JP3887470B2 - 播種箱用土均平機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、略々水平状態にした搬送通路内を連続的に搬送される播種箱に、土入れ機により入れられた土の表面を均すところの播種箱用土均平機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記の土均平機は、搬送通路内を搬送される播種箱の搬送方向と逆方向に回転するロ−ル状の回転ブラシによって土の表面を均すようにしたものであるが、その回転ブラシへの回転動力の伝達は搬送通路を構成する床土フレ−ムがわから伝達されるいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、回転ブラシへの動力伝達は床土フレ−ムがわから伝達されるいるが故に、土均平機を床土フレ−ム上において設置位置を移動させたいとき、移動が不可能となり組み付けの場合に不便である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、搬送通路内を搬送される播種箱の搬送方向と直交し、その搬送方向に対して逆回転するロ−ル状の回転ブラシにより播種箱内に入れられた土の表面を均すもので、該回転ブラシに回転動力を伝達する駆動モ−タを機体内の上部に取付けた播種箱用土均平機において、回転ブラシの近くで、この回転ブラシの軸芯と平行にして搬送通路内を搬送される播種箱に対し上側から接触して搬送方向と同方向に回転する補助搬送ロ−ラを設け、その補助搬送ロ−ラを前記駆動モ−タにより駆動させる構成にしたことにより、補助搬送ロ−ラによって搬送通路内での播種箱の搬送を円滑にしながらも設置位置の移動が容易に行えるものになる。
【0005】
更に、補助搬送ロ−ラを、回転ブラシを挟んで搬送先行がわと搬送後行がわとに設け、その各がわの補助搬送ロ−ラをそれぞれ複数個にして並設したことによって、回転ブラシが播種箱内の土を均している間は、補助搬送ロ−ラのうち少なくとも何れか2個の補助搬送ロ−ラが播種箱に上側から接触するようになって搬送される播種箱の上下のピッチングを防止する効果がある。
【0006】
【発明の実施の形態】
【実施例】
以下、この発明に関して実施例図を参照し具体的に説明すると、先ず、図5において、播種箱(2)を略々水平状態で直線的に搬送する搬送通路(1)の始端がわは枠台状の床土フレ−ム(6)の両側でその内側にそれぞれ張架する左右一対のV型搬送ベルト(7)上に形成され、この搬送ベルト(7)の始端部に相当する床土フレ−ム(6)部分から土入れ機(A)とその後行程に本発明による土均平機(B)を設置し、土均平機(B)の後行程にスミトリ機(C)が設けられて、空の播種箱(2)を搬送方向(イ)に搬送させる間に、土入れ・入れた土の表面の均し、スミに残る余分な土取りの各処理を行わせているのである。
【0007】
また、(8)は床土フレ−ム(6)の始端がわでその両側に張架された左右一対の送込みベルトで、前記搬送ベルト(7)よりも回行速度を速くして、この送込みベルト(8)上に載せる播種箱(2)を切れ目なく搬送ベルト(7)に受継がせて連続的に搬送させるようにしている。
【0008】
次に、図1〜図4により土均平機(B)について記載する。この土均平機(B)は、床土フレ−ム(6)の左右両側に跨がって搬送通路(1)の上方に設置され、搬送先行がわの前側が低く搬送後行がわの後側の高い前低後高の機体を形設している。
【0009】
(9)はこの機体の後部寄りに左右方向に横架して搬送方向(イ)と直交する支点軸で、該支点軸(9)の機体両側壁(10)(11)の内側部分から前方に向けてア−ム(12)(13)を突設し、そのア−ム(12)(13)の各先端部にロ−ル状の回転ブラシ(3)の軸(14)を回転自在に支持するとともに、両ア−ム(12)(13)によって挟むようにして一体的にカバ−(4)が取着され、このカバ−(4)により回転ブラシ(3)が覆われていて、カバ−(4)の内面には回転ブラシ(3)の先端に接当する幅広のスクレ−パ−(15)が取付けられ、頭部にツマミ部(16)を有する両側の調節ネジ棒(17)(17)によって各ア−ム(12)(13)の最先端部を支点軸(9)を軸にして上下動させることにより、回転ブラシ(3)とカバ−(4)およびスクレ−パ−(15)は一体となって高さ位置が調節されるようになっている。
