JP3143947U - 仮囲い - Google Patents

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Abstract

【課題】照明が遮られること無く、囲いの中の様子をうかがうことができて防犯上の問題点を改善し、街区の美観を保ち、施工性の向上による作業短縮化に優れ、材料の軽量化も伴っており、運搬や保管においてもスペースの有効活用可能な仮囲いを提供する。
【解決手段】仮囲いは、所定高さ所定間隔で配された支柱部2と、支柱部間に着脱可能に組み付け支持された透光性を有する隔壁部3からなり、支柱部2は、第1の板状部21と、第2の板状部22と、板状部間に掛渡された接続部材23と、第1の板状部と第2の板状部と接続部材とで形成され、隔壁部を支持する支持空間α,βを含み、隔壁部は、所定の幅寸法と、第1の板状部と前記第2の板状部の板面間より薄い厚み寸法とを有した壁状に形成され、隔壁部内部には、高さ方向に貫通し、かつ幅方向に分割された空間を含み、隔壁部の幅方向端部が支柱部の支持空間に差し込まれて所定区域の内外を仕切る壁面となる。
【選択図】図4

Description

本考案は、例えば、用地や敷地の内外を任意の区域で一時的に仕切るための仮囲いに関する。
従来から、建築物や建造物用の用地の保全や、建築工期中の敷地の安全確保のため、任意の区域の周囲に板材を建て付け、用地や敷地の内外を仕切ることによって、部外者の侵入や建設部材の飛散を防止し、敷地隣接地の安全を確保するために、仮囲いを一時的に設置している。
そのような仮囲いには、一般的には、所定高さの薄板の幅方向両端部を厚み方向に屈曲させるとともに、その両端部には高さ方向に所定の間隔で貫通穴を有した隔壁が使用されている。隔壁を仮囲いとして設置する場合には、前記貫通穴にフックボルト等の金具類を通して、単管を組み建てた支持構造物の仮囲い取り付け用の横桟に共締め固定する。これにより、基礎に隔壁が固定され、整列した隔壁によって仮囲いが設置される(特許文献1参照)。
しかし、上記従来の仮囲いは、不透光な板材で形成されるとともに、部外者の侵入防止や建設部材の飛散防止に対処し得る高さを有している。このため、街路照明が遮られて暗がりが生じたり、設置された仮囲いによって袋小路が生じたりする問題があり、さらに、外部からは囲いの中を見通すことができず、犯罪者に囲いの中に連れ込まれれば、外部の助けを求めることができず、防犯上の問題がある。
また、視界が遮られることは、街区の美観の点においても、無機質な印象が強くなり問題となっている。
さらに、隔壁の板材の両端部は曲折されているので、その曲折部位の分だけ厚みができてしまい嵩張るので、隔壁を積み重ねて運搬したり保管したりする場合のスペースの有効活用の面においても改善が求められていた。
特開平11−131819号公報
本考案は、上記問題点を解決するためになされており、その目的は、照明や視界が遮られること無く、囲いの中を見渡せて防犯上の問題点を改善し、街区の美観を保ち、施工性の向上による作業短縮化に優れ、材料の軽量化も伴っており、また、運搬や保管においてもスペースの有効活用可能な仮囲いを提供することである。
上記課題を達成するために、本考案が成した技術的手段は、所定区域の内外を仕切る仮囲いであって、仮囲いは、所定高さに形成され、所定の間隔で配設された支柱部と、透光性を有する材質で所定高さに形成され、該支柱部間に着脱可能に組み付けられ支持された隔壁部とからなり、支柱部は、第1の板状部と、前記第1の板状部の板面に対向し、所定の間隔を有して並行に配された第2の板状部と、前記第1の板状部と第2の板状部の対向する板面間に垂直に掛け渡された接続部材と、前記第1の板状部の板面と前記第2の板状部の板面と接続部材とで形成され、隔壁部を支持する支持空間とを含み、隔壁部は、所定の幅寸法に形成されるとともに、前記支柱部と同じ高さに形成された一面と、該一面と同形に形成された他面と、該一面と他面が、前記支柱部の第1の板状部と前記第2の板状部との対向する板面間の間隔よりも小さい寸法で対向してなる壁状に形成され、該一面と他面の間の内部空間には、該空間を幅方向に等間隔に分割する複数の幅方向分割壁が配されるとともに、該幅方向分割壁によって、高さ方向に貫通し、かつ、幅方向に分割された空間を含み、隔壁部の幅方向端部が、支柱部の支持空間に差し込まれて、所定区域の内外を仕切る壁面となることを特徴とする仮囲いとしたことである。
なお、隔壁部の内部空間には、該空間を厚み方向に等間隔に分割する複数の厚み方向分割壁が配されるとともに、該厚み方向分割壁によって、高さ方向に貫通し、かつ、厚み方向に分割された空間を含む場合もあり、また、隔壁部の内部空間には、高さ方向視X字状の傾斜壁を含む場合や、厚み方向視X字状の傾斜壁を含む場合や、幅方向視X字状の傾斜壁を含む場合もある。また、該傾斜壁は、幅方向分割壁から離間して配されていても良い。それら傾斜壁は、断面視直線形状の板状に形成されている場合もあり、または、断面視円弧形状の板状に形成されている場合もある。また、支柱部の第1の板状部と第2の板状部は、幅方向の中心を合わせて配され、支持空間は、接続部材の幅方向の両側に形成されていても良い。さらに、支柱部の第1の板状部と第2の板状部は、同幅に形成されている場合もあり、または、第1の板状部と第2の板状部とのいずれか一方は、他方よりも幅広に形成されている場合もある。また、接続部材は、支柱部の幅方向に離間した一対の連結板からなることある。
また、少なくとも仮囲い取り付け用の横桟を備えた支持構造物に、連続的に配設された支柱部が取り付けられても良く、その場合には、支柱部は、第1の板状部から接続部材の一対の連結板間を通って第2の板状部を貫通した、該楕円形状の貫通穴および円形状の貫通穴を少なくとも1つ以上有し、該楕円形状の貫通穴および円形状の貫通穴は、前記支持構造物の横桟と連結されて、支柱部と支持構造物とが固定されても良く、支柱部は、第1の板状部から接続部材の一対の連結板間へと貫通した、該楕円形状の貫通穴および円形状の貫通穴を少なくとも1つ以上有し、該楕円形状の貫通穴および円形状の貫通穴は、前記支持構造物の横桟と連結されて、支柱部と支持構造物とが固定されても良い。
その楕円形状の貫通穴には、継手が取り付けられ、円形状の貫通穴には、フックボルトが取り付けられている場合もある。
支柱部の上端部と下端部のいずれか一方若しくは双方には、該端部を覆う受け具を備えていても良く、隔壁部の上端部と下端部のいずれか一方若しくは双方を覆う受け具を備えられていても良い。その場合には、支柱部の受け具と隔壁部の受け具は一体に備えられていても良い。また、支柱部の受け具は、支柱部に固定されている場合もあり、支柱部と隔壁部の双方に固定されている場合もある。
また、受け具及び支柱部は、透光性を有する材質によって成形されている場合もあり、透光性を有する材質は、上述した透光性を有するポリカーボネートであっても良い。
また、隔壁部は、支柱部の支持空間に複数配されている場合もある。
本考案によれば、照明や視界が遮られること無く、囲いの中を見渡せて防犯上の問題点を改善し、街区の美観を保ち、施工性の向上による作業短縮化に優れ、材料の軽量化も伴っており、また、運搬や保管においてもスペースの有効活用可能な仮囲いを提供することができる。
以下、本考案に係る仮囲いの一実施の形態について、添付図面に基づいて説明する。なお、本実施形態は本考案の一実施形態にすぎず、何等これらに限定して解釈されるものではなく、本考案の範囲内で設計変更可能である。
本実施例による仮囲い1は、所定の間隔で配設された支柱部2間に隔壁部3が組み付けられて連続的な壁面を構成するとともに、例えば、単管を組み立てて形成した支持構造物4に備えた仮囲い取り付け用の横桟41に取り付けられることにより、所定区域の内外を仕切って(図1参照)、所定区域内への部外者の侵入や所定区域外への建設部材の飛散を防止し、敷地隣接地の安全を確保するために一時的に設置されるものである。
なお、支柱部2及び隔壁部3の高さ寸法や幅寸法は、仮囲いとして設置した場合に、部外者の侵入や建設部材の飛散を防止し得る程度の所定の高さや幅の壁面を構成するように設定されていれば良く、使用環境や需要に応じて変更可能であるので、本実施例では特に限定しない。
支柱部2を図2(a),(b),(c),(d),(e)に示す。
支柱部2は、第1の板状部21と、前記第1の板状部21の板面21aに対向して並行に配される第2の板状部22と、前記第1の板状部21と第2の板状部22の対向する板面間に垂直に掛け渡される接続部材23とで構成されている。なお、前記第1の板状部21と第2の板状部22および接続部材23は、いずれも、アルミニウムの材質により形成されている。
第1の板状部21は、板状の部材が前記所定の高さで形成されている。
第2の板状部22は、板状の部材が前記第1の板状部21と同じ高さに形成されるとともに、幅寸法が第1の板状部21よりも幅広に形成されている。また、第2の板状部22と第1の板状部21は、幅方向の中心を合わせて配されている。すなわち、第2の板状部22は、正面視において、第1の板状部21の両側部にはみ出して配される。
接続部材23は、一対の連結板23a及び23bからなり、該連結板23a,23bは、前記第1の板状部21の板面21aと、該板面21aと対向する第2の板状部22の板面22aとの間に、支柱部2の幅方向に所定間隔離間して、該板面21aおよび板面22aに対して垂直に掛け渡されている。
また、連結板23aと連結板23bは、第1の板状部21及び第2の板状部22の幅方向両端から等しい距離となるように配されている。すなわち、連結板23aと連結板23b間の空間の高さ方向中心線は、第1の板状部21及び第2の板状部22の高さ方向中心線と重なるように配されている。
上記各部材が配される事により、支柱部2は、第1の板状部21の板面21aと第2の板状部22の板面22aと接続部材23の連結板23aとで支持空間αを形成するとともに、第1の板状部21の板面21aと第2の板状部22の板面22aと接続部材23の連結板23bとで支持空間βを形成する。すなわち、支持空間α及び支持空間βは、接続部材23の幅方向両側に、同じサイズの空間として形成されている。
さらに、支柱部2は、第1の板状部21から接続部材23の一対の連結板23a,23b間を通って第2の板状部22を貫通する貫通穴25及び貫通穴26及び貫通穴27を有している(図2(b)参照)。本実施例では、該貫通穴25と貫通穴27は正面視円形状に形成され、貫通穴26は正面視で高さ方向に長い楕円形状に形成されている。また、貫通穴26は、高さ方向の中央部に1つ形成され、貫通穴25は、該貫通穴26を中心にして、且つ該貫通穴26から等間隔に上と下の2つが形成されている。また、貫通穴27は、前記貫通穴25よりも上下端側に、上と下の2つが形成されている。
貫通穴26が楕円形に形成されることにより、支柱部2を設置する際に、締付金具の位置を高さ方向に微調整することができる。これにより、支柱部2の設置が容易となる。
また、支柱部2は、上側端部付近と下側端部付近であって、前記貫通穴25よりも端部側に、それぞれ貫通穴27を有している。なお、本実施例では、貫通穴27は正面視円形状であって、前記貫通穴27よりも小径に形成されている。
なお、本実施例では、円形状の貫通穴25,27を2つずつと、楕円形状の貫通穴26を1つ形成したが、これに限定されず、貫通穴の数や形状は、仮囲いが設置される現場の需要に応じて自由に設定されれば良い。
