17内に土供給機構
19、土ならし機構20等が配置されると共に、前記モータ
14が取付けられている。
前記土供給機構19はコンベアベルト21の2本のローラ
22,23間に巻掛けており、一方のローラ22には移送機構
3からチェーン伝動手段24を介して動力が伝達可能にな
っている。この駆動側のローラ22の前下方には、土案内
板25と土反射板26とがかけられている。
土ならし機構20は基フレーム17内に同一構造のものが
2組配置されている。各土ならし機構20は、回転軸11に
枢支されたアーム28の先端に横軸29を支持し、この横軸
29に回転ブラシ30を取付け、回転軸11からチェーン伝動
手段31を介して増速回転動力が伝達されるように構成さ
れている。また、横軸29の両端には軸受部材32が設けら
れ、この軸受部材32から上方に突出したネジ杆33は基フ
レーム17の天壁17aを貫通し、調整体34が螺合されてい
て、この調整体34を廻すことにより、回転ブラシ30の高
さを調整できるようにしている。
35は土供給機構19の下方に配置された育苗箱2の押え
手段であり、基フレーム17に枢支された揺動アーム36の
先端にローラ37が回転自在に支持されており、コロ12上
を移送される育苗箱2の側壁2a上をローラ37が押圧転動
し、土供給機構19から落下してくる土によって、育苗箱
2が振動するのを防止している。前記揺動アーム36は板
バネによってローラ37を下方へ弾下するように付勢され
ている。
第1〜4図において床土均平装置7を説明する。この
床土均平装置7は、土ならし機構20の育苗箱移送方向前
方に位置し、回転ブラシ30で表面がならされた床土39の
前後盛上り部分39a,39bを押え付けて均平にする第1均
平機構8Aと、主に前盛上り部分39aを均平にする第2均
平機構8Bとを有する。
第1、3、4図に示す第1均平機構8Aにおいて、フレ
ーム9上に立設された装置フレーム40は、左右1対の側
壁40aを断面コ字形の天壁40bで上から嵌合して連結して
おり、この天壁40bに左右1対のネジ杆41が貫通してい
る。左右ネジ杆41は左右各支持部材42から立設され、そ
の上部に第1調整体43が螺合している。
各ネジ杆41にはコイルバネ(弾下部材)44が嵌装さ
れ、支持部材42を上動許容状態で弾下しており、天壁40
bに当接している第1調整体43を廻すことにより、支持
部材42の高さを微調整可能にしている。
天壁40b上には側面視S字状の第2調整体45が止め具4
6で枢支されていて、第1調整体43と天壁40bとの間へ介
在退避自在であり、介在させることによって、支持部材
42を高く持上げることができる。
前記ネジ杆41、第1、2調整体43,45、バネ44等によ
って、後述する押え部材の高さ調整手段47が構成されて
いる。
前記左右支持部材42はL字形材で形成され、垂直部42
aに2本の横軸49F,49Rが平行に支持されていて、前横軸
49Fには前押え部材50Fが、後横軸49Rには後押え部材50R
が夫々揺動自在に支持されている。各横軸49には垂直部
42aと各押え部材50との間にコイルバネ51が嵌装されて
いて、各押え部材50が育苗箱2内に入り得るように、左
右位置修正を可能にしている。
52F,52Rは装置フレーム40の左右側壁40aに形成された
ガイド溝であり、前記前後横軸49F,49Rの両端が挿入さ
れており、横軸49F,49Rの前後動を阻止して上下動のみ
を許容している。
前押え部材50Fは下端がL字状に折曲されて前押え部5
3Fが形成され、中途部に横棒54を有し、上部にストッパ
片55を備えており、56は装置フレーム40の左右側壁40a
を連結固定している連結ロッドであるが、前側の連結ロ
ッド56がストッパ片55と当接するストッパとなってい
る。
前記横棒54と後横軸49Rと間には引張りバネ(戻し手
段)57が張設されており、この引張りバネ57によって、
前押え部材50Fはストッパ片55がストッパ56に当接した
姿勢、即ち、前押え部53Fが前横軸49Fの垂下位置αより
若干後上方へ寄った戻り位置β(待機位置)に保持され
ている。
後押え部材50Rは下端がL字状に折曲されて後押え部5
3Rが形成され、中途部に横棒58を有する。この横棒58と
前押え部材50Fの横棒54との間には引張りバネ59が張設
されると共に連動リンク60が連結され、これらによって
連動手段61が構成されている。
前記連動リンク60は横棒58と係合する孔が長孔62とな
っており、後押え部材50Rは負荷が無いとき引張りバネ5
9を介して前押え部材50Fと共に揺動し、大きい負荷を受
けると、また、前後押え部材50F,50Rの姿勢が変わる
と、長孔62の範囲内で前押え部材50Fと相対揺動する。
装置フレーム40の左右側壁40aの下部前後には正面視
コ字形のブラケット65が固定され、このブラケット65に
貫通した前後1対のネジ杆66の先端に、育苗箱2の左右
位置を案内修正するガイド板67が設けられている。
また、装置フレーム40の左右側壁40aの軸68から前方
