JP2599178Y2 - リヤライセンスプレート取付部構造 - Google Patents

リヤライセンスプレート取付部構造

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JP2599178Y2
JP2599178Y2 JP1992079328U JP7932892U JP2599178Y2 JP 2599178 Y2 JP2599178 Y2 JP 2599178Y2 JP 1992079328 U JP1992079328 U JP 1992079328U JP 7932892 U JP7932892 U JP 7932892U JP 2599178 Y2 JP2599178 Y2 JP 2599178Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、封印を必要とするリヤ
ライセンスプレートがリヤバンパ部に取付けられる車両
に適用されるリヤライセンスプレート取付部構造に係
り、特に、ライセンスプレートの封印を外すことなくバ
ンパの脱着が可能なリヤライセンスプレート取付部構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のリヤに取付けられるライセンスプ
レートは、取付時に封印をして自由に脱着交換ができな
いようになっている。このため、リヤのライセンスプレ
ートがバンパ部に取付けられる車両においては、封印さ
れたライセンスプレートを取付けたままでもリヤバンパ
の脱着が可能な可動式の構造を採用している。
【0003】このような可動式のリヤライセンスプレー
ト取付構造の第1従来例としては、実開昭60−192
954号公報に示されたものがある。この構造では、図
4に示す如く、ライセンスプレート1を取付けて封印す
るライセンスプレートブラケット2は、その下部が回転
軸3を中心として下方へ回転可能に枢着されている。な
お、4はリヤバンパ、5は車体、6はライセンスプレー
トブラケット2を車体5に固定するボルト、7はライセ
ンスプレートブラケット2と車体5との溶接点を各々示
している。
【0004】また、上述した取付構造の他の従来例(第
2従来例)としては、実開昭62−94958号公報に
示されたものがある。この構造では、図5に示す如く、
ライセンスプレートブラケット8が2つの回転軸3a、
3bで連結されており、ボルト6を取外すことによっ
て、回転軸3bで折曲されると共に回転軸3aを中心と
して上方へ回転可能に構成されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】さて、上述した第1従
来例の構造では、ライセンスプレートブラケット2の回
転スペースを確保するためにはリヤバンパ4に大きな切
欠きを設ける必要があり、外観上好ましいことではなか
った。
【0006】また、第2従来例の構造では、リヤバンパ
4の切欠きは小さくてすむものの、回転軸が2つあるた
めに回転後(図5の想像線で示した状態)の位置決め固
定が困難となる。このため、リヤバンパ4の脱着時に手
または適当な工具等を用いてライセンスプレートブラケ
ット8を保持する必要があり、作業性に問題があった。
【0007】そこで、本考案の目的は、リヤバンパの切
欠きを最小にする可動式のリヤライセンスプレート構造
を提供することにあり、さらには、組立ラインでの組立
て及び補修時の作業性にも優れた構造を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述の課題を
解決するためになされたもので、封印を必要とするリヤ
ライセンスプレートがバンパ部に位置するライセンスプ
レートブラケットに取付けられる車両のリヤライセンス
プレート取付部構造において、前記バンパ面に切欠穴を
設けて露出した車体構成部材に固着された左右一対の固
定ブラケットと、一端が前記固定ブラケットに枢支され
他端が前記ライセンスプレートブラケットの上端部に回
動自在に連結され上下方向に揺動可能に形成されたリン
クとを備え、前記リンクを下方へ揺動させると共に前記
ライセンスプレートブラケットを上方へ回動させてなる
略水平状態位置で、前記固定ブラケットに設けられた係
止片と前記ライセンスプレートブラケットに設けられた
凸部とによって構成されたストッパ機構により前記ライ
センスプレートブラケットを水平状態に保持するように
構成されたことを特徴とするリヤライセンスプレート取
付部構造である。
【0009】
【作用】前述の手段によれば、ライセンスプレートブラ
ケットがリンクを介して車体に固着した固定ブラケット
に回動可能に支持され、かつ、ライセンスプレートブラ
ケットを略水平に保持するストッパ機構が設けられてい
るので、手又は工具等の別途保持手段を要することなし
に1回の連続操作でライセンスプレートブラケットを回
転・水平状態保持(位置決め固定)することができ、
イセンスプレートブラケット及びその関連部品の組立ラ
インでの組付け作業や補修時のリヤバンパ脱着作業
リヤバンパに設けた必要最小限の切欠穴を利用して容易
実施できる。
【0010】すなわち、ライセンスプレートブラケット
の組付け時には左右一対の固定ブラケットが通り抜けら
れる大きさの切欠穴を必要とし、リヤバンパの脱着作業
時には水平状態に維持されたライセンスプレート及びラ
イセンスプレートブラケットと干渉することなくリヤバ
ンパが通り抜けられる大きさの切欠穴を必要とするの
で、両方の作業に必要な最小限の大きさの切欠穴を設け
ておけばよい。
【0011】
【実施例】本考案によるリヤライセンスプレート取付部
構造を図1ないし図3に基づいて説明する。
【0012】図3は乗用車の後部外観を示す斜視図で、
リヤバンパ4に形成した凹部10に、リヤライセンスプ
レート取付用のライセンスプレートブラケット11が配
設されている。このライセンスプレートブラケット11
は、図1及び図2に示す如く、リヤバンパ4に切欠穴1
2を設けて露出させた車体13に、左右一対の固定ブラ
ケット14及びリンク15を介して回動可能に取付けら
れている。
【0013】すなわち、ライセンスプレートブラケット
11は、その左右端部を各々裏側(車体前方)へ折曲し
て曲面状の凸部16を形成したリブ17の上部が移動ピ
ン18を介してリンク15の一端と連結され、さらに、
該リンク15の他端が固定ブラケット14と固定ピン1
9を介して連結されている。この固定ブラケット14
は、リンク15の連結部だけでなく、車体15へ固着す
るためのボルト穴20が2箇所穿設された車体取付面2
1と、ライセンスプレートブラケット11を所定の位置
に固定するボルト穴22が穿設されたプレート支持面2
3と、ライセンスプレートブラケット11の凸部16と
係合して略水平状態を維持する係止片24とを具備して
いる。そして、該係止片24と凸部16とによって、ラ
イセンスプレートブラケット11を水平状態に維持する
ストッパ機構が構成される。
【0014】以下、ライセンスプレートブラケット11
の車体13への組付け手順を説明する。このライセンス
プレートブラケット11を組立てラインで固着する作業
は、リヤバンパ4を組付けた後工程で、切欠穴12を利
用して実施することができる。この時、ライセンスプレ
ートブラケット11は、固定ブラケット14、リンク1
5、移動ピン18、固定ピン19及びボルト6等が図1
に実線で示した通常の使用状態まで一体に組立てられて
搬入され、そのままの状態で作業穴11aからねじ切り
ボルト25及び通常のボルト26を締付けて車体13に
固着する。なお、ねじ切りボルト25は所定値以上のト
ルクが作用した時にボルト頭部が切り取られるので、固
定ブラケット14は、溶接同様車体13に対して脱着不
可能となる。
【0015】次に、リヤバンパ4等の交換又は補修を実
施するため該バンパの脱着作業が必要となった場合は、
ボルト6を取り外した後、ライセンスプレートブラケッ
ト11及びライセンスプレート1を一体に、図1に想像
線で示した略水平のバンパ脱着位置まで回転させる。す
なわち、固定ピン19を中心としてリンク15、移動ピ
ン18及びライセンスプレートブラケット11を下方へ
回転させた後、こんどは移動ピン18を中心としてライ
センスプレート1及びライセンスプレートブラケット1
1を上方へ回転させる(両操作を連続的に実施してもよ
い)。この操作により、ライセンスプレートブラケット
11は、略水平となったバンパ脱着位置で凸部16が係
止片24に係止され、ストッパ機構が機能して水平状態
が維持される。このため、リヤバンパ4の脱着時は、ラ
イセンスプレートブラケット11を手やその他の手段で
おさえておく必要がなくなり、また、車体後方から水平
方向へスライドさせることによって、切欠穴13がライ
センスプレート1やライセンスプレートブラケット11
と干渉することなく通り抜けるので、封印を破らなくて
もリヤバンパ4を容易に脱着できる。なお、リヤバンパ
4の装着が完了した後には、上記手順と逆の作業を実施
してライセンスプレートブラケット11を所定の位置に
固定すればよい。
【0016】さて、上述したリヤライセンスプレート取
付部構造とすれば、リヤバンパ4に設ける切欠穴12の
大きさは、左右(車幅方向)をライセンスプレート1の
横幅より若干大きくし、上下方向を、所定の使用状態に
おけるライセンスプレートブラケット11の上端から固
定ブラケット14の下端までの寸法より若干大きくする
程度でよい。しかも、上述した切欠穴12の左右寸法
は、リヤバンパ4の脱着ができるように、ライセンスプ
レート1及びライセンスプレートブラケット11の厚さ
分に若干の余裕を見込んだ上側に確保すればよく、残る
下側には、2つの固定ブラケット14の横幅に若干の余
裕を加えてやればよい。従って、切欠穴12はTを上下
方向に押しつぶしたような形状となり、切欠穴12がラ
イセンスプレート1より大きい部分は上部の一部しかな
いので、リヤバンパ4の突出部分に隠れて見えにくくな
る。なお、図1ではライセンスプレート1を厚い字光式
としてあるが、これに対応した切欠穴12の寸法を設定
しておけば、一般的な薄いライセンスプレートと共用で
きるのは言うまでもない。
【0017】
【考案の効果】前述した本考案のリヤライセンスプレー
ト取付部構造によれば、リヤバンパに設ける切欠穴の大
きさを小さくでき、見栄えのよい可動式の取付構造とな
る。しかも、生産ラインにおける組付けが容易で、か
つ、リヤバンパの脱着もストッパ機構の作用によって容
易に実施できるようになり、作業性にも優れた取付構造
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部断面図である。
【図2】図1の要部を示す分解斜視図である。
【図3】乗用車の後部外観を示す斜視図である。
【図4】第1従来例を示す要部断面図である。
【図5】第2従来例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 ライセンスプレート 4 リヤバンパ 11 ライセンスプレートブラケット 12 切欠穴 13 車体 14 固定ブラケット 15 リンク 16 凸部 18 移動ピン 19 固定ピン 24 係止片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 13/10 B60R 19/50 G09F 21/04 A47B 46/00 A47B 49/00 - 53/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】封印を必要とするリヤライセンスプレート
    がバンパ部に位置するライセンスプレートブラケットに
    取付けられる車両のリヤライセンスプレート取付部構造
    において、前記バンパ面に切欠穴を設けて露出した車体
    構成部材に固着された左右一対の固定ブラケットと、一
    端が前記固定ブラケットに枢支され他端が前記ライセン
    スプレートブラケットの上端部に回動自在に連結され上
    下方向に揺動可能に形成されたリンクとを備え、前記リ
    ンクを下方へ揺動させると共に前記ライセンスプレート
    ブラケットを上方へ回動させてなる略水平状態位置で、
    前記固定ブラケットに設けられた係止片と前記ライセン
    スプレートブラケットに設けられた凸部とによって構成
    されたストッパ機構により前記ライセンスプレートブラ
    ケットを水平状態に保持するように構成されたことを特
    徴とするリヤライセンスプレート取付部構造。
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