JPH0713257Y2 - 車載用電装部品の保持構造 - Google Patents

車載用電装部品の保持構造

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Publication number
JPH0713257Y2
JPH0713257Y2 JP1988040508U JP4050888U JPH0713257Y2 JP H0713257 Y2 JPH0713257 Y2 JP H0713257Y2 JP 1988040508 U JP1988040508 U JP 1988040508U JP 4050888 U JP4050888 U JP 4050888U JP H0713257 Y2 JPH0713257 Y2 JP H0713257Y2
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JP
Japan
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case
rubber bracket
groove
rubber
holding structure
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JP1988040508U
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JPH01143175U (ja
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義行 辰尾
博文 深沢
善之 岩見
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、二輪車やバギー車等に搭載される車載用電装
部品の保持構造に関するものである。
[従来の技術] 高耐振性を要求される二輪車やバギー車の電装部品はゴ
ムブラケットを介して保持される場合が多い。電装部品
は第2図に示すようにケース11内に納装され、ケース11
はケースボデイ14とこのケースボデイ14を覆設するケー
スカバー15とから構成されている。ケースカバー15の上
端部から一側面に係止片12が一体に形成されており、こ
の係止片12の先端部には鉤形の係止部16が形成してあ
る。一方、ゴムブラケット1は、直方体状に形成されて
上下面に貫通する2つの孔が形成されている。一方の孔
はケースカバー15の係止片12が挿入係止される係止孔2
であり、他方の孔は車体のステイに納まる取付孔4であ
る。係止孔2は第3図に示すように、車体に取り付けら
れたゴムブラケット1の幅方向に大きく形成され、電装
部品を納装したケースカバー15の係止片12が係止孔2に
挿入係止され、第4図に示すようにケース11がゴムブラ
ケット1に保持される。つまり、電装部品を納装したケ
ース11がゴムブラケット1を介して車体に取り付けられ
ることになる。
ここで、ゴムブラケット1の肉厚が薄いと、振動条件を
厳しくした場合、ゴムブラケット1の材質のゴムの削れ
が多くなり、クラック等の機能異常が発生する。この対
策としては、ゴムブラケット1を大きくすることが考え
られるが、コスト、サイズの面で不利となる。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、上述の点に鑑みて提供したものであって、ゴ
ムブラケットの大きさ、材質を変えずに、耐振性を向上
することを目的とした車載用電装部品の保持構造を提供
するものである。
[課題を解決するための手段] [作用] 本考案は、ケースの係止片に先端部側が開口した溝を形
成し、この溝に嵌まるリブをゴムブラケットの係止孔内
に形成することにより、リブに係止片の溝を嵌めてケー
スの振動を少なくするようにしたものである。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。尚、
ゴムブラケット1及びケース11の全体の構造は従来と同
様であるので、同じ所の説明は省略して、要旨の部分に
ついて説明する。第1図に示すように、ケースカバー15
の係止片12の略中央に先端部が開口した溝13を形成し、
この溝13に嵌まるリブ3をゴムブラケット1の係止孔2
内に一体に突設したものである。従って、ケース11の係
止片12をゴムブラケット1の係止孔2に挿入すると、係
止片12の溝13と係止孔2内のリブ3が嵌まり、ケース11
の振動を極力防ぐようにしたものであり、加振による電
装部品本体つまりケース11の振れが極端に小さくなり、
ゴムブラケット1の材質であるゴムの削れ、クラックの
進行を抑えると共に、電装部品の誤動作等の機能障害を
防止することができるものである。尚、ケース11内にリ
レーを納装して実験したところ、加振条件一定で、ゴム
クラック発生までの時間は従来例に比べ3倍となった。
[考案の効果] 本考案は上述のように、車体の一部に取着されるゴムブ
ラケットと、車載用電装部品を納装するケースとからな
り、該ケースより突設した係止片を上記ゴムブラケット
に穿孔した係止孔に挿入係止してケースをゴムブラケッ
トに保持するようにした車載用電装部品の保持構造にお
いて、上記ケースの係止片に先端部側が開口した溝を形
成し、この溝に嵌まるリブをゴムブラケットの係止孔内
に形成したものであるから、リブに係止片の溝を嵌めて
ケースの振動を少なくすることができ、そのため、ゴム
ブラケットの大きさ、材質を変えずに耐振性が向上し、
軽量化、コスト、サイズの面と有利となる効果を奏する
ものである。しかも溝の先端部側の開口から溝内にリブ
を挿入することによって、リブを弾性変形させることな
く溝をリブに嵌め込むことができ、弾性変形による疲労
でリブが強度低下を引き起こすようなことがなくなり、
リブによってケースの振動を少なくしてゴムブラケット
の削れやクラックの進行を抑えたり、電装部品の誤動作
等の機能障害を防止したりするという上記効果を、確実
に且つ長期間に渡って維持することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案の実施例の分解斜視図、第1図
(b)は第1図(a)のB−B断面図、第2図は従来例
の分解斜視図、第3図は同上の第2図のA−A断面図、
第4図は同上のゴムブラケットとケースとの装着状態を
示す斜視図である。 1はゴムブラケット、2は係止孔、3はリブ、11はケー
ス、12は係止片、13は溝である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の一部に取着されるゴムブラケット
    と、車載用電装部品を納装するケースとからなり、該ケ
    ースより突設した係止片を上記ゴムブラケットに穿孔し
    た係止孔に挿入係止してケースをゴムブラケットに保持
    するようにした車載用電装部品の保持構造において、上
    記ケースの係止片に先端部側が開口した溝を形成し、こ
    の溝に嵌まるリブをゴムブラケットの係止孔内に形成し
    て成ることを特徴とする車載用電装部品の保持構造。
JP1988040508U 1988-03-28 1988-03-28 車載用電装部品の保持構造 Expired - Lifetime JPH0713257Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01143175U JPH01143175U (ja) 1989-10-02
JPH0713257Y2 true JPH0713257Y2 (ja) 1995-03-29

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55115095U (ja) * 1979-02-07 1980-08-13
JPS61149380U (ja) * 1985-03-05 1986-09-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01143175U (ja) 1989-10-02

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