【0010】
なお、ロ−ル状の回転ブラシ(3)の左側半分と右側半分には巻き方向を異にした螺旋ブラシにして中央部では螺旋が山形になっている。
【0011】
また、(18)(19)は機体の両側壁(10)(11)の下部がわでその外側にそって前後方向に溶着された支持部材で、その支持部材(18)(19)は機体よりも前後に突設し、その各前端部と各後端部には機体の支持高さを調整可能にする操作部(20)付きの調整ネジ棒(21)・・・をそれぞれ螺合させ、その調整ネジ棒(21)・・・の下端には樹脂製のキャップ(22)を螺合しその各キャップ(22)を床土フレ−ム(6)の上面に接当させて機体を支持し搬送通路(1)の上方に設置させている。
【0012】
そして、前記左側の支持部材(18)と側壁(10)から右側の側壁(11)と支持部材(19)に挿通して回転ブラシ(3)の軸(14)と平行な数本の軸(23)(24)(25)(26)を回転自在に横架し、その各軸の両側がわにそれぞれ補助搬送ロ−ラ(5a)(5b)(5c)(5d)を軸着して、この補助搬送ロ−ラ(5a)(5b)(5C)(5d)が搬送通路(1)を搬送されてくる播種箱(2)の左右がわの側板(27)に上側から接触して押えるようにしてある。
【0013】
また、これら複数の補助搬送ロ−ラ(5a)(5b)(5c)(5d)は回転ブラシ(3)の近くにおいて、その回転ブラシ(3)を挟んで前側と後側とに分けてそれぞれ2個ずつ並設してある。
【0014】
(M)は機体後部の左側上方位置に取付けた駆動モ−タであり、(28)は駆動モ−タ(M)の下側に横架した中間軸で、駆動モ−タ(M)の軸(29)から平ギヤ(30)(31)によって回転動力が伝達され、また、駆動モ−タ(M)の軸(29)から前記回転ブラシ(3)の軸(14)にチエン(32)を介して伝達し回転ブラシ(3)を搬送方向(イ)に対して(ロ)方向に逆回転させ、中間軸(28)の左側端部からチエン(33)により最後部の補助搬送ロ−ラ(5d)の軸(26)を伝動し、その軸(26)の右側端部からチエン(34)(35)(36)を介して残りの軸(24)(25)(23)に動力を供給して各補助搬送ロ−ラ(5a)(5b)(5c)(5d)を搬送方向(イ)と同じ(ハ)方向に回転させている。
【0015】
これによって、搬送ベルト(7)上に載って搬送通路(1)を搬送される播種箱(2)には土入れ機(A)によって土が入れられ、その入れられた土は土均平機(B)により均され、更にスミトリ機(C)によってスミに残る余分な土の土取りが行われるのであるが、そのとき、図1に示すように、土均平機(B)の下方に搬送されてきた播種箱(2)の左右がわの側板(27)に補助搬送ロ−ラ((5c)(5d)が上側から接触して機体の自重による接当圧により床土フレ−ム(6)上から機体は僅かに浮上しながら(ハ)方向の回転によって搬送を助長するのである。
【0016】
そして、巻き方向を異にした螺旋ブラシにしてある回転ブラシ(3)の(ロ)方向の回転により表面の余分な土は左側と右側とに寄せられながら播種箱(2)外に排出されるとともに、後方にも跳ね出され、その跳ね出される土はカバ−(4)の内面に衝当して落下するのである。
【0017】
また、この土均平機(B)を移動して設置位置を変えるときは、機体を持ち上げれば各キャップ(22)は床土フレ−ム(6)上から離間し、適宜の位置で手を離せば所望のところで前記の各キャップ(22)は床土フレ−ム(6)に接着して機体を支持するのである。
【0018】
そこで、更に前記補助搬送ロ−ラ(5a)(5b)(5c)(5d)について言及すると、播種箱(2)が土均平機(B)の下方に搬送されて回転ブラシ(3)による均しの始期では図6のように後部がわに並設された2個の補助搬送ロ−ラ(5c)(5d)が上側から播種箱(2)の側板(27)に接触し、また、土均しの中期においては図7のように回転ブラシ(3)の最も近くに位置している前後の補助搬送ロ−ラ(5b)(5c)が側板(27)に接触し、土均しの終期にあっては図8に示すように前部がわに並設している補助搬送ロ−ラ(5a)(5b)が接触するようになって、回転ブラシ(3)による土均しの間は何れか2個のものが接触して播種箱(2)を押えながら搬送させるのである。
