JP2010212545A - コイル部品 - Google Patents

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JP2010212545A
JP2010212545A JP2009059074A JP2009059074A JP2010212545A JP 2010212545 A JP2010212545 A JP 2010212545A JP 2009059074 A JP2009059074 A JP 2009059074A JP 2009059074 A JP2009059074 A JP 2009059074A JP 2010212545 A JP2010212545 A JP 2010212545A
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JP2009059074A
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Masaharu Tanaka
正治 田中
Mutsuyasu Otsubo
睦泰 大坪
Katsumi Matsumura
勝己 松村
Kazuaki Onishi
一彰 大西
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Panasonic Corp
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Panasonic Corp
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Abstract

【課題】大電流を流しても信頼性に優れたコイル部品を提供すること。
【解決手段】磁心12に埋設したコイル11と、コイル11と電気的に接続した端子部13とを備え、端子部13は磁心12の側面から突出させるとともに、磁心12の側面から底面に沿って折曲加工しており、底面に沿った端子部13の側面部に切り欠き部を設けたものであり、半田付けしたときに端子部13の内側にも半田15を回り込ませることができ、磁心12の放熱性を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種電子機器の大電流を流す回路に用いられるコイル部品に関するものである。
以下、従来のコイル部品について、図面を参照しながら説明する。
図3は従来のコイル部品を実装基板に実装した時の側面から見た断面図を示したもので、この図3に示すように、従来のコイル部品は、コイル部1を磁心2となる磁性材料粉末と絶縁性の結合剤を混合したもので覆って加圧成形し、コイル部1に電気的に接続された端子部3を磁心2の側面から底面に沿って折曲加工してコイル部品を得、これを実装基板4に半田5を用いて半田付けしていた。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば特許文献1が知られている。
特開2005−310868号公報
上記した従来のコイル部品を使用する電源装置などの電子機器では、10〜15Aあるいはそれ以上といった大電流化が求められており、このような大電流を流すと、コイル部1が発熱し磁心2の温度も上昇してしまう。この磁心2の温度が高い温度で使用し続けると、磁性材料粉末に混合した絶縁性の結合剤の劣化が促進され、磁心2の機械的強度や絶縁性が劣化する虞があるという課題があった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、大電流を流しても温度上昇を抑制し、信頼性に優れたコイル部品を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有するものである。
本発明のコイル部品は、磁性材料を粉末にして表面を絶縁皮膜で覆い、結合剤を混合して加圧成形した磁心と、導線を螺旋状に巻回して形成し、磁心に埋設したコイルと、コイルと電気的に接続した端子部とを備え、端子部は磁心の側面から突出させるとともに、磁心の側面から底面に沿って折曲加工しており、底面に沿った端子部の側面部に切り欠き部を設けたものである。このようにすることによりコイル部品を実装基板に半田付けしたときに、半田が底面に沿った端子部の磁心側にも回り込み、端子部と磁心の間を埋める。これにより、温度上昇した磁心の熱を底面に沿った端子部から放熱することができ、磁心の温度上昇を抑制することができる。
以上のように本発明のコイル部品は、磁心の放熱性を向上させることができ、大電流を流しても信頼性の高いコイル部品を提供することができるという優れた効果を奏するものである。
(実施の形態1)
以下、本発明の一実施の形態におけるコイル部品について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態におけるコイル部品の底面方向から見た斜視図、図2は同コイル部品を実装基板に実装した時の側面から見た断面図である。
図1、図2において、絶縁層を被覆した銅線を巻回したコイル11をリン青銅からなる端子部13に電気的に接続したものを、表面を絶縁皮膜で覆った粉末磁性体に結合剤を混合した磁性材料を金型により加圧成形し磁心12を形成したもので、磁心12の側面から端子部13を突出させ、磁心13の側面から底面に沿って折曲加工している。ここで磁心12の底面に沿っている端子部13aの側面部に切り欠き部16を設けている。また底面に沿っている端子部13aの先端部以外の外側面、内側面(磁心12に対向している面)、側面は半田で覆われている(図示していない)。
以上のコイル部品を実装基板14に実装し、半田15によりリフロー半田付けする。通常このようにする場合、磁心12の側面に沿っている端子部13bの部分に半田フィレットができ、溶けた半田がフィレット側に引っ張られ、底面に沿っている端子部13aの内側にはほとんど回り込まない。
これに対し本実施の形態1では、図1のように底面に沿っている端子部13aの側面部に切り欠き部16を設けることにより、折り曲げ加工部(底面に沿っている端子部13aと側面に沿っている端子部13bとの境目)の幅および端子部13の先端部の幅よりも幅が狭くなっているため、フィレット側に流れようとする半田15が切り欠き部16でブロックされ、底面に沿っている端子部13aの内側に回り込む。このことにより、底面に沿っている端子部13aと磁心12との間が半田15で埋められ、温度上昇した磁心12の熱を半田15、および底面に沿った端子部13aを経由して実装基板14の方へ放熱することができ、磁心12の温度上昇を抑制することができる。
また、切り欠き部16を設ける位置は、底面に沿っている端子部13aの中の、折り曲げ加工部に近い位置にすることが望ましい。このようにすることにより底面に沿った端子部13aの内側に半田が回り込みやすくなる。
なお、単に放熱性を向上させるだけであれば、端子部13aに対向する磁心12の底面部分にメタライズ層を設け、この間を半田付けするという方法もあるが、このようにした場合磁心12と端子部13が完全に固定され、実装基板14に実装した後温度変化があると磁心12と実装基板14の熱膨張係数の差により、半田15にクラックが入りやすいという課題が生じる。
本実施の形態1では、底面に沿った端子部13aと磁心12との間を半田15で埋めているものの固定されていないため、放熱性を向上させるとともに、熱膨張率の差による半田クラックの発生も防ぐことができ、信頼性を向上させることができる。
次に本発明の実施の形態1におけるコイル部品の製造方法について説明する。まずリン青銅からなる平板を金型を用いて打ち抜きリードフレームを得る。このリードフレームには端子部13となる部分が形成されており、底面に沿った端子部13aとなる部分に切り欠き部16が設けられている。この切り欠き部16はリードフレーム打ち抜き時に同時に形成することが出来る。次に表面を絶縁層で被覆した銅線をコイル状に巻いたものをリードフレームに取り付ける。このとき銅線を端子部13となる部分に沿わせて外部に導出するようにしても良い。次に表面を絶縁皮膜で覆った粉末磁性体に結合剤を混合した磁性材料を金型により加圧成形し磁心12を形成する。次にリードフレームの状態で端子部13となる部分を半田ディップにより半田コーティングする。次に所定の位置でリードフレームから切り離し、端子部13を折曲加工することによりコイル部品を得る。リードフレームから切り離した部分が端子部13の先端部となり、この部分は半田コーティングで覆われていないが、それ以外の端子部分は半田コーティングで覆われているため、コイル部品を実装基板に実装し半田付けを行なった時に、半田15が底面に沿った端子部13aに回り込みやすくなる。
本発明に係るコイル部品は、底面に沿った端子部の側面部に切り欠き部を設けることにより、半田付けしたときに端子部と磁心との間に半田を回り込ませることができ、これにより磁心の放熱性を向上させることができるという効果を有するものであり、特に、大電流を流すような各種電子機器に適用して有効となるものである。
本発明の一実施の形態におけるコイル部品の底面方向から見た斜視図 同コイル部品を実装基板に実装した時の側面から見た断面図 従来のコイル部品を実装基板に実装した時の側面から見た断面図
11 コイル
12 磁心
13 端子部
13a 端子部(底面に沿っている端子部)
13b 端子部(側面に沿っている端子部)
14 実装基板
15 半田
16 切り欠き部

Claims (2)

  1. 磁性材料を粉末にして表面を絶縁皮膜で覆い、結合剤を混合して加圧成形した磁心と、導線を螺旋状に巻回して形成し、前記磁心に埋設したコイルと、前記コイルと電気的に接続した端子部とを備え、前記端子部は前記磁心の側面から突出させるとともに、前記磁心の側面から底面に沿って折曲加工しており、前記底面に沿った前記端子部の側面部に切り欠き部を設けたコイル部品。
  2. 前記切り欠き部を設けることにより、前記端子部の折り曲げ加工部の幅および前記端子部の先端部の幅よりも幅の狭い部分を形成した請求項1記載のコイル部品。
JP2009059074A 2009-03-12 2009-03-12 コイル部品 Pending JP2010212545A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017045742A (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子部品

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