JP2602950B2 - 旋回式掘削作業車 - Google Patents

旋回式掘削作業車

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JP2602950B2
JP2602950B2 JP1101024A JP10102489A JP2602950B2 JP 2602950 B2 JP2602950 B2 JP 2602950B2 JP 1101024 A JP1101024 A JP 1101024A JP 10102489 A JP10102489 A JP 10102489A JP 2602950 B2 JP2602950 B2 JP 2602950B2
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engine
turning
excavator
swiveling
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浩隆 赤嶺
正幸 小宮
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ヤンマーディーゼル株式会社
セイレイ工業株式会社
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/2004Control mechanisms, e.g. control levers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Shovels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は歩行型の旋回式掘削作業車に関するものであ
る。
(ロ)従来技術 従来から歩行型の旋回式掘削作業車については公知と
されているのである。
例えば実開昭60−4651号公報に記載の技術の如くであ
る。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 上記従来の技術においては、クローラ装置が支持する
下部車体と、作業機やエンジンを搭載した上部車体の間
に回動支持部が介装されていない為に、側溝を掘削しよ
うとする場合において、下部車体の部分が邪魔となって
側溝側に移動出来ないという不具合いがあったのであ
る。
本発明は、全体として歩行式の旋回式掘削作業車であ
りながら、簡略な構成による上部車体の旋回装置を設け
ることにより、側溝掘削も可能としたものである。
上部車体の旋回を旋回モーターによらず、オペレータ
ーが手動により旋回把手を操作して旋回可能としたもの
である。
また、該旋回状態でロックする機構とロック解除レバ
ーを設け、該ロック解除レバーは操作のし易い旋回把手
の部分に設けたものである。
また歩行式であることにより、車体重量が余りにも軽
い為に掘削時において浮いてしまうので、ブレードをア
ウトリガーのように利用して、機体の浮き上がりを防止
すべく構成したのである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成
する為の構成を説明すると。
走行部を有する下部車体上に上部車体を旋回自在に設
け、上部車体には作業機・エンジン・操作部を設けた旋
回式掘削作業車において、スイベルジョイントの外周に
上部車体と下部車体との支持部を設け、手動によって上
部車体を旋回可能としたものである。
また、上部車体と下部車体との間に旋回ロック機構を
設けたものである。
また、旋回把手を作業機の反対側で、作業機の操作レ
バーの近傍に配置したものである。
また、ロック解除レバーを旋回把手に設けたものであ
る。
また、エンジンを上部車体の略中央に配置し、エンジ
ンの後方にコントロールバルブと操作部とを設け、エン
ジンの側方に油圧シリンダを配置したものである。
また、下部車体側にブレードを設け、掘削作業時にお
いて車体支持装置として使用可能としたものである。
(ホ)実施例 本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の
図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は本発明の旋回式掘削作業車の全体側面図、第
2図は同じく後面図、第3図は同じく平面図、第4図は
上部車体1の上に載置したエンジンEとコントロールバ
ルブVとステップ9を示す側面図、第5図は同じく平面
図、第6図は同じく後面図、第7図は同じく平面図、第
8図は下部車体30と旋回支持部29と上部車体1の部分を
示す側面断面図、第9図は旋回ロック機構Dを示す平面
図である。
第1図・第2図・第3図において全体構成から説明す
る。
クローラ装置2L・2Rにより走行部を構成している。そ
して該クローラ装置2L・2Rを支持する下部車体30に、ブ
レード3を支持している。該ブレード3は油圧シリンダ
により上下に回動可能としている。
そして走行式掘削作業車としたことにより、全体重量
が軽い為に、掘削時において機体後方が浮き上がり、前
方に向いて倒れがちになるので、この転倒を防ぐ為にブ
レード3を地面に接地して、アウトリガー状に機体の転
倒を防ぐ支持を行うのである。
また掘削の開始時において、バケット6が硬い地面に
食い込むことが出来ない場合には、機体の前方が浮き上
がり後方へ転倒しがちであるが、この場合には、上部車
体1を180度旋回して、ブレード3を機体の後方に位置
させて接地することにより、後方への転倒を防止するア
ウトリガーの役目もするのである。
上部車体1の上にはエンジン室19が構成されており、
該エンジン室19内にはエンジンEとコントロールバルブ
Vが配置されている。
またエンジン室19の上には前部カバー18と後部カバー
20が被覆されている。
上部車体1の前端よりブーム4の枢支部1aが設けられ
ており、該枢支部1aにブーム4とブームシリンダ17が枢
支されている。
該枢支部1aの部分において、上部車体1の右側からス
イング油圧シリンダ32が突出しており、該ブーム4とブ
ームシリンダ17の基部を水平に左右回動することによ
り、側溝掘りを可能としているのである。
ブーム4の先端にアーム5が枢支され、アームシリン
ダ15により回動される。そしてアーム5の先端にバケッ
ト6が枢支されており、該バケット6はバケットシリン
ダ16により掬い取り回動を行う。
これらの装置により作業機Bを構成している。
またエンジン室19の後端より、下方に向けてステップ
ブラケット22が突出され、その下端に支点越えバネ21を
介装して、ステップ9が枢支されている。
またエンジン室19の後端より、旋回把手8と、アーム
・スイングレバー10とブーム・バケットレバー13と、左
右の操向レバー11・12と、ブレードレバー14が上方に向
けて突出されている。
ステップ9は、オペレーターが足を載せて、足を休め
るというよりは、オペレーターが自分の体重を作業時の
浮き上がりを防ぐ為に重量に利用する為のステップ9で
あり、掘削作業をする場合には必ず乗るのである。
故に、乗った状態が掘削作業をする場合であるから、
この状態でレバー操作がし易いように、掘削関係のレバ
ーであるアーム・スイングレバー10とブーム・バケット
レバー13の高さHは、その他の操向状態で操作するレバ
ーである左右の操向レバー11・12やブレードレバー14の
高さhよりも高く構成しているのである。
アーム・スイングレバー10はアームシリンダ15とスイ
ング油圧シリンダ32を、切換ながら操作するレバーであ
り、ブーム・バケットレバー13はブームシリンダ17とバ
ケットシリンダ16を切換ながら操作するレバーである。
これにより、オペレーターが最適の姿勢で、掘削作業
・ブレード作業・走行作業が出来るように構成している
のである。
また旋回把手8は、下部車体30に対して上部車体1を
旋回する場合に、力を篭めて操作する部分であり、該旋
回把手8に旋回ロック機構Dを操作するロック解除レバ
ー7を設けているのである。
次に第4図・第5図・第6図・第7図・第8図におい
て説明すると。
左右のクローラ装置2L・2Rの間を連結する下部車体30
の上に、スイベルジョイント23が配置されている。
該スイベルジョイント23は、下部車体30側に固定され
たスイベルジョイントハブ23aと、上部車体1の側に固
定されるスイベルジョイントシャフト23bにより構成さ
れている。
そして該スイベルジョイント23の周囲に旋回支持部29
が構成されているのである。
該旋回支持部29は旋回台軸受と呼ばれるものであり、
外部固定体29bと内部旋回体29aの間に、軸受メタル36が
介装されている。該軸受メタル36の代わりに軸受ボール
が介装されていても良いものである。
そして上部車体1に旋回ロックピン25が上下動可能に
支持されている。操作ワイヤー27の操作によりアーム26
を上下して、該アーム26の先端の旋回ロックピン25を上
下動するのである。またアーム26には戻し付勢バネ28が
介装されている。
また該旋回ロックピン25が嵌入するロックピン嵌入孔
35が対向する外部固定体29bに複数個開口されている。
第9図の実施例においては、ロックピン嵌入孔35の数
は、8個であり45度毎にロックピン嵌入孔35が配置され
ている。
これにより旋回ロック機構Dが構成されているのであ
る。そして操作ワイヤー27の他端が、旋回把手8に設け
たロック解除レバー7に連結されており、オペレーター
はロック解除レバー7を握り操作することにより、旋回
ロックピン25を抜き、上部車体1の旋回を自由にするも
のである。
そして適当な位置まで回動した後に、所定のロックピ
ン嵌入孔35に嵌入するように旋回ロックピン25を降ろす
のである。
そして該上部車体1の前端には前述の如く枢支部1aが
設けられており、右側にはエンジンEを避けた位置にス
イング油圧シリンダ32が設けられており、中央にはエン
ジンEが配置されており、後部にはコントロールバルブ
Vが配置されている。該コントロールバルブVの後部に
はステップ9が支持されている。
また第6図に示す如く、クローラ装置2L・2Rの駆動ス
プロケットに回転を与えるのは、左右の油圧モーター31
L・31Rであり、該左右の油圧モーター31L・31Rと、ブレ
ード3の油圧シリンダにエンジン部に設けた油圧ポンプ
からの圧油を、上部車体1が旋回しても常時送油可能と
する為にスイベルジョイント23が設けられているのであ
る。
第4図において示す如く、上部車体1の上にスイベル
ジョイントシャフト23bの部分を突出させ、該スイベル
ジョイントシャフト23bの部分を回避する為のエンジン
Eの載置台38を浮かせた状態に支持し、エンジンEの載
置台38と上部車体1との間に各部に至る油圧配管39を通
過させ、これにより油圧配管の通過空間を確保し、全体
をコンパクトとしている。
また第6図・第7図に示す如く、エンジンEの左側に
作動油タンク37を配置し、該作動油タンク37の外側板は
エンジン室19のカバーを兼用し、底板は上部車体1を兼
用して構成している。
(ヘ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
請求項(1)の如く構成したことにより、従来のよう
に油圧モーターにより旋回機構を構成した場合には、旋
回支持部29が大型となる為に、小形の旋回式掘削作業車
を構成することは出来なかったのであるが、本発明では
安価で運搬や操作が容易な掘削作業車で有り、つるはし
代わりに掘削作業において使用可能でありながら、上部
車体を旋回することができるので、側溝掘削も可能とな
ったものである。
請求項(2)の如く構成したので、上部車体1を旋回
後において任意の位置にロックして掘削作業を行うこと
ができ、手動旋回装置でありながら、旋回後のロックを
確実にし、作業を安全に行うことが出来るのである。
請求項(3)の如く構成したので、旋回把手8を力の
入り易い位置に配置することができ、また、アーム・ス
イングレバー10やブーム・バケットレバー13を近くに配
置したので、上部車体1の旋回と、作業機Bの操作が同
じ位置で行えるのである。
また作業機Bを左右にスイングしても作業機Bがオペ
レーターに接触するという危険性が無いのである。
請求項(4)の如く構成したので、ロック解除レバー
7と旋回把手8を同時に握って、上部車体1の手動旋回
が出来ることとなり、オペレーターが上部車体を旋回さ
せる為に力を入れ易いのである。
請求項(5)の如く構成したので、エンジンEとスイ
ング油圧シリンダ32とコントロールバルブVを、機体の
中央に集めてコンパクトに構成でき、全体の旋回半径を
小にすることが出来たものである。
請求項(6)の如く構成したので、掘削初期において
は、地面が硬い為に前部が浮き上がり後方へ転倒する恐
れがあるが、この場合にはブレード3が後方に位置する
ように180度旋回して、後方で地面に接地させることに
より、アウトリガーとしての役目を果たすことができる
のである。
また深い穴の底を掬い上げる場合においては、機体の
後方が浮き上がり、作業機B側に転倒する恐れがある
が、この場合にはブレード3を前方に位置させてアウト
リガーとしての役目をさせることが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の旋回式掘削作業車の全体側面図、第2
図は同じく後面図、第3図は同じく平面図、第4図は上
部車体1の上に載置したエンジンEとコントロールバル
ブVとステップ9を示す側面図、第5図は同じく平面
図、第6図は同じく後面図、第7図は同じく平面図、第
8図は下部車体30と旋回支持部29と上部車体1の部分を
示す側面断面図、第9図は旋回ロック機構Dを示す平面
図である。 A……オペレーター B……作業機 C……操作部 D……旋回ロック機構 E……エンジン 1……上部車体 2……クローラ装置 3……ブレード 7……ロック解除レバー 8……旋回把手

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行部を有する下部車体上に上部車体を旋
    回自在に設け、上部車体上には作業機・エンジン・操作
    部を設けた旋回式掘削作業車において、スイベルジョイ
    ントの外周に上部車体と下部車体との支持部を設け、手
    動によって上部車体を旋回可能としたことを特徴とする
    旋回式掘削作業車。
  2. 【請求項2】請求項(1)において、上部車体と下部車
    体との間に旋回ロック機構を設けたことを特徴とする旋
    回式掘削作業車。
  3. 【請求項3】請求項(1)において旋回把手を作業機の
    反対側で、作業機の操作レバーの近傍に配置したことを
    特徴とする旋回式掘削作業車。
  4. 【請求項4】請求項(2)において、ロック解除レバー
    を旋回把手に設けたことを特徴とする旋回式掘削作業
    車。
  5. 【請求項5】請求項(1)において、エンジンを上部車
    体の略中央に配置し、エンジンの後方にコントロールバ
    ルブと操作部とを設け、エンジンの側方に油圧シリンダ
    を配置したことを特徴とする旋回式掘削作業車。
  6. 【請求項6】請求項(1)において、下部車体側にブレ
    ードを設け、掘削作業時において車体支持装置として使
    用することを特徴とする旋回式掘削作業車。
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