JPH065832Y2 - 動画表示揺動遊戯機 - Google Patents
動画表示揺動遊戯機Info
- Publication number
- JPH065832Y2 JPH065832Y2 JP1987105379U JP10537987U JPH065832Y2 JP H065832 Y2 JPH065832 Y2 JP H065832Y2 JP 1987105379 U JP1987105379 U JP 1987105379U JP 10537987 U JP10537987 U JP 10537987U JP H065832 Y2 JPH065832 Y2 JP H065832Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame body
- cockpit
- swing
- drive roller
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は車両、船舶、航空機、宇宙船、動物等の各種乗
物の操縦席に遊戯者が腰掛け、操縦席の前方の動画表示
部を見ながら行なう操縦操作に基づき、操縦席が揺動す
るとともに動画表示部上の画像が変化する遊戯機に関す
るものである。
物の操縦席に遊戯者が腰掛け、操縦席の前方の動画表示
部を見ながら行なう操縦操作に基づき、操縦席が揺動す
るとともに動画表示部上の画像が変化する遊戯機に関す
るものである。
従来技術 従来、CRTディスプレイを使用したTVゲーム機の一種と
して、CRT画面に動画を表示して、その動画内に表示さ
れる乗物を、付設されている入力手段、例えば、模擬的
に設けられたハンドル、シフトレバー、ブレーキペダル
およびアクセルペダル、キーボード、ジョイスティック
等の操縦部材を操作して、思い通りに操縦して遊ぶゲー
ム機がある。この種のTVゲーム機は、競争性、予期しな
い事態の出現など変化に富んだ情況の表示、画面上に表
示される目的の乗物の操作における自由度が大きいこと
などのゲーム的要素が十分あり、遊戯者は、情況判断、
それに対する操作等の比較的高度な能力を発揮でき、い
わゆるゲーム性が非常に大きいものである。
して、CRT画面に動画を表示して、その動画内に表示さ
れる乗物を、付設されている入力手段、例えば、模擬的
に設けられたハンドル、シフトレバー、ブレーキペダル
およびアクセルペダル、キーボード、ジョイスティック
等の操縦部材を操作して、思い通りに操縦して遊ぶゲー
ム機がある。この種のTVゲーム機は、競争性、予期しな
い事態の出現など変化に富んだ情況の表示、画面上に表
示される目的の乗物の操作における自由度が大きいこと
などのゲーム的要素が十分あり、遊戯者は、情況判断、
それに対する操作等の比較的高度な能力を発揮でき、い
わゆるゲーム性が非常に大きいものである。
近年の遊戯機開発技術は、その進歩によりビデオゲーム
の画像はリアルに表現できるようになり、さらにメカト
ロニクスの技術を融合させ遊戯者の操作に応じて遊戯者
の座った筐体が左右に傾き、視覚だけでなく身体全体で
本物の乗物に乗っているように感じさせるようになって
きた。
の画像はリアルに表現できるようになり、さらにメカト
ロニクスの技術を融合させ遊戯者の操作に応じて遊戯者
の座った筐体が左右に傾き、視覚だけでなく身体全体で
本物の乗物に乗っているように感じさせるようになって
きた。
このような揺動遊戯機は一般に揺動体の下部に支点を設
け揺動させるものが多く、そのため実際の一般的乗物に
よる体験とは異なる。
け揺動させるものが多く、そのため実際の一般的乗物に
よる体験とは異なる。
そこで揺動支点を揺動体より上方に位置させた遊戯機
(特開昭58-41592号公報参照)がある。
(特開昭58-41592号公報参照)がある。
この遊戯機は前後方向に指向して架度された駆動チェー
ンを介して上に開いた形で弧状に曲がったトラック上を
ピッチクレードルが前後方向に揺動するとともに、同ピ
ッチクレードル上で左右方向に指向して架渡された駆動
チェーンを介して上に開いた形で弧状に曲がったトラッ
ク上をロールクレードルが左右方向に揺動することがで
きる乗物シュミレータである。
ンを介して上に開いた形で弧状に曲がったトラック上を
ピッチクレードルが前後方向に揺動するとともに、同ピ
ッチクレードル上で左右方向に指向して架渡された駆動
チェーンを介して上に開いた形で弧状に曲がったトラッ
ク上をロールクレードルが左右方向に揺動することがで
きる乗物シュミレータである。
したがってロールクレードと一体の乗客収容カプセルは
前後方向のピッチングとともに左右方向のローリングが
可能で、その揺動中心は上方にあるので実際に乗物に乗
ったような擬似体験を得ることができる。
前後方向のピッチングとともに左右方向のローリングが
可能で、その揺動中心は上方にあるので実際に乗物に乗
ったような擬似体験を得ることができる。
また揺動支点を乗客の頭部付近に位置させた遊戯機があ
る。(実公昭61-32711号公報参照) この遊戯機においては、内部に乗客収容空間と動画表示
部を備えたゴンドラを乗客の頭部付近の支点を中心に前
後または前後左右に揺動させるようになっていた。
る。(実公昭61-32711号公報参照) この遊戯機においては、内部に乗客収容空間と動画表示
部を備えたゴンドラを乗客の頭部付近の支点を中心に前
後または前後左右に揺動させるようになっていた。
そのための揺動手段としては、ゴンドラの回動中心軸を
ギヤを介してモータにより回動するか、またはゴンドラ
の下面を球面状に形成し、これにモータに連結された駆
動ローラを当接したものである。
ギヤを介してモータにより回動するか、またはゴンドラ
の下面を球面状に形成し、これにモータに連結された駆
動ローラを当接したものである。
これによって乗客は、動画表示部による動画の動きと連
動した重力体験を得ることができる。
動した重力体験を得ることができる。
解決しようとする課題 しかし特開昭58-41592号公報に記載の遊戯機において
は、駆動チェーンによりクレードルを揺動させており、
同駆動チェーンはスプロケットにより駆動させられるの
で、モータの動きは常に忠実に伝達され、したがってモ
ータが必要以上に急回転したような場合にはクレードル
が急激に揺動して危険である。
は、駆動チェーンによりクレードルを揺動させており、
同駆動チェーンはスプロケットにより駆動させられるの
で、モータの動きは常に忠実に伝達され、したがってモ
ータが必要以上に急回転したような場合にはクレードル
が急激に揺動して危険である。
さらにチェーン駆動とすることで機構が複雑になるなど
の欠点がある。
の欠点がある。
しかも操縦席を内蔵したカプセルは頑丈なクレードル上
に設置されているため、構造が大型化して重量が増大
し、高価となり、またカプセルはクレードルの下方円弧
面に沿って揺動するため、この揺動中心となる下方円弧
面の彎曲中心がカプセルよりはるかに上方に位置し、実
際の乗物の揺動運動と著しく異なった揺動運動をしてし
まい、臨場感に乏しい遊戯機であった。
に設置されているため、構造が大型化して重量が増大
し、高価となり、またカプセルはクレードルの下方円弧
面に沿って揺動するため、この揺動中心となる下方円弧
面の彎曲中心がカプセルよりはるかに上方に位置し、実
際の乗物の揺動運動と著しく異なった揺動運動をしてし
まい、臨場感に乏しい遊戯機であった。
また実公昭61-32711号公報に記載の遊戯機において、ゴ
ンドラの回動中心軸とモータの軸をギヤを介して連結し
た場合には、モータの異常による急回転や必要以上の回
転がそのままゴンドラに連動されることになり、乗客に
とって危険であり、ゴンドラに人が接触して負荷が加わ
った時にもゴンドラは揺動を停止できないため人の負傷
やモータの損傷のおそれがある。
ンドラの回動中心軸とモータの軸をギヤを介して連結し
た場合には、モータの異常による急回転や必要以上の回
転がそのままゴンドラに連動されることになり、乗客に
とって危険であり、ゴンドラに人が接触して負荷が加わ
った時にもゴンドラは揺動を停止できないため人の負傷
やモータの損傷のおそれがある。
しかもギヤによる連結であるため装置の組付けにおける
位置合わせに精密さが必要となる。
位置合わせに精密さが必要となる。
また球面状のゴンドラ下面に駆動ローラを当接した場合
には、その当接力が弱いと滑りを生じてコンドラに所定
の揺動を伝達できず、逆に強いと前記の場合と同様にモ
ータの異常時の急回転や必要以上の回転にそのまま従動
することになる。
には、その当接力が弱いと滑りを生じてコンドラに所定
の揺動を伝達できず、逆に強いと前記の場合と同様にモ
ータの異常時の急回転や必要以上の回転にそのまま従動
することになる。
またゴンドラの下面とローラが、全ての接触面において
一定に当接するためには、ゴンドラ下面が完全な球面で
ある必要があり、ローラの設置位置も正確でなければな
らず、ゴンドラの加工や装置の組付けに精密さと労力を
多く要するものである。さらにローラの表面が摩耗した
場合、モータの回転が十分にゴンドラに伝わらないた
め、ローラの取替え等の保守が頻繁に必要となる。
一定に当接するためには、ゴンドラ下面が完全な球面で
ある必要があり、ローラの設置位置も正確でなければな
らず、ゴンドラの加工や装置の組付けに精密さと労力を
多く要するものである。さらにローラの表面が摩耗した
場合、モータの回転が十分にゴンドラに伝わらないた
め、ローラの取替え等の保守が頻繁に必要となる。
さらにまたゴンドラは半円筒状または半球状の殻状体に
形成されているため、ゴンドラの形状が制約を受けると
ともに、ゴンドラの内に出入する開口部の形状も制約さ
れ、模擬乗物の操縦席が実物のそれと著しく異なった形
状をして臨場感に欠け、乗降が不便であり、また軽量で
正確な形状の殻条体のゴンドラを安いコストで製造する
ことが困難であった。
形成されているため、ゴンドラの形状が制約を受けると
ともに、ゴンドラの内に出入する開口部の形状も制約さ
れ、模擬乗物の操縦席が実物のそれと著しく異なった形
状をして臨場感に欠け、乗降が不便であり、また軽量で
正確な形状の殻条体のゴンドラを安いコストで製造する
ことが困難であった。
そして実開昭51-136777号公報記載の遊戯機のように、
コンドラに対応する車体枠を骨組構造物に形成しても、
この車体枠をその下部のみで支持するものでは、やはり
車体枠を円形状に形成しなければならないため、車体枠
の形状に大きな制約があり、模擬乗物の種類に対応し最
も好ましい所要の形状に車体枠を構成することができな
かった。
コンドラに対応する車体枠を骨組構造物に形成しても、
この車体枠をその下部のみで支持するものでは、やはり
車体枠を円形状に形成しなければならないため、車体枠
の形状に大きな制約があり、模擬乗物の種類に対応し最
も好ましい所要の形状に車体枠を構成することができな
かった。
問題点を解決するための手段および作用効果 本考案はこのような難点を克服した動画表示揺動遊戯記
の改良に係り、模擬乗物の操縦席の前方に動画表示部を
配置し、操縦部材の操作に対応して前記操縦席および動
画表示部を揺動させる動画表示揺動遊戯機において、基
台に設けられた支持フレームと、前記操縦席および動画
表示部を揺動枠体内部に配設した骨組構造体よりなる揺
動枠体と該揺動枠体の少くとも一部を覆うカプセルと、
前記揺動枠体を揺動させる正逆転可能な駆動ローラとを
備え、前記揺動枠体はその中心部近くで前記支持フレー
ムに揺動可能に枢支され、該揺動枠体の下面に前記揺動
枠体の枢支点を中心とする円弧状の圧接面部が形成さ
れ、前記揺動枠体の円弧状圧接面部に接する前記駆動ロ
ーラの外周部はゴムで構成され、該駆動ローラの外周部
を前記揺動枠体の円弧状圧接面部に押圧するバネが設け
られたことを特徴とするものである。
の改良に係り、模擬乗物の操縦席の前方に動画表示部を
配置し、操縦部材の操作に対応して前記操縦席および動
画表示部を揺動させる動画表示揺動遊戯機において、基
台に設けられた支持フレームと、前記操縦席および動画
表示部を揺動枠体内部に配設した骨組構造体よりなる揺
動枠体と該揺動枠体の少くとも一部を覆うカプセルと、
前記揺動枠体を揺動させる正逆転可能な駆動ローラとを
備え、前記揺動枠体はその中心部近くで前記支持フレー
ムに揺動可能に枢支され、該揺動枠体の下面に前記揺動
枠体の枢支点を中心とする円弧状の圧接面部が形成さ
れ、前記揺動枠体の円弧状圧接面部に接する前記駆動ロ
ーラの外周部はゴムで構成され、該駆動ローラの外周部
を前記揺動枠体の円弧状圧接面部に押圧するバネが設け
られたことを特徴とするものである。
本考案は前記したように構成されているため、前記駆動
ローラが正転または逆転すると、前記バネにより該駆動
ローラの押圧を受けている前記揺動枠体の円弧状圧接面
部は接線方向の摩擦力を受け、前記支持フレームに前記
揺動枠体が枢支されている枢支点を中心として該揺動枠
体が揺動する。
ローラが正転または逆転すると、前記バネにより該駆動
ローラの押圧を受けている前記揺動枠体の円弧状圧接面
部は接線方向の摩擦力を受け、前記支持フレームに前記
揺動枠体が枢支されている枢支点を中心として該揺動枠
体が揺動する。
この揺動運動の際、揺動中心は前記揺動枠体の中心部の
近くに位置しているので、操縦者の付近を中心として操
縦席および動画表示部とともに揺動枠体が揺動し、さら
に動画表示部により揺動枠体の揺動に応じて変化する画
面を見ることと相埃って揺動枠体の内部に設けられた空
間に乗込んで操縦席に腰掛た遊戯者は、実際の乗物に乗
ったときのような迫真性の高い擬似体験を経験すること
ができる。
近くに位置しているので、操縦者の付近を中心として操
縦席および動画表示部とともに揺動枠体が揺動し、さら
に動画表示部により揺動枠体の揺動に応じて変化する画
面を見ることと相埃って揺動枠体の内部に設けられた空
間に乗込んで操縦席に腰掛た遊戯者は、実際の乗物に乗
ったときのような迫真性の高い擬似体験を経験すること
ができる。
又通常の範囲内の揺動であれば、前記駆動ローラは前記
バネにより揺動枠体の円弧状圧接面部に圧接され、該駆
動ローラのゴム性外周部と該円弧状圧接面部との間に該
揺動枠体を揺動するに足る大きさの摩擦力が発生し、該
揺動枠体はその円弧状圧接面部の彎曲中心に位置した枢
支点を中心として滑りを生ずることなく揺動する。
バネにより揺動枠体の円弧状圧接面部に圧接され、該駆
動ローラのゴム性外周部と該円弧状圧接面部との間に該
揺動枠体を揺動するに足る大きさの摩擦力が発生し、該
揺動枠体はその円弧状圧接面部の彎曲中心に位置した枢
支点を中心として滑りを生ずることなく揺動する。
さらに前記揺動枠体の円弧状圧接面部が支持フレームと
揺動枠体との枢支点を中心とする円弧面から僅かにずれ
た形状であっても、あるいは操縦席に腰掛けた遊戯者の
体重等により前記揺動枠体が弾性変形した結果、前記円
弧状圧接面部が前記枢支点を中心とする円弧面とは異な
った形状に変形しても、前記バネによる駆動ローラの弾
性変位と該ゴム製駆動ローラ外周部の弾性変形とで、該
駆動ローラは前記揺動枠体の円弧状圧接面部に略一定の
力で圧接され、前記支持フレームに前記揺動枠体の中心
部近傍で枢支されている該揺動枠体は該枢支部を中心と
して確実に揺動駆動される。
揺動枠体との枢支点を中心とする円弧面から僅かにずれ
た形状であっても、あるいは操縦席に腰掛けた遊戯者の
体重等により前記揺動枠体が弾性変形した結果、前記円
弧状圧接面部が前記枢支点を中心とする円弧面とは異な
った形状に変形しても、前記バネによる駆動ローラの弾
性変位と該ゴム製駆動ローラ外周部の弾性変形とで、該
駆動ローラは前記揺動枠体の円弧状圧接面部に略一定の
力で圧接され、前記支持フレームに前記揺動枠体の中心
部近傍で枢支されている該揺動枠体は該枢支部を中心と
して確実に揺動駆動される。
このように前記揺動枠体が弾性変形しても、該揺動枠体
を十分に揺動させることができるため、該揺動枠体の各
構成部材を必要最小限に細くして軽減化を図ることがで
き、遊戯機全体の重量を減少させて、運搬や該置場所の
移動を容易に行なうことができるとともに大幅なコスト
ダウンを図ることができる。
を十分に揺動させることができるため、該揺動枠体の各
構成部材を必要最小限に細くして軽減化を図ることがで
き、遊戯機全体の重量を減少させて、運搬や該置場所の
移動を容易に行なうことができるとともに大幅なコスト
ダウンを図ることができる。
また或る程度の弾性変形を許容できる範囲内に前記揺動
枠体の強度、剛性を設定することができるため、カプセ
ルの出入口を乗降りに便利な形状に形成するとともに遊
戯機の操縦席囲りの操縦席内外の形状を模擬乗物の種類
に対応した最も好ましい形状に容易に形成することがで
きるので、実物の乗物に乗ったような臨場感を遊戯者に
与えることができる。
枠体の強度、剛性を設定することができるため、カプセ
ルの出入口を乗降りに便利な形状に形成するとともに遊
戯機の操縦席囲りの操縦席内外の形状を模擬乗物の種類
に対応した最も好ましい形状に容易に形成することがで
きるので、実物の乗物に乗ったような臨場感を遊戯者に
与えることができる。
さらに駆動ローラと揺動部材との間の位置関係は、駆動
ローラに圧接力を与えるバネとローラ外周のゴムの弾性
により自動的に調整されるため、装置の組付けの際に精
密な位置合わせが必要とされず、容易に組付けを行うこ
とがでる。
ローラに圧接力を与えるバネとローラ外周のゴムの弾性
により自動的に調整されるため、装置の組付けの際に精
密な位置合わせが必要とされず、容易に組付けを行うこ
とがでる。
実施例 以下第1図ないし第11図に図示した本考案に係る一実施
例について説明する。
例について説明する。
第1図は本実施例に係る動画表示揺動遊戯機1の外観図
である。
である。
矩形の基台2の上に航空機のコックピットを模した空間
3を内部に形成するカプセル4が搭載されている。
3を内部に形成するカプセル4が搭載されている。
空間3内には遊戯者がすわる操縦席5、その前方に操縦
部材に相当する操縦桿6(操縦桿6には射撃ボタン7が
組込まれている)、シフトレバー8その他のボタン類が
配備されるとともに、操縦席5の前方にCRT動画表示部
9が設置されている。
部材に相当する操縦桿6(操縦桿6には射撃ボタン7が
組込まれている)、シフトレバー8その他のボタン類が
配備されるとともに、操縦席5の前方にCRT動画表示部
9が設置されている。
なおカプセル4の左側の出入口近傍には基台2に沿って
コイン投入器10が設けられている。
コイン投入器10が設けられている。
したがって遊戯者はコイン投入器10にコインを投入後左
側の出入口からカプセル4に乗り込み操縦席5に着座
し、スタートボタンを押すと、ゲームが開始され、以後
遊戯者はCRT動画表示部9の画面を見ながら操縦桿6、
射撃ボタン7、シフトレバー8等を操作してゲームを楽
しむものである。
側の出入口からカプセル4に乗り込み操縦席5に着座
し、スタートボタンを押すと、ゲームが開始され、以後
遊戯者はCRT動画表示部9の画面を見ながら操縦桿6、
射撃ボタン7、シフトレバー8等を操作してゲームを楽
しむものである。
第2図は揺動遊戯機1のカプセルを構成するカバーおよ
び一部の部品を取り外して内部構造を示した斜視図であ
る。
び一部の部品を取り外して内部構造を示した斜視図であ
る。
基台15の内側に前記カプセル4の骨組をなす円弧状の揺
動枠体16(図面では打点されている部分)が揺動自在に
組込まれ、さらに揺動枠体16の内側には前記操縦席5、
CRT動画表示部9、操縦桿6等が設置された操縦室17が
やはり揺動自在に組込まれている。
動枠体16(図面では打点されている部分)が揺動自在に
組込まれ、さらに揺動枠体16の内側には前記操縦席5、
CRT動画表示部9、操縦桿6等が設置された操縦室17が
やはり揺動自在に組込まれている。
このように揺動遊戯機1の構造は基台15、揺動枠体16、
操縦室17の3つに大別でき、それぞれ別個に第3図から
第5図にその斜視図を示す。
操縦室17の3つに大別でき、それぞれ別個に第3図から
第5図にその斜視図を示す。
まず操縦室17は第3図に示すように、前後方向に指向し
て配置され前後両端部が上方に折曲された形状のフレー
ム20の後半部に前記操縦席5が設置され、前半部にCRT
動画表示部9および操縦桿6等が配置される函体21が設
置されている。
て配置され前後両端部が上方に折曲された形状のフレー
ム20の後半部に前記操縦席5が設置され、前半部にCRT
動画表示部9および操縦桿6等が配置される函体21が設
置されている。
フレーム20の両端の略鉛直に指向した部分には前後に突
出した支軸22a,22bが設けられており、両支軸22a,22bは
前後方向に指向して同一軸線上に位置している。
出した支軸22a,22bが設けられており、両支軸22a,22bは
前後方向に指向して同一軸線上に位置している。
操縦室17の底部となるフレーム20の中央部分には、底面
が円弧をなす円弧部材23が左右に張り出す形で固定され
ている。
が円弧をなす円弧部材23が左右に張り出す形で固定され
ている。
この円弧部材23の底面の円弧面は前記支軸22a,22bを中
心軸とする円周面をなすものである。
心軸とする円周面をなすものである。
なお函体21のCRT動画表示部9の下方は前記操縦桿6、
シフトレバー8その他スイッチ類が配設される場所であ
る。
シフトレバー8その他スイッチ類が配設される場所であ
る。
次に上記操縦室17を支持する揺動枠体16は第4図に示す
ように一部欠けた円をなすフレーム30a,30bが左右対称
に配置され、両者は所要箇所において複数の連結フレー
ム31で連結されている。
ように一部欠けた円をなすフレーム30a,30bが左右対称
に配置され、両者は所要箇所において複数の連結フレー
ム31で連結されている。
また左右のフレーム30a,30b間には前後に支持部材32a,3
2bが架設されていて、同支持部材32a,32bの中央上面に
は軸受33a,33bが固定されている。
2bが架設されていて、同支持部材32a,32bの中央上面に
は軸受33a,33bが固定されている。
この軸受33a,33bに前記操縦席17の前後の突設された支
軸22a,22bが回動自在に支持されるように枢支されてい
る。
軸22a,22bが回動自在に支持されるように枢支されてい
る。
前記連結部材31のうち下方に位置する2本の連結部材31
の間には板部材34が前後方向を支軸として上下に回動自
在に支承され、同板部材34上にモータ35およびギヤボッ
クス36が固定され、ギヤボックス36には前後方向を回転
中心軸方向とする駆動ローラ37が取付けられている。
の間には板部材34が前後方向を支軸として上下に回動自
在に支承され、同板部材34上にモータ35およびギヤボッ
クス36が固定され、ギヤボックス36には前後方向を回転
中心軸方向とする駆動ローラ37が取付けられている。
駆動ローラ37はその外周が硬質ゴムで構成されており、
モータ35の駆動によりギヤボックス36を介して回転され
る。
モータ35の駆動によりギヤボックス36を介して回転され
る。
また板部材34の下面には2本の連結部材31に架設された
板38との間に圧縮バネ39が介在し、板部材34を常に上方
に向けて付勢している。
板38との間に圧縮バネ39が介在し、板部材34を常に上方
に向けて付勢している。
操縦室17が揺動枠体16内に組込まれ、支軸22a,22bが軸
受33a,33bに枢支されたときに、操縦室17の底に設けら
れた円弧部材23の底の円弧面が前記駆動ローラ37の外周
面に接触しかつ圧縮バネ39のバネ力に抗してこれを板部
材34とともに押し下げる状態となる。
受33a,33bに枢支されたときに、操縦室17の底に設けら
れた円弧部材23の底の円弧面が前記駆動ローラ37の外周
面に接触しかつ圧縮バネ39のバネ力に抗してこれを板部
材34とともに押し下げる状態となる。
したがって圧縮バネ39のバネ力により駆動ローラ37は円
弧部材23の円弧面に押圧されることになり、駆動ローラ
37が回転されると駆動ローラ37の外周面と円弧部材23の
円弧面との間の摩擦により操縦室17は支軸22a,22bを中
心に左右に揺動(ローリング)することができる。
弧部材23の円弧面に押圧されることになり、駆動ローラ
37が回転されると駆動ローラ37の外周面と円弧部材23の
円弧面との間の摩擦により操縦室17は支軸22a,22bを中
心に左右に揺動(ローリング)することができる。
駆動ローラ37は圧縮バネ39により円弧部材23の円弧面に
押圧されているので、円弧部材23の円弧面が多少歪んで
いたり、凹凸があったりしても、また駆動ローラ37に摩
耗が生じても圧縮バネ39が吸収して、常に一定の押圧力
で駆動ローラ37の回転が操縦堰17の揺動に伝達される。
押圧されているので、円弧部材23の円弧面が多少歪んで
いたり、凹凸があったりしても、また駆動ローラ37に摩
耗が生じても圧縮バネ39が吸収して、常に一定の押圧力
で駆動ローラ37の回転が操縦堰17の揺動に伝達される。
