JP2601300Y2 - スライド収納式液晶表示装置 - Google Patents
スライド収納式液晶表示装置Info
- Publication number
- JP2601300Y2 JP2601300Y2 JP1991060952U JP6095291U JP2601300Y2 JP 2601300 Y2 JP2601300 Y2 JP 2601300Y2 JP 1991060952 U JP1991060952 U JP 1991060952U JP 6095291 U JP6095291 U JP 6095291U JP 2601300 Y2 JP2601300 Y2 JP 2601300Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display unit
- state
- switch
- liquid crystal
- crystal display
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/16—Constructional details or arrangements
- G06F1/1601—Constructional details related to the housing of computer displays, e.g. of CRT monitors, of flat displays
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
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- Physics & Mathematics (AREA)
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車載用テレビに好適な液
晶表示装置にかかわり、特に、収納位置と表示位置との
間を進退自在にスライドさせる液晶表示部収納メカニズ
ムの駆動制御装置に関するものである。
晶表示装置にかかわり、特に、収納位置と表示位置との
間を進退自在にスライドさせる液晶表示部収納メカニズ
ムの駆動制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3乃至図7は従来のスライド式液晶表
示装置を示しており、図3はその外観斜視図である。図
において、1は表示装置本体、2は液晶表示ユニット、
3aは本体1を出し入れする開/閉スイッチである。こ
のスイッチ3aを操作して本体1から表示ユニット2を
前方に引き出した状態は図4に示されている。図4にお
いて、それぞれ、3bは電源スイッチ、3cは他の操作
スイッチ、5は映像を表示する液晶画面、6は回動支
点、7はスライド板である。
示装置を示しており、図3はその外観斜視図である。図
において、1は表示装置本体、2は液晶表示ユニット、
3aは本体1を出し入れする開/閉スイッチである。こ
のスイッチ3aを操作して本体1から表示ユニット2を
前方に引き出した状態は図4に示されている。図4にお
いて、それぞれ、3bは電源スイッチ、3cは他の操作
スイッチ、5は映像を表示する液晶画面、6は回動支
点、7はスライド板である。
【0003】液晶表示ユニット2は、操作者の位置から
画面5を見易い角度に設定するために、回動支点6を中
心に下側へ回動させることができる。図5は表示ユニッ
ト2を下側へ回動し傾斜させた状態を示しており、ま
た、本体1の上カバーを取外し、本体内部の各メカニズ
ムも図示している。この図において、8は防塵シャッタ
ー、9a,9bはガイドシャフト、10はスライド板7
に支持され、ガイドシャフト9a,9bに摺接可能に支
持された保持ブロックである。11は表示ユニット2を
スライドさせる駆動モータ、12はプリント基板、そし
て、13はフレキシブル基板であり、コネクタ14と1
5の間に接続されている。
画面5を見易い角度に設定するために、回動支点6を中
心に下側へ回動させることができる。図5は表示ユニッ
ト2を下側へ回動し傾斜させた状態を示しており、ま
た、本体1の上カバーを取外し、本体内部の各メカニズ
ムも図示している。この図において、8は防塵シャッタ
ー、9a,9bはガイドシャフト、10はスライド板7
に支持され、ガイドシャフト9a,9bに摺接可能に支
持された保持ブロックである。11は表示ユニット2を
スライドさせる駆動モータ、12はプリント基板、そし
て、13はフレキシブル基板であり、コネクタ14と1
5の間に接続されている。
【0004】ガイドシャフト9aにはラックギアが設け
られており、モータ11の駆動力がギア列を介してラッ
クギアに伝えられると、スライド板7、保持ブロック1
0、及び基板12の各部からなるスライドユニットが移
動し、表示ユニット2全体が移動するようになってい
る。
られており、モータ11の駆動力がギア列を介してラッ
クギアに伝えられると、スライド板7、保持ブロック1
0、及び基板12の各部からなるスライドユニットが移
動し、表示ユニット2全体が移動するようになってい
る。
【0005】このスライドユニットが図示手前側の位置
に到達したとき、すなわち、表示ユニット2が進出位置
に引き出されたとき、進出位置を検知する位置検出スイ
ッチSW2が付勢され、また、スライドユニットが収納
位置に到達したときは、収納状態を検知する位置検出ス
イッチSW3が付勢されて表示ユニットが収納位置にあ
ることを検出する。
に到達したとき、すなわち、表示ユニット2が進出位置
に引き出されたとき、進出位置を検知する位置検出スイ
ッチSW2が付勢され、また、スライドユニットが収納
位置に到達したときは、収納状態を検知する位置検出ス
イッチSW3が付勢されて表示ユニットが収納位置にあ
ることを検出する。
【0006】図6及び図7は回動支点6を中心に回動可
能の表示ユニット2のメカニズムを説明する断面図であ
る。図6は表示ユニット2が進出位置に引き出され、か
つ本体1に対して水平な状態にあることを示し、また、
図7は進出位置に引き出された表示ユニット2が回動支
点6を中心に所定角度回動し、本体1に対して傾斜した
状態にあることを示している。図において、10aはス
イッチ作動突起で、保持ブロック10の側面から突出し
て位置検出スイッチSW2とSW3の接点を付勢する機
能を有している。17はスライドユニットの底板を一部
折り曲げ形成した規制部であり、回動検知スイッチSW
1の当接子16がこれに当接したとき、スイッチSW1
が閉路して、この結果、表示ユニット2の水平状態が検
出されるようになっている。
能の表示ユニット2のメカニズムを説明する断面図であ
る。図6は表示ユニット2が進出位置に引き出され、か
つ本体1に対して水平な状態にあることを示し、また、
図7は進出位置に引き出された表示ユニット2が回動支
点6を中心に所定角度回動し、本体1に対して傾斜した
状態にあることを示している。図において、10aはス
イッチ作動突起で、保持ブロック10の側面から突出し
て位置検出スイッチSW2とSW3の接点を付勢する機
能を有している。17はスライドユニットの底板を一部
折り曲げ形成した規制部であり、回動検知スイッチSW
1の当接子16がこれに当接したとき、スイッチSW1
が閉路して、この結果、表示ユニット2の水平状態が検
出されるようになっている。
【0007】次に、この表示装置の動作を説明する。ま
ず、開/閉スイッチ3aを操作して液晶表示ユニット2
を本体1から進出させる。表示ユニット2が完全に引き
出され本体に対し水平を保持する状態において、表示ユ
ニット2を手で下方に回動する。図7に示す回動検知ス
イッチSW1の接点が開く角度まで表示ユニット2を回
動し傾斜状態におく。この操作により回動検知スイッチ
SW1は表示ユニット2が傾斜状態にあることを検知す
るので、制御部を介して自動的に表示ユニット2に電源
が供給され、液晶画面5に画像が映出される。なお、表
示ユニット2が水平状態、または傾斜状態にあるとき、
電源スイッチ3bを操作すれば、手動的に電源をオンオ
フ操作することも可能である。
ず、開/閉スイッチ3aを操作して液晶表示ユニット2
を本体1から進出させる。表示ユニット2が完全に引き
出され本体に対し水平を保持する状態において、表示ユ
ニット2を手で下方に回動する。図7に示す回動検知ス
イッチSW1の接点が開く角度まで表示ユニット2を回
動し傾斜状態におく。この操作により回動検知スイッチ
SW1は表示ユニット2が傾斜状態にあることを検知す
るので、制御部を介して自動的に表示ユニット2に電源
が供給され、液晶画面5に画像が映出される。なお、表
示ユニット2が水平状態、または傾斜状態にあるとき、
電源スイッチ3bを操作すれば、手動的に電源をオンオ
フ操作することも可能である。
【0008】次に、液晶表示ユニット2を図3の収納位
置に収納する際は、まず、電源スイッチ3bをオフにし
た後、傾斜状態にある表示ユニット2を上方に回動して
水平状態に戻す。そして、開/閉スイッチ3aを操作し
て表示ユニット2を収納位置に収納する。なお、開/閉
スイッチ3aを操作するとき、回動検知スイッチSW1
の接点が図6のように、閉じていることが必要条件であ
り、表示ユニット2が水平状態でないとき収納位置に戻
すことはできない。
置に収納する際は、まず、電源スイッチ3bをオフにし
た後、傾斜状態にある表示ユニット2を上方に回動して
水平状態に戻す。そして、開/閉スイッチ3aを操作し
て表示ユニット2を収納位置に収納する。なお、開/閉
スイッチ3aを操作するとき、回動検知スイッチSW1
の接点が図6のように、閉じていることが必要条件であ
り、表示ユニット2が水平状態でないとき収納位置に戻
すことはできない。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】液晶表示ユニットを本
体の収納位置から引き出して水平状態におき、更に、操
作者に見易い傾斜状態に設定する一連の操作メカニズム
は、装置を使用しないとき液晶表示装置を収納位置に収
納して保護するとともに、運転操作の邪魔にならないよ
うコンパクトに構成することを目的としている。
体の収納位置から引き出して水平状態におき、更に、操
作者に見易い傾斜状態に設定する一連の操作メカニズム
は、装置を使用しないとき液晶表示装置を収納位置に収
納して保護するとともに、運転操作の邪魔にならないよ
うコンパクトに構成することを目的としている。
【0010】しかし、上記のように収納メカニズム部が
複雑に構成された結果、操作すべき手順が通常のテレビ
より多くなるため、かえって取扱が繁雑になり、車載用
機器としては安全運転の原則に反するという問題が生じ
てくる。
複雑に構成された結果、操作すべき手順が通常のテレビ
より多くなるため、かえって取扱が繁雑になり、車載用
機器としては安全運転の原則に反するという問題が生じ
てくる。
【0011】本考案は上記事情に鑑みなされたもので、
スライド収納式液晶表示装置において、操作の手順を可
及的に減らすことの可能なメカニズム制御装置を提供す
ることを目的とする。
スライド収納式液晶表示装置において、操作の手順を可
及的に減らすことの可能なメカニズム制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案のスライド収納式液晶表示装置では、機器本体
内部の収納位置と外部の進出位置との間をスライド可能
に設けられ、かつ、進出位置において水平状態と傾斜状
態に回動操作可能に枢支された液晶表示ユニットであっ
て、該表示ユニットをスライドさせる駆動手段と、該表
示ユニットの収納位置を検出するスイッチと、該表示ユ
ニットの進出位置を検出するスイッチと、該表示ユニッ
トの水平状態と傾斜状態を検知する回動検知スイッチ
と、該表示ユニットが進出位置で、かつ、傾斜状態にあ
る表示ユニットを水平状態に回動操作したとき該表示ユ
ニットへの供給電源を遮断するとともに該表示ユニット
を収納位置に収納するよう上記駆動手段を制御する制御
部と、を備えたものである。
に本考案のスライド収納式液晶表示装置では、機器本体
内部の収納位置と外部の進出位置との間をスライド可能
に設けられ、かつ、進出位置において水平状態と傾斜状
態に回動操作可能に枢支された液晶表示ユニットであっ
て、該表示ユニットをスライドさせる駆動手段と、該表
示ユニットの収納位置を検出するスイッチと、該表示ユ
ニットの進出位置を検出するスイッチと、該表示ユニッ
トの水平状態と傾斜状態を検知する回動検知スイッチ
と、該表示ユニットが進出位置で、かつ、傾斜状態にあ
る表示ユニットを水平状態に回動操作したとき該表示ユ
ニットへの供給電源を遮断するとともに該表示ユニット
を収納位置に収納するよう上記駆動手段を制御する制御
部と、を備えたものである。
【0013】
【作用】表示ユニットは開/閉スイッチを操作すること
により収納位置から進出位置に引き出される。引き出さ
れたときの表示ユニットは本体に対して水平な水平状態
にあり、この水平状態から表示ユニットを下方に回動
し、操作者の位置から見易い角度の傾斜状態に設定す
る。表示ユニットは傾斜状態にあるとき電源スイッチ、
及びその他のスイッチの操作が受け付けられ、液晶画面
に画像を映出することが可能となる。
により収納位置から進出位置に引き出される。引き出さ
れたときの表示ユニットは本体に対して水平な水平状態
にあり、この水平状態から表示ユニットを下方に回動
し、操作者の位置から見易い角度の傾斜状態に設定す
る。表示ユニットは傾斜状態にあるとき電源スイッチ、
及びその他のスイッチの操作が受け付けられ、液晶画面
に画像を映出することが可能となる。
【0014】表示ユニットを収納位置に戻す際は、傾斜
状態にある表示ユニットを水平状態に戻すよう回動操作
する。この操作により回動検知スイッチがオンになり、
これより制御部は表示ユニットへの供給電源を遮断する
とともに、表示ユニットを収納位置に収納するよう駆動
モータを制御する。従って、表示ユニットを収納する際
に必要な電源スイッチの遮断と、開/閉スイッチ操作の
2つの操作手順が省略され自動化される。
状態にある表示ユニットを水平状態に戻すよう回動操作
する。この操作により回動検知スイッチがオンになり、
これより制御部は表示ユニットへの供給電源を遮断する
とともに、表示ユニットを収納位置に収納するよう駆動
モータを制御する。従って、表示ユニットを収納する際
に必要な電源スイッチの遮断と、開/閉スイッチ操作の
2つの操作手順が省略され自動化される。
【0015】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本考案の構成を概略的に示すブロック図で
ある。なお、図において従来例の構成と同一の構成要素
には同一符号を付し、その説明を省略する。
する。図1は本考案の構成を概略的に示すブロック図で
ある。なお、図において従来例の構成と同一の構成要素
には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0016】図中、3は操作部で、3aは開/閉スイッ
チ、3bは電源スイッチである。これらのスイッチ操
作、及びスイッチ開閉状態は制御部20によって常時監
視されている。同様に、制御部20に接続されたスイッ
チ群のうち、SW1は表示ユニット2が支点6を中心に
回動したときこの状態を検知する回動検知スイッチ、S
W2は表示ユニット2の位置を検知する進出状態検知ス
イッチ、SW3は同じく収納位置を検知する収納状態検
知スイッチである。そして、21は制御部20によって
制御され液晶画面に画像を映出する表示部である。
チ、3bは電源スイッチである。これらのスイッチ操
作、及びスイッチ開閉状態は制御部20によって常時監
視されている。同様に、制御部20に接続されたスイッ
チ群のうち、SW1は表示ユニット2が支点6を中心に
回動したときこの状態を検知する回動検知スイッチ、S
W2は表示ユニット2の位置を検知する進出状態検知ス
イッチ、SW3は同じく収納位置を検知する収納状態検
知スイッチである。そして、21は制御部20によって
制御され液晶画面に画像を映出する表示部である。
【0017】次に、本考案の動作を図2のフローチャー
トを参照して説明する。まず、図3の収納状態におい
て、表示ユニット2を進出するために開/閉スイッチ3
aが操作される。この操作により制御部20は開/閉ス
イッチ3aが操作されたことを認識する(S−1)。制
御部20は同時に収納状態検知スイッチSW3の開閉状
態をみて、スイッチSW3がオンであれば(S−2)、
モータ11を駆動し、液晶表示ユニット2を進出操作す
る(S−3)。表示ユニット2が移動を開始すればスイ
ッチSW3はオフとなる。移送された表示ユニット2が
進出位置に到達すると進出状態検知スイッチSW2がオ
ンになり(S−4)、制御部20はモータ11を停止さ
せる(S−5)。
トを参照して説明する。まず、図3の収納状態におい
て、表示ユニット2を進出するために開/閉スイッチ3
aが操作される。この操作により制御部20は開/閉ス
イッチ3aが操作されたことを認識する(S−1)。制
御部20は同時に収納状態検知スイッチSW3の開閉状
態をみて、スイッチSW3がオンであれば(S−2)、
モータ11を駆動し、液晶表示ユニット2を進出操作す
る(S−3)。表示ユニット2が移動を開始すればスイ
ッチSW3はオフとなる。移送された表示ユニット2が
進出位置に到達すると進出状態検知スイッチSW2がオ
ンになり(S−4)、制御部20はモータ11を停止さ
せる(S−5)。
【0018】先程オフにされた収納検知スイッチSW3
の状態から、制御部20は次に回動検知スイッチSW1
の開閉状態を見て表示ユニット2が水平状態か、または
傾斜状態のいずれにあるかを判断する(S−6)。も
し、表示ユニット2が水平状態に保持されているとき
は、モータ11を起動して(S−7)、表示ユニット2
を収納位置に後退し、収納検知スイッチSW3がオンに
なれば(S−8)、モータ11を停止させる(S−
9)。
の状態から、制御部20は次に回動検知スイッチSW1
の開閉状態を見て表示ユニット2が水平状態か、または
傾斜状態のいずれにあるかを判断する(S−6)。も
し、表示ユニット2が水平状態に保持されているとき
は、モータ11を起動して(S−7)、表示ユニット2
を収納位置に後退し、収納検知スイッチSW3がオンに
なれば(S−8)、モータ11を停止させる(S−
9)。
【0019】また、ステップ(S−1)において、開/
閉スイッチ3aが操作されてないとき、制御部20が進
出状態検知スイッチSW2の閉状態を検知したとき、す
なわちオンを検知したとき(S−10)、回動検知スイ
ッチSW1の開閉状態を判断して表示ユニット2の水
平、または傾斜状態が検知される(S−11)。そし
て、表示ユニット2が傾斜状態にあるときは電源スイッ
チ3b、及び映像回路関係のスイッチ3cの操作を受け
付け、電源スイッチ3bを押圧するごとに表示ユニット
2に電源が供給され遮断される(S−13)。なお、表
示ユニット2が水平状態に保持されているとき、電源ス
イッチ等の操作は受け付けない。
閉スイッチ3aが操作されてないとき、制御部20が進
出状態検知スイッチSW2の閉状態を検知したとき、す
なわちオンを検知したとき(S−10)、回動検知スイ
ッチSW1の開閉状態を判断して表示ユニット2の水
平、または傾斜状態が検知される(S−11)。そし
て、表示ユニット2が傾斜状態にあるときは電源スイッ
チ3b、及び映像回路関係のスイッチ3cの操作を受け
付け、電源スイッチ3bを押圧するごとに表示ユニット
2に電源が供給され遮断される(S−13)。なお、表
示ユニット2が水平状態に保持されているとき、電源ス
イッチ等の操作は受け付けない。
【0020】ここで、表示ユニット2を収納位置に収納
するために、傾斜状態にある表示ユニット2を水平位置
に回動操作すると、図6のように、回動検知スイッチS
W1がオンになる。制御部20はこれを検知すると、表
示ユニット2が水平状態であると判断し、電源スイッチ
3aがオンであれば電源をオフ操作するとともに(S−
15)、モータ11を起動して(S−7)、表示ユニッ
ト2を収納位置に収納して一連のステップを終了する。
するために、傾斜状態にある表示ユニット2を水平位置
に回動操作すると、図6のように、回動検知スイッチS
W1がオンになる。制御部20はこれを検知すると、表
示ユニット2が水平状態であると判断し、電源スイッチ
3aがオンであれば電源をオフ操作するとともに(S−
15)、モータ11を起動して(S−7)、表示ユニッ
ト2を収納位置に収納して一連のステップを終了する。
【0021】このように、本考案の表示装置は、表示ユ
ニットを収納位置に収納する際は、傾斜状態にある表示
ユニットを水平状態に復帰回動するだけの操作で、必要
な電源スイッチのオフ操作と、収納のための開/閉スイ
ッチの押圧操作の2つの手動による操作手順が省略され
る。この結果、電源の消し忘れがなくなり、また、表示
部が進出状態のまま放置されることがなくなり、装置が
保護される。
ニットを収納位置に収納する際は、傾斜状態にある表示
ユニットを水平状態に復帰回動するだけの操作で、必要
な電源スイッチのオフ操作と、収納のための開/閉スイ
ッチの押圧操作の2つの手動による操作手順が省略され
る。この結果、電源の消し忘れがなくなり、また、表示
部が進出状態のまま放置されることがなくなり、装置が
保護される。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のスライド
収納式表示装置によれば、表示ユニットを移送する駆動
手段と、該表示ユニットの水平状態と傾斜状態を検知す
る回動検知スイッチと、傾斜状態にある該表示ユニット
を水平状態に回動操作したとき電源を遮断するとともに
表示ユニットを収納位置に収納するよう駆動手段を制御
する制御部とを備えたので、表示装置の受像を終了して
表示ユニットを機器本体に収納する際は、傾斜状態にあ
る表示ユニットを水平状態に回動するだけの単一操作
で、自動的に電源が遮断され、かつ、表示ユニットは収
納位置に収納される。この結果、高価な液晶表示装置が
確実に保護され、また、車載用の表示装置においては、
機器の繁雑な操作が省略されるので、それだけ運転操作
に傾注することができる。
収納式表示装置によれば、表示ユニットを移送する駆動
手段と、該表示ユニットの水平状態と傾斜状態を検知す
る回動検知スイッチと、傾斜状態にある該表示ユニット
を水平状態に回動操作したとき電源を遮断するとともに
表示ユニットを収納位置に収納するよう駆動手段を制御
する制御部とを備えたので、表示装置の受像を終了して
表示ユニットを機器本体に収納する際は、傾斜状態にあ
る表示ユニットを水平状態に回動するだけの単一操作
で、自動的に電源が遮断され、かつ、表示ユニットは収
納位置に収納される。この結果、高価な液晶表示装置が
確実に保護され、また、車載用の表示装置においては、
機器の繁雑な操作が省略されるので、それだけ運転操作
に傾注することができる。
【図1】本考案の表示装置を示すブロック図である。
【図2】本考案の動作を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図3】従来の表示装置の外観斜視図である。
【図4】表示ユニットが引き出された進出状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図5】表示ユニットが傾斜状態に回動された様子を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図6】表示ユニットの水平状態を示す断面図である。
【図7】表示ユニットの回動状態を示す断面図である。
1 本体 2 液晶表示ユニット 3a 開/閉スイッチ 3b 電源スイッチ 5 液晶画面 6 回動支点 11 モータ 20 制御部 SW1 回動検知スイッチ SW2 進出状態検知スイッチ SW3 収納状態検知スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−218936(JP,A) 特開 平3−99955(JP,A) 実開 平3−34277(JP,U) 実開 平2−10676(JP,U) 実開 平3−6383(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 機器本体内部の収納位置と外部の進出位
置との間をスライド可能に設けられ、かつ、進出位置に
おいて水平状態と傾斜状態に回動操作可能に枢支された
液晶表示ユニットであって、該表示ユニットをスライド
させる駆動手段と、該表示ユニットの収納位置を検出す
るスイッチと、該表示ユニットの進出位置を検出するス
イッチと、該表示ユニットの水平状態と傾斜状態を検知
する回動検知スイッチと、該表示ユニットが進出位置
で、かつ、傾斜状態にある表示ユニットを水平状態に回
動操作したとき該表示ユニットへの供給電源を遮断する
とともに該表示ユニットを収納位置に収納するよう上記
駆動手段を制御する制御部と、を備えたことを特徴とす
るスライド収納式液晶表示装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991060952U JP2601300Y2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | スライド収納式液晶表示装置 |
DE19924222288 DE4222288A1 (de) | 1991-07-08 | 1992-07-07 | Verfahren zur steuerung eines fluessigkristall-anzeigegeraetes mit gleiteinschub und fluessigkristall-anzeigegeraet mit gleiteinschub |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991060952U JP2601300Y2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | スライド収納式液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056429U JPH056429U (ja) | 1993-01-29 |
JP2601300Y2 true JP2601300Y2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=13157242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991060952U Expired - Lifetime JP2601300Y2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | スライド収納式液晶表示装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2601300Y2 (ja) |
DE (1) | DE4222288A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19938795C2 (de) * | 1999-08-16 | 2002-02-28 | All Systems Go Ges Fuer Medien | Verschlußmechanismus und dessen Verwendung |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01218936A (ja) * | 1988-02-26 | 1989-09-01 | Hitachi Ltd | 車載用ディスプレイ装置 |
JPH0399955A (ja) * | 1989-09-13 | 1991-04-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 薄形テレビの車載取付装置 |
JP3006383U (ja) * | 1994-05-06 | 1995-01-24 | 有限会社アクティ | 折り畳み携帯可能なホワイトボード |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP1991060952U patent/JP2601300Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-07-07 DE DE19924222288 patent/DE4222288A1/de not_active Withdrawn
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Publication number | Publication date |
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DE4222288A1 (de) | 1993-01-14 |
JPH056429U (ja) | 1993-01-29 |
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