JP2604798B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2604798B2
JP2604798B2 JP63125290A JP12529088A JP2604798B2 JP 2604798 B2 JP2604798 B2 JP 2604798B2 JP 63125290 A JP63125290 A JP 63125290A JP 12529088 A JP12529088 A JP 12529088A JP 2604798 B2 JP2604798 B2 JP 2604798B2
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保次 今井
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松下冷機株式会社
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、オゾン化空気により、冷蔵庫内の脱臭及び
食品の鮮度維持向上を図る冷蔵庫に関するものである。
従来の技術 近年、オゾン発生器を冷蔵室や冷凍室に設置して、冷
蔵庫内の脱臭を行なう冷蔵庫が提案されている。
以下図面を参照しながら、上述した従来提案されてい
る冷蔵庫の一例について説明する。
第7図は従来の冷蔵庫の断面図である。1は3ドア冷
蔵庫本体で、外箱2と内箱3と両者の空隙に形成された
ウレタン発泡断熱材4とより構成され、前記冷蔵庫本体
1の前面開口部に3つのドア5,6,7が配設されている。
前記3つのドアはそれぞれ前記冷蔵庫本体1の冷凍室8,
冷蔵室9,野菜室10の開口部に対応して配設されている。
前記冷凍室8の底板11と冷蔵室9の天板12に囲まれた区
隔壁内には蒸発器13とその背後に庫内ファン14を有して
いる。また、前記冷凍室8の背部及び冷蔵室9の背面上
部には、前記蒸発器13からの冷却空気を各室に導入する
為の通風路15,16が形成されている。17はコンプレッサ
ーである。そして、前記冷蔵室9の後部に脱臭装置18が
設置されている。次に前記脱臭装置18の構成を説明す
る。
第3図は前記脱臭装置18の拡大断面図である。第3図
において、19はケース、20は空気循環ファンで庫内空気
A(臭気を含む)の流入出の順にオゾン発生装置22,オ
ゾン反応室23,オゾン分解フィルター24が配設され、か
つ前記オゾン発生装置22の運転・停止を制御するオゾン
発生装置22用高電圧発生装置32が配設されている。25は
制御装置で冷蔵庫の運転状態より高電圧発生手段(後述
する)への通電を制御する高電圧発生駆動手段26と、オ
ゾン発生器に印加する高電圧を発生する高電圧発生手段
41とから構成され、脱臭装置に接続されている。前記オ
ゾン発生装置22は第4図と第5図で構成を説明すると42
はステンレススチール系金属製の平板状の誘導電極で、
硼珪酸ガラス誘電体43が周囲に塗布されている。前記硼
珪酸ガラス誘電体43の片側の表面には細線状のタングス
テン金属製の放電電極44が設けられている。そして、両
電極42,44はハンダ45により被覆電線46が接続され、前
記オゾン発生装置22と高電圧発生装置32を接続する接続
コードである。
以上のように構成された冷蔵庫についてその動作を説
明する。前記オゾン発生器35は沿面放電式と云われるオ
ゾン発生器で、前記高電圧発生手段41と高電圧発生装置
32により前記両電極42,44に高周波高電圧が印加される
と放電電極44より強力な高周波沿面ストリーマ放電が起
こり、周囲にオゾンが生成される。前記オゾン発生器35
の通電状態は第6図に示す如く、コンプレッサー17と庫
内ファン14の運転と同期し、高電圧発生手段41及び空気
循環ファン20に通電する。前記の高電圧発生手段41への
通電をデューティーコントロールにして適当なサイクル
数を繰返すことでオゾン濃度を所定の値に保たれてい
る。空気循環ファン20の運転により循環冷気(臭気を含
む)即ち庫内空気Aが脱臭装置18に流入する。前記の動
作説明で述べた様に生成したオゾンは通過する庫内空気
Aが含有している酸素をオゾンに変化させて高濃度のオ
ゾン化空気になり、オゾン反応室23で悪臭成分を分解す
る。ここで未反応のオゾンは、前記オゾン分解フィルタ
ー24で酸素に分解し、第7図の矢印Bの如く冷蔵室9へ
排出されるもので、オゾン発生器22を備えた脱臭装置18
は、比較的絶対湿度の高い条件ではオゾン発生量が低く
なる。また比較的絶対湿度の低い条件ではオゾン発生量
が高くなることが一般的に知られている様に、庫内の湿
度の影響がなく、オゾン発生器22の表面状態を低湿にす
る必要がある。そこで従来例では庫内の湿度の影響の少
ない所を選定する為に冷蔵室9への通路16内への設置
や、冷却空気の吐出口近傍に設置しているものがあっ
た。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の様な構成では、脱臭装置18が運転
停止時、すなわち冷却運転停止時には、冷蔵室9の庫内
の湿度と脱臭装置18の内部湿度が飽和された状態となる
為、絶対湿度も高くなっている。また、オゾン発生器22
の表面にも水分が付着している場合が起きる。この様な
状態でオゾン発生器22に通電しても安定した性能が得ら
れない。また、冷蔵室9への通路16内部にあっても、夏
などの高温多湿外気でのドア5,6,7の開閉が頻繁になる
場合には、通路16にも露結する場合もあり、前記の様に
オゾン発生器22の雰囲気状態が決して安定してオゾン発
生ができる状態とは言えない問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、オゾン生成効率の高い雰
囲気でオゾンを発生させ、効率的に庫内を脱臭する冷蔵
庫を提供するものであり、簡単で安価な仕様で冷蔵庫を
提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決する為に、本発明の冷蔵庫は、冷蔵室
庫内の冷蔵室吐出口近傍に脱臭装置を設置する。また、
オゾン発生器と、オゾン分解フィルターと空気循環ファ
ンとを有する前記脱臭装置の空気循環ファンの運転通電
コントロールをオゾン発生器の通電より先行又は遅延さ
せるように構成したものである。
作用 本発明は、空気循環ファンの運転をオゾン発生器によ
るオゾン発生より先行させたり、遅延させたりさせ、前
者の先行させることにより、オゾン発生器のオゾン発生
環境を良くして発生効率を高めると共に、後者の遅延は
オゾン発生後のオゾン回収を確実なものとなし安全性を
高めるものである。
実 施 例 以下本発明の一実施例の冷蔵庫について、図面を参照
しながら説明する。従来例と同一構成部品は同一番号を
付し、その説明を省略する。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図である。34は
本発明の冷蔵庫本体で冷蔵室9への通風路16の吐出口35
近傍に脱臭装置18がある。前記脱臭装置18は第3図,第
4図,第5図で示す如く従来例と同一配設である。38は
制御装置で、空気循環ファン20の運転状態を制御する空
気循環ファン運転制御手段39と、高電圧発生手段41への
通電制御する高電圧制御手段40と、オゾン発生器35に印
加する高電圧に発生する高電圧発生手段41とから構成さ
れ、脱臭装置18に接続されている。
以上のように構成された冷蔵庫についてその動作を説
明する。前記オゾン発生器35は沿面放電式と云われるオ
ゾン発生器で、高電圧発生装置32により、両電極間42と
44に高周波高電圧が印加されると放電電極44より強力な
高周波沿面ストリーマ放電が起こり、周囲にオゾンが生
成され、循環冷気(臭気を含む)即ち庫内空気Aが脱臭
装置18に流入し、通過する庫内空気Aが含有している酸
素をオゾンに変化させて高濃度のオゾン化空気になり、
オゾン反応室23で悪臭成分を分解する。ここで未反応の
オゾンは、前記オゾン分解フィルター24で酸素に分解
し、矢印Bの如く冷蔵室9へ排出される。
次に、前記オゾン発生器35と空気循環ファン20の通電
状態を第2図により説明する。
コンプレッサー17及び庫内ファン14が庫内温度の変動
を庫内に設定したサーモスイッチ(図示せず)により運
転が開始されると、同時に、制御装置38に通電される。
ここではまず空気循環ファン運転制御手段39が働き、空
気循環ファン20が運転開始し、脱臭装置18に空気が流入
出する。次にその後ある任意の時間Cたってから、高電
圧発生手段41に通電するように高電圧発生制御手段40が
働く。前記高電圧発生手段41によって、高電圧発生装置
32の通電をデューティコントロールすることによりオゾ
ン生成されるオゾン濃度を所定の値に保ち、適当なサイ
クル数を繰返えす(本実施例では5回)。また次に所定
のオゾン生成が終了し高電圧発生手段41への通電が終了
すると、ある任意の時間Dの間、空気循環ファン運転制
御手段39により空気循環ファン20が運転し続ける。時間
Dが終了すると制御装置38も働きを終了させ次の冷蔵庫
運転が開始されるまで停止する。
以上の様に、空気循環ファン20やオゾン発生器35が空
気循環ファン運転制御手段39と高電圧発生制御手段40と
高電圧発生手段41とを有する制御装置38により働く制御
が、絶対湿度の低い前記通路16の吐出口近傍に設置され
た脱臭装置18のしかも絶対湿度が低くなる冷蔵庫運転時
のみ働く事で、オゾンの生成効率が良い。すなわち、時
間Cの間、空気循環ファン20が運転されるので絶対湿度
の低い空気をオゾン発生器35の表面や雰囲気に当接す
る。この事は、冷蔵庫本体の運転停止時に、食品や扉の
開閉で多湿になったり、表面に水分が付着した状態から
低湿の空気で表面の水分を吹き飛ばし乾燥した表面や低
湿の雰囲気にする。その後にオゾン生成が開始されるの
で安定してオゾン生成ができ、オゾンの発生効率を従来
より優れさせ従来より小型のオゾン発生器や高電圧発生
装置にしたり、オゾン発生器の通電時間を短くして節電
することができる。更にオゾン生成させる前にオゾン分
解フィルター24の表面状態を乾燥させ整えることができ
分解能力も高められることになる。
また、空気循環ファン20が、オゾン生成終了後の時間
Dの間運転し続くので、オゾン反応室23での未反応のオ
ゾンを前記オゾン分解フィルター24に当接させることに
より、確実に反応を終了させる。この事で他にオゾンが
洩れず安全性が高まるのである。
尚、前記のオゾン発生器35やオゾン分解フィルタ24,
空気循環ファン20の構成順序を空気の通過する順に、オ
ゾン発生器35,オゾン反応室23,オゾン分解フィルター2
4,空気循環ファン20の配設にしても上記と同様の効果が
得られる。
発明の効果 以上の様に本発明は、庫内ファンからの冷却された空
気を流出する冷蔵室へ通じる通風路の近傍に設置した脱
臭装置のオゾン発生器や空気循環ファンを制御する制御
装置によって、冷蔵庫の運転開始と同時に空気循環ファ
ン運転制御手段が前記空気循環ファンを運転せしめ、脱
臭装置の空気を流入出させる。次に任意の時間の間の
後、前記オゾン発生器に印加する高電圧を発生する高電
圧発生手段へ通電を制御する高電圧発生制御手段とを設
ける事により、オゾン発生器の表面状態や雰囲気状態を
低湿の雰囲気にすることができ、オゾンの発生効率を高
めることができる。また、オゾン分解フィルターの表面
状態を整え分解能力を高めることができる。また高電圧
発生手段への通電が終了の後、ある任意の時間の間、空
気循環ファンの運転を継続することにより、オゾン反応
室での未反応のオゾンを分解フィルタに当接しせめ確実
に反応を終了させることができるため、他にオゾンを洩
らすことなく安全性が高められる。これらの事により、
オゾン発生器や高温発生手段やオゾン分解フィルターが
小型化にしたり運転時間を短かくして庫内空気の臭気の
臭気成分を効率的に脱臭でき、しかも安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における冷蔵庫の断面図と制
御回路ブロック図、第2図は第1図中の脱臭装置の通電
状態とオゾン濃度を示すグラフ、第3図は第1図の脱臭
装置の拡大断面図、第4図は脱臭装置の中のオゾン発生
器の拡大平面図、第5図は同オゾン発生器の断面図、第
6図は従来の冷蔵庫のオゾン発生器の通電装置とオゾン
濃度を示すグラフ、第7図は従来の冷蔵庫の断面図であ
る。 9……冷蔵室、14……庫内ファン、16……通風路、30…
…吐出口、18……脱臭装置、20……空気循環ファン、35
……オゾン発生器、23……オゾン反応室、24……オゾン
分解フィルター、32……高電圧発生装置、39……空気循
環ファン運転制御手段、40……高電圧発生制御手段、41
……高電圧発生手段、38……制御装置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷蔵室への冷却空気の吐出口の近傍に設置
    された空気循環ファンと、オゾン発生器と、オゾン分解
    フィルターと、前記空気循環ファンの運転を制御する空
    気循環ファン運転制御手段と、前記オゾン発生器に印加
    する高電圧を発生する高電圧発生手段と、前記高電圧発
    生手段への通電を制御する高電圧発生制御手段とを有し
    てなる制御装置とを備え、前記制御装置は冷蔵庫の冷却
    運転に同期させ空気循環ファンを運転開始せしめた後
    に、任意の時間遅らせて高電圧発生手段へ通電させる構
    成としたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】制御装置は、高電圧発生制御手段が高電圧
    発生手段への通電を停止した後に、任意の時間、空気循
    環ファンの運転を継続させる構成としたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の冷蔵庫。
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