JPH0399955A - 薄形テレビの車載取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は薄形テレビの自動車内への取付装置に関する
ものである。さらに詳細には、本発明は薄形テレビの車
載取り付けにおいて、車の座席シートの後面側に収納す
る装置で、収納する時には座席シートの後面とほぼ同一
面に収め、テレビを観る場合には見やすくする為、画面
部を上向きにすると同時に通電するという動作を一動作
で行なうことを実現するものである。

従来の技術 従来、テレビの車載手段は、例えば第３図のように座席
シー）１１．１２間の空間を利用した取り付けであった
。つまり、座席シート１１．１２の間に、小物入れ１０
が設置されているが、この蓋にテレビ９を取り付けたも
のである。ここで１３は後座席を示す。

発明が解決しようとする課題 この場合には小物入れ１０が使用できなくなるとともに
、前座席での運転者の腕にテレビ９が当たる等の不都合
な点があった。

そこで本発明はこのような問題点を解決する為に、前席
の座席シートにテレビの埋め込みを図るものである。こ
の埋め込みの場合には座席後部の傾斜とテレビ画面の傾
斜を沿わせる為、どうしてもみにくくなる欠点があると
ともに、座席シート内へ埋め込んだ場合にはテレビ本体
の通常時、発熱を考慮せねばならない、はぼ完全密閉に
近い埋め込み状態では、受像機内の部品は熱によって破
壊してしまうおそれがある０本発明は、このような点も
考慮し、さらに小物入れの邪魔にならないように、また
運転操作に支障にならないようにテレビを車内へ取付け
ることを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明による薄形テレビの車載取付装置は、薄形テレビ
の完全固定ではなく、収納時には座席シート後面と同一
面まで収めるが、使用に際しては、画面を上向きに回転
させ見やす（するとともに、その状態で機器の一部を外
に出して放熱も行ない、且つこの回転動作と電源のオン
−オフ動作を連動させることで、操作を簡便化するとい
うものである。

作用 このように本発明によれば、テレビの収納時は座席シー
トの中に、その表面が座席シートの後面と路面−になる
ように収納され、またテレビをみる際は回転させて上向
きにしテレビの一部が座席シートより外に出るようにし
ているため、またこの回転時、電源のオン−オフも連動
させているため、操作性がよく、放熱もはかれ、また小
物入れの邪魔になることもな（、さらに運転手の運転操
作に支障を与えることもなく、その実用的価値はすこぶ
る大なるものである。

実施例 以下本発明による薄形テレビの取付は装置の一実施例を
添付図面に沿って説明する。第１図は座席シートへ収納
した状態の断面図、第２図は視聴状態での斜視図である
。第１図で１は薄形テレビであり、座席シート３の後面
に設けた凹部に予め取り付けられている軸に設置された
円柱状のダボ２によって回転可能に支えられている。従
って薄形テレビ１は、ダボ２を軸として矢印ａ、ｂのよ
うな回転動作をする。ここでこの薄形テレビ１は図の右
側が両面部であり、左側が裏面となっているが、その裏
面にロック手段を構成するラッチ７を設け、これに合う
ような座席シート３の凹部の底にラッチ受け８を取り付
けている。このラッチ７とラッチ受け８の動作はブツシ
ュ／ブツシュ動作で、ラッチ７のホールドと解除を交互
に繰り返すものであるが、その構造はよく知られている
ので、ここでは説明を省略する。６はねじりコイルバネ
で、ダボ２を軸として薄形テレビｌを矢印の如く回転運
動させる用途で取り付けられている。

４は押釦型スイッチで、座席シート３の凹部の底に取り
付けられ、薄形テレビ１が凹部に収納された状態で押釦
型スイッチ４の押釦部が薄形テレビ１の後面で押されて
動作するように設置されている。押釦型スイッチ４は薄
形テレビ１の電源スィッチとして使用し、押釦が押され
ている時にオフ動作、押されていない時にオン動作する
ようにしてあり、リード線は座席シート３内を通し一端
を薄形テレビ１と接続し、他端は別の電源であるカーバ
ッテリーまで接続しているものであるが、この接続につ
いては図示は省略する。

これ等の動作を全体的に説明すると、薄形テレビ１の座
席シート３への収納時は、第１図に実線で表している通
り、ラッチ７とラッチ受け８によりてホールドされてい
るが、押釦スイッチ４は押釦部が押されている為、薄形
テレビ１の電源はオフ状態である。そして、この状態か
ら薄形テレビｌを更に矢印ａ方向に手で押した場合、ラ
ッチ７とラッチ受け８が解除される為、ねじりコイルバ
ネ６の付勢力によって矢印す方向に力が働き、薄形テレ
ビ１は点線で示す位置まで回転する。この薄形テレビ１
は、この点線で示した位置よりも矢印す方向には回転し
ないようにストッパーが設けられている（図示省略）た
め、この状態で保たれるのである。そしてこの点線の状
態は押釦スイッチ４の押釦部が押されていない、すなわ
ち電源オンの状態となりテレビを視聴することができる
こととなる。この時の薄形テレビ１の外ケースは半分程
度が凹部より飛び出した状態であり、また下方内も座席
シート３と少し空間ができる程魔開く為、薄形テレビ１
の動作時に出る熱の発散に役立つものである。また画面
の角度は収納時に座席シ−ト後面に沿わず為下向きであ
っても、テレビ画面を見るに必要な時には点線図の如く
やや上向きに見やすくするものである。なお、第１図に
おいて５はシート枕である。

発明の効果 以上述べたように本発明によれば、車の座席シートに薄
形テレビを収納することで、限られた車内スペースを有
効に使えるものであり、またテレビを見る時にはワンタ
ッチ動作で、画面を上向きにするとともに電源をオンと
して、収納時にも同様な動作で収納しながら電源のオフ
を一動作で行うことができるものである為、車に取り付
ける薄形テレビの取付装置として非常に有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による薄形テレビの車載取付装置の一実
施例を示す断面回、第２図は同実施例を示す斜視図、第
３図は従来の車載取り付けの実施例の斜視図である。 １・・・・・・薄形テレビ、２・・・・・・支点（ダボ
）、３・・・・・・座席シート、４・・・・・・押釦型
スイッチ（電源開閉手段）、６・・・・・・ねじりコイ
ルバネ（付勢手段）、７・・・・・・ラッチ（ロック手
段）、８・・・・・・ラッチ受け（ロック手段）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　車の座席シートの後面に薄形テレビを収納しうる凹部
   を設け、薄形テレビをこの凹部に収納されたり、凹部よ
   り出たりするように回転可能に取付け、上記薄形テレビ
   を凹部より飛び出る方向に付勢する付勢手段を設け、か
   つ薄形テレビを凹部に収納した状態を保持するとともに
   その保持を解除しうるロック手段を設けるとともに、薄
   形テレビの凹部への収納、凹部からの飛び出しに連動し
   て薄形テレビの電源をオン・オフする電源開閉手段を備
   えたことを特徴とする薄形テレビの車載取付装置。