JP2601997Y2 - パネル壁で囲まれたブース構造 - Google Patents
パネル壁で囲まれたブース構造Info
- Publication number
- JP2601997Y2 JP2601997Y2 JP1993038302U JP3830293U JP2601997Y2 JP 2601997 Y2 JP2601997 Y2 JP 2601997Y2 JP 1993038302 U JP1993038302 U JP 1993038302U JP 3830293 U JP3830293 U JP 3830293U JP 2601997 Y2 JP2601997 Y2 JP 2601997Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- booth
- floor
- panel wall
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パネル壁で囲まれたブ
ース構造に係わり、更に詳しくは空港の旅客ターミナル
内の出国、入国検査用や発券用、あるいは一般的なワー
クステーション等に使用するパネル壁で囲まれたブース
構造に関する。
ース構造に係わり、更に詳しくは空港の旅客ターミナル
内の出国、入国検査用や発券用、あるいは一般的なワー
クステーション等に使用するパネル壁で囲まれたブース
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から周囲を複数のパネル壁で取り囲
んで形成したブースは周知であり、各種の構造が提供さ
れている。また、一般的に複数の間仕切パネルを連結し
て一部の通路用開口を除いて囲み、内部に机等を配置し
てなるワークステーションも周知である。
んで形成したブースは周知であり、各種の構造が提供さ
れている。また、一般的に複数の間仕切パネルを連結し
て一部の通路用開口を除いて囲み、内部に机等を配置し
てなるワークステーションも周知である。
【0003】従来のこの種のブースは、それを構成する
パネル壁の直線状連結及び直角状連結による構造的な強
度によってその形状を維持したり、強度が不足する場合
には安定板等をパネル壁の下端に取付けて床面に固定し
たりしていた。また、ブース内には、執務用机やそれに
並設してOA用机等を配置している。更に、従来からも
間仕切パネルに天板と脚板とをフック等を利用して装着
したパネルと机が一体化したものも提供されている。
パネル壁の直線状連結及び直角状連結による構造的な強
度によってその形状を維持したり、強度が不足する場合
には安定板等をパネル壁の下端に取付けて床面に固定し
たりしていた。また、ブース内には、執務用机やそれに
並設してOA用机等を配置している。更に、従来からも
間仕切パネルに天板と脚板とをフック等を利用して装着
したパネルと机が一体化したものも提供されている。
【0004】しかし、従来構造のパネル壁で取り囲んだ
ブースは通常の使用状態においては十分な強度を有する
が、側方から体当たりされる等、予期しない大きな外力
に対しては十分とは言えないのである。特に、空港の旅
客ターミナル内の出国、入国検査用のブースにおいて
は、いかなる状況においても内部に居る検査官の身の安
全を確保する必要がある。
ブースは通常の使用状態においては十分な強度を有する
が、側方から体当たりされる等、予期しない大きな外力
に対しては十分とは言えないのである。特に、空港の旅
客ターミナル内の出国、入国検査用のブースにおいて
は、いかなる状況においても内部に居る検査官の身の安
全を確保する必要がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、周囲を複数のパネル
壁で取り囲んで形成したブースにおいて、パネル壁に予
期しない大きな外力が加わっても十分な強度を維持でき
るパネル壁で囲まれたブース構造を提供する点にある。
鑑み、解決しようとするところは、周囲を複数のパネル
壁で取り囲んで形成したブースにおいて、パネル壁に予
期しない大きな外力が加わっても十分な強度を維持でき
るパネル壁で囲まれたブース構造を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述の課題解
決のために、フロアの床面に固定した地レールにベース
部材を装着し、該ベース部材に複数のパネル壁の下端を
載置固定して組立て、該パネル壁で取り囲んで形成した
空間内であって前記ベース部材より上方位置に床支持体
で支持した床パネルを設けた上方開放型のブースにおい
て、二対の相対面するパネル壁の上下中間高さの内側面
同士を、前記床パネルの上方に設置した単又は互いに連
結された複数の机用若しくは内カウンター用の天板で、
該天板の端部を前記パネル壁の内側面に金具にて直接取
付けて、互いに連結してなるパネル壁で囲まれたブース
構造を構成した。また、前記ブースの外面側下端縁に沿
って内方へ後退した段部を形成すべく、前記パネル壁
は、前記ベース部材の上面外側縁に下端面内側縁を載置
して固定金具で連結し、前記パネル壁の下端面の下方で
ベース部材の前面側に空間を設けてなることも好まし
い。
決のために、フロアの床面に固定した地レールにベース
部材を装着し、該ベース部材に複数のパネル壁の下端を
載置固定して組立て、該パネル壁で取り囲んで形成した
空間内であって前記ベース部材より上方位置に床支持体
で支持した床パネルを設けた上方開放型のブースにおい
て、二対の相対面するパネル壁の上下中間高さの内側面
同士を、前記床パネルの上方に設置した単又は互いに連
結された複数の机用若しくは内カウンター用の天板で、
該天板の端部を前記パネル壁の内側面に金具にて直接取