へアーム69が揺動自在に延設され、このアーム69の先端
にローラ軸70を介して押えローラ71が設けられている。
この押えローラ71は前記押え手段35と同様に育苗箱2の
側壁2a上を転動し、育苗箱2の安定的な移動を確保する
ための押え手段78を構成している。
前記ローラ軸70にはアーム72の基端が枢支され、この
アーム72の先端には鎮圧ローラ73が設けられている。こ
の鎮圧ローラ73は育苗箱2の左右側壁2aの内側に入り、
床土又は覆土を鎮圧するもので、鎮圧手段79を構成して
いる。
前記各アーム69,72にはブラケット65又はフレーム9
に当接する高さ設定手段74A,74Bが設けられている。こ
の高さ設定手段74A,74Bは、各アーム69,72に固定のナッ
ト部材75に蝶ボルト76を螺合し、その下端にゴムキャッ
プ77を嵌合したものである。
第1〜4図に示す第2均平機構8Bは均平部材85と左右
1対のアーム部材86と高さ調整手段87とを有している。
均平部材85は板金又は合成樹脂板で形成され、垂直壁85
aの下端から平坦な押え部85bが育苗箱移送方向後方へ延
設され、この押え部85bから後上方へ傾斜案内部85cが延
設されている。
左右各アーム部材86は後端がブラケット65に枢軸88を
介して横軸廻り揺動自在に支持されており、この枢軸88
は床土39の表面の略等高又は下方に位置している。各ア
ーム部材86の前端がL字形に折曲されていて、均平部材
85の垂直壁85aにボルト89を介して連結されている。
尚、前記平均部材85と左右アーム部材86とは一体成形し
ても良い。
前記左右アーム部材86の前端にはL字金具90がボルト
89を介して共締めされており、このL字金具90に溶着し
たナット91に高さ調整ネジ92に螺合され、高さ調整手段
87を形成している。前記高さ調整ネジ92は均平部材85の
下限を設定するもので、フレーム9上面に当接可能であ
り、育苗箱2移送前は、高さ調整ネジ92がフレーム9に
当接し、均平部材85の傾斜案内部85cの後上端は前変壁2
bの上縁より上位に位置する。
次に、土入装置における土均平動作を説明する。
モータ14の駆動によって移送機構3が作動されると、
育苗箱2は多数連続して、第3図矢印イ方向に移送され
る。土入機6内で、育苗箱2は押え手段35によっえ押え
られながらコンベアベルト21から落下してくる床土39が
供給され、その前方に位置する2連の回転ブラシ30,30
によって床土39表面がならされる。
この状態での床土39は、第1図に示すように、育苗箱
2の前後壁2b,2c際で盛上り土39a,39bが形成されてい
る。
先頭の育苗箱2の前壁際盛上り土は不完全な均平とな
るが、後壁際から完全な均平作用が為される。育苗箱2
が前進して後壁2cの前面Cが前押え部材50Fに当接する
と(第1図実線状態)、前押え部材50Fは前横軸49Fを中
心に揺動し、前押え部53Fは後上方の待機位置βから揺
動して垂下位置αに達するまでの間(第5、6図の状
態)、後壁前面Cを下動してその近傍の盛上り土39bを
上から押え付け、床土39の他の表面と同一又は僅かに深
くする。
この前押え部材50Fの揺動によって、後押え部材50Rは
連動手段61の引張りバネ59によって引張られて同時に揺
動し、後押え部53Rは後上方の待機位置βから揺動し
て、後続の育苗箱2の前壁後面Bに当接しながら垂下位
置αに達し、その間に盛上り土39bを上から押え付ける
(第6図に示す)。
その後も、前押え部材50Fが後壁2cに当接している
間、両押え部材50F,50Rは揺動を続け、押え部53F,53Rは
前上方へ上昇し、前押え部材50Fと後壁2cと係合が解除
されると(第7図に示す)、前押え部材50Fは引張りバ
ネ57に引張られて待機位置βに戻り、連動リンク60のつ
っぱり作用によって後押え部材50Rも戻り位置βへ戻さ
れる。
前記押え部50F,50Rによる均平作用中、育苗箱2は押
えローラ71によってコロ12に対して押えられ、抵抗があ
っても常に正確に移送される。また、床土は中途部が回
転ブラシ30でならされ、前後端が押え部材50F,50Rで均
平にされた状態で鎮圧ローラ73による鎮圧作用を受け
る。この鎮圧作用を受ける所は、主に回転ブラシ30でな
らした部分であるので、押え部材50F,50Rで押付ける高
さは鎮圧後の床土表面と面一となるようにしておくこと
が好ましい。
前記前押え部材50Fは、後壁2cによって押され、後押
え部材50は前壁2bを追いかけるように移動し、盛上り土
39a,39bを上から押え付けるが、その盛上り土39a,39bが
多量であると、各押え部材50、特に後押え部材50で押え
付けた土がそれからはみ出て凸状になることがあり、第
2均平機構8Bはこれを押え付ける。
育苗箱2の前後壁2b,2cの上縁が均平部材85の傾斜案
内部85cに当接するとこれを持ち上げ、均平部材85は前
後壁2b,2cを乗り越える。押え部85bの前端が前壁2bから
外ずれると、前壁後面Bに接しながら落下し、押え部85
bは盛上り土39aの残留凸部を押し付ける。