なお、本実施例では、第2の板状部22の幅寸法を第1の板状部21よりも幅広に形成したが、これに限定されず、第2の板状部22の幅寸法と第1の板状部21の幅寸法は同幅に形成されていても良い。
隔壁部3を図3に示す。なお、図3(b)は、図3(a)の図中手前側の端部を一部省略して示す拡大斜視図である。
隔壁部3は、透光性を有した壁状の部材であり、前記支柱部2の高さ寸法と略同一の高さ寸法に設定されるとともに、所定の幅寸法で形成されている。
また、隔壁部3は、本実施例では、所定の幅寸法に形成されるとともに、前記支柱部2と同じ高さに形成された一面31cと、該一面31cと同形に形成された他面31dとにより、幅W方向に直線的な平坦な壁体(板状体)として形成されている。なお、隔壁部3の幅寸法は、隔壁を積み重ねて運搬したり保管したり、前記支柱部2に組み付ける作業がしやすい程度に設定されれば良い。
隔壁部3の厚み寸法(該一面31cから他面31dまでの寸法)は、前記支柱部2の第1の板状部21と前記第2の板状部22との間隔(支持空間α,βの厚み方向の間隔)D1よりも小さい(薄い)寸法D2に形成されている。これにより、隔壁部3の幅方向端部を前記支柱部2の支持空間α、βにそれぞれ差し込むことができる。なお、本実施例では、寸法D2は12mmに設定されている。
該隔壁部3の内部には、高さH方向に貫通し、かつ、幅W方向に分割されるとともに、厚みD方向にも分割された空間を有する。本実施例では、隔壁部3の内部の空間は、図3(b)に示すように、幅W方向に等間隔に配された複数の幅方向分割壁32によって、幅方向に仕切られて、幅方向に分割されるとともに、厚み方向に分割する厚み方向分割壁33によって、厚み方向に仕切られて、厚みD方向にも分割された空間が形成されている。これにより、高さH方向の端面視で、空間A1,A2,A3、A4・・・が幅方向に配列されるとともに、空間B1,B2,B3,B4・・・が幅方向に配列され、空間A1と空間B1,空間A2と空間B2,空間A3と空間B3,空間A4と空間B4・・・がそれぞれ厚みD方向に並列に配設されている。
本実施例では、幅方向分割壁32は、隔壁部3の一面31c及び他面31dに対して直交して配され、厚み方向分割壁33は、隔壁部3の一面31c及び他面31dに対して平行に配されている。
さらに、隔壁部3の内部の空間には、隔壁部3の一面31cから他面31dに掛け渡されたX字状の傾斜壁34が配されている。
具体的には、幅方向分割壁32間において、一面31cから厚み方向分割壁33にかけて、隔壁部3の幅方向に傾斜して掛け渡された第1の傾斜壁34aと、他面31dから厚み方向分割壁33にかけて、前記第1の傾斜壁34aの傾斜方向と逆向きに傾斜して掛け渡された第2の傾斜壁34bとが、厚み方向分割壁33上で連結(連結点34e)し、さらに、一面31cから厚み方向分割壁33に、前記第1の傾斜壁34aの傾斜方向と逆向きに傾斜して掛け渡された第3の傾斜壁34cと、他面31dから厚み方向分割壁33に、前記第1の傾斜壁34aの傾斜方向と同じ向きに傾斜して掛け渡された第4の傾斜壁34dとが、厚み方向分割壁33上で連結(連結点34f)している。また、連結点34eと連結点34f同士も連結されている。このように形成されることにより、傾斜壁34は、断面視X字状を呈する。
第1の傾斜壁34a及び第2の傾斜壁34b及び第3の傾斜壁34c及び第4の傾斜壁34dは、それぞれ、幅方向分割壁32から離間して配されるとともに、それぞれ、直線状の板状に形成されている。また、一面31c及び他面31d及び幅方向分割壁32及び厚み方向分割壁33が同じ厚さに形成され、傾斜壁34は、それよりも薄く形成されている。
隔壁部3を形成する材質としては、透光性を有するポリカーボネートが採用され、一体に成形されている。また、透光性の程度については、本実施例では、透光性を有する乳白色に設定されている。これにより、隔壁部3の強度を保ったまま軽量化を図ることができ、運搬作業や設置作業が容易になる。また、隔壁部3の内部に空間を形成することにより、光線が通過する厚みを薄くすることができるので、反光源側(従来、街路照明が遮られていた側)を明るく保つことができる。
本実施例では、隔壁部3の内部を幅方向Wと厚みD方向の両方向に分割したが、分割の方法はこれに限定されず、幅W方向のみ分割され、厚みD方向には分割されていなくても良い。
また、幅方向分割壁32とX字状の傾斜壁34のみが配され、厚み方向分割壁33が配されていなくても良く、または、幅方向分割壁32と厚み方向分割壁33のみが配され、X字状の傾斜壁34が配されていなくても良い。また、X字状の傾斜壁34の連結点34eと連結点34f同士は離間していても良い。
また、第1の傾斜壁34a及び第2の傾斜壁34b及び第3の傾斜壁34c及び第4の傾斜壁34dは、直線状の板状に形成されておらず、曲線状であっても良い。
例えば、第1の傾斜壁34a及び第2の傾斜壁34b及び第3の傾斜壁34c及び第4の傾斜壁34dが、それぞれS字状に湾曲した板状に形成されていても良いし、あるいは、断面視円弧状の板状に形成されていても良い。断面視円弧状の板状に形成された場合には、第1の傾斜壁34aと第2の傾斜壁34b、第3の傾斜壁34cと第4の傾斜壁34dが、それぞれ、断面視なだらかに連続した円弧形状を呈するように連結されていても良い。
このような場合であっても、連結点34eと連結点34f同士は連結していても離間していても良い。
また、本実施例では、一面31c及び他面31d及び幅方向分割壁32及び厚み方向分割壁33を同じ厚さに形成し、傾斜壁34は、それよりも薄く形成したが、これに限定されず、一面31c及び他面31d及び幅方向分割壁32及び厚み方向分割壁33及び傾斜壁34が、全て同じ厚さに形成されていても良い。
また、本実施例では、X字状の傾斜壁34が、隔壁部3の幅方向に傾斜して掛け渡された場合を説明したが、これに限定されず、X字状の傾斜壁34は、隔壁部3の高さ方向や厚み方向に傾斜して掛け渡されていても良い。その場合であっても、上述したX字状の傾斜壁34の構成例と同様に、X字状の傾斜壁34は、直線状に形成されていても曲線状に形成されていても良い。
上述のように形成した支柱部2と隔壁部3を仮囲い1として設置する場合の一例を以下に説明する。
まず、用地や敷地において、一時的に内外を仕切る必要のある、任意の区域の境界に、図1に示すような単管を組み立てて形成した支持構造物を配置する。このとき、支持構造物4は、前記境界の外側に垂直な部分が配設され、該垂直な部分には、仮囲い取り付け用の横桟41,41,41・・・が備えられている。
次に、図4(a)に示すように、前記横桟41,41,41・・・に、支柱部2,2,2・・・を仮固定する。
具体的には、予め、支柱部2の円形状の貫通穴25には、それぞれ、フックボルト(一端側に固定ボルト41bが形成されるとともに、他端側は、単管に引っ掛けることが可能なフック状に形成されたボルト)41aを取り付けておくとともに、楕円形状の貫通穴26には、継手(一端側に固定ボルト41bが形成されるとともに、他端側は、単管を咥えこんで係止することが可能に形成されたボルト)41cを取り付けておく。この場合、フックボルト41a及び継手41cの支柱部2への固定は、各ボルトの固定ボルト41bをそれぞれ貫通穴25及び貫通穴26に通した上で、第1の板状部21側に突出した固定ボルト41bの先端にナットNを螺合させ、該ナットNを締めこんで固定する(図4(c)参照)。
そして、横桟41,41,41・・・にフックボルト41aをそれぞれ引っ掛けて支柱部2を仮取り付けする。なお、この段階では、継手41cは、横桟41,41,41・・・に固定しない。従って、支柱部2は、横桟41上を横桟41の長さ方向に横移動可能な状態になっている。
次に、隔壁部3を用意し、その幅方向の一方(本実施例では図中左側)の端部31aを該一方側に配された支柱部2の支持空間αに差込む(図4(b)及び図4(c)参照。なお、図4(b)では、説明を判り易くするため、支持構造物4を除外している)。
さらに、隔壁部3の幅方向の他方(本実施例では図中右側)の端部31bが、該他方側に配された支柱部2の支持空間βに差込まれるようにして、該他方側に配された支柱部2を隔壁部3方向に移動させる(図4(b)及び図4(d)参照)。また、隔壁部3とその両側方の支柱部2,2の支持空間α,βに差し込まれたことを確認して、継手41aを横桟41に固定することにより、隔壁部3と支柱部2がしっかりと組み付けられて離散しなくなる。
以降、上記と同様にして、支柱部2と隔壁部3を任意の区域の境界の長さになるまで組み付けることによって、任意の区域の内外を仕切る壁面となり、図1に示すような仮囲いが設置される。
このとき、第1の板状部21よりも幅広に形成された第2の板状部22が、支持構造物4側に配されるので、横桟41への取り付けの安定性が図れ、仮囲い1に風を受けた際にも安定性を確保することができる。
支柱部2の上下の端部には、該端部を覆う受け具50が備えられている。
受け具50は、支柱部2の第2の板状部22の幅方向の寸法と略同一の幅を有するとともに、横方向の断面がコの字状に形成されている。また、該コの字状の連結部(反開口部分)は、支柱部2の厚み寸法(第1の板状部21の外面から第2の板状部22の外面までの寸法)よりも僅かに大きな寸法に形成されている。また、該コの字状の両壁部には、貫通穴51が形成されている(図4(e)参照)。
このように形成された受け具50は、コの字状の凹部を支柱部2の上下の端部に嵌め込むように被せることが可能であり、支柱部2に隔壁部3を組み付けた後に、支柱部2の上下の端部に、該端部を覆うように被せることによって、支柱部2の支持空間α,βの上下端部を塞いで、隔壁部3が上方に飛び出したり、下方に抜け落ちたりすることを防止しする。
また、受け具50の貫通穴51と支柱部2の貫通穴27を位置合わせして、タッピングネジ(図示せず)によって締め付け固定することによって、受け具50が支柱部2にしっかりと共締めされて固定される。これにより、隔壁部3が支柱部2に強固に固定される。また、支柱部2の端部が覆われることによって、支柱部2の支持空間α,βの隔壁部3に、雨やゴミが侵入することを防止する。
本実施例では、受け具50を支柱部2の上下の端部に備えた場合を説明したが、これに限定されず、受け具50は、支柱部2の上端部と下端部のいずれか一方のみに備えられていても良い。
また、本実施例では、受け具50が支柱部2のみに固定される場合を説明したが、これに限定されず、受け具50は、支柱部2と隔壁部3の双方に固定されていても良い。例えば、図5(a)に示すように、受け具50の幅が隔壁部3の端部に大きく被さるように延設されており、該延設部分に隔壁部3に固定するための貫通穴52が形成されていても良い。この場合には、該貫通穴52にタッピングネジ(図示せず)が挿し込まれて、受け具50が隔壁部3に共締めされることにより固定される。なお、隔壁部3は内部に空間を有して形成されているので、隔壁部3の該タッピングネジがねじ込まれる部分には、樹脂パイプを備えて、該樹脂パイプにタッピングされるようにしても良い。このようにすれば、内部に空間を有して形成された隔壁部3であっても、受け具50をしっかりと固定することができる。
隔壁部3の上下の端部には、該端部を覆う受け具60が備えられている。