【0019】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、次に記載する効果を奏する。
【0020】
即ち、搬送通路(1)内を搬送される播種箱(2)の搬送方向(イ)と直交し、その搬送方向(イ)に対して逆回転するロ−ル状の回転ブラシ(3)により播種箱(2)内に入れられた土の表面を均すもので、該回転ブラシ(3)に回転動力を伝達する駆動モ−タ(M)を機体内の上部に取付けた播種箱用土均平機において、回転ブラシ(3)の近くで、この回転ブラシ(3)の軸芯と平行にして搬送通路(1)内を搬送される播種箱(2)に対し上側から接触して搬送方向(イ)と同方向に回転する補助搬送ロ−ラ(5a)(5b)(5c)(5d)を設け、その補助搬送ロ−ラ(5a)(5b)(5c)(5d)を前記駆動モ−タ(M)により駆動させる構成にしたことによって、補助搬送ロ−ラによって搬送通路内での播種箱の搬送を助長して円滑にしながらも設置位置の移動が容易に行える便利なものになる。
【0021】
更に、補助搬送ロ−ラ(5a)(5b)(5c)(5d)を、回転ブラシ(3)を挟んで搬送先行がわと搬送後行がわとに設け、その各がわの補助搬送ロ−ラ(5a)(5b)と(5c)(5d)をそれぞれ複数個にして並設して、回転ブラシ(3)が播種箱(2)内の土を均している間は、補助搬送ロ−ラ(5a)(5b)(5c)(5d)のうち少なくとも何れか2個の補助搬送ロ−ラが播種箱(2)に上側から接触するように構成してあることによって、回転ブラシが播種箱内の土を均している間は、補助搬送ロ−ラのうち少なくとも何れか2個の補助搬送ロ−ラが播種箱に上側から接触するようになって搬送される播種箱を押え上下のピッチングを防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】土均平機の縦断側面図である。
【図2】同土均平機の横断平面図である。
【図3】土均平機の左外観側面図である。
【図4】同じく右外観側面図である。
【図5】土均平機を土入れ機とスミトリ機とに組み合わせて示す側面図である。
【図6】土均しの始期における補助搬送ロ−ラの作用説明図である。
【図7】土均しの中期における補助搬送ロ−ラの作用説明図である。
【図8】土均しの終期における補助搬送ロ−ラの作用説明図である。
【符号の説明】
1 搬送通路
2 播種箱
イ 搬送方向
3 回転ブラシ
4 カバ−
M 駆動モ−タ
5a.5b.5c.5d 補助搬送ロ−ラ

Claims (2)

  1. 搬送通路(1)内を搬送される播種箱(2)の搬送方向(イ)と直交し、
    その搬送方向(イ)に対して逆回転するロ−ル状の回転ブラシ(3)により播種箱(2)内に入れられた土の表面を均すもので、該回転ブラシ(3)に回転動力を伝達する駆動モ−タ(M)を機体内の上部に取付けた播種箱用土均平機において、回転ブラシ(3)の近くで、この回転ブラシ(3)の軸芯と平行にして搬送通路(1)内を搬送される播種箱(2)に対し上側から接触して搬送方向(イ)と同方向に回転する補助搬送ロ−ラ(5a)(5b)(5c)(5d)を設け、その補助搬送ロ−ラ(5a)(5b)(5c)(5d)を前記駆動モ−タ(M)により駆動させる構成にしたことを特徴とする播種箱用土均平機
  2. 補助搬送ロ−ラ(5a)(5b)(5c)(5d)を、回転ブラシ(3)を挟んで搬送先行がわと搬送後行がわとに設け、その各がわの補助搬送ロ−ラ(5a)(5b)と(5c)(5d)をそれぞれ複数個にして並設して、回転ブラシ(3)が播種箱(2)内の土を均している間は、補助搬送ロ−ラ(5a)(5b)(5c)(5d)のうち少なくとも何れか2個の補助搬送ロ−ラが播種箱(2)に上側から接触するように構成してあることを特徴とする請求項1.記載の播種箱用土均平機
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