その後押え部85bは床土39の略全表面と摺接し、均す
ことが可能であり、後壁2c近傍まで移動すると、前押え
部材50Fによって盛上り土39bの残留凸部が生じている
と、これを均平にする。
尚、第1均平機構8Aを設けずに第2均平機構8Bのみで
床土表面を均平にする場合は、均平部材85だけで前壁2b
際から後壁2cの手前まで均平作業が行なわれる。
また、前押え部材50Fの押え部53Fの前後長さは、均平
部材85の傾斜案内部85cの前後長さよりも長く設定して
おくことが好ましい。
第8図は押えローラ71及び鎮圧ローラ73の配置並びに
アーム部材86の支持の変形例を示している。装置フレー
ム40に設けた軸68から前後にアーム69,72が延設され、
後向きのアーム69に押えローラ71が、前向きのアーム72
に鎮圧ローラ73が夫々支持されている。アーム部材86
は、基部が回転軸11に相対回転自在に枢支されていて、
枢軸を回転軸11で兼ねており、フレーム9に設けたスト
ッパ93で揺動下限が設定されている。
(発明の効果) 以上詳述した本発明によれば、第2均平機構8Bの均平
部材85は床土39表面と略等高又は下方で枢支されたアー
ム部材86の育苗箱移送方向前端に取付けられているの
で、床土39の高さが変っても押え部85bで育苗箱2の前
壁際を確実に押えて均平にすることができ、しかも押え
部85bから後上方へ延設された傾斜案内部85cを有するの
で、均平部材85だけで育苗箱2の前後壁2b,2cを乗り越
えることができ、育苗箱2の移送を妨害することなく、
円滑に作業ができる。
また、第1均平機構8Aは、前後押え部材50F,50Rの揺
動によって育苗箱2の後壁2cの近傍の盛上り土39bと、
後続育苗箱2の前壁2b近傍の盛上り土39aとを、同時に
上から押え付けて均平にすることができ、回転ブラシ30
によって形成された盛上り土39a,39bを育苗箱2内に分
散させることなく、床土39表面の土ならしを行なうこと
が可能となり、播種をより適正に行なうことができるよ
うになる。
そして、少なくとも後押え部材50Rが押え付けた盛上
り土39aが後押え部材50Rより後側ではみ出ても、前記均
平部材85で確実にならすことができ、均平精度を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図は本発明の実施例を示しており、第1図は床
土均平装置の断面側面図、第2図は第2均平機構の斜視
図、第3図は土入装置全体の側面図、第4図は床土均平
装置の断面正面図、第5〜7図は床土均平動作を示す夫
々説明図、第8図は押えローラ及び鎮圧ローラの配置並
びにアーム部材の支持の変形例を示す側面図である。 1……土入装置、2……育苗箱、2a……側壁、2b……前
壁、2c……後壁、3……移送機構、7……床土均平装
置、8A……第1均平機構、8B……第2均平機構、9……
フレーム、20……土ならし機構、30……回転ブラシ、39
……床土、39a,39b……盛上り土、40……装置フレー
ム、50……押え部材、53……押え部、61……連動手段、
71……押えローラ、73……鎮圧ローラ、85……均平部
材、85b……押え部、85c……傾斜案内部、86……アーム
部材、87……高さ調整手段、88……枢軸、α……垂下位
置、β……待機位置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】育苗箱(2)内に供給した床土(39)表面
    を横軸廻り回転自在な回転ブラシ(30)でならした後、
    育苗箱(2)の壁際に均平部材を降下して壁際盛上り土
    を均平にする床土均平装置において、 前記均平部材(85)は、装置固定側に床土(39)表面と
    略等高又は下方で枢支されたアーム部材(86)の育苗箱
    移送方向前端に取付けられ、育苗箱(2)の前壁際で前
    壁から床土(39)表面に落下する平坦状の押え部(85
    b)と、この押え部(85b)の後端から後上方へ延設され
    ていて壁上縁と当接してこれを乗越える傾斜案内部(85
    c)とを有することを特徴とする床土均平装置。
  2. 【請求項2】前記均平部材(85)より育苗箱移送方向手
    前上方で装置固定側に前横軸(49F)を介して揺動自在
    に支持されていて、後上方待機位置(β)から育苗箱
    (2)の後壁前面(C)と当接して垂下位置(α)への
    移行時に盛上り土(39b)を均平にする前押え部材(50
    F)と; 装置フレーム(40)に後横軸(49R)を介して揺動自在
    に支持され、且つ前押え部材(50F)と連動可能であ
    り、垂下位置(α)への移行時に育苗箱(2)の前壁後
    面(B)と当接しながら盛上り土(39a)を均平にする
    後押え部材(50R)と; を有することを特徴とする請求項1記載の床土均平装
    置。
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