JP6944921B2 - リアルタイムに外見上の変化を生じる構造体 - Google Patents

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Description

この発明は、テーマパークのショーなどに用いる人形や着ぐるみなどの構造体に関するものである。
人形や着ぐるみなどの構造体においては、目の動きや顔の表情などを変化させることで、ゲストに対する楽しみを提供することができる。第1の従来例(特開2008−113962)には、顔面を取り換えたり、目の部分にLEDを埋め込んで目を輝かせることのできる立体人形が示されている。
また、第2の従来例(特開2015−125448)には、2つの表情に対応する凹凸を施した立体スクリーンの背面から、2つの表情の画像を切り換えて投影する装置が開示されている。これにより、凹凸と画像との組合せによって、よりリアルに変化する表情を投影することができる。
特開2008−113962 特開2015−125448
しかしながら、これらの従来例には種々の問題点がある。第1の従来例においては、表情や目がリアルではなく、また変化にリアルタイム性がないという問題があった。また、第2の従来例においては、物理的な凹凸によってリアルな表現が可能である反面、表情が2つだけに限られて表現が制約されており、この点においてリアリティに欠けるという問題があった。
この発明は、上記のような問題点を解決して、表現上の制約を少なくして、リアルタイム性とリアリティを実現した構造体を提供することを目的とする。
請求項にて請求した範囲に相当するいくつかの実施形態を以下に示す。これらの実施形態は、開示範囲の限定を意図するものではない。本願における開示は、以下において説明する実施形態と類似しあるいは異なる種々の形態を包含するものである。
この発明の独立して適用可能ないくつかの特徴を列挙する。
(1)この発明に係る構造体は、目を有する生命体を模した構造体であって、筐体と、当該生命体の目に該当する前記筐体の部位に設けられ、透光性を有する透光板と、前記筐体内部から前記透光板に対して動きのある目玉の画像を投影する投影部と、を備えた目を有している。
したがって、リアリティと表現力のある自然な目玉の動きを実現することができる。
(2)この発明に係る構造体は、透光板として、少なくともその外側面において反射が抑制される反射防止透光板を用いることを特徴としている。
したがって、不自然な反射が無く自然さを実現することができる。
(3)この発明に係る構造体は、前記目の周囲にはゴーグルが配置されていることを特徴としている。
したがって、ゴーグルが透光板への外乱交の親友を防いで、見やすくすることができる。
(4)この発明に係る構造体は、生命体が、ミニオン(商標)であることを特徴としている。
したがって、ミニオンの世界観を再現することができる。
(5)この発明に係る構造体は、筐体内部には、人が入って、当該筐体全体または筐体に取り付けられた可動部を移動するよう操作できることを特徴としている。
したがって、よりリアリティのある構造体を実現することができる。
(6)この発明に係る構造体は、筐体に入った人の頭が前記撮像部からの投影光に干渉しないように、前記撮像部は前記筐体の上部に設けられていることを特徴としている。
したがって、内部に入った人によって投影が干渉されることがない。
(7)この発明に係る構造体は、筐体が、支持部材に対して水平方向、上下方向、左右方向に回動可能に結合された中央部材に、バネ部材によって所定方向に振動可能に固定された左右部材に固定されていることを特徴としている。
したがって、筐体が水平方向、上下方向、左右方向に回動可能なだけでなく、所定方向に摺動可能となる。
支持部材は、実施形態においては、支持パイプ43がこれに対応する。中央部材は、実施形態においては、中心筐体180がこれに対応する。左右部材は、実施形態においては、左右筐体198、196がこれに対応する。
(8)この発明に係る構造体は、前記筐体に動かすことが可能なように固定された可動部材と、前記可動部材に設けられ、当該可動部材の動きを検出するセンサと、前記センサによって検出された前記可動部材の動きに合致するように、前記投影部によって投影される目玉の位置を移動させる移動手段とを備えている。
したがって、可動部材の動きに合わせて目玉を動かすことができる。
(9)この発明に係る構造体は、リアルタイムに外部からの視覚的状況を変更できる構造体であって、筐体と、前記視覚的状況を変更する前記筐体の部位に設けられ、透光性を有する透光板と、前記筐体内部から前記透光板に対して視覚的状況を変更するための画像を投影する投影部とを備えている。
