JPH0756072Y2 - 映像体験シュミレーション遊戯機 - Google Patents

映像体験シュミレーション遊戯機

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JPH0756072Y2
JPH0756072Y2 JP1990080857U JP8085790U JPH0756072Y2 JP H0756072 Y2 JPH0756072 Y2 JP H0756072Y2 JP 1990080857 U JP1990080857 U JP 1990080857U JP 8085790 U JP8085790 U JP 8085790U JP H0756072 Y2 JPH0756072 Y2 JP H0756072Y2
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JP
Japan
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capsule
arm
video
game machine
simulation game
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Application number
JP1990080857U
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JPH0440692U (ja
Inventor
真悟 土手
Original Assignee
株式会社セガ・エンタープライゼス
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【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、映像と連動して加重力感、浮遊感、加速感等
のリアル疑似体験を利用者に与えるようにした映像体験
シュミレーション遊戯機に関する。
(従来の技術) この種の映像体験シュミレーションシステムとして、室
内の前面に映像画面を設けるとともに、座席を上下動と
小さな旋回を行うようにし、映像画面に映し出される映
像を見ながら、座席に備えられたビーム砲を作動して画
面に映し出される敵機を撃破するようにするものや、室
内の前面に映像画面を設けるとともに、座席を4軸8方
向に動くようにし、フイルムの映像に連動して座席を動
かし、座席に座っている利用者に加重力感、浮遊感、加
速感等のリアル疑似体験を与えるようにしたものはあ
る。
(考案が解決しようとする課題) しかし上記形式の映像体験シュミレーションシステムで
は、座席の動く量が少なく、座席に座っている利用者に
与える加重力感、浮遊感、加速感等のリアル疑似体験は
実際の体験に比べて相当の開きがあり、利用者に与える
リアル疑似体験として満足するものとはいえない。。
本考案は上記した点に鑑みてなされたもので、座席の動
く量を大きくして利用者に与える加重力感、浮遊感、加
速感等のリアル疑似体験を実際の体験に近いものとする
とともに、制御装置の操縦桿を操作することで座席の位
置制御を行い得るようにした映像体験シュミレーション
遊戯機を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案の映像体験シュミレーション遊戯機は、水平軸を
有する本体部分と、長さ方向中間部を本体部分の水平軸
に軸支したアームと、このアームの一端に上下動および
回動自在に取り付けられたカプセルと、このカプセル内
に設けた映像装置と、上記アームの他端に設けられたカ
ウンタウエイトと、上記本体部分に設けられアームを水
平軸を中心に回動させるシリンダ装置と、上記アームに
設けられカプセルを上下動および回動させるシリンダ装
置と、操縦桿を備え上記シリンダ装置の作動に連動して
映像装置を作動させる操縦桿を備えた制御装置と有して
構成される。
(作用) 本考案の映像体験シュミレーション遊戯機においては、
制御装置の操縦桿を操作することで、本体部分に設けた
シリンダ装置とアームに設けたシリンダ装置とがそれぞ
れ別々に作動し、これらシリンダ装置の作動により、ア
ームが本体部分に設けた水平軸を中心にして回動すると
ともにアームに設けたカプセルがアームに対して上下動
および回動し、カプセルはこれら動きの合成で姿勢を保
ち、制御装置の操縦桿に連動する映像装置がこのカプセ
ル姿勢に応じた映像を映し出すことで、座席に座ってい
る利用者に実際の体験に近い加重力感、浮遊感、加速感
等のリアル疑似体験を与える。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面につき説明する。
第1図は本考案による映像体験シュミレーション遊戯機
を示し、この映像体験シュミレーション遊戯機の本体部
分1に設けた水平部分に延びる軸2には複数のアーム3,
3…が垂直面内で回動自在に取り付けられている。上記
各アーム3は長手方向中間部を枢着され、上下方向に回
動自在となっており、アーム3の上端部には、第2図お
よび第3図に示すようにカプセル4が、また下端部には
このカプセル4の重量にバランスするカウンタウエイト
5がそれぞれ設けられている。上記カプセル4は、アー
ム3に対してたとえば球軸受のような首振りおよび回動
を可能にする軸受6を介して結合されている。したがっ
て、カプセル4はアーム3に対して上下方向の首振りお
よびその面内での回動ができる構成となっている。
一方上記アーム3の枢着部より上方の部位には下方に突
き出る取付け部5が形成されており、この取付け部5に
一端側を本体部分1に枢着した油圧シリンダ7のピスト
ン8の端部が枢着されている。したがって油圧シリンダ
7をピストン8が突き出る方向に作動させると、アーム
3が軸2を中心にして第3図で矢印Aで示す上方向に回
動し、ピストン8が戻る方向に作動させると、アーム3
が軸2を中心にして第3図で矢印Bで示す下方向に回動
する。
上記カプセル4は、第2図に示すように座席9の前方に
スクリーン10やスピーカ11を配置するとともに、座席9
の後方にプロジェクタ12や油圧モータ13を配置して構成
されている。上記カプセル4とアーム3との間には、第
4図に示すように2つの油圧シリンダ14,15がカプセル
4の中心面の両側に対称に配置されて居る。すなわち一
方の油圧シリンダ14のピストン16を突き出る方向に動か
し、他方の油圧シリンダ15のピストン17を戻す方向に動
かすと、カプセル4が第4図で矢印Cで示す方向に首振
り回転し、その反対に油圧シリンダ14のピストン16を戻
す方向に動かし、油圧シリンダ15のピストン17を突き出
る方向に動かすと、カプセル4が第4図で矢印Dで示す
方向に首振り回転する。
また上記カプセル4の後端部に設けた上方に延びる突出
部18には、第3図に示すように一端側を本体部分1に枢
着した油圧シリンダ19のピストン20の端部が枢着されて
いる。したがって油圧シリンダ19をピストン20が突き出
る方向に作動させると、カプセル4が軸受6を中心にし
て第3図で矢印Eで示す下方向に首振りし、ピストン20
が戻る方向に作動させると、カプセル4が軸受6を中心
にして第3図で矢印Fで示す上方向に首振りする。な
お、首を回転させながら急降下することできりもみ状態
とすることも可能である。
他方上記カプセル4の座席の近くには図示しない制御装
置の操縦桿21が設けられている。この操縦桿21の指令信
号により制御装置からでる制御信号で、上記油圧シリン
ダ7、14、15、20の作動が制御され、また油圧シリンダ
7、14、15、20の作動と連動して,プロジェクタ12から
映写される映像が制御される。
すなわちプロジェクタ12から映写される映像は、油圧シ
リンダ7、14、15、20の作動に伴う座席の動きに連動
し、たとえば座席を急速に下降(急降下)させる時には
映像を逆に上の方に流し、急上昇させる時にはその反対
にし、座席に座っている利用者に対して、映像と連動し
て加重力感、浮遊感、加速感等のリアル疑似体験を与え
る。
つぎに作用を説明する。
運転に先立って利用者は、カプセル4の座席に座り、図
示しない案全ベルトを装着しその座席姿勢を保つように
する。
ついで、制御装置の操縦桿により本体部分1に設けたシ
リンダ装置7を操作することで、カプセル4が第5図に
示す上下方向に動き、また制御装置の操縦桿によりアー
ム3に設けたシリンダ装置19を操作することで、カプセ
ル4が第5図に示す上下方向(首振り方向)に動き、ま
た制御装置の操縦桿によりアーム3に設けたシリンダ装
置14,15を操作することで、カプセル4が第5図に示す
回転方向に動く。したがって制御装置の操縦桿の操作に
より、カプセルは本体部分1に設けた水平軸2を中心に
した上下方向の回動と、アームに設けた軸受6を中心と
した上下動および回動の3つの運動の合成運動で姿勢を
保ち、制御装置の操縦桿に連動する映像装置がこのカプ
セル姿勢に応じた映像をスクリーンに映し出すことで、
利用者は実際の体験に近い加重力感、浮遊感、加速感等
のリアル疑似体験をすることになる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、水平軸を有する本体
部分と、長さ方向中間部を本体部分の水平軸に軸支した
アームと、このアームの一端に上下動および回動自在に
取り付けられたカプセルと、このカプセル内に設けた映
像装置と、上記アームの他端に設けられたカウンタウエ
イトと、上記本体部分に設けられアームを水平軸を中心
に回動させるシリンダ装置と、上記アームに設けられカ
プセルを上下動および回動させるシリンダ装置と、操縦
桿を備え上記シリンダ装置の作動に連動して映像装置を
作動させる操縦桿を備えた制御装置とを有しているの
で、制御装置の操縦桿により、カプセルを本体部分に設
けた水平軸を中心にした上下方向の回動と、アームに設
けた軸受を中心とした上下動および回動の3つの運動の
合成運動で姿勢を保ち、制御装置の操縦桿に連動する映
像装置がこのカプセルの姿勢に応じた映像をスクリーン
に映し出すので、利用者は実際の体験に近い加重力感、
浮遊感、加速感等のリアル疑似体験をし、これにより上
昇下降の重力体験とシュミレーション的な動きとケーム
的要素を満足する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による映像体験シュミレーション遊戯機
の全体図、第2図は同映像体験シュミレーション遊戯機
のカプセル部分を示す図、第3図および第4図は本考案
による映像体験シュミレーション遊戯機の作用を示す
図、第5図はカプセル部分の合成運動を示す図である。 1……本体部分、2……軸、3……アーム、4……カプ
セル、6……軸受、7……油圧シリンダ、9……座席、
10……スクリーン、12……プロジェクタ、14,15,19……
油圧シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平軸を有する本体部分と、長さ方向中間
    部を本体部分の水平軸に軸支したアームと、このアーム
    の一端に上下動および回動自在に取り付けられたカプセ
    ルと、このカプセル内に設けた映像装置と、上記アーム
    の他端に設けられたカウンタウエイトと、上記本体部分
    に設けられアームを水平軸を中心に回動させるシリンダ
    装置と、上記アームに設けられカプセルを上下動および
    回動させるシリンダ装置と、操縦桿を備え上記シリンダ
    装置の作動に連動して映像装置を作動させる操縦桿を備
    えた制御装置とを有する映像体験シュミレーション遊戯
    機。
JP1990080857U 1990-07-30 1990-07-30 映像体験シュミレーション遊戯機 Expired - Lifetime JPH0756072Y2 (ja)

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JPH0440692U JPH0440692U (ja) 1992-04-07
JPH0756072Y2 true JPH0756072Y2 (ja) 1995-12-25

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