JP2001142386A - 揺動装置及び体感シミュレーション装置 - Google Patents
揺動装置及び体感シミュレーション装置Info
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Abstract
る小型の揺動装置を提供すること。 【解決手段】 被揺動体を揺動させる3組の駆動手段1
430が、モータ1431と、このモータの回転軸に直
交するように配置され、かつ前記モータの回転軸に一端
が固定された第1アーム1432と、前記モータの回転
軸に直交するように配置され、かつ前記第1アームの他
端に一端が回転可能なように取り付けられた第2アーム
1433とをそれぞれ備え、前記各駆動手段の第2アー
ムの他端が、前記被揺動体の前部中央部及び後部両側部
に回転可能なようにそれぞれ取り付けられる。前記各モ
ータをそれぞれサーボ駆動制御することにより、前記被
揺動体を縦揺れ、横揺れ及び上下動させる。
Description
び上下動させる揺動装置及びその揺動装置が搭載された
体感シミュレーション装置に関するものである。
者が実際の状況を疑似体験することができる装置であ
り、例えば飛行機や自動車の操縦を疑似体験することが
できる装置がある。このような体感シミュレーション装
置には、一般に視覚装置、音響装置、動作装置等が備え
られている。
いられる動作装置としては、例えば飛行機や自動車の座
席やその座席を含むボディを揺動、即ち縦揺れ(ピッチ
ング)や横揺れ(ローリング)及び上下動(ヒービン
グ)させて3次元的に動作させる揺動装置がある。従来
の揺動装置は、上記ピッチング、ローリング及びヒービ
ングを実現するために、例えば6軸の駆動手段が備えら
れており、これらの駆動手段をそれぞれ制御することに
より、使用者は疑似体験することができるように構成さ
れている。
置では、6軸という多数の駆動手段を備えてそれぞれ制
御しなければならないので、その構造は大型であり、ま
た構成や制御プログラム等が複雑となり、コストや手間
が増大するという欠点がある。これに対し、パンタグラ
フ機構を採用した揺動装置が開発されている。ところ
が、この揺動装置によれば、構成や制御プログラム等は
簡易となるが、パンタグラフ機構を採用しているため、
小型化には限界があるという問題が残る。
構成で複雑な動作をさせることができる小型の揺動装置
及びその揺動装置が搭載された体感シミュレーション装
置を提供することを目的としている。
っては、被揺動体を揺動及び上下動させる3組の駆動手
段を備えた揺動装置であって、前記各駆動手段が、モー
タと、このモータの回転軸に直交するように配置され、
かつ前記モータの回転軸に一端が固定された第1アーム
と、前記モータの回転軸に直交するように配置され、か
つ前記第1アームの他端に一端が回転可能なように取り
付けられた第2アームとをそれぞれ備え、前記各駆動手
段の第2アームの他端が、前記被揺動体の前部中央部及
び後部両側部に回転可能なようにそれぞれ取り付けら
れ、前記各モータをそれぞれサーボ駆動制御することに
より、前記被揺動体を縦揺れ、横揺れ及び上下動させる
ことにより達成される。
使用者に疑似体験させる体感シミュレーション装置であ
って、前記使用者に個別に立体映像を表示する視覚装置
と、前記使用者を所定位置に固定すると共に、その使用
者が前記立体映像を見ることができるように、前記視覚
装置が取り付けられている固定装置と、前記固定装置を
揺動及び上下動させる3組の駆動手段を備えた揺動装置
であり、前記各駆動手段が、モータと、このモータの回
転軸に直交するように配置され、かつ前記モータの回転
軸に一端が固定された第1アームと、前記モータの回転
軸に直交するように配置され、かつ前記第1アームの他
端に一端が回転可能なように取り付けられた第2アーム
とをそれぞれ備え、前記各駆動手段の第2アームの他端
が、前記被揺動体の前部中央部及び後部両側部に回転可
能なようにそれぞれ取り付けられ、前記各モータをそれ
ぞれサーボ駆動制御することにより、前記被揺動体を縦
揺れ、横揺れ及び上下動させる揺動装置とを備えること
により達成される。
動体を3点支持し、各駆動手段のモータをそれぞれサー
ボ制御し、それらの駆動力をクランクとして構成した各