したがって、表現力のある構造体を実現することができる。
この発明の一実施形態による構造体6を用いたプラットフォーム2の外観である。 構造体6の外観を示す図である。 構造体6の内部筐体20の断面図である。 図3Bは支持ステー39と内部筐体20との接合構造を説明するための図、図3Cは支持ステー39と内部筐体20との接合構造を説明するための図である。 図3Dは支持ステー39と内部筐体20との接合構造を説明するための図、図3Eは支持ステー39と内部筐体20との接合構造を説明するための図である。 内部筐体20の斜視図である。 スクリーン32L、32R、遮蔽カバー30L、30Rの詳細を示す図である。 プロジェクタ29、遮蔽カバー30L、スクリーン32Lの関係を示す図である。 投影装置のハードウエア構成である。 動画とスクリーン32L、32Rの関係を示す図である。 動画の表示例である。 腕14L、14Rに加速度センサ15L、15Rを設けた例である。 目120L、120Rを動かすための制御部を示す図である。
1.実施形態の説明
図1に、この発明の一実施形態による構造体を用いたプラットフォーム2を示す。このプラットフォーム2は、テーマパークにおけるパレードショーなどに用いるものである。矩形状のベース4は、下部に自走式の車輪(図示せず)を有し、観客の前をゆっくりと移動することができる。
ベース4の上には、映画の世界観を再現するためのセットが設けられている。その中の一つとして、実施形態による構造体6、8、10が設けられている。図1の例では、構造体6、8、10として、ミニオン(商標)を模した構造体を設けている。

図2に、構造体6の詳細を示す。構造体6は、中空の円筒形本体12(筐体)を備えている。円筒形本体12からは、操作可能な左右の腕14L、14Rが伸びている。図3、図4に、構造体6の内部構造を示す。構造体6の内部には、図4に示すような内部筐体20が設けられている。
図4に示すように、内部筐体20は、金属製の剛体にて構成されている。下部および上部に環状体22、24が設けられ、両者はステー26によって連結されている。上部は天板28によって半分ほど覆われている。天板28と環状体24に支えられるようにして、遮蔽カバー30L、30Rが設けられている。遮蔽カバー30L、30Rの先端には、透光性を有するスクリーン32L、32Rがはめ込まれている。天板28の上部には、プロジェクタ29(たとえば、ASUS社製LEDプロジェクターP3Bを用いることができる)が設けられている。
図3Aの断面図に示すように、内部筐体20の上部と側面を覆うように、フエルトなどによる外被体40が設けられている。この外被体40の下部には、図2に示す装飾42が固定され、外観を整えるととともに、内部構造を隠すようにしている。
ベース4には、高さ調整のための凹部5が設けられている。凹部5から支持パイプ43が上方に伸びている。支持パイプ43の先端部には指示ステー39が設けられている。支持ステー39に対して、可動となるように内部筐体20が固定されている。したがって、内部筐体20および外被体40は、支持ステー39を中心として、上下左右方向に自在に動くことができる。
図4に示すように、内部筐体20の内部は空洞になっているので、外被体40に設けられた扉(図示せず)や下部から操作者が内部に入り込むことができる。キャラクターの演出上、構造体6の高さが高くなりすぎず、かつ、操作者の頭の位置50が天板28と干渉しないように、凹部5を設けて調整している。操作者は、構造体6を上下左右方向に回動させて向きを変えたり、腕14L、14R(図2参照)に接続された操作レバー(図示せず)を操作して腕14L、14Rを動かしたりする。
支持ステー39と内部筐体20の結合構造を、図3B〜図3Eに示す。図3Bに示すように、支持パイプ43の先端から延長された支持ステー39の先端部には、ブロック体150がベアリング152によって軸支されている。したがって、ブロック体152は、水平方向152に回転可能となっている。ブロック体150の長手方向の両側には、軸156が設けられている。
図3Cに示すように、ブラケット160が、この軸156によって軸支されている。したがって、ブラケット160は、前後方向162に回動可能となっている。ただし、ブラケット160は、ブロック150を覆うように設けられているので、所定の角度(たとえば15度)以上には回転しない。前記の軸156と垂直な方向に、軸164がブラケット160から前後2カ所において、突出するように設けられている。
図3Dに示すように、この前後の軸164に、ブラケット170、172が、左右方向174に回転可能となるように保持されている。ブラケット170、172ともに、その側面に、固定用穴176を有している。
図3Eに示すように、ブラケット170、172には、中心筐体(中央部材)180が固定されている。中心筐体180には、ブラケット170、172の固定用穴176の対応する位置に固定用穴182が設けられている。したがって、固定用穴176、182にボルト(図示せず)を貫通させて、ナット(図示せず)によって固定することができる。
以上のように、中心筐体180は、支持ステー39に対して、水平方向154(図3B)、前後方向162(図3C)、左右方向174(図3D)に回転可能に支えられている。
また、中央筐体180を貫通するように、2本の貫通軸190、192が設けられている。この貫通軸190、192は、中央筐体180に対し左右方向194に摺動可能となっている。
貫通軸190、192の端部には、右筐体196、左筐体198が設けられている。また、貫通軸192に関し、中央筐体180と右筐体196との間に、コイルスプリング200が設けられている。
したがって、左右筐体(左右部材)198、196は、水平方向154(図3B)、前後方向162(図3C)、左右方向174(図3D)に回転可能であるだけでなく、左右方向194に摺動可能である。また、左右方向への摺動があると、コイルスプリング192の作用によって、振動することになる。
前述の内部筐体20は、この左右筐体に固定されている。したがって、内部筐体20も、水平方向154(図3B)、前後方向162(図3C)、左右方向174(図3D)に回転可能であり、左右方向に摺動可能である。
図5に遮蔽カバー30およびスクリーン32L、32Rを示す。図5Aが背面図、図5Bが平面図、図5Cが正面図である。スクリーン(透光板)32R、32Lは、透光性のある薄板によって円形に構成されている。外側表面(観客から見える側)は、光の反射が抑制されるように構成されることが好ましい。たとえば、外側表面に反射防止フィルム(凸版株式会社の反射防止フィルムAGなど)を設けたり、外側表面を反射防止加工(微細な凹凸加工など)を施したりするとよい。反射が大きいと、周囲のものの映り込みが目立ち、目としての違和感を生じるためである。
スクリーン32L、32Rは、図5Bに示すように、ゴーグル状に形成された保持部材60の中央部分にはめ込まれている。保持部材60の後ろ側には、遮蔽カバー30が設けられている。遮蔽カバー30L、30Rは、プロジェクタ29からの投影光以外の光が、スクリーン32L、32Rに進入するのを防ぐためのものである。遮光カバー30は、スクリーン32L、32Rに近づくと径が大きく、遠ざかると径が小さくなるような円錐筒の形状に形成されている。
図6に、プロジェクタ29、遮光カバー30L、スクリーン32Lの関係を示す。図6は、プロジェクター29の遮光カバー30L、スクリーン32Lに対する関係を示しているが、遮光カバー30R、スクリーン32Rに対する関係も同様である。プロジェクタ29からの投影光は、遮光カバー30L、30Rをとおって、スクリーン32L、32Rに到達する。スクリーン32L、32Rは、透光性を有しているので、プロジェクタ29から投影された画像は、外部の観客から見ることができる。この際、遮光カバー30L、30Rがあるので、プロジェクタ29以外の光が外部から入ることを防止でき、綺麗な画像をスクリーン32L、32Rに写し出すことができる。
なお、プロジェクタ29に与える画像信号は、ケーブル31を介して、動画再生装置(たとえば、ジャパンマテリアル(株)のBrightsign(商標)T243を用いることができる)から与えられる。動画再生装置は、ベース4の内部に収納されている。ケーブル31は、図3のパイプ43の内部を経由して、プロジェクタ29から動画再生装置まで導かれる。
図7に、動画再生装置のハードウエア構成を示す。CPU80には、メモリ82、ハードディスク86、SDカードI/F88が接続されている。また、プロジェクタ29は、前述のケーブル31を介して、動画再生装置に接続されている。
ハードディスク86には、オペレーティングシステム90、動画表示プログラム92が記録されている。動画表示プログラム92は、オペレーティングシステム90と協働してその機能を発揮するものである。
動画表示プログラム92は、SDカード96に記録された動画を、SDカードI/F88を介して読み込んで再生し、プロジェクタ29に出力する。図8に、プロジェクタによる動画100と、スクリーン32L、32Rとの関係を示す。動画100は、左右の目の玉120L、120Rが動いたり、瞬きしたりする動画である。動画100の表示可能領域は、図8の矩形に示すとおりである。この動画では、左の目玉120Lの動画内における移動範囲は、スクリーン32Lと等しく(あるいは僅かに小さく)形成されている。右の目玉120Rの動画内における移動範囲は、スクリーン32Rと等しく(あるいは僅かに小さく)形成されている。したがって、目玉がスクリーン32L、32Rを超えて移動するなど、不自然に移動しないようになっている。
