JP2607971B2 - 回転宙返り装置 - Google Patents

回転宙返り装置

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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ジェット戦闘機、宇宙船、未来の乗り物な
どの、パイロット体験をシミューションするための回転
宙返り装置に関し、とくにビデオゲームなどに好適なミ
ュレーション用回転宙返り装置に関する。
(従来の技術) これまで、体で感じることができる種々のゲーム用シ
ミュレーション装置が、開発され使用されて来ている
が、正面から上下方向への宙返り、あるいは正面に対し
て左右方向への宙返りなど、一回転360度の回転を実現
するゲーム用のシミュレーション装置は、実用化されて
いなかった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、簡単な構成でありながら、上述したよう
な、正面から上下方向への宙返り、あるいは正面に対し
て左右方向への宙返りなど、一回転360度の回転を実現
するための、回転宙返り装置を提供する目的から開発さ
れたものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の回転宙返り装置は、ベースに回転自在に枢軸
される略球形リングの外フレームと、前記ベースに配設
される弾性手段によって、前記外フレームの外サイドに
押圧される前記外フレームの駆動タイアと、前記外フレ
ームの相対向する内周壁間に回転自在に枢軸される座席
用の内フレームと、この内フレームに配設される弾性手
段によって、前記外フレームの内サイドに押圧される前
記内フレームの駆動タイアと、を備えたことを特徴とし
ている。
さらに具体的には、本発明の回転宙返り装置は、、ベ
ースに回転自在に枢軸される枢軸リング、ならびに、こ
の枢軸リングに直角に固定される駆動リングからなる外
フレームと、前記ベースに配設される弾性手段によっ
て、前記駆動リングの外サイドに押圧される前記外フレ
ームの駆動タイアと、前記駆動リングの相対向する内周
壁間に回転自在に枢軸される座席用の内フレームと、こ
の内フレームに配設される弾性手段によって、前記枢軸
リングの内サイドに押圧され前記内フレームの駆動タイ
アと、を備えたことを特徴としている。
また、本発明の回転宙返り装置は、前記外フレーム
が、前記枢軸リングの直径である固定軸線を中心にし
て、回転駆動されるようにすると共に、前記内フレーム
が、駆動リングの直径である移動軸線を中心にして、回
転駆動されるようにしたことを特徴としている。
(作用) したがって本発明の回転宙返り装置は、座席のある内
フレームが回転駆動されると、たとえば、左右方向の宙
返り回転をすることになり、外フレームが回転駆動され
ると、結果として、座席のある内フレームが、上下方向
の宙返り回転をすることになる。
加えて、外フレームの回転ならびに内フレームの回転
を組み合わせると、あらゆる方向への、360度の宙返り
回転をおこなうこどができ、また、エンドレスな連続宙
返り回転もできることになる。
(実施例) 以下に本発明を、その実施例について、添付の図面を
参照して説明する。
第1図は、本発明により一実施例の回転宙返り装置を
概略的にしめす正面図であり、第2図は同上の概略的な
側面図である。
第1図ならびに第2図の下方の1は、シミュレーショ
ン用の回転宙返り装置を構成するベースで、このベース
1は、たとえば、略八角形の大きな厚手板体からなる。
第2図左の2は、柱形の制御ボックスで、ベース1の
一周囲部に起立して形成されており、後記するように軸
受け部を兼ねている。なお、制御ボックス2内には、図
示省略の制御装置などが収納されていることは勿論であ
る。
第2図右の3は、軸受け用の支柱で、制御ボックス2
に相対向して、ベース1の一周囲部に起立して形成され
ている。
図中央の4は、リングが球形に組み合わされて形状の
外フレームで、この外フレーム4は、一対になる制御ボ
ックス2と支柱3との間に回転自在に枢軸される大きな
枢軸リング41と、この枢軸リング41に直角に固定され
る、同様な大きな駆動リング42とからなる。
なお、制御ボックス2寄りの枢軸リング41と駆動リン
グ42との間には、電源線ならびに信号線用の弓形になる
アーム45が固定されている。言い換えると、アーム45
は、リングの四分の一の形状であって、制御ボックス2
近くの枢軸リング41と駆動リング42との間に、接続固定
されている。第1図左の5は、外フレーム4の駆動タイ
アで、ベース1に配設されるスプリング等の弾性手段51
によって、駆動リング42の外サイドに押圧されている。
52は駆動タイア5の電動モータで、この電動モータ52の
制御により、外フレーム4が、第2図中央に示されるよ
うに、直径である固定軸線43を中心として、駆動タイア
5を介在して回転駆動される。
第1図右の6は適宜に配設される補助タイアで、この
補助タイア6は、外フレーム4の回転を安心させるため
のもので、ベース1に配設されるスプリング等の弾性手
段61によって、駆動リング42の外サイドに押圧されてい
る。なお、補助タイア6を省略しても良いことは勿論で
ある。
図中央の7は内フレームで、この内フレーム7は、中
空な略円盤形のコックピットに形成されていて、駆動リ
ング42の相対向する内周壁間に回転自在に枢軸されてい
る。
図上方の8は、内フレーム7の駆動タイアで、内フレ
ーム7に配設されるスプリング等の弾性手段(図示略)
によって、枢軸リング41のサイドに押圧されている。81
は駆動タイア8の電動モータで、この電動モータ81の制
御により、内フレーム7が、第1図中央に示されるよう
に、直径である移動軸線71を中心として、駆動タイア8