また逆モータが異常に急回転したり操縦席17に観客が接
触したりした場合には、駆動ローラ17は円弧部材23の円
弧面を適当に滑ってモータを損傷したり観客に怪我を負
わせたりすることを防止することができる。
触したりした場合には、駆動ローラ17は円弧部材23の円
弧面を適当に滑ってモータを損傷したり観客に怪我を負
わせたりすることを防止することができる。
圧縮バネ39により、円弧部材23の円弧面の状態の如何に
かかわらずモータには一定の負荷が加わり安定した駆動
力が得られて操縦席17は常に円滑な動きが確保され、こ
のことは組付けに精密な位置合わせを不要として組付け
を容易にする。
かかわらずモータには一定の負荷が加わり安定した駆動
力が得られて操縦席17は常に円滑な動きが確保され、こ
のことは組付けに精密な位置合わせを不要として組付け
を容易にする。
なおモータ35は正逆いずれも回転できるので操縦室17は
左右いずれの方向にも揺動可能である。
左右いずれの方向にも揺動可能である。
また円弧状のフレーム30a,30bにはその直径位置に補強
フレーム40a,40bが架設され、その中心とフレーム30a,3
0bの前端部との間にも補強フレーム41a,41bが架設され
ている。
フレーム40a,40bが架設され、その中心とフレーム30a,3
0bの前端部との間にも補強フレーム41a,41bが架設され
ている。
補強フレーム40a,40bの中央位置(フレーム30a,30bの円
弧の中心位置)には左右に突出して支軸42a,42bが設け
られている。
弧の中心位置)には左右に突出して支軸42a,42bが設け
られている。
次に上記揺動枠体16を支持する基台15は第5図に示すよ
うに矩形の枠体50にその左右前端部より後方に向けて上
方に傾斜した支持フレーム51a,51bが突設され、同支持
フレーム51a,51bはその中央を補強部材52a,52bで補強支
持されている。
うに矩形の枠体50にその左右前端部より後方に向けて上
方に傾斜した支持フレーム51a,51bが突設され、同支持
フレーム51a,51bはその中央を補強部材52a,52bで補強支
持されている。
支持フレーム51a,51bの後方上端部には左右方向を同軸
の中心軸とする軸受53a,53bが固定されており、同軸受5
3a,53bに前記揺動枠体16の左右に突設された支軸42a,42
bが枢支されるようになっている。
の中心軸とする軸受53a,53bが固定されており、同軸受5
3a,53bに前記揺動枠体16の左右に突設された支軸42a,42
bが枢支されるようになっている。
枠体50の左右の側板間には2本の連結フレーム54が前後
2箇所に架設され、各連結フレーム54の左右端部には左
右方向を中心軸とするローラ55が4個固定されるととも
に枠体50の左右側板の内面には鉛直方向を中心軸とする
ローラ56が左右に2個固定されている。
2箇所に架設され、各連結フレーム54の左右端部には左
右方向を中心軸とするローラ55が4個固定されるととも
に枠体50の左右側板の内面には鉛直方向を中心軸とする
ローラ56が左右に2個固定されている。
また前後の連結フレーム54には所要箇所にストッパー57
が2個ずつ設けられている。
が2個ずつ設けられている。
そして後方の連結フレーム54には枠体50の右側板と平行
にパネル58が後方に突設され、同パネル58と枠体50の右
側板との間に左右方向に指向して設けられた支軸に板部
材59が上下に回動自在に枢支されている。
にパネル58が後方に突設され、同パネル58と枠体50の右
側板との間に左右方向に指向して設けられた支軸に板部
材59が上下に回動自在に枢支されている。
板部材59の上面にはモータ60およびギアボックス61が固
定され、ギアボックス61には左右方向を回転中心軸方向
とする駆動ローラ62が取付けられている。
定され、ギアボックス61には左右方向を回転中心軸方向
とする駆動ローラ62が取付けられている。
駆動ローラ62は、その外周が硬質ゴムで構成されてお
り、モータ60の駆動によりギアボックス61を介して回転
される。
り、モータ60の駆動によりギアボックス61を介して回転
される。
また板部材59の下面には枠体50の後側板との間に圧縮バ
ネ63が介在し、板部材59を常に上方に向けて付勢してい
る。
ネ63が介在し、板部材59を常に上方に向けて付勢してい
る。
以上のような構造の基台15に揺動枠体16が組込まれ、揺
動枠体16の左右に突設された支軸42a,42bが基台フレー
ム15の軸受53a,53bに枢支されたとき、揺動枠体16のフ
レーム30a,30bの外周面はローラ55上に乗り、軸受53a,5
3bとともに揺動枠体16を揺動自在に支持する。
動枠体16の左右に突設された支軸42a,42bが基台フレー
ム15の軸受53a,53bに枢支されたとき、揺動枠体16のフ
レーム30a,30bの外周面はローラ55上に乗り、軸受53a,5
3bとともに揺動枠体16を揺動自在に支持する。
なお、フレーム30a,30bの外側面にはローラ56が当接さ
れてフレーム30a,30bの横揺れを規制している。
れてフレーム30a,30bの横揺れを規制している。
このように基台15に揺動枠体16が取付けられたときに、
揺動枠体16の右側のフレーム30bの外周面が前記駆動ロ
ーラ62の外周面に接触しかつ圧縮バネ63のバネ力に抗し
てこれを板部材59とともに下方に押し下げる状態とな
る。
揺動枠体16の右側のフレーム30bの外周面が前記駆動ロ
ーラ62の外周面に接触しかつ圧縮バネ63のバネ力に抗し
てこれを板部材59とともに下方に押し下げる状態とな
る。
したがって圧縮バネ63のバネ力により駆動ローラ62はフ
レーム30bの外周面に押圧されることになり、駆動ロー
ラ62が回転されると駆動ローラ62の外周面とフレーム30
bの外周面との間の摩擦により揺動枠体16は支軸42a,42b
を中心に前後に揺動(ピッチング)することができる。
レーム30bの外周面に押圧されることになり、駆動ロー
ラ62が回転されると駆動ローラ62の外周面とフレーム30
bの外周面との間の摩擦により揺動枠体16は支軸42a,42b
を中心に前後に揺動(ピッチング)することができる。
駆動ローラ62が圧縮バネ63によりフレーム30bの外周面
に押圧された状態は、前記駆動ローラ37が圧縮バネ39に
より円弧部材23の円弧面に押圧された状態と同じであ
り、フレーム30bの外周面の状態、駆動ローラ62の摩耗
の状態の如何にかかわらず常に一定の押圧力が維持され
揺動体16の円滑な動作きが常に確保される。
に押圧された状態は、前記駆動ローラ37が圧縮バネ39に
より円弧部材23の円弧面に押圧された状態と同じであ
り、フレーム30bの外周面の状態、駆動ローラ62の摩耗
の状態の如何にかかわらず常に一定の押圧力が維持され
揺動体16の円滑な動作きが常に確保される。
なおモータ60は正逆いずれにも回転できるので揺動枠体
16は前後いずれの方向にも揺動可能である。
16は前後いずれの方向にも揺動可能である。
以上のように操縦室17を揺動枠体16に組込み、操縦室17
を組込んだ揺動枠体16を基台15に組込んで組立てた状態
が第2図に図示するものである。
を組込んだ揺動枠体16を基台15に組込んで組立てた状態
が第2図に図示するものである。
操縦室17は揺動枠体16に対して左右方向に揺動し、揺動
枠体16は基台15に対して前後方向に揺動するので、操縦
室17は基台15に対して前後左右にピッチングおよびロー
リングを行なうことができる。
枠体16は基台15に対して前後方向に揺動するので、操縦
室17は基台15に対して前後左右にピッチングおよびロー
リングを行なうことができる。
ピッチングはモータ60の駆動により、ローリングはモー
タ35の駆動によりなされる。
タ35の駆動によりなされる。
第6図および第7図は操縦室17の前部が上昇し、左方上
部が下降して傾いた状態の側面図および後面図である。
部が下降して傾いた状態の側面図および後面図である。
ピッチング,ローリングともにその揺動中心はカプセル
4の略中央位置にある。
4の略中央位置にある。
なお揺動軸受33a,53aの部分には揺動角を検出するため
の傾角検出ボリュームが取付けられる。
の傾角検出ボリュームが取付けられる。
軸受53a部分における傾角検出ボリュームの取付構造を
第8図に図示する。
第8図に図示する。
軸受53aに支承された支軸42aは軸受53aを貫通して外側
方に若干突出しており、その先端部に歯車65が嵌着さ
れ、同歯車65に歯車66が噛合い、同歯車66は傾角検出ボ
リューム67の回転軸に嵌着されている。
方に若干突出しており、その先端部に歯車65が嵌着さ
れ、同歯車65に歯車66が噛合い、同歯車66は傾角検出ボ
リューム67の回転軸に嵌着されている。
したがって揺動枠体16の前後方向の揺動は支軸42aを歯
車65と一体に回転させ、歯車66を介して傾角検出ボリュ
ーム67の軸の回転角を変化させ、よって電気信号として
揺動枠体16の揺動角を検出することができる。
車65と一体に回転させ、歯車66を介して傾角検出ボリュ
ーム67の軸の回転角を変化させ、よって電気信号として
揺動枠体16の揺動角を検出することができる。
軸受33aの部分にも同様の取付構造の下に傾角検出ボリ
ューム68が取付けられ操縦室17の左右への揺動角を検出
することができる。
ューム68が取付けられ操縦室17の左右への揺動角を検出
することができる。
なお図示されていないが揺動限界を検知するリミットス
イッチ69,70が前後および左右の揺動についてそれぞれ
設けられている。
イッチ69,70が前後および左右の揺動についてそれぞれ
設けられている。
つぎに本実施例の制御系について第9図に基づき説明す
る。
る。
遊戯者が操作する操縦桿6、シフトレバー8はそれぞれ
可変抵抗器からなる操縦情報形成部80が付設されてお
り、該可変抵抗器の可動片を上記操作部材により変化さ
せて抵抗値を変え、これをアナログ電気信号に変換した
後、さらにA/D変換器81によりデジタル信号に変換し
てコンピュータに入力される。
可変抵抗器からなる操縦情報形成部80が付設されてお
り、該可変抵抗器の可動片を上記操作部材により変化さ
せて抵抗値を変え、これをアナログ電気信号に変換した
後、さらにA/D変換器81によりデジタル信号に変換し
てコンピュータに入力される。
その他操作情報源としては射撃ボタン7等がある。
さらに入力源としては前記傾角検出ボリューム67,68、
リミットスイッチ69,70等の揺動角度検出部82がある。
リミットスイッチ69,70等の揺動角度検出部82がある。
なお傾角検出ボリューム67,68の出力はA/D変換器81
に入力される。
に入力される。
以上の入力情報を処理するマイクロコンピュータはマイ
クロプロセッサMPU83と同MPU83の動作制御プロ
グラムを格納するROM84とMPU83の作業用に使用す
るRAM85とからなりゲームを進行制御する。
クロプロセッサMPU83と同MPU83の動作制御プロ
グラムを格納するROM84とMPU83の作業用に使用す
るRAM85とからなりゲームを進行制御する。
出力側としてはモータ制御手段86を介して前記駆動モー
タ35、60および各種制御手段を介してCRTディスプレイ9
がある。
タ35、60および各種制御手段を介してCRTディスプレイ9
がある。
モータ35、60の制御系をみると、まずRAMであって操
縦桿6等の操縦情報を記憶する操縦情報メモリ87があ
り、その操縦情報に基づき、モータ制御手段86がモータ
35、60を駆動制御する。
縦桿6等の操縦情報を記憶する操縦情報メモリ87があ
り、その操縦情報に基づき、モータ制御手段86がモータ
35、60を駆動制御する。
すなわち操縦桿6を左方に倒していくとモータ35が正回
転して操縦室17を左方に揺動(左側を下降)し、右方に
倒していくとモータ35が逆回転して操縦室17を右方に揺
動するように制御が行なわれる。
転して操縦室17を左方に揺動(左側を下降)し、右方に
倒していくとモータ35が逆回転して操縦室17を右方に揺
動するように制御が行なわれる。
また操縦桿6を前方に倒していくとモータ60が正回転し
て操縦室17を前方に揺動(前側を下降)し、後方に倒し
ていくとモータ60が逆回転して操縦室17を後方に揺動す
るように制御が行われる。
て操縦室17を前方に揺動(前側を下降)し、後方に倒し
ていくとモータ60が逆回転して操縦室17を後方に揺動す
るように制御が行われる。
CRT動画表示部9の画像制御系は、大別して味方機、敵
機、背景、ロケット砲および遊戯者の航空機の各キャラ
クタ像を形成するキャラクタ像設定手段88、背景の画像
を発生する背景画像発生手段89、地上および海上の画像
を発生する地上・海上画像発生手段90、垂直・水平同期
信号に対応するXYアドレスを形成するタイミング回路
91、上記キャラクタ像設定手段88、背景画像発生手段8
9、地上・海上画像発生手段90から画像を優先度に応じ
て選択的に出力する優先回路92および同優先回路92から
出力される画像情報の色彩をより多様な色彩とするカラ
ー拡張回路93からなる。
機、背景、ロケット砲および遊戯者の航空機の各キャラ
クタ像を形成するキャラクタ像設定手段88、背景の画像
を発生する背景画像発生手段89、地上および海上の画像
を発生する地上・海上画像発生手段90、垂直・水平同期
信号に対応するXYアドレスを形成するタイミング回路
91、上記キャラクタ像設定手段88、背景画像発生手段8
9、地上・海上画像発生手段90から画像を優先度に応じ
て選択的に出力する優先回路92および同優先回路92から
出力される画像情報の色彩をより多様な色彩とするカラ
ー拡張回路93からなる。
そして前記キャラクタ像設定手段88は、上記操縦情報か
らゲームプログラムに基づいて設定された画像情報パラ
メータを記憶保持する画像情報パラメータメモリ94とRO
Mからなり各種画像情報パラメータメモリに対応するキ
ャラクタ画像メモリ95と該画像情報パラメータを垂直・
水平同期信号に対応するXYアドレスと比較して画面上の
表示位置を設定しキャラクタ画像メモリ95から対応する
画像情報を出力させる制御回路96とから構成される。
らゲームプログラムに基づいて設定された画像情報パラ
メータを記憶保持する画像情報パラメータメモリ94とRO
Mからなり各種画像情報パラメータメモリに対応するキ
ャラクタ画像メモリ95と該画像情報パラメータを垂直・
水平同期信号に対応するXYアドレスと比較して画面上の
表示位置を設定しキャラクタ画像メモリ95から対応する
画像情報を出力させる制御回路96とから構成される。
このキャラクタ像設定手段88は本実施例では、味方機、
敵機、自機、ロケット砲、被弾時の映像の各キャラクタ
像に対応してある。キャラクタ画像メモリ95は系統によ
って異なるが、各百枚から数百枚程度の画像データが格
納してある。
敵機、自機、ロケット砲、被弾時の映像の各キャラクタ
像に対応してある。キャラクタ画像メモリ95は系統によ
って異なるが、各百枚から数百枚程度の画像データが格
納してある。
次に背景の画像を発生する背景画像発生手段89は、8×
8ドットの面状の画像要素を出力するキャラクタジェネ
レータ97とこの画像要素を拡張するスクロール98とを備
えて構成される。
8ドットの面状の画像要素を出力するキャラクタジェネ
レータ97とこの画像要素を拡張するスクロール98とを備
えて構成される。
また地上・海上画像発生手段90は線上の画像要素を出力
するキャラクタジェネレータ99とこの画像要素を拡張す
るスクロール100とを備えて構成される。
するキャラクタジェネレータ99とこの画像要素を拡張す
るスクロール100とを備えて構成される。
これらの手段は、ゲームプログラムの進行に従って変化
する背景の画像を形成する。ゲームの進行は、自機の飛
行状態によって設定され、自機の速度に合わせて、ゲー
ムプログラムによりあらかじめ設定された画面を描くよ
う、新たな画像を形成する。
する背景の画像を形成する。ゲームの進行は、自機の飛
行状態によって設定され、自機の速度に合わせて、ゲー
ムプログラムによりあらかじめ設定された画面を描くよ
う、新たな画像を形成する。
なおMPUには、アドレスバスABおよびデータバスDBが接
続してあり、他のハードウェア機器とは、アドレス指定
により接続されるとともに、データバスDBを介してデー
タの転送を行なう。もっとも、説明を簡単にするため、
アドレス指定や、データ転送経路については、説明を略
する。
続してあり、他のハードウェア機器とは、アドレス指定
により接続されるとともに、データバスDBを介してデー
タの転送を行なう。もっとも、説明を簡単にするため、
