JP2517857Y2 - ピン端子付巻枠 - Google Patents

ピン端子付巻枠

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JP2517857Y2
JP2517857Y2 JP1988017000U JP1700088U JP2517857Y2 JP 2517857 Y2 JP2517857 Y2 JP 2517857Y2 JP 1988017000 U JP1988017000 U JP 1988017000U JP 1700088 U JP1700088 U JP 1700088U JP 2517857 Y2 JP2517857 Y2 JP 2517857Y2
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JP
Japan
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terminal
pin terminal
drawer base
notch surface
mounting
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JP1988017000U
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JPH01121912U (ja
Inventor
誠 針生
直樹 村上
一彦 榊原
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Tokin Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Tokin Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は表面実装型のトランス,インダクタ等を作る
のに用いられるピン端子付巻枠の構造に関する。
〔従来の技術〕
第5図〜第7図は従来のピン端子付巻枠を磁心9とと
もに示す。このピン端子付巻枠は,筒状の巻芯1の両端
に巻枠2を有している。巻枠2の下方には引き出し台部
3を形成してある。引き出し台部3にはU字状のピン端
子10が埋設されている。U字状のピン端子10は,引き出
し台部3と平行にのびかつ横方向から突き出したカラゲ
端子4と,引き出し台部3の下面に密着した実装端子5
とを有している。なお引き出し台部3には,カラゲ端子
4までリード線6を案内するための案内溝7が形成され
ている。14は巻芯1に施された巻線部である。
この種のピン端子付巻枠は第8図に示すように基板11
に実装される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしその従来のピン端子付巻枠を基板11に実装した
時には,パターン12にのっている半田13が実装端子5に
押しつぶされて側方へはみ出し,隣接したパターン12に
接触するおそれがある。
それ故に本考案の課題は,基板実装時に,隣接したパ
ターンに接触することを防止できるピン端子付巻枠を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば,筒状の巻芯の両端に設けられた巻枠
の下方に対してそれぞれ引き出し台部が形成されると共
に,該引き出し台部にはU字状のピン端子が埋設されて
成るピン端子付巻枠において,引き出し台部は,U字状の
ピン端子の局部を露呈させるために切り欠かれた切り欠
き面を有すると共に,該切り欠き面より延在して突出し
たスタンドオフを有し,U字状のピン端子は,切り欠き面
に隣接した横面から突出したカラゲ部と,カラゲ部より
延在して切り欠き面から突出すると共に,該切り欠き面
及びスタンドオフから離間されて該切り欠き面と平行に
延びた実装部とを有し,実装部はスタンドオフよりも突
出して成るピン端子付巻枠が得られる。
[作用] 本考案のピン端子付巻枠においては,U字状のピン端子
が埋設される引き出し台部を改良し,U字状のピン端子に
おける基板のパターンに半田接続される実装部を露呈さ
せるために切り欠かれた切り欠き面から実装部が離間さ
れて突出し,この切り欠き面から延在してスタンドオフ
が実装部とは離間されて突出する構成とした上,実装部
の方がスタンドオフよりも突出されるようにしている。
これにより,このピン端子付巻枠における実装部を基板
のパターンに対向させてそこに半田を施すと,半田は実
装部を取巻きつつその実装部をパターンに接続させる。
その際,半田のはみ出しはほとんど生じない。
〔実施例〕
以下本考案によるピン端子付巻枠の実施例を説明す
る。
このピン端子巻枠も,従来のものと比べ,筒状の巻芯
1の両端に設けられた巻枠2の下方に対してそれぞれ引
き出し台部3が形成されると共に,この引き出し台部3
にはU字状のピン端子10が埋設されて成る基本構成は同
じになっているが,ここでは引き出し台部3の構造が改
良されている。
即ち,引き出し台部3はU字状のピン端子10の局部を
露呈させるために切り欠かれた切り欠き面を有すると共
に,この切り欠き面より延在して突出したスタンドオフ
8を有している。
このため,U字状のピン端子10は引き出し台部3の切り
欠きに隣接した横面(側面)から突出したカラゲ部とし
てのカラゲ端子4と,このカラゲ端子4より延在して引
き出し台部3の切り欠き面から突出すると共に,切り欠
き面及びスタンドオフから離間されて切り欠き面と平行
に延びた実装部としての実装端子5とを有している。但
し,このピン端子付巻枠では,実装端子5がスタンドオ
フ8よりも突出して成っている。
このピン端子付巻枠は,第4図に示すように基板11に
実装される。そして実装端子5の全体をおおうように半
田13を施し,実装端子5をパターン12に接続させる。こ
れによると,U字状のピン端子10の実装端子5近傍におけ
る引き出し台部3は切り欠かれてスタンドオフ8及び実
装端子5とは離間された空間を成しており,しかも実装
端子5がスタンドオフ8よりも突出しているため,半田
13は,実装端子5を取囲むように施される上に,実装端
子5に押しつぶされて側方にはみ出すこともない。この
ようなピン端子付巻枠は,巻芯1に巻線を巻回して巻線
部14を成すと共に,U字状のピン端子10のカラゲ端子4の
所定箇所に巻線の引き出し部分であるリード線6をカラ
ゲで線端処理した状態で基板11に実装した後,図1に示
されるように,巻芯1の巻枠2の両端からそれぞれ磁心
9を装着することで表面実装型のトランスやインダクタ
として構成される。
〔考案による効果〕
以上に説明したように本考案によるピン端子付巻枠に
よれば,実装部を基板のパターンに半田付けした際,そ
の半田がはみ出すことによる隣接したパターンとの接触
を防止でき,又,半田が適切にのっているか否かを確認
することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるピン端子付巻枠を磁心とともに示
した分解斜視図,第2図は要部のみの拡大断面斜視図,
第3図は第1図のピン端子付巻枠にリード線と巻線部を
施した要部のみの拡大断面図,第4図は実装形態を示す
概略図である。第5図は従来のピン端子付巻枠を磁心と
ともに示した分解斜視図,第6図は要部のみの拡大断面
斜視図,第7図は第5図のピン端子付巻枠にリード線と
巻線部を施した要部のみの拡大断面図,第8図は実装形
態を示す概略図である。 1;巻芯,2;巻枠,3;引き出し台部,4;カラゲ端子,5;実装端
子,6;リード線,7;案内溝,8;スタンドオフ,9;磁心,10;ピ
ン端子,11;基板,12;パターン,13;半田,14;巻線部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 榊原 一彦 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−260116(JP,A) 実開 昭63−9106(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状の巻芯の両端に設けられた巻枠の下方
    に対してそれぞれ引き出し台部が形成されると共に,該
    引き出し台部にはU字状のピン端子が埋設されて成るピ
    ン端子付巻枠において,前記引き出し台部は,前記U字
    状のピン端子の局部を露呈させるために切り欠かれた切
    り欠き面を有すると共に,該切り欠き面より延在して突
    出したスタンドオフを有し,前記U字状のピン端子は,
    前記切り欠き面に隣接した横面から突出したカラゲ部
    と,前記カラゲ部より延在して前記切り欠き面から突出
    すると共に,該切り欠き面及び前記スタンドオフから離
    間されて該切り欠き面と平行に延びた実装部とを有し,
    前記実装部は前記スタンドオフよりも突出して成ること
    を特徴とするピン端子付巻枠。
JP1988017000U 1988-02-13 1988-02-13 ピン端子付巻枠 Expired - Lifetime JP2517857Y2 (ja)

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JPH01121912U JPH01121912U (ja) 1989-08-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2534931Y2 (ja) * 1989-12-14 1997-05-07 株式会社 トーキン ピン端子付巻枠

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0624169B2 (ja) * 1984-06-07 1994-03-30 松下電器産業株式会社 トランス
JPS639106U (ja) * 1986-06-06 1988-01-21

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JPH01121912U (ja) 1989-08-18

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