JPH0637002U - リヤライセンスプレート取付部構造 - Google Patents

リヤライセンスプレート取付部構造

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JPH0637002U
JPH0637002U JP7932892U JP7932892U JPH0637002U JP H0637002 U JPH0637002 U JP H0637002U JP 7932892 U JP7932892 U JP 7932892U JP 7932892 U JP7932892 U JP 7932892U JP H0637002 U JPH0637002 U JP H0637002U
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建造 川口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リヤバンパの切欠穴を小さくできる可動式の
リヤライセンスプレート取付部構造を提供する。 【構成】 固定ブラケット14にリンク15を介してラ
イセンスプレートブラケット11を連結する。リヤバン
パ4に切欠穴12を設けて露出した車体13に固定ブラ
ケット14を固着すると、ライセンスプレートブラケッ
ト11は車体13に対して回動可能に支持される。ま
た、ライセンスプレートブラケット11の凸部16と固
定ブラケット14の係止片24とによって、ライセンス
プレートブラケット11を略水平に維持するストッパ機
構を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、封印を必要とするリヤライセンスプレートがリヤバンパ部に取付け られる車両に適用されるリヤライセンスプレート取付部構造に係り、特に、ライ センスプレートの封印を外すことなくバンパの脱着が可能なリヤライセンスプレ ート取付部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のリヤに取付けられるライセンスプレートは、取付時に封印をして自由に 脱着交換ができないようになっている。このため、リヤのライセンスプレートが バンパ部に取付けられる車両においては、封印されたライセンスプレートを取付 けたままでもリヤバンパの脱着が可能な可動式の構造を採用している。
【0003】 このような可動式のリヤライセンスプレート取付構造の第1従来例としては、 実開昭60−192954号公報に示されたものがある。この構造では、図4に 示す如く、ライセンスプレート1を取付けて封印するライセンスプレートブラケ ット2は、その下部が回転軸3を中心として下方へ回転可能に枢着されている。 なお、4はリヤバンパ、5は車体、6はライセンスプレートブラケット2を車体 5に固定するボルト、7はライセンスプレートブラケット2と車体5との溶接点 を各々示している。
【0004】 また、上述した取付構造の他の従来例(第2従来例)としては、実開昭62− 94958号公報に示されたものがある。この構造では、図5に示す如く、ライ センスプレートブラケット8が2つの回転軸3a、3bで連結されており、ボル ト6を取外すことによって、回転軸3bで折曲されると共に回転軸3aを中心と して上方へ回転可能に構成されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 さて、上述した第1従来例の構造では、ライセンスプレートブラケット2の回 転スペースを確保するためにはリヤバンパ4に大きな切欠きを設ける必要があり 、外観上好ましいことではなかった。
【0006】 また、第2従来例の構造では、リヤバンパ4の切欠きは小さくてすむものの、 回転軸が2つあるために回転後(図5の想像線で示した状態)の位置決め固定が 困難となる。このため、リヤバンパ4の脱着時に手または適当な工具等を用いて ライセンスプレートブラケット8を保持する必要があり、作業性に問題があった 。
【0007】 そこで、本考案の目的は、リヤバンパの切欠きを最小にする可動式のリヤライ センスプレート構造を提供することにあり、さらには、組立ラインでの組立て及 び補修時の作業性にも優れた構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前述の課題を解決するためになされたもので、封印を必要とするリ ヤライセンスプレートがバンパ部に位置するライセンスプレートブラケットに取 付けられる車両のリヤライセンスプレート取付部構造において、前記バンパ面に 切欠穴を設けて露出した車体構成部材に左右一対の固定ブラケットを固着し、該 固定ブラケットと前記ライセンスプレートブラケットとの間を両端が各々ピン結 合されたリンクで連結してライセンスプレートブラケットを回動可能に支持する と共に、前記ライセンスプレートブラケットを略水平状態まで回転させたバンパ 脱着位置で、前記固定ブラケットに前記ライセンスプレートブラケットが係止さ れて水平状態を維持するストッパ機構を設けたことを特徴とするリヤライセンス プレート取付部構造である。
【0009】
【作用】
前述の手段によれば、ライセンスプレートブラケットが固定ブラケットを介し て車体に回動可能に支持され、かつ、ライセンスプレートブラケットを略水平に 保持するストッパ機構が設けられているので、ライセンスプレートブラケット及 びその関連部品の組立ラインでの組付け作業や補修時のリヤバンパ脱着作業は、 リヤバンパに設けた必要最小限の切欠穴を利用して実施できる。
【0010】 すなわち、ライセンスプレートブラケットの組付け時には左右一対の固定ブラ ケットが通り抜けられる大きさの切欠穴を必要とし、リヤバンパの脱着作業時に は水平状態に維持されたライセンスプレート及びライセンスプレートブラケット と干渉することなくリヤバンパが通り抜けられる大きさの切欠穴を必要とするの で、両方の作業に必要な最小限の大きさの切欠穴を設けておけばよい。
【0011】
【実施例】
本考案によるリヤライセンスプレート取付部構造を図1ないし図3に基づいて 説明する。
【0012】 図3は乗用車の後部外観を示す斜視図で、リヤバンパ4に形成した凹部10に 、リヤライセンスプレート取付用のライセンスプレートブラケット11が配設さ れている。このライセンスプレートブラケット11は、図1及び図2に示す如く 、リヤバンパ4に切欠穴12を設けて露出させた車体13に、左右一対の固定ブ ラケット14及びリンク15を介して回動可能に取付けられている。
【0013】 すなわち、ライセンスプレートブラケット11は、その左右端部を各々裏側( 車体前方)へ折曲して曲面状の凸部16を形成したリブ17の上部が移動ピン1 8を介してリンク15の一端と連結され、さらに、該リンク15の他端が固定ブ ラケット14と固定ピン19を介して連結されている。この固定ブラケット14 は、リンク15の連結部だけでなく、車体15へ固着するためのボルト穴20が 2箇所穿設された車体取付面21と、ライセンスプレートブラケット11を所定 の位置に固定するボルト穴22が穿設されたプレート支持面23と、ライセンス プレートブラケット11の凸部16と係合して略水平状態を維持する係止片24 とを具備している。そして、該係止片24と凸部16とによって、ライセンスプ レートブラケット11を水平状態に維持するストッパ機構が構成される。
【0014】 以下、ライセンスプレートブラケット11の車体13への組付け手順を説明す る。このライセンスプレートブラケット11を組立てラインで固着する作業は、 リヤバンパ4を組付けた後工程で、切欠穴12を利用して実施することができる 。この時、ライセンスプレートブラケット11は、固定ブラケット14、リンク 15、移動ピン18、固定ピン19及びボルト6等が図1に実線で示した通常の 使用状態まで一体に組立てられて搬入され、そのままの状態で作業穴11aから ねじ切りボルト25及び通常のボルト26を締付けて車体13に固着する。なお 、ねじ切りボルト25は所定値以上のトルクが作用した時にボルト頭部が切り取 られるので、固定ブラケット14は、溶接同様車体13に対して脱着不可能とな る。
【0015】 次に、リヤバンパ4等の交換又は補修を実施するため該バンパの脱着作業が必 要となった場合は、ボルト6を取り外した後、ライセンスプレートブラケット1 1及びライセンスプレート1を一体に、図1に想像線で示した略水平のバンパ脱 着位置まで回転させる。すなわち、固定ピン19を中心としてリンク15、移動 ピン18及びライセンスプレートブラケット11を下方へ回転させた後、こんど は移動ピン18をを中心としてライセンスプレート1及びライセンスプレートブ ラケット11を上方へ回転させる(両操作を連続的に実施してもよい)。この操 作により、ライセンスプレートブラケット11は、略水平となったバンパ脱着位 置で凸部16が係止片24に係止され、ストッパ機構が機能して水平状態が維持 される。このため、リヤバンパ4の脱着時は、ライセンスプレートブラケット1 1を手やその他の手段でおさえておく必要がなくなり、また、車体後方から水平 方向へスライドさせることによって、切欠穴13がライセンスプレート1やライ センスプレートブラケット11と干渉することなく通り抜けるので、封印を破ら なくてもリヤバンパ4を容易に脱着できる。なお、リヤバンパ4の装着が完了し た後には、上記手順と逆の作業を実施してライセンスプレートブラケット11を 所定の位置に固定すればよい。
【0016】 さて、上述したリヤライセンスプレート取付部構造とすれば、リヤバンパ4に 設ける切欠穴12の大きさは、左右(車幅方向)をライセンスプレート1の横幅 より若干大きくし、上下方向を、所定の使用状態におけるライセンスプレートブ ラケット11の上端から固定ブラケット14の下端までの寸法より若干大きくす る程度でよい。しかも、上述した切欠穴12の左右寸法は、リヤバンパ4の脱着 ができるように、ライセンスプレート1及びライセンスプレートブラケット11 の厚さ分に若干の余裕を見込んだ上側に確保すればよく、残る下側には、2つの 固定ブラケット14の横幅に若干の余裕を加えてやればよい。従って、切欠穴1 2はTを上下方向に押しつぶしたような形状となり、切欠穴12がライセンスプ レート1より大きい部分は上部の一部しかないので、リヤバンパ4の突出部分に 隠れて見えにくくなる。なお、図1ではライセンスプレート1を厚い字光式とし てあるが、これに対応した切欠穴12の寸法を設定しておけば、一般的な薄いラ イセンスプレートと共用できるのは言うまでもない。
【0017】
【考案の効果】
前述した本考案のリヤライセンスプレート取付部構造によれば、リヤバンパに 設ける切欠穴の大きさを小さくでき、見栄えのよい可動式の取付構造となる。し かも、生産ラインにおける組付けが容易で、かつ、リヤバンパの脱着もストッパ 機構の作用によって容易に実施できるようになり、作業性にも優れた取付構造と なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部断面図である。
【図2】図1の要部を示す分解斜視図である。
【図3】乗用車の後部外観を示す斜視図である。
【図4】第1従来例を示す要部断面図である。
【図5】第2従来例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 ライセンスプレート 4 リヤバンパ 11 ライセンスプレートブラケット 12 切欠穴 13 車体 14 固定ブラケット 15 リンク 16 凸部 18 移動ピン 19 固定ピン 24 係止片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】封印を必要とするリヤライセンスプレート
    がバンパ部に位置するライセンスプレートブラケットに
    取付けられる車両のリヤライセンスプレート取付部構造
    において、前記バンパ面に切欠穴を設けて露出した車体
    構成部材に左右一対の固定ブラケットを固着し、該固定
    ブラケットと前記ライセンスプレートブラケットとの間
    を両端が各々ピン結合されたリンクで連結してライセン
    スプレートブラケットを回動可能に支持すると共に、前
    記ライセンスプレートブラケットを略水平状態まで回転
    させたバンパ脱着位置で、前記固定ブラケットに前記ラ
    イセンスプレートブラケットが係止されて水平状態を維
    持するストッパ機構を設けたことを特徴とするリヤライ
    センスプレート取付部構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011079505A (ja) * 2009-10-10 2011-04-21 Suzuki Motor Corp ライセンスプレートの取り付け構造
CN110203152A (zh) * 2019-06-27 2019-09-06 奇瑞汽车股份有限公司 一种汽车车牌自动拆装及防盗系统及其控制方法

Cited By (3)

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JP2599178Y2 (ja) 1999-08-30

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