アドレス指定や、データ転送経路については、説明を略
する。
以上の制御系による制御は遊戯機の管理制御と、ゲーム
の進行処理制御に大別できるが、その前者について第10
図に示す概略フローチャートに基づき説明する。
の進行処理制御に大別できるが、その前者について第10
図に示す概略フローチャートに基づき説明する。
装置が起動されると、MPUは該当遊戯機のゲームタイト
ルを画像表示部に表示されるとともに、ゲーム開始のた
めのコインが投入されたか否かを監視する(ステップ
、)。そしてコインが投入されるまでは、初期デモ
ンストレーション画面表示をプログラムで設定した表示
タイマが0になるまで行ない、0になった時点で、ラン
キングリストを表示して、ステップに戻り(ステップ
、、)、以後コインが投入されるまで、この動作
を繰り返す。
ルを画像表示部に表示されるとともに、ゲーム開始のた
めのコインが投入されたか否かを監視する(ステップ
、)。そしてコインが投入されるまでは、初期デモ
ンストレーション画面表示をプログラムで設定した表示
タイマが0になるまで行ない、0になった時点で、ラン
キングリストを表示して、ステップに戻り(ステップ
、、)、以後コインが投入されるまで、この動作
を繰り返す。
ここでコインが投入されると、図示しないコインスイッ
チ等からの検出信号が入力され、これを受けてMPUはゲ
ームを開始させるスタートボタンが押された否かを調べ
(ステップ)、ボタンが押されるとゲームスタートを
画面に表示する(ステップ)。
チ等からの検出信号が入力され、これを受けてMPUはゲ
ームを開始させるスタートボタンが押された否かを調べ
(ステップ)、ボタンが押されるとゲームスタートを
画面に表示する(ステップ)。
ゲームが開始されると、MPUは、遊戯者の行なう各種操
作により操縦情報を取り込んで、ゲームの処理を行なう
(ステップ)。そして、プログラムにより設定したタ
イマーが0になるとランキングリスト表示を行なった
後、「GAME OVER」表示をして、ステップに戻る(ス
テップ〜)。
作により操縦情報を取り込んで、ゲームの処理を行なう
(ステップ)。そして、プログラムにより設定したタ
イマーが0になるとランキングリスト表示を行なった
後、「GAME OVER」表示をして、ステップに戻る(ス
テップ〜)。
なおゲーム処理時の画面を除き、定型的な画面のデータ
はROM 84に格納してある画像データを使用する。
はROM 84に格納してある画像データを使用する。
次にゲーム処理制御について説明する。
画面に表れる空域で自機戦闘機を操縦して一定時間内に
撃墜した敵戦闘機の数により勝敗を決する形式のゲーム
を例とする。なお、このゲームでは飛行中に背後からく
る敵戦闘機から攻撃を受けるので、これらを回避する必
要がある。即ち、画面右上に現れるヘッドアップディス
プレイに自機の地上に対する傾斜角が示され背後に迫る
敵戦闘機の攻撃を回避するために、操縦桿、シフトレバ
ー等の操作により攻撃を避け、敵機を追撃し照準内に捕
られロケット砲を発射し撃墜する。
撃墜した敵戦闘機の数により勝敗を決する形式のゲーム
を例とする。なお、このゲームでは飛行中に背後からく
る敵戦闘機から攻撃を受けるので、これらを回避する必
要がある。即ち、画面右上に現れるヘッドアップディス
プレイに自機の地上に対する傾斜角が示され背後に迫る
敵戦闘機の攻撃を回避するために、操縦桿、シフトレバ
ー等の操作により攻撃を避け、敵機を追撃し照準内に捕
られロケット砲を発射し撃墜する。
したがって操縦操作を誤ると敵の攻撃を受け、撃墜され
煙を吹きながら地上や海上に墜落してしまい画面は一時
停止するものである。
煙を吹きながら地上や海上に墜落してしまい画面は一時
停止するものである。
以上のようなゲーム処理制御における揺動制御について
第11図フローチャートに基づき説明する。
第11図フローチャートに基づき説明する。
まずモータ35,60のウォーミングアップをして(ステッ
プ)、モータが正常であるか否かを判断し(ステップ
)、異常があればモータおよびリミットスイッチ69,7
0の異常表示を行う(ステップ)。
プ)、モータが正常であるか否かを判断し(ステップ
)、異常があればモータおよびリミットスイッチ69,7
0の異常表示を行う(ステップ)。
モータが正常であればステップ)に進み、ゲームスタ
ートのための各パラメータの初期設定(ステップ)お
よびゲームのための各パラメータの初期設定(ステップ
)がなされて、次いで離陸に入る。
ートのための各パラメータの初期設定(ステップ)お
よびゲームのための各パラメータの初期設定(ステップ
)がなされて、次いで離陸に入る。
離陸のためモータ60を逆転させて操縦室17の前方を上昇
させるとともに、モータ35も若干正逆転して振動を与え
る(ステップ)。
させるとともに、モータ35も若干正逆転して振動を与え
る(ステップ)。
そして操縦桿6のデータおよびシフトレバー8のデータ
を読み(ステップ,)、各データの比較計算及び判
断を行って(ステップ)、モータ駆動と判断したとき
は(ステップ)、ステップ)に進行して被弾したか
否かを判断する。
を読み(ステップ,)、各データの比較計算及び判
断を行って(ステップ)、モータ駆動と判断したとき
は(ステップ)、ステップ)に進行して被弾したか
否かを判断する。
ステップでモータを動かさないと判断したときは、ス
テップで被弾したか否かを判断し、ここで被弾してい
ないと判断したときはステップに戻る。
テップで被弾したか否かを判断し、ここで被弾してい
ないと判断したときはステップに戻る。
ステップまたはステップで被弾したと判断したとき
は、ステップに進行して、モータ60を正逆転するとと
もにモータ35も正逆転して(ステップ)、前後左右に
揺動振動を与え、被弾を受けて振動を受けたように擬制
し、その後操縦室17のセンターリングを自動的に行い
(ステップ)、ステップに戻る。
は、ステップに進行して、モータ60を正逆転するとと
もにモータ35も正逆転して(ステップ)、前後左右に
揺動振動を与え、被弾を受けて振動を受けたように擬制
し、その後操縦室17のセンターリングを自動的に行い
(ステップ)、ステップに戻る。
ステップで被弾していないと判断したときは、リミッ
トスイッチ69,70がONしているか否かを判断し(ステッ
プ)、ONしていればステップに戻り、ONしていなけ
ればモータ60,36をステップにおける計算値に基づき
駆動し(ステップ、ステップ)、操縦室17をピッチ
ングおよびローリングさせ、やはりステップに戻る。
トスイッチ69,70がONしているか否かを判断し(ステッ
プ)、ONしていればステップに戻り、ONしていなけ
ればモータ60,36をステップにおける計算値に基づき
駆動し(ステップ、ステップ)、操縦室17をピッチ
ングおよびローリングさせ、やはりステップに戻る。
以上のように操縦室17は操縦情報をもとに揺動制御され
るともに被弾による振動もシュミレートすることができ
る。
るともに被弾による振動もシュミレートすることができ
る。
次にゲーム処理制御における画像制御について簡単に説
明する。
明する。
背景は前記したように、背景画像発生手段89,地上、海
上画像発生手段90及びキャラクタ像設定手段88により画
像情報が形成され、優先回路92を経てCRTディスプレイ
9に送られて表示される。
上画像発生手段90及びキャラクタ像設定手段88により画
像情報が形成され、優先回路92を経てCRTディスプレイ
9に送られて表示される。
また、これらの画像は自機の飛行スピードおよび飛行状
態に合わせて順次書換えられる。従って自機が高速にな
るほど、これらの画面を頻繁に書換えられる。
態に合わせて順次書換えられる。従って自機が高速にな
るほど、これらの画面を頻繁に書換えられる。
なお、背景および飛行物体は、本実施例では、同時に合
成することができる。
成することができる。
敵機、地上風景、ロケット砲等の物体は上記したように
キャラクタ画像メモリに各種態様の画像データが格納し
てある。これらの画像は、ゲームの進行情況と遊戯者の
操縦状態に応じて、画面上の位置が設定されると共に、
最適な画像データが選択的に読み出され優先回路92を経
てCRT動画表示部9に送られて、上記背景および飛行路
上に配置表示される。
キャラクタ画像メモリに各種態様の画像データが格納し
てある。これらの画像は、ゲームの進行情況と遊戯者の
操縦状態に応じて、画面上の位置が設定されると共に、
最適な画像データが選択的に読み出され優先回路92を経
てCRT動画表示部9に送られて、上記背景および飛行路
上に配置表示される。
なお画面上の飛行揺動状態は傾角検出ボリューム67,68
の検出データに基づき決定される。
の検出データに基づき決定される。
以上のように本実施例は、飛行機のコックピットを模倣
した操縦室17において遊戯者が操縦桿6等を操作して操
縦すると、同操作に基づき操縦室17がその中央位置を揺
動中心としてピッチングおよびローリングを行うととも
にCRT動画表示部9には飛行状態を示して変化する画面
が表示されるので、遊戯者は実際の飛行機を操縦してい
るかのような擬似体験をすることができる。
した操縦室17において遊戯者が操縦桿6等を操作して操
縦すると、同操作に基づき操縦室17がその中央位置を揺
動中心としてピッチングおよびローリングを行うととも
にCRT動画表示部9には飛行状態を示して変化する画面
が表示されるので、遊戯者は実際の飛行機を操縦してい
るかのような擬似体験をすることができる。
またモータ35,60を短時間に正逆転させることで操縦室1
7を振動させて被弾を受けた状況を再現できるので、ま
すますゲームへの感興を増すことになる。
7を振動させて被弾を受けた状況を再現できるので、ま
すますゲームへの感興を増すことになる。
揺動機構が駆動ローラの摩擦を利用するものであること
から、モータが急回転したような場合には滑りを生じて
直接操縦室17を揺動させないので遊戯者に不快感を与え
ない。
から、モータが急回転したような場合には滑りを生じて
直接操縦室17を揺動させないので遊戯者に不快感を与え
ない。
リミットスイッチの故障により揺動限度を越えてなおモ
ータが駆動するような場合または予期せぬ障害物による
外力が加わったような場合でも、滑りによりモータに過
度の負荷を与えずモータの破損を防止することができ
る。
ータが駆動するような場合または予期せぬ障害物による
外力が加わったような場合でも、滑りによりモータに過
度の負荷を与えずモータの破損を防止することができ
る。
被弾を受けた場合にモータを短時間に正逆転させる場合
があるが、このときも適当に滑りを生じて過度の負荷を
避けることができる。
があるが、このときも適当に滑りを生じて過度の負荷を
避けることができる。
なおCRTディスプレイ9により表示される画面は傾角検
出ボリューム67,68に基づき制御されるので、揺動体と
駆動ローラ間で滑りを生じても表示画面と操縦室の揺動
角度とは常に整合が維持される。
出ボリューム67,68に基づき制御されるので、揺動体と
駆動ローラ間で滑りを生じても表示画面と操縦室の揺動
角度とは常に整合が維持される。
以上の実施例は操縦室17がピッチングおよびローリング
を行なうものであり、この種の遊戯機としては構造が簡
単であるが、さらにローリングのみを行う遊戯機を第12
図、第13図に示し説明する。
を行なうものであり、この種の遊戯機としては構造が簡
単であるが、さらにローリングのみを行う遊戯機を第12
図、第13図に示し説明する。
同例ではますます構造が簡単になりコストを大幅に低く
おさえることができる。
おさえることができる。
第12図はその側面図であり、第13図はその後面図であ
る。
る。
基台109上において前後に鉛直方向に指向して立設され
た支持柱110,111に前端部および後端部を枢支されて操
縦室112が設けられ、操縦室112全体が左右に揺動自在に
支持されている。
た支持柱110,111に前端部および後端部を枢支されて操
縦室112が設けられ、操縦室112全体が左右に揺動自在に
支持されている。
操縦室112の後部にはシート113が設置され、前部にはCR
Tディスプレイ114が配置され、その外周部はカバーで覆
われてカプセルが構成されている。
Tディスプレイ114が配置され、その外周部はカバーで覆
われてカプセルが構成されている。
そして操縦室112の底面には操縦室112の揺動枢支軸を中
心軸とする円弧面が形成された円弧部材115が固定され
ている。
心軸とする円弧面が形成された円弧部材115が固定され
ている。
基台109の中央部分には前後方向を支軸として板部材116
が回動自在に支承され、同板部材116上にモータ117およ
びギアボックス118が固定され、ギアボックス118には前
後方向を回転軸方向とする駆動ローラ119が取付けられ
ている。
が回動自在に支承され、同板部材116上にモータ117およ
びギアボックス118が固定され、ギアボックス118には前
後方向を回転軸方向とする駆動ローラ119が取付けられ
ている。
前記実施例同様駆動ローラ119はその外周が硬質ゴムで
構成されており、モータ117の駆動によりギアボックス1
18を介して回転される。
構成されており、モータ117の駆動によりギアボックス1
18を介して回転される。
また板部材116の下面には基台109との間に圧縮バネ120
が介在し板部材116を常に上方に向けて付勢している。
が介在し板部材116を常に上方に向けて付勢している。
そして前記駆動ローラ119は前記円弧部材115に当接され
るとともに圧縮バネ120により押圧される。
るとともに圧縮バネ120により押圧される。
したがってモータ117が駆動されると、駆動ローラ119が
回転し、駆動ローラ119の外周面と円弧子部材115の円弧
面との間の摩擦により操縦室112は左右に揺動(ローリ
ング)することができる。
回転し、駆動ローラ119の外周面と円弧子部材115の円弧
面との間の摩擦により操縦室112は左右に揺動(ローリ
ング)することができる。
ピッチングをしないことからモータ制御も簡素化され、
機構の簡素化と相俟ってコストの低減を図ることができ
る。
機構の簡素化と相俟ってコストの低減を図ることができ
る。
第1図は本考案に係る一実施例の動画表示揺動遊戯機の
外観図、第2図は同揺動遊戯機のカバーおよび一部部品
を取り外して内部構造を示した斜視図、第3図は同実施
例の操縦室を示す斜視図、第4図は同実施例の揺動枠体
を示す斜視図、第5図は同実施例の基台フレームを示す
斜視図、第6図は操縦室が前後左右に揺動した状態を示
す側面図、第7図は同後面図、第8図は同実施例の傾角
検出ボリュームの取付構造を示す要部斜視図、第9図は
同実施例の制御系ブロック図、第10図は同実施例の遊戯
機の管理制御を示すフローチャート、第11図は同実施例
のゲーム処理制御における揺動制御を示すフローチャー
ト、第12図は別実施例の揺動遊戯装置の側面図、第13図
は同後面図である。 1…動画表示揺動遊戯機、2…基台、3…空間、4…カ
プセル、5…操縦席、6…操縦桿、7…射撃ボタン、8
…シフトレバー、9…CRT動画表示部、10…コイン投入
器、 15…基台、16…揺動枠体、17…操縦室、20…フレーム、
21…函体、22a,22b…支軸、23…円弧部材、30a,30b…フ
レーム、31…連結部材、32a,32b…支持部材、33a,33b…
軸受、34…板部材、35…モータ、36…ギヤボックス、37
…駆動ローラ、38…板、39…圧縮バネ、40a,40b,41a,41
b…補強フレーム、42a,42b…支軸、 50…枠体、51a,51b…支持フレーム、52a,52b…補強部
材、53a,53b…軸受、54…連結フレーム、55…ローラ、5
6…ローラ、57…ストッパー、58…パネル、59…板部
材、60…モータ、61…ギアボックス、62…駆動ローラ、
63…圧縮バネ、65,66…歯車、67,68…傾角検出ボリュー
ム、69,70…リミットスイッチ、 80…操縦情報形成部、81…A/D変換器、82…揺動角度
検出部、83…マイクロプロセッサMPU、84…ROM、
85…RAM、86…モータ制御手段、87…操縦情報メモ
リ、88…キャラクタ像設定手段、89…背景画像発生手
段、90…地上・海上画像発生手段、91…タイミング回
路、92…優先回路、93…カラー拡張回路、94…画像情報
パラメータメモリ、95…キャラクタ画像メモリ、96…制
御回路、97…キャラクタジェネレータ、98…スクロー
ル、99…キャラクタジェネレータ、100…スクロール、1
09…基台、110,111…支持柱、112…操縦室、113…シー
ト、114…CRTディスプレイ、115…円弧部材、116…板部
材、117…モータ、118…ギアボックス、119…駆動ロー
ラ、120…圧縮バネ。
外観図、第2図は同揺動遊戯機のカバーおよび一部部品
を取り外して内部構造を示した斜視図、第3図は同実施
例の操縦室を示す斜視図、第4図は同実施例の揺動枠体
を示す斜視図、第5図は同実施例の基台フレームを示す
斜視図、第6図は操縦室が前後左右に揺動した状態を示
す側面図、第7図は同後面図、第8図は同実施例の傾角
検出ボリュームの取付構造を示す要部斜視図、第9図は
同実施例の制御系ブロック図、第10図は同実施例の遊戯
機の管理制御を示すフローチャート、第11図は同実施例
のゲーム処理制御における揺動制御を示すフローチャー
ト、第12図は別実施例の揺動遊戯装置の側面図、第13図
は同後面図である。 1…動画表示揺動遊戯機、2…基台、3…空間、4…カ
プセル、5…操縦席、6…操縦桿、7…射撃ボタン、8
…シフトレバー、9…CRT動画表示部、10…コイン投入
器、 15…基台、16…揺動枠体、17…操縦室、20…フレーム、
21…函体、22a,22b…支軸、23…円弧部材、30a,30b…フ
レーム、31…連結部材、32a,32b…支持部材、33a,33b…
軸受、34…板部材、35…モータ、36…ギヤボックス、37
…駆動ローラ、38…板、39…圧縮バネ、40a,40b,41a,41
b…補強フレーム、42a,42b…支軸、 50…枠体、51a,51b…支持フレーム、52a,52b…補強部
材、53a,53b…軸受、54…連結フレーム、55…ローラ、5
6…ローラ、57…ストッパー、58…パネル、59…板部
材、60…モータ、61…ギアボックス、62…駆動ローラ、
63…圧縮バネ、65,66…歯車、67,68…傾角検出ボリュー
ム、69,70…リミットスイッチ、 80…操縦情報形成部、81…A/D変換器、82…揺動角度
検出部、83…マイクロプロセッサMPU、84…ROM、
85…RAM、86…モータ制御手段、87…操縦情報メモ
リ、88…キャラクタ像設定手段、89…背景画像発生手
段、90…地上・海上画像発生手段、91…タイミング回
路、92…優先回路、93…カラー拡張回路、94…画像情報
パラメータメモリ、95…キャラクタ画像メモリ、96…制
御回路、97…キャラクタジェネレータ、98…スクロー
ル、99…キャラクタジェネレータ、100…スクロール、1
09…基台、110,111…支持柱、112…操縦室、113…シー
ト、114…CRTディスプレイ、115…円弧部材、116…板部
材、117…モータ、118…ギアボックス、119…駆動ロー
ラ、120…圧縮バネ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−143185(JP,A) 特開 昭58−41592(JP,A) 特開 昭60−73562(JP,A) 実開 昭51−136777(JP,U) 実公 昭54−28065(JP,Y1) 実公 昭61−32711(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】模擬乗物の操縦席の前方に動画表示部を配
置し、操縦部材の操作に対応して前記操縦席および動画
表示部を揺動させる動画表示揺動遊戯機において、基台
に設けられた支持フレームと、前記操縦席および動画表
示部を揺動枠体内部に配設した骨組構造体よりなる揺動
枠体と、該揺動枠体の少くとも一部を覆うカプセルと、
前記揺動枠体を揺動させる正逆転可能な駆動ローラとを
備え、前記揺動枠体はその中心部近くで前記支持フレー
ムに揺動可能に枢支され、該揺動枠体の下面に前記揺動
枠体の枢支点を中心とする円弧状の圧接面部が形成さ
れ、前記揺動枠体の円弧状圧接面部に接する前記駆動ロ
ーラの外周部はゴムで構成され、該駆動ローラの外周部
を前記揺動枠体の円弧状圧接面部に押圧するバネが設け
られたことを特徴とする動画表示揺動遊戯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987105379U JPH065832Y2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 | 動画表示揺動遊戯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987105379U JPH065832Y2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 | 動画表示揺動遊戯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6412587U JPS6412587U (ja) | 1989-01-23 |
JPH065832Y2 true JPH065832Y2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=31337939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987105379U Expired - Lifetime JPH065832Y2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 | 動画表示揺動遊戯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065832Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008102177A (ja) * | 2006-10-17 | 2008-05-01 | Nanba Shiten:Kk | 自動車のシートベルト着用効果擬似体験装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3470822B2 (ja) * | 1994-03-03 | 2003-11-25 | 株式会社セガ | 画像表示方法及びその装置 |
KR20170062259A (ko) * | 2015-11-27 | 2017-06-07 | 주식회사 모션디바이스 | 2 자유도 회전의 모션 시뮬레이터 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51136777U (ja) * | 1975-04-25 | 1976-11-04 | ||
JPS5717460Y2 (ja) * | 1977-07-28 | 1982-04-12 | ||
JPS56143185A (en) * | 1980-04-10 | 1981-11-07 | Toyo Gorakuki Kk | Recreation device for game |
JPS5841592A (ja) * | 1981-09-04 | 1983-03-10 | キノツプ・インタ−ナシヨナル・インコ−ポレ−テツド | 乗物運動シミユレ−タ |
EP0136833A3 (en) * | 1983-09-02 | 1986-02-19 | Bolwell Developments Pty. Ltd. | Simulator device |
JPS6132711U (ja) * | 1984-07-30 | 1986-02-27 | 三菱重工業株式会社 | 可動式電路支持金物 |
-
1987
- 1987-07-10 JP JP1987105379U patent/JPH065832Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008102177A (ja) * | 2006-10-17 | 2008-05-01 | Nanba Shiten:Kk | 自動車のシートベルト着用効果擬似体験装置 |
JP4669461B2 (ja) * | 2006-10-17 | 2011-04-13 | 有限会社 難波支店 | 自動車のシートベルト着用効果擬似体験装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6412587U (ja) | 1989-01-23 |
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