JPH0544852Y2 - - Google Patents

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JPH0544852Y2
JPH0544852Y2 JP1990037216U JP3721690U JPH0544852Y2 JP H0544852 Y2 JPH0544852 Y2 JP H0544852Y2 JP 1990037216 U JP1990037216 U JP 1990037216U JP 3721690 U JP3721690 U JP 3721690U JP H0544852 Y2 JPH0544852 Y2 JP H0544852Y2
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display panel
shaft
engagement
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output terminal
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、入出力端末装置のデイスプレイ開閉
装置に関するものである。
[従来の技術] 近年、生産管理システムの関心の高まりにつれ
て、各種生産情報、作業データ等を表示するデイ
スプレイ(表示パネル)を備えた各種の入出力端
末装置を工場内に配置している。このような入出
力端末装置の表示パネルは、表示面の最適視認角
度を自由に調整し得るように装置本体に対して前
後方向に傾動自在に取り付けられ、不使用時には
入出力端末装置の収納性および可搬性を考慮して
装置本体の上面に沿つてもしくは内部に収納され
るように構成されているものが一般的である。表
示パネルの開閉装置としては実開昭62−75520号
公報に開示されたものが知られている。この開閉
装置は、シヤフトに外嵌装着したつる巻ばねを、
表示パネルの傾倒に伴つて締め上げたり、緩めた
りするもので、該ばねシヤフトとの間の摩擦力を
利用して表示パネルを所望の傾斜角度に係止して
いる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の開閉装置にあ
つては、表示パネルの傾斜角度を無段階に設定で
きる利点を有する反面、角度変更時には表示パネ
ルを起こしてつる巻ばねを緩めた後、表示パネル
が自重により倒れる方向に回動しようとすると、
つる巻ばねが締まるため、構造上若干の遊びが生
じ、所定角度位置に正確に固定できないと云う問
題があつた。また、ばね力の大きなばねを必要と
するため、開閉装置が大型化するばかりか、ばね
力が弱いと、外力を加えたり、比較的重量物であ
る表示パネルの自重によつて表示パネルが簡単に
傾くため安定に固定できず、その上解除部材によ
つてつる巻ばねを緩める必要があるため、操作が
面倒であるなど多くの問題があつた。
したがつて、本考案は上記したような従来の問
題点に鑑みてなされたもので、その目的とすると
ころは、比較的簡単な構造で表示パネルを安定且
つ確実に固定し得るようにした入出力端末装置の
デイスプレイ開閉装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記目的を達成するために、データの
入出力インターフエイスを備えた装置本体に表示
パネルを傾倒自在に配設した入出力端末装置にお
いて、前記表示パネルに固定されて軸線と直交す
る係合ピンを一体的に有するシヤフトと、前記装
置本体側に設けられて前記シヤフトを回動自在に
且つ軸線方向に移動可能に軸支する一対の軸受部
とを備え、これら一対の軸受部のうちのいずれか
一方の一側端面には、前記係合ピンが係合し得る
複数個の係合溝が放射状に形成され、且つばねに
よつて前記シヤフトを前記係合ピンが前記係合溝
に係合する方向に付勢するようにしたものであ
る。
[作用] 本考案において、係合ピンは軸受部に設けられ
た複数個の係合溝のうちのいずれか1つに選択的
に挿入係合されることで、シヤフトを固定し、表
示パネルがその位置に保持される。シヤフトをば
ねに抗して軸線方向に移動させると、係合ピンが
係合溝から抜け、シヤフトを回転可能な状態にす
る。
[実施例] 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係る入出力端末装置のデイス
プレイ開閉装置の第3図I−I線拡大断面図、第
2図は入出力端末装置の外観斜視図、第3図は表
示パネルの収納状態における同装置の横断面図、
第4図は第3図の−線断面図、第5図は第3
図の−線断面図である。これらの図におい
て、入出力端末装置1は、データの入出力インタ
ーフエイスを備えた装置本体2と、この装置本体
2上に前後方向に傾倒自在に配設され、該装置本
体2の上面に沿つて収納される表示パネル3とを
備えている。
前記装置本体2は、上面が開放するロアーケー
ス4と、ロアーケース4の上面開口部を覆うアツ
パーケース5とからなる浅底箱型の筺体6を備
え、その内部にはデータのインターフエイスを含
む各種電気部品(図示せず)が配設され、また前
記表示パネル3の下端に設けられたシヤフト7の
右半分を回動自在に軸支する左右一対の軸受部
8,9が配設されている。これらの軸受部8,9
は前記シヤフト7が挿通される軸受孔10,11
をそれぞれ有して前記筺体6内に配設されたシヤ
ーシ12の前端部上面に止めねじ13によつてそ
れぞれ固定されており、またその一方、例えば軸
受部8の内側面、すなわち他方の軸受部9と対向
する側面の中央部には、第1図に示すように4つ
の係合溝14a〜14dが30°ずつずれて放射状
に形成されている。これらの係合溝14a〜14
dの数および角度は適宜変更し得ることは云うま
でもない。
なお、前記アツパーケース5の上面で前端部右
半分は、意匠上等の要請から上方に山形に突出す
る突部15を形成しており、この突部15の内側
に前記一対の軸受部8,9が配置されている。
前記表示パネル3は薄箱形に形成されて、前面
には液晶表示装置16が組み込まれ、下端部は左
半分が前記シヤフト7の左半分を収納する突出部
17とされ、右半分が表示パネル3の傾動時にお
ける前記突出部15との干渉を回避するための切
欠凹部18とされている。
前記シヤフト7は、水平で且つ液晶表示装置1
5の表示面と平行になるよう配設されるもので、
左半分が前記突出部17内に挿入位置されて、表
示パネル3内に設けられた一対の固定部材19,
20に止めねじ21によつて固定されている。一
方、シヤフト7の右半分は前記突出部17と切欠
凹部18との間の仕切壁22を貫通突出して前記
装置本体2の突部15内に挿入され、前記一対の
軸受部材8,9の軸受孔10,11に回動自在に
且つ軸線方向に対して若干移動自在に軸支されて
いる。またシヤフト7には前記軸受部材8の嵌合
溝14a〜14dに対応して係合ピン25が径方
向に打ち込まれている。そして、シヤフト7の右
端部には、一端が前記軸受部材8の外側面に圧接
され、他端が該シヤフト7の右端に取り付けられ
たばね受け部材26に圧接されシヤフト7を右
方、すなわち前記係合ピン25が前記係合溝14
a〜14dに係合する方向に付勢する圧縮コイル
ばね27が装着されている。
このような構成からなるデイスプレイ開閉装置
において、表示パネル3は不使用時に装置本体2
の上面に収納されており、この時係合ピン25が
係合溝14aに係合している。この状態より表示
パネル3を所望角度、例えば60°に設定する場合
は、表示パネル3をばね27に抗して左方に若干
移動させればよい。すると、シヤフト7が表示パ
ネル3と一体に左方に移動して係合ピン25が係
合溝14aから抜け、シヤフト7を回動自在にす
る。そこで、この状態を保持しつつ表示パネル3
を所望角度、例えば60°起こして右方に戻し係合
ピン25を係合溝14cに係合させればよい。こ
の結果、表示パネル3は係合ピン25と係合溝1
4cとの係合により、回動を阻止され60°起こさ
れた状態に保持される。
なお、表示パネル3を30°に設定する場合は係
合ピン25を係合溝14bに、90°に設定する場
合は係合ピン25を係合溝14dでそれぞれ係合
させればよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係る入出力端末装
置のデイスプレイ開閉装置によれば、表示パネル
を回動自在に且つ軸線方向に移動自在に配設し、
シヤフトに設けた係合ピンを複数個の係合溝のう
ちいずれか1つに選択的に係合させることによ
り、表示パネルを所望角度に保持するように構成
したので、前後方向の外力を設けても軸線方向の
力を受けない限り、係合ピンが係合溝から抜けた
りすることがなく、表示パネルを安定且つ確実に
保持でき、また摩擦力を利用していないので係合
ピンが係合溝に係合する方向にシヤフトを付勢す
るばねのばね力を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る入出力端末装置のデイス
プレイ開閉装置の第3図I−I線拡大断面図、第
2図は入出力端末装置の外観斜視図、第3図は表
示パネルの収納状態における同装置の横断面図、
第4図は第3図の−線断面図、第5図は第3
図の−線断面図である。 2……装置本体、3……表示パネル、7……シ
ヤフト、8,9……軸受部材、14a〜14d…
…係合溝、25……係合ピン、27……圧縮コイ
ルばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 データの入出力インターフエイスを備えた装置
    本体に表示パネルを傾倒自在に配設した入出力端
    末装置において、 前記表示パネルに固定されて軸線と直交する係
    合ピンを一体的に有するシヤフトと、前記装置本
    体側に設けられて前記シヤフトを回動自在に且つ
    軸線方向に移動可能に軸支する一対の軸受部とを
    備え、これら一対の軸受部のうちいずれか一方の
    一側端面には、前記係合ピンが係合し得る複数個
    の係合溝が放射状に形成され、且つばねによつて
    前記シヤフトを前記係合ピンが前記係合溝に係合
    する方向に付勢したことを特徴とする入出力端末
    装置のデイスプレイ開閉装置。
JP1990037216U 1990-04-06 1990-04-06 Expired - Lifetime JPH0544852Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990037216U JPH0544852Y2 (ja) 1990-04-06 1990-04-06

Applications Claiming Priority (1)

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JP1990037216U JPH0544852Y2 (ja) 1990-04-06 1990-04-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03129986U JPH03129986U (ja) 1991-12-26
JPH0544852Y2 true JPH0544852Y2 (ja) 1993-11-15

Family

ID=31544127

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JP1990037216U Expired - Lifetime JPH0544852Y2 (ja) 1990-04-06 1990-04-06

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Families Citing this family (2)

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KR100533224B1 (ko) * 1998-11-10 2006-02-28 엘지.필립스 엘시디 주식회사 평판표시장치 결합구조
JP3906755B2 (ja) * 2002-07-17 2007-04-18 株式会社富士通ゼネラル 平面型表示装置用天吊り装置

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JPS57162499A (en) * 1981-03-31 1982-10-06 Fujitsu Ltd Operation base structure

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JPS57162499A (en) * 1981-03-31 1982-10-06 Fujitsu Ltd Operation base structure

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JPH03129986U (ja) 1991-12-26

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