JP6236868B2 - トランス装置及びトランス装置の製造方法 - Google Patents

トランス装置及びトランス装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6236868B2
JP6236868B2 JP2013105192A JP2013105192A JP6236868B2 JP 6236868 B2 JP6236868 B2 JP 6236868B2 JP 2013105192 A JP2013105192 A JP 2013105192A JP 2013105192 A JP2013105192 A JP 2013105192A JP 6236868 B2 JP6236868 B2 JP 6236868B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transformer
winding
external terminal
relay
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013105192A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014225618A (ja
Inventor
伊東 雅之
雅之 伊東
裕 黒澤
裕 黒澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2013105192A priority Critical patent/JP6236868B2/ja
Priority to US14/257,095 priority patent/US9524819B2/en
Publication of JP2014225618A publication Critical patent/JP2014225618A/ja
Priority to US15/348,628 priority patent/US10453606B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6236868B2 publication Critical patent/JP6236868B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/06Coil winding
    • H01F41/064Winding non-flat conductive wires, e.g. rods, cables or cords
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/02Casings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/06Mounting, supporting or suspending transformers, reactors or choke coils not being of the signal type
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/2823Wires
    • H01F27/2828Construction of conductive connections, of leads
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/06Coil winding
    • H01F41/076Forming taps or terminals while winding, e.g. by wrapping or soldering the wire onto pins, or by directly forming terminals from the wire
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/10Connecting leads to windings
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/4902Electromagnet, transformer or inductor
    • Y10T29/49071Electromagnet, transformer or inductor by winding or coiling

Description

本開示は、トランス装置及びトランス装置の製造方法に関する。
従来から、平板状の磁性体コアと、磁性体コアの周囲に巻回されたコイル要素と、磁性体コアの表面の両端部に形成され、コイル要素の両端にそれぞれ電気的に接続された2つの端子とからなる電源回路用のチョークコイルが知られている(例えば、特許文献1参照)。このチョークコイルでは、リード線は、高温半田により端子に接続され、リード線が端子と磁性体コアとの間に介挿されるように、端子が磁性体コアの表面に導電性接着剤により接着される。
特開平11-243021号公報
ところで、トランスの巻線を外部端子に接続する際、接続部の信頼性を高めるために、外部端子に巻線の端部を巻回してから半田等で接合する場合がある。このような巻回を伴う接合を行う場合、外部端子への巻回時にトランスの巻線の弛みが無くなり張力が発生する。かかる張力の発生状態が維持されたままトランス装置の実装が行われると、例えばリフロー工程において、トランスの巻線の熱膨張後の熱収縮に起因してトランスの巻線が断線する虞がある。
そこで、開示の技術は、トランスの巻線と外部端子との間の接続部の高い信頼性を維持しつつ、トランスの巻線の断線を低減することができるトランス装置及びトランス装置の製造方法の提供を目的とする。
本開示の一局面によれば、磁性体コア及び巻線を含むトランスと、
前記トランスを収容するケースと、
前記ケースに設けられる外部端子と、
前記ケースに設けられ、前記トランスの巻線の端部が接続される中継部と、
前記外部端子に一端が巻回及び接合され、他端が前記中継部に接続される導線とを含む、トランス装置が提供される。
本開示の技術によれば、トランスの巻線と外部端子との間の接続部の高い信頼性を維持しつつ、トランスの巻線の断線を低減することができるトランス装置等が得られる。
一実施例(実施例1)によるトランス装置1Aを概略的に示す斜視図である。 トランス装置1Aの概略的な断面図である。 比較例によるトランス装置を示す断面図である。 トランス装置1Aの製造方法の一例の説明図(その1)である。 トランス装置1Aの製造方法の一例の説明図(その2)である。 トランス装置1Aの製造方法の他の一例の説明図である。 他の一実施例(実施例2)によるトランス装置1Bを概略的に示す断面図である。 トランス装置1Bの製造方法の一例の説明図である。 トランス装置1Bの製造方法の他の一例の説明図である。 他の一実施例(実施例3)によるトランス装置1Cを概略的に示す断面図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
図1は、一実施例(実施例1)によるトランス装置1Aを概略的に示す斜視図である。図2は、トランス装置1Aの概略的な断面図である。尚、図1は、トランス装置1Aの裏面側を視た斜視図である。また、図1及び図2において、半田又は導電性接着剤の接合部については、内部が分かるようにするための便宜上、なし地のハッチングにより半透明で示されている。また、図2において、導線60については、理解し易いようにするための便宜上、断面で図示されずに、模式的に示されている。
トランス装置1Aは、トランス10と、ケース20と、外部端子30と、中継部40と、導線60とを含む。尚、図1に示す例では、トランス装置1Aは、4つのトランス10を含んでいるが、トランス10の数は任意である。また、トランス装置1Aは、トランス10以外の他の電子部品を含んでもよい。以下では、基本的に、1つのトランス10について代表して説明するが、他のトランス10も同様であってよい。
トランス装置1Aは、基板上に実装されてよい。図1に示す例では、トランス装置1Aの実装は、外部端子30(ケース20から突出する部位)を基板上の所定位置に半田等で接合することにより、実現されてよい。ここでは、便宜上、トランス装置1Aの実装時に基板に対向する側を裏側として、表側及び裏側に関する方向を定義する。
トランス10は、磁性体コアとしての鉄心12と、巻線14とを含む。尚、トランス10の構成自体は任意であり、例えば、トロイダル型やEI型のトランス等であってもよい。図1に示す例では、トランス10は、トロイダル型であり、鉄心12は、リング状の形態を有する。巻線14は、例えば銅線により形成されてよい。尚、巻線14は、1つのトランス10に対して、2つの巻線(1次巻線及び2次巻線)を含んでよい。以下では、基本的に、1つの巻線14について代表して説明するが、他の巻線14も同様であってよい。
巻線14は、鉄心12まわりに巻回される巻回部位と、(後述の中継部40を介した)外部端子30との接続のために鉄心12に巻回されない非巻回部位とを含む。以下では、特に言及しない限り、巻回部位と非巻回部位とを区別せずに「巻線14」という用語を使用する。例えば、以下の説明において、巻線14の端部とは、巻線14の非巻回部位の端部に対応する。
ケース20は、トランス10を収容する。ケース20は、任意の絶縁材料で形成されてもよい。ケース20は、例えば樹脂モールドにより形成されてもよい。
外部端子30は、ケース20に設けられる。外部端子30は、図1に示すように、トランス装置1Aの端子数に応じて、複数個設けられてよい。以下では、基本的に、1つの外部端子30について代表して説明するが、他の外部端子30も同様であってよい。外部端子30は、ケース20に任意の態様で設けられてよい。図1に示す例では、トランス装置1Aは、表面実装型半導体部品の形態であり、外部端子30は、ケース20の幅方向Wの端部に設けられ、ケース20の裏側から突出する。外部端子30は、トランス装置1A内の電子部品(例えばトランス10)を外部の電子機器(電源等)に接続するために設けられてよい。
外部端子30は、任意の形態であってよいが、後述のように導線60の端部が巻回されるのに適した部位(例えば、図2に示す部位32)を備える。図1に示す例では、外部端子30は、棒状の形態であり、端部(ケース20の裏側から突出する部位)が水平面内に延在するように幅方向Wに屈曲されている。外部端子30は、リードフレーム等により形成されてよい。外部端子30は、樹脂モールドによりケース20と一体化(インサート成形)されてよい。
中継部40は、ケース20に設けられる。中継部40は、図1に示すように、1つの外部端子30と対をなしてよく、外部端子30の数に応じた数だけ設けられてよい。以下では、基本的に、1つの中継部40について代表して説明するが、他の中継部40も同様であってよい。中継部40は、外部端子30とトランス10の間の電気的な接続を中継する機能(後述)を備える。中継部40は、ケース20内の任意の箇所に設けられてよいが、好ましくは、外部端子30とトランス10の間の電気的接続のための空間距離を最小化するために、外部端子30とトランス10の間に配置される。中継部40には、巻線14の端部が接続されると共に、導線60の端部が接続される。
中継部40は、互いに物理的に離れた巻線14の端部と導線60の端部とを電気的に接続することで、外部端子30とトランス10の間の電気的な接続を確立(中継)する。中継部40は、例えば、導電性接着剤又は半田により形成されてよい。中継部40において、巻線14の端部及び導線60の端部は、直接接触し合ってもよいが、巻線14及び導線60における必要な弛みを確保するために、互いに離間されてよい。後者の場合、巻線14の端部及び導線60の端部間の距離(離間距離)は、巻線14及び導線60における必要な弛み量(予長)に応じて決定されてよい。この際、必要な弛み量は、トランス装置1Aの実装工程中における巻線14及び導線60のそれぞれの熱収縮態様を考慮して決定されてよい。
図1及び図2に示す例では、中継部40は、土台22上に塗布される導電性接着剤により形成される。即ち、巻線14の端部及び導線60の端部は、導電性接着剤により土台22上に接合される。この際、巻線14の端部及び導線60の端部は、好ましくは、必要な弛みを確保するために、幅方向Wで互いに離間される。尚、図1及び図2に示す例では、土台22は、中継部40に対応した位置に、ケース20に形成される。土台22は、ケース20と一体に形成されてもよいし、別体で形成されて、ケース20に固定されてもよい。導電性接着剤の材料は、任意であるが、好ましくは、実装工程(例えば、リフロー工程)で発生しうる高温環境下で融解しない特性を有する。例えば、導電性接着剤としては、Aremco Products Inc.社製のパイロダクト597-A,597-C等が好適である。尚、パイロダクト597-A,597-Cは、耐熱上限は927℃であり、電子部品や高真空用部品の接着に使用されている。
導線60は、例えば銅線により形成されてよい。導線60は、一端が外部端子30に巻回及び接合され、他端が上述の如く中継部40に接続される。導線60は、図1に示すように、1組の外部端子30及び中継部40と対をなしてよく、外部端子30の数に応じた数だけ設けられてよい。以下では、基本的に、1本の導線60について代表して説明するが、他の導線60も同様であってよい。導線60は、外部端子30の任意の部位に巻回及び接合されてよい。図2に示す例では、導線60は、外部端子30の上下方向に延在する部位32まわりに巻回及び接合される。外部端子30への導線60の接合は、導電性接着剤又は半田により実現されてよい。導電性接着剤又は半田による接合は、好ましくは、導線60の巻回部の全体に対して実行されるが、導線60の巻回部の一部に対して実行されてもよい。尚、導電性接着剤又は半田は、導線60の巻回後に付与されてもよいし、導線60の巻回前に外部端子30に付与されてもよいし、巻回中に付与されてもよい。また、導線60の巻回数(導線60を外部端子30にまわりに何周巻くか)は、任意であるが、好ましくは、外部端子30と導線60の間の接続部(接合部)の信頼性を高めるために、1以上である(即ち1周以上巻回される)。これは、特に導線60を外部端子30に半田により接合する場合に、実装工程(例えば、リフロー工程)で接合部の半田が溶融するためである。導線60を外部端子30に巻回しておくことで、例えばリフロー工程で半田が一時的に溶融した場合でも、導線60が外部端子30から外れ難くなる。
図3は、比較例によるトランス装置を示す断面図である。図3に示す比較例では、トランスの巻線140は、外部端子30に直接巻回してから半田で接合される。このような比較例においては、トランス10'の巻線140を外部端子30に巻回する際に、トランス10'の巻線140の弛みが無くなる。即ち、トランス10'の巻線140を巻き出す方向に引っ張りながらトランス10'の巻線140を外部端子30に弛みなく巻回するので、かかる巻回に伴ってトランス10'の巻線140に張力が発生する。かかる張力が発生した状態でトランス装置を基板に実装すると、例えばリフロー工程によりトランス10'の巻線140が熱膨張した後に熱収縮するときに、トランス10'の巻線140の張力が更に増加され、トランス10'の巻線140の断線が生じる虞がある。尚、かかるトランス10'の巻線140の断線は、典型的には、トランス10'の巻線140と外部端子30との接合部で生じるが、他の箇所でも生じうる。
これに対して、本実施例のトランス装置1Aによれば、上述の如く、トランス10の巻線14は、外部端子30に直接巻回して接合されるのではなく、導線60及び中継部40を介して外部端子30に接続される。従って、トランス10の巻線14は、弛みを維持した状態で中継部40に接続することができる。これにより、トランス10の巻線14の張力が低減される。この結果、トランス装置1Aの実装工程(例えば実装工程中のリフロー工程)において、トランス10の巻線14が(熱膨張後に)熱収縮した場合でも、トランス10の巻線14の断線を低減することができる。また、導線60についても、弛みを維持した状態で中継部40に接続することができる。これにより、導線60の張力が低減されるので、トランス装置1Aの実装工程において導線60が(熱膨張後に)熱収縮した場合でも、導線60の断線を低減することができる。
また、中継部40が導電性接着剤により形成される場合は、導電性接着剤の弾性特性に起因して中継部40自体が弾性を備えることになる。従って、例えばリフロー工程において、トランス10の巻線14や導線60が熱収縮した場合でも、中継部40が弾性変形することで、中継部40においてトランス10の巻線14や導線60の張力を緩和することができる。これにより、熱収縮に起因したトランス10の巻線14の断線及び導線60の断線の可能性を更に低減することができる。
また、中継部40が導電性接着剤により形成される場合は、中継部40が半田により形成される場合に比べて、熱(例えばリフロー工程の熱)に起因した中継部40の溶解が生じ難い。従って、中継部40が導電性接着剤により形成される場合は、中継部40が半田により形成される場合に比べて、中継部40におけるトランス10の巻線14及び導線60の接合部の信頼性を高めることができる。
尚、図1に示す例では、土台22は、外部端子30毎に形成されているが、複数の外部端子30に対して共通に形成されてもよい。かかる構成は、特に長手方向Lで隣接する中継部40間の距離が十分確保できる場合や、中継部40の形成に使用されてよい導電性接着剤の粘性が高い場合等に好適である。かかる場合には、土台22を共通化しても、長手方向Lで隣接する中継部40間の電気的な絶縁を容易に確保することができるためである。
尚、本実施例において、導線60は、トランス10の巻線14とは別に用意される導線であってもよい。或いは、導線60は、トランス10の巻線14を形成する導線の一部から形成されてもよい。即ち、導線60は、トランス10の巻線14の延長部分であって、トランス10の巻線14の端部(中継部40に接続される端部)にて切断されてトランス10の巻線14から分離される部分であってもよい(図4及び図5参照)。
次に、トランス装置1Aの製造方法の一例について、図4及び図5を参照して説明する。
図4及び図5は、トランス装置1Aの製造方法の一例の説明図であり、図4は、図1に対応する概略的な斜視図であり、図5は、図2に対応する概略的な断面図である。
先ず、図4(A)に示すように、外部端子30を備えるケース20を用意し、ケース20内の所定位置にトランス10を配置する。この際、トランス10は、例えばワニス等によってケース20に固定されてよい。尚、この段階では、トランス10の巻線14の延長部分14aは、自由状態である。
次いで、図4(B)に示すように、トランス10の巻線14の延長部分14aを外部端子30に巻回する。この際、トランス10の巻線14は、巻き出す方向に引っ張られて、外部端子30に巻回されてよい。尚、巻回数は、上述の如く任意であってよい。
次いで、図4(C)に示すように、トランス10の巻線14の延長部分14aの端部(外部端子30に巻回された部分)を外部端子30に接合する。尚、この接合は、上述の如く、導電性接着剤又は半田により実現されてよい。
次いで、図5(A)に切断ポイントをY2にて模式的に示すように、トランス10の巻線14を切断し、巻線14の延長部分14aを切り離す。これにより、図5(B)に示すように、トランス10の巻線14の延長部分14aは、トランス10の巻線14(本体部分)から分離され、導線60を形成することになる。
次いで、図5(C)に示すように、導線60(延長部分14a)の端部(外部端子30の接合される側の端部とは逆側の端部)、及び、延長部分14aが分離されたトランス10の巻線14の端部を、土台22上に導電性接着剤又は半田により接合する。これにより、導電性接着剤又は半田により中継部40が形成されると共に、中継部40への延長部分14aの端部及びトランス10の巻線14の端部の接続が実現される。尚、延長部分14aの端部の接合と、トランス10の巻線14の端部の接合とは、同時に実行されてもよいし、時間差をもって実行されてもよい。後者の場合、例えば、延長部分14aの端部を土台22上に導電性接着剤又は半田により接合した後、当該接合部に電気的に接続される態様で、トランス10の巻線14の端部を導電性接着剤又は半田により接合してもよい。
図4及び図5に示すトランス装置1Aの製造方法によれば、図5(A)に示す状態では、図3に示した比較例と同様の状態となる。即ち、トランス10の巻線140の延長部分14aを外部端子30に巻回する際に、トランス10の巻線140に弛みが低減され、トランスの巻線140に張力が発生する。しかしながら、図5に示すトランス装置1Aの製造方法によれば、図5(A)に示す状態において、トランス10の巻線14の延長部分14aが切断される。切断された延長部分14aの端部とトランス10の巻線14の端部とは、それぞれ別々に、中継部40に接続される。この際、延長部分14aの端部の中継部40への接続は、巻回を伴わない土台22上での接合により実現されるので、トランス10の巻線14を適切な余長をもって中継部40に接続することができる。これにより、トランス10の巻線14の張力を低減することができる。また、同様に、延長部分14aの端部の中継部40への接続は、巻回を伴わない土台22上での接合により実現されるので、導線60(延長部分14a)を適切な余長をもって中継部40に接続することができる。これにより、導線60の張力を低減することができる。この結果、トランス装置1Aの実装工程で生じる熱収縮に起因したトランス10の巻線14や導線60の断線を低減することができる。尚、中継部40における導線60の端部とトランス10の巻線14の端部の間の距離(幅方向Wの離間距離)、及び、それに伴う中継部40の長さ(幅方向Wの長さ)は、トランス10の巻線14及び導線60の必要な余長に応じて決定されればよい。また、トランス10の巻線14及び導線60の余長を効率的に得るために、土台22の高さ方向Hの位置は、好ましくは、導線60の巻回部分の高さ方向Hの位置と略同一に設定される。
図6は、トランス装置1Aの製造方法の他の一例の説明図であり、図2に対応する概略的な断面図である。
本例では、上述した図4及び図5に示した例と同様、外部端子30を備えるケース20を用意し、図6(A)に示すように、ケース20内の所定位置にトランス10を配置する。但し、本例では、トランス10の巻線14は、延長部分14aを備えていない。
次いで、導線60を用意し、図6(B)に示すように、導線60の一端を外部端子30に巻回して接合する。この接合は、上述の如く、導電性接着剤又は半田により実現されてもよい。
次いで、導線60の他端及びトランス10の巻線14の端部を、土台22上に導電性接着剤又は半田により接合する。これにより、導電性接着剤又は半田により中継部40が形成されると共に、中継部40への導線60の他端及びトランス10の巻線14の端部の接続が実現される。同様に、導線60の端部の接合と、トランス10の巻線14の端部の接合とは、同時に実行されてもよいし、時間差をもって実行されてもよい。
図6に示すトランス装置1Aの製造方法によれば、導線60の端部とトランス10の巻線14の端部とは、それぞれ別々に、中継部40に接続される。これにより、トランス10の巻線14を適切な余長をもって中継部40に接続することができ、トランス10の巻線14の張力を低減することができる。同様に、導線60を適切な余長をもって中継部40に接続することができ、導線60の張力を低減することができる。この結果、トランス装置1Aの実装工程において熱収縮に起因したトランス10の巻線14や導線60の断線を低減することができる。
尚、図6に示すトランス装置1Aの製造方法では、上述した図4及び図5に示した製造方法によりも、トランス10の巻線14及び導線60の余長を容易に確保することができる。従って、図6に示すトランス装置1Aの製造方法を採用する場合、土台22の高さ方向Hの位置は任意であってよく、究極的には土台22は省略されてもよい。例えば土台22が省略される場合は、中継部40は、ケース20におけるトランス10が載置される面上に形成されてもよい。
図7は、他の一実施例(実施例2)によるトランス装置1Bを概略的に示す断面図である。
トランス装置1Bは、主に、中継部40Bの構成が、上述したトランス装置1Aの中継部40と異なる。以下では、上述したトランス装置1Aと異なる構成について重点的に説明するが、他の構成については上述したトランス装置1Aと同様であってよい。
中継部40Bは、導体層402と、第1接合部404と、第2接合部406とを含む。
導体層402は、導電性接着剤又は半田により形成されてよい。例えば、導体層402は、導電性接着剤を土台22上に塗布することで形成されてよい。また、導体層402は、例えば、スクリーン印刷法やインクジェット印刷法により導電性インクを土台22上にプリントすることで形成されてもよい。また、導体層402は、外部端子30と同様に、ケース20に一体化される金属板により形成されてもよい。
第1接合部404は、同様に、導電性接着剤又は半田により形成されてよい。第1接合部404は、導線60が導体層402と電気的に接続されるように、導線60の端部を土台22上の導体層402に接合する。
第2接合部406は、同様に、導電性接着剤又は半田により形成されてよい。第2接合部406は、トランス10の巻線14が導体層402と電気的に接続されるように、トランス10の巻線14の端部を土台22上の導体層402に接合する。
このようにして図7に示す例では、中継部40Bにおいて、第1接合部404と第2接合部406とは、導体層402を介して電気的に接続される。これにより、外部端子30とトランス10の巻線14とは、中継部40Bを介して電気的に接続される。尚、図7に示す例では、土台22は、ケース20の端部壁(外部端子30を保持する部位)と一体に形成されているが、図2に示した例と同様、ケース20の端部壁とは別に形成されてもよい。
本実施例のトランス装置1Bによれば、上述したトランス装置1Aと同様、トランス10の巻線14は、外部端子30に直接巻回して接合されるのではなく、導線60及び中継部40Bを介して外部端子30に接続される。従って、トランス10の巻線14は、弛みを維持した状態で中継部40Bに接続することができる。これにより、トランス10の巻線14の張力が低減されるので、トランス装置1Bの実装工程においてトランス10の巻線14の熱収縮が生じた場合でも、トランス10の巻線14の断線を低減することができる。また、導線60についても、弛みを維持した状態で中継部40Bに接続することができる。これにより、導線60の張力が低減されるので、トランス装置1Bの実装工程において導線60の熱収縮が生じた場合でも、導線60の断線を低減することができる。
図8は、トランス装置1Bの製造方法の一例の説明図であり、トランス装置1Bの一部を抜き出して概略的に示す図である。図8に示す製造方法は、上述した図4及び図5に示した製造方法と実質的に同一であるので、異なる部分を重点的に説明する。
本例では、上述した図4及び図5に示した例と同様、外部端子30を備えるケース20を用意し、ケース20内の所定位置にトランス10を配置し、トランス10の巻線14の延長部分14aを外部端子30に巻回して接合する。また、図8(A)に示すように、ケース20の土台22上に導体層402を形成する。導体層402は、ケース20に事前(例えばトランス10を配置する前)に形成されていてもよい。
次いで、図8(A)に切断ポイントをY2にて模式的に示すように、トランス10の巻線14を切断し、巻線14の延長部分14aを切り離す。これにより、トランス10の巻線14の延長部分14aは、トランス10の巻線14(本体部分)から分離され、導線60を形成することになる。
次いで、図8(B)に示すように、導線60(延長部分14a)の端部(外部端子30の接合される側の端部とは逆側の端部)を、土台22上に導電性接着剤又は半田により接合して、第1接合部404を形成する。また、トランス10の巻線14の端部を、土台22上に導電性接着剤又は半田により接合して、第2接合部406を形成する。第1接合部404及び第2接合部406は、導体層402上に形成される。これにより、トランス10の巻線14及び導線60が電気的に接続され、外部端子30とトランス10とが中継部40Bを介して電気的に接続される。
図8に示すトランス装置1Bの製造方法によれば、上述した図4及び図5に示した製造方法と同様、トランスの巻線140の延長部分14aは、外部端子30に巻回されて接合された後に切断される。切断された延長部分14aの端部とトランス10の巻線14の端部とは、それぞれ別々に、中継部40Bに接続される。この際、延長部分14aの端部の中継部40Bへの接続は、巻回を伴わない土台22上での接合により実現されるので、トランス10の巻線14を適切な余長をもって中継部40Bに接続することができる。これにより、トランス10の巻線14の張力を低減することができる。また、同様に、導線60(延長部分14a)の端部の中継部40Bへの接続は、巻回を伴わない土台22上での接合により実現されるので、導線60を適切な余長をもって中継部40Bに接続することができる。これにより、導線60の張力を低減することができる。この結果、トランス装置1Bの実装工程において、熱収縮に起因したトランス10の巻線14や導線60の断線を低減することができる。尚、第1接合部404及び第2接合部406の各位置、及び、それに伴う導体層402の幅方向Wの長さは、トランス10の巻線14及び導線60の必要な余長に応じて決定されればよい。また、トランス10の巻線14及び導線60の余長を効率的に得るために、土台22の高さ方向Hの位置は、好ましくは、導線60の巻回部分の高さ方向Hの位置と略同一に設定される。
図9は、トランス装置1Bの製造方法の他の一例の説明図であり、トランス装置1Bの一部を抜き出して概略的に示す図である。
本例では、上述した図4及び図5に示した例と同様、外部端子30を備えるケース20を用意し、図9(A)に示すように、ケース20内の所定位置にトランス10を配置する。但し、本例では、トランス10の巻線14は、延長部分14aを備えていない。また、図9(A)に示すように、ケース20の土台22上に導体層402を形成する。導体層402は、ケース20に事前に形成されていてもよい。
次いで、導線60を用意し、図9(B)に示すように、導線60の一端を外部端子30に巻回して接合する。この接合は、上述の如く、導電性接着剤又は半田により実現されてもよい。
次いで、導線60の他端を、土台22の導体層402上に導電性接着剤又は半田により接合すると共に、トランス10の巻線14の端部を、土台22の導体層402上に導電性接着剤又は半田により接合する。これにより、中継部40Bの第1接合部404及び第2接合部406が形成される。
図8に示すトランス装置1Bの製造方法によれば、導線60の端部とトランス10の巻線14の端部とは、それぞれ別々に、中継部40Bの導体層402に接続される。これにより、トランス10の巻線14を適切な余長をもって中継部40Bに接続することができ、トランス10の巻線14の張力を低減することができる。同様に、導線60を適切な余長をもって中継部40Bに接続することができ、導線60の張力を低減することができる。この結果、トランス装置1Bの実装工程において熱収縮に起因したトランス10の巻線14や導線60の断線を低減することができる。
尚、図6に示すトランス装置1Bの製造方法では、トランス10の巻線14や導線60の余長は容易に確保することができるので、土台22の高さ方向Hの位置は任意であってよく、究極的には土台22は省略されてもよい。
尚、上述した実施例2では、導線60及びトランス10の巻線14は、中継部40Bの導体層402に第1接合部404及び第2接合部406により接合されている。しかしながら、導線60及びトランス10の巻線14は、中継部40Bの導体層402に直接接合されてもよい。即ち、導線60及びトランス10の巻線14は、導体層402を形成する導電性接着剤により土台22上に接合されてもよい。この場合は、実質的には、上述した実施例1によるトランス装置1Aと同一の構成となる。
図10は、他の一実施例(実施例3)によるトランス装置1Cを概略的に示す断面図である。
トランス装置1Cは、主に、中継部40Cの構成が、上述したトランス装置1Aの中継部40と異なる。以下では、上述したトランス装置1Aと異なる構成について重点的に説明するが、他の構成については上述したトランス装置1Aと同様であってよい。
中継部40Cは、ケース20に形成される凹部24内に形成される。中継部40Cは、導電性接着剤又は半田により形成されてよい。この場合、中継部40Cは、凹部24内に導電性接着剤又は半田を充填して形成される。凹部24は、中継部40Bを複数設定する場合(即ち複数の外部端子30に対して同様の接続態様を実現する場合)、中継部40B毎に分離して形成されてよい。
本実施例3は、中継部40Cが、粘性が低く固化するまでの時間が長い導電性接着剤により形成される場合に好適である。これは、粘性が低く固化するまでの時間が長い導電性接着剤を用いた場合でも、凹部24内に導電性接着剤を維持することができるためである。即ち、導電性接着剤のはみ出し等を防止することができるためである。
本実施例のトランス装置1Cによれば、上述したトランス装置1Aと同様、トランス10の巻線14は、外部端子30に直接巻回して接合されるのではなく、導線60及び中継部40Bを介して外部端子30に接続される。これにより、トランス装置1Cの実装工程においてトランス10の巻線14及び導線60の熱収縮が生じた場合でも、トランス10の巻線14及び導線60の断線を低減することができる。
尚、図10に示す例では、凹部24の底面は、ケース20におけるトランス10が載置される面と同一の高さであるが、かかる構成は必須ではない。例えば、凹部24は、図10に示す深さよりも浅く形成されてもよい。また、凹部24は、上述の実施例1で示したような土台22上に形成されてもよい。
尚、トランス装置1Cは、上述した図4乃至図6に示したトランス装置1Aの製造方法と実質的に同一の方法で製造することができる。従って、トランス装置1Cの製造方法の説明は省略する。尚、粘性が低く固化するまでの時間が長い導電性接着剤を用いる場合は、可能な限り早い段階で(例えば外部端子30への巻回・接合よりも前に)、凹部24内に導電性接着剤が充填されてもよい。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
例えば、上述した実施例では、トランス装置1A(トランス装置1B,1Cについても同様)は、裏側が開口して内部のトランス10が露出している構造であるが、トランス装置1Aの裏側は、樹脂モールド等で封止されてもよい。尚、トランス装置1Aの裏側が開口する構造の場合、中継部40(中継部40B,40Cについても同様)は、トランス装置1Aが実装される基板に対して電気的な絶縁が確保されるように構成される。例えば、中継部40(中継部40B,40Cについても同様、以下同じ)の高さ方向Hの位置は、中継部40と基板との間の必要な距離(基板の面直方向の距離)が確保される態様で、外部端子30の基板接続部よりも表側に設定されてよい。同様に、中継部40にトランス10の巻線14及び導線60を上述の如く弛みをもって接続する場合も、かかる弛みに起因してトランス10の巻線14及び導線60が基板に意図しない態様で電気的に接続されないように構成される。
また、上述した実施例では、半田が鑞材の一例として用いられているが、半田としては、主成分として含まれる金属の種類(例えば、錫等)によらず種々の半田を採用することができる。また、半田に代えて他の鑞材を採用することが可能である。例えば、鑞材は、金、銀、銅等を含むものや、硬鑞であるか軟鑞であるかを問わない。さらに、鑞材は、合金からなる材料に限られるものではなく、加熱により液化し冷却(自然冷却を含む)により固化して接合を実現するあらゆる導電性材料を鑞材として採用することが可能である。
なお、以上の実施例に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
磁性体コア及び巻線を含むトランスと、
前記トランスを収容するケースと、
前記ケースに設けられる外部端子と、
前記ケースに設けられ、前記トランスの巻線の端部が接続される中継部と、
前記外部端子に一端が巻回及び接合され、他端が前記中継部に接続される導線とを含む、トランス装置。
(付記2)
前記中継部は、導電性接着剤又は鑞材により形成される、付記1に記載のトランス装置。
(付記3)
前記中継部は、導電性接着剤により形成される、付記1に記載のトランス装置。
(付記4)
前記導線は、前記トランスの巻線の延長部分により形成され、前記延長部分は、前記トランスの巻線の端部にて切断されて前記トランスの巻線から分離される、付記1〜3のうちのいずれに記載のトランス装置。
(付記5)
前記中継部は、前記ケースに形成される凹部内に充填される導電性接着剤により形成される、付記1〜4のうちのいずれに記載のトランス装置。
(付記6)
前記導線の一端は、前記外部端子に導電性接着剤又は鑞材により接合される、付記1〜5のうちのいずれに記載のトランス装置。
(付記7)
磁性体コア及び巻線を含むトランスをケース内に配置し、
前記トランスの巻線の延長部分を、前記ケースに設けられる外部端子に巻回及び接合し、
前記延長部分を切断して、前記トランスの巻線から分離し、
前記延長部分における前記外部端子に接合される側とは逆側の端部を、前記ケースに設けられる中継部に接続し、
前記延長部分が分離された前記トランスの巻線の端部を、前記中継部に接続することを含む、トランス装置の製造方法。
(付記8)
磁性体コア及び巻線を含むトランスをケース内に配置し、
導線の一端を、前記ケースに設けられる外部端子に巻回及び接合し、
前記導線の他端を、前記ケースに設けられる中継部に接続し、
前記トランスの巻線の端部を、前記中継部に接続することを含む、トランス装置の製造方法。
1A,1B,1C トランス装置
10 トランス
12 鉄心
14 巻線
14a 延長部分
20 ケース
22 土台
24 凹部
30 外部端子
32 巻き回し位置
40,40B,40C 中継部
60 導線
402 導体層
404 第1接合部
406 第2接合部

Claims (5)

  1. 磁性体コア及び巻線を含むトランスと、
    前記トランスを収容するケースと、
    前記ケースに設けられる外部端子と、
    前記ケースに設けられ、前記トランスの巻線の端部が接続される中継部と、
    前記外部端子に一端が巻回及び接合され、他端が前記中継部に接続される導線とを含む、トランス装置。
  2. 前記中継部は、導電性接着剤により形成される、請求項1に記載のトランス装置。
  3. 前記導線は、前記トランスの巻線の延長部分により形成され、前記延長部分は、前記トランスの巻線の端部にて切断されて前記トランスの巻線から分離される、請求項1又は2に記載のトランス装置。
  4. 前記中継部は、前記ケースに形成される凹部内に充填される導電性接着剤により形成される、請求項2に記載のトランス装置。
  5. 磁性体コア及び巻線を含むトランスをケース内に配置し、
    前記トランスの巻線の延長部分を、前記ケースに設けられる外部端子に巻回及び接合し、
    前記延長部分を切断して、前記トランスの巻線から分離し、
    前記延長部分における前記外部端子に接合される側とは逆側の端部を、前記ケースに設けられる中継部に接続し、
    前記延長部分が分離された前記トランスの巻線の端部を、前記中継部に接続することを含む、トランス装置の製造方法。
JP2013105192A 2013-05-17 2013-05-17 トランス装置及びトランス装置の製造方法 Expired - Fee Related JP6236868B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013105192A JP6236868B2 (ja) 2013-05-17 2013-05-17 トランス装置及びトランス装置の製造方法
US14/257,095 US9524819B2 (en) 2013-05-17 2014-04-21 Transformer device and manufacturing method thereof
US15/348,628 US10453606B2 (en) 2013-05-17 2016-11-10 Manufacturing method of transformer device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013105192A JP6236868B2 (ja) 2013-05-17 2013-05-17 トランス装置及びトランス装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014225618A JP2014225618A (ja) 2014-12-04
JP6236868B2 true JP6236868B2 (ja) 2017-11-29

Family

ID=51895333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013105192A Expired - Fee Related JP6236868B2 (ja) 2013-05-17 2013-05-17 トランス装置及びトランス装置の製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (2) US9524819B2 (ja)
JP (1) JP6236868B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10531573B2 (en) * 2016-10-28 2020-01-07 Xfmrs, Inc. Electrical component package with reinforced molded pins
US11432407B2 (en) 2016-10-28 2022-08-30 Xfmrs, Inc. Electrical component package with reinforced molded pins

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49119747U (ja) * 1973-02-10 1974-10-14
JPS58176913A (ja) * 1982-04-09 1983-10-17 Fujitsu Ltd コイル口出し線の余裕長形成方法
JPH0514492Y2 (ja) * 1987-03-02 1993-04-19
JPH0467308U (ja) * 1990-10-23 1992-06-15
US5226220A (en) * 1991-12-19 1993-07-13 Allied-Signal Inc. Method of making a strain relief for magnetic device lead wires
JP2605230Y2 (ja) * 1993-11-22 2000-07-04 株式会社タムラ製作所 小型トランス
JPH08138939A (ja) * 1994-11-04 1996-05-31 Murata Mfg Co Ltd 積層型コイル
US5656985A (en) * 1995-08-10 1997-08-12 Halo Electronics, Inc. Electronic surface mount package
US6225560B1 (en) * 1997-11-25 2001-05-01 Pulse Engineering, Inc. Advanced electronic microminiature package and method
JPH11243021A (ja) 1998-02-25 1999-09-07 Sumitomo Metal Ind Ltd 電源回路用のチョークコイル
US7028387B1 (en) * 2003-03-26 2006-04-18 Advanced Neuromodulation Systems, Inc. Method of making a miniaturized positional assembly
JP2005286182A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Sumida Corporation 電子部品および電子部品の製造方法
JP4506878B2 (ja) * 2008-05-30 2010-07-21 Tdk株式会社 コイル部品およびコイル部品の製造方法
US8203853B2 (en) * 2009-08-26 2012-06-19 U.D. Electronic Corp. Chip filter and the related supplementary tool
TWM448809U (zh) * 2010-12-02 2013-03-11 Molex Inc 過濾總成及使用其之模組插座
KR101179384B1 (ko) * 2011-06-30 2012-09-03 삼성전기주식회사 트랜스포머 및 이를 구비하는 디스플레이 장치
KR101388797B1 (ko) * 2012-06-29 2014-04-23 삼성전기주식회사 코일 부품과 그 실장 구조, 및 이를 구비하는 전자 기기

Also Published As

Publication number Publication date
US20140340184A1 (en) 2014-11-20
US9524819B2 (en) 2016-12-20
US20170062128A1 (en) 2017-03-02
JP2014225618A (ja) 2014-12-04
US10453606B2 (en) 2019-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5383621B2 (ja) パワー半導体装置
JP6303341B2 (ja) コイル部品
US8203410B2 (en) Inductor assembly
TW393707B (en) Through-hole interconnect device with isolated wire-leads and component barriers
JP2010027813A (ja) 電力用半導体装置
JP2008112753A (ja) 横型低背コイル部品及びその巻線端末のはんだ付け方法
JPWO2015045955A1 (ja) 巻線型電子部品及び巻線型電子部品の製造方法
JP5994140B2 (ja) インダクタ及びその製造方法
JP2021101463A (ja) 抵抗器
JP6236868B2 (ja) トランス装置及びトランス装置の製造方法
JP6156043B2 (ja) トランス装置の製造方法
KR101676747B1 (ko) 연성접합부를 포함한 연성인쇄회로기판의 접합구조
JP2020004900A (ja) コイル部品
JP2007287900A (ja) プリント基板及びその基板を備えたモールドモータ
US10102957B2 (en) Method for manufacturing transformer apparatus
JP2008159964A (ja) ドラム−スリーブ型インダクタ
JP6569351B2 (ja) 絶縁トランス実装基板および電源装置
JP2018117473A (ja) 回路構成体の製造方法、回路構成体及び電気接続箱
JP6391430B2 (ja) 電子制御装置およびその製造方法
JP2006253449A (ja) リードフレームモジュール
JP6028763B2 (ja) 回路構成体及び連結バスバー
TWI409017B (zh) Connection structure of electrical connector and method of manufacturing the same
JP2010212545A (ja) コイル部品
JP2014036099A (ja) 巻線型電子部品
JP2010010585A (ja) 面実装電子部品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6236868

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees