JP2800642B2 - カウンター付き接客ブース - Google Patents

カウンター付き接客ブース

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JP2800642B2
JP2800642B2 JP5171345A JP17134593A JP2800642B2 JP 2800642 B2 JP2800642 B2 JP 2800642B2 JP 5171345 A JP5171345 A JP 5171345A JP 17134593 A JP17134593 A JP 17134593A JP 2800642 B2 JP2800642 B2 JP 2800642B2
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可彦 古澤
崇爾 西澤
住典 加藤
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株式会社イトーキクレビオ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カウンター付き接客ブ
ースに係わり、更に詳しくは空港の旅客ターミナル内の
出国、入国検査用や発券用等に使用する上方開放型の
ウンター付き接客ブースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から空港の旅客ターミナル内の出
国、入国検査用や発券用等に、周囲をパネル壁で囲い、
その一部にパスポート等を載せるカウンターを設けたブ
ースは、一般的に使用されている。
【0003】従来のカウンター付き接客ブースは、該ブ
ースを設置するフロアの床面にパネル壁を立設して検査
官(接客者)用の空間と旅客(客)用の空間とに区画
し、互いに対面するパネル壁の上端にカウンターを設け
たものである。そして、このブース内には、書類やスタ
ンプを置くための事務机や、情報処理用の端末装置を載
置するOA机等が設置され、通常、検査官は床面に置い
た椅子に座って業務を行っている。
【0004】従って、従来のカウンター付き接客ブース
の場合、ブースを設置するフロアの床面と該ブース内の
床面が同一高さであるので、ブース外に立った旅客の顔
の位置よりブース内の椅子に座った検査官の顔の位置が
低くなって、旅客の顔とパスポートの写真との照合の際
に検査官の首が疲れるといった問題や、旅客によってブ
ース内を覗かれるといった問題を有する。尚、検査官の
顔の位置が旅客の顔の位置に略一致するように、座面の
高い椅子を使用し、それに応じてカウンターの位置を高
くすることも考慮されるが、ブース内での検査官の移動
に支障を来すので好ましくない。以上のことは、一般的
なカウンター付き接客ブースにおける接客者と客との関
係において言えることである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、ブース外に立った客
の顔の位置とブース内の通常高さの椅子に座った接客者
の顔の位置とが略一致するとともに、客によってブース
内を覗かれる恐れがなく、しかもブース内での接客者の
移動に支障を来すことがないカウンター付き接客ブース
を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、複数のパネル壁と床パネルとを組立て、該
パネル壁で囲まれた上方開放型の接客ブースであって、
前記パネル壁の一部上端縁に形成した切欠溝にカウンタ
ーの一端縁を載置係合し且つブラケットで固定して一部
に接客用のカウンターを設けるとともに、出入用の開閉
扉を有し、ブース内の前記床パネルの床面を該ブースを
設置するフロアの床面より高く設定してなるカウンター
付き接客ブースを構成した。
【0007】
【作用】以上の如き内容からなる本発明のカウンター付
き接客ブースは、複数のパネル壁と床パネルとを組立て
て、該パネル壁で囲まれた上方開放型とし、ブース内の
床パネルの床面を該ブースを設置するフロアの床面より
高く設定して、ブース外に立った客の顔の位置とブース
