JP2768533B2 - 土ならし装置 - Google Patents

土ならし装置

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JP2768533B2
JP2768533B2 JP4038990A JP4038990A JP2768533B2 JP 2768533 B2 JP2768533 B2 JP 2768533B2 JP 4038990 A JP4038990 A JP 4038990A JP 4038990 A JP4038990 A JP 4038990A JP 2768533 B2 JP2768533 B2 JP 2768533B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、育苗箱用土入装置に併設される土ならし装
置に関する。
(従来技術) 土入装置を使って育苗箱内に供給された床土は、播種
を正確にできるように、その土表面を平坦にならす必要
があり、回転ブラシと鎮圧ローラとが併設されている。
従来の回転ブラシと鎮圧ローラとは、別個のフレーム
に独立支持されて育苗箱移送機構上に設けられており、
回転ブラシは育苗箱移送機構から動力の伝達を受けて横
軸廻りに回転駆動されるのに対し、鎮圧ローラは床土に
接触して回転するだけで、駆動はされていない。
(発明が解決しようとする課題) 前記回転ブラシは土表面と摺接するため、ブラシ先端
に土が付着し、この付着土が成長してならし作用を乱す
ことがある。
また、鎮圧ローラは土表面に接触して回転させられる
ものであるため、土にはその抵抗が作用し、表面の土を
押動して育苗箱の後方側へ持っていくことがある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、鎮圧ローラをそれより大径の回転ブラシに
摺接させ、回転駆動される回転ブラシによって鎮圧ロー
ラを強制駆動し、鎮圧ローラを育苗箱と略等速度で回転
させて土表面をならすようにすることにより、前記従来
技術の問題点を総て解決できるようにしたものである。
即ち、本発明における課題解決のための具体的構成
は、育苗箱2の移送方向(イ)と反対方向に回転駆動さ
れる横軸状ブラシ軸35に設けられていて育苗箱2内の土
表面をならす回転ブラシ33と、この回転ブラシ33より小
径でローラ軸48を介して回転自在に設けられていて土50
表面を鎮圧する鎮圧ローラ34とを有する土ならし装置に
おいて、 前記ブラシ軸35にアーム47を枢支し、このアーム47の
先端にローラ軸48を支持し、鎮圧ローラ34を回転ブラシ
33と摺接させていることである。
(作 用) ブラシ軸35に設けられた回転ブラシ33は、育苗箱移送
機構3からの動力伝達を受けて、土接触部分では育苗箱
2の移送方向とは反対方向に回転しており、育苗箱2内
の土50表面と摺接して平坦にならす。
鎮圧ローラ34はブラシ軸35に枢支されたアーム47にロ
ーラ軸48が支持されていて、相対的に上下動しても常に
回転ブラシ33と摺接していて、回転ブラシ33からブラシ
の摩擦抵抗によって回転動力を得ると共に、ブラシ先端
に付着する土を落す。
鎮圧ローラ34は回転ブラシ33より小径であるため、無
負荷時には回転ブラシ33より高速で回転し、その回転方
向は育苗箱2の移送方向と同方向であり、土表面に接触
するとその抵抗によって、育苗箱2と同方向等速度で回
転し、表面土を後方へ押動することなくならす。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第3図は土入装置1の全体を示しており、育苗箱2を
移動する移送機構3と、この移送機構3を支持している
支持枠4と、この支持枠4上に載置され且つ移送機構3
の移送経路に跨って配置されている土入機5、土ならし
装置6及び床土均平装置7とを有しており、前記移送機
構3及び支持枠4を前後方向に長く形成して、播種機及
び潅水機を載置して、床土供給、潅水、播種及び覆土を
行なう播種装置として構成することも可能になってい
る。
第1〜3図において、前記支持枠4は2本の平行な断
面コ字形フレーム9と、複数本の折畳み自在な支持脚10
とを有しており、フレーム9には長手方向等間隔に移送
機構3を構成する回転軸11が支持されている。
移送機構3は、前記多数本の回転軸11にコロ12を設
け、回転軸11の端部に設けたスプロケット間にチェーン
を張り、中途の回転軸11にモータ14からの動力を伝達す
るように構成されており、モータ14の駆動によって、コ
ロ12上に載置した育苗箱2を一定速度で矢印(イ)方向
に移動可能になっている。
土入機5はフレーム9上に固定の基フレーム17にホッ
パ18が搭載固定され、この基フレーム17内に土供給機構
19が配置されると共に、前記モータ14が取付けられてい
る。
前記土供給機構19はコンベヤベルト21を2本のローラ
22,23間に巻掛けており、一方のローラ22には移送機構
3からチェーン伝動手段24を介して動力が伝達可能にな
っている。この駆動側のローラ22の前下方には、土案内
板25と土反射板26とが設けられている。
28は土供給機構19の下方に配置された育苗箱2の押え
手段であり、基フレーム17に枢支された揺動アーム29の
先端にローラ30が回転自在に支持されており、コロ12上
を移送される育苗箱2の側壁上をローラ30が押圧転動
し、土供給機構19から落下してくる土によって、育苗箱
2が振動するのを防止している。
土ならし装置6は支持枠4上に設けられたケース32内
に回転ブラシ33と鎮圧ローラ34とを有している。
回転ブラシ33を取付けたブラシ軸35は、回転軸11に枢
支された支持アーム36A及びケース32又はフレーム9に
枢支された支持アーム36Bの先端に軸受を介して回転自
在に支持されており、回転軸11からチェーン伝動手段38
を介して増速回転動力が伝達されるように構成されてい
る。
ブラシ軸35は育苗箱2の移送方向(イ)と直角に位置
する横軸となっていて、ケース32を貫通しており、ケー
ス32にはブラシ軸35の上下移動を許容する長孔39が形成
されている、 ブラシ軸35の両端に設けた軸受部材37には上方突出状
のネジ杆40が設けられ、このネジ杆40はケース32の上壁
32aを貫通している。
ネジ杆33の上部には、第1調整体42が螺合されてい
て、この第1調整体42を廻すことにより、回転ブラシ33
の高さを微調整できるようにしている。43は軸受部材38
を弾下しているスプリングで、左右各ネジ杆40に嵌装さ
れている。
天壁32aには枢軸44を介して第2調整体45が縦軸廻り
回動自在に設けられている。この第2調整体45には高さ
の異なる複数段の載置部が形成され、回動することによ
り、天壁32aと第1調整体42との間に介在退避自在であ
り、載置部を選択することによって、回転ブラシ33の高
さを大きく調整できるように構成されている。
前記ブラシ軸35には左右1対のアーム47が枢支されて
いて、この左右アーム47の先端にローラ軸48が支持さ
れ、このローラ軸48に鎮圧ローラ34が回転自在に支持さ
れている。
鎮圧ローラ34は外径が回転ブラシ33の外径より小さ
く、その外周面は回転ブラシ33と摺接している。鎮圧ロ
ーラ34と回転ブラシ33とは夫々独立して上下動自在であ
るが、アーム47で連結されているため、中心間距離は一
定であり、支持アーム36A又は36Bに設けたストッパ49が
アーム47に当接することによって、鎮圧ローラ34が一定
以上下降しないように規制している。
鎮圧ローラ34は回転ブラシ33と例えば2〜3mm程度の
オーバラップ量で接触しており、回転ブラシ33のブラシ
は育苗箱2内の土50の表面に摺接してこれをならした後
に、鎮圧ローラ34の外周面に衝突して、土が付着してい
ればこれを落す。
回転ブラシ33の摺接は鎮圧ローラ34に育苗箱2の移送
方向(イ)と同方向の強制回転を与えることになり、回
転ブラシ33の方が大径であることにより、無負荷時の鎮
圧ローラ34の回転は回転ブラシ33より速くなる。この鎮
圧ローラ34は土50の表面に接触することにより抵抗を受
けて回転が遅くなるが、育苗箱2の移送方向と同方向に
回転するので、その速度より遅くなることはなく、ま
た、土50に対して前後方向の抵抗を与えないので、土50
を移送方向後方へ押動することはなく、略等速度で回転
して土表面を鎮圧するだけとなる。
前記床土均平装置7は、土ならし装置6の前方に位置
し、回転ブラシ33で表面がならされた床土50の前後盛上
り部分50aを押え付けて均平にするものである。
尚、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、種々変形することができる。例えばアーム47にロー
ラ軸48を回転自在に支持したり、ストッパ49をアーム47
又はケース32等に設けたり、支持アーム36及びチェーン
伝動手段38をブラシ軸35とそれにより前方の回転軸11と
の間に設けたりしても良い。
(発明の効果) 以上詳述した本発明によれば、ブラシ軸35にアーム47
を枢支し、このアーム4の先端にローラ軸48を支持し、
鎮圧ローラ34を回転ブラシ33と摺接させているので、鎮
圧ローラ34は回転ブラシ33と常に摺接してブラシ先端の
付着土を払い落すことができ、回転ブラシ33は常に正常
なならし作用をすることが可能になり、鎮圧ローラ34は
それより大径の回転ブラシ33に摺接して強制駆動され、
その回転方向が育苗箱2の移送方向と同方向であるた
め、土50と接触することにより略等速度となり、育苗箱
2内の土50には鎮圧ローラ34の回転抵抗は加わらなく、
従って、表面土を後方へ持っていくことがなく、鎮圧ロ
ーラ34は常に正常な鎮圧ならし作用をすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示しており、第1図は要部の断
面側面図、第2図は要部の断面正面図、第3図は土入装
置全体の断面側面図である。 1……土入装置、2……育苗箱、3……移送機構、6…
…土ならし装置、33……回転ブラシ、34……鎮圧ロー
ラ、35……ブラシ軸、36……支持アーム、47……アー
ム、48……ローラ軸、49……ストッパ、50……土。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】育苗箱(2)の移送方向(イ)と反対方向
    に回転駆動される横軸状ブラシ軸(35)に設けられてい
    て育苗箱(2)内の土表面をならす回転ブラシ(33)
    と、この回転ブラシ(33)より小径でローラ軸(48)を
    介して回転自在に設けられていて土(50)表面を鎮圧す
    る鎮圧ローラ(34)とを有する土ならし装置において、 前記ブラシ軸(35)にアーム(47)を枢支し、このアー
    ム(47)の先端にローラ軸(48)を支持し、鎮圧ローラ
    (34)を回転ブラシ(33)と摺接させていることを特徴
    とする土ならし装置。
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