JPH08232435A - 壁面パネル構造 - Google Patents
壁面パネル構造Info
- Publication number
- JPH08232435A JPH08232435A JP3785595A JP3785595A JPH08232435A JP H08232435 A JPH08232435 A JP H08232435A JP 3785595 A JP3785595 A JP 3785595A JP 3785595 A JP3785595 A JP 3785595A JP H08232435 A JPH08232435 A JP H08232435A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- fitting
- rail
- wall
- top rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ビス止めを必要としないので、労
力を要せずに簡単に組み立てることができ、しかも従来
のように目地板を必要とせず、更に防震対策をも備えた
壁面パネル構造を提供しようとするものである。 【構成】 本発明は、下方に向けて開放したコ字状の天
レール1と、地レール2の上にアジャスター3を介して
支持され、両側に係止片9を立設して上方に向けて開放
した巾木4との間に、斜めから挿入して嵌入しうる長さ
に設定し、長尺の嵌合部材11を表面から突出させた支柱
5と;前記巾木4の前方の係止片9に係合させる凹溝17
を下縁に設けるとともに、巾木4に係合させて取り付け
た時にパネルの上部背面が天レール1に当接しうる大き
さに設定したパネル1とを用い、隣接するパネル1の側
面と支柱の嵌合部材11に、嵌合しうる嵌合溝15及び嵌合
片10をそれぞれ設けたことを特徴とするものである。
力を要せずに簡単に組み立てることができ、しかも従来
のように目地板を必要とせず、更に防震対策をも備えた
壁面パネル構造を提供しようとするものである。 【構成】 本発明は、下方に向けて開放したコ字状の天
レール1と、地レール2の上にアジャスター3を介して
支持され、両側に係止片9を立設して上方に向けて開放
した巾木4との間に、斜めから挿入して嵌入しうる長さ
に設定し、長尺の嵌合部材11を表面から突出させた支柱
5と;前記巾木4の前方の係止片9に係合させる凹溝17
を下縁に設けるとともに、巾木4に係合させて取り付け
た時にパネルの上部背面が天レール1に当接しうる大き
さに設定したパネル1とを用い、隣接するパネル1の側
面と支柱の嵌合部材11に、嵌合しうる嵌合溝15及び嵌合
片10をそれぞれ設けたことを特徴とするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁面に沿って設置され
る片面パネル又は室内を区切るために用いられる間仕切
パネルにおいて壁面を構成する壁面パネル構造に関す
る。
る片面パネル又は室内を区切るために用いられる間仕切
パネルにおいて壁面を構成する壁面パネル構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の片面パネルとしては、天井及び床
面に天レール及び地レールをそれぞれを配設し、これら
の天レールと地レールの間に適宜離間して支柱を立設し
て天レールと支柱を連結金具で固定し、こうして左右に
立設した支柱に対してパネル受金具をビス止めしてパネ
ルを取り付けた後、目地押えでビス止めし、目地板を取
り付けるものがある。
面に天レール及び地レールをそれぞれを配設し、これら
の天レールと地レールの間に適宜離間して支柱を立設し
て天レールと支柱を連結金具で固定し、こうして左右に
立設した支柱に対してパネル受金具をビス止めしてパネ
ルを取り付けた後、目地押えでビス止めし、目地板を取
り付けるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の片面パ
ネルでは、連結金具、パネル受金具等をビス止めする作
業が必要であるので、組み立て作業が大変面倒であると
いう問題点があり、またパネルとパネルの間には光漏れ
等を防止するために目地板を設ける必要もあった。
ネルでは、連結金具、パネル受金具等をビス止めする作
業が必要であるので、組み立て作業が大変面倒であると
いう問題点があり、またパネルとパネルの間には光漏れ
等を防止するために目地板を設ける必要もあった。
【0004】そこで、本発明は、ビス止めを必要としな
いので、労力を要せずに簡単に組み立てることができ、
しかも従来のように目地板を必要とせず、更に防震対策
をも備えた壁面パネル構造を提供しようとするものであ
る。
いので、労力を要せずに簡単に組み立てることができ、
しかも従来のように目地板を必要とせず、更に防震対策
をも備えた壁面パネル構造を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、室内に配設した天レールと地レールの間に、支柱を
適宜離間して立設し、こうして左右に立設した一対の支
柱ごとにパネルを装着して壁面を形成する壁面パネル構
造であって、下方に向けて開放したコ字状の天レール
と、地レールの上にアジャスターを介して支持され、両
側に係止片を立設して上方に向けて開放した巾木との間
に、斜めから挿入して嵌入しうる長さに設定し、長尺の
嵌合部材を表面から突出させた支柱と;前記巾木の前方
の係止片に係合させる凹溝を下縁に設けるとともに、巾
木に係合させて取り付けた時にパネルの上部背面が天レ
ールに当接しうる大きさに設定したパネルとを用い、隣
接するパネルの側面と支柱の嵌合部材に、嵌合しうる嵌
合溝及び嵌合片をそれぞれ設けたことを特徴とするもの
である。
に、室内に配設した天レールと地レールの間に、支柱を
適宜離間して立設し、こうして左右に立設した一対の支
柱ごとにパネルを装着して壁面を形成する壁面パネル構
造であって、下方に向けて開放したコ字状の天レール
と、地レールの上にアジャスターを介して支持され、両
側に係止片を立設して上方に向けて開放した巾木との間
に、斜めから挿入して嵌入しうる長さに設定し、長尺の
嵌合部材を表面から突出させた支柱と;前記巾木の前方
の係止片に係合させる凹溝を下縁に設けるとともに、巾
木に係合させて取り付けた時にパネルの上部背面が天レ
ールに当接しうる大きさに設定したパネルとを用い、隣
接するパネルの側面と支柱の嵌合部材に、嵌合しうる嵌
合溝及び嵌合片をそれぞれ設けたことを特徴とするもの
である。
【0006】また、支柱の両側に嵌合片が突出するよう
に断面T字状の長尺の嵌合部材を立設し、パネルの側面
に前記嵌合片が嵌合可能な嵌合溝を設けたものを用いる
のが好ましい。
に断面T字状の長尺の嵌合部材を立設し、パネルの側面
に前記嵌合片が嵌合可能な嵌合溝を設けたものを用いる
のが好ましい。
【0007】更に、天レールと地レールの背面の壁面
に、天レールと地レールの間に位置するように壁レール
を並行配設し、支柱に固定する耐震金具を壁レールにス
ライド自在に設けるのがより好ましい。
に、天レールと地レールの間に位置するように壁レール
を並行配設し、支柱に固定する耐震金具を壁レールにス
ライド自在に設けるのがより好ましい。
【0008】
【作用】以上の如く本発明に係わる請求項1記載の壁面
パネル構造によれば、地レールに対してアジャスターに
て巾木をレベル調整した後、支柱を天レール内部と巾木
の係止片の間に支柱を斜めから挿入して嵌入することに
より立設し、パネルの凹溝を巾木の前方の係止片に係止
させるとともに、パネル上端を天レール表面に当接させ
て横方向にスライド自在とし、パネルをスライドさせ
て、パネル側面及び支柱の嵌合部材に設けた嵌合溝と嵌
合片を嵌合させることにより支柱とパネルを固定でき
る。同様にして、支柱及びパネルを順次組み込んでいく
ことにより、壁面を形成することができる。
パネル構造によれば、地レールに対してアジャスターに
て巾木をレベル調整した後、支柱を天レール内部と巾木
の係止片の間に支柱を斜めから挿入して嵌入することに
より立設し、パネルの凹溝を巾木の前方の係止片に係止
させるとともに、パネル上端を天レール表面に当接させ
て横方向にスライド自在とし、パネルをスライドさせ
て、パネル側面及び支柱の嵌合部材に設けた嵌合溝と嵌
合片を嵌合させることにより支柱とパネルを固定でき
る。同様にして、支柱及びパネルを順次組み込んでいく
ことにより、壁面を形成することができる。
【0009】請求項2記載の壁面パネル構造によれば、
巾木に対してパネルをスライドさせ、支柱に設けた嵌合
部材の嵌合片をパネル側面の嵌合溝に嵌入して支柱とパ
ネルを固定できる。同様にして、支柱及びパネルを順次
組み込んでいくことにより、パネルの両側の嵌合溝に支
柱の嵌合部材の嵌合片を嵌入した状態で強固に組み立て
ることができる。
