JPH0421879Y2 - - Google Patents

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JPH0421879Y2
JPH0421879Y2 JP10949285U JP10949285U JPH0421879Y2 JP H0421879 Y2 JPH0421879 Y2 JP H0421879Y2 JP 10949285 U JP10949285 U JP 10949285U JP 10949285 U JP10949285 U JP 10949285U JP H0421879 Y2 JPH0421879 Y2 JP H0421879Y2
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JP
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lever
stand
swing
work
walking
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JP10949285U
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、歩行・乗用兼用型作業機の旋回切替
構造に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、山間部において林道や水路を施工するた
めに、機体を可及的にコンパクトに形成して、掘
削装置や排土装置を装備した歩行型作業機が考案
されており、同作業機は、大型の乗用型作業機に
比べると、その作業能力は劣るものの、上記の山
間部等のように地理的作業条件が特殊な場合に
は、非常に便利なものである。
また、乗用型作業機は、走行部上方に旋回台を
旋回自在に載置して、同旋回台上に運転部や原動
機部等を配設すると共に、同旋回台前端に掘削装
置を上下昇降、及び、左右回動自在に取付けて、
効率よく掘削作業が行えるべく構成しているもの
である。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところが、歩行型作業機の場合、掘削装置が本
機に対して上下昇降作動するのみで、乗用型作業
機の如く、本機停止状態にて旋回台を旋回させる
ことにより、所要の方向に掘削装置を位置せしめ
るということができず、その分作業性能の上で多
きな問題となつていた。
また、乗用型作業機の場合は、歩行型作業機の
ように、オペレーターが歩行しながら作業操作が
行えるなら、作業範囲が大きく拡大されるにもか
かわらず、そのような作業機が考案されていなか
つた。
というのも、歩行作業と、乗用作業とを適宜選
択的に行える作業機はないものかと勘案されては
いるものの、特に、歩行作業時と乗用作業時とで
は、オペレーターの操作位置が異なると共に、歩
行作業時に誤つて旋回台を旋回させると、オペレ
ーターにとつて非常に危険であることにより、操
作部の構造を何とかしなければならないという、
大きな問題があつたからである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 そこで、本考案では、前端に掘削装置に取付け
た旋回台を、左右走行部間に架設した旋回基台上
に旋回自在に載設し、同旋回台上には上記掘削装
置や走行部等を操作するための各種操作レバー群
を、起伏回動自在に立設したレバースタンドより
突設して、同スタンドを回動変位させることによ
り、同レバー群の歩行、乃至乗用操作を可能と
し、しかも、レバースタンドの横側方にはセレク
トレバーを、同スタンドの後面側へ起倒自在に取
付けて、同レバーの倒伏、起立作動に連動して、
旋回台の旋回範囲が全旋回自在な状態よりスイン
グ自在な状態に切替えられるべく構成してなる歩
行・乗用兼用型作業機の旋回切替構造を提供せん
とするものである。
(ホ) 作用 乗用作業を行う際には、旋回台上に搭乗し、レ
バースタンドを起立状態として各種操作レバーを
適宜操作すればよいものであり、この際、セレク
トレバーは同スタンド後面側へ倒伏状態としてお
けば、旋回台が360度旋回自在であることより、
所要の方向へ同旋回台を旋回させて、掘削装置に
より掘削作業を行うことができるものである。
また、歩行作業を行う際には、レバースタンド
を後方へ倒伏回動させて、旋回台後方より各種操
作レバーを操作すればよいものであり、この際、
レバースタンド後面側にはセレクトレバーが倒伏
状態に位置していることより、同レバーを外上方
へ回動させて起立状態としておけば、レバースタ
ンドを同レバーに干渉させることなく倒伏回動さ
せることができ、しかも、同レバーの起立作動に
連動して旋回台がスイング作動に限定切替えされ
て、オペレーターの安全を同時に確保することが
できるものである。
(ヘ) 効果 本考案によれば、歩行操作を行う際に、レバー
スタンドの起伏回動に伴い、必然的にセレクトレ
バーを起立作動させなければならないために、同
レバーを意識的に操作する必要がなく、従つて、
旋回台の旋回範囲を切替え操作するのを忘れたた
めに、オペレーターが危険な目に会うという不具
合が確実に回避されるという効果を奏する。
(ト) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
Aは歩行・乗用兼用型作業機であり、同作業機A
は、クローラ式の左右走行部1,1間に旋回基台
2を架設し、同基台2上に旋回台3を旋回自在に
載設して、同旋回台3の前部左側にコントロール
バルブ30を設けるとともに、同バルブをバルブ
カバー4によりケーシングし、また、前部右側に
原動機部5を設けて、同原動機部5後方にはウイ
ンチ等の各種作業機を適宜アタツチメント式に装
備するためのスペースSを設け、またバルブカバ
ー4の後方には運転部6を設けている。
そして、旋回台3の前端中央部には枢支ブラケ
ツト7を介して掘削装置8を上下昇降回動自在、
かつ、左右回動自在に取付けており、同装置8
は、主・副ブーム9,10とバケツト11とを第
1、第2、第3油圧シリンダ9′,10′,11′
により回動作動させ、また、枢支ブラケツト7を
スイングシリンダ12により左右回動作動させる
べく構成している。
また、旋回基台2には排土装置13を装着して
おり、同装置13は、左右排土アーム14,14
先端間に排土板14′を架設し、同アーム14,
14基端を旋回基台2に下部支持板ブラケツト1
5を介して上下回動自在に枢支15′して、同ブ
ラケツト15上方に位置する旋回基台2より突設
した上部支持ブラケツト16と排土板14′との
間に、排土シリンダ17を介設して、同シリンダ
17により排土板14′を上下動せしせるべく構
成している。
そして、上記掘削装置8、及び、排土装置1
3、並びに、走行部1,1の操向操作は、運転部
6にレバースタンド18を介して設けた各種操作
レバー群19により行うべく構成しており、しか
も、同レバー群19は乗用作業においても、又歩
行作業においても楽に操作できるように構成して
いるものである。
すなわち、運転部6は、原動機部5よりも可及
的に低くバルブカバー4を形成して、歩行作業時
の前方視界性が良好となるように構成し、同カバ
ー4の後側部に形成したコ字状切欠部20に、矩
形箱状のレバースタンド18を嵌合すると共に、
同スタンド18の下部前側に設けた回動枢支部1
8−1を同カバー4に枢支21して、同枢支部2
1を中心に同スタンド18を後傾回動自在とし、
乗用作業時には同スタンド18を鉛直起立状態と
し、又歩行作業時には同スタンド18を後傾回動
させて、後方傾斜状態にて、旋回台3後方より各
種操作レバー群19を操作することができるよう
に構成しているものである。
しかも、バルブカバー4の後側面右側には、旋
回台3の旋回切替を行うためのセレクトレバー2
2をレバースタンド18の後面側へ起倒自在に突
設しており、同レバー22は基端を旋回台3を旋
回作動させる油圧バルブに連動連結して、同レバ
ー22を内側方へ倒伏させて水平状態とすると旋
回台3の旋回が360度自由に行え、又、同レバー
22を鉛直上方へ起立状態にすると、旋回台3が
一定角度の範囲内でスイング自在に旋回するのみ
となるように構成している。
従つて、歩行作業を行う際には、レバースタン
ド18を後傾回動させなければならないわけであ
るが、旋回台3が、全旋回するセレクトレバー2
2水平状態では、同レバー22に同スタンド18
が干渉してレバースタンド18の後傾回動が行え
ないために、必然的にセレクトレバー22を鉛直
起立状態とすべく上外側方へ回動させた後、同ス
タンド18を後傾回動さることになる。すると、
鉛直起立状態にせられた同レバー22が旋回台3
の油圧バルブを制御して、同旋回台3がスイング
作動するのみとなることにより、オペレーター
が、セレクトレバー22による旋回切替操作を忘
れて、歩行作業時に旋回台3が旋回するという危
険を確実に防止することができるものである。2
3は操向レバー、24は作業機操作用レバーであ
る。
また、運転部6は、レバースタンド18の後方
にリザーバー25を載置し、同リザーバー25上
に座席26を上下位置調節、及び、折畳み収納自
在に取付けている。
すなわち、リザーバー25の後側面より支持リ
ング27を突設し、同リング27中に上下長手状
の支持杆28を上下昇降位置調節自在に取付け
て、同支持杆28上端部より、リザーバー25の
上端面形状に相対させて形成した座部26−1を
前方へ水平に突設し、また、同支持杆28上端に
背もたれ部26−2基端を前方へ起倒自在に枢支
29して、同枢支部29を中心に同背もたれ部2
6−2を倒伏させることにより折畳み収納可能と
し、さらには、支持杆28を下降させて座部26
−1をリザーバー25上面に当接載置させること
ができるようにしている。
このように座席26をリザーバー25上にて折
畳み収納すると、歩行作業時でもオペレーターが
確実に掘削装置8の動きを視認することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による旋回切替構造を有する
作業機の側面図、第2図は、同作業機の平面図、
第3図は、同要部の側面図、第4図は、同要部の
背面図。 A……歩行・乗用型兼用作業機、3……旋回
台、18……レバースタンド、22……セレクト
レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前端に掘削装置8に取付けた旋回台3を、左右
    走行部1,1間に架設した旋回基台2上に旋回自
    在に載設し、同旋回台3上には上記掘削装置8や
    走行部1等を操作するための各種操作レバー群1
    9を、起伏回動自在に立設したレバースタンド1
    8より突設して、同スタンド18を回動変位させ
    ることにより、同レバー群19の歩行、乃至乗用
    操作を可能とし、しかも、レバースタンド18の
    横側方にはセレクトレバー22を、同スタンド1
    8の後面側へ起倒自在に取付けて、同レバー22
    の倒伏、起立作動に連動して、旋回台3の旋回範
    囲が全旋回自在な状態よりスイング自在な状態に
    切替えられるべく構成してなる歩行・乗用兼用型
    作業機の旋回切替構造。
JP10949285U 1985-07-16 1985-07-16 Expired JPH0421879Y2 (ja)

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JP10949285U JPH0421879Y2 (ja) 1985-07-16 1985-07-16

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JP10949285U JPH0421879Y2 (ja) 1985-07-16 1985-07-16

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Publication Number Publication Date
JPS6216162U JPS6216162U (ja) 1987-01-30
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ID=30987637

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