付けて、互いに連結してなるパネル壁で囲まれたブース
構造を構成した。また、前記ブースの外面側下端縁に沿
って内方へ後退した段部を形成すべく、前記パネル壁
は、前記ベース部材の上面外側縁に下端面内側縁を載置
して固定金具で連結し、前記パネル壁の下端面の下方で
ベース部材の前面側に空間を設けてなることも好まし
い。
【0007】
【作用】以上の如き内容からなる本考案のパネル壁で囲
まれたブース構造は、フロアの床面に固定した地レール
にベース部材を装着し、該ベース部材に複数のパネル壁
の下端を載置固定して上方開放型のブースを組立てると
ともに、該パネル壁で取り囲んで形成した空間内であっ
て前記ベース部材より上方位置に床支持体で支持した床
パネルを設け、二対の相対面するパネル壁の上下中間高
さの内側面同士が、前記床パネルの上方に設置した単又
は互いに連結された複数の机用若しくは内カウンター用
の天板で、該天板の端部を前記パネル壁の内側面に直接
金具にて取付けて、互いに連結されていることから、パ
ネル壁の下端がベース部材を介してフロアの床面に横方
向移動不能に支持され且つパネル壁の中間高さ位置が天
板で互いに強く連結されている構造となってブース全体
が一体となり、パネル壁の外側面に体当たりされたり、
パネル壁を強く引っ張られる等の予期しない大きな外力
がパネル壁に加わっても、ブース内に配した天板を介し
て対面側のパネル壁にその外力が伝わり、ブースの全体
構造においてその外力を吸収することが可能である。ま
た、パネル壁は、前記ベース部材の上面外側縁に下端面
内側縁を載置して固定金具で連結し、前記パネル壁の下
端面の下方でベース部材の前面側に空間を設けてなるこ
とにより、前記ブースの外面側下端縁に沿って内方へ後
退した段部が形成される。
まれたブース構造は、フロアの床面に固定した地レール
にベース部材を装着し、該ベース部材に複数のパネル壁
の下端を載置固定して上方開放型のブースを組立てると
ともに、該パネル壁で取り囲んで形成した空間内であっ
て前記ベース部材より上方位置に床支持体で支持した床
パネルを設け、二対の相対面するパネル壁の上下中間高
さの内側面同士が、前記床パネルの上方に設置した単又
は互いに連結された複数の机用若しくは内カウンター用
の天板で、該天板の端部を前記パネル壁の内側面に直接
金具にて取付けて、互いに連結されていることから、パ
ネル壁の下端がベース部材を介してフロアの床面に横方
向移動不能に支持され且つパネル壁の中間高さ位置が天
板で互いに強く連結されている構造となってブース全体
が一体となり、パネル壁の外側面に体当たりされたり、
パネル壁を強く引っ張られる等の予期しない大きな外力
がパネル壁に加わっても、ブース内に配した天板を介し
て対面側のパネル壁にその外力が伝わり、ブースの全体
構造においてその外力を吸収することが可能である。ま
た、パネル壁は、前記ベース部材の上面外側縁に下端面
内側縁を載置して固定金具で連結し、前記パネル壁の下
端面の下方でベース部材の前面側に空間を設けてなるこ
とにより、前記ブースの外面側下端縁に沿って内方へ後
退した段部が形成される。
【0008】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
考案の詳細を説明する。図1は本考案を適用した空港の
旅客ターミナル内の出国、入国検査用に使用するカウン
ター付き接客ブースの実施例を示し、図2〜図4は周囲
の柵を含めた全体を示し、図5及び図6は簡略断面図を
示している。
考案の詳細を説明する。図1は本考案を適用した空港の
旅客ターミナル内の出国、入国検査用に使用するカウン
ター付き接客ブースの実施例を示し、図2〜図4は周囲
の柵を含めた全体を示し、図5及び図6は簡略断面図を
示している。
【0009】本実施例には、パネル壁1,…で囲まれた
接客ブースSであって、一部に接客用のカウンター2を
有するとともに、出入用の開閉扉3を有し、ブースS内
の床面Fi を該ブースSを設置するフロアの床面Fo よ
り高く(高さH)設定してなるものを示した。
接客ブースSであって、一部に接客用のカウンター2を
有するとともに、出入用の開閉扉3を有し、ブースS内
の床面Fi を該ブースSを設置するフロアの床面Fo よ
り高く(高さH)設定してなるものを示した。
【0010】本実施例に示したブースSは、二人用のも
のであり、ブースS内には書類やスタンプ等を置き所定
の事務処理を行うための内カウンター4や、下面に引出
し5,…を有する机天板6、あるいは情報処理用の端末
装置を載置するOA用天板7等を設置するとともに、図
示しないが通常の座面高さを有する椅子が配置されてい
る。また、前記カウンター2を設けた側のパネル壁1,
…の前面には、該カウンター2よりも高さの低い外カウ
ンター8を取付けている。更に、前記カウンター2に対
応し、接客に必要な最小限の幅を残して前記パネル壁
1,…及び開閉扉3,3の上端には、半透明若しくは不
透明の樹脂製の延長パネル板9,…を立設している。ま
た、ブースSの下端縁に沿って、内方へ後退した段部1
0を形成するとともに、それよりやや上方のパネル壁
1,…の外面に保護杆11を突出状態で横設している。
のであり、ブースS内には書類やスタンプ等を置き所定
の事務処理を行うための内カウンター4や、下面に引出
し5,…を有する机天板6、あるいは情報処理用の端末
装置を載置するOA用天板7等を設置するとともに、図
示しないが通常の座面高さを有する椅子が配置されてい
る。また、前記カウンター2を設けた側のパネル壁1,
…の前面には、該カウンター2よりも高さの低い外カウ
ンター8を取付けている。更に、前記カウンター2に対
応し、接客に必要な最小限の幅を残して前記パネル壁
1,…及び開閉扉3,3の上端には、半透明若しくは不
透明の樹脂製の延長パネル板9,…を立設している。ま
た、ブースSの下端縁に沿って、内方へ後退した段部1
0を形成するとともに、それよりやや上方のパネル壁
1,…の外面に保護杆11を突出状態で横設している。
【0011】前記フロアの床面Fo に対するブースS内
の床面Fi の高さHの好ましい範囲は、平均的な身長の
大人の起立した状態における高さと、通常の座面高さを
有する椅子に座った状態における高さの差の±10cm
程度である。本実施例の床面Fi の高さHは、365m
mに設定している。
の床面Fi の高さHの好ましい範囲は、平均的な身長の
大人の起立した状態における高さと、通常の座面高さを
有する椅子に座った状態における高さの差の±10cm
程度である。本実施例の床面Fi の高さHは、365m
mに設定している。
【0012】また、出国、入国検査用に使用する場合に
は、図2〜図4に示すように、前記ブースSの周囲に一
定間隔を置いて柵12を設置し、該柵12の一部に設け
た出入扉13から旅客が一人ずつ柵12内に入って、外
カウンター8の前に立つことができるようにしている。
は、図2〜図4に示すように、前記ブースSの周囲に一
定間隔を置いて柵12を設置し、該柵12の一部に設け
た出入扉13から旅客が一人ずつ柵12内に入って、外
カウンター8の前に立つことができるようにしている。
【0013】次に、前記ブースSの各部について図7〜
図11に基づいて簡単に説明する。図7に示すように、
フロアの床面Fo には上方開放した断面略コ字形の地レ
ール14をアンカーボルト15によって固定し、該地レ
ール14に下方開放した断面略コ字形のベース部材16
を外嵌し、両者間にアジャスター17を内装している。
前記パネル壁1は、このベース部材16の外側縁に下端
面の一部を載置し、該パネル壁1の内面とベース部材1
6の上面とを直線固定金具18でビス止め連結してい
る。該直線固定金具18は、パネル壁1の内面とベース
部材16の上面とに接合するアングル形状を有するとと
もに、ベース部材16の内側面に当接する垂下片とを有
するものである。ここで、前記パネル壁1の下端面の下
方であって、ベース部材16の前面側の空間が前記段部
10に相当する。
図11に基づいて簡単に説明する。図7に示すように、
フロアの床面Fo には上方開放した断面略コ字形の地レ
ール14をアンカーボルト15によって固定し、該地レ
ール14に下方開放した断面略コ字形のベース部材16
を外嵌し、両者間にアジャスター17を内装している。
前記パネル壁1は、このベース部材16の外側縁に下端
面の一部を載置し、該パネル壁1の内面とベース部材1
6の上面とを直線固定金具18でビス止め連結してい
る。該直線固定金具18は、パネル壁1の内面とベース
部材16の上面とに接合するアングル形状を有するとと
もに、ベース部材16の内側面に当接する垂下片とを有
するものである。ここで、前記パネル壁1の下端面の下
方であって、ベース部材16の前面側の空間が前記段部
10に相当する。
【0014】前記パネル壁1は、周枠19の表裏に変性
フェノール樹脂製の表面板20,20を貼着するととも
に、内部空間にハニカム21を充填した構造を有するも
のであるが、本考案においてパネル壁1の構造は限定さ
れない。尚、前記開閉扉3もパネル壁1と同様な構造を
有するものである。本実施例においては多数枚のパネル
壁1を直線状及び直角状に連結するが、直線状連結の場
合において下部の連結は前記直線固定金具18を隣接す
るパネル壁1,1に沿わせて固定することによって行
い、上部の連結は隣接するパネル壁1,1の周枠19,
19同士をボルトにて互いに連結する。
フェノール樹脂製の表面板20,20を貼着するととも
に、内部空間にハニカム21を充填した構造を有するも
のであるが、本考案においてパネル壁1の構造は限定さ
れない。尚、前記開閉扉3もパネル壁1と同様な構造を
有するものである。本実施例においては多数枚のパネル
壁1を直線状及び直角状に連結するが、直線状連結の場
合において下部の連結は前記直線固定金具18を隣接す
るパネル壁1,1に沿わせて固定することによって行
い、上部の連結は隣接するパネル壁1,1の周枠19,
19同士をボルトにて互いに連結する。
【0015】そして、前記パネル壁1,…で囲まれた空
間内には、複数の脚柱22,…で支持された根太23を
略全面に配し、その上面に床パネル24を載支し、更に
本実施例では床パネル24の上面にタイルカーペット2
5,…を敷いて床面Fi を構成している。
間内には、複数の脚柱22,…で支持された根太23を
略全面に配し、その上面に床パネル24を載支し、更に
本実施例では床パネル24の上面にタイルカーペット2
5,…を敷いて床面Fi を構成している。
【0016】前記カウンター2は、図8に示すように、
パネル壁1の周枠19の上端縁内側に切欠溝26を形成
し、該切欠溝26に変性フェノール樹脂等の合成樹脂
製、木製若しくは金属製のカウンター2の一端縁を係合
するとともに、パネル壁1の内面と該カウンター2の下
面とをアングル状のブラケット27でビス止め固定して
いる。ここで、パネル壁1の上端縁とカウンター2の上
面とは略面一になっている。
パネル壁1の周枠19の上端縁内側に切欠溝26を形成
し、該切欠溝26に変性フェノール樹脂等の合成樹脂
製、木製若しくは金属製のカウンター2の一端縁を係合
するとともに、パネル壁1の内面と該カウンター2の下
面とをアングル状のブラケット27でビス止め固定して
いる。ここで、パネル壁1の上端縁とカウンター2の上
面とは略面一になっている。
【0017】また、前記パネル壁1,1を直角状に連結
するには、図9に示すように、ベース部材16,16が
直角に交わるコーナー部に、断面形状が前記直線固定金
具18に一致した平面視L字状のコーナー固定金具28
をビス止め固定するとともに、前記同様にパネル壁1の
下端縁内側をベース部材16の上面に載支した状態で、
前記コーナー固定金具28にビス止め固定する。そし
て、直角に交わった二つのパネル壁1,1の端面間をア
ングル状の連結杆29で互いにビス止め固定するととも
に、該連結杆29の外側上下に複数設けた係止片30,
…に化粧ポスト31を嵌合係止して装着し、前記パネル
壁1の端面を覆っている。
するには、図9に示すように、ベース部材16,16が
直角に交わるコーナー部に、断面形状が前記直線固定金
具18に一致した平面視L字状のコーナー固定金具28
をビス止め固定するとともに、前記同様にパネル壁1の
下端縁内側をベース部材16の上面に載支した状態で、
前記コーナー固定金具28にビス止め固定する。そし
て、直角に交わった二つのパネル壁1,1の端面間をア
ングル状の連結杆29で互いにビス止め固定するととも
に、該連結杆29の外側上下に複数設けた係止片30,
…に化粧ポスト31を嵌合係止して装着し、前記パネル
壁1の端面を覆っている。
【0018】また、前記延長パネル板9は、図10に示
すように、パネル壁1及び開閉扉3の上端中央部に形成
した取付溝32に下端縁を嵌挿し、隙間に接着剤33を
充填するか若しくはパッキンを介装して固定する。尚、
隙間に目地材を充填しても良い。当該延長パネル板9
は、外部から内部を透視されないようにする目的では、
半透明若しくは不透明な板材からなる。ここで、パネル
壁1が十分に高く、外部の旅客(客)から内部が見通せ
ない場合には、逆にブースS内に居る場合の圧迫感を和
らげるため及びブースS内で検査官(接客者)が立って
外部を見通す必要がある場合には透明板を用いることが
好ましい。本実施例では、延長パネル板9は8mm厚の
ポリカーボネート板を使用している。しかし、延長パネ
ル板9の材質には特に限定されない。
すように、パネル壁1及び開閉扉3の上端中央部に形成
した取付溝32に下端縁を嵌挿し、隙間に接着剤33を
充填するか若しくはパッキンを介装して固定する。尚、
隙間に目地材を充填しても良い。当該延長パネル板9
は、外部から内部を透視されないようにする目的では、
半透明若しくは不透明な板材からなる。ここで、パネル
壁1が十分に高く、外部の旅客(客)から内部が見通せ
ない場合には、逆にブースS内に居る場合の圧迫感を和
らげるため及びブースS内で検査官(接客者)が立って
外部を見通す必要がある場合には透明板を用いることが
好ましい。本実施例では、延長パネル板9は8mm厚の
ポリカーボネート板を使用している。しかし、延長パネ
ル板9の材質には特に限定されない。
【0019】そして、図10に示すように、コーナー部
において二枚の延長パネル板9,9の間の隙間は、連繋
部材34で塞がれている。この連繋部材34は、湾曲し
た閉塞板35若しくは可撓性の閉塞板35を湾曲させ、
その両端縁に一体成形した平面視コ字形の係合部36,
36を隣接する延長パネル板9の端縁に係合させて保持
するのである。尚、前記連繋部材34は、図10に示す
ように、係合部36の中央部に延設しても、また図11
に示すように、係合部36の一側縁に沿って延設しても
良いのである。
において二枚の延長パネル板9,9の間の隙間は、連繋
部材34で塞がれている。この連繋部材34は、湾曲し
た閉塞板35若しくは可撓性の閉塞板35を湾曲させ、
その両端縁に一体成形した平面視コ字形の係合部36,
36を隣接する延長パネル板9の端縁に係合させて保持
するのである。尚、前記連繋部材34は、図10に示す
ように、係合部36の中央部に延設しても、また図11
に示すように、係合部36の一側縁に沿って延設しても
良いのである。
【0020】また、前記カウンター2を有しないブース
Sの側面であって、パネル壁1,…及び開閉扉3の床面
Fi より上方位置に、アルミニウム製のガラリ44,…
をそれぞれ設けている。
Sの側面であって、パネル壁1,…及び開閉扉3の床面
Fi より上方位置に、アルミニウム製のガラリ44,…
をそれぞれ設けている。
【0021】次に、ブースS内に設置する設備について
説明をする。本考案は、相対面するパネル壁1,1の内
側面同士を単又は複数の天板で互いに連結したことを要
旨とし、本実施例では複数の天板、即ち内カウンター
4、机天板6及びOA用天板7で互いに連結した例を示
している。
説明をする。本考案は、相対面するパネル壁1,1の内
側面同士を単又は複数の天板で互いに連結したことを要
旨とし、本実施例では複数の天板、即ち内カウンター
4、机天板6及びOA用天板7で互いに連結した例を示
している。
【0022】図12に示すように、カウンター2を有す
る側のパネル壁1aと、開閉扉3を有する側のパネル壁
1bとは、内カウンター4と机天板6とで互いに連結さ
れている。内カウンター4と机天板6とは同じ高さに設
定され、両者の一側下面縁間に渡した連結板37を複数
のネジ38,…で締付けて連結している。また、内カウ
ンター4の他側と机天板6の他側は、それぞれアングル
金具39,39を用いて止めネジ40,…にて対応する
パネル壁1aとパネル壁1bに連結している。
る側のパネル壁1aと、開閉扉3を有する側のパネル壁
1bとは、内カウンター4と机天板6とで互いに連結さ
れている。内カウンター4と机天板6とは同じ高さに設
定され、両者の一側下面縁間に渡した連結板37を複数
のネジ38,…で締付けて連結している。また、内カウ
ンター4の他側と机天板6の他側は、それぞれアングル
金具39,39を用いて止めネジ40,…にて対応する
パネル壁1aとパネル壁1bに連結している。
【0023】また、ブースS内には、内カウンター4と
それよりも低いOA用天板7を並設しているが、図6、
図8及び図13に示すように、この内カウンター4とO
A用天板7は、段差を設けて金属製の支持部材45で連
結し、この支持部材45を介して一枚の脚板46で支持
している。即ち、前記支持部材45は、内カウンター4
とOA用天板7の奥行幅に略一致する長さを有し、垂直
な保高板47の上縁に内カウンター4の側縁部を載置固
定する上受板48を直角に延設するとともに、下縁にO
A用天板7の側縁部を載置固定する下受板49を直角に
延設したものである。
それよりも低いOA用天板7を並設しているが、図6、
図8及び図13に示すように、この内カウンター4とO
A用天板7は、段差を設けて金属製の支持部材45で連
結し、この支持部材45を介して一枚の脚板46で支持
している。即ち、前記支持部材45は、内カウンター4
とOA用天板7の奥行幅に略一致する長さを有し、垂直
な保高板47の上縁に内カウンター4の側縁部を載置固
定する上受板48を直角に延設するとともに、下縁にO
A用天板7の側縁部を載置固定する下受板49を直角に
延設したものである。
【0024】そして、前記脚板46は、内カウンター4
の奥行幅の略半分の幅を有し、パネル壁1に沿って配し
て保高板47の密接させ且つ上端面で上受板48の下面
を載支し、適宜な手段にて支持部材45に固定してい
る。本実施例では、金属製の脚板46を用いているの
で、脚板46を保高板47に密着させた状態でその上端
を上受板48の下面に溶接によって固定している。ま
た、支持部材45に内カウンター4とOA用天板7を連
結するには、本実施例では上受板48と下受板49とを
それぞれ内カウンター4及びOA用天板7の下面側にネ
ジ50,…で締付けて連結している。ここで、脚板46
は支持部材45の後部に寄せて固定しているので、内カ
ウンター4からOA用天板7の前に移動する際に脚板4
6に足が当たることがなく、使い勝手が良いのである。
の奥行幅の略半分の幅を有し、パネル壁1に沿って配し
て保高板47の密接させ且つ上端面で上受板48の下面
を載支し、適宜な手段にて支持部材45に固定してい
る。本実施例では、金属製の脚板46を用いているの
で、脚板46を保高板47に密着させた状態でその上端
を上受板48の下面に溶接によって固定している。ま
た、支持部材45に内カウンター4とOA用天板7を連
結するには、本実施例では上受板48と下受板49とを
それぞれ内カウンター4及びOA用天板7の下面側にネ
ジ50,…で締付けて連結している。ここで、脚板46
は支持部材45の後部に寄せて固定しているので、内カ
ウンター4からOA用天板7の前に移動する際に脚板4
6に足が当たることがなく、使い勝手が良いのである。
【0025】更に、前記内カウンター4の他側は、図1
3に示すように、ブースS内を仕切るためのローパネル
51の上端に載置し、互いにアングル金具52で前記同
様止めネジ40で固定している。一方、前記OA用天板
7の他側は、パネル壁1cの内側面に同じくアングル金
具53をネジ止め固定して連結している。尚、図13中
において前記ローパネル51の右側面には、図示しない
が他のOA用天板7がパネル壁1cに取付けた場合と同
様に取付け、更にそれに内カウンター4が前記同様に段
差を設けて支持部材45にて連結するとともに、該内カ
ウンター4の他側を前記パネル壁1cに相対面するパネ
ル壁1dの内側面に取付けられている。従って、互いに
相対面するパネル壁1cとパネル壁1dとは、内カウン
ター4とOA用天板7の二対の天板をローパネル51を
介して互いに連結されている。また、本実施例では各天
板をパネル壁1にアングル金具を用いて連結したが、そ
の連結構造には限定されない。更に、相対面するパネル
壁1,1を一枚の天板で連結することも勿論可能であ
る。
3に示すように、ブースS内を仕切るためのローパネル
51の上端に載置し、互いにアングル金具52で前記同
様止めネジ40で固定している。一方、前記OA用天板
7の他側は、パネル壁1cの内側面に同じくアングル金
具53をネジ止め固定して連結している。尚、図13中
において前記ローパネル51の右側面には、図示しない
が他のOA用天板7がパネル壁1cに取付けた場合と同
様に取付け、更にそれに内カウンター4が前記同様に段
差を設けて支持部材45にて連結するとともに、該内カ
ウンター4の他側を前記パネル壁1cに相対面するパネ
ル壁1dの内側面に取付けられている。従って、互いに
相対面するパネル壁1cとパネル壁1dとは、内カウン
ター4とOA用天板7の二対の天板をローパネル51を
介して互いに連結されている。また、本実施例では各天
板をパネル壁1にアングル金具を用いて連結したが、そ
の連結構造には限定されない。更に、相対面するパネル
壁1,1を一枚の天板で連結することも勿論可能であ
る。
【0026】また、前記脚板46をブース内の床面Fi
に固定するには、図14及び図15に示すように、床面
Fi を構成する床パネル24に、上方開放した断面略コ
字形の固定部材54をネジ止め固定し、そして該固定部
材54に下方開放した断面略コ字形の支持部材55を外
嵌し、該支持部材55の側方から螺入した止めネジ5
6,…を固定部材54の側面に螺合若しくは側面を押圧
して固定し、更に該支持部材55の適所に定位置回転可
能に立設したアジャスターボルト57,…を脚板46内
の底部に横設した下補強板58に形成したバーリング孔
59,…に螺合して取付ける。ここで、前記アジャスタ
ーボルト57は、支持部材55を固定部材54に嵌合す
る前に所定の螺合深さに調節しておき、脚板46の高さ
を設定するのである。
に固定するには、図14及び図15に示すように、床面
Fi を構成する床パネル24に、上方開放した断面略コ
字形の固定部材54をネジ止め固定し、そして該固定部
材54に下方開放した断面略コ字形の支持部材55を外
嵌し、該支持部材55の側方から螺入した止めネジ5
6,…を固定部材54の側面に螺合若しくは側面を押圧
して固定し、更に該支持部材55の適所に定位置回転可
能に立設したアジャスターボルト57,…を脚板46内
の底部に横設した下補強板58に形成したバーリング孔
59,…に螺合して取付ける。ここで、前記アジャスタ
ーボルト57は、支持部材55を固定部材54に嵌合す
る前に所定の螺合深さに調節しておき、脚板46の高さ
を設定するのである。
【0027】また、本実施例では、図2、図4及び図6
に示すように、一対の外カウンター8,8の中間に仕切
カウンター60を突出状に配し、二人の接客を独立に行
えるようにしてある。そして、当該仕切カウンター60
は、一端をパネル壁1の側面にアングル金具を用いて固
定し、他端の下面は支脚板61でフロアの床面Fo に支
持固定されている。
に示すように、一対の外カウンター8,8の中間に仕切
カウンター60を突出状に配し、二人の接客を独立に行
えるようにしてある。そして、当該仕切カウンター60
は、一端をパネル壁1の側面にアングル金具を用いて固
定し、他端の下面は支脚板61でフロアの床面Fo に支
持固定されている。
【0028】最後に、本実施例のカウンター付き接客ブ
ースの組立方法を簡単に説明する。先ず、図16に示す
ように、地レール14をフロアの床面Fo の所定位置に
固定し、それにベース部材16を装着した後、該ベース
部材16で囲まれた内部に複数の杆体を格子状に溶接し
て形成した根太23と、該根太23に複数の脚柱22,
…を溶接して下設した床支持体69を設置する。この床
支持体69は、本実施例では4分割したものを、互いに
密接させて配している。そして、前記ベース部材16上
に、直線固定金具18,…及びコーナー固定金具28,
…を用いて複数のパネル壁1,…を所定位置に立設する
とともに、コーナー部に隣接する二枚のパネル壁1,1
の端部同士は、連結杆29で互いに連結する。それか
ら、パネル壁1,…で囲まれたブース内に内カウンター
4、机天板6及びOA用天板7を脚板46に固定した支
持部材45や連結板を用いて互いに連結状態で取付ける
とともに、各内カウンター4、机天板6及びOA用天板
7は、対応するパネル壁1の内面側にアングル金具を用
いて固定する。従って、対向するパネル壁1,1は内カ
ウンター4、机天板6及びOA用天板7を介して互いに
連結されることになる。また、パネル壁1,…の外面下
部に複数のパネル壁1,…にわたった長尺の保護杆1
1,…を固定するとともに、該パネル壁1の上部に外カ
ウンター8,8及び仕切カウンター60を複数のパネル
壁1にわたった長尺のアングル金具を介して固定するこ
とによって、直線状に隣接したパネル壁1,1を更に強
固に連結するのである。それから、前記パネル壁1の所
定位置にはカウンター2や延長パネル板9、更には開閉
扉3等を順次取付けるのである。
ースの組立方法を簡単に説明する。先ず、図16に示す
ように、地レール14をフロアの床面Fo の所定位置に
固定し、それにベース部材16を装着した後、該ベース
部材16で囲まれた内部に複数の杆体を格子状に溶接し
て形成した根太23と、該根太23に複数の脚柱22,
…を溶接して下設した床支持体69を設置する。この床
支持体69は、本実施例では4分割したものを、互いに
密接させて配している。そして、前記ベース部材16上
に、直線固定金具18,…及びコーナー固定金具28,
…を用いて複数のパネル壁1,…を所定位置に立設する
とともに、コーナー部に隣接する二枚のパネル壁1,1
の端部同士は、連結杆29で互いに連結する。それか
ら、パネル壁1,…で囲まれたブース内に内カウンター
4、机天板6及びOA用天板7を脚板46に固定した支
持部材45や連結板を用いて互いに連結状態で取付ける
とともに、各内カウンター4、机天板6及びOA用天板
7は、対応するパネル壁1の内面側にアングル金具を用
いて固定する。従って、対向するパネル壁1,1は内カ
ウンター4、机天板6及びOA用天板7を介して互いに
連結されることになる。また、パネル壁1,…の外面下
部に複数のパネル壁1,…にわたった長尺の保護杆1
1,…を固定するとともに、該パネル壁1の上部に外カ
ウンター8,8及び仕切カウンター60を複数のパネル
壁1にわたった長尺のアングル金具を介して固定するこ
とによって、直線状に隣接したパネル壁1,1を更に強
固に連結するのである。それから、前記パネル壁1の所
定位置にはカウンター2や延長パネル板9、更には開閉
扉3等を順次取付けるのである。
【0029】以上において説明した実施例は、主に空港
の旅客ターミナル内の出国、入国検査用に使用し、検査
官が入るブースSについてであるが、広く一般的に複数
のパネル壁1,…で取り囲まれたブース、その他ワーク
ステーションにも適用することが可能である。
の旅客ターミナル内の出国、入国検査用に使用し、検査
官が入るブースSについてであるが、広く一般的に複数
のパネル壁1,…で取り囲まれたブース、その他ワーク
ステーションにも適用することが可能である。
【0030】
【考案の効果】以上にしてなる本考案のパネル壁で囲ま
れたブース構造は、フロアの床面に固定した地レールに
ベース部材を装着し、該ベース部材に複数のパネル壁の
下端を載置固定して組立て、該パネル壁で取り囲んで形
成した空間内であって前記ベース部材より上方位置に床
支持体で支持した床パネルを設けた上方開放型のブース
において、二対の相対面するパネル壁の上下中間高さの
内側面同士を、前記床パネルの上方に設置した単又は互
いに連結された複数の机用若しくは内カウンター用の天
板で、該天板の端部を前記パネル壁の内側面に金具にて
直接取付けて、互いに連結してなるので、パネル壁の外
側面に体当たりされたり、パネル壁を強く引っ張られる
等の予期しない大きな外力がパネル壁に加わっても、ブ
ース内に配した机用若しくは内カウンター用の天板を介
して対面側のパネル壁にその外力が伝わり、しかもパネ
ル壁の下端がベース部材を介してフロアの床面に横方向
移動不能に支持されているので、ブースの全体構造にお
いてその外力を吸収することができ、もってブース構造
の強度を格段に高めることができる。また、パネル壁
は、前記ベース部材の上面外側縁に下端面内側縁を載置
して固定金具で連結し、前記パネル壁の下端面の下方で
ベース部材の前面側に空間を設けてなることにより、前
記ブースの外面側下端縁に沿って内方へ後退した段部を
形成することができるとともに、固定金具を用いてベー
ス部材にパネル壁を簡単に取り付けることができる。
れたブース構造は、フロアの床面に固定した地レールに
ベース部材を装着し、該ベース部材に複数のパネル壁の
下端を載置固定して組立て、該パネル壁で取り囲んで形
成した空間内であって前記ベース部材より上方位置に床
支持体で支持した床パネルを設けた上方開放型のブース
において、二対の相対面するパネル壁の上下中間高さの
内側面同士を、前記床パネルの上方に設置した単又は互
いに連結された複数の机用若しくは内カウンター用の天
板で、該天板の端部を前記パネル壁の内側面に金具にて
直接取付けて、互いに連結してなるので、パネル壁の外
側面に体当たりされたり、パネル壁を強く引っ張られる
等の予期しない大きな外力がパネル壁に加わっても、ブ
ース内に配した机用若しくは内カウンター用の天板を介
して対面側のパネル壁にその外力が伝わり、しかもパネ
ル壁の下端がベース部材を介してフロアの床面に横方向
移動不能に支持されているので、ブースの全体構造にお
いてその外力を吸収することができ、もってブース構造
の強度を格段に高めることができる。また、パネル壁
は、前記ベース部材の上面外側縁に下端面内側縁を載置
して固定金具で連結し、前記パネル壁の下端面の下方で
ベース部材の前面側に空間を設けてなることにより、前
記ブースの外面側下端縁に沿って内方へ後退した段部を
形成することができるとともに、固定金具を用いてベー
ス部材にパネル壁を簡単に取り付けることができる。
【図1】本考案のパネル壁で囲まれたブース構造を適用
したカウンター付き接客ブースの全体斜視図である。
したカウンター付き接客ブースの全体斜視図である。
【図2】柵を周囲に設けたカウンター付き接客ブースの
簡略平面図である。
簡略平面図である。
【図3】図2の開閉扉を設けた側から見た正面図であ
る。
る。
【図4】同じく右側面図である。
【図5】図2のA−A線断面図である。
【図6】図2のB−B線断面図である。
【図7】パネル壁の下部と床面との関係を示す部分拡大
断面図である。
断面図である。
【図8】パネル壁の上部とカウンターとの関係を示す部
分拡大断面図である。
分拡大断面図である。
【図9】ブースのコーナー部の構造を示す部分分解斜視
図である。
図である。
【図10】コーナー部のパネル壁上部の構造を示す部分拡
大平面図である。
大平面図である。
【図11】連繋部材の他の実施例を示す部分拡大平面図で
ある。
ある。
【図12】本考案の要部を示す一部省略断面図である。
【図13】同じく本考案の他の要部を一部断面で示した正
面図である。
面図である。
【図14】脚板をブース内の床面に取付ける構造を示す要
部側面図である。
部側面図である。
【図15】同じく要部断面図である。
【図16】カウンター付き接客ブースの組立途上の状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
S ブース Fo フロアの床面 Fi ブース内の床面 1 パネル壁 2 カウンター 3 開閉扉 4 内カウンター 5 引出し 6 机天板 7 OA用天板 8 外カウンター 9 延長パネル板 10 段部 11 保護杆 12 柵 13 出入扉 14 地レール 15 アンカーボルト 16 ベース部材 17 アジャスター 18 直線固定金具 19 周枠 20 表面板 21 ハニカム 22 脚柱 23 根太 24 床パネル 25 タイルカーペット 26 切欠溝 27 ブラケット 28 コーナー固定金具 29 連結杆 30 係止片 31 化粧ポスト 32 取付溝 33 接着剤 34 連繋部材 35 閉塞板 36 係合部 37 連結板 38 ネジ 39 アングル金具 40 止めネジ 44 ガラリ 45 支持部材 46 脚板 47 保高板 48 上受板 49 下受板 50 ネジ 51 ローパネル 52 アングル金具 53 アングル金具 54 固定部材 55 支持部材 56 止めネジ 57 アジャスターボルト 58 下補強板 59 バーリング孔 60 仕切カウンター 61 支脚板 69 床支持体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−147956(JP,A) 特開 平2−58654(JP,A) 特開 平1−244045(JP,A) 実開 昭51−45243(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 1/12 - 1/12 306 E04B 2/74 - 2/74 561
Claims (2)
- 【請求項1】 フロアの床面に固定した地レールにベー
ス部材を装着し、該ベース部材に複数のパネル壁の下端
を載置固定して組立て、該パネル壁で取り囲んで形成し
た空間内であって前記ベース部材より上方位置に床支持
体で支持した床パネルを設けた上方開放型のブースにお
いて、二対の相対面するパネル壁の上下中間高さの内側
面同士を、前記床パネルの上方に設置した単又は互いに
連結された複数の机用若しくは内カウンター用の天板
で、該天板の端部を前記パネル壁の内側面に金具にて直
接取付けて、互いに連結してなることを特徴とするパネ
ル壁で囲まれたブース構造。 - 【請求項2】 前記ブースの外面側下端縁に沿って内方
へ後退した段部を形成すべく、前記パネル壁は、前記ベ
ース部材の上面外側縁に下端面内側縁を載置して固定金
具で連結し、前記パネル壁の下端面の下方でベース部材
の前面側に空間を設けてなる請求項1記載のパネル壁で
囲まれたブース構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993038302U JP2601997Y2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | パネル壁で囲まれたブース構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993038302U JP2601997Y2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | パネル壁で囲まれたブース構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0710267U JPH0710267U (ja) | 1995-02-14 |
JP2601997Y2 true JP2601997Y2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=12521514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993038302U Expired - Fee Related JP2601997Y2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | パネル壁で囲まれたブース構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2601997Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0830369B2 (ja) * | 1988-03-24 | 1996-03-27 | コクヨ株式会社 | 天板付の間仕切装置 |
JP2716045B2 (ja) * | 1989-10-31 | 1998-02-18 | 株式会社 イトーキクレビオ | 間仕切装置 |
-
1993
- 1993-07-13 JP JP1993038302U patent/JP2601997Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0710267U (ja) | 1995-02-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4852317A (en) | Demountable panel system | |
JP2601997Y2 (ja) | パネル壁で囲まれたブース構造 | |
US10697170B1 (en) | Set of extruded shapes for glass balcony railings and enclosures | |
JP2594049Y2 (ja) | 天板の段違い連結構造 | |
JP2800642B2 (ja) | カウンター付き接客ブース | |
JP2557199Y2 (ja) | パネル壁で囲まれたブースのコーナー部補強構造 | |
JP2561693Y2 (ja) | パネル壁で囲まれたブース内床面の高さ位置決め構造 | |
JP2587030Y2 (ja) | パネル壁で囲まれたブースにおけるパネル壁の位置決め構造 | |
JP2557200Y2 (ja) | パネル壁上端の延長パネル板の取付構造 | |
JP2002138607A (ja) | ガラスパネルシステム | |
JP2003225125A (ja) | 脚装置を備えた家具 | |
JPH0628592Y2 (ja) | 金属製腰壁 | |
CN216616255U (zh) | 一种组合式集装箱 | |
JPH0723121U (ja) | パネル壁の直線連結構造 | |
JP2981432B2 (ja) | 床・壁構造 | |
RU2268341C2 (ru) | Перегородка каркасная и профили для нее | |
JPH0376969A (ja) | 階段室収納家具 | |
JPH08332136A (ja) | 作業用区画構成用間仕切り | |
JPH08232435A (ja) | 壁面パネル構造 | |
JPS6326500Y2 (ja) | ||
JP2670294B2 (ja) | タイルパネル壁面施工法における支柱構造 | |
JP2002235372A (ja) | バルコニーの外壁構造 | |
JPH049761Y2 (ja) | ||
JPH069536Y2 (ja) | 床用配線装置 | |
JP2004316085A (ja) | 扉付きの間仕切装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990914 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |