JPH0712118Y2 - 窓部のガードバー取付装置 - Google Patents

窓部のガードバー取付装置

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JPH0712118Y2
JPH0712118Y2 JP1989025833U JP2583389U JPH0712118Y2 JP H0712118 Y2 JPH0712118 Y2 JP H0712118Y2 JP 1989025833 U JP1989025833 U JP 1989025833U JP 2583389 U JP2583389 U JP 2583389U JP H0712118 Y2 JPH0712118 Y2 JP H0712118Y2
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JP
Japan
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guard bar
mounting
square
bracket
grommet
Prior art date
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JP1989025833U
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JPH02115715U (ja
Inventor
博 松井
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車等の窓部のガラスを保護するガードバー
の取付装置に関するものである。
(従来の技術) 従来から、バンタイプ等の自動車においては、側面や後
面の窓ガラスが積載した荷の荷崩れによって破損するの
を防止するため、窓枠に桟状にガードバーを取付けてい
る。
このようなガードバーの取付構造において、ガードバー
の両端部を窓枠の内側面にビス止めするというような単
純な構造では、ガードバーの両端部及びそのビス止め箇
所が車室内に露出して体裁が悪く、かつビス止め箇所が
多く組み付けに手間がかかるという問題がある。
そのため、例えば実公昭58-8572号公報に開示されてい
るように種々の取付装置が提案されている。上記公報に
開示された取付装置は、第5図に示すように、ガードバ
ー21の一端に係止ブラケット22が一体的に嵌着されると
ともに、この係止ブラケット22に窓枠20の内周面に形成
された係止穴24に係合する係止突起23が突設され、ガー
ドバー21の他端には、窓枠20の側面から内周面にかけて
当接する取付ブラケット25が一体的に嵌着され、この取
付ブラケット25を窓枠20にビス26にて取付固定するよう
に構成されている。
このような取付装置によると、ガードバー21の一端の係
止ブラケット22の係止突起23を窓枠20の係止穴24に嵌入
させ、他端の取付ブラケット25を車室内側から窓枠20の
側面に当接させてビス26にて固定することによって簡単
に取付けることができるとともに、ガードバー21の両端
がブラケット22、25にて覆われているので体裁もよい。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記のような構成では取付ブラケット25を窓
枠20の側面に当接させているため、両端のブラケット2
2、25を含めたガードバー21が車体の前後方向に対称形
でない限り(通常ガードバーが車体の前後方向、即ち車
体幅方向の鉛直面に対して対称であることはない)、左
右のガードバー21を共通部品にすることができないとい
う問題があり、また取付ブラケット25が窓枠20の内側面
よりも車室内に突出するとともにこの突出部をビス止め
しているために体裁も良くなく、またこの取付ブラケッ
ト25と窓枠20に形成されたビス止めの下穴との位置合わ
せも容易でなく、取付時の作業性も良くないという問題
がある。
又、取付ブラケットが窓枠の内側面より突出しないよう
に、取付ブラケットを窓枠の側面に当接させず、内周面
にのみ当接させるように形成し、この取付ブラケットを
上向きや下向きにビス止めすることも考えられる。しか
し、その場合ビス止め位置はガードバーの軸心位置から
ずれるため、ガードバーに車室内から力が作用すると、
このビス止め位置を中心にして回転モーメントが作用
し、ガードバーが回転してビスが緩んでしまう恐れがあ
るという問題がある。さらに、これを防止するために取
付ブラケットを窓枠の内周面に形成した傾斜面に当接さ
せて回転止めを行うようにすると、左右のガードバーを
共通部品にすることができないという問題がある。
本考案は上記従来の問題点に鑑み、窓枠の内側に突出せ
ず、力の作用によって回転する恐れもなく、また取付作
業時に位置決めの容易な窓部のガードバー取付装置を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するため、窓部のガラス面に
対し略垂直方向に形成された窓枠内周のガードバー取付
面に、ガードバーの端部を固定する取付装置であって、
ガードバーの端部を嵌着した嵌着部の側部に取付部を突
設した略L字状のガードバーブラケットを設け、前記取
付面の前記取付部に対向する部分に角穴を形成するとと
もに、この角穴に角グロメットを嵌着し、前記ガードバ
ーブラケットの取付部に角グロメットの取付面から突出
した部分が嵌入係合する係合凹部を形成し、前記ガード
バーブラケットを前記取付面内に納まるようにするとと
もに、その取付部の突出方向が前記取付面の長手方向に
向く状態に配置して、前記ガードバーブラケットの取付
部と角グロメットをねじ止めしたことを特徴とする。
(作用) 本考案の上記構成によれば、窓枠内周の取付面に形成し
た角穴に角グロメットを嵌着し、この角グロメットの取
付面から突出した部分に、ガードバーブラケットの取付
部に形成した係合凹部を嵌合させ、この取付部と角ブラ
ケットをねじ止めすることによって取付けが完了する。
この取付状態で、ガードバーブラケットは窓枠の内側に
突出せず、かつ角グロメットに取付部が係合しているの
で力の作用時に回転することもない。又、角グロメット
が取付面から突出しているので、ガードバーブラケット
の位置決めも容易で、組立時の作業性もよい。更にガー
ドバー取付面は窓部のガラス面に対し略垂直方向に形成
されており、ガードバーブラケットはその取付部の突出
方向が前記取付面の長手方向に向くようにして前記取付
面に固定されているので、例えば自動車の左右の窓枠の
ガードバーに前記ガードバーブラケットを用いる場合に
も左右の共通部品として用いることができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図〜第4図を参照しなが
ら説明する。
第4図において、1は自動車の車室後部両側の窓部で、
その窓枠2の内周面の上下に互いに対向する取付面3a、
3b間に、前後方向に傾斜して鋼管にメッキを施したガー
ドバー4が取付けられている。ガードバー4の上端と下
端は、それぞれ合成樹脂製の上部ガードバーブラケット
5と下部ガードバーブラケット6に一体的に嵌着されて
いる。前記取付面3a、3bは、第1図に示すように、ガー
ドバー4の軸心を通る車体の前後方向の平面に対してほ
ぼ垂直な面に形成され、前記ガードバーブラケット5、
6はそれぞれ取付面3a、3bとの当接面5a、6aを有してい
る。
第1図〜第3図において、前記上部ガードバーブラケッ
ト5は、ガードバー4の端部が一体的に嵌着された嵌着
部7とその前後方向の一側に突出形成された取付部8と
を備えている。前記窓枠2の取付面3aには、この取付部
8に対応させて角穴9が形成されている。この角穴9に
は角グロメット10が嵌着されている。
この角グロメット10は、端板部10aと、その一面から突
出形成された弾性係止部10bと、端板部10aの中央から弾
性係止部10bを貫通するように形成されたねじ穴10cとを
備えている。そして、前記弾性係止部10bは前記角穴9
に挿入可能で、かつ中央部に形成された切り目10dにて
外側に弾性的に開き得、さらに前記ねじ穴10cに後述の
取付ねじをねじ込むと開いて角穴9に係止するように構
成されている。
前記取付部8の当接面5aには、前記端板部10aが嵌入係
合する係止凹部11が形成されるとともに前記ねじ穴10c
に対応して取付ねじ13を挿通するねじ穴12が形成されて
いる。
前記下部ガードバーブラケット6には、その当接面6aか
ら前記取付面3bに形成された係止穴14に差し込まれて係
合する係合軸15が突設されている。
以上の構成において、ガードバー4を取付けるには、窓
枠2の上方の取付面3aの角穴9に先に角グロメット10を
嵌着しておき、下部ガードバーブラケット6の係合軸15
を下方の取付面3bの係止穴14に挿入して係合させ、次に
上部ガードバーブラケット5の取付部8に形成された係
合凹部11を前記角グロメット10の端板部10aに嵌合さ
せ、この取付部8のねじ穴12を通して角グロメット10の
ねじ穴10cに取付ねじ13をねじ込む。すると、取付ねじ1
3にて角グロメット10と取付部8が締結されるととも
に、取付ねじ13にて角グロメット10の弾性係止部10bが
押し開かれて角グロメット10が角穴9に強く係合固定さ
れることによって取付が完了する。
この取付状態において、ガードバー4に力が作用してガ
ードバー4にその軸心の側方に位置する取付ねじ13の回
りの回転モーメントが作用しても、この回転モーメント
は係合凹部11と角グロメット10の係合及び角グロメット
10と角穴9の係合にて支持されるので、ガードバー4か
回転することはない。また、上部及び下部のガードバー
ブラケット5、6は窓枠2の取付面3a、3b上に配置さ
れ、窓枠2の内側に突出することもない。さらに、取付
面3a、3bをガードバー4の軸心を通る前後方向の平面に
対してほぼ垂直に形成していることによって、ガードバ
ー4及びその両端のガードバーブラケット5、6が左右
対称形となっており、左右の窓部1に対して共通部品と
することができる。
本考案は、上記実施例に限定されるものではない。例え
ばガードバーを上下方向に配置した例を示したが水平方
向に配置することもできる。また直線状のガードバーの
一端側を本考案の角グロメットにねじ止めする構成と
し、他端側は差し込むようにした例を示したが、両端共
角グロメットにねじ止めする本考案の方式を採用しても
よい。さらに、碁盤目や多角形等の任意の形状に結合し
たガードバーの端部の取付けにも適用することができ
る。
(考案の効果) 本考案の窓部のガードバー取付装置によれば、取付状態
でガードバーブラケットは窓枠の内側に突出せず、かつ
角グロメットに取付部が係合しているため、ガードバー
に力に作用した時に回転することもない。又、窓枠内周
面の取付面に形成した角穴に角グロメットを嵌着し、こ
の角グロメットの取付面から突出した部分に、ガードバ
ーブラケットの取付部に形成した係合凹部を嵌合させ、
この取付部と角ブラケットをねじ止めするという簡単な
作業で取付けが完了し、かつその際に角グロメットが取
付面から突出しているので、ガードバーブラケットの位
置決めも容易で、組立時の作業性もよい。更に自動車の
左右の窓にガードバーを取付ける場合では、左右の共通
部品化が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例のガードバーの取付
装置を示し、第1図は、第4図のI-I線で断面した縦断
側面図、第2図は第1図のII-II矢視断面図、第3図は
第2図の分解斜視図、第4図は窓部の正面図、第5図は
従来例の縦断側面図である。 1……窓部 2……窓枠 3a……取付面 4……ガードバー 5……上部ガードバーブラケット 7……嵌着部 8……取付部 9……角穴 10……角グロメット 10a……端板部 11……嵌合凹部 13……取付ねじ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓部のガラス面に対し略垂直方向に形成さ
    れた窓枠内周のガードバー取付面に、ガードバーの端部
    を固定する取付装置であって、ガードバーの端部を嵌着
    した嵌着部の側部に取付部を突設した略L字状のガード
    バーブラケットを設け、前記取付面の前記取付部に対向
    する部分に角穴を形成するとともに、この角穴に角グロ
    メットを嵌着し、前記ガードバーブラケットの取付部に
    角グロメットの取付面から突出した部分が嵌入係合する
    係合凹部を形成し、前記ガードバーブラケットを前記取
    付面内に納まるようにするとともに、その取付部の突出
    方向が前記取付面の長手方向に向く状態に配置して、前
    記ガードバーブラケットの取付部と角グロメットをねじ
    止めしたことを特徴とする窓部のガードバー取付装置。
JP1989025833U 1989-03-07 1989-03-07 窓部のガードバー取付装置 Expired - Lifetime JPH0712118Y2 (ja)

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JP1989025833U JPH0712118Y2 (ja) 1989-03-07 1989-03-07 窓部のガードバー取付装置

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JPH02115715U JPH02115715U (ja) 1990-09-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5860515U (ja) * 1981-10-21 1983-04-23 本田技研工業株式会社 自動車の窓ガラス保護装置
JPS6152514U (ja) * 1984-09-12 1986-04-09
JPS6187720U (ja) * 1984-11-15 1986-06-09

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