また、白目の部分の外周は図中の破線による円形110L、110Rに示すように、スクリーン32L、32Rの外周111L、111Rと等しく(あるいは僅かに大きく)形成されている。円形110L、110Rの外側の領域は、画像無しとされている。なお、目の玉以外の全ての領域を白目の画像としてもよい。
このように動画をスクリーン32L、32Rに表示することにより、図9A、図9B、図9Cに示すように、目の玉が動いてリアルな表示を再現することができる。スクリーン32L、32Rは、キャラクタの目の位置に設けられているので自然な表現が可能である。また、構造体6の姿勢の変化や、腕14L、14Rの動きとあいまって、キャラクターの世界観を再現することができる。
なお、構造体8、10についても同様の構成である。ただし、構造体10は、目が一つであるから、スクリーン、遮光カバーもそれぞれ一つでよい。
2.その他の実施形態
(1)上記実施形態では、LEDプロジェクターを用いている。しかし、レーザプロジェクタを用いてもよい。レーザプロジェクタは、画像のない部分においてレーザを全く照射しないことが可能であるから、余分な光がスクリーン32に映り込むことを防止することができる。
(2)上記実施形態では、移動するプラットフォーム上に設けた構造体について説明した。しかし、所定の場所に固定された構造体についても適用することができる。
(3)上記実施形態では、予め記録された動画をスクリーン32に表示するようにしている。しかし、腕14L、14Rの動きなどに合致するように、目120L、120Rの動きをリアルタイムに制御して表示するようにしてもよい。たとえば、腕14L、14Rが喜びのポーズとなれば、これに合致するように目120L、120Rを喜びを表す位置にする。この場合、腕14L、14Rの動きに合致した目の動きが決まれば、現在の目の位置と目的とする目の位置との間の画像を補完して動画を生成し、表示すればスムースな表示を行うことができる。
腕14L、14Rの動きにつれて、目120L、120Rの動きをリアルタイムに制御する例を、図10、図11に示す。図10に示すように、腕14L、14Rに、それぞれ、加速度センサ15L、15Rが設けられている。したがって、操作者が腕14L、14Rを動かすように操作すると、その動きに連れて加速度センサ15L、15Rが信号を出力する。なお、この実施形態では、加速度センサ15L、15Rは、X軸、Z軸方向の加速度を検出するように構成されているが、これに代えて、あるいはこれに加えてY軸(X軸、Z軸に垂直な方向)方向の加速度を検出するようにしてもよい。また、加速度センサ以外のセンサによって、腕14L、14Rの動きを検出するようにしてもよい。
図11に、システムのハードウエア構成を示す。CPU80には、メモリ82、ハードディスク86、加速度センサ15L、15R、プロジェクタ29が接続されている。
ハードディスク86には、オペレーティングシステム90、表示制御プログラム93が記録されている。表示制御プログラム93は、オペレーティングシステム90と協働してその機能を発揮するものである。ハードディスク86には、目(黒目)の画像データ95が記録されている。
CPU86は、表示制御プログラム93にしたがって、この目の画像データに基づいて、左目と右目を含む画像(たとえば、図8のような画像)を生成し、プロジェクタ29に出力する。次に、CPU86は、表示制御プログラム93にしたがって、加速度センサ15L、15Rの出力を取り込む。
さらに、加速度センサ15Lによって、腕14Lが上方向(Zの正方向)に移動したことが検出されれば、画像中の左目の位置を上に移動する。腕14Lが左方向(Xの負方向)に移動したことが検出されれば、画像中の左目の位置を左に移動する。CPU86は、右目についても同様に、加速度センサ15Rによって検出された腕14Rの動きに合わせるように、右目の画像を移動させる。
したがって、腕の動きに合致するように目の動きを制御することができる。なお、上記では、腕の動きの方向と同じ方向に目を動かすようにしているが、反対方向に動かすようにしてもよい。また、腕の動きの方向と目の動きの方向は無関係にしつつ、動きのみをシンクロさせるようにしてもよい。
上記では、腕14L、14Rの動きをセンサによって検出するようにしている。しかし、脚や頭などの可動部分がある場合には、当該部分の動きをセンサによって検出し、この動きに合わせて目玉を動かすようにしてもよい。