を介在して回転駆動される。
図下方の9は適宜に配設される補助タイアで、この補
助タイア9は、内フレーム7の回転を安定させるための
もので、内フレーム7に配設されるスプリング等の弾性
手段(図示略)によって、枢軸リング41の内サイドに押
圧されている。
なお、駆動タイア8ならびに電動モータ81を、内フレ
ーム7の上方に配設した場合を示したが、補助タイア9
と入れ替えて、内フレーム7の下方に配設しても良いこ
とは勿論である。また、補助タイア9を、実際に省略し
てみたが、実用上、とくに問題はなかった。
中空な略円盤形のコックピットである内フレーム7に
は、第1図のように、適宜にドア72が、制御ボックス2
側の周壁に開閉自在に設けられ、内フレーム7の中に
は、陰極線管11、座席シート12、安全用の身体保持アー
ム13、操縦ステック14などが収納されている。
なお、装置全体の電源線は、たとえば、制御ボックス
2内の回転接続装置21、固定軸線43用の枢軸部44、アー
ム45、移動軸線71用の枢軸部73、内フレーム7内の回転
接続装置74などを、それぞれ介在して、電動モータ81、
陰極線管11などに接続されている。
また、CPUなどの制御装置(図示略)の信号線など
も、上述の電源線と同様にして接続されていることは勿
論である。
上述の構成からなる本実施例は、ドア72を開けて、座
席シート12にすわると共に、安全用の身体保持アーム13
を身につけて、ドア72を閉め、そののち、図示略のスタ
ートボタンを押すと、陰極線管11に映像があらわれる。
たとえば、ジエット戦闘機のパイロット役をシミュレ
ートする場合、操縦ステック14を操縦することによっ
て、電動モータ81と駆動タイア8とで、コックピットで
ある内フレーム7が、第2図の矢印にしめされる方向に
回転される。すなわち、内フレーム7の中の陰極線管11
の画面に対して、左右方向の宙返り回転をすると、陰極
線管11の画面には、左右方向の宙返り回転の映像が写し
出されることになる。
さらに操縦ステック14を操縦することによって、電動
モータ52と駆動タイア5とで、外フレーム4が、第1図
の矢印にしめされる方向に回転される。すなわち、コッ
クピットである内フレーム7が、陰極線管11の画面に対
して、上下方向の宙返り回転をすると、陰極線管11の画
面には、上下方向の宙返り回転の映像が写し出されるこ
とになる。
なお、陰極線管11の画面と、内外フレーム7、4の回
転運動との関係を、一対一に対応させる必要がないこと
は勿論であり、人間の錯覚を利用するようにしても良い
ことは勿論である。
たとえば、陰極線管11の画面内では、左右方向に回転
していても、コックピット内フレーム7は、左右方向に
半回転するようにしても良いことは勿論である。
(発明の効果) 以上のようになる本発明は、簡単な構成によって、正
面に対して左右方向の宙返り回転が体験できると共に、
正面から上下方向の宙返り回転も体験ができ、さらに
は、これらの回転を組み合わせると、あらゆる方向の、
360度の宙返り回転を経験することができ、また、エン
ドレスな連続宙返り回転も経験できるという効果があ
る。
言い換えると、本発明は、簡単な構成によって、たと
えば、ジエット戦闘機のパイロット役をシミュレートす
る場合、操縦ステックを操作することによって、コック
ピットである内フレームが、駆動タイアで回転されて、
左右方向の宙返り回転をすると、内フレームの中の陰極
線管の画面には、左右方向の宙返り回転の映像が写し出
されるという効果が得られ、さらに操縦ステックを操作
することにより、外フレームが、駆動タイアで回動さ
れ、結果として、コックピットである内フレームが、上
下方向の宙返り回転をすると、内フレームの中の陰極線
管の画面には、上下方向の宙返りの映像が写し出される
という大きな効果が得られることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による一実施例の回転宙返り装置を概
略的に示す正面図であり、第2図は同上の概略的な側面
図である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースに回転自在に枢軸される略球形リン
    グの外フレームと、 前記ベースに配設される弾性手段によって、前記外フレ
    ームの外サイドに押圧される前記外フレームの駆動タイ
    アと、 前記外フレームの相対向する内周壁間に回転自在に枢軸
    される座席用の内フレームと、 この内フレームに配設される弾性手段によって、前記外
    フレームの内サイドに押圧される前記内フレームの駆動
    タイアと、 を備えたことを特徴とする回転宇宙返り装置。
  2. 【請求項2】ベースに回転自在に枢軸される枢軸リン
    グ、ならびに、この枢軸リングに直角に固定される駆動
    リングからなる外フレームと、 前記ベースに配設される弾性手段によって、前記駆動リ
    ングの外サイドに押圧される前記外フレームの駆動タイ
    アと、 前記駆動リングの相対向する内周壁間に回転自在に枢軸
    される座席用の内フレームと、 この内フレームに配設される弾性手段によって、前記枢
    軸リングの内サイドに押圧される前記内フレームの駆動
    タイアと、 を備えたことを特徴とする回転宙返り装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記外フレームが、前
    記枢軸リングの直径である固定軸線を中心にして、回転
    駆動されるようにすると共に、前記内フレームが、駆動
    リングの直径である移動軸線を中心にして、回転駆動さ
    れるようにしたこと特徴とする回転宙返り装置。
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