第1アームと各第2アームを介して被揺動体にそれぞれ
伝達するようにしている。従って、自由度が少なくても
剛性が高まるので、モーションの再現性が高いピッチン
グ、ローリング及びヒービングが可能となる。また、広
い動作スペースが不要となる。このため、揺動装置の構
造を小型化し、構成や制御プログラム等を簡易なものと
することができ、コストや手間を低減させることができ
る。
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
載された体感シミュレーション装置の外形例を示す概略
平面図、図2は、その概略正面図、図3は、その概略上
面図、図4は、その概略システムを示す構成図である。
この体感シミュレーション装置1000は、座席124
0、揺動装置1400、視覚装置1600、制御装置1
800等で構成されており、制御装置1800が視覚装
置1600に立体映像を映し出させると同時に、揺動装
置1400を立体映像の動きに応じて動作させて座席1
240を揺動させることにより、座席1240に搭乗し
ている使用者に、立体映像の動きに応じた3次元的な動
作のシミュレーションを体感させるように構成されてい
る。
料あるいは金属材料等により成形された構成となってお
り、両側部にアームレスト1210が配設され、下部に
フットレスト1220が配設され、上部にロックアーム
1260、ヘッドレスト1280が配設されている。座
席1240は、使用者が比較的リラックスした状態で座
ることができるように構成されている。そして、座席1
240の背もたれ部1241の略中央に設けられている
くり抜き部1241a内には、補助シート1242が収
納されている。この補助シート1242は、腰掛け部1
242aの下部に設けられている背もたれ部1241と
のつなぎ目1242bが、90°回転可能に軸支持され
ている。
助シート1242の腰掛け部1242aをくり抜き部1
241a内に収納した状態にし、使用者の背が低い場合
は、補助シート1242の腰掛け部1242aをくり抜
き部1241aから引出した状態にすることにより、使
用者の背丈にかかわらず容易に対応することができる。
アームレスト1210は、座席1240や補助シート1
242に対する乗降の際に使用者が手で掴んで体を支え
るための把持手段である。フットレスト1220は、座
席1240や補助シート1242に座った状態の使用者
が両足を乗せて体を支えるための載置手段である。
補助シート1242に座った状態の使用者を押さえ付け
るための固定手段である。ロックアーム1260は、表
面がクッション材で覆われた金属製の棒材で、水平方向
から見て略L字状であって、鉛直方向から見て略U字状
に形成されており、ロックアーム1260の両開放端
(連結端)1261は、座席1240の背もたれ部12
41の上部に懸けわたされている連結棒1203に図示
矢印a方向に回動可能に連結されている。
260が上方に撥ね上げられた状態で使用者が座席12
40や補助シート1242に座り、ロックアーム126
0の操作端1262を例えば使用者が片手又は両手で持
って引き下ろすことにより、ロックアーム1260の操
作端1262のU字内に使用者の頭部が挿入されると共
に、ロックアーム1260の操作端1262のL字及び
U字部分で使用者の胴部(肩から腹にわたる部位)が押
さえ込まれるので、使用者を座席1240や補助シート
1242に座った状態で固定することができる。尚、ロ
ックアーム1260は、管理者が手動あるいは自動で上
下させるように構成することも可能である。
240や補助シート1242に座ってロックアーム12
60で固定されたときに、使用者の頭部を支持するため
の支持手段である。ヘッドレスト1280は、座席12
40の背もたれ部1241の上部であってロックアーム
1260の連結端1261間に、ロックアーム1260
の回転に伴って回転可能となるように一体的に連結され
ている。そして、ヘッドレスト1280の両側には、使
用者の両耳に対応してそれぞれ音像、即ち空間内で方位
と距離を持って認識される音声を出すことができる一対
のスピーカ1231がそれぞれ取り付けられている。
えており、各駆動手段に備えられているモータ1431
をサーボ制御するのみで、座席1240を揺動、即ち縦
揺れ(ピッチング)Pや横揺れ(ローリング)R及び上
下動(ヒービング)Hさせて3次元的に動作させる機構
部分である。この揺動装置1400は、装置の転倒を防
止するためのステップ1201上に載置され、動作中の
異物の巻き込みを防止するためのジャバラ1202で覆
われている。
ゴーグルが内蔵されたフェイスマスク1601を備えて
いる。このフェイスマスク1601は、ロックアーム1
260の操作端1262の途中に、操作端1262と共
に図示矢印b方向に移動可能に取り付けられている。即
ち、視覚装置1600は、使用者が座席1240や補助
シート1242に座ってロックアーム1260で固定さ
れたときに、操作端1262を操作してフェイスマスク
1601が顔面を覆うように調整し、覗き込んで内部で
映し出される立体映像を見ることができるように配設さ
れている。
起動・停止させるスタート/ストップスイッチ181
0、CPU1820、ハードディスク(HD)やデジタ
ルバーサタイスディスク(DVD)等のメモリー部18
30、3台のモータ1432をそれぞれサーボ制御する
安全制御回路1841を備えたモータ制御回路1840
等で構成されている。メモリー部1830には、視覚装
置1600に立体的な映像を映し出させるための映像フ
ァイル1831、スピーカ1231から音像を流させる
ための音声ファイル1832及び揺動装置1400を3
次元的に揺動させるためのモーションファイル1833
が記憶されている。
の間隔より多少狭い間隔(例えば65mm)に並列配置
された2台の撮影装置を1/60秒(1フィールド分)
毎に交互に切り替えて撮影した実写のデータで構成され
ている。音声ファイル1832は、2つのマイクロホン
により採取された音声信号に、モーションファイル18
33のデータを基にして時間差を付加すると共に、強弱
のレベル差を付加した音像のデータで構成されている。
モーションファイル1833は、直交3軸方向と各軸周
りの方向の計6軸方向の動きを例えばジャイロセンサで
測定したデータを3台のモータ1432の回転方向、回
転量、回転速度等に変換したデータで構成されている。
832は、例えばMPEG2(Motion Pict
ure Experts Group2)圧縮されて記
憶され、モーションファイル1833は、例えばMID
I(Musical Instrument Digi
tal Interface) FORMATで記憶さ
れている。
0について、さらに詳細に説明する。図5は、揺動装置
1400の全体構成を斜め後方から見た斜視図、図6
は、揺動装置1400の駆動手段の配置を示す平面図で
ある。この揺動装置1400は、ベース(被揺動体)1
410、モーションテーブル(被揺動体)1420、テ
ーブル支持部(被揺動体)1440、3組の駆動手段1
430等で構成されている。
420は、長方形状又は正方形状の枠体で構成されてい
る。テーブル支持部1440は、一端でモーションテー
ブル1420を支持するビーム1441と、このビーム
1441の他端を支持するビーム支持体1442を備え
ている。駆動手段1430は、モータ1431と、この
モータ1431の回転軸1431aに直交するように配
置され、かつモータ1431の回転軸1431aに一端
が固定された第1アーム1432と、モータ1431の
回転軸1431aに直交するように配置され、かつ第1
アーム1432の他端に一端が第1アーム1432の回
転方向と同一方向に回転可能なように取り付けられた第
2アーム1433を備えている。
示すF側)中央には、1組の駆動手段(以下、前部駆動
手段という)1430が配設され、べース1410上の
後部(図5及び図6に示すB側)両側には、2組の駆動
手段(以下、後部駆動手段という)1430が配設され
ている。そして、前部駆動手段1430及び後部駆動手
段1430は、各モータ1431の回転軸1431aが
べース1410の中心線CLと平行になるように配設さ
れている。
は、テーブル支持部1440のビーム1441がべース
1410の中心線CLに沿って前部F方向を向くように
して、ビーム支持体1442が配設されている。そし
て、ビーム1441の一端は、前部駆動手段1430の
第2アーム1433の他端に、第1アーム1432の回
転方向と同一方向に回転可能なように連結され、ビーム
1441の他端は、ビーム支持体1442に、ビーム1
441の軸と水平に直交する軸を中心に回転可能なよう
に連結されている。
側の中心部は、テーブル支持部1440のビーム144
1の一端に自在継手(ユニバーサルジョイント)144
3を介して連結されている。また、モーションテーブル
1420下部の後部B側の両端部は、後部駆動手段14
30の第2アーム1433の他端に、第1アーム143
2の回転方向と同一方向に回転可能なように連結されて
いる。そして、モーションテーブル1420上には、座
席1240の正面側が前部駆動手段1430側を向き、
座席1240の背面側が後部駆動手段1430側を向く
ようにして着脱可能に固定される。
図7に示すように、前部駆動手段1430を停止させて
おき、位相を180°ずらして2つの後部駆動手段14
30をサーボ駆動させることにより、モーションテーブ
ル1420をテーブル支持部1440との連結部を回転
中心としてベース1410に対して図示矢印R方向にロ
ーリングさせることができる。また、図8に示すよう
に、位相を180°ずらして前部駆動手段1430と2
つの後部駆動手段1430をサーボ駆動させることによ
り、モーションテーブル1420をその中心を回転中心
としてベース1410に対して図示矢印P方向にピッチ
ングさせることができる。
て前部駆動手段1430及び2つの後部駆動手段143
0をサーボ駆動させることにより、モーションテーブル
1420をベース1410に対して図示矢印H方向にヒ
ービングさせることができる。またさらに、図10に示
すように、前部駆動手段1430を停止させておき、位
相を合わせて、あるいは位相を180°ずらして2つの
後部駆動手段1430をサーボ駆動させることにより、
モーションテーブル1420をテーブル支持部1440
との連結部を回転中心としてベース1410に対して図
示矢印P1方向にピッチング、あるいはローリングを含
むピッチングをさせることができる。
動手段1430を停止させておき、前部駆動手段143
0をサーボ駆動させることにより、モーションテーブル
1420をテーブル支持部1440のビーム1441と
ビーム支持体1442との連結部を回転中心としてベー
ス1410に対して図示矢印P2方向にピッチングさせ
ることができる。以上のように、前部駆動手段1430
と2つの後部駆動手段1430の各モータ1431を適
宜にサーボ駆動することにより、モーションテーブル1
420上に固定されている座席1240を3次元的に自
由に動作させることができる。そして、その動作のため
の駆動力は、クランクとして構成された第1アーム14
32と第2アーム1433により伝達されるので、ボー
ルスクリュウ等を用いた場合のバックラッシ等が無くな
り、剛性が高くなってレスポンスが良好になる。さら
に、グリスアップ等のメンテナンスがフリーとなり、長
寿命となる。
1000の使用例及び動作例について説明する。体感シ
ミュレーション装置1000が停止しているときは、揺
動装置1400のモーションテーブル1420は略水平
に保持された状態になっていると共に、ロックアーム1
260は上方に撥ね上げられた状態になっている。この
状態で使用者は、アームレスト1210を掴んで座席1
240に着席する。
0が載置されている床から座席1240までの高さは、
揺動装置1400の高さのみであり、比較的低いので、
使用者は容易に体感シミュレーション装置1000に乗
り込むことができる。そのとき使用者の背が低い場合
は、補助シート1242を引出すことにより、即座に対
応することができる。
ト1242に着席したら、ロックアーム1260の操作
端1262を例えば片手又は両手で持って引き下ろし、
ロックアーム1260の操作端1262のU字内に頭部
を挿入する。そして、使用者は、視覚装置1600の内
部で映し出される映像をベストポジションで覗き込むこ
とができるようにするために、操作端1262を操作し
てフェイスマスク1601が顔面を覆うように調整し、
その後にロックアーム1260の操作端1262のL字
及びU字部分で肩から腹にわたる部位を押さえ込む。
1800に備えられているスタート/ストップスイッチ
1810を押して制御装置1800のCPU1820を
起動する。すると、CPU1820は、メモリー部18
30に記憶されている映像・音声ファイル1831、1
832の内容に基づいて、視覚装置1600に立体的な
映像を映し出させると共に、スピーカ1231から音像
を流させる。そして、これらと同期したモーションファ
イル1833の内容に基づいて、モータ制御回路184
0を制御して揺動装置1400を3次元的に動作させ
る。
視覚装置1600において2台の撮影装置で撮影された
1/60秒(1フィールド分)毎の各データに分割され
る。そして、各データに対応した拡大された2つの虚像
とされて使用者の両眼の各網膜にそれぞれ投影される。
従って、使用者は、実際には視差を有する異なる2つの
拡大された虚像を左右の眼でそれぞれ見ることになる
が、使用者の認識としては立体映像となっている。これ
により、使用者は、拡大された迫力のある鮮明な立体映
像を見ることができる。
スピーカ1231から音像として流される。これによ
り、使用者は、音声を空間内で方位と距離を持って認識
することになるので、臨場感あふれる音声を聞くことが
できる。一方、モーションファイル1833のデータ
は、3台のモータ1431の回転方向、回転量、回転速
度等のデータ及びファン1230の回転量、回転速度等
のデータに変換されているので、各データに基づいて揺
動装置1400の駆動手段1430及びファン1230
が適宜制御される。これにより、座席1240は縦揺れ
(ピッチング)や横揺れ(ローリング)及び上下動(ヒ
ービング)することになる。
方向、回転量、回転速度等をモーションファイル183
3のデータに基づいて適宜に変化させて2種類の揺動動
作及び上下動作を組み合わせることにより、座席124
0を複雑な3次元動作させることができる。以上の制御
により、体感シミュレーション装置1000に搭乗して
いる使用者は、視覚装置1600で写し出される立体映
像に同時に対応した音像をスピーカ1231を介して聞
くことができると共に、立体映像に同時に対応した3次
元動作を揺動装置1400を介して座席1240上で味
わうことができ、実際の状況に即した疑似体験を迫力満
点に味わうことができることになる。
0は、3組の駆動手段1430のみにより、座席124
0を揺動、即ち縦揺れ(ピッチング)や横揺れ(ローリ
ング)及び上下動(ヒービング)させて複雑な3次元動
作させることができるので、揺動装置1400の構成を
コンパクトにすることができると共に、揺動装置140
0の制御プログラム等を簡易なものとすることができ
る。従って、従来の揺動装置のように広い設置スペース
や大掛かりな設備が不要となり、また、設置場所の移動
も迅速かつ容易に行うことが可能となり、さらに、種々
のコストを大幅に低減させることが可能となる。尚、上
述した実施形態では、揺動装置1400を体感シミュレ
ーション装置1000に搭載した場合を説明したが、こ
れに限定されるものではなく、例えば遊戯場等に設置さ
れている遊戯施設に適用することも可能である。
小型であって、簡易な構成で複雑な動作をさせることが
できる揺動装置及びその揺動装置が搭載された体感シミ
ュレーション装置を提供することができる。
シミュレーション装置の外形例を示す概略平面図。
図。
図。
ムを示す構成図。
詳細を示す斜視図。
図。
図。
図。
・・座席、1260・・・ロックアーム、1400・・
・揺動装置、1410・・・ベース、1420・・・モ
ーションテーブル、1430・・・駆動手段、1431
・・・モータ、1432・・・第1アーム、1433・
・・第2アーム、1440・・・テーブル支持部、14
41・・・ビーム、1442・・・ビーム支持体、14
43・・・自在継手(ユニバーサルジョイント)、16
00・・・視覚装置、1800・・・制御装置
Claims (8)
- 【請求項1】 被揺動体を揺動及び上下動させる3組の
駆動手段を備えた揺動装置であって、 前記各駆動手段が、モータと、このモータの回転軸に直
交するように配置され、かつ前記モータの回転軸に一端
が固定された第1アームと、前記モータの回転軸に直交
するように配置され、かつ前記第1アームの他端に一端
が回転可能なように取り付けられた第2アームとをそれ
ぞれ備え、前記各駆動手段の第2アームの他端が、前記
被揺動体の前部中央部及び後部両側部に回転可能なよう
にそれぞれ取り付けられ、 前記各モータをそれぞれサーボ駆動制御することによ
り、前記被揺動体を縦揺れ、横揺れ及び上下動させるこ
とを特徴とする揺動装置。 - 【請求項2】 前記各駆動手段のモータの回転軸及び前
記第1アーム及び第2アームの各端部の回転軸が、前記
被揺動体の前部から後部に延びる軸線と平行となるよう
に配設されている請求項1に記載の揺動装置。 - 【請求項3】 前記被揺動体が、ベースと、このベース
の上方で揺動及び上下動するテーブルと、このテーブル
の下方の略中央に沿って配置され、一端が前記テーブル
の前部中央部に自在継手を介して取り付けられ、他端が
前記ベースの後部中央部に回転可能に取り付けられたテ
ーブル支持部とを備え、1つの前記駆動手段の第2アー
ムの他端が、前記テーブル支持部の前部に回転可能なよ
うに取り付けられ、他の2つの前記駆動手段の第2アー
ムの他端が、前記テーブルの後部両側部に回転可能なよ
うにそれぞれ取り付けられている請求項1に記載の揺動
装置。 - 【請求項4】 前記テーブル支持部の他端の回転軸が、
前記被揺動体の前部から後部に延びる軸線と直交するよ
うに配設されている請求項3に記載の揺動装置。 - 【請求項5】 使用者に疑似体験させる体感シミュレー
ション装置であって、 前記使用者に個別に立体映像を表示する視覚装置と、 前記使用者を所定位置に固定すると共に、その使用者が
前記立体映像を見ることができるように、前記視覚装置
が取り付けられている固定装置と、 前記固定装置を揺動及び上下動させる3組の駆動手段を
備えた揺動装置であり、前記各駆動手段が、モータと、
このモータの回転軸に直交するように配置され、かつ前
記モータの回転軸に一端が固定された第1アームと、前
記モータの回転軸に直交するように配置され、かつ前記
第1アームの他端に一端が回転可能なように取り付けら
れた第2アームとをそれぞれ備え、前記各駆動手段の第
2アームの他端が、前記被揺動体の前部中央部及び後部
両側部に回転可能なようにそれぞれ取り付けられ、前記
各モータをそれぞれサーボ駆動制御することにより、前
記被揺動体を縦揺れ、横揺れ及び上下動させる揺動装置
とを備えたことを特徴とする体感シミュレーション装
置。 - 【請求項6】 前記各駆動手段のモータの回転軸及び前
記第1アーム及び第2アームの各端部の回転軸が、前記
被揺動体の前部から後部に延びる軸線と平行となるよう
に配設されている請求項5に記載の体感シミュレーショ
ン装置。 - 【請求項7】 前記被揺動体が、ベースと、このベース
の上方で揺動及び上下動するテーブルと、このテーブル
の下方の略中央に沿って配置され、一端が前記テーブル
の前部中央部に自在継手を介して取り付けられ、他端が
前記ベースの後部中央部に回転可能に取り付けられたテ
ーブル支持部とを備え、1つの前記駆動手段の第2アー
ムの他端が、前記テーブル支持部の前部に回転可能なよ
うに取り付けられ、他の2つの前記駆動手段の第2アー
ムの他端が、前記テーブルの後部両側部に回転可能なよ
うにそれぞれ取り付けられている請求項5に記載の体感
シミュレーション装置。 - 【請求項8】 前記テーブル支持部の他端の回転軸が、
前記被揺動体の前部から後部に延びる軸線と直交するよ
うに配設されている請求項7に記載の体感シミュレーシ
ョン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32574699A JP4406979B2 (ja) | 1999-11-16 | 1999-11-16 | 揺動装置及び体感シミュレーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32574699A JP4406979B2 (ja) | 1999-11-16 | 1999-11-16 | 揺動装置及び体感シミュレーション装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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