JP3266014B2 - 電気自動車の充電ポートユニット取付構造 - Google Patents
電気自動車の充電ポートユニット取付構造Info
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- JP3266014B2 JP3266014B2 JP30953796A JP30953796A JP3266014B2 JP 3266014 B2 JP3266014 B2 JP 3266014B2 JP 30953796 A JP30953796 A JP 30953796A JP 30953796 A JP30953796 A JP 30953796A JP 3266014 B2 JP3266014 B2 JP 3266014B2
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- port unit
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気自動車の充電ポ
ートユニット取付構造に関する。
ートユニット取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気自動車の中には、充電作業の
効率化を図ってフロントバンパーのバンパーフェイシャ
の内側に充電ポートユニットを格納配置すると共に、フ
ロントバンパーには充電ポートユニットのパドル挿入口
に対応した部分にリッドで開閉される開口部を形成し、
充電時にはこの開口部から充電器側のケーブル端のパド
ルを充電ポートユニットのパドル挿入口に挿・脱するよ
うにしたものが知られている。
効率化を図ってフロントバンパーのバンパーフェイシャ
の内側に充電ポートユニットを格納配置すると共に、フ
ロントバンパーには充電ポートユニットのパドル挿入口
に対応した部分にリッドで開閉される開口部を形成し、
充電時にはこの開口部から充電器側のケーブル端のパド
ルを充電ポートユニットのパドル挿入口に挿・脱するよ
うにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フロントバンパーの多
くはバンパーフェイシャのセンター部分の上壁後縁をラ
ジエータコアサポートパネルの前方に車幅方向に配設し
たサポート部材にクリップ等の止着部材で車幅方向に亘
って複数ケ所で止着固定すると共に、該センター部分の
下縁をラジエータコアサポートロアに同様の止着部材に
より車幅方向に亘って複数ケ所で止着固定し、更に、バ
ンパーフェイシャのサイド部分をフロントフェンダーに
複数ケ所で同様の止着部材で止着固定してある。
くはバンパーフェイシャのセンター部分の上壁後縁をラ
ジエータコアサポートパネルの前方に車幅方向に配設し
たサポート部材にクリップ等の止着部材で車幅方向に亘
って複数ケ所で止着固定すると共に、該センター部分の
下縁をラジエータコアサポートロアに同様の止着部材に
より車幅方向に亘って複数ケ所で止着固定し、更に、バ
ンパーフェイシャのサイド部分をフロントフェンダーに
複数ケ所で同様の止着部材で止着固定してある。
【0004】また、このバンパーフェイシャの上壁の上
側にはラジエータコアサポートパネルにボルト・ナット
により締結固定されたラジエータグリルが存在して、該
バンパーフェイシャの上壁後縁の止着部分を隠蔽するよ
うにしている。
側にはラジエータコアサポートパネルにボルト・ナット
により締結固定されたラジエータグリルが存在して、該
バンパーフェイシャの上壁後縁の止着部分を隠蔽するよ
うにしている。
【0005】このため、前述のようにバンパーフェイシ
ャの裏側に充電ポートユニットを取付けてあると、その
交換時等にはバンパーフェイシャを脱着する必要があっ
て作業性が悪く、しかも、このバンパーフェイシャの脱
着に伴ってラジエータグリルの脱着作業が伴って益々作
業性が悪くなってしまう。
ャの裏側に充電ポートユニットを取付けてあると、その
交換時等にはバンパーフェイシャを脱着する必要があっ
て作業性が悪く、しかも、このバンパーフェイシャの脱
着に伴ってラジエータグリルの脱着作業が伴って益々作
業性が悪くなってしまう。
【0006】そこで本発明は充電ポートユニットの点検
又は交換に際して、止着点数の多いフロントバンパーの
バンパーフェイシャの脱着作業が伴うことがなく、充電
ポートユニットを脱着作業性良く車体フロント周りに格
納配置することができる電気自動車の充電ポートユニッ
ト取付構造を提供するものである。
又は交換に際して、止着点数の多いフロントバンパーの
バンパーフェイシャの脱着作業が伴うことがなく、充電
ポートユニットを脱着作業性良く車体フロント周りに格
納配置することができる電気自動車の充電ポートユニッ
ト取付構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、ラ
ジエータコアサポートパネルの前側に配設されるラジエ
ータグリルの裏側で、該ラジエータコアサポートパネル
の前面に充電ポートユニットをその上端部のパドル挿入
口をラジエータグリルの上面部に向けて取付ける一方、
該ラジエータグリルの上面部には、充電ポートユニット
のパドル挿入口に対応する部分にリッドで開閉される開
口部を形成したことを特徴としている。
ジエータコアサポートパネルの前側に配設されるラジエ
ータグリルの裏側で、該ラジエータコアサポートパネル
の前面に充電ポートユニットをその上端部のパドル挿入
口をラジエータグリルの上面部に向けて取付ける一方、
該ラジエータグリルの上面部には、充電ポートユニット
のパドル挿入口に対応する部分にリッドで開閉される開
口部を形成したことを特徴としている。
【0008】請求項2にあっては、請求項1に記載のラ
ジエータコアサポートパネルは、その前面中央部に車幅
方向に適宜の間隔をおいて前方へ張り出す一対の取付座
部を備え、充電ポートユニットをこれら取付座部間に配
置してブラケットを介してこれら取付座部に締結固定し
たことを特徴としている。
ジエータコアサポートパネルは、その前面中央部に車幅
方向に適宜の間隔をおいて前方へ張り出す一対の取付座
部を備え、充電ポートユニットをこれら取付座部間に配
置してブラケットを介してこれら取付座部に締結固定し
たことを特徴としている。
【0009】請求項3にあっては、請求項2に記載のラ
ジエータコアサポートパネルを樹脂材で成形して、該ラ
ジエータコアサポートパネルに取付座部を一体成形した
ことを特徴としている。
ジエータコアサポートパネルを樹脂材で成形して、該ラ
ジエータコアサポートパネルに取付座部を一体成形した
ことを特徴としている。
【0010】請求項4にあっては、請求項2,3に記載
の左右の取付座部の前端部上に跨ってバンパーフェイシ
ャの上壁を止着するフレーム材を取付けたことを特徴と
してい。
の左右の取付座部の前端部上に跨ってバンパーフェイシ
ャの上壁を止着するフレーム材を取付けたことを特徴と
してい。
【0011】請求項5にあっては、請求項4に記載のラ
ジエータコアサポートのヘッドランプが装着されるサイ
ド部の下端部には、取付座部に連なってヘッドランプの
下側に張り出す棚部を一体成形してあり、バンパーフェ
イシャの上壁をフレーム材と、取付座部および棚部の前
端部上に止着するようにしたことを特徴としている。
ジエータコアサポートのヘッドランプが装着されるサイ
ド部の下端部には、取付座部に連なってヘッドランプの
下側に張り出す棚部を一体成形してあり、バンパーフェ
イシャの上壁をフレーム材と、取付座部および棚部の前
端部上に止着するようにしたことを特徴としている。
【0012】
【発明の効果】請求項1によれば、車載バッテリの充電
時には、ラジエータグリルの上面部の開口部に設けたリ
ッドを開いて、該開口部から充電ポートユニットのパド
ル挿入口に充電器側のケーブル端のパドルを挿入,嵌合
して容易に充電作業を行うことができる。
時には、ラジエータグリルの上面部の開口部に設けたリ
ッドを開いて、該開口部から充電ポートユニットのパド
ル挿入口に充電器側のケーブル端のパドルを挿入,嵌合
して容易に充電作業を行うことができる。
【0013】充電ポートユニットはラジエータグリルの
裏側でラジエータコアサポートパネルの前面に取付けて
あるため、該充電ポートユニットの点検又は交換時に
は、該ラジエータコアサポートパネルの前側に取付けた
ラジエータグリルを脱着すればよく、止着点数の多いフ
ロントバンパーのバンパーフェイシャの脱着を伴わない
ので作業を迅速、かつ、容易に行うことができる。
裏側でラジエータコアサポートパネルの前面に取付けて
あるため、該充電ポートユニットの点検又は交換時に
は、該ラジエータコアサポートパネルの前側に取付けた
ラジエータグリルを脱着すればよく、止着点数の多いフ
ロントバンパーのバンパーフェイシャの脱着を伴わない
ので作業を迅速、かつ、容易に行うことができる。
【0014】請求項2によれば、請求項1の効果に加え
て、充電ポートユニットをラジエータコアサポートパネ
ルの前面中央部に車幅方向に適宜の間隔をおいて前方へ
張り出して設けた一対の取付座部間に配設してあるた
め、車両の軽衝突時でもこれら取付座部がプロテクタと
なって、充電ポートユニットが損傷するのを回避するこ
とができる。
て、充電ポートユニットをラジエータコアサポートパネ
ルの前面中央部に車幅方向に適宜の間隔をおいて前方へ
張り出して設けた一対の取付座部間に配設してあるた
め、車両の軽衝突時でもこれら取付座部がプロテクタと
なって、充電ポートユニットが損傷するのを回避するこ
とができる。
【0015】請求項3によれば、請求項2の効果に加え
て、樹脂製のラジエータコアサポートパネルの前面中央
部分に一対の取付座部を一体成形してあるため、該取付
座部の設定を容易に行えると共に、取付座部が補強材と
して機能してラジエータコアサポートパネルの強度,剛
性を高めることができる。
て、樹脂製のラジエータコアサポートパネルの前面中央
部分に一対の取付座部を一体成形してあるため、該取付
座部の設定を容易に行えると共に、取付座部が補強材と
して機能してラジエータコアサポートパネルの強度,剛
性を高めることができる。
【0016】請求項4によれば、請求項2,3の効果に
加えて、左右の取付座部の前端部上に跨って取付けたバ
ンパーフェイシャ取付け用のフレーム材が充電ポートユ
ニットの前側でプロテクタとして存在するから、該充電
ポートユニットの保護性能をより一層向上することがで
きる。
加えて、左右の取付座部の前端部上に跨って取付けたバ
ンパーフェイシャ取付け用のフレーム材が充電ポートユ
ニットの前側でプロテクタとして存在するから、該充電
ポートユニットの保護性能をより一層向上することがで
きる。
【0017】請求項5によれば、請求項4記載の効果に
加えて、ヘッドランプの下側に張り出す棚部がプロテク
タとして機能して、車両の軽衝突によるヘッドランプの
損傷を回避することができる。
加えて、ヘッドランプの下側に張り出す棚部がプロテク
タとして機能して、車両の軽衝突によるヘッドランプの
損傷を回避することができる。
【0018】また、棚部は取付座部と連設してあるた
め、ラジエータコアサポートパネルの強度,剛性をより
一層高めることができる。
め、ラジエータコアサポートパネルの強度,剛性をより
一層高めることができる。
【0019】更に、これら取付座部および棚部がバンパ
ーフェイシャの上壁を固定するサポート部材として機能
するから、専用のサポート部材としては左右の取付座部
間に跨設した短いフレーム材で済ませることができ、従
って、バンパーフェイシャのサポート部材のレイアウト
を容易にすることができる。
ーフェイシャの上壁を固定するサポート部材として機能
するから、専用のサポート部材としては左右の取付座部
間に跨設した短いフレーム材で済ませることができ、従
って、バンパーフェイシャのサポート部材のレイアウト
を容易にすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
と共に詳述する。
と共に詳述する。
【0021】図1〜3において、1は図外のラジエータ
を装着するラジエータコアサポートパネルを示し、該ラ
ジエータコアサポートパネル1は適宜の樹脂材をもっ
て、アッパレール2を含めてフードロックスティ3を備
えたセンター部分1Aと、図外のヘッドランプを装着す
るサイド部1Bとを一体成形してある。
を装着するラジエータコアサポートパネルを示し、該ラ
ジエータコアサポートパネル1は適宜の樹脂材をもっ
て、アッパレール2を含めてフードロックスティ3を備
えたセンター部分1Aと、図外のヘッドランプを装着す
るサイド部1Bとを一体成形してある。
【0022】ラジエータコアサポートパネル1のセンタ
ー部1Aの下部両側には、平面略コ字状に前方へ張り出
す取付座部4を一体成形してある。
ー部1Aの下部両側には、平面略コ字状に前方へ張り出
す取付座部4を一体成形してある。
【0023】ラジエータコアサポートパネル1のサイド
部1Bの下端部には、該サイド部1Bに装着される図外
のヘッドランプの下側に張り出す棚部5を前記取付座部
4に連なって一体成形してある。
部1Bの下端部には、該サイド部1Bに装着される図外
のヘッドランプの下側に張り出す棚部5を前記取付座部
4に連なって一体成形してある。
【0024】これら取付座部4および棚部5の前端部上
には、後述するフロントバンパーのバンパーフェイシャ
12を取付けるビード部6を膨出成形してある。
には、後述するフロントバンパーのバンパーフェイシャ
12を取付けるビード部6を膨出成形してある。
【0025】7は上端部にパドル挿入口8を備えた充電
ポートユニットで、該充電ポートユニット7はパドル挿
入口8が後述するラジエータグリル14の上面部に向く
ように前方へ傾けて左右の取付座部4,4間に配置して
あり、底部に固定したブラケット9を取付座部4,4の
それぞれ車両センター側の側壁上面にボルト固定すると
共に、左右側面に固定したブラケット10をセンター部
1Aの前面にボルト固定して、これらブラケット9,1
0によって取付座部4,4間にしっかりと抱持固定して
ある。
ポートユニットで、該充電ポートユニット7はパドル挿
入口8が後述するラジエータグリル14の上面部に向く
ように前方へ傾けて左右の取付座部4,4間に配置して
あり、底部に固定したブラケット9を取付座部4,4の
それぞれ車両センター側の側壁上面にボルト固定すると
共に、左右側面に固定したブラケット10をセンター部
1Aの前面にボルト固定して、これらブラケット9,1
0によって取付座部4,4間にしっかりと抱持固定して
ある。
【0026】また、この充電ポートユニット7の前方に
は、左右の取付座部4,4の車両センター側の側壁の前
端部上面に跨って金属又は樹脂材からなるフレーム材1
1をボルト固定してあり、フロントバンパーの弾性材か
らなるバンパーフェイシャ12の上壁後縁をこのフレー
ム材11と前記取付座部4および棚部5のビード部6に
クリップ等の止着部材13によって止着固定すると共
に、該バンパーフェイシャ12の下縁を図外のラジエー
タコアサポートロアに同様にクリップ等によって止着固
定してある。
は、左右の取付座部4,4の車両センター側の側壁の前
端部上面に跨って金属又は樹脂材からなるフレーム材1
1をボルト固定してあり、フロントバンパーの弾性材か
らなるバンパーフェイシャ12の上壁後縁をこのフレー
ム材11と前記取付座部4および棚部5のビード部6に
クリップ等の止着部材13によって止着固定すると共
に、該バンパーフェイシャ12の下縁を図外のラジエー
タコアサポートロアに同様にクリップ等によって止着固
定してある。
【0027】14はバンパーフェイシャ12の上方部位
で、充電ポートユニット7を覆ってラジエータコアサポ
ートパネル1の前側に配設した樹脂材からなるラジエー
タグリルで、該ラジエータグリル14は前記バンパーフ
ェイシャ12の装着後に、ラジエータコアポートパネル
1のセンター部1Aの前面に前方からボルト固定すると
共に、アッパレール2上に上方からボルト固定してあ
る。
で、充電ポートユニット7を覆ってラジエータコアサポ
ートパネル1の前側に配設した樹脂材からなるラジエー
タグリルで、該ラジエータグリル14は前記バンパーフ
ェイシャ12の装着後に、ラジエータコアポートパネル
1のセンター部1Aの前面に前方からボルト固定すると
共に、アッパレール2上に上方からボルト固定してあ
る。
【0028】このラジエータグリル14の上面部には、
前記充電ポートユニット7の上端部のパドル挿入口8に
対応する部分に、図外の充電器のケーブル17端のパド
ル18を挿入するための開口部15を設けてあると共
に、該開口部15を閉塞するリッド16を開閉自在に装
着してある。
前記充電ポートユニット7の上端部のパドル挿入口8に
対応する部分に、図外の充電器のケーブル17端のパド
ル18を挿入するための開口部15を設けてあると共
に、該開口部15を閉塞するリッド16を開閉自在に装
着してある。
【0029】リッド16はこの実施形態では車室内の操
作によって、ラジエータグリル14の上面部と面一に整
合した閉位置と、該上面部の裏側へ後退する開位置とに
電気−機械的に開閉動されるようにしてあるが、オープ
ナーケーブルとリッドロックとを用いて開蓋操作と、閉
蓋施錠とを行わせるようにしてもよい。
作によって、ラジエータグリル14の上面部と面一に整
合した閉位置と、該上面部の裏側へ後退する開位置とに
電気−機械的に開閉動されるようにしてあるが、オープ
ナーケーブルとリッドロックとを用いて開蓋操作と、閉
蓋施錠とを行わせるようにしてもよい。
【0030】図1中、19はフードを示す。
【0031】以上の実施形態の構造によれば、車載バッ
テリの充電に際しては、ラジエータグリル14の上面部
の開口部15に設けたリッド16を開いて、該開口部1
5から充電ポートユニット7のパドル挿入口8に充電器
側のケーブル17端のパドル18を挿入,嵌合して、車
体フロントの比較的地上高の高い位置で容易に充電作業
をすることができる。
テリの充電に際しては、ラジエータグリル14の上面部
の開口部15に設けたリッド16を開いて、該開口部1
5から充電ポートユニット7のパドル挿入口8に充電器
側のケーブル17端のパドル18を挿入,嵌合して、車
体フロントの比較的地上高の高い位置で容易に充電作業
をすることができる。
【0032】この充電ポートユニット7はラジエータグ
リル14の裏側でラジエータコアサポートパネル1のセ
ンター部1Aの前面に取付けてあるため、該充電ポート
ユニット7の点検又は交換に際しては、フード19を開
けてラジエータグリル14を脱着すればよく、ラジエー
タグリル14に較べて長大で、かつ、止着点数の多いフ
ロントバンパーのバンパーフェイシャ12の脱着を伴わ
ないので作業を迅速、かつ容易に行うことができる。
リル14の裏側でラジエータコアサポートパネル1のセ
ンター部1Aの前面に取付けてあるため、該充電ポート
ユニット7の点検又は交換に際しては、フード19を開
けてラジエータグリル14を脱着すればよく、ラジエー
タグリル14に較べて長大で、かつ、止着点数の多いフ
ロントバンパーのバンパーフェイシャ12の脱着を伴わ
ないので作業を迅速、かつ容易に行うことができる。
【0033】特に、この実施形態ではラジエータコアサ
ポートパネル1を樹脂材で成形し、そのセンター部1A
の前面に左右1対の取付座部4を前方へ張り出して一体
成形し、これら取付座部4,4間に充電ポートユニット
7をブラケット9,10を介してしっかりと抱持固定し
てあると共に、該充電ポートユニット7の前方に取付座
部4,4の前端部上に跨ってバンパーフェイシャ装着用
のフレーム材11を取付けてあるから、車両の軽衝突時
にはこれら取付座部4およびフレーム材11がプロテク
タとして機能して、充電ポートユニット7を損傷するこ
となく保護することができる。
ポートパネル1を樹脂材で成形し、そのセンター部1A
の前面に左右1対の取付座部4を前方へ張り出して一体
成形し、これら取付座部4,4間に充電ポートユニット
7をブラケット9,10を介してしっかりと抱持固定し
てあると共に、該充電ポートユニット7の前方に取付座
部4,4の前端部上に跨ってバンパーフェイシャ装着用
のフレーム材11を取付けてあるから、車両の軽衝突時
にはこれら取付座部4およびフレーム材11がプロテク
タとして機能して、充電ポートユニット7を損傷するこ
となく保護することができる。
【0034】また、取付座部4,4はラジエータコアサ
ポートパネル1に一体成形するため、該取付座部4,4
の設定を容易に行えることは勿論、ラジエータコアサポ
ートパネル1を樹脂材で成形してあっても、そのセンタ
ー部1Aに前記取付座部4,4を前方へ張り出して形成
してあることと、サイド部1Bには取付座部4,4に連
なって図外のヘッドランプの下側に張り出す棚部5,5
を一体成形してあるため、これら取付座部4および棚部
5が補強材として機能して、ラジエータコアサポートパ
ネル1の強度,剛性を高めることができる。
ポートパネル1に一体成形するため、該取付座部4,4
の設定を容易に行えることは勿論、ラジエータコアサポ
ートパネル1を樹脂材で成形してあっても、そのセンタ
ー部1Aに前記取付座部4,4を前方へ張り出して形成
してあることと、サイド部1Bには取付座部4,4に連
なって図外のヘッドランプの下側に張り出す棚部5,5
を一体成形してあるため、これら取付座部4および棚部
5が補強材として機能して、ラジエータコアサポートパ
ネル1の強度,剛性を高めることができる。
【0035】更に、フロントバンパーのバンパーフェイ
シャ12は、その上壁後縁を中央のフレーム材11と、
前記取付座部4,棚部5のビード部6にクリップ等の止
着部材13で止着固定するようにして、これら取付座部
4および棚部5をバンパーフェイシャ12の上壁を固定
するサポート部材として機能するようにしてあるから、
専用のサポート部材としては左右の取付座部4,4間に
跨設した短いフレーム材11で済ませることができ、従
って、バンパーフェイシャ12のサポート部材のレイア
ウトを容易にすることができる。
シャ12は、その上壁後縁を中央のフレーム材11と、
前記取付座部4,棚部5のビード部6にクリップ等の止
着部材13で止着固定するようにして、これら取付座部
4および棚部5をバンパーフェイシャ12の上壁を固定
するサポート部材として機能するようにしてあるから、
専用のサポート部材としては左右の取付座部4,4間に
跨設した短いフレーム材11で済ませることができ、従
って、バンパーフェイシャ12のサポート部材のレイア
ウトを容易にすることができる。
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図。
【図2】本発明の一実施形態のラジエータコアサポート
パネルの平面図。
パネルの平面図。
【図3】本発明の一実施形態のラジエータコアサポート
パネルの斜視図。
パネルの斜視図。
1 ラジエータコアサポートパネル 4 取付座部 5 棚部 7 充電ポートユニット 8 パドル挿入口 9,10 ブラケット 11 フレーム材 12 バンパーフェイシャ 14 ラジエータグリル 15 開口部 16 リッド 17 ケーブル 18 パドル
Claims (5)
- 【請求項1】 ラジエータコアサポートパネルの前側に
配設されるラジエータグリルの裏側で、該ラジエータコ
アサポートパネルの前面に充電ポートユニットをその上
端部のパドル挿入口をラジエータグリルの上面部に向け
て取付ける一方、該ラジエータグリルの上面部には、充
電ポートユニットのパドル挿入口に対応する部分にリッ
ドで開閉される開口部を形成したことを特徴とする電気
自動車の充電ポートユニット取付構造。 - 【請求項2】 ラジエータコアサポートパネルは、その
前面中央部に車幅方向に適宜の間隔をおいて前方へ張り
出す一対の取付座部を備え、充電ポートユニットをこれ
ら取付座部間に配置してブラケットを介してこれら取付
座部に締結固定したことを特徴とする請求項1記載の電
気自動車の充電ポートユニット取付構造。 - 【請求項3】 ラジエータコアサポートパネルを樹脂材
で成形して、該ラジエータコアサポートパネルに取付座
部を一体成形したことを特徴とする請求項2記載の電気
自動車の充電ポートユニット取付構造。 - 【請求項4】 左右の取付座部の前端部上に跨ってバン
パーフェイシャの上壁を止着するフレーム材を取付けた
ことを特徴とする請求項2,3記載の電気自動車の充電
ポートユニット取付構造。 - 【請求項5】 ラジエータコアサポートパネルのヘッド
ランプが装着されるサイド部の下端部には、取付座部に
連なってヘッドランプの下側に張り出す棚部を一体成形
してあり、バンパーフェイシャの上壁をフレーム材と、
取付座部および棚部の前端部上に止着するようにしたこ
とを特徴とする請求項4記載の電気自動車の充電ポート
ユニット取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30953796A JP3266014B2 (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 電気自動車の充電ポートユニット取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30953796A JP3266014B2 (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 電気自動車の充電ポートユニット取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10147257A JPH10147257A (ja) | 1998-06-02 |
JP3266014B2 true JP3266014B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=17994215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30953796A Expired - Fee Related JP3266014B2 (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 電気自動車の充電ポートユニット取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3266014B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113734293A (zh) * | 2021-09-26 | 2021-12-03 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种后裙板总成及车辆 |
-
1996
- 1996-11-20 JP JP30953796A patent/JP3266014B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10147257A (ja) | 1998-06-02 |
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