JP2020004900A - コイル部品 - Google Patents

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桔紅 楊
Juhong Yang
桔紅 楊
多田 考志
Takashi Tada
考志 多田
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    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/29Terminals; Tapping arrangements for signal inductances

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  • Power Engineering (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

【課題】 ワイヤ端部が断線し難く、電気的特性及び部品の姿勢が安定したはんだ付けが可能なコイル部品を提供する。【解決手段】 メインコアと、メインコアの両端に設けられた2つの鍔部と、メインコアに巻回されたワイヤと、2つの鍔部の底面に各々設けられた電極と、電極と電気的に接続して設けられ、一方の鍔部の側面側から見て、電極の高さよりも低い高さを有し、ワイヤの一方の端部が接合されている接続パッドとを含むコイル部品。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、コイル部品に関する。
電子部品であるコネクタ(USB(ユニバーサルシリアルバス)コネクタ)を、配線基板に取り付けた場合、このUSBコネクタに近接して、コイル部品を実装することができる。このコイル部品は、コモンモードチョークコイル部品と称され、USBコネクタの端子ピンに流れる信号のノイズを低減する目的で設けられる。
上記チョークコイル部品は、外観が例えばボビン型であり、磁性材よりなるメインコアと、メインコアの両端に配置された磁性材よりなる第1及び第2鍔部とを有する。さらに、第1鍔部の外周の上部平坦面と第2鍔部の外周の上部平坦面との間には、磁性材よりなる板状コア(天板)が架け渡されている。第1鍔部及び第2鍔部の下部平坦面には、配線基板に実装するための電極端子がそれぞれ2つずつ合計4つ設けられる。
メインコアには、複数のワイヤ例えば2本のワイヤがバイファイラ巻回されコイルとして成形されている。2本のワイヤの4つの端部は、4つの電極端子に各々1つずつ、平坦になるように潰して接合される。このワイヤの端部は、チョークコイル部品を配線基板に実装する際に、電極端子と配線基板の端子との間に挟まれてはんだ接合されるので、ワイヤの端部の丸線部を潰して平坦部に加工するとはんだ付けしやすい。
特開2016−149498号公報
ところで、上記のコイル部品によると、ワイヤの丸線部と平坦部との境目がワイヤ設置の際の引張り荷重や製品可動時の温度サイクルによる部材の膨張、収縮の影響を受けて断線しやすくなっている。この結果、コイル部品の接続不良、不安定特性を生じることがある。また、配線基板に載置されるコイル部品は、電極と、配線基板の所定の印刷端子との間に、それぞれつぶされた形状の端部が位置するために、配線基板上のコイル部品の姿勢が不安定になりやすい。このためにそれぞれの配線基板でコイル部品の電気的特性がばらつく可能性が大きい。
そこで、本実施形態では、ワイヤ端部が断線し難く、電気的特性及び部品の姿勢が安定したはんだ付けが可能なコイル部品を提供することを目的とする。
実施形態によれば、メインコアと、
前記メインコアの両端に設けられ、実装時に配線基板に向けられる底面を有する第1鍔部及び第2鍔部と、
前記メインコアに巻回された巻回部を有する少なくとも1本以上のワイヤと、
前記第1鍔部の底面に設けられた第1電極と、
前記第2鍔部の底面に設けられた第2電極と、
前記メインコア上の前記第1電極と前記巻回部との間の領域に前記第1電極と電気的に接続して設けられ、前記第1鍔部の側面側から見て、前記第1電極の高さよりも低い高さを有し、前記ワイヤの一方の端部が接合されている第1接続パッドと、
前記メインコア上の前記第2電極と前記巻回部との間の領域に前記第2電極と電気的に接続して設けられ、前記第2鍔部の側面側から見て、前記第2電極の高さよりも低い高さを有し、前記ワイヤの他方の端部が接合されている第2接続パッドと、
を含むコイル部品が提供される。
第1実施形態にかかるコイル部品を表す斜視図である。 図1を底面から見た図である。 図2のB−B’断面図である。 実施形態にかかるコイル部品の製造工程を表す図である。 第1実施形態にかかるコイル部品の他の例を底面から見た図である。 第2実施形態にかかるコイル部品を底面から見た図である。 実施形態にかかるコイル部品を有する電子装置の適用例を表す図である。 図7の正面図である。 実施形態にかかるコイル部品を有する電子装置を適用した自動車の図である。 実施形態にかかるコイル部品を有する電子装置を適用した電車の図である。 実施形態にかかるコイル部品を有する電子装置を適用したデジタルカメラの図である。 実施形態に係るコイル部品を有する電子装置が適用された製品の図である。 実施形態に係るコイル部品を有する電子装置が適用された他の製品の図である。 実施形態に係るコイル部品を有する電子装置が適用されたさらに他の製品の図である。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、第1実施形態にかかるコイル部品の概略構成を例示する要部斜視図を示す。
図示するように、このコイル部品20は、コモンモードチョークコイルであり、磁性材からなるメインコア21と、メインコア21の両端に設けられた、第1鍔部22及び第2鍔部23とを有する。メインコア21にはワイヤ26が巻回されている。
メインコア21はその一端から他端に向かって軸方向に延在する。メインコア21の形状は例えば直方体である。この形状は円柱状、あるいは多角柱状にすることもできる。
第1鍔部22及び第2鍔部23は、実装時に配線基板に向けられる底面27−1、27−2と、底面27−1、27−2に各々対向する天面28−1、28−2とを有する。また、第1鍔部22の底面27−1側に2つの足部22aが設けられ、この2つの足部22a上に、各々磁性材のめっき層からなる独立した第1a電極24a及び第1b電極24bが設けられている。第2鍔部23の底面27−2側に2つの足部23aが設けられ、この2つの足部23a上にそれぞれ独立した第2a電極25a及び図示しない第2b電極25bが設けられている。電極材料としては銀、銅、銀パラジウム、錫、ニッケル、金などがあげられる。第1鍔部22及び第2鍔部23では、1つの鍔部に2つの電極を設けたが、1つまたは3つ以上としても良い。鍔部は電極の数に応じて設けることができる。1つの鍔部に2つの足部を設けたが、1つまたは3つ以上としても良い。
第1鍔部22及び第2鍔部23の天面28−1、28−2には板状コア29が設けられている。メインコア21と板状コア29は例えば同じ磁性材からなる。メインコア21と板状コア29は磁気回路を構成している。板状コア29は省略することも可能である。
図2は、図1のコイル部品20を底面から見た図を示す。
図示するように、メインコア21に巻回されたワイヤ26は、第1ワイヤ31と第2ワイヤ32とを備えている。第1ワイヤ31と第2ワイヤ32はメインコア21の軸に沿ってコイル状に巻回された巻回部26aを有する。第1ワイヤ31と第2ワイヤ32は、例えばペア線として同時に巻回されており、これをバイファイラ巻きという。第1ワイヤ31と第2ワイヤ32は、樹脂によって絶縁被覆された金属線からなる。樹脂としては例えばポリウレタンやポリイミド等の有機皮膜や無機皮膜を使用できる。金属としては銅を使用できる。巻回された2本のワイヤは、電磁結合し、その電気的特性が所定周波数帯を除く帯域の不要ノイズを低減する特性に設計されている。ワイヤ26では2本のワイヤを使用しているが、ワイヤは1本でも3本以上でも構わない。
図2に示すように、第1a電極24a、第1b電極24b、第2a電極25a、及び第2b電極25bは、コイル部品20を実装時に配線基板に向けられる底面から見たとき四隅に配置されており、第1a電極24a、第1b電極24b、第2a電極25a、及び第2b電極25bと巻回部26aとの間のメインコア21の底面に、各電極と連続して形成された接続パッド34a、34b、35a、及び35bを各々備えている。
図3に、図2のB−B’断面図を示す。
コイル部品20を第2鍔部の側面側から見たとき、図示するように、接続パッド35aと電極25a、及び接続パッド35bと電極25bは電気的に接続し、接続パッド35a及び接続パッド35bの高さは、第2a電極25a及び第2b電極25bの高さよりも十分低い。接続パッド35aには第1ワイヤ31の一方の端部31bが、接続パッド35bには、第2ワイヤ32の一方の端部32bが、各々接続される。接続パッド35a及び接続パッド35bの高さは、第1ワイヤ端部31b及び第2ワイヤの端部32bを各々接続しても、第2a電極25a、及び第2b電極25bの高さよりも高くならないように設計される。
接続パッド34a及び接続パッド34bと、第1a電極24a及び第1b電極24bとについても、図3の接続パッド35a及び接続パッド35bと、第2a電極25a及び第2b電極25bと同様に、コイル部品20を第1鍔部の側面側から見たとき、接続パッド34aと電極24a、及び接続パッド34bと電極24bは電気的に接続し、接続パッド34a及び接続パッド34bの高さは、第1a電極24a及び第1b電極24bの高さよりも十分低い。接続パッド34aには第1ワイヤ31の一方の端部31aが、接続パッド34bには第2ワイヤ32の他方の端部32aが、各々接続される。接続パッド34a及び接続パッド34bの高さは、第1ワイヤの端部31a及び第1ワイヤの端部31bを各々接続しても、第1a電極24a、及び第1b電極24bの高さよりも高くならないように設計される。
第1ワイヤ31は、接続パッド34a及び接続パッド35aを介して第1a電極24a及び第2a電極25aの間を電気的に接続する。第2ワイヤ32は、接続パッド34b及び接続パッド35bを介して第1b電極24bと第2b電極25bとの間を電気的に接続する。
なお、ここでは、第2鍔部の側面側から見た様子を、図2のB−B’断面図である図3を使用して説明しているが、ここでいう第2鍔部の側面側とは、第2鍔部のどの側面側でも良い。同様に、及び第1鍔部の側面側とは、第1鍔部のどの側面側でも良い。
実施形態によれば、側面側から見て、電極の高さよりも低い高さを有する接続パッドにワイヤ端部を接合するので、第1ワイヤ31の端部31a、31b及び第2ワイヤ32の端部32a、32bを潰す必要がなく、コイル部品を実装する際のリフロー工程で、第1ワイヤ31端部31a、31b及び第2ワイヤ32の端部32a、32bが断線し難くなる。また、実施形態にかかるコイル部品20は、第1a電極24a、及び第1b電極24b、第2a電極25a及び第2b電極25b上にワイヤがないので、配線基板上に実装されたコイル部品の姿勢が安定し、姿勢のばらつきが無くなるため、電気的特性が良好な回路配線基板を得ることができる。
接続パッド34a、34b、35a、及び35bと、第1a電極24a、第1b電極24b、第2a電極25a、及び第2b電極25bとの形成は、例えばスパッタ、あるいはめっき等により行うことができる。接続パッドの材料としては、銀、銅、銀パラジウム、錫、ニッケル、金などがあげられる。好ましくは電極と同じ材料を使用することができる。スパッタあるいはめっきに使用されるマスクにおいて、各電極と、各電極に隣接する各接続パッドとを、それぞれ連続したパターンにすることにより、1回のスパッタまたはめっき工程で、メインコア21の底面に設けられる接続パッド34a、34b、35a、及び35bと、足部22aに形成される第1a電極24a及び第1b電極24bと、足部23aに形成される第2a電極25a及び第2b電極25bとを形成することができる。実施形態によれば、マスクの形状を変更する以外は既存の設備及び工程を使用することが可能であり、低コストである。なお、接続パッド34a、34b、35a、及び35bが設けられる位置は、メインコア21上のワイヤ26が巻回された巻回部26aと各電極24a、24b、25a、及び25bとの間の領域内であり、接続パッド34aと電極24a、接続パッド34bと電極24b、接続パッド35aと電極25a、及び接続パッド35bと電極25bがそれぞれ電気的に接続していればどこでも良い。
接続パッド34a、34b、35a、35bと、ワイヤ端部31a、31b、32a、32bとの接続は、例えば、はんだ付け、熱圧着、超音波溶着、及びレーザ溶着などにより行うことができる。
メインコア、板状コア、第1鍔部、及び第2鍔部の材料として、磁性材を用いることができる。メインコア、板状コア、第1鍔部、及び第2鍔部に使用される磁性材として、同じ材料を用いることが好ましい。ここでいう同じ材料は、同様の磁気特性を有するものであれば、同じ成分の組み合わせで組成比が同一でないものも含む。好ましい磁性材としては、フェライトがあげられる。
図4(a)から図4(e)に、実施形態にかかるコイル部品の製造工程を表す図を示す。
図4(a)に示すように、まず、図1と同様の構成を有する第1鍔部22及び第2鍔部23が設けられた直方体のメインコア21を用意する。ここで、X1X2方向(第1方向)は、メインコア21を配線基板に実装される面から見た場合の直方形の短辺方向、Y1Y2方向(第2方向)は、第1方向に交叉(本実施形態においては直交)する方向であり、配線基板に実装した場合のメインコア21の高さ方向を示す。第1鍔部22及び第2鍔部23の実装時に配線基板に向けられる底面には、図2と同様の第1a電極24a、第1b電極24b、第2a電極25a、及び第2b電極25bと、接続パッド34a、34b、35a、及び35bとが設けられている。
次に、図4(b)に示すように、メインコア21上に、樹脂により絶縁被覆された第1ワイヤ31及び第2ワイヤ32を、メインコア21の軸に沿って巻回する。
続いて、図4(c)に示すように、第1ワイヤ31及び第2ワイヤ32を接続パッド34a、34b、35a、及び35bの接続位置に合わせて切断し、第1ワイヤ31の一方の端部31aを接続パッド34aに、第1ワイヤ31の他方の端部31bを接続パッド35aに、第2ワイヤ32の一方の端部32aを接続パッド34bに、第2ワイヤ32の他方の端部32bを接続パッド35bに各々はんだ付けする。
その後、図4(d)に示すように、メインコア21を反転させて、第1a電極24a、第1b電極24b、第2a電極25a、及び第2b電極25bとは反対側の第1鍔部22及び第2鍔部23の天面28−1、28−2が上になるように載置する。
さらに、図4(e)に示すように、天面28−1、28−2上に板状コア29を設置することにより、コイル部品20が得られる。
図5に、第1実施形態にかかるコイル部品の他の例を底面から見た図を示す。
図1ないし図4と同一箇所には同一符号を付している。
このコイル部品30は、巻回部26aと第1ワイヤ31の一方の端部31aとの間、巻回部26aと第2ワイヤ32の一方の端部32aとの間、巻回部26aと第1ワイヤ31の他方の端部31bとの間、巻回部26aと第2ワイヤ32の一方の端部32bとの間に、ワイヤに緩みを持たせた緩衝部41、42、43、44をさらに設けること以外は図2と同様の構成を有する。
このような緩衝部41、42、43、44を設けることにより、配線基板に実装する際に、コイル部品が加熱、冷却されてワイヤの収縮が起こっても、緩衝部でワイヤの収縮を吸収して、ワイヤ端部にかかる応力を低減することができるので、ワイヤ端部の断線が発生し難くなる。
接続パッド34a、34b、35a、及び35bと、対応する第1a電極24a、第1b電極24b、第2a電極25a、及び第2b電極25bとでは段差を持つように示されているが、これに限定されるものではない。要は、ワイヤ端部と接続パッドのはんだ付け部が電極の面(底面側)よりメインコア21側に位置すれば良い。電極と接続パッドが傾斜していても良い。
図6に、第2実施形態にかかるコイル部品を底面から見た図を示す。
図示するように、コイル部品40は、第1a電極24a、第1b電極24b、第2a電極25a、及び第2b電極25bの代わりに、第1a電極54a、第1b電極54b、第2a電極55a、及び第2b電極55bが設けられていること、各電極に接続パッドが設けられないこと、第1a電極54a上には第1ワイヤ51の一方の端部51aが、第2a電極55a上には第1ワイヤ51の他方の端部51bが、第1b電極54b上には第2ワイヤ52の一方の端部52aが、第2b電極55b上には、第2ワイヤ52の他方の端部52bが、各々平坦に潰されて、はんだ付けされていること、及び図5の緩衝部41、42、43、44と同様の緩衝部61、62、63、64をさらに設けること以外は、図2と同様の構成を有する。
第1ワイヤ51及び第2ワイヤ52の巻回部と端部との間に、緩みを持たせた緩衝部61、62、63、64を設けることにより、配線基板に実装する際に、コイル部品が加熱、冷却されてワイヤの収縮が起こっても、緩衝部でワイヤの収縮を吸収して、ワイヤ端部にかかる応力を低減することができるので、ワイヤ端部の断線が発生し難くなる。
実施形態にかかるコイル部品は、種々の電子装置の回路基板に適用することができる。
図7は、実施形態にかかるコイル部品を搭載可能な回路基板の一例を示す外観斜視図である。
回路基板110は、レセプタクル100と、レセプタクル100に接続され、ノイズを除去するためのコイル部品20を搭載している。
レセプタクル100は、外部を覆うシェル101、樹脂形成された絶縁体であるインシュレータ102、およびインシュレータ102と一体化されたコンタクト端子103から構成されている。シェル101は、金属材料で形成された筒状に形成されている。インシュレータ102は、シェル101の内部に配置され、一体化したコンタクト端子103を保持している。コンタクト端子103は、一端の領域が外部から挿入されるプラグと電気的な接続を行うコンタクトエリアであり、他端の領域がはんだ付けにより回路基板110と電気的に接続されている。
図7のレセプタクル100は、回路基板110の一部を切り欠きした部分に配置されたオフセットタイプと呼ばれるタイプのコネクタである。シェル101は、基板110にはんだ付けされる支持脚部104−1、104−2、104−3、104−4を有しており、これらの支持脚部104−1、104−2、104−3、104−4により基板110に固定されている。
図8は、図7に示したレセプタクル100を、嵌合相手のプラグの挿入方向から見た場合の正面図の一例である。レセプタクル100は、回路基板110を切り欠きした部分に配置されているオフセットタイプであるため、基板上にレセプタクルを配置するオンボードタイプに比べて、回路基板110の表面からレセプタクル100の最高面までの厚さS1を低減することが可能となっている。
図9は、実施形態にかかるコイル部品を有する電子装置を適用した自動車である。
電子装置は、例えば車440の運転席の前のダッシュボード内に配置されている。電子装置の内部には、プリント基板10aが取り付けられている。このプリント基板10aにコイル部品20が搭載されている。
図10は、実施形態に係るコイル部品を有する電子装置が適用された電車である。
電子装置は、電車450運転席の前の計器類の内部、あるいは電力を電車走行の動力源として適切な形に変換して主電動機を駆動する主制御装置等に使用できる。電子装置の内部には、プリント基板10aが取り付けられている。このプリント基板10aにコイル部品20が搭載されている。
図11ないし図14は、実施形態に係るコイル部品を有する電子装置が適用された種々の製品を示している。図11は、デジタルカメラ71である。デジタルカメラ71の内部には、電子回路が内蔵されこの回路には電源回路も含まれる。電子部品複合装置は、例えば電源回路に使用されている。
図12は、タブレットPC73であり、図13は、スマートフォン74であり、図14は、パーソナルコンピュータ75である。これらの電子機器の内部には、通信装置や電源回路も含まれる。電子部品複合装置は、例えば通信装置や電源回路に使用されている。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
20…コイル部品、21…メインコア、22…第1鍔部、22a,22b,23a,23b…足部、23…第2鍔部、23a…足部、23b…足部、24a…第1a電極、24b…第1b電極、25a…第2a電極、25b…第2b電極、26…ワイヤ、26a…巻回部、27−1,27−2…底面、28−1,28−2…天面、29…板状コア、31,51…第1ワイヤ、31a,31b,51a,51b…第1ワイヤ端部、32,52…第2ワイヤ、32a,32b,52a,52b…第2ワイヤ端部、34a…接続パッド、34b…接続パッド、35a…接続パッド、35b…接続パッド、41,42,43,44,61,62,63,64…緩衝部、10a,110…回路基板

Claims (4)

  1. メインコアと、
    前記メインコアの両端に設けられ、実装時に配線基板に向けられる底面を有する第1鍔部及び第2鍔部と、
    前記メインコアに巻回された巻回部を有するワイヤと、
    前記第1鍔部の底面に設けられた第1電極と、
    前記第2鍔部の底面に設けられた第2電極と、
    前記メインコア上の前記第1電極と前記巻回部との間の領域に前記第1電極と電気的に接続して設けられ、前記第1鍔部の側面側から見て、前記第1電極の高さよりも低い高さを有し、前記ワイヤの一方の端部が接合されている第1接続パッドと、
    前記メインコア上の前記第2電極と前記巻回部との間の領域に前記第2電極と電気的に接続して設けられ、前記第2鍔部の側面側から見て、前記第2電極の高さよりも低い高さを有し、前記ワイヤの他方の端部が接合されている第2接続パッドと、
    を含むコイル部品。
  2. 前記ワイヤは、前記巻回部と前記端部との間に緩みを持たせた緩衝部を有する請求項1に記載のコイル部品。
  3. メインコアと、
    前記メインコアの両端に設けられ、実装時に配線基板に向けられる底面を有する第1鍔部及び第2鍔部と、
    前記メインコアに巻回された巻回部を有する少なくとも1本以上のワイヤと、
    前記第1鍔部の底面に設けられ、前記ワイヤの一方の端部が接合された第1電極と、
    前記第2鍔部の底面に設けられ、前記ワイヤの他方の端部が接合された第2電極と、
    前記ワイヤに設けられ、前記巻回部と前記一方の端部との間、及び前記巻回部と前記他方の端部との間に緩みを持たせた緩衝部とを含むコイル部品。
  4. 前記ワイヤの一方の端部と前記第1電極との間、及び前記ワイヤの他方の端部と前記第2電極との間は、はんだ接合されている請求項1から3のいずれか1項に記載のコイル部品。
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