内の通常高さの椅子に座った接客者の顔の位置とが略一
致するように設定することが可能であり、それに付随し
て客がブース内を直視できないようにカウンターの高さ
を高く設定することが可能である。ここで、接客ブース
の一部に設けた前記カウンターは、パネル壁の一部上端
縁に形成した切欠溝に該カウンターの一端縁を載置係合
し且つブラケットで固定しているので、取付強度が高い
上に、パネル壁と同じ高さに設定されている。また、ブ
ース内の床面を高くすることによって、開閉扉からの出
入りに若干の労力を要するが、接客者の業務は殆どブー
ス内で行うことから通常の業務には全く支障がないばか
りでなく、通常高さの椅子を使用するのでブース内で接
客者がスムーズに移動することが可能である。
【0008】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
発明の詳細を説明する。図1は空港の旅客ターミナル内
の出国、入国検査用に使用する上方開放型のカウンター
付き接客ブースの代表的実施例を示し、図2〜図4は周
囲の柵を含めた全体を示し、図5及び図6は簡略断面図
を示している。
【0009】本発明の要旨は、パネル壁1,…で囲まれ
た接客ブースSであって、一部に接客用のカウンター2
を有するとともに、出入用の開閉扉3を有し、ブースS
内の床面Fi を該ブースSを設置するフロアの床面Fo
より高く(高さH)設定してなることにある。
【0010】本実施例に示したブースSは、二人用のも
のであり、ブースS内には書類やスタンプ等を置き所定
の事務処理を行うための内カウンター4や、下面に引出
し5,…を有する机天板6、あるいは情報処理用の端末
装置を載置するOA用天板7等を設置するとともに、図
示しないが通常の座面高さを有する椅子が配置されてい
る。また、前記カウンター2を設けた側のパネル壁1,
…の前面には、該カウンター2よりも高さの低い外カウ
ンター8を取付けている。更に、前記カウンター2に対
応し、接客に必要な最小限の幅を残して前記パネル壁
1,…及び開閉扉3,3の上端には、半透明若しくは不
透明の樹脂製の延長パネル板9,…を立設している。ま
た、ブースSの下端縁に沿って、内方へ後退した段部1
0を形成するとともに、それよりやや上方のパネル壁
1,…の外面に保護杆11を突出状態で横設している。
【0011】前記フロアの床面Fo に対するブースS内
の床面Fi の高さHの好ましい範囲は、平均的な身長の
大人の起立した状態における高さと、通常の座面高さを
有する椅子に座った状態における高さの差の±10cm
程度である。本実施例の床面Fi の高さHは、365m
mに設定している。
【0012】また、出国、入国検査用に使用する場合に
は、図2〜図4に示すように、前記ブースSの周囲に一
定間隔を置いて柵12を設置し、該柵12の一部に設け
た出入扉13から旅客が一人ずつ柵12内に入って、外
カウンター8の前に立つことができるようにしている。
【0013】次に、前記ブースSの各部について図7〜
図20に基づいて簡単に説明する。図7に示すように、
フロアの床面Fo には上方開放した断面略コ字形の地レ
ール14をアンカーボルト15によって固定し、該地レ
ール14に下方開放した断面略コ字形のベース部材16
を外嵌し、両者間にアジャスター17を内装している。
前記パネル壁1は、このベース部材16の外側縁に下端
面の一部を載置し、該パネル壁1の内面とベース部材1
6の上面とを直線固定金具18でビス止め連結してい
る。該直線固定金具18は、パネル壁1の内面とベース
部材16の上面とに接合するアングル形状を有するとと
もに、ベース部材16の内側面に当接する垂下片とを有
するものである。ここで、前記パネル壁1の下端面の下
方であって、ベース部材16の前面側の空間が前記段部
10に相当する。
【0014】前記パネル壁1は、周枠19の表裏に変性
フェノール樹脂製の表面板20,20を貼着するととも
に、内部空間にハニカム21を充填した構造を有するも
のであるが、本発明においてパネル壁1の構造は限定さ
れない。尚、前記開閉扉3もパネル壁1と同様な構造を
有するものである。本実施例においては多数枚のパネル
壁1を直線状及び直角状に連結するが、直線状連結の場
合において下部の連結は前記直線固定金具18を隣接す
るパネル壁1,1に沿わせて固定することによって行
い、上部の連結は隣接するパネル壁1,1の周枠19,
19同士をボルトにて互いに連結する。
【0015】そして、前記パネル壁1,…で囲まれた空
間内には、複数の脚柱22,…で支持された根太23を
略全面に配し、その上面に床パネル24を載支し、更に
本実施例では床パネル24の上面にタイルカーペット2
5,…を敷いて床面Fi を構成している。
【0016】前記カウンター2は、図8に示すように、
パネル壁1の周枠19の上端縁内側に切欠溝26を形成
し、該切欠溝26に変性フェノール樹脂等の合成樹脂
製、木製若しくは金属製のカウンター2の一端縁を係合
するとともに、パネル壁1の内面と該カウンター2の下
面とをアングル状のブラケット27でビス止め固定して
いる。ここで、パネル壁1の上端縁とカウンター2の上
面とは略面一になっている。
【0017】また、前記パネル壁1,1を直角状に連結
するには、図9に示すように、ベース部材16,16が
直角に交わるコーナー部に、断面形状が前記直線固定金
具18に一致した平面視L字状のコーナー固定金具28
をビス止め固定するとともに、前記同様にパネル壁1の
下端縁内側をベース部材16の上面に載支した状態で、
前記コーナー固定金具28にビス止め固定する。そし
て、直角に交わった二つのパネル壁1,1の端面間をア
ングル状の連結杆29で互いにビス止め固定するととも
に、該連結杆29の外側上下に複数設けた係止片30,
…に化粧ポスト31を嵌合係止して装着し、前記パネル
壁1の端面を覆っている。
【0018】また、前記延長パネル板9は、図10に示
すように、パネル壁1及び開閉扉3の上端中央部に形成
した取付溝32に下端縁を嵌挿し、隙間に接着剤33を
充填するか若しくはパッキンを介装して固定する。尚、
隙間に目地材を充填しても良い。前記カウンター2を固
定した部分のパネル壁1には、図11に示すように延長
パネル板9を固定している。当該延長パネル板9は、外
部から内部を透視されないようにする目的では、半透明
若しくは不透明な板材からなる。ここで、パネル壁1が
十分に高く、外部の旅客(客)から内部が見通せない場
合には、逆にブースS内に居る場合の圧迫感を和らげる
ため及びブースS内で検査官(接客者)が立って外部を
見通す必要がある場合には透明板を用いることが好まし
い。本実施例では、延長パネル板9は8mm厚のポリカ
ーボネート板を使用している。しかし、延長パネル板9
の材質には特に限定されない。
【0019】そして、図12及び図13に示すように、
コーナー部において二枚の延長パネル板9,9の間の隙
間は、連繋部材34で塞がれている。この連繋部材34
は、湾曲した閉塞板35若しくは可撓性の閉塞板35を
湾曲させ、その両端縁に一体成形した平面視コ字形の係
合部36,36を隣接する延長パネル板9の端縁に係合
させて保持するのである。尚、前記連繋部材34は、図
13に示すように、係合部36の中央部に延設しても、
また図14に示すように、係合部36の一側縁に沿って
延設しても良いのである。
【0020】次に、開閉扉3について説明すれば、図1
5〜図17に示すように、左右一側を対応するパネル壁
1に蝶番37,…にて回動可能に取付け、他側部には施
錠具38を取付け、その施錠操作に伴って側端面から施
錠杆39が出没し、対応するパネル壁1の側端面に設け
た図示しない係合穴に係脱するのである。この施錠杆3
9は、開閉扉3の端面にビス止めした金属製のフロント
板40に開口した貫通孔41から出没し、該貫通孔41
にて施錠杆39の横方向変移を規制して保護している。
また、前記フロント板40の一側縁から直角に戸当たり
板42を延設し、該戸当たり板42の内側面に固着した
緩衝板43が前記パネル壁1の表裏一側面に当接する。
即ち、前記フロント板40は平面視L字形の金具であ
り、従来は別部材で取付けていた戸当たり板42をも兼
ねているのである。尚、開閉扉3は、床パネル板24に
敷いたタイルカーペット25よりも上方に設けるが、該
開閉扉3の下方には、前記パネル壁1と同一構造のパネ
ル壁を設けている。
【0021】また、前記カウンター2を有しないブース
Sの側面であって、パネル壁1,…及び開閉扉3の床面
i より上方位置に、アルミニウム製のガラリ44,…
をそれぞれ設けている。
【0022】最後に、ブースS内に設置する設備につい
て若干の説明をする。ブースS内には、内カウンター4
とそれよりも低いOA用天板7を並設しているが、図8
及び図18に示すように、この内カウンター4とOA用
天板7は、段差を設けて金属製の支持部材45で連結
し、この支持部材45を介して一枚の脚板46で支持し
ている。即ち、前記支持部材45は、内カウンター4と
OA用天板7の奥行幅に略一致する長さを有し、垂直な
保高板47の上縁に内カウンター4の側縁部を載置固定
する上受板48を直角に延設するとともに、下縁にOA
用天板7の側縁部を載置固定する下受板49を直角に延
設したものである。そして、前記脚板46は、内カウン
ター4の奥行幅の略半分の幅を有し、パネル壁1に沿っ
て配して保高板47の密接させ且つ上端面で上受板48
の下面を載支し、適宜な手段にて支持部材45に固定し
ている。このように、脚板46に支持部材45を介して
OA用天板7を吊下げ状に支持することにより、該OA
用天板7に重量のある情報処理用の端末装置を載置して
も安定である。
【0023】また、机天板6の下面に設ける複数の引出
し5,…は、コスト低減のため同一規格のものであるこ
とが望ましい。しかし、机天板6の横幅が長い場合に
は、机天板6の下面中間部に中間脚板50を下設するこ
とが一般的であり、この中間脚板50を挟んで左右に多
数の同一規格の引出し5,…を配する場合には、工夫を
要する。本実施例では、中間脚板50の厚みと同一の厚
みを有する複数の仕切板51,…を一定間隔ごとに机天
板6の下面に並設し、該仕切板51と中間脚板50間及
び隣接する仕切板51,51間にそれぞれ同一規格の引
出し5を常法どおりレールにて支持する。この場合、中
間脚板50と仕切板51とは、引出し5を装着する場合
において全く区別がなく、引出し5に対して同一作用を
なすのである。
【0024】ここで、引出し5は、左右対称な形状を有
し、図19に示すように、隣接する中間脚板50と仕切
板51のそれぞれの板厚の中央部間隔W又は隣接する仕
切板51,51のそれぞれの板厚の中央部間隔Wに略一
致する横方向寸法を有する前板52の背面に収容箱53
を固定した構造を有する。従って、引出し5の構造は、
極めて一般的であるが、中間脚板50に隣接するもの
も、該中間脚板50から離れた中間部に位置するものも
同じ引出し5を用いることができるように、中間脚板5
0と仕切板51の板厚を配慮し、しかも引出し5を左右
対称形状となしたのである。
【0025】また、前記脚板46をブース内の床面Fi
に固定するには、図21及び図22に示すように、床面
i を構成する床パネル24に、上方開放した断面略コ
字形の固定部材54をネジ止め固定し、そして該固定部
材54に下方開放した断面略コ字形の支持部材55を外
嵌し、該支持部材55の側方から螺入した止めネジ5
6,…を固定部材54の側面に螺合若しくは側面を押圧
して固定し、更に該支持部材55の適所に定位置回転可
能に立設したアジャスターボルト57,…を脚板46内
の底部に横設した下補強板58に形成したバーリング孔
59,…に螺合して取付ける。ここで、前記アジャスタ
ーボルト57は、支持部材55を固定部材54に嵌合す
る前に所定の螺合深さに調節しておき、脚板46の高さ
を設定するのである。
【0026】また、本実施例では、図2、図4及び図6
に示すように、一対の外カウンター8,8の中間に仕切
カウンター60を突出状に配し、二人の接客を独立に行
えるようにしてある。そして、当該仕切カウンター60
は、一端をパネル壁1の側面にアングル金具を用いて固
定し、他端の下面は図23及び図24に示すように、支
脚板61でフロアの床面Fo に支持固定されている。即
ち、図示したように前記支脚板61の下面両端部には、
床面Fo に載置するアジャスターボルト62,62が上
下高さ調節可能に下設し、またその中間には断面略L字
形の規制部材63を床面Fo と支脚板61の側面にネジ
止め固定している。ここで、前記規制部材63の水平片
64は、支脚板61の下面側に延びて床面Fo にアンカ
ーネジ65,65で固定し、規制部材63の垂直片66
には複数の縦長孔67,…を形成し、該縦長孔67を利
用して調節ネジ68,…で支脚板61の側面に固定して
いる。そこで、仕切カウンター60の高さを調節するに
は、前記調節ネジ68を緩め、アジャスターボルト62
を回転させて高さ調節した後、再度調節ネジ68を締付
ければよいのである。
【0027】最後に、本考案のカウンター付き接客ブー
スの組立方法を簡単に説明する。先ず、図25に示すよ
うに、地レール14をフロアの床面Fo の所定位置に固
定し、それにベース部材16を装着した後、該ベース部
材16で囲まれた内部に複数の杆体を格子状に溶接して
形成した根太23と、該根太23に複数の脚柱22,…
を溶接して下設した床支持体69を設置する。この床支
持体69は、本実施例では4分割したものを、互いに密
接させて配している。そして、前記ベース部材16上
に、直線固定金具18,…及びコーナー固定金具28,
…を用いて複数のパネル壁1,…を所定位置に立設する
とともに、コーナー部に隣接する二枚のパネル壁1,1
の端部同士は、連結杆29で互いに連結する。それか
ら、パネル壁1,…で囲まれたブース内に内カウンター
4、机天板6及びOA用天板7を互いに連結状態で取付
けるとともに、各内カウンター4、机天板6及びOA用
天板7は、対応するパネル壁1の内面側にアングル金具
を用いて固定する。従って、対向するパネル壁1,1は
内カウンター4、机天板6及びOA用天板7を介して互
いに連結されることになる。また、パネル壁1,…の外
面下部に複数のパネル壁1,…にわたった長尺の保護杆
11,…を固定するとともに、該パネル壁1の上部に外
カウンター8,8及び仕切カウンター60を複数のパネ
ル壁1にわたった長尺のアングル金具を介して固定する
ことによって、直線状に隣接したパネル壁1,1を強固
に連結するのである。それから、前記パネル壁1の所定
位置にはカウンター2や延長パネル板9、更には開閉扉
3等を順次取付けるのである。
【0028】以上において説明した実施例は、主に空港
の旅客ターミナル内の出国、入国検査用に使用し、検査
官が入るブースSについてであるが、広く一般的な発券
業務や接客業務において販売員若しくは接客者が入るた
めに使用するカウンター付き接客ブースにも適用するこ
とができ、図示した実施例に限定されない。
【0029】
【発明の効果】以上にしてなる本発明のカウンター付き
接客ブースは、複数のパネル壁と床パネルとを組立て、
パネル壁で囲まれた上方開放型の接客ブースであっ
て、前記パネル壁の一部上端縁に形成した切欠溝にカウ
ンターの一端縁を載置係合し且つブラケットで固定して
一部に接客用のカウンターを設けるとともに、出入用の
開閉扉を有し、ブース内の前記床パネルの床面を該ブー
スを設置するフロアの床面より高く設定してなるので、
ブース外に立った客の顔の位置とブース内の通常高さの
椅子に座った接客者の顔の位置とが略一致するように設
定することができ、それに付随して客がブース内を直視
できないようにカウンターの高さを高く設定することが
できる。そして、接客ブースの一部に設けた前記カウン
ターは、パネル壁の一部上端縁に形成した切欠溝に該カ
ウンターの一端縁を載置係合し且つブラケットで固定し
ているので、取付強度が高い上に、パネル壁と同じ高さ
に設定できるのである。また、ブース内の床面を高くす
ることによって、開閉扉からの出入りに若干の労力を要
するが、接客者の業務は殆どブース内で行うことから通
常の業務には全く支障がないばかりでなく、通常高さの
椅子を使用するのでブース内で接客者がスムーズに移動
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカウンター付き接客ブースの全体斜視
図である。
【図2】柵を周囲に設けたカウンター付き接客ブースの
簡略平面図である。
【図3】図2の開閉扉を設けた側から見た正面図であ
る。
【図4】同じく右側面図である。
【図5】図2のA−A線断面図である。
【図6】図2のB−B線断面図である。
【図7】パネル壁の下部と床面との関係を示す部分拡大
断面図である。
【図8】パネル壁の上部とカウンターとの関係を示す部
分拡大断面図である。
【図9】ブースのコーナー部の構造を示す部分分解斜視
図である。
【図10】パネル壁の上端に設けた延長パネル板を示す部
分拡大断面図である。
【図11】同じくカウンターを有する部分の部分拡大断面
図である。
【図12】コーナー部のパネル壁上部の構造を示す部分拡
大断面図である。
【図13】同じく部分拡大平面図である。
【図14】連繋部材の他の実施例を示す部分拡大平面図で
ある。
【図15】開閉扉の正面図である。
【図16】開閉扉とパネル壁との関係を示す部分拡大横断
面図である。
【図17】開閉扉の側端面を示した部分拡大縦断面図であ
る。
【図18】内カウンターとOA用天板との支持構造を示す
部分正面図である。
【図19】机天板の下方に設ける引出しの部分正面図であ
る。
【図20】同じく机天板を省略した部分平面図である。
【図21】脚板をブース内の床面に取付ける構造を示す要
部側面図である。
【図22】同じく要部断面図である。
【図23】仕切カウンターをフロアの床面に取付ける構造
を示す要部側面図である。
【図24】同じく要部断面図である。
【図25】本考案のカウンター付き接客ブースの組立途上
の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
S ブース Fo フロアの床面 Fi ブース内の床面 1 パネル壁 2 カウンター 3 開閉扉 4 内カウンター 5 引出し 6 机天板 7 OA用天板 8 外カウンター 9 延長パネル板 10 段部 11 保護杆 12 柵 13 出入扉 14 地レール 15 アンカーボルト 16 ベース部材 17 アジャスター 18 直線固定金具 19 周枠 20 表面板 21 ハニカム 22 脚柱 23 根太 24 床パネル 25 タイルカーペット 26 切欠溝 27 ブラケット 28 コーナー固定金具 29 連結杆 30 係止片 31 化粧ポスト 32 取付溝 33 接着剤 34 連繋部材 35 閉塞板 36 係合部 37 蝶番 38 施錠具 39 施錠杆 40 フロント板 41 貫通孔 42 戸当たり板 43 緩衝板 44 ガラリ 45 支持部材 46 脚板 47 保高板 48 上受板 49 下受板 50 中間脚板 51 仕切板 52 前板 53 収容箱 54 固定部材 55 支持部材 56 止めネジ 57 アジャスターボルト 58 下補強板 59 バーリング孔 60 仕切カウンター 61 支脚板 62 アジャスターボルト 63 規制部材 64 水平片 65 アンカーネジ 66 垂直片 67 縦長孔 68 調節ネジ 69 床支持体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 1/12 A47F 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパネル壁と床パネルとを組立て、
    パネル壁で囲まれた上方開放型の接客ブースであっ
    て、前記パネル壁の一部上端縁に形成した切欠溝にカウ
    ンターの一端縁を載置係合し且つブラケットで固定して
    一部に接客用のカウンターを設けるとともに、出入用の
    開閉扉を有し、ブース内の前記床パネルの床面を該ブー
    スを設置するフロアの床面より高く設定してなることを
    特徴とするカウンター付き接客ブース。
JP5171345A 1993-07-12 1993-07-12 カウンター付き接客ブース Expired - Fee Related JP2800642B2 (ja)

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