巾木に対してパネルをスライドさせ、支柱に設けた嵌合
部材の嵌合片をパネル側面の嵌合溝に嵌入して支柱とパ
ネルを固定できる。同様にして、支柱及びパネルを順次
組み込んでいくことにより、パネルの両側の嵌合溝に支
柱の嵌合部材の嵌合片を嵌入した状態で強固に組み立て
ることができる。
【0010】請求項3記載の壁面パネル構造によれば、
支柱を立設する位置まで、壁レールに対して耐震金具を
スライドさせ、耐震金具と支柱をビス止め等することに
より、壁に対して支柱を固定することができる。
支柱を立設する位置まで、壁レールに対して耐震金具を
スライドさせ、耐震金具と支柱をビス止め等することに
より、壁に対して支柱を固定することができる。
【0011】
【実施例】本発明の詳細を更に図示した実施例により説
明する。具体的には、壁面に設置される片面パネルを例
に挙げて説明する。図1乃至図4は本発明に係る代表的
実施例の壁面パネル構造を示す図であり、壁面パネル構
造Aは、主として天レール1、地レール2、該地レール
2の上にアジャスター3を介して設けた巾木4、支柱
5、パネル6とで構成されている。
明する。具体的には、壁面に設置される片面パネルを例
に挙げて説明する。図1乃至図4は本発明に係る代表的
実施例の壁面パネル構造を示す図であり、壁面パネル構
造Aは、主として天レール1、地レール2、該地レール
2の上にアジャスター3を介して設けた巾木4、支柱
5、パネル6とで構成されている。
【0012】まず、図1に示すように、天井には長尺の
コ字部材の天レール1が下方に向けて開放した状態で取
り付けられ、床面には長尺のコ字部材の地レール2が上
方に向けて開放した状態で取り付けられている。
コ字部材の天レール1が下方に向けて開放した状態で取
り付けられ、床面には長尺のコ字部材の地レール2が上
方に向けて開放した状態で取り付けられている。
【0013】アジャスター3は、図2に示すように、前
記地レール2内に嵌合しうるコ字部材の調整部材7に支
持ボルト8を螺合させたものである。
記地レール2内に嵌合しうるコ字部材の調整部材7に支
持ボルト8を螺合させたものである。
【0014】巾木4は、上部の両側に係止片9が立設さ
れるように断面形状をH形に折曲した長尺の部材であ
る。
れるように断面形状をH形に折曲した長尺の部材であ
る。
【0015】支柱5は、背面の一部を開放した中空の角
支柱を用いており、天レール1と地レール2の間に嵌入
可能な長さに設定されており、前面の略中央に両側に嵌
合片10が突出するように断面T字状の長尺の嵌合部材11
を立設したものであり、例えばアルミニュウムの押し出
し成形にて一体成形したものである。尚、嵌合部材11の
長さは、支柱5を取り付けた時に天レール1と巾木4の
間に略位置する関係に設定されている。
支柱を用いており、天レール1と地レール2の間に嵌入
可能な長さに設定されており、前面の略中央に両側に嵌
合片10が突出するように断面T字状の長尺の嵌合部材11
を立設したものであり、例えばアルミニュウムの押し出
し成形にて一体成形したものである。尚、嵌合部材11の
長さは、支柱5を取り付けた時に天レール1と巾木4の
間に略位置する関係に設定されている。
【0016】パネル6は、図2乃至図4に示すように、
不燃のペーパーコアー12を鋼板等を用いた表面板13及び
背面板14で外被した構造であり、左右に立設した支柱
5,5、上下に位置する天レール1と巾木4の間に位置
する大きさであり、表面板13の下端を内側に折曲すると
ともに、この端縁を外方に向けて開放されるようにU字
状に折曲して凹溝17を形成し、表面板13の上端をL字状
に折曲して天レール1表面に当接する当止片16を形成
し、表面板13の両側端を内側に折曲するとともに、この
端縁を外方に向けて開放されるようにU字状に折曲して
嵌合溝15を形成したものである。ここで、パネル6の嵌
合溝15は、前記支柱5の嵌合部材11の嵌合片10を嵌入で
きる大きさに設定されており、パネル6の凹溝17は、前
記巾木4の係止片9に係止させてスライドできる大きさ
に設定されている。
不燃のペーパーコアー12を鋼板等を用いた表面板13及び
背面板14で外被した構造であり、左右に立設した支柱
5,5、上下に位置する天レール1と巾木4の間に位置
する大きさであり、表面板13の下端を内側に折曲すると
ともに、この端縁を外方に向けて開放されるようにU字
状に折曲して凹溝17を形成し、表面板13の上端をL字状
に折曲して天レール1表面に当接する当止片16を形成
し、表面板13の両側端を内側に折曲するとともに、この
端縁を外方に向けて開放されるようにU字状に折曲して
嵌合溝15を形成したものである。ここで、パネル6の嵌
合溝15は、前記支柱5の嵌合部材11の嵌合片10を嵌入で
きる大きさに設定されており、パネル6の凹溝17は、前
記巾木4の係止片9に係止させてスライドできる大きさ
に設定されている。
【0017】更に、本実施例の壁面パネル構造Aでは、
壁レール18及び耐震金具20を構成要素としている。
壁レール18及び耐震金具20を構成要素としている。
【0018】壁レール18は、長尺のコ字状部材のそれぞ
れの端部から支持片19を上方に立設したものである。そ
して、この壁レール18を、天レール1と巾木4の背面に
位置する壁面に、これらの間に並行配設して取り付け
る。
れの端部から支持片19を上方に立設したものである。そ
して、この壁レール18を、天レール1と巾木4の背面に
位置する壁面に、これらの間に並行配設して取り付け
る。
【0019】耐震金具20は、支柱5を挟持しうる距離だ
け離間した一対の挟持片21,21を有するコ字状部材の背
面の上端及び下端から、下方に向けて延びるように略L
形の係合片22,22をそれぞれ延設したものである。図2
に示すように、耐震金具20の係合片22,22を、壁レール
18の支持片19,19に係止させることにより、壁レール18
に対して耐震金具20を横方向にスライド自在に取り付け
ることができる。尚、耐震金具20及び壁レール18は、壁
レール18に対して耐震金具20がスライド自在であればよ
く、例えばL字形の耐震金具20等を用いることもでき
る。
け離間した一対の挟持片21,21を有するコ字状部材の背
面の上端及び下端から、下方に向けて延びるように略L
形の係合片22,22をそれぞれ延設したものである。図2
に示すように、耐震金具20の係合片22,22を、壁レール
18の支持片19,19に係止させることにより、壁レール18
に対して耐震金具20を横方向にスライド自在に取り付け
ることができる。尚、耐震金具20及び壁レール18は、壁
レール18に対して耐震金具20がスライド自在であればよ
く、例えばL字形の耐震金具20等を用いることもでき
る。
【0020】そして、かかる壁面パネル構造Aの組み立
ては、地レール2に対してアジャスター3にて巾木4を
レベル調整した後、支柱5を立設する位置まで、壁レー
ル18に対して耐震金具20をスライドさせ、天レール1内
部と巾木4の係止片9,9の間に支柱5を斜め方向から
嵌入することにより立設し、支柱5の両側を耐震金具20
の挟持片21,21で挟持し、それぞれに穿設した貫通孔を
利用して一方の挟持片21と支柱5又は両方の挟持片21と
支柱5をビス23止め固定し、更にパネル6下端の凹溝17
を巾木4の係止片9に係止させるとともに、パネル6の
当止片16を天レール1表面に当接させて横方向にスライ
ド自在とし、パネル6をスライドさせて支柱5の嵌合部
材11の嵌合片10をパネル6の嵌合溝15に嵌入して支柱5
とパネル6を固定できる。同様にして、支柱5及びパネ
ル6を順次組み込むことにより、図3に示すようにパネ
ル6の両側の嵌合溝15に支柱5の嵌合部材11の嵌合片10
を嵌入した状態で強固に組み立てることができる。
ては、地レール2に対してアジャスター3にて巾木4を
レベル調整した後、支柱5を立設する位置まで、壁レー
ル18に対して耐震金具20をスライドさせ、天レール1内
部と巾木4の係止片9,9の間に支柱5を斜め方向から
嵌入することにより立設し、支柱5の両側を耐震金具20
の挟持片21,21で挟持し、それぞれに穿設した貫通孔を
利用して一方の挟持片21と支柱5又は両方の挟持片21と
支柱5をビス23止め固定し、更にパネル6下端の凹溝17
を巾木4の係止片9に係止させるとともに、パネル6の
当止片16を天レール1表面に当接させて横方向にスライ
ド自在とし、パネル6をスライドさせて支柱5の嵌合部
材11の嵌合片10をパネル6の嵌合溝15に嵌入して支柱5
とパネル6を固定できる。同様にして、支柱5及びパネ
ル6を順次組み込むことにより、図3に示すようにパネ
ル6の両側の嵌合溝15に支柱5の嵌合部材11の嵌合片10
を嵌入した状態で強固に組み立てることができる。
【0021】このように壁面パネル構造Aによれば、天
レール1と巾木4の間に支柱5を斜め方向から嵌入して
立起させ、パネル6の凹溝17を巾木4の係止片9に係止
させるとともに、パネル6の当止片16を天レール1表面
に当接させた状態で、パネル6をスライドさせ、支柱5
の嵌合部材11の嵌合片10をパネル6の嵌合溝15に嵌入し
て支柱5とパネル6を固定することができ、順次同様に
して組み立てることができるので、ビス止め等の作業を
必要とせず、ワンタッチで労力を要せずに簡単に組み立
てることができる。
レール1と巾木4の間に支柱5を斜め方向から嵌入して
立起させ、パネル6の凹溝17を巾木4の係止片9に係止
させるとともに、パネル6の当止片16を天レール1表面
に当接させた状態で、パネル6をスライドさせ、支柱5
の嵌合部材11の嵌合片10をパネル6の嵌合溝15に嵌入し
て支柱5とパネル6を固定することができ、順次同様に
して組み立てることができるので、ビス止め等の作業を
必要とせず、ワンタッチで労力を要せずに簡単に組み立
てることができる。
【0022】更に、壁面パネル構造Aによれば、パネル
6の両側の嵌合溝15に支柱5の嵌合部材11の嵌合片10を
嵌入した状態で強固に組み立てることができ、支柱5の
嵌合片10とパネル6の嵌合溝15の嵌合により、パネル6
とパネル6の間からの光漏れ等を防止することができる
ので、従来のように目地板を必要としない。
6の両側の嵌合溝15に支柱5の嵌合部材11の嵌合片10を
嵌入した状態で強固に組み立てることができ、支柱5の
嵌合片10とパネル6の嵌合溝15の嵌合により、パネル6
とパネル6の間からの光漏れ等を防止することができる
ので、従来のように目地板を必要としない。
【0023】また、壁レール18に対して耐震金具20をス
ライド自在に取り付けているので、耐震金具20を容易に
移動させることができ、耐震金具20と支柱5をビス23止
めすることにより、耐震効果を有する片面パネルを提供
することができる。
ライド自在に取り付けているので、耐震金具20を容易に
移動させることができ、耐震金具20と支柱5をビス23止
めすることにより、耐震効果を有する片面パネルを提供
することができる。
【0024】尚、上述した壁面パネル構造Aは、壁の前
に設ける片面パネルを具体例として示したが、例えば、
壁レール18や耐震金具20を設けずに、支柱5の両側に嵌
合部材11を設けるとともに、前後にパネル6を取り付け
ることより、部屋の途中に設ける両面にパネルを有する
間仕切パネルに用いることもできる。
に設ける片面パネルを具体例として示したが、例えば、
壁レール18や耐震金具20を設けずに、支柱5の両側に嵌
合部材11を設けるとともに、前後にパネル6を取り付け
ることより、部屋の途中に設ける両面にパネルを有する
間仕切パネルに用いることもできる。
【0025】また、上述した壁面パネル構造Aでは、嵌
合させる嵌合片10及び嵌合溝15を、それぞれ支柱5及び
パネル6に設けているが、嵌合片10及び嵌合溝15の取り
付けを逆にしてもよい。
合させる嵌合片10及び嵌合溝15を、それぞれ支柱5及び
パネル6に設けているが、嵌合片10及び嵌合溝15の取り
付けを逆にしてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。請求項1記載の壁面パ
ネル構造によれば、天レールと巾木の間に支柱を斜めか
ら挿入して嵌入することにより立設し、パネルの凹溝を
巾木の前方の係止片に係止させるとともに、パネルの上
端を天レール表面に当接させた状態で、パネルをスライ
ドさせ、パネル側面及び支柱の嵌合部材にそれぞれ設け
た嵌合溝と嵌合片を嵌合させることにより支柱とパネル
を固定でき、支柱及びパネルを順次同様にして組み立て
ることができるので、ビス止め等の作業を必要とせず、
ワンタッチで労力を要せずに簡単に組み立てることがで
きる。
で、次に記載する効果を奏する。請求項1記載の壁面パ
ネル構造によれば、天レールと巾木の間に支柱を斜めか
ら挿入して嵌入することにより立設し、パネルの凹溝を
巾木の前方の係止片に係止させるとともに、パネルの上
端を天レール表面に当接させた状態で、パネルをスライ
ドさせ、パネル側面及び支柱の嵌合部材にそれぞれ設け
た嵌合溝と嵌合片を嵌合させることにより支柱とパネル
を固定でき、支柱及びパネルを順次同様にして組み立て
ることができるので、ビス止め等の作業を必要とせず、
ワンタッチで労力を要せずに簡単に組み立てることがで
きる。
【0027】請求項2記載の壁面パネル構造によれば、
パネルの両側の嵌合溝に支柱の嵌合部材の嵌合片を嵌入
して強固に組み立てることができ、支柱の嵌合片とパネ
ルの嵌合溝の嵌合により、パネルとパネルの間からの光
漏れ等を防止することができるので、従来のように目地
板を必要としない。
パネルの両側の嵌合溝に支柱の嵌合部材の嵌合片を嵌入
して強固に組み立てることができ、支柱の嵌合片とパネ
ルの嵌合溝の嵌合により、パネルとパネルの間からの光
漏れ等を防止することができるので、従来のように目地
板を必要としない。
【0028】請求項3記載の壁面パネル構造によれば、
壁レールに対して耐震金具をスライド自在に取り付けて
いるので、耐震金具を容易に移動させることができ、耐
震金具と支柱をビス止め等することにより、耐震効果を
有する片面パネルを提供することができる。
壁レールに対して耐震金具をスライド自在に取り付けて
いるので、耐震金具を容易に移動させることができ、耐
震金具と支柱をビス止め等することにより、耐震効果を
有する片面パネルを提供することができる。
【図1】本発明に係る代表的実施例の壁面パネル構造の
分解斜視図
分解斜視図
【図2】同じく壁面パネル構造の縦断面図
【図3】同じく壁面パネル構造の横断面図
【図4】壁面パネル構造の要部を示す説明斜視図
A 壁面パネル構造 1 天レール 2 地レール 3 アジャスター 4 巾木 5 支柱 6 パネル 7 調整部材 8 支持ボルト 9 係止片 10 嵌合片 11 嵌合部材 12 ペーパーコ
アー 13 表面板 14 背面板 15 嵌合溝 16 当止片 17 凹溝 18 壁レール 19 支持片 20 耐震金具 21 挟持片 22 係合片 23 ビス
アー 13 表面板 14 背面板 15 嵌合溝 16 当止片 17 凹溝 18 壁レール 19 支持片 20 耐震金具 21 挟持片 22 係合片 23 ビス
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 2/82 501 E04B 2/82 501B 511 511R E04F 13/12 8913−2E E04F 13/12 F
Claims (3)
- 【請求項1】 室内に配設した天レールと地レールの間
に、支柱を適宜離間して立設し、こうして左右に立設し
た一対の支柱ごとにパネルを装着して壁面を形成する壁
面パネル構造であって、 下方に向けて開放したコ字状の天レールと、地レールの
上にアジャスターを介して支持され、両側に係止片を立
設して上方に向けて開放した巾木との間に、斜めから挿
入して嵌入しうる長さに設定し、長尺の嵌合部材を表面
から突出させた支柱と、 前記巾木の前方の係止片に係合させる凹溝を下縁に設け
るとともに、巾木に係合させて取り付けた時にパネルの
上部背面が天レールに当接しうる大きさに設定したパネ
ルとを用い、 隣接するパネルの側面と支柱の嵌合部材に、嵌合しうる
嵌合溝及び嵌合片をそれぞれ設けたことを特徴とする壁
面パネル構造。 - 【請求項2】 支柱の両側に嵌合片が突出するように断
面T字状の長尺の嵌合部材を立設し、パネルの側面に前
記嵌合片が嵌合可能な嵌合溝を設けた請求項1記載の壁
面パネル構造。 - 【請求項3】 天レールと地レールの背面の壁面に、天
レールと地レールの間に位置するように壁レールを並行
配設し、支柱に固定する耐震金具を壁レールにスライド
自在に設けた請求項1又は2記載の壁面パネル構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3785595A JPH08232435A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 壁面パネル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3785595A JPH08232435A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 壁面パネル構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08232435A true JPH08232435A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=12509165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3785595A Withdrawn JPH08232435A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 壁面パネル構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08232435A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100642136B1 (ko) * | 2005-01-03 | 2006-11-03 | (주) 한승디자인 | 벽면마감용 구조물과 이의 시공방법 |
CN110219398A (zh) * | 2019-04-12 | 2019-09-10 | 深圳全景空间工业有限公司 | 一种地脚固定件 |
-
1995
- 1995-02-27 JP JP3785595A patent/JPH08232435A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100642136B1 (ko) * | 2005-01-03 | 2006-11-03 | (주) 한승디자인 | 벽면마감용 구조물과 이의 시공방법 |
CN110219398A (zh) * | 2019-04-12 | 2019-09-10 | 深圳全景空间工业有限公司 | 一种地脚固定件 |
CN110219398B (zh) * | 2019-04-12 | 2024-05-31 | 深圳全景空间工业有限公司 | 一种地脚固定件 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4709517A (en) | Floor-to-ceiling wall system | |
US5155955A (en) | Frame based office space dividing system | |
US6023896A (en) | Modular partition systems and methods for assembling such systems | |
WO1999034069A1 (en) | Space divider system | |
JP3215604B2 (ja) | 間仕切り用の開口枠の構造 | |
US6170211B1 (en) | Demountable wall system | |
US10738466B1 (en) | Demountable wall system | |
JPH08232435A (ja) | 壁面パネル構造 | |
NZ210520A (en) | Cabinet: legs and bottom rails connected by l-brackets | |
JPH03100245A (ja) | 間仕切り用パネル | |
US20230358036A1 (en) | System and method for mounting a panel to an internal frame of a modular wall | |
JP2587030Y2 (ja) | パネル壁で囲まれたブースにおけるパネル壁の位置決め構造 | |
JPH0124257Y2 (ja) | ||
JPH0125142Y2 (ja) | ||
JPH08232436A (ja) | 壁面パネル構造 | |
JPH056385Y2 (ja) | ||
JP2561693Y2 (ja) | パネル壁で囲まれたブース内床面の高さ位置決め構造 | |
JP2594049Y2 (ja) | 天板の段違い連結構造 | |
JPH0536950Y2 (ja) | ||
AU2009208083B2 (en) | Adjustable channel frame and concealment cover therefor | |
JP2002235372A (ja) | バルコニーの外壁構造 | |
JPS6326500Y2 (ja) | ||
JP2508716Y2 (ja) | 間仕切装置における高さ調節装置 | |
JPH0320434Y2 (ja) | ||
JP2557199Y2 (ja) | パネル壁で囲まれたブースのコーナー部補強構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |