JPH03241711A - リニアリティコイル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子機器の電流波形の補正などに利用するリ
ニアリティコイルに間する。

従来の技術 近年、電子機器の小型化からこれらに組込まれるコイル
などの部品は、配線まで考慮したコンパクトな形状のも
のが求められている。

従来のリニアリティコイルは、第３図に示すように巻線
４を巻回したドラムコア１の上端面に永久磁石２を配置
し、前記ドラムコア１の下端面に端子板３を配置してい
た。

そして、永久磁石２を接着剤にて固着し、巻線４のリー
ド線を端子板３の端子３ａへ配線し、これらの部品に熱
収縮チューブ５を被せ、加熱収縮させて一体化していた
。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の従来の構成では、リニアリティコ
イルをプリント基板（図示せず）に取り付けたとき、端
子３ａをプリント基板の裏側に出して、そこに半田デイ
ツプを行うが、プリント基板の前記リニアリティコイル
永久付部に対応する裏側には他の電気部品などを配置す
ることができず、プリント基板が大形化する欠点があっ
た。

本発明は、上記欠点を解決するもので、実装するプリン
ト基板の小形化が可能となるリニアリティコイルを提供
することを目的としている。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、ソレノイド巻線を
巻回したドラムコアの下端の鍔の下端面とその下部に配
置される永久磁石の上面で、上記ソレノイド巻線に接続
される面実装用端子の端部を挟持し、かつ一体化した構
成としたものである。

作用 本発明は上記した構成とすることによって、面実装化が
でき、プリント基板の裏側に端子を突設する必要がなく
なる。したがって、プリント基板の裏側にも他の部品を
配置できるなどプリント基板の小形化が可能となる。

実施例 以下、本発明の一実施例について第１図および第２図を
参照しながら説明する。

図において、６はドラムコアであり、両端部に円形の鍔
を有し、中央部にはソレノイド巻線９を巻回している。

前記ドラムコア６の下方の鍔の下面には位置決め用の凸
部６ａを設けてあり、上記ソレノイド巻線９に接続され
る形状が略Ｚ状に曲げ加工した面実装用端子８の一端部
を円筒状の永久磁石７の上面ではさんで保持している。

なお前記永久磁石７の上面には面実装用端子８がはまる
溝７ａと、前記ドラムコア６の凸部６ａが嵌合する凹部
７ｂが形成され、接着剤にて１体に固着している。

このように面実装用端子８の一端部をドラムコア６と永
久磁石７の間にはさみ込んで固定し、かつ、その他端部
をドラムコア６の外周部に設けることにより、リニアリ
ティコイルの面実装化が実現できる。その結果、プリン
ト基板上での部品の密集化が図れ、プリント基板の小形
化が可能となる。また従来のような端子板がいらなくな
るためコストの低減も図ることができる。

発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように本発明は、ソレ
ノイド巻線を施したドラムコアの下端の鍔の下端面と、
その下部に設けられる永久磁石の上面とで、上記ソレノ
イド巻線に接続される面実装用の端子をはさみ、一体に
固着し、前記面実装端子の配線用端部ドラムコアの外周
側に配設したことにより、面実装化が実現する。その結
果、プリント基板の裏側にも他の部品が配置できるとと
もに、プリン）Ｍ板上の部品の密集化が可能となってプ
リント基板の小型化ができ、端子板がいらなくなるなど
コスト低減にも大きな効果が期待できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のリニアリティコイルの断面
図、第２図は同嵌合部の分解斜視図、第３図は従来のり
ニアリティコイルの断面図である。 ６・・・・・・ドラムコア、６ａ・・・・・・凸部、７
・旧・・永久磁石、７ａ・・・・・・溝、７ｂ・・・・
・・凹部、８・・・・・・面実装用端子、９・・・・・
・ソレノイド巻線。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ソレノイド巻線を巻回したドラムコアの下端の鍔の下端
   面とその下部に配置される永久磁石の上面で面実装用端
   子の端部を挟持し、前記ドラムコアと面実装用端子と永
   久磁石を一体に構成したリニアリティコイル。