JP2557199Y2 - パネル壁で囲まれたブースのコーナー部補強構造 - Google Patents

パネル壁で囲まれたブースのコーナー部補強構造

Info

Publication number
JP2557199Y2
JP2557199Y2 JP5349993U JP5349993U JP2557199Y2 JP 2557199 Y2 JP2557199 Y2 JP 2557199Y2 JP 5349993 U JP5349993 U JP 5349993U JP 5349993 U JP5349993 U JP 5349993U JP 2557199 Y2 JP2557199 Y2 JP 2557199Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
corner
panel wall
rod
booth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5349993U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0723120U (ja
Inventor
可彦 古澤
崇爾 西澤
住典 加藤
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イトーキクレビオ filed Critical 株式会社イトーキクレビオ
Priority to JP5349993U priority Critical patent/JP2557199Y2/ja
Publication of JPH0723120U publication Critical patent/JPH0723120U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2557199Y2 publication Critical patent/JP2557199Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パネル壁で囲まれたブ
ースのコーナー部補強構造に係わり、更に詳しくは空港
の旅客ターミナル内の出国、入国検査用や発券用、ある
いは一般的なワークステーション等に使用するパネル壁
で囲まれたブースのコーナー部補強構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から周囲を複数のパネル壁で取り囲
んで形成したブースは周知であり、各種の構造が提供さ
れている。また、一般的に複数の間仕切パネルを連結し
て一部の通路用開口を除いて囲み、内部に机等を配置し
てなるワークステーションも周知である。
【0003】従来のこの種のブースは、それを構成する
パネル壁の直線状連結及び直角状連結による構造的な強
度によってその形状を維持したり、強度が不足する場合
には安定板等をパネル壁の下端に取付けて床面に固定し
たりしていた。また、ブース内には、執務用机やそれに
並設してOA用机等を配置している。更に、従来からも
間仕切パネルに天板と脚板とをフック等を利用して装着
したパネルと机が一体化したものも提供されている。
【0004】そこで、隣接するパネル壁を直角状に連結
する構造としては、例えば本出願人の先願に係る特開平
7−26757号公報にて既に提供され、即ちコーナー
部下端部においては、ベース部材が直角に交わるコーナ
ー部に、平面視L字状のコーナー固定金具をネジ止め固
定するとともに、パネル壁の下端縁内側をベース部材の
上面に載支した状態で、前記コーナー固定金具にネジ止
め固定し、コーナー部外側においては、直角に交わった
二つのパネル壁の端面間をアングル状の連結杆で互いに
ビス止め固定するとともに、該連結杆に化粧ポストを嵌
合係止して装着し、前記パネル壁の端面を覆った構造の
ものである。
【0005】しかし、パネル壁の上部に内外に傾倒する
無理な力が加わった場合に、特にパネル壁が合成樹脂製
の場合には、連結杆とパネル壁端面を固定しているネジ
が緩んだり、抜け去ったりする恐れがあるとともに、ブ
ースのコーナー部に開閉扉を設ける場合には、開閉扉の
開閉時にコーナー部に無理な捩じり応力が繰り返し作用
するので、強度的に不足するといった問題を有する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、パネル壁で囲まれた
ブースのコーナー部を補強し、パネル壁若しくはコーナ
ーパネル杆の連結強度を格段に向上させるとともに、コ
ーナー部に開閉扉を設けても充分な強度を確保すること
ができるパネル壁で囲まれたブースのコーナー部補強構
造を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述の課題解
決のために、直角状に床面に配設したベース部材の上面
に直角状にパネル壁若しくはコーナーパネル杆を立設し
てなるパネル壁で囲まれたブースのコーナー部におい
て、前記ベース部材のコーナー部上面に固定する平面視
L字形の基板の内縁側に各ベース部材の内側面に当止す
る一対の垂下片を延設するとともに、外側縁にそのコー
ナー部を除いてパネル壁の内側面に固定する一対の立板
を延設し、両立板の間であって基板のコーナー部にアン
グル状の補強杆を立起状態で固着してなるコーナー固定
金具を備え、該補強杆を隣接するパネル壁の内側面縁部
若しくはコーナーパネル杆の内側面に固定するととも
に、該補強杆を化粧カバーで被覆してなるパネル壁で囲
まれたブースのコーナー部補強構造を構成した。
【0008】
【作用】以上の如き内容からなる本考案のパネル壁で囲
まれたブースのコーナー部補強構造は、直角状に床面に
配設したベース部材の上面に、コーナー固定金具の平面
視L字形の基板を固定するとともに、該基板の内側縁に
延設した一対の垂下片を各ベース部材の内側面に当止し
た状態で、ベース部材の外側上面にパネル壁若しくはコ
ーナーパネル杆を載置し且つ前記基板の外側縁に延設し
た一対の立板にそれぞれ固定するとともに、両立板の間
であって基板のコーナー部に立起状態で固着したアング
ル状の補強杆をそれぞれパネル壁の内側面縁部若しくは
コーナーパネル杆の内側面に固定するのである。また、
ブースのコーナー部内側に位置する前記補強杆を化粧カ
バーで被覆して外観性を損なわないようになしている。
ここで、直角状に配設した一対のパネル壁の内側面縁部
同士若しくはパネル壁の内側面縁部とコーナーパネル杆
の内側面とを前記補強杆で連結しても、その外側におけ
る端面同士は、従来通りアングル状の連結杆を用いて連
結することが可能であり、本考案はこの連結杆による連
結強度を更に高めたものである。
【0009】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
考案の詳細を説明する。図1は本考案のパネル壁で囲ま
れたブースのコーナー部補強構造を適用した空港の旅客
ターミナル内の出国、入国検査用に使用するカウンター
付き接客ブースの実施例を示し、図2〜図4は周囲の柵
を含めた全体を示し、図5及び図6は簡略断面図を示し
ている。
【0010】本実施例には、パネル壁1,…で囲まれた
接客ブースSであって、該ブースS内の一部に接客用の
トップカウンター2を有するとともに、出入用の開閉扉
3を有し、ブースS内の床面Fi を該ブースSを設置す
るフロアの床面Fo より高く(高さH)設定してなるも
のを示した。
【0011】本実施例に示したブースSは、二人用のも
のであり、ブースS内には書類やスタンプ等を置き所定
の事務処理を行うための内カウンター4や、下面に引出
し5,…を有する机天板6、あるいは情報処理用の端末
装置を載置するOA用天板7等を設置するとともに、図
示しないが通常の座面高さを有する椅子が配置されてい
る。また、前記トップカウンター2を設けた側のパネル
壁1,…の外側面には、該トップカウンター2よりも高
さの低い外カウンター8を取付けている。更に、前記ト
ップカウンター2に対応し、接客に必要な最小限の幅を
残して前記パネル壁1,…及び開閉扉3,3の上端に
は、半透明若しくは不透明の樹脂製の延長パネル板9,
…を立設している。また、ブースSの下端縁に沿って、
内方へ後退したけこみ部10を形成するとともに、それ
よりやや上方のパネル壁1,…の外面に半円形状断面の
保護杆11を突出状態で横設している。
【0012】前記フロアの床面Fo に対するブースS内
の床面Fi の高さHの好ましい範囲は、平均的な身長の
大人の起立した状態における高さと、通常の座面高さを
有する椅子に座った状態における高さの差の±10cm
程度である。本実施例の床面Fi の高さHは、365m
mに設定している。
【0013】また、出国、入国検査用に使用する場合に
は、図2〜図4に示すように、前記ブースSの周囲に一
定間隔を置いて柵12を設置し、該柵12の一部に設け
た出入扉13から旅客が一人ずつ柵12内に入って、外
カウンター8の前に立つことができるようにしている。
【0014】次に、前記ブースSの各部について図7及
び図8に基づいて簡単に説明する。図7に示すように、
フロアの床面Fo には上方開放した断面略コ字形の地レ
ール14をアンカーボルト15によって固定し、該地レ
ール14に下方開放した断面略コ字形のベース部材16
を外嵌し、両者間にアジャスター17を内装している。
前記パネル壁1は、このベース部材16の外側縁に下端
面の一部を載置し、該パネル壁1の内面とベース部材1
6の上面とを直線固定金具18でビス止め連結してい
る。該直線固定金具18は、パネル壁1の内面とベース
部材16の上面とに接合するアングル形状を有するとと
もに、ベース部材16の内側面に当接する垂下片とを有
するものである。ここで、前記パネル壁1の下端面の下
方であって、ベース部材16の前面側の空間が前記けこ
み部10に相当する。
【0015】前記パネル壁1は、中空の周枠19の表裏
に変性フェノール樹脂製の表面板20,20を接着する
とともに、内部空間21に適宜ハニカム等を充填した構
造を有するものである。尚、前記開閉扉3もパネル壁1
と同様な構造を有するものである。本実施例においては
多数枚のパネル壁1を直線状及び直角状に連結するが、
直線状連結の場合において下部の連結は前記直線固定金
具18を隣接するパネル壁1,1に沿わせて固定するこ
とによって行い、上部の連結は隣接するパネル壁1,1
の周枠19,19同士をボルトにて互いに連結する。
【0016】そして、前記パネル壁1,…で囲まれた空
間内には、複数の脚柱22,…で支持された根太23を
略全面に配し、その上面に床パネル24を載支し、更に
本実施例では床パネル24の上面にタイルカーペット2
5,…を敷いて床面Fi を構成している。
【0017】また、前記パネル壁1,1を直角状に連結
したコーナー部には化粧ポスト26を設けるとともに、
前記トップカウンター2を有しないブースSの側面であ
って、パネル壁1,…及び開閉扉3の床面Fi より上方
位置に、アルミニウム製のガラリ27,…をそれぞれ設
けている。そして、ブースS内の長辺間(トップカウン
ター2を設けた内面と開閉扉3を設けた内面間)にはブ
ースS内を二分して区画するローパネル28を設けてい
る。該ローパネル28の高さは、床面Fi に設置状態で
パネル壁1よりも低く設定している。
【0018】次に、ブースS内に設置する設備について
説明をする。本実施例は、相対面するパネル壁1,1の
内側面間に単又は複数の天板若しくはカウンターを配し
た例を示し、図7に示すように、長辺側のパネル壁1,
1間には内カウンター4と机天板6とを配し、単辺側の
パネル壁1とローパネル28間にはそれぞれ内カウンタ
ー4とOA用天板7とを配している。内カウンター4と
机天板6とは同じ高さに設定され、両者の接合縁部の下
面に渡した連結板29を複数のネジで締付けて連結する
とともに、内カウンター4と机天板6のパネル壁1に接
する側は、それぞれアングル金具30を用いてネジ止め
している。尚、ローパネル28で仕切られたブースS内
の他方の区画空間には、前記内カウンター4と机天板6
の側縁を該ローパネル28の上端に載置するとともに、
同様にアングル金具30でネジ止めしている。
【0019】また、図8に示すように、短辺側のパネル
壁1とローパネル28間には内カウンター4とOA用天
板7とを配し、OA用天板7は内カウンター4よりも低
く設定し、この両者は段差を設けて金属製の支持部材3
1で連結し、この支持部材31を介して一枚の脚板32
で支持するとともに、OA用天板7の他側縁は一方の区
画空間内ではローパネル28に、他方の区画空間内では
パネル壁1に前記同様にアングル金具30でネジ止めし
ている。
【0020】次に、複数の前記パネル壁1,…で取り囲
んだブースSのコーナー部における本考案の補強構造を
図9〜図15に基づいて説明する。ブースSのコーナー
部は、直角状に床面に配設したベース部材16,16の
上面に直角状にパネル壁1若しくはコーナーパネル杆3
3を立設してなる構造を有し、コーナー固定金具34を
用いて直角状に配した両パネル壁1,1若しくはパネル
壁1とコーナーパネル杆33とをベース部材16に取付
けるとともに、互いの連結部を補強するものである。本
考案は、前記ベース部材16のコーナー部上面に固定す
る平面視L字形の基板35の内縁側に各ベース部材16
の内側面に当止する一対の垂下片36,36を延設する
とともに、外側縁にそのコーナー部を除いてパネル壁1
の内側面に固定する一対の立板37,37を延設し、両
立板37,37の間であって基板35のコーナー部にア
ングル状の補強杆38を立起状態で固着してなるコーナ
ー固定金具34を備え、該補強杆38を隣接するパネル
壁1の内側面縁部若しくはコーナーパネル杆33の内側
面に固定するとともに、該補強杆38を化粧カバー39
で被覆してなることを要旨としている。
【0021】本考案の効果を最大限に発揮する実施例と
して、ブースSのコーナー部に近接して開閉扉3を設け
る例を挙げて更に詳しく説明する。前記開閉扉3は、図
10及び図11に示すように、コーナー部に配したコー
ナーパネル杆33と、それに対して間隔を置いて配した
パネル壁1との間に、前記タイルカーペット25の上面
と略一致する高さの下部パネル壁40を取付けて形成し
た通路用開口に配し、その一側を蝶番41,41で前記
コーナーパネル杆33の端面に取付けている。そして、
前記立板37の高さは、前記下部パネル壁40の高さよ
り若干低く設定し、複数箇所で一方の立板37を下部パ
ネル壁40の内側面一側にネジ止めし、他方の立板37
も同様にコーナーパネル杆33と直角状に配したコーナ
ー部のパネル壁1の内側面下部の縁部にネジ止めしてい
る。更に、前記立板37から上方に延びた前記補強杆3
8の両補強板42,42をパネル壁1の内側面縁部とコ
ーナーパネル杆33の内側面にそれぞれネジ止めしてい
る。尚、前記補強杆38の高さは、前記パネル壁1及び
コーナーパネル杆33の高さより若干低く設定してい
る。
【0022】そして、前記補強杆38の内方であって、
両補強板42,42に囲まれる空間内の上下複数箇所に
化粧カバー39の取付部材43を固着し、取付部材4
3,…の取付面に形成した螺孔44に化粧カバー39の
通孔45,…に貫通させたネジを螺合して、該化粧カバ
ー39で前記タイルカーペット25若しくは床パネル2
4の上方に位置する補強杆38を被覆している。ここ
で、前記立板37,37の外面と補強杆38の両補強板
42,42の外面とは面一に形成している。
【0023】また、ブースSの外側においては、前記パ
ネル壁1とコーナーパネル杆33の両端面で形成される
空間内にアングル状の連結杆46を配するとともに、両
端面にそれぞれネジ止め固定している。そして、連結杆
46の上下複数箇所に固着した係止片47に、前記化粧
ポスト26の背面に突設した係合突起48を落し込み係
合させて取付け、前記パネル壁1とコーナーパネル杆3
3の端面を覆っている。
【0024】また、前記開閉扉3に隣接するパネル壁1
と下部パネル壁40とは、図10に示すように、直線固
定金具18を用いて前記ベース部材16にそれぞれ取付
けるとともに、パネル壁1と下部パネル壁40の下部間
を連結している。ここで、該直線固定金具18は、ベー
ス部材16の上面にネジ止め固定する取付板49の内側
縁にベース部材16の内面側に当止する垂下片50を延
設するとともに、外側縁にパネル壁1と下部パネル壁4
0の内面側にネジ止め固定する立板51を延設したもの
である。
【0025】次に、開閉扉3について説明すれば、図1
0、図14及び図15に示すように、一側端面を対応す
るコーナーパネル杆33の端面に蝶番41,…にて回動
可能に取付けてコーナーパネル杆33を介して前記補強
杆38で支持し、他側部には施錠具52を取付け、その
施錠操作に伴って側端面から施錠杆53が出没し、対応
するパネル壁1の側端面に設けた図示しない係合穴に係
脱するのである。この施錠杆53は、開閉扉3の端面に
ビス止めした金属製のフロント板54に開口した貫通孔
55から出没し、該貫通孔55にて施錠杆53の横方向
変移を規制して保護している。また、前記フロント板5
4の一側縁から直角に戸当たり板56を延設し、該戸当
たり板56の内側面に固着した緩衝板57が前記パネル
壁1の表裏一側面に当接するのである。
【0026】以上において説明した実施例は、主に空港
の旅客ターミナル内の出国、入国検査用に使用し、検査
官が入るブースSについてであるが、広く一般的な発券
業務や接客業務において販売員若しくは接客者が入るた
めに使用する開閉扉付きのブースにも適用することがで
き、図示した実施例に限定されない。勿論、本考案は、
直角状に配したパネル壁1,1同士を連結したコーナー
部における連結強度を高めるために適用できるのであ
る。
【0027】
【考案の効果】以上にしてなる本考案のパネル壁で囲ま
れたブースのコーナー部補強構造は、直角状に床面に配
設したベース部材の上面に直角状にパネル壁若しくはコ
ーナーパネル杆を立設してなるパネル壁で囲まれたブー
スのコーナー部において、前記ベース部材のコーナー部
上面に固定する平面視L字形の基板の内縁側に各ベース
部材の内側面に当止する一対の垂下片を延設するととも
に、外側縁にそのコーナー部を除いてパネル壁の内側面
に固定する一対の立板を延設し、両立板の間であって基
板のコーナー部にアングル状の補強杆を立起状態で固着
してなるコーナー固定金具を備え、該補強杆を隣接する
パネル壁の内側面縁部若しくはコーナーパネル杆の内側
面に固定するとともに、該補強杆を化粧カバーで被覆し
てなるので、直角状に床面に配設したベース部材の上面
に、コーナー固定金具によってパネル壁若しくはコーナ
ーパネル杆を固定することができるとともに、アングル
状の補強杆でパネル壁の内側面縁部同士若しくはパネル
壁の内側面縁部とコーナーパネル杆の内側面とを強固に
連結できるのである。また、ブースのコーナー部内側に
位置する前記補強杆を化粧カバーで被覆しているので、
外観性を損なうことがない。更に、直角状に配設した一
対のパネル壁の内側面縁部同士若しくはパネル壁の内側
面縁部とコーナーパネル杆の内側面とを前記補強杆で連
結しても、その外側における端面同士は、従来通りアン
グル状の連結杆を用いて連結することが可能であり、本
考案はこの連結杆による連結強度を更に高めることがで
きるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のパネル壁で囲まれたブースのコーナー
部補強構造を適用したカウンター付き接客ブースの全体
斜視図である。
【図2】柵を周囲に設けたカウンター付き接客ブースの
簡略平面図である。
【図3】図2の開閉扉を設けた側から見た正面図であ
る。
【図4】同じく右側面図である。
【図5】図2のX−X線断面図である。
【図6】図2のY−Y線断面図である。
【図7】図2のY−Y線を逆方向に見た拡大部分断面図
である。
【図8】図2のX−X線の拡大部分断面図である。
【図9】本考案の要部を示す分解斜視図である。
【図10】ブースのコーナー部に開閉扉を設けた状態の部
分正面図である。
【図11】同じく部分平面図である。
【図12】本考案によってパネル壁とコーナーパネル杆と
の連結部を補強した組立状態の要部拡大断面図である。
【図13】パネル壁とコーナーパネル杆との連結構造を示
す部分分解斜視図である。
【図14】開閉扉まわりの拡大部分横断面図である。
【図15】同じく拡大部分縦断面図である。
【符号の説明】
S ブース Fo フロアの床面 Fi ブース内の床面 1 パネル壁 2 カウンター 3 開閉扉 4 内カウンター 5 引出し 6 机天板 7 OA用天板 8 外カウンター 9 延長パネル板 10 段部 11 保護杆 12 柵 13 出入扉 14 地レール 15 アンカーボルト 16 ベース部材 17 アジャスター 18 直線固定金具 19 周枠 20 表面板 21 内部空間 22 脚柱 23 根太 24 床パネル 25 タイルカーペット 26 化粧ポスト 27 ガラリ 28 ローパネル 29 連結板 30 アングル金具 31 支持部材 32 脚板 33 コーナーパネル杆 34 コーナー固定金具 35 基板 36 垂下片 37 立板 38 補強杆 39 化粧カバー 40 下部パネル壁 41 蝶番 42 補強板 43 取付部材 44 螺孔 45 通孔 46 連結杆 47 係止片 48 係合突起 49 取付板 50 垂下片 51 立板 52 施錠具 53 施錠杆 54 フロント板 55 貫通孔 56 戸当たり板 57 緩衝板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直角状に床面に配設したベース部材の上
    面に直角状にパネル壁若しくはコーナーパネル杆を立設
    してなるパネル壁で囲まれたブースのコーナー部におい
    て、前記ベース部材のコーナー部上面に固定する平面視
    L字形の基板の内縁側に各ベース部材の内側面に当止す
    る一対の垂下片を延設するとともに、外側縁にそのコー
    ナー部を除いてパネル壁の内側面に固定する一対の立板
    を延設し、両立板の間であって基板のコーナー部にアン
    グル状の補強杆を立起状態で固着してなるコーナー固定
    金具を備え、該補強杆を隣接するパネル壁の内側面縁部
    若しくはコーナーパネル杆の内側面に固定するととも
    に、該補強杆を化粧カバーで被覆してなることを特徴と
    するパネル壁で囲まれたブースのコーナー部補強構造。
JP5349993U 1993-10-01 1993-10-01 パネル壁で囲まれたブースのコーナー部補強構造 Expired - Fee Related JP2557199Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5349993U JP2557199Y2 (ja) 1993-10-01 1993-10-01 パネル壁で囲まれたブースのコーナー部補強構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5349993U JP2557199Y2 (ja) 1993-10-01 1993-10-01 パネル壁で囲まれたブースのコーナー部補強構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0723120U JPH0723120U (ja) 1995-04-25
JP2557199Y2 true JP2557199Y2 (ja) 1997-12-08

Family

ID=12944528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5349993U Expired - Fee Related JP2557199Y2 (ja) 1993-10-01 1993-10-01 パネル壁で囲まれたブースのコーナー部補強構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2557199Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0723120U (ja) 1995-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5218803A (en) Method and means for reinforcing a steel stud wall
NZ222442A (en) Partition panel
JP2557199Y2 (ja) パネル壁で囲まれたブースのコーナー部補強構造
JP2587030Y2 (ja) パネル壁で囲まれたブースにおけるパネル壁の位置決め構造
JP2561693Y2 (ja) パネル壁で囲まれたブース内床面の高さ位置決め構造
JP2601997Y2 (ja) パネル壁で囲まれたブース構造
JP2594049Y2 (ja) 天板の段違い連結構造
JP2557200Y2 (ja) パネル壁上端の延長パネル板の取付構造
JP2800642B2 (ja) カウンター付き接客ブース
JPH09242291A (ja) デザイン可変手摺装置
JP2002138607A (ja) ガラスパネルシステム
JP3491360B2 (ja) 間仕切装置
JPH0723121U (ja) パネル壁の直線連結構造
US3225498A (en) Telephone booth construction
JP4566480B2 (ja) ドア用外枠構造体及びその施工方法並びにドア用外枠構造体への改修方法
CN216616255U (zh) 一种组合式集装箱
US20220220726A1 (en) Wall Component Appurtenances
JP3143947U (ja) 仮囲い
JPH037501Y2 (ja)
JPH08296290A (ja) 高さ調節具および幅木取付装置
JPH08232435A (ja) 壁面パネル構造
JPH0628563Y2 (ja) 建物の床用目地装置
JPH0748801Y2 (ja) バルコニー取付装置
JPH09302962A (ja) ブースの組立構造
JP2981432B2 (ja) 床・壁構造

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970722

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees