JP3634495B2 - トランス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、種々の電子機器に用いられるトランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のトランスの構造の一例として、矩形板状の両端に一対の略直方体の凸状の磁脚を有し、中央に円柱状の中央磁脚を有する断面略E字形のコアを一対対向させて使用し、平板状の端子を設けた一対の直方体の端子台と銅線を巻いて環状としたコイルを埋設したリング部を直結した形のコイルボビンを、前記磁脚と中央磁脚により形成された空間に収納し、テープでコアを固定するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、寸法が、ある程度以下に小さくなると、テープでのコアの固定がきわめて困難であり、作業効率が悪く、又、トランスの信頼性が低下していた。又、テープの厚さが外形寸法に影響して寸法が大きくなるため、薄形化の障害となっていた。又、コア固定用テープとして用いられるテープは、耐熱性テープであり、リフロー半田の熱に耐えられるポリイミドを使用しているため、高価となる欠点を有していた。
【0004】
本発明の技術的課題は、作業効率がよく、安価でかつ信頼性の高い薄形化できるトランスを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、板状の基体の両端及び中央部に磁脚を有するコア一対の磁脚側を合わせて形成される空間に、コイルを埋設したコイルボビンをコイル端子がコアの開放部に位置するように係合し、ホルダーで保持したトランスであって、前記コアは四隅に突起を具備し、前記コイルボビンは端子部に溝を具備し、前記ホルダーが該突起及び該溝に係合して、コアの保持及びコイルボビンの位置決めを行うことを特徴とするトランスが得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、実施例及び図面を用いて説明する。
【0007】
本発明のトランスは、図2に示すように、矩形板状の長軸の両端に磁脚17を形成し、中央に円柱状の中央磁脚18を形成し、長軸の中央を切断した時、断面が略E字形を呈するコア14を一対合わせて用いるものである。前記コア14は、中央磁脚18の周囲に円環状の凹部22が形成されている。このコア14の長軸に直交する方向は、両端が開放されているので、コイルと連結された端子部が露出し、かつコイルを埋設したボビンが、前記コアの凹部に内包されるような構成になっている。前記コア14は、長軸に直交するように、四隅から外方へ保持部15を突出させている。
【0008】
又、図1(c)に示すように、本発明のトランスに用いられるコイルボビン4は、長軸方向の両端に端子台3が設けられ、その側面に端子2が形成されている。又、端子台3の中央にホルダーを固定する溝15が一対設けられている。又、コイルボビン4は、中央に、中央孔12を有する円環状のコイル埋設部10が形成されている。
【0009】
図3に示すように、本発明のトランスに用いられるホルダー20は、両端に、コアの保持部を保持する保持筒所を21を有する。又、コアの溝に対応する固定部23を中央に有する。
【0010】
本発明のトランスは、下記のようにしてつくられる。
【0011】
はじめに、図1(a)に示すように、四本の端子部6を形成したリードフレーム11に、所定数巻回された、銅線8からなるリング状のコイル9を設置して、コイル9の端末部7を半田付けする。
【0012】
図1(b)に示すように、コイル9とコイル9の端末部7とリードフレームの端子部6とを連結した部分を埋め込むように、端子台3と共にモールドし固定する。
【0013】
次に、図1(b)のAA部分をリードフレームより切り離し、図1(c)に示すようなコイルボビン4を得る。
【0014】
更に、図1(d)及び図1(e)に示すように、コイルボビン4の背面13の両端近傍から切り離された端子部2は、端子台3を包持するように折り曲げられ、コ字形に成形される。
【0015】
次に、図2のコア14の凹部22の開放端にコイルボビンの端子台が位置するように、コイルボビン4が凹部22に設置される。
【0016】
最後に、図3の固定部23が、図4(b)の溝5に設置されて、端子台の位置決めを行う。ホルダー20は、保持箇所21が外側に広げられて、保持部にはめこむことにより、コアを固定し、図4(a)の本発明のトランスが完成する。
【0017】
【発明の効果】
上述したように、本発明によって、テープによるコアの固定の工程は削除され、作業効率が向上し、ホルダーはコアの厚さより、大きくなることはなく、更に、高価なテープを使用する必要がなくなったので、作業性がよく、安価で、かつ信頼性の高い、薄形化したトランスが提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトランスに用いられるコイルボビン及びコイルを示す説明図。図1(a)は、本発明のトランスに用いられるコイルを示す平面図。図1(b)は、本発明のトランスに用いられるコイルボビンを示す平面図。図1(c)は、本発明のトランスに用いられるコイルボビンを示す斜視図。図1(d)は、本発明のトランスに用いられるコイルボビンを示す正面図。図1(e)は、本発明のトランスに用いられるコイルボビンを示す側面図。
【図2】本発明のトランスに用いられるコアを示す説明図。図2(a)は、本発明のトランスに用いられるコアを示す平面図。図2(b)は、本発明のトランスに用いられるコアを示す底面図。図2(c)は、本発明のトランスに用いられるコアを示す側面図。
【図3】本発明のトランスに用いられるホルダーを示す斜視図。
【図4】本発明のトランスを示す説明図。図4(a)は、本発明のトランスの斜視図。図4(b)は、本発明のトランスの部分拡大図。
【符号の説明】
1 トランス
2 端子部
3 端子台
4 コイルボビン
5 溝
6 (リードフレームの)端子部
7 端末部
8 銅線
9 コイル
10 コイル埋設部
11 リードフレーム
12 中心孔
13 背面
14 コア
15 保持部
16 磁継部
17 磁脚
18 中央磁脚
19 山形部
20 ホルダー
21 保持箇所
22 凹部
23 固定部

Claims (1)

  1. 板状の基体の両端及び中央部に磁脚を有するコア一対の磁脚側を合わせて形成される空間に、コイルを埋設したコイルボビンをコイル端子がコアの開放部に位置するように係合し、ホルダーで保持したトランスであって、前記コアは四隅に突起を具備し、前記コイルボビンは端子部に溝を具備し、前記ホルダーが該突起及び該溝に係合して、コアの保持及びコイルボビンの位置決めを行うことを特徴とするトランス。
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