また、構造体6にスピーカを設け、再生する声の変化に応じてリアルタイムに目の位置を変化させるようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、目の玉を動画としてスクリーンに表示するようにしている。しかし、目の玉以外の可動要素を動画としてスクリーンに表示するようにしてもよい。たとえば、眉毛、口、表情筋などを動画としてスクリーンに表示してもよい。この場合には、それぞれの対応する箇所にスクリーンを設ける。これら可動要素としては、観察したときに平面的に見えるものが好ましいが、手、足など立体的な要素を動画として表示してもよい。
(5)上記実施形態では、動画をスクリーンに表示するようにしている。しかし、静止画を切り換えてスクリーンに表示するようにしてもよい。すなわち、スクリーンに表示する画像としては、動画を用いても静止画を用いてもよい。
(6)上記実施形態では、内部に操作者が入るような構造体6について説明した。しかし、内部に操作者が入らない構造体6についても同様に適用することができる。
(7)上記実施形態では、生命体を模した構造体6について説明した。しかし、自動販売機、券売機など、生命体を模したものではない構造体6についても、同様に適用することができる。
(8)上記実施形態では、スクリーン32L、32Rに対しプロジェクタ29から撮像を行うようにしている。しかし、スクリーン32L、32R自体をディスプレイとして、プロジェクタ29を省略してもよい。ただし、ディスプレイはその素材の反射などから不自然となるので、表面に反射防止加工をした透光性のある薄板を設けることが好ましい。なお、ディスプレイは大型化するとコストを要するので、コストの点ではスクリーンを用いることが好ましい。
(9)上記実施形態では、ゴーグルを設けることで外部からの光の映り込みを防止するようにしている。しかし、ゴーグルを設けなくともよい。
いくつかの特徴のついてのみ説明を行ったが、当業者であれば種々の修正や変更ができるであろう。よって、添付の特許請求の範囲は、開示の精神の範囲内に入るこれら全ての修正や変更をカバーすることを意図したものである。

Claims (9)

  1. 目を有する生命体を模した構造体であって、
    筐体と、
    当該生命体の目に該当する前記筐体の部位に設けられ、透光性を有する2つの透光板と、
    前記筐体内部から前記透光板に対して動きのある目玉の画像を投影する投影部と、
    前記2つの透光板のそれぞれに、前記投影部に向けた方向に延長するよう設けられた筒状の遮光カバーと、
    を備えた目を有する生命体を模した構造体。
  2. 請求項1の構造体において、
    前記投影部は、2つの透光体および2つの遮光カバーに対して設けられた1つのプロジェクターであることを特徴とする構造体。
  3. 請求項1または2の構造体において、
    前記透光板として、少なくともその外側面において反射が抑制される反射防止透光板を用いることを特徴とする構造体。
  4. 請求項1〜3のいずれかの構造体において、
    前記目の周囲にはゴーグルが配置されていることを特徴とする構造体。
  5. 請求項4の構造体において、
    前記生命体は、ミニオン(商標)であることを特徴とする構造体。
  6. 目を有する生命体を模した構造体であって、
    筐体と、
    当該生命体の目に該当する前記筐体の部位に設けられ、透光性を有する透光板と、
    前記筐体内部から前記透光板に対して動きのある目玉の画像を投影する投影部と、
    を備えた構造体において、
    前記筐体内部には、人が入って、当該筐体全体または筐体に取り付けられた可動部を移動するよう操作できることを特徴とする構造体。
  7. 請求項6の構造体において、
    前記筐体に入った人の頭が、天板に干渉しないように、前記投影部は前記天板の上部に設けられていることを特徴とする構造体。
  8. 請求項1〜7のいずれかの構造体において、
    前記筐体は、支持部材に対して水平方向、前後方向、左右方向に回動可能に結合された中央部材に、バネ部材によって所定方向に振動可能に固定された左右部材に固定されていることを特徴とする構造体。
  9. 請求項1〜8のいずれかの構造体において、
    前記筐体に動かすことが可能なように固定された可動部材と、
    前記可動部材に設けられ、当該可動部材の動きを検出するセンサと、
    前記センサによって検出された前記可動部材の動きに合致するように、前記投影部によって投影される目玉の位置を移動させる移動手段と、
    をさらに備えた構造体。



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