JPH07328233A - 体感シミュレーションゲーム装置 - Google Patents

体感シミュレーションゲーム装置

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JPH07328233A
JPH07328233A JP6129215A JP12921594A JPH07328233A JP H07328233 A JPH07328233 A JP H07328233A JP 6129215 A JP6129215 A JP 6129215A JP 12921594 A JP12921594 A JP 12921594A JP H07328233 A JPH07328233 A JP H07328233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capsule
inner frame
gimbal
jimbal
outer frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP6129215A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Hoshitani
淳 星谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taito Corp
Original Assignee
Taito Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Taito Corp filed Critical Taito Corp
Priority to JP6129215A priority Critical patent/JPH07328233A/ja
Publication of JPH07328233A publication Critical patent/JPH07328233A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 従来の装置では得られない特異でスリルに富
んだ体感を得ることのできるシミュレーション装置。 【構成】 揺動基台1とこれを揺動させる装置2並びに
外枠及び内枠8,9から成る。外枠8が揺動基台に回転
自在に支持されたジンバル7と、ジンバルの内枠9内に
回転自在に設けた、プレイヤー用の座席及び所望のディ
スプレイ装置を収容するカプセル10とを設ける。ジン
バルの外枠、内枠及びカプセルをそれぞれ個別に回転さ
せるため、揺動基台に対するジンバルの外枠の軸支部、
ジンバルの外枠に対する内枠の軸支部、ジンバルの内枠
に対するカプセルの軸支部に回転駆動装置80,90,
100配置する。ディスプレイ装置のディスプレイに合
わせて揺動装置及び回転駆動装置の作動を制御する中央
演算装置を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転するカプセル内に
プレイヤーが搭乗し、カプセル内にディスプレイされる
映像を観ながら、日常とは異なった独特の体感を楽しむ
ことのできる体感シミュレーションゲーム装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記の如き体感シミュレーションゲーム
装置は、従来より遊園地等に設置され、年令を問わず多
くの人々に楽しまれている。
【0003】然しながら、従来公知の体感シミュレーシ
ョンゲーム装置は、一定位置において2〜3軸方向に回
転するだけであったので、回転中心が一定であり、得ら
れる体感が単純で特異性に限界があり、飽きられ易かっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、叙上の観点
に立ってなされたものであり、その目的とするところ
は、従来の装置では得られない特異でスリルに富んだ体
感を得ることのできるシミュレーション装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、一端に設
けた支軸を中心として他端が一定の角度範囲で上下に揺
動可能なよう支持された揺動基台と、揺動基台を揺動さ
せる装置と、相互に入れ子状にかつ回転自在に設けられ
た外枠及び内枠から成り、外枠は揺動基台に設けた支軸
により回転自在に支持されたジンバルと、ジンバルの内
枠内に回転自在に設けられ、プレイヤー用の座席及び所
望のディスプレイ装置を収容するカプセルと、ジンバル
の外枠、内枠及びカプセルをそれぞれ個別に回転させる
ため、揺動基台に対するジンバルの外枠の軸支部、ジン
バルの外枠に対する内枠の軸支部、ジンバルの内枠に対
するカプセルの軸支部にそれぞれ設けられる回転駆動装
置と、ディスプレイ装置のディスプレイに合わせて上記
揺動装置及び回転駆動装置の作動を制御する中央演算装
置と、を備えたことを特徴とする体感シミュレーション
ゲーム装置によって達成できる。
【0006】
【作用】上記の如き構成であると、プレイヤーの乗った
カプセルは、ジンバル内において異なった3つの軸を中
心に回転せしめられると共に、ジンバル自体が揺動基台
に搭載されて上下に昇降せしめられるため、プレイヤー
には回転中心が絶えず変化する複合回転運動に加えて、
上下運動が付与され、これまでにない異次元の特異な体
感が得られるものである。特に、回転運動により体が横
向き、斜め向き或いは倒立状態にあるときに上下運動が
付与されると、通常とは異なった極めて特殊な体感が得
られ、ディスプレイ装置による映像及び音響効果と相俟
って、変化に富んだシミュレーションゲーム効果が得ら
れるものである。また、カプセルの上下運動を、リフト
等による直線運動ではなく、揺動基台の回動による上下
方向への円弧運動とすることにより、装置の作動時の操
作力を低減させることが可能となる。
【0007】
【実施例】以下図面により本発明を詳細に説明する。図
1は本発明に係る体感シミュレーションゲーム装置の一
実施例を示す外観図、図2はそのジンバルとカプセルの
回転方向を示す説明図、図3はその制御系統を示すブロ
ック図である。
【0008】而して、図中、1は揺動基台、2はパワー
シリンダ、3はエアダンパー、4はメカストッパー、5
はセンサー、6はパワーシリンダ及びエアダンパー用の
アキュムレータ、7はジンバル、8はその外枠、9は内
枠、10はカプセル、11はカプセルに乗り降りするた
めのタラップ(図1では省略、図3参照)、12はドラ
イバーボックス、13はトランスボックス、14はオペ
レーションボックス、15はカプセル内の座席に腰掛け
たプレイヤー(図2参照)である。
【0009】揺動基台(1)は、その一端が支軸(1
a)に回動可能なよう軸支されると共に、パワーシリン
ダ(2)によって一定の角度範囲で上下に揺動せしめら
れるようになっている。その揺動運動は、エアダンパー
(3)、メカストッパー(4)、センサー(5)及びア
キュムレータ(6)の作動によって円滑且つ正確に行な
われるようになっており、それらの制御は、図3に示す
ように、ドライバーボックス(12)を介して、オペレ
ーションボックス(14)に設けた中央演算装置(14
a)(以下「CPU」という。)からの指令信号に基づ
いて行なわれるようになっている。
【0010】而して、相互に入れ子状にかつ回転自在な
よう構成された外枠(8)及び内枠(9)から成るジン
バル(7)の外枠(8)は、支軸(1b)により揺動基
台(1)に対して回転自在なよう取り付けられ、モータ
(80)によって回転駆動せしめられるようになってい
る。モータ(80)は、望ましくは正逆回転切換え可能
なものを用い、停止時に外枠(8)を一定位置に維持す
るためのブレーキ機構も付帯されている。
【0011】ジンバル(7)の内枠(9)は、外枠
(8)の内側に外枠(8)に対して回転自在なよう取り
付けられ、モータ(90)によって回転駆動せしめられ
るようになっている。
【0012】また、カプセル(10)は、内枠(9)の
内側に内枠(9)に対して回転自在なよう取り付けら
れ、モータ(100)によって回転駆動せしめられるよ
うになっている。これらのモータ(90,100)も、
望ましくは正逆回転切換え可能なものを用い、停止時に
内枠(9)やカプセル(10)を一定位置に維持するた
めのブレーキ機構も付帯されている。
【0013】カプセル(10)には、プレイヤーが乗り
降りするためのドア(10a)が設けられると共に、カ
プセル内には、プレイヤー(15)が座るための安全ベ
ルト付きの座席(図では省略。通常2人掛け。)や所望
のディスプレイ装置が設けられる。ディスプレイ装置
は、ワイドで迫力ある画面を形成するため3台程度設
け、効果音を流すための音響装置や、プレイヤーと外部
との通話を可能とするようにマイク等を取り付けること
が推奨される。また、図1では省略したが、カプセル
(10)に乗り降りするためのタラップ(11)(図3
参照)を設け、宇宙船に乗り込むような雰囲気を演出す
ることも推奨される。
【0014】オペレーションボックス(14)には、前
記CPU(14a)のほか、カプセル内のディスプレイ
装置に映像信号及び音響信号を供給するためのレーザー
ディスクプレイヤー(14b)(LDP)が設けられ、
CPU(14a)により、LDP(14b)から出力さ
れるディスプレイ内容に合わせてカプセル(10)が回
転駆動せしめられるようになっている。
【0015】而して、図2を参照しつつ、カプセル(1
0)(図2においては、そのフレームのみが描かれてい
る。)の回転方向について説明すれば、まず、揺動基台
(1)に取り付けられたジンバルの外枠(8)はモータ
(80)によりX軸を中心に回転せしめられる。これに
対して、内枠(9)は外枠(8)内でY軸を中心に回転
せしめられるが、Y軸自体は上記の如くX軸を中心に回
転せしめられている。更に、カプセル(10)は内枠
(9)内でZ軸を中心に回転せしめられる。図2におい
ては、図面の都合上、X軸とZ軸が重なった状態で描か
れているが、実際には内枠(9)がY軸中心に回転する
ため、Z軸は通常はX軸と交差した状態にある。そのた
め、カプセル(10)は、X軸を中心に回転しつつ、Y
軸を中心に回転し、更にこれに加えてZ軸中心の回転が
付与されるため、これら3軸中心の回転が複合して加わ
ることになる。
【0016】即ち、カプセル(10)内のプレイヤー
(15)には、回転中心が絶えず変化する3軸の複合回
転運動に加えて、揺動基台(1)による円弧状の上下運
動が加えられ、これまでにない全く異次元の体感が得ら
れるものである。特に、回転運動により体が横向き、斜
め向き或いは倒立状態にあるときに上下運動が付与され
るとことにより、あたかも宇宙空間内で高速移動してい
るような極めて特殊な体感が得られ、ディスプレイ装置
による映像及び音響効果と相俟って、変化に富んだシミ
ュレーションゲーム効果が得られるものである。
【0017】
【発明の効果】本発明は叙上の如く構成されるから、本
発明によるときは、従来の装置では得られない特異でス
リルに富んだ体感を得ることのできるシミュレーション
装置を提供し得るものである。
【0018】なお、本発明の構成は、叙上の実施例に限
定されるものでなく、揺動基台の構成及び駆動方式、ジ
ンバルの構成及び駆動方式、カプセルの構成等は本発明
の目的の範囲内で自由に設計変更し得るものであり、本
発明は叙上の説明から容易に推考し得る総ての変更例を
包摂するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る体感シミュレーションゲーム装置
の一実施例を示す外観図である。
【図2】そのジンバルとカプセルの回転方向を示す説明
図である。
【図3】その制御系統を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 揺動基台 1a,1b 支軸 2 パワーシリンダ 3 エアダンパー 4 メカストッパー 5 センサー 6 アキュムレータ 7 ジンバル 8 外枠 9 内枠 10 カプセル 10a ドア 11 タラップ 12 ドライバーボックス 13 トランスボックス 14 オペレーションボックス 14a CPU 14b LDP 15 プレイヤー 80,90,100 回転装置( モータ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09B 9/52

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に設けた支軸(1a)を中心として他
    端が一定の角度範囲で上下に揺動可能なよう支持された
    揺動基台(1)と、 揺動基台を揺動させる装置(2)と、 相互に入れ子状にかつ回転自在に設けられた外枠(8)
    及び内枠(9)から成り、外枠は揺動基台に設けた支軸
    により回転自在に支持されたジンバル(7)と、 ジンバルの内枠(9)内に回転自在に設けられ、プレイ
    ヤー用の座席及び所望のディスプレイ装置を収容するカ
    プセル(10)と、 ジンバルの外枠、内枠及びカプセルをそれぞれ個別に回
    転させるため、揺動基台に対するジンバルの外枠の軸支
    部、ジンバルの外枠に対する内枠の軸支部、ジンバルの
    内枠に対するカプセルの軸支部にそれぞれ設けられる回
    転駆動装置(80,90,100)と、 ディスプレイ装置のディスプレイに合わせて上記揺動装
    置及び回転駆動装置の作動を制御する中央演算装置(1
    4a)と、 を備えたことを特徴とする体感シミュレーションゲーム
    装置。
JP6129215A 1994-06-10 1994-06-10 体感シミュレーションゲーム装置 Pending JPH07328233A (ja)

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