JP5826720B2 - オゾン発生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、オゾン発生装置に関する。特に、携帯型のオゾン発生装置に関する。
従来、オゾン発生装置は、筐体内にオゾンを発生させるための電極を備えた反応器等(オゾン発生部)と、当該電極に印加する高電圧電流を発生させる高圧発生器やこれらを制御する制御装置(電源部)とが配置されたものが知られている。このようなオゾン発生装置は、電極に高電圧の電流を印加することで放電を発生させる。そして、発生させた放電により空気中の酸素分子を解離してオゾンを発生させるものである。例えば特許文献1の如くである。
特許文献1に記載のオゾン発生装置は、発生させたオゾンをファンで強制的に排出するものが記載されている。しかし、オゾン発生装置若しくはファンに異常が発生した場合、又は筐体の内部の環境がオゾンの発生に適していない場合、筐体の内部に残留するオゾンによるオゾン発生部及び周辺機器の早期劣化や破損、漏電等が生じる可能性がある。また、高圧発生器等の電源部の冷却が不十分な場合や電源部にオゾンが流入した場合においても、電源部の早期劣化や破損が生じる可能性がある。このため、オゾン発生装置の耐久性が低下する点で不利であった。
特開2000−1304号公報
本発明の目的は、耐久性を向上させることができるオゾン発生装置の提供を目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、オゾン発生部と送風ファンとが配置されるオゾン発生室と、制御装置を含む電源部が配置される電源室とが構成されるオゾン発生装置において、前記制御装置は、オゾンの発生を開始する場合、前記送風ファンを所定時間作動させた後に、前記オゾン発生部に電流を印加し、オゾンの発生を停止する場合、前記オゾン発生部に印加している電流を停止してから、所定時間経過後に前記送風ファンを停止させ、前記電源室には、冷却ファンが配置され、前記制御装置は、オゾンの発生を開始する場合、前記オゾン発生部に電流を印加すると同時に、前記冷却ファンを作動させ、オゾンの発生を停止する場合、前記送風ファンを停止させてから所定の操作が行われるまで、前記冷却ファンの作動を継続させるものである。
請求項2においては、前記制御装置は、前記オゾン発生部の異常、若しくは、前記送風ファンの異常を検出すると、前記オゾン発生部に印加している電流を停止すると共に、前記送風ファンの作動を停止させ、所定の操作が行われるまで、前記冷却ファンの作動を継続させるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、筐体の内部にオゾンが残留することがない。また、送風ファンが作動を開始してからオゾンが発生するまでに時間差があるので、その間に作業者が室外に出てドアを閉めることで、作業者がオゾンにさらされることがなく安全である。
これにより、オゾン発生装置の耐久性を向上させることができる。
また、電源部の熱による劣化が防止される。また、筐体の外部の残留オゾンが筐体の内部に流入してくることがない。これにより、オゾン発生装置の耐久性を向上させることができる。
請求項2においては、換気等によりオゾンが除去され、作業者によるオゾン発生装置の停止操作がされるまで、冷却ファンが作動しているのでオゾンが筐体の内部に流入してくることがない。これにより、オゾン発生装置の耐久性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るオゾン発生装置の全体的な構成を示す正面図。 本発明の一実施形態に係るオゾン発生装置の斜視図。 本発明の一実施形態に係るオゾン発生装置の図2におけるC断面図。 本発明の一実施形態に係るオゾン発生装置の図3におけるD断面図。 本発明の一実施形態に係るオゾン発生装置の基本制御態様を示すフローチャート図。 本発明の一実施形態に係るオゾン発生装置の通常時運転制御の態様を示すフローチャート図。 本発明の一実施形態に係るオゾン発生装置の異常時運転制御の態様を示すフローチャート図。
まず、図1から図4を用いて、本発明の一実施形態に係るオゾン発生装置1について説明する。
オゾン発生装置1は、主として筐体2、送風ファン15、オゾン発生部16、ダクト18、オゾン分解触媒19、冷却ファン20、電源部21、を具備する。
図1に示すように、筐体2は、オゾン発生装置1を構成する主な部材であり、オゾン発生部16や電源部21が収められる容器である(図3参照)。筐体2は、板材によって略直方体状に形成される。筐体2の前側面2a(図1における紙面手前側)には、オゾン発生装置1を操作するための操作パネル3が設けられる。操作パネル3には、オゾン発生部16又は送風ファン15の異常を示す異常発生灯3aを具備する。また、筐体2の前側面2aの上方には、オゾンの発生を示す運転警告灯4が設けられる。筐体2の上側面2bには、オゾン発生装置1を移動させる際に、手で把持するための把持部5が設けられる。筐体2の下側面2cには、ゴム材等から構成される脚部6が四隅に設けられる。
筐体2は、内部に仕切り板7が水平に設けられて上下に分割される。仕切り板7よりも下側の空間は、後述の電源部21(図3、図4参照)が配置される電源室8として構成される。仕切り板7よりも上側の空間は、後述のオゾン発生部16(図2、図3参照)が配置されるオゾン発生室9として構成される。筐体2内の電源室8とオゾン発生室9とは、仕切り板7によって完全に分離されてオゾン発生室9の内部の空気が電源室8の内部に流入しないように構成される。
図2に示すように、筐体2は、仕切り板7よりも上側の横側面である右側面2d及び左側面2eと上側面2bとが一体的に形成される。つまり、筐体2の仕切り板7よりも上側の右側面2d及び左側面2eと上側面2bとは、オゾン発生室9を覆うカバー10として一体的に構成される。また、カバー10は、筐体2から着脱自在に構成される。
図2及び図3に示すように、筐体2の上側面2bには、筐体2の外部からオゾン発生室9に空気を取り入れるための第一吸引口11が形成される。第一吸引口11には、粉塵除去用のフィルター11aが設けられる。筐体2の右側面2dには、オゾン発生室9から筐体2の外部にオゾンが含まれる空気を排出する第一排出口12が形成される。つまり、オゾン発生室9は、カバー10の上側面2bに第一吸引口11が形成され、右側面2dに第一排出口12が形成される。
図3に示すように、筐体2の仕切り板7よりも下側の横側面である左側面2fには、筐体2の外部から電源室8に空気を取り入れるための第二吸引口13が形成される。筐体2の仕切り板7よりも下側の横側面である右側面2gには、電源室8から筐体2の外部に空気を排出する第二排出口14が形成される。つまり、電源室8は、対向する左右の両側面に第二吸引口13と第二排出口14とが形成される。
図2及び図3に示すように、送風ファン15は、筐体2の外部からオゾン発生室9に空気を取り入れ、オゾン発生室9から筐体2の外部に空気を排出する。送風ファン15は、シロッコファンから構成される。送風ファン15は、空気の吸引部15aが第一吸引口11に対向するようにオゾン発生室9に配置される。また、送風ファン15は、排出部15bが第一排出口12に向くように配置される。つまり、送風ファン15は、オゾン発生装置1の上方の第一吸引口11から空気を吸引し、オゾン発生装置1の右方の第一排出口12からオゾンを含む空気を排出可能に構成される。なお、本実施形態において、送風ファン15をシロッコファンとしたがこれに限定するものではなく、筐体2の外部からオゾン発生室9に空気を取り込み、オゾン発生室9から筐体2の外部へ空気を排出することができるものであればよい。
オゾン発生部16は、オゾンを発生させるものである。オゾン発生部16は、主に二本の筒状の反応器17から構成される。オゾン発生部16は、反応器17の一側端が第一排出口12に近接して対向するようにオゾン発生室9に着脱自在に配置される。また、オゾン発生部16は、反応器17の他側端が送風ファン15の排出部15bに向くように配置される。なお、本実施形態において、オゾン発生部16を二本の反応器17から構成したがこれに限定するものではなく、紫外線照射灯によるものでもよい。
ダクト18は、送風ファン15からの空気を案内する。ダクト18は、板状部材から構成され、一辺が開放された矩形状の断面に形成される。ダクト18は、一側端が第一排出口12に近接して対向するようにオゾン発生室9に配置される。また、ダクト18は、他側端が送風ファン15の排出部15bに近接して配置される。この際、ダクト18は、開放部分を下方にむけてオゾン発生部16の反応器17に被せるようにして仕切り板7に着脱自在に固定される。すなわち、ダクト18は、その内部にオゾン発生部16が配置され、送風ファン15の排出部15bから排出される空気を第一排出口12まで案内する。
図3及び図4に示すように、オゾン分解触媒19は、オゾンを分解するものである。オゾン分解触媒19は、セラミック等の無機材料から構成される。オゾン分解触媒19は、第二吸引口13に密接するようにして配置される。これにより、第二吸引口13から電源室8に取り入れられる空気は、オゾン分解触媒19を通過するように構成される。なお、本実施形態において、オゾン分解触媒19をセラミック等の無機材料から構成したがこれに限定するものではなく、オゾンを分解する触媒であればよい。
冷却ファン20は、筐体2の外部から電源室8に空気を取り入れ、電源室8から筐体2の外部に空気を排出する。冷却ファン20は、空気の吸引部20aがオゾン分解触媒19に密接するようにして電源室8に配置される。また、冷却ファン20は、排出部20bが第二排出口14に向くように配置される。これにより、冷却ファン20は、電源室8の左方の第二吸引口13からオゾン分解触媒19を介して空気を電源室8の内部に吸引可能に構成される。そして、冷却ファン20は、電源室8の右方に向かって空気を送風可能に構成される。冷却ファン20によって送風された空気は、第二排出口14から排出されるように構成される。なお、本実施形態において、冷却ファン20は、筐体2の外部から電源室8に空気を取り込み、電源室8から筐体2の外部へ空気を排出することができるものであればよい。
電源部21は、オゾン発生部16の制御や電源を供給する。電源部21は、主にオゾン発生部16及び電源部21を制御する制御装置22、高圧電流を発生させる高圧発生器23、外部電源からの電力を高圧発生器23に供給する電源装置24を具備する。
制御装置22は、板状の基盤から構成される。制御装置22は、電源室8の内部であって筐体2の前側面2aに設けられる操作パネル3の裏側に配置される。制御装置22は、これらのプログラム等に従って所定の演算を行うことができ、当該演算の結果等を記憶することができる。
制御装置22は、実体的には、CPU、ROM、RAM、HDD等がバスで接続される構成であってもよく、あるいはワンチップのLSI等からなる構成であってもよい。
制御装置22は、操作パネル3に接続され、操作パネル3から入力される運転時間等を取得することが可能である。
制御装置22は、送風ファン15や冷却ファン20に接続され、送風ファン15や冷却ファン20の動作を制御することが可能である。
制御装置22は、オゾン発生部16や電源部21に設けられる高圧発生器23に接続され、オゾン発生部16の動作を制御することが可能である。
制御装置22は、電源装置24に接続され、電源装置24電力の供給を受けることが可能である。
高圧発生器23は、オゾン発生部16に高圧の電流を供給する。矩形状の基材に各種の電源用部品が配置されて構成される。高圧発生器23は、オゾン発生部16に接続される。高圧発生器23は、一側端が冷却ファン20の排出部20bに近接して電源室8に配置される。また、高圧発生器23は、他側端が第二排出口14に向くように配置される。この際、高圧発生器23は、冷却ファン20によって第二吸引口13から吸引される空気の流れ方向に対して所定の角度θになるように配置される。
電源装置24は、高圧発生器23に電流を供給する。矩形状の基材に各種の電源用部品が配置されて構成される。電源装置24は、送風ファン15、冷却ファン20、制御装置22及び高圧発生器23に接続される。電源装置24は、第二排出口14の近傍に配置される。なお、本実施形態において、高圧発生器23と電源装置24とはそれぞれ独立した基材に構成されているが、これに限定するものではなく、高圧発生器23と電源装置24とを一体的に構成してもよい。
図3に示すように、上述の如く構成されるオゾン発生装置1は、オゾン発生室9に送風ファン15によって第一吸引口11から筐体2の外部の空気が取り込まれる。取り込まれた空気は、送風ファン15の排出部15b近傍に配置されるダクト18に供給される。ダクト18に供給された空気は、ダクト18の内部に配置されるオゾン発生部16からのオゾンが混合される。ダクト18内でオゾンが混合された空気は、送風ファン15の送風圧力によって第一排出口12から排出される。
電源室8には、冷却ファン20によって筐体2の外部の空気が第二吸引口13を介して電源室8の内部に取り込まれる。電源室8の内部に取り込まれる空気は、オゾン分解触媒19によってオゾンが除去される。取り込まれた空気は、冷却ファン20の排出部20b近傍に配置される高圧発生器23に向けて送られる。図4に示すように、空気は、流れ方向に対して所定の角度θ傾いて配置されている高圧発生器23の短辺部分(図4における矢印x)と長辺部分(図4における矢印y)とに沿って流れて高圧発生器23を冷却する。高圧発生器23によって加熱された空気は、電源装置24を通過して第二排出口14から排出される。
以下では、図5から図7を用いて、本発明に係るオゾン発生装置1の制御態様について説明する。
制御装置22は、運転開始信号を取得すると送風ファン15を作動させる。制御装置22は、送風ファン15の作動から所定時間t1が経過すると冷却ファン20及びオゾン発生部16に電流を印加してオゾンを発生させる。制御装置22は、オゾン発生部16への電流の印加時間が操作パネル3から入力された運転時間t0を経過するとオゾン発生部16への電流の印加を停止してオゾンの発生を停止させる。制御装置22は、オゾン発生部16への電流の印加停止から所定時間t2が経過すると送風ファン15を停止させる。制御装置22は、冷却ファン20の停止信号を取得すると冷却ファン20を停止させる。
次に、本発明に係るオゾン発生装置1の制御態様について具体的に説明する。
図5に示すように、オゾン発生装置1の電源が「入」にされると、ステップS010において、制御装置22は、オゾン発生部16、若しくは送風ファン15のいずれかの異常信号を取得したか否か判定する。その結果、オゾン発生部16、若しくは送風ファン15のいずれかの異常信号を取得していないと判定した場合、制御装置22はステップをステップS020に移行させる。一方、オゾン発生部16、若しくは送風ファン15のいずれかの異常信号を取得したと判定した場合、制御装置22はステップをステップS060に移行させる。
ステップS020において、制御装置22は、操作パネル3の操作により入力される運転時間t0についての入力信号を取得し、ステップをステップS030に移行させる。
ステップS030において、制御装置22は、オゾン発生装置1の運転開始信号を取得したか否か判定する。その結果、オゾン発生装置1の運転開始信号を取得したと判定した場合、制御装置22はステップをステップS040に移行させる。一方、オゾン発生装置1の運転開始信号を取得していないと判定した場合、制御装置22はステップをステップS010に戻す。
ステップS040において、制御装置22は、通常時運転制御Aを開始し、ステップをステップS041に移行させる(図6参照)。通常時運転制御Aが終了するとオゾン発生装置1の制御を終了する。
ステップS060において、制御装置22は、異常時運転制御Bを開始し、ステップをステップS061に移行させる(図7参照)。通常時運転制御Aが終了するとオゾン発生装置1の制御を終了する。
制御装置22は、ステップS040の通常時運転制御A、若しくはステップS060の異常時運転制御Bが終了するとオゾン発生装置1の電源を「切」とする。つまり、制御装置22は、後述の冷却ファン20の停止信号を取得することでオゾン発生装置1の電源を切るように制御する。
図6に示すように、ステップS041において、制御装置22は、運転警告灯4を点灯させて、送風ファン15を作動させ、ステップをステップS042に移行させる。
ステップS042において、制御装置22は、送風ファン15を作動させてから所定時間t1が経過したか否か判定する。その結果、送風ファン15を作動させてから所定時間t1が経過したと判定した場合、制御装置22はステップをステップS043に移行させる。一方、送風ファン15を作動させてから所定時間t1が経過していないと判定した場合、制御装置22はステップをステップS042に戻す。
ステップS043において、制御装置22は、運転警告灯4を点滅させて、冷却ファン20を作動させ、オゾン発生部16への電流の印加を開始して、ステップをステップS044に移行させる。
ステップS044において、オゾン発生部16、若しくは送風ファン15のいずれかの異常信号を取得したか否か判定する。その結果、オゾン発生部16、若しくは送風ファン15のいずれかの異常信号を取得していないと判定した場合、制御装置22はステップをステップS045に移行させる。一方、オゾン発生部16、若しくは送風ファン15のいずれかの異常信号を取得したと判定した場合、制御装置22はステップをステップS060に移行させる。
ステップS045において、制御装置22は、オゾン発生部16への電流の印加を開始してから運転時間t0が経過したか否か判定する。その結果、オゾン発生部16への電流の印加を開始してから運転時間t0が経過したと判定した場合、制御装置22はステップをステップS046に移行させる。一方、オゾン発生部16への電流の印加を開始してから運転時間t0が経過していないと判定した場合、制御装置22はステップをステップS044に戻す。
ステップS046において、制御装置22は、オゾン発生部16への電流の印加を停止して、ステップをステップS047に移行させる。
ステップS047において、制御装置22は、オゾン発生部16への電流の印加を停止してから所定時間t2が経過したか否か判定する。その結果、オゾン発生部16への電流の印加を停止してから所定時間t2が経過したと判定した場合、制御装置22はステップをステップS048に移行させる。一方、オゾン発生部16への電流の印加を停止してから所定時間t2が経過していないと判定した場合、制御装置22はステップをステップS047に戻す。
ステップS048において、制御装置22は、運転警告灯4を消灯させて、送風ファン15を停止させて、ステップをステップS049に移行させる。
ステップS049において、制御装置22は、冷却ファン20の停止信号を取得したか否か判定する。その結果、冷却ファン20の停止信号を取得したと判定した場合、制御装置22はステップをステップS050に移行させる。一方、冷却ファン20の停止信号を取得していないと判定した場合、制御装置22はステップをステップS049に戻す。
ステップS050において、制御装置22は、冷却ファン20を停止させて、通常時運転制御Aを終了する。
図7に示すように、ステップS061において、制御装置22は、オゾン発生装置1の運転開始信号を取得したか否か判定する。その結果、オゾン発生装置1の運転開始信号を取得したと判定した場合、制御装置22はステップをステップS062に移行させる。一方、オゾン発生装置1の運転開始信号を取得していないと判定した場合、制御装置22はステップをステップS063に移行する。
ステップS062において、制御装置22は、送風ファン15を停止させ、オゾン発生部16への電流の印加を停止して、運転警告灯4を消灯させて、ステップをステップS063に移行させる。
ステップS063において、制御装置22は、冷却ファン20を作動させ、異常発生灯3aを点灯させ、ステップをステップS064に移行させる。
ステップS064において、制御装置22は、冷却ファン20の停止信号を取得したか否か判定する。その結果、冷却ファン20の停止信号を取得したと判定した場合、制御装置22はステップをステップS065に移行させる。一方、冷却ファン20の停止信号を取得していないと判定した場合、制御装置22はステップをステップS063に戻す。
ステップS065において、制御装置22は、冷却ファン20を停止させ、異常発生灯3aを消灯させて、異常運転制御Bを終了する。
以上の如く、オゾン発生部16と送風ファン15とが配置されるオゾン発生室9と、制御装置22を含む電源部21が配置される電源室8とが構成されるオゾン発生装置1において、制御装置22は、オゾンの発生を開始する場合、送風ファン15を所定時間t1作動させた後にオゾン発生部16に電流を印加し、オゾンの発生を停止する場合、オゾン発生部16に印加している電流を停止してから所定時間t2経過後に送風ファン15を停止させるものである。このように構成することにより、筐体2の内部にオゾンが残留することがない。また、送風ファン15が作動を開始してからオゾンが発生するまでに時間差があるので、その間に作業者が室外に出てドアを閉めることで、作業者がオゾンにさらされることがなく安全である。これにより、オゾン発生装置1の耐久性を向上させることができる。
また、電源室8は、冷却ファン20が更に配置され、制御装置22は、オゾンの発生を開始する場合、オゾン発生部16に電流を印加すると同時に冷却ファン20を作動させ、オゾンの発生を停止する場合、送風ファン15を停止させてから所定の操作が行われるまで冷却ファン20の作動を継続させるものである。このように構成することにより、電源部21の熱による劣化が防止される。また、筐体2の外部の残留オゾンが筐体2の内部に流入してくることがない。これにより、オゾン発生装置1の耐久性を向上させることができる。
また、制御装置22は、オゾン発生部16の異常、若しくは送風ファン15の異常を検出すると、オゾン発生部16に印加している電流を停止すると共に送風ファン15の作動を停止させ、所定の操作が行われるまで冷却ファン20の作動を継続させるものである。このように構成することにより、換気等によりオゾンが除去され、作業者によるオゾン発生装置1の停止操作がされるまで冷却ファン20が作動しているのでオゾンが筐体2の内部に流入してくることがない。これにより、オゾン発生装置1の耐久性を向上させることができる。
1 オゾン発生装置
8 電源室
9 オゾン発生室
15 送風ファン
16 オゾン発生部
21 電源部
t1 所定時間
t2 所定時間

Claims (2)

  1. オゾン発生部と送風ファンとが配置されるオゾン発生室と、制御装置を含む電源部が配置される電源室とが構成されるオゾン発生装置において、
    前記制御装置は、オゾンの発生を開始する場合、前記送風ファンを所定時間作動させた後に、前記オゾン発生部に電流を印加し、
    オゾンの発生を停止する場合、前記オゾン発生部に印加している電流を停止してから、所定時間経過後に前記送風ファンを停止させ、
    前記電源室には、冷却ファンが配置され、
    前記制御装置は、オゾンの発生を開始する場合、前記オゾン発生部に電流を印加すると同時に、前記冷却ファンを作動させ、
    オゾンの発生を停止する場合、前記送風ファンを停止させてから所定の操作が行われるまで、前記冷却ファンの作動を継続させる
    ことを特徴とするオゾン発生装置。
  2. 前記制御装置は、前記オゾン発生部の異常、若しくは、前記送風ファンの異常を検出すると、前記オゾン発生部に印加している電流を停止すると共に、前記送風ファンの作動を停止させ、所定の操作が行われるまで、前記冷却ファンの作動を継続させることを特徴とする請求項1に記載のオゾン発生装置。
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