JPH0343890Y2 - - Google Patents

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JPH0343890Y2
JPH0343890Y2 JP18789085U JP18789085U JPH0343890Y2 JP H0343890 Y2 JPH0343890 Y2 JP H0343890Y2 JP 18789085 U JP18789085 U JP 18789085U JP 18789085 U JP18789085 U JP 18789085U JP H0343890 Y2 JPH0343890 Y2 JP H0343890Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のナンバープレート付きバン
パーに関するものである。
(従来技術) 一般に、ナンバープレートはバンパーの上方の
車体外面に取付けられるがデザイン上の要請等か
らナンバープレートをバンパーの中央部に取付け
ることが少なくない。
ところで、ナンバープレートは廃車に至るまで
車体から取外せないように封印される関係上、上
記のようにバンパーにナンバープレートを取付け
る場合には、上記バンパーが破損した際にバンパ
ーを車体から取外して修理することができるよう
に、バンパーに設けた開口部を通してナンバープ
レートを車体に取付けるのが一般的である。
これに対して、例えば実公昭58−54274号公報
によれば、バンパーの中央部に略水平姿勢にした
ナンバープレートの挿通を許す開口部を設け、ナ
ンバープレートを保持する保持プレートの上端部
を上記開口部を介して車体に上下揺動可能にヒン
ジ結合するとともに保持プレートの上端背部に突
設したブラケツトを上記開口部を挿通させて車体
に着脱自在に固定し、バンパーを取外す場合に
は、上記ブラケツト固定用ボルトを外しナンバー
プレートを略水平姿勢に揺動させてナンバープレ
ートを開口部に挿通させながらバンパーを取外す
ことができるようにしたものが記載されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記公報に記載されたナンバープレート付きバ
ンパーによれば、バンパーのノーズ部の下側近傍
部に保持プレートを車体に固定するブラケツトを
も挿通させる大きな開口部を設けるのでバンパー
本来の機能にとつて重要な剛性・強度が低下する
だけでなく、保持プレートの上端を車体にヒンジ
結合する関係上開口部の上端部分をナンバープレ
ートや保持プレートで覆い隠すことは出来ず、こ
の開口部の上端が外部から見え易く外観が悪化す
るという問題がある。
また、字光式のナンバープレート(通常のナン
バープレートの5〜6倍の厚みが有る)を取付け
た場合、ナンバープレートを水平に起こしてバン
パーを取外すためには上記ノーズ部に亙る大きな
開口部を設けなければならないので、バンパーの
剛性・強度が一層低下し外観も更に悪化するとい
う問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る自動車のナンバープレート付きバ
ンパーは、バンパーのノーズ部よりも下方にナン
バープレートを取付けるようにしたナンバープレ
ート付きバンパーであつて、上記ナンバープレー
トの上端近傍部に背方に位置するバンパーの部分
にバンパーの着脱時に略水平に向けたナンバープ
レートおよび該ナンバープレートを固定したナン
バープレートホルダの貫通を許す貫通孔を設け、
ナンバープレートホルダに固着した第1ヒンジ部
材とこの第1ヒンジ部材の上端部に一端が車幅方
向の軸心回りに回動自在に連結された第2ヒンジ
部材とを設け、第1ヒンジ部材と第2ヒンジ部材
との連結部近傍を貫通孔に貫通させるとともに第
2ヒンジ部材の他端部を車体に車幅方向の軸心回
りに回動自在に連結したものである。
(作用) 本考案に係る自動車のナンバープレート付きバ
ンパーは上記のように構成されるから、ナンバー
プレートをバンパーに固定するボルトやフアスナ
ーを取外してから第2ヒンジ部材の両端のヒンジ
結合部を介して第2ヒンジ部材を下方へ揺動させ
ることによりナンバープレート及びナンバープレ
ートホルダを下方へ移動させると、第1及び第2
ヒンジ部材と上記貫通孔の上縁間の隙間が大きく
なる。
この状態で、第1ヒンジ部材と第2ヒンジ部材
とのヒンジ結合を介してナンバープレートを略水
平向きに回動させ、ナンバープレートを上記貫通
孔に貫通させながらバンパーを後方へ取外すこと
が出来る。
(考案の効果) 本考案に係る自動車のナンバープレート付きバ
ンパーによれば、以上説明したようにバンパーを
取外す際にナンバープレートの挿通を許す比較的
小さな開口部をバンパーのノーズ部の下方に設け
れば良いので、バンパーの剛性・強度が向上する
のに加えて、ナンバープレートが通常の状態にあ
るときには、上記開口部の上端部がナンバープレ
ートの上端近傍部に位置し開口部の上端部がナン
バープレートにより実質的に覆い隠され外観も向
上する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
本実施例は第1図に示すように自動車1の字光
式ナンバープレート2(以下、ナンバープレート
という)が取付けられるリヤバンパー3に本考案
を適用した場合のものである。
上記ナンバープレート2の2本の取付ボルト4
a,4bのうち左側の取付ボルト4aは封印され
ナンバープレート2を取外せないようになつてい
るために、リヤバンパー3を修理する際封印に支
障を来たすことなくリヤバンパー3を取外すこと
ができるようにナンバープレート2は車体5後端
部に次のように取付けられている。
第1図〜第3図に示すように、上記ナンバープ
レート2は、リヤバンパー3の中央部でノーズ部
3aの下方に形成された凹部3b内に配置され、
上記リヤバンパー3の凹部3bの奥壁3cの上端
近傍には、リヤバンパー3の着脱時に略水平に向
けたナンバープレート2とナンバープレートホル
ダ11とが貫通し得る左右に細長い矩形状の貫通
孔3dが設けられている。尚、以下の説明におい
て自動車1の車体を基準として前方及び後方を定
義する。
上記ナンバープレートホルダ11の外面側には
ナンバープレート2が左右1対のボルト4a,4
bにより取付けられ、このナンバープレートホル
ダ11の上端近傍部を車体5にヒンジ結合するた
め、ナンバープレートホルダ11の前面側には左
右1対の縦長の第1ヒンジ部材6が溶接接合され
ており、各第1ヒンジ部材6の上端部は前方へ水
平に延びて貫通孔3dの上部へ突入し、この各第
1ヒンジ部材6の上端の前端部には第2ヒンジ部
材7の後端部が車軸方向のヒンジピン8によりヒ
ンジ結合されるとともに、各第2ヒンジ部材7の
前端部が車体5に突設された固定具12に車幅方
向のヒンジピン9によりヒンジ結合されている。
このように、ナンバープレートホルダ11の上
端近傍部は左右1対の第1ヒンジ部材6と第2ヒ
ンジ部材7と固定具12とを介して前後2個所の
ヒンジ係合部により回動し得るように車体5に連
結されている。
更に、左右の第1ヒンジ部材6の下端部には
夫々前方へ略水平に延びてリヤバンパー3の下面
に当接する固定フランジ部6aが形成されてお
り、各固定フランジ部6aがボルト10によりリ
ヤバンパー3の下面に着脱自在に固定されてい
る。
上記貫通孔3dに対応する位置において、第1
ヒンジ部材6の前面側にはナツト13が接合され
ており、前記取付ボルト4a,4bをナンバープ
レート2とナンバープレートホルダ11と第1ヒ
ンジ部材6とに後方より挿通させてその脚部先端
を対応するナツト13に螺合させることにより、
ナンバープレート2がナンバープレートホルダ1
1に固定されている。
尚、符号11aは左右2個所でナンバープレー
トホルダ11の下端部に形成された係止フツクで
あり、この係止フツク11aによりナンバープレ
ート2が係止されている。
以上の構成において、リヤバンパー3を取外す
場合には、先ず左右のボルト10を取外してナン
バープレート2及びナンバープレートホルダ11
を下方へ移動させると、第2ヒンジ部材7が前後
両端部でヒンジ結合されているので第2ヒンジ部
材7はヒンジピン9を中心としてその後端部が下
り、貫通孔3dが第1ヒンジ部材6の上方に大き
く開くことになる。すなわち、貫通孔3dの上端
部とナンバープレート2の上端部との間の隙間が
後方より前方を見て大きくなる。
そこで、ヒンジピン8を中心に第1ヒンジ部材
6、ナンバープレート2及びナンバープレートホ
ルダ11を、第3図に仮想線で図示のように水平
に起し、これらナンバープレート2とナンバープ
レートホルダ11とを貫通孔3dを通過させ乍
ら、リヤバンパー3を後方へ取外すことが出来
る。
そして、修理済みのリヤバンパー3を装着する
場合には、上記とは逆に行えばよい。
このようにして、ナンバープレート2をナンバ
ープレートホルダ11に取付ける取付ボルト4a
の封印を解かずに、リヤバンパー3を着脱するこ
とが出来る。
尚、上記のようにナンバープレート2とナンバ
ープレートホルダ11に水平に起したときに、第
1ヒンジ部材6の固定フランジ部6aが下方へ突
出するので、貫通孔3dは固定フランジ部6aの
通過をも許すだけの上下方向幅に形成しておく必
要がある。
但し、上記固定フランジ部6aを第1ヒンジ部
材6に一体形成せずに第1ヒンジ部材6にヒンジ
結合してもよく、この場合には貫通孔3dの上下
方向幅をより狭く形成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
自動車の斜視図、第2図は第1図の矢視図、第
3図はリヤバンパーの一部切欠縦断面図、第4図
はナンバープレート取付構造の要部拡大斜視図で
ある。 2……ナンバープレート、3……リヤバンパ
ー、3a……ノーズ部、3d……貫通孔、5……
車体、6……第1ヒンジ部材、7……第2ヒンジ
部材、11……ナンバープレートホルダ、12…
…固定具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バンパーのノーズ部よりも下方にナンバープレ
    ートを取付けるようにしたナンバープレート付き
    バンパーにおいて、 上記ナンバープレートの上端近傍部の背方に位
    置するバンパーの部分に、該バンパーの着脱時に
    略水平に向けたナンバープレートおよび該ナンバ
    ープレートを固定したナンバープレートホルダの
    貫通を許す貫通孔を設け、ナンバープレートホル
    ダに固着された第1ヒンジ部材とこの第1ヒンジ
    部材の上端部に一端が車幅方向の軸心回りに回動
    自在に連結された第2ヒンジ部材とを設け、第1
    ヒンジ部材と第2ヒンジ部材との連結部近傍を挿
    通孔に貫通させるとともに第2ヒンジ部材の他端
    部を車体に車幅方向の軸心回りに回動自在に連結
    したことを特徴とする自動車のナンバープレート
    付きバンパー。
JP18789085U 1985-12-04 1985-12-04 Expired JPH0343890Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18789085U JPH0343890Y2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04

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JP18789085U JPH0343890Y2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04

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JPS6294958U JPS6294958U (ja) 1987-06-17
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JP18789085U Expired JPH0343890Y2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2520927Y2 (ja) * 1987-08-05 1996-12-18 日産自動車株式会社 登録番号標用装着プレ−トの取付け構造
JP2560345Y2 (ja) * 1991-07-05 1998-01-21 スズキ株式会社 ライセンスプレートブラケットの取付構造
JP5347891B2 (ja) * 2009-10-10 2013-11-20 スズキ株式会社 ライセンスプレートの取り付け構造

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JPS6294958U (ja) 1987-06-17

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