JPH0699777A - ディスプレイ収納装置 - Google Patents

ディスプレイ収納装置

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JPH0699777A
JPH0699777A JP24925092A JP24925092A JPH0699777A JP H0699777 A JPH0699777 A JP H0699777A JP 24925092 A JP24925092 A JP 24925092A JP 24925092 A JP24925092 A JP 24925092A JP H0699777 A JPH0699777 A JP H0699777A
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rod
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JP24925092A
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Hideaki Karahara
英彰 唐原
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ディスプレイのスライド移動と傾斜動作とを一
つのモータで行う。 【構成】このディスプレイ収納装置は、モータ7の駆動
によって液晶モニタ13をスライド移動して収納シャー
シ1より排出および収納するものであり、液晶モニタ1
3をその両側部で枢着しモータ7によりスライド移動さ
れるヒンジアーム5と、ヒンジアーム5とほぼ平行に移
動し、ヒンジアーム5よりも先にリンク溝11の終端部
で停止し、それからのヒンジアーム5のみの移動で液晶
モニタ13を回転傾斜させるリンクアーム18とを具備
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば液晶モニタなど
を排出および収納するディスプレイ収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば液晶モニタなどの薄型のデ
ィスプレイは、車載用として利用されることが多くなっ
ている。一方、薄型のメリットから液晶モニタを収納可
能なディスプレイ収納装置も開発されており、その収納
動作に伴う機能改善が望まれている。
【0003】ここで、図13および図14を参照して従
来のディスプレイ収納装置について説明する。図13
は、従来のディスプレイ収納装置を示す平面図である。
【0004】同図において、101は液晶モニタ102
が収納される収納シャーシである。この収納シャーシ1
01内には、ラック103およびガイド軸104とスラ
イド駆動部105とからなるスライド機構が設けられて
いる。スライド駆動部105には、ヒンジアーム106
が収納シャーシ101より突き出す方向に向けて固定さ
れており、モータ107の駆動によりヒンジアーム10
6がスライド移動するようになっている。このヒンジア
ーム106の先端部には、液晶モニタ102が枢着され
ている。
【0005】このディスプレイ収納装置の場合、収納シ
ャーシ101内の液晶モニタ102を取り出すとき、ユ
ーザは図示しないスイッチなどを操作してモータ107
を駆動し、ヒンジアーム106を+Z方向にスライド移
動することにより収納シャーシ101より液晶モニタ1
02を排出させる。その後、図14に示すように、ユー
ザ自身で液晶モニタ102を回転(傾斜)させることに
より、ユーザは希望する角度で液晶モニタ102の映像
を見ることができる。
【0006】そして、液晶モニタ102を収納するとき
は、ユーザは元の水平位置に液晶モニタ102を戻して
からモータ107を駆動させて収納シャーシ101に液
晶モニタ102を収納する。
【0007】しかしながら、このように液晶モニタ10
2を傾斜させたり、戻したりする行為はユーザにとって
面倒なことである。例えば収納時にユーザがディスプレ
イの傾斜を戻すことを忘れた場合には収納シャーシにデ
ィスプレイが挟まってしまうこともある。
【0008】そこで、このような操作を駆動系を増設し
て行うことも考えられるが、構造が複雑化し、この結
果、コスト的な問題が発生するためよいことではない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のディ
スプレイ収納装置では、ディスプレイの排出および収納
動作は自動的に行うことができるもののディスプレイを
見易い位置に傾斜させたり、戻したりする操作はユーザ
自身が行うため操作性がよいとは言えず、また、ディス
プレイを回転させるためだけに駆動系を増設するのもよ
いことではない。本発明はこのような課題を解決するた
めになされたもので、ディスプレイの排出および収納動
作と、ディスプレイの傾斜および戻し動作とを1つの駆
動系で行うことができるディスプレイ収納装置を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のディスプレイ収
納装置は上記した目的を達成するために、収納シャーシ
内のスライド駆動機構に固定した杆にディスプレイを枢
着してなり、前記スライド駆動機構の駆動系によりスラ
イド部分がスライド移動して前記ディスプレイを排出お
よび収納するディスプレイ収納装置において、前記スラ
イド駆動機構のスライド部分に一端が固定され、他の一
端が前記ディスプレイの側面部に枢着された主動杆と、
この主動杆の枢着位置より前記ディスプレイの厚さ方向
に間隔をおいて前記ディスプレイに一端が枢着され、他
の一端が前記収納シャーシに前記ディスプレイの移動に
伴い前記主動杆にほぼ平行して移動するように摺動自在
に枢着された従動杆と、前記収納シャーシより前記ディ
スプレイ全体が排出されたとき、前記従動杆を停止させ
る停止手段と、前記従動杆が停止してからの前記主動杆
の移動を前記ディスプレイが所定の傾斜位置に達した段
階で停止させる手段と、前記ディスプレイ収納時に、前
記主動杆と前記従動杆との位置が平行に戻るまで前記従
動杆の停止状態を維持する従動杆停止維持機構とを具備
している。
【0011】
【作用】本発明では、スライド駆動機構の駆動系によっ
て移動されるディスプレイの側面部に主動杆と従動杆と
がディスプレイの厚さ方向に間隔をおいて枢着される一
方で、ディスプレイ全体が排出されると停止手段により
従動杆の移動が停止されるので、それからの主動杆のみ
の移動がディスプレイの回転力になる。
【0012】そして、ディスプレイ収納時、主動杆と従
動杆とが平行に戻るまで従動杆停止維持機構により従動
杆は停止状態が維持され、平行になって初めて主動杆と
共にスライド移動するようになりディスプレイが収納シ
ャーシ内に収納される。
【0013】すなわち、ディスプレイの排出および収納
動作と、ディスプレイの傾斜および傾斜修正動作とが一
つの駆動系により連続して行われるようになる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0015】図1は本発明に係る一実施例のディスプレ
イ収納装置を示す平面図、図2は図1の右側面図、図3
は図1の左側面図である。
【0016】これら図1〜図3において、1は収納シャ
ーシである。この収納シャーシ1内には、スライド駆動
機構が設けられており、このスライド駆動機構は、収納
シャーシ1の一側縁(右側)に配設されているラック2
や、収納シャーシ1の両側部に平行して設けられている
2 本のガイド軸3などと、それぞれのガイド軸3に挿入
されたスライド部材4を基材とするスライド駆動部とか
らなる。
【0017】スライド駆動部の各スライド部材4には、
主動杆としてのヒンジアーム5が収納シャーシ1から突
き出す方向に向けて固定されている。また、2 つのスラ
イド部材4には、互いの移動方向の同期をとるためにベ
ース6が装架されている。このベース6の底面には、モ
ータ7を駆動中心とする駆動系、例えばウォームギア
8、センタギア9、駆動ギア10などが配設されてお
り、ラック2に駆動力を伝達するようになっている。さ
らに、収納シャーシ1の両側縁部には、ラック2の下方
にラック2と平行してリンク溝11が形成されている。
このリンク溝11には、スライド移動自在にリンクピン
12が係合されている。
【0018】一方、収納シャーシ1に収納されるディス
プレイとしての液晶モニタ13は、その両側面でヒンジ
アーム5によって回転自在に支持(枢着)されており、
その枢着部には回転軸14が介挿されている。ヒンジア
ーム5の一方の回転軸14には、鋏状のばね(ねじりば
ね)15が挿入されており、液晶モニタ13はこのばね
15により+Zの回転方向に付勢されている。また、こ
の液晶モニタ13の両側縁には、ヒンジアーム5と係合
するストッパ16が突設されている。このストッパ16
は、ばね15の付勢で+Z方向に回転しようとする液晶
モニタ13を収納シャーシ1に収納する状態の水平位置
で止めるように配設されている。この実施例では、この
ばね15とストッパ16とが従動杆停止維持機構であ
る。
【0019】また、この液晶モニタ13の側面には、回
転軸14からディスプレイの厚さ方向に間隔をおいて液
晶モニタ13の重心に近い位置にリンク軸17が設けら
れている。このリンク軸17には、従動杆としてのリン
クアーム18の一端が枢着されている。このリンクアー
ム18の他の一端はリンク溝11のリンクピン12に枢
着されている。すなわち、ヒンジアーム5がスライド移
動すると、ヒンジアーム5により液晶モニタ15が押さ
れて移動し、この液晶モニタ15に牽引されてリンクア
ーム18がリンク溝11上を移動するようになってい
る。このリンク溝11は、収納シャーシ1より液晶モニ
タ15全体が排出されたとき、リンクアーム18の移動
を停止させるようにその終端部が決められている。すな
わち、このリンク溝11は、ヒンジアーム5とほぼ平行
にリンクアーム18を移動させる役目と、リンクアーム
18を停止させる役目とを兼ねている。
【0020】さらに、この収納シャーシ1の左側面側に
位置するスライド部材4には、スライド部材4の移動量
を検出するための位置検出ラック19が設けられてい
る。この位置検出ラック19に係合させて、収納シャー
シ1のスライド移動区間内には、ポテンショメータ20
が配設されている。このポテンショメータ20は、位置
検出ラック19と噛み合ってそのときの位置情報を図示
しない演算処理部および記憶部などに出力する。
【0021】次に、図4〜図6を参照してこのディスプ
レイ収納装置の動作を説明する。
【0022】このディスプレイ収納装置の場合、液晶モ
ニタ13が収納シャーシ1に収納されている状態から、
液晶モニタ13を排出するためにモータ7を回転させる
と、ウォームギア8、センタギア9などを介してラック
2に駆動力が伝達されて、スライド部材4、ヒンジアー
ム5および液晶モニタ13が+X方向にスライド移動す
る。これに伴い液晶モニタ13とリンク軸17により軸
着されているリンクアーム18もヒンジアーム5に平行
してスライド移動する。そして、図4に示すように、収
納シャーシ1より液晶モニタ13が排出される。このと
き、液晶モニタ13は、ばね15の付勢とストッパ16
によりスライド方向(+X方向)に対して水平になった
状態を維持している。この状態はリンクアーム18のリ
ンクピン12がリンク溝11の終端部までスライド移動
されるまで続く。リンク溝11の終端部にリンクピン1
2がスライド移動されると、リンクアーム18のスライ
ド移動は止まり、図5に示すように、モータ7の駆動で
ヒンジアーム5のみが+X方向にスライド移動してゆ
く。すると、液晶モニタ13がリンクアーム18のリン
ク軸17を中心として−Z方向に回転を始める。液晶モ
ニタ13が回転している間、リンクアーム18のリンク
軸17は、ヒンジアーム5に押されて若干下に下がるの
でリンクアーム18とヒンジアーム5とは平行でなくな
る。なお、ばね15はこの回転に伴って曲げられてゆ
く。そして、図6に示すように、ヒンジアーム5が+X
方向の移動終端位置(液晶モニタ13の表示面がユーザ
にとって見易い傾斜位置)までくると、ポテンショメー
タ20よりその移動位置の情報が演算処理部に出力さ
れ、この情報を基に演算が行われて液晶モニタ13の回
転量が求められる。この結果は記憶部に記憶される。そ
して、演算処理部はモータ7への電源供給を制御してモ
ータ7の駆動を停止させる。
【0023】すなわち、液晶モニタ13を回転させて、
一度、傾斜角度を決定すれば、その後も、常に同じ角度
に液晶モニタ13の傾斜角度を設定できるようになる。
この位置では、ばね15の付勢力が増大されており、液
晶モニタ13は傾いた状態であっても、がたつくことな
くその位置で固定される。この状態の液晶モニタ13に
不用意に、例えば−Z方向に押圧力(回転力)が加えら
れた場合、リンクアーム18が−X方向にスライドして
一時的に押圧を回避するので液晶モニタ13は−Z方向
に回転する。そして押圧力がなくなると、液晶モニタ1
3はばね15の付勢で元の状態に戻る。
【0024】また、液晶モニタ13収納動作を行う場
合、モータ7を逆回転させることによりヒンジアーム5
が−X方向のスライド移動するが、このとき、リンクア
ーム18がヒンジアーム5と同時に戻ることはない。こ
れは、ばね15の付勢で液晶モニタ13が回転される力
が強いため、液晶モニタ13が回転してヒンジアーム5
にストッパ16が当接した後(液晶モニタ13の表示面
が水平になった後)、初めてリンクアーム18が−X方
向にスライドするようになるためである。このときのば
ね15の付勢力は、液晶モニタ13の重心近傍にリンク
アーム18のリンク軸17が配置されているので小さく
て済み、モータ7の回転トルクも小さく済む。
【0025】このように本実施例のディスプレイ収納装
置によれば、液晶モニタ13の支持位置が重心近傍であ
り、液晶モニタ13のバランスをとるための支持力、例
えばばね15の付勢力およびモータ7の駆動力などが少
なく済む。したがって、小型軽量な部品を用いることが
でき、一つのモータ7での動作が十分可能である。
【0026】この結果、液晶モニタ13の出し入れ(±
X方向のスライド移動)と液晶モニタ13の回転動作
(±Z方向の傾斜)とを1つのモータ7で行うことがで
きる。
【0027】また、液晶モニタ13を傾斜させた状態で
不用意な力を加えられた場合や、液晶モニタ13を収納
する場合などは、リンクアーム18とばね15の付勢に
より、モニタ13が元の位置へ戻される。したがって、
液晶モニタ13の傾斜角が変わってしまうことや、収納
時に液晶モニタ13ががたついたりすることがない。
【0028】次に、図7〜図9を参照して上記した実施
例の応用例について説明する。
【0029】この応用例は、従動杆停止維持機構を収納
シャーシ内に取り込んだ例である。なお上記実施例と同
様の構成については同一番号を付しその説明は省略す
る。
【0030】図7において、61はガイド軸3に挿入さ
れるスライド部材である。このスライド部材61の下方
には、ベース62が装架されている。またスライド部材
61の側面には、スライドストッパ63が摺動自在に設
けられている。このスライドストッパ63には、スライ
ド方向と直交する爪64が形成されている。さらに、こ
のスライド部材61の側面には、スライドストッパ63
を+X方向に付勢するコイルばね65がその一端で固定
されている。
【0031】図8に示すように、このスライド部材62
を収納シャーシ1のガイド軸3に取り付けると、リンク
アーム18と爪64とが係合して、スライド部材62が
+X方向に移動するときにリンクアーム18を押圧する
ようになる。
【0032】このディスプレイ収納装置の場合、ガイド
軸3をスライド部材62がスライド移動してリンクアー
ム18がリンク溝11の終端部にくるまでは、コイルば
ね65の押圧によりヒンジアーム5とほぼ同様にリンク
アーム18がスライド移動する。さらにヒンジアーム5
を移動させると、図9に示すように、リンク溝11の終
端部でリンクアーム18のリンクピン12とスライドス
トッパ63とが止まり、スライド部材62に固定されて
いるヒンジアーム5のみが+X方向に移動してコイルば
ね65が縮められリンクアーム18に対する+X方向へ
の押圧状態が維持される。このとき、リンクアーム18
は、コイルばね65の付勢によって押圧されているので
−X方向に戻ることなく、液晶モニタ13はリンクアー
ム18のリンク軸17を中心に回転する。
【0033】この応用例のディスプレイ収納装置によれ
ば、従動杆停止維持機構(リンクアーム18を付勢する
コイルばね65とスライドストッパ63など)を外観上
から見えなくした上で、液晶モニタ13をスライド移動
する動作と、液晶モニタ13を回転させる動作とを1つ
のモータ7で行うことができる。
【0034】また、実施例1の変型例として、図10に
示すように、収納シャーシ1のリンクアーム18とヒン
ジアーム5とを入れ替え、液晶モニタ13の表示面も下
面に配置して、液晶モニタ13を+Z方向に回転させる
ようにすれば、液晶モニタ13を収納シャーシ1内に収
納時に、表示面が下向きになっているので、表示面に汚
れなどが付着するのを防止することができる。
【0035】次に、図11および図12を参照して他の
実施例について説明する。
【0036】図11に示すように、収納シャーシ1に
は、スライド部材4の移動に伴い、所定位置で係合する
鍵状の係止部材、例えばロック板91が、ねじりばね9
2によって上方に付勢されて軸着されている。この実施
例では、このロック板91とねじりばね92とが従動杆
停止維持機構である。
【0037】この場合、スライド部材4の+X方向への
移動に伴いリンクアーム18もスライドされてリンクピ
ン12がリンク溝11の終端部に達すると、ロック板9
1はスライド部材4の縁部に係合する。
【0038】そして、さらにスライド部材4がスライド
されると、ロック板91はスライド部材4の縁部に沿っ
て弧を描くように回転して、図12に示すように、スラ
イド部材4の底面に乗り上げ、この乗り上げて突出した
ロック板91の鍵状の背の部分がリンクピン12を係止
する。これによりリンクピン12は固定された状態にな
り、リンクアーム18が移動しなくなった後にヒンジア
ーム5のみがスライドした距離に応じて液晶モニタ13
はリンクアーム18のリンク軸17を中心に回転するよ
うになる。なお、液晶モニタ13に−Z方向の不用意な
力が加えられた場合、駆動系が+X方向にスライドする
ようになっているので、この力は容易に回避可能であ
る。さらに、ロック板91がねじりばね92によって上
方に付勢されているので、液晶モニタ13の収納時には
ロックを解除することができる。
【0039】このようにこの実施例によれば、リンクピ
ン12がリンク溝11の終端部に達したときに、ロック
板91がリンクアーム18を固定する構造としたことに
より、上記した実施例同様に、駆動系を一つで液晶モニ
タ13のスライド移動と回転とを行うことができ、かつ
ロック板91を用いたことで液晶モニタ13を固定して
おくための剛性を確保できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明のディスプレ
イ収納装置によれば、スライド駆動機構の駆動系によっ
て移動されるディスプレイの側面部に主動杆と従動杆と
を枢着し、駆動系により主動杆を移動させてディスプレ
イ全体を排出して従動杆のみを停止させ、それからの主
動杆の移動方向の押圧力を利用してディスプレイを回転
させるのでディスプレイの排出および収納動作とディス
プレイの傾斜および戻し動作とを一つの駆動系で行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のディスプレイ収納装置
を示す平面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1の左側面図である。
【図4】この実施例におけるディスプレイ収納装置の動
作を示す図である。
【図5】この実施例におけるディスプレイ収納装置の動
作を示す図である。
【図6】この実施例におけるディスプレイ収納装置の動
作を示す図である。
【図7】この発明の応用例のスライド部材を示す図であ
る。
【図8】図7のスライド部材を収納シャーシに組み込ん
だ状態の図である。
【図9】この応用例の動作を示す図である。
【図10】図1の実施例の変型例を示す図である。
【図11】この発明の他の実施例を示す図である。
【図12】図11の実施例の動作を示す図である。
【図13】従来のディスプレイ収納装置を示す図であ
る。
【図14】図13のディスプレイ収納装置の動作を示す
図である。
【符号の説明】
1…収納シャーシ、2…ラック、3…ガイド軸、4…ス
ライド部材、5…ヒンジアーム、6…ベース、7…モー
タ、8…ウォームギア、9…センタギア、10…駆動ギ
ア、11…リンク溝、12…リンクピン、13…液晶モ
ニタ、14…回転軸、15…ばね、16…ストッパ、1
7…リンク軸、18…リンクアーム、19…移動検出ラ
ック、20…ポテンショメータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納シャーシ内のスライド駆動機構に固
    定した杆にディスプレイを枢着してなり、前記スライド
    駆動機構の駆動系によりスライド部分がスライド移動し
    て前記ディスプレイを排出および収納するディスプレイ
    収納装置において、 前記スライド駆動機構のスライド部分に一端が固定さ
    れ、他の一端が前記ディスプレイの側面部に枢着された
    主動杆と、 この主動杆の枢着位置より前記ディスプレイの厚さ方向
    に間隔をおいて前記ディスプレイに一端が枢着され、他
    の一端が前記収納シャーシに前記ディスプレイの移動に
    伴い前記主動杆にほぼ平行して移動するように摺動自在
    に枢着された従動杆と、 前記収納シャーシより前記ディスプレイ全体が排出され
    たとき、前記従動杆を停止させる停止手段と、 前記従動杆が停止してからの前記主動杆の移動を前記デ
    ィスプレイが所定の傾斜位置に達した段階で停止させる
    手段と、 前記ディスプレイ収納時に、前記主動杆と前記従動杆と
    の位置が平行に戻るまで前記従動杆の停止状態を維持す
    る従動杆停止維持機構とを具備することを特徴とするデ
    ィスプレイ収納装置。
JP24925092A 1992-09-18 1992-09-18 ディスプレイ収納装置 Withdrawn JPH0699777A (ja)

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