JP2605230Y2 - 小型トランス - Google Patents
小型トランスInfo
- Publication number
- JP2605230Y2 JP2605230Y2 JP1993067057U JP6705793U JP2605230Y2 JP 2605230 Y2 JP2605230 Y2 JP 2605230Y2 JP 1993067057 U JP1993067057 U JP 1993067057U JP 6705793 U JP6705793 U JP 6705793U JP 2605230 Y2 JP2605230 Y2 JP 2605230Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- lead wire
- coil
- insertion hole
- terminal block
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
したパルストランス等の小型トランスに関する。
示すように、上部が開口した樹脂製の端子台1′の凹部
2′にリング状のトロイダルコイル6′を収納し、かつ
その引出線6a′を端子台1′に植設したピン端子3′
に絡げ付けていた。
においては、ピン端子3′も細く、小サイズのピン端で
の絡げ作業は非常に煩雑である、という問題があった。
また、絡げ付け部分を半田付けする際、作業ミスを生じ
たり、半田の飛び散りでピン端子付近のコイル6′を傷
めたり、半田付け後の清掃が必要であるなど、品質上、
あるいは手間がかかるなどの種々の問題点があった。
で、その目的とするところは、コイルの引出線を小サイ
ズのピン端での絡げ付け作業を不用とし、かつ半田付け
時に半田の飛び散りでコイルを傷めたり、飛び散った半
田の清掃を不用とし、手間をかけずに容易に組立てるこ
とのできる小型トランスを提供することにある。
れ収容する複数の凹所2が形成され、各凹部2は連結部
2aを介し互いに連結され、かつリードフレーム端子3
が上方および側方に突出するよう植設され、かつ接続用
板位置決め用の突部5が突出された端子台1と、この端
子台1に位置決め用の突部5を挿通する孔10が形成さ
れ、この位置決め用の突部5および孔10を介し端子台
1の上部に前記コイル6を覆うように隙間を介して取付
けられ、かつ上方に突出した前記リードフレーム端子3
を挿通する端子挿通孔8が形成されているとともに、前
記コイル6の引出線6aを挿通する引出線挿通孔9およ
びこの孔内に引出線6aを案内する切込み11が形成さ
れているとともに、表側において前記端子挿通孔8、引
出線挿通孔9が導電部aにより接続された平板状の接続
用板7とを備えた構成とし、上記目的を達成している。
続用板7を設け、その引出線挿通孔9に、コイル6の引
出線6aを切欠きを介し挿通するようにし、引出線6a
の絡げ作業を不用としている。また、コイル6を接続用
板7で覆うようにし、半田付け工程での半田の飛び散
り、それに伴う清掃等を不用とし、組立性を良くし、か
つ自動化にも対応できるようにしている。
型トランスの一例としてパルストランスを示す。図中1
は樹脂製の端子台であり、上部には円形の第1ないし第
3の、例えば3個の凹所2が形成されている。なお、こ
れらの凹所2は連結部2aを介し連設されている。
あり、端子台1の両側部にそれぞれ等間隔に複数植設さ
れている。すなわち、各リードフレーム端子3は端子台
1の両端部,連結部2aの外側ほぼ中央に設けられ、か
つL字状の折曲部が埋設され、端子台1の上部および側
部からそれぞれ端子上方部3a,端子側方部3bが外部
に突出している。
壁側には、端子上方部3aの先端より背が低い円弧状突
部4がそれぞれ突設されている。また、3つある凹所2
のうち両端の凹所2の端子台1の端面1a側に位置する
外縁には、後述する接続用板7の位置決め用のピン状突
部5が突設されている。
リング状のコイルであり、環状鉄心の外周に巻線が巻回
されて構成されている。6aはその巻始め、巻終わりの
引出線である。
上部に取付けられるほぼ長方形をなす平板状の接続用板
である。この接続用板7はFCP(フレキシブル基板)
や成形品等にて形成されている。
3aを挿通する端子挿通孔8、コイル6の引出線6aを
挿通する2つの第1,第2の引出線挿通孔9の計3つの
穴がセットになり、かつ接続用板7の表面において3つ
の穴の周囲に導電部aが形成され、引出線挿通孔9,端
子挿通孔8等が電気的に確実に接続できるようになって
いる。
ではリードフレーム端子3の位置,個数に対応し、接続
用板7の両側部にそれぞれ4つずつ形成されている。
突設された位置決め用のピン状突部5を挿通するための
孔10がそれぞれ形成されている。
で、図中a′は端子上方部3aを挿通する端子挿通孔8
の周囲に形成された導電部である。
挿通孔9内に切込まれた切込みであり、接続用板7の側
縁から第1,第2の引出線挿通孔9に向かって切込まれ
ている。
ず、端子台1の凹所2内に、予め別途作成されたコイル
6を収容する。このコイル6の各引出線6aは、詳しく
は図3に示すように、それぞれ所定の端子挿通孔8側に
形成された第1の引出線挿通孔9に切込み11を介し挿
