JP2594049Y2 - 天板の段違い連結構造 - Google Patents

天板の段違い連結構造

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可彦 古澤
崇爾 西澤
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天板の段違い連結構造
に係わり、更に詳しくは隣接する2枚の天板を段差を設
けて連結支持し、上位の天板を通常の執務用若しくはカ
ウンター用天板として使用し、下位の天板をOA用天板
として使用することが可能な天板の段違い連結構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から執務用机の天板の高さよりOA
用机の天板の高さを低くすることは一般的であり、例え
ば、執務用机の天板の高さは70cmであり、OA用机
の天板の高さは65cmに設定されることが多い。そし
て、執務用机とOA用机を並設して使用することもあ
る。
【0003】空間的に余裕がある広いフロアに独立した
執務用机とOA用机を並設して使用する場合には、配置
にも強度的にも何ら問題は生じないが、狭いフロアの空
間を有効に使用したい場合や、パネル壁で囲まれたブー
ス内で使用したい場合には、独立した机を二つ設置する
ことは無駄であり、また空間的に制限がある。
【0004】そこで、従来からも間仕切パネルに天板と
脚板とをフック等を利用して装着したパネルと机が一体
化したものも提供されている。この場合、執務用の天板
と、OA用の天板をそれぞれ独立的に間仕切パネルに高
さを違えて装着するのであるが、それぞれに脚板を必要
とし、しかも執務用天板とOA用天板との段差によって
生じる両天板間の隙間を閉塞する必要がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、パネル壁に天板を装
着してパネル壁と一体化した机を構成する場合におい
て、隣接する2枚の天板を段違い状態で連結するととも
に、該連結部を一枚の脚板で十分な強度を有して支持
し、しかも上位と下位の天板間に隙間を生じさせない天
板の段違い連結構造を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述の課題解
決のために、隣接する2枚の天板を支持部材にて段差を
設けて連結するとともに、両天板を該支持部材を介して
脚板で支持してなる天板の段違い連結構造であって、前
記支持部材は、垂直な保高板の上縁に上受板を一側方へ
延設するとともに、該保高板の下縁に下受板を他側方へ
延設したものであり、前記脚板を保高板の一側に密着し
且つ脚板の上端面上受板の下面を載支した状態で該脚
板を支持部材に固定し、前記上受板に上位の天板を載置
固定するとともに、前記下受板に下位の天板を載置固定
してなる天板の段違い連結構造を構成した。更に、前記
支持部材の奥行方向の長さを上位及び下位の天板の奥行
幅に略一致させて、前記保高板で上位と下位の天板間の
隙間を閉塞するとともに、前記脚板の奥行方向の幅を前
記天板の奥行幅の略半分に設定し、該脚板を支持部材の
後部に寄せて固定した。
【0007】
【作用】以上の如き内容からなる本考案の天板の段違い
連結構造は、支持部材の上受板に上位の天板を載置固定
するとともに、下受板に下位の天板を載置固定した場合
に、両天板は支持部材の保高板で互いに上下に所定の段
差を設けて連結され、また脚板を保高板の一側に密着し
且つ上受板の下面を載支した状態で該脚板を支持部材
固定し、この支持部材を介して両天板を一枚の脚板で支
持した状態においては、上位の天板は上受板を介して脚
板上に載置された状態となり、また下位の天板は保高板
と下受板とを介して脚板の上端に吊下げられた状態とな
り、両天板とも強度高く支持されている。更に、上位の
天板と下位の天板との間には保高板が互いに密接して配
されているので、両天板間に段差によって生じる隙間が
該保高板で閉塞されているのである。
【0008】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
考案の詳細を説明する。図1は本考案を適用した空港の
旅客ターミナル内の出国、入国検査用に使用するカウン
ター付き接客ブースの実施例を示し、図2〜図4は周囲
の柵を含めた全体を示し、図5及び図6は簡略断面図を
示している。
【0009】本実施例には、パネル壁1,…で囲まれた
接客ブースSであって、一部に接客用のカウンター2を
有するとともに、出入用の開閉扉3を有し、ブースS内
の床面Fi を該ブースSを設置するフロアの床面Fo
り高く(高さH)設定してなるものを示した。
【0010】本実施例に示したブースSは、二人用のも
のであり、ブースS内には書類やスタンプ等を置き所定
の事務処理を行うための内カウンター4や、下面に引出
し5,…を有する机天板6、あるいは情報処理用の端末
装置を載置するOA用天板7等を設置するとともに、図
示しないが通常の座面高さを有する椅子が配置されてい
る。また、前記カウンター2を設けた側のパネル壁1,
…の前面には、該カウンター2よりも高さの低い外カウ
ンター8を取付けている。更に、前記カウンター2に対
応し、接客に必要な最小限の幅を残して前記パネル壁
1,…及び開閉扉3,3の上端には、半透明若しくは不
透明の樹脂製の延長パネル板9,…を立設している。ま
た、ブースSの下端縁に沿って、内方へ後退した段部1
0を形成するとともに、それよりやや上方のパネル壁
1,…の外面に保護杆11を突出状態で横設している。
【0011】前記フロアの床面Fo に対するブースS内
の床面Fi の高さHの好ましい範囲は、平均的な身長の
大人の起立した状態における高さと、通常の座面高さを
有する椅子に座った状態における高さの差の±10cm
程度である。本実施例の床面Fi の高さHは、365m
mに設定している。
【0012】また、出国、入国検査用に使用する場合に
は、図2〜図4に示すように、前記ブースSの周囲に一
定間隔を置いて柵12を設置し、該柵12の一部に設け
た出入扉13から旅客が一人ずつ柵12内に入って、外
カウンター8の前に立つことができるようにしている。
【0013】次に、前記ブースSの各部について図7〜
図11に基づいて簡単に説明する。図7に示すように、
フロアの床面Fo には上方開放した断面略コ字形の地レ
ール14をアンカーボルト15によって固定し、該地レ
ール14に下方開放した断面略コ字形のベース部材16
を外嵌し、両者間にアジャスター17を内装している。
前記パネル壁1は、このベース部材16の外側縁に下端
面の一部を載置し、該パネル壁1の内面とベース部材1
6の上面とを直線固定金具18でビス止め連結してい
る。該直線固定金具18は、パネル壁1の内面とベース
部材16の上面とに接合するアングル形状を有するとと
もに、ベース部材16の内側面に当接する垂下片とを有
するものである。ここで、前記パネル壁1の下端面の下
方であって、ベース部材16の前面側の空間が前記段部
10に相当する。
【0014】前記パネル壁1は、周枠19の表裏に変性
フェノール樹脂製の表面板20,20を貼着するととも
に、内部空間にハニカム21を充填した構造を有するも
のであるが、本考案においてパネル壁1の構造は限定さ
れない。尚、前記開閉扉3もパネル壁1と同様な構造を
有するものである。本実施例においては多数枚のパネル
壁1を直線状及び直角状に連結するが、直線状連結の場
合において下部の連結は前記直線固定金具18を隣接す
るパネル壁1,1に沿わせて固定することによって行
い、上部の連結は隣接するパネル壁1,1の周枠19,
19同士をボルトにて互いに連結する。
【0015】そして、前記パネル壁1,…で囲まれた空
間内には、複数の脚柱22,…で支持された根太23を
略全面に配し、その上面に床パネル24を載支し、更に
本実施例では床パネル24の上面にタイルカーペット2
5,…を敷いて床面Fi を構成している。
【0016】前記カウンター2は、図8に示すように、
パネル壁1の周枠19の上端縁内側に切欠溝26を形成
し、該切欠溝26に変性フェノール樹脂等の合成樹脂
製、木製若しくは金属製のカウンター2の一端縁を係合
するとともに、パネル壁1の内面と該カウンター2の下
面とをアングル状のブラケット27でビス止め固定して
いる。ここで、パネル壁1の上端縁とカウンター2の上
面とは略面一になっている。
【0017】また、前記パネル壁1,1を直角状に連結
するには、図9に示すように、ベース部材16,16が
直角に交わるコーナー部に、断面形状が前記直線固定金
具18に一致した平面視L字状のコーナー固定金具28
をビス止め固定するとともに、前記同様にパネル壁1の
下端縁内側をベース部材16の上面に載支した状態で、
前記コーナー固定金具28にビス止め固定する。そし
て、直角に交わった二つのパネル壁1,1の端面間をア
ングル状の連結杆29で互いにビス止め固定するととも
に、該連結杆29の外側上下に複数設けた係止片30,
…に化粧ポスト31を嵌合係止して装着し、前記パネル
壁1の端面を覆っている。
【0018】また、前記延長パネル板9は、図10に示
すように、パネル壁1及び開閉扉3の上端中央部に形成
した取付溝32に下端縁を嵌挿し、隙間に接着剤33を
充填するか若しくはパッキンを介装して固定する。尚、
隙間に目地材を充填しても良い。当該延長パネル板9
は、外部から内部を透視されないようにする目的では、
半透明若しくは不透明な板材からなる。ここで、パネル
壁1が十分に高く、外部の旅客(客)から内部が見通せ
ない場合には、逆にブースS内に居る場合の圧迫感を和
らげるため及びブースS内で検査官(接客者)が立って
外部を見通す必要がある場合には透明板を用いることが
好ましい。本実施例では、延長パネル板9は8mm厚の
ポリカーボネート板を使用している。しかし、延長パネ
ル板9の材質には特に限定されない。
【0019】そして、図10に示すように、コーナー部
において二枚の延長パネル板9,9の間の隙間は、連繋
部材34で塞がれている。この連繋部材34は、湾曲し
た閉塞板35若しくは可撓性の閉塞板35を湾曲させ、
その両端縁に一体成形した平面視コ字形の係合部36,
36を隣接する延長パネル板9の端縁に係合させて保持
するのである。尚、前記連繋部材34は、図10に示す
ように、係合部36の中央部に延設しても、また図11
に示すように、係合部36の一側縁に沿って延設しても
良いのである。
【0020】また、前記カウンター2を有しないブース
Sの側面であって、パネル壁1,…及び開閉扉3の床面
i より上方位置に、アルミニウム製のガラリ44,…
をそれぞれ設けている。
【0021】次に、ブースS内に設置する設備について
説明をする。ブースS内には、内カウンター4とそれよ
りも低いOA用天板7を並設しているが、図6、図8、
図12及び図13に示すように、この内カウンター4と
OA用天板7は、段差を設けて金属製の支持部材45で
連結し、この支持部材45を介して一枚の脚板46で支
持している。即ち、前記支持部材45は、内カウンター
4とOA用天板7の奥行幅に略一致する長さを有し、垂
直な保高板47の上縁に内カウンター4の側縁部を載置
固定する上受板48を直角に延設するとともに、下縁に
OA用天板7の側縁部を載置固定する下受板49を直角
に延設したものである。ここで、前記内カウンター4は
上位の天板となり、またOA用天板7は下位の天板とな
るが、内カウンター4の代わりにOA用天板7に隣接し
て机天板6を配しても同様である。
【0022】そして、前記脚板46は、内カウンター4
の奥行幅の略半分の幅を有し、パネル壁1に沿って配し
て保高板47の密接させ且つ上端面で上受板48の下面
を載支し、適宜な手段にて支持部材45に固定してい
る。本実施例では、金属製の脚板46を用いているの
で、脚板46を保高板47に密着させた状態でその上端
を上受板48の下面に溶接によって固定している。ま
た、支持部材45に内カウンター4とOA用天板7を連
結するには、本実施例では上受板48と下受板49の適
所に複数の取付孔50,…を形成し、それに対応して内
カウンター4及びOA用天板7の下面側に螺孔51,…
を形成し、前記取付孔50に下方から挿入したネジ5
2,…で締付ける構造を示しているが、この取付構造は
何ら限定されるものではない。このように、脚板46に
支持部材45を介してOA用天板7を吊下げ状に支持す
ることにより、該OA用天板7に重量のある情報処理用
の端末装置を載置しても安定である。また、脚板46は
支持部材45の後部に寄せて固定しているので、内カウ
ンター4からOA用天板7の前に移動する際に脚板46
に足が当たることがなく、使い勝手が良いのである。
【0023】また、前記内カウンター4の他側は、図1
3に示すように、ブースS内を仕切るためのローパネル
53の上端に載置し、互いにアングル金具53aでネジ
止め固定している。一方、前記OA用天板7の他側は、
パネル壁1の内側面に同じくアングル金具1aでネジ止
め固定している。尚、図13中において前記ローパネル
53の右側面には他のOA用天板7がパネル壁1に取付
けた場合と同様に取付けられ、内カウンター4がパネル
壁1の内側面に取付けられている。
【0024】また、前記脚板46をブース内の床面Fi
に固定するには、図14及び図15に示すように、床面
i を構成する床パネル24に、上方開放した断面略コ
字形の固定部材54をネジ止め固定し、そして該固定部
材54に下方開放した断面略コ字形の支持部材55を外
嵌し、該支持部材55の側方から螺入した止めネジ5
6,…を固定部材54の側面に螺合若しくは側面を押圧
して固定し、更に該支持部材55の適所に定位置回転可
能に立設したアジャスターボルト57,…を脚板46内
の底部に横設した下補強板58に形成したバーリング孔
59,…に螺合して取付ける。ここで、前記アジャスタ
ーボルト57は、支持部材55を固定部材54に嵌合す
る前に所定の螺合深さに調節しておき、脚板46の高さ
を設定するのである。
【0025】また、本実施例では、図2、図4及び図6
に示すように、一対の外カウンター8,8の中間に仕切
カウンター60を突出状に配し、二人の接客を独立に行
えるようにしてある。そして、当該仕切カウンター60
は、一端をパネル壁1の側面にアングル金具を用いて固
定し、他端の下面は支脚板61でフロアの床面Fo に支
持固定されている。
【0026】最後に、本実施例のカウンター付き接客ブ
ースの組立方法を簡単に説明する。先ず、図16に示す
ように、地レール14をフロアの床面Fo の所定位置に
固定し、それにベース部材16を装着した後、該ベース
部材16で囲まれた内部に複数の杆体を格子状に溶接し
て形成した根太23と、該根太23に複数の脚柱22,
…を溶接して下設した床支持体69を設置する。この床
支持体69は、本実施例では4分割したものを、互いに
密接させて配している。そして、前記ベース部材16上
に、直線固定金具18,…及びコーナー固定金具28,
…を用いて複数のパネル壁1,…を所定位置に立設する
とともに、コーナー部に隣接する二枚のパネル壁1,1
の端部同士は、連結杆29で互いに連結する。それか
ら、パネル壁1,…で囲まれたブース内に内カウンター
4、机天板6及びOA用天板7を脚板46に固定した支
持部材45や連結板を用いて互いに連結状態で取付ける
とともに、各内カウンター4、机天板6及びOA用天板
7は、対応するパネル壁1の内面側にアングル金具を用
いて固定する。従って、対向するパネル壁1,1は内カ
ウンター4、机天板6及びOA用天板7を介して互いに
連結されることになる。また、パネル壁1,…の外面下
部に複数のパネル壁1,…にわたった長尺の保護杆1
1,…を固定するとともに、該パネル壁1の上部に外カ
ウンター8,8及び仕切カウンター60を複数のパネル
壁1にわたった長尺のアングル金具を介して固定するこ
とによって、直線状に隣接したパネル壁1,1を強固に
連結するのである。それから、前記パネル壁1の所定位
置にはカウンター2や延長パネル板9、更には開閉扉3
等を順次取付けるのである。
【0027】以上において説明した実施例は、主に空港
の旅客ターミナル内の出国、入国検査用に使用し、検査
官が入るブースS内に設置する内カウンター4とOA用
天板7との連結構造についてであるが、広く一般的に上
位の天板と下位の天板とを段差を設けて連結し、その連
結部を一枚の脚板で支持するものに適用でき、図示した
実施例に限定されない。また、間仕切パネルに天板を装
着してパネルと机が一体化した構造のものにも限定され
ない。
【0028】
【考案の効果】以上にしてなる本考案の天板の段違い連
結構造は、隣接する2枚の天板を支持部材にて段差を設
けて連結するとともに、両天板を該支持部材を介して脚
板で支持してなる天板の段違い連結構造であって、前記
支持部材は、垂直な保高板の上縁に上受板を一側方へ延
設するとともに、該保高板の下縁に下受板を他側方へ延
設したものであり、前記脚板を保高板の一側に密着し且
つ脚板の上端面上受板の下面を載支した状態で該脚板
を支持部材に固定し、前記上受板に上位の天板を載置固
定するとともに、前記下受板に下位の天板を載置固定し
てなるので、支持部材を介して両天板を一枚の脚板で支
持した状態においては、上位の天板は上受板を介して脚
板上に載置された状態となり、また下位の天板は保高板
と下受板とを介して脚板の上端に吊下げられた状態とな
り、両天板とも強度高く支持することができる。また、
前記支持部材の奥行方向の長さを上位及び下位の天板の
奥行幅に略一致させて、前記保高板で上位と下位の天板
間の隙間を閉塞するとともに、前記脚板の奥行方向の幅
を前記天板の奥行幅の略半分に設定し、該脚板を支持部
材の後部に寄せて固定したので、上位の天板と下位の天
板との間には保高板が互いに密接して配されているの
で、両天板間に段差によって生じる隙間を該保高板で閉
塞することができ、何ら他の閉塞手段を必要としないの
であり、更に脚板の前端が上位及び下位の天板の前端よ
り後退した位置にあるので、上位の天板から下位の天板
の前に、あるいは下位の天板から上位の天板の前に移動
する際に脚板に足が当たることがなく、使い勝手が良い
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の天板の段違い連結構造を適用したカウ
ンター付き接客ブースの全体斜視図である。
【図2】柵を周囲に設けたカウンター付き接客ブースの
簡略平面図である。
【図3】図2の開閉扉を設けた側から見た正面図であ
る。
【図4】同じく右側面図である。
【図5】図2のA−A線断面図である。
【図6】図2のB−B線断面図である。
【図7】パネル壁の下部と床面との関係を示す部分拡大
断面図である。
【図8】パネル壁の上部とカウンターとの関係を示す部
分拡大断面図である。
【図9】ブースのコーナー部の構造を示す部分分解斜視
図である。
【図10】コーナー部のパネル壁上部の構造を示す部分拡
大平面図である。
【図11】連繋部材の他の実施例を示す部分拡大平面図で
ある。
【図12】本考案の要部を示す分解斜視図である。
【図13】同じく組立てた状態を一部断面で示した要部正
面図である。
【図14】脚板をブース内の床面に取付ける構造を示す要
部側面図である。
【図15】同じく要部断面図である。
【図16】カウンター付き接客ブースの組立途上の状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
S ブース Fo フロアの床面 Fi ブース内の床面 1 パネル壁 2 カウンター 3 開閉扉 4 内カウンター(上位の天
板) 5 引出し 6 机天板(上位の天板) 7 OA用天板(下位の天板) 8 外カウンター 9 延長パネル板 10 段部 11 保護杆 12 柵 13 出入扉 14 地レール 15 アンカーボルト 16 ベース部材 17 アジャスター 18 直線固定金具 19 周枠 20 表面板 21 ハニカム 22 脚柱 23 根太 24 床パネル 25 タイルカーペット 26 切欠溝 27 ブラケット 28 コーナー固定金具 29 連結杆 30 係止片 31 化粧ポスト 32 取付溝 33 接着剤 34 連繋部材 35 閉塞板 36 係合部 44 ガラリ 45 支持部材 46 脚板 47 保高板 48 上受板 49 下受板 50 取付孔 51 螺孔 52 ネジ 53 ローパネル 54 固定部材 55 支持部材 56 止めネジ 57 アジャスターボルト 58 下補強板 59 バーリング孔 60 仕切カウンター 61 支脚板 69 床支持体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47B 7/00 A47B 13/00

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する2枚の天板を支持部材にて段差
    を設けて連結するとともに、両天板を該支持部材を介し
    て脚板で支持してなる天板の段違い連結構造であって、
    前記支持部材は、垂直な保高板の上縁に上受板を一側方
    へ延設するとともに、該保高板の下縁に下受板を他側方
    へ延設したものであり、前記脚板を保高板の一側に密着
    し且つ脚板の上端面上受板の下面を載支した状態で該
    脚板を支持部材に固定し、前記上受板に上位の天板を載
    置固定するとともに、前記下受板に下位の天板を載置固
    定してなることを特徴とする天板の段違い連結構造。
  2. 【請求項2】 前記支持部材の奥行方向の長さを上位及
    び下位の天板の奥行幅に略一致させて、前記保高板で上
    位と下位の天板間の隙間を閉塞するとともに、前記脚板
    の奥行方向の幅を前記天板の奥行幅の略半分に設定し、
    該脚板を支持部材の後部に寄せて固定してなる請求項1
    記載の天板の段違い連結構造。
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