通し、かつ上部を這わせつつ隣の第2の引出線挿通孔9
側に外側から切込み11を介し挿通させ、余長部分をカ
ットする。なお、切込み11の前方には内部に引出線6
aを案内し易くするためのほぼU字状の切欠き11aが
形成されている。
板7の端子挿通孔8に挿通させつつ接続用板7を端子台
1の上部に取付ける。この場合、接続用板7は円弧状突
部4上に載置され、接続用板7と端子台1との間に隙間
が形成されている。
に、コイル6の引出線6aを各引出線挿通孔9に挿通さ
せても良い。
部分を、例えば半田槽を介し半田付け接続すれば良い。
覆われ、かつ接続は接続用板7の表側で行うため、半田
付け時、半田の飛び散りでコイル6を傷めたりすること
がない。また、半田後の清掃をする必要がない。
側面図、図6は端面図である。
それぞれ3個の場合について示したが、必要に応じ適宜
増減し得、この場合、接続用板7もそれに対応し得る形
状とすることは勿論である。また、引出線挿通孔9も、
引出線6aの処理を確実にするために2つ形成してある
が、1つとすることも可能である。
引出線6aは切込み11を介し簡単に引出線挿通孔9に
挿通させることができ、従来のように小サイズのピン端
での絡げ作業を行う必要がないため、組立が容易であ
る。
しているため、半田付け時に半田の飛び散りでコイル6
を傷めたり、半田後の清掃を行う必要がない。
板7を取付けるが、この場合、例えばその上面の平坦部
を吸着パッドを介して吸い上げ実装でき、また、引出線
6aの処理にあたっては絡げ付けが不用であり、かつ半
田後はコイル6部分の清掃が不用であるため、容易に自
動化に対応できる。
を示す説明図。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のコイル(6)をそれぞれ収容する
複数の凹所(2)が形成され、各凹部(2)は連結部
(2a)を介し互いに連結され、かつリードフレーム端
子(3)が上方および側方に突出するよう植設され、か
つ接続用板位置決め用の突部(5)が突出された端子台
(1)と、 この端子台(1)に位置決め用の突部(5)を挿通する
孔(10)が形成され、この位置決め用の突部(5)お
よび孔(10)を介し端子台(1)の上部に前記コイル
(6)を覆うように隙間を介して取付けられ、かつ上方
に突出した前記リードフレーム端子(3)を挿通する端
子挿通孔(8)が形成されているとともに、前記コイル
(6)の引出線(6a)を挿通する引出線挿通孔(9)
およびこの孔内に引出線(6a)を案内する切込み(1
1)が形成されているとともに、表側において前記端子
挿通孔(8)、引出線挿通孔(9)が導電部(a)によ
り接続された平板状の接続用板(7)とを備えてなるこ
とを特徴とした小型トランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993067057U JP2605230Y2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | 小型トランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993067057U JP2605230Y2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | 小型トランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0732915U JPH0732915U (ja) | 1995-06-16 |
JP2605230Y2 true JP2605230Y2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=13333839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993067057U Expired - Lifetime JP2605230Y2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | 小型トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605230Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3808050B2 (ja) * | 2003-03-17 | 2006-08-09 | Tdk株式会社 | 表面実装パッケージおよびそれを用いた電子部品 |
JP6236868B2 (ja) * | 2013-05-17 | 2017-11-29 | 富士通株式会社 | トランス装置及びトランス装置の製造方法 |
-
1993
- 1993-11-22 JP JP1993067057U patent/JP2605230Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0732915U (ja) | 1995-06-16 |
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