受け具60は、図5(b)に示すように、仮囲い1を設置したときに、隣り合う支柱部2の受け具50間に嵌め込まれる幅寸法を有するとともに、横方向の断面がコの字状に形成されている。該コの字状の連結部(反開口部分)63の寸法は、隔壁部3の厚み寸法よりも僅かに大きく形成されるとともに、該コの字状の開口部64の寸法は、前記連結部63の寸法よりも小さく(隔壁部3の厚み寸法よりも小さく)形成されている。具体的には、受け具60のコの字状の一方の壁部62が、他方の壁部65に向けて傾斜して形成されている。なお、本実施例では、他方の壁部65は、一方の壁部62よりも長く形成されている。
このように形成された受け具60は、コの字状の凹部を隔壁部3の上下の端部に嵌め込むように被せることが可能であり、支柱部2に隔壁部3を組み付け、支柱部2に受け具50を取り付けた後に、隔壁部3の上下の端部に、該端部を覆うように被せることによって、隔壁部3の上下の端部を塞いで、隔壁部3の内部に雨やゴミが侵入することを防止する(図5(c)参照)。なお、受け具60は、該コの字状の開口部64の寸法が、隔壁部3の厚み寸法よりも小さく形成されているので、該開口部64が、隔壁部3にしっかりと喰いついて固定される。
本実施例では、受け具60を隔壁部3の上下の端部に備えた場合を説明したが、これに限定されず、受け具60は、隔壁部3の上端部と下端部のいずれか一方のみに備えられていても良い。
なお、上述した受け具50及び受け具60の材質については、対候性を有して、仮囲い1が設置されている期間中、支柱部2及び隔壁部3の端部を覆うことができれば、どのような材質が採用されても良い。例えば、鉄やアルミニウム等の金属や、ABS(acrylonitrile butadiene styrene)やポリカーボネート等の樹脂によって形成されていても良い。また、受け具50及び受け具60は、透光性を有する材質で形成されていても良い。その場合には、透光性を有するポリカーボネートで形成されていても良い。
このように本考案による仮囲い1が設置されることにより、透光性を有して形成された隔壁部3は、街路照明を遮ぎることなく透過するので、仮囲い1による暗がりが生じることがない。
また、透光性によって、街路側(外部側)から仮囲い1で仕切られた区域の様子を伺うことができる。例えば、犯罪者が囲いの中に被害者を連れ込むような犯罪が発生しても、作業が終了した現場(仕切られた区域)で不自然な人影が動いている様子が、隔壁部3を通して街路側(外部側)から見えることにより、通行人等がその状態に気づき易く、被害者が救助され易い。また、透光性を有していることがわかりやすいので、犯罪者の心理に対して、犯罪行為に及ぶことを憚るように働きかけることができる。
また、隔壁部3の透光性の程度は、より光を通すように透明に近づけて設定することもできる。このように設定すれば、透光性を有する仮囲い1を通して、仕切られた区域内を見渡すことができるので、設置された仮囲い1によって袋小路が生じた場合であっても、透光性を有する隔壁部3を通して袋小路の奥まで外部から見えるので安全が確保され防犯上の効果が高い。さらに、その場合には、視界が遮られないので、街区の美観を損ねることが無く、遠方の視界が仮囲い1に入り込んでくるので、無機質な印象が強くなることもない。
仮囲い1には、透光性を有さない隔壁部や、部分的に透光性を有さない隔壁部を用意して、透光性を有する隔壁部3と組み合わせて設置しても良い。この場合には、例えば、仮囲いを設置する際に、透光性を有さない隔壁部を仮設トイレ等外部から見られたくない設備の周りに配せば、プライバシーを保護することもできるし、或いは、仮囲いの装飾的な効果を付加させるために、部分的に透光性を有さない隔壁部3を配しても良い。なお、透光性を有さない隔壁部とするためには、隔壁部を形成する材質に透光性を有さない材質を選択しても良いし、または、透光性を有する隔壁部3の全部または一部を着色しても良い。
なお、本実施例では、支柱部2をアルミニウムの材質により形成したが、これに限定されず、支柱部2を他の材質により形成しても良い。例えば、鉄やステンレス等によって形成しても良い。
また、支柱部2は、隔壁部3と同様に、透光性を有する材質によって形成されていても良い。例えば、支柱部2を透光性を有するポリカーボネートによって形成することにより、透光性を有する隔壁部3と組み合わせて仮囲い1を設置すれば、支柱部2と隔壁部3が同じ材質で一体となり、美しい外観を呈するようになる。また、上述した透光性による効果が、透光性を有する支柱部2にまで及ぶこととなる。
この場合であっても、上述した部分的に透光性を有さない隔壁部3と同様に、部分的に透光性を有さない支柱部2を配しても良い。このようにすれば、隔壁部3と支柱部2が一体となった、プライバシーを保護や、仮囲いの装飾的な効果を得ることができる。
また、支柱部2及び隔壁部3は、厚み方向の突出部がないので、効率よく積み重ねることが可能であり、運搬や保管において、収容場所のスペースを有効に活用することができる。
本実施例では、第2の板状部22の幅寸法を第1の板状部21よりも幅広にしたが、これに限定されず、第2の板状部22の幅寸法と第1の板状部21を等幅に形成しても良い。また、接続部材23を連結板23a,23bで形成したが、これに限定されず、連結板23a,23b間を中実にした、棒状の部材で形成されていても良い。この場合には、支柱部2を支持構造物4に取り付けるため、棒状に形成された接続部材23にも貫通穴25,26及び貫通穴27を設ければ良い。
また、本実施例では、隔壁部3の厚み寸法D2を12mmとしたが、厚み寸法D2はこれに限定されず、仮囲い1が設置される環境や需要に応じて自由に設定されればよい。その場合には、隔壁部の厚み寸法D2の変更に合わせて、前記支柱部2の第1の板状部21と前記第2の板状部22との間隔(支持空間α,βの厚み方向の間隔)D1も変更されることは言うまでもない。
また、本実施例では、隔壁部3が、支柱部2の支持空間α(β)に1枚ずつ配された構成を説明したが、これに限定されず、支柱部2の支持空間α(β)に、複数の隔壁部3が配されていても良い。
例えば、隔壁部3は、その厚み寸法D2を2分割して、同じ構成を持った2枚の隔壁部3で構成されていても良い。また、その場合には、分割された厚み寸法は均等でなくてもよい。例えば、8mm厚と4mm厚の隔壁部3を作成し、これを重ね合わせることによって厚み寸法D(12mm)としてもよい。
このように、厚み寸法D2に隔壁部3を複数配することによって、仮囲い1を設置した場合に、仮囲い1の外部側または内部側の片側の隔壁部3が破損しても、もう片側の隔壁部3が残るので、仮囲い1の機能が損なわれることがない。また、破損した隔壁部1枚を交換すれば、仮囲い1を完全な構成に復旧させることができる。
また、厚み寸法D2に隔壁部3を複数配することによって、仮囲い1の外部側またと内部側の色を変えることが容易となる。すなわち、色違いの隔壁部3を厚み寸法D方向に組み合わせて仮囲い1を設置しても良い。
さらに、支持空間α及び支持空間βを、接続部材23の幅方向両側に、同じサイズの空間として形成したが、これに限定されず、支持空間α,βは片方だけ形成しても良い。このように形成すれば、仮囲いの端部などで、支柱部2の片側のみに隔壁部3が差し込まれる場合等であっても、支柱部2の隔壁部3が差し込まれない側に支持空間がないので、すっきりとした形状になる。
また、本実施例では、隔壁部3は幅方向に直線状に形成されているが、隔壁部3の幅方向の形状はこれに限定されず、L字状やS字状に形成されていても良い。隔壁部3をL字状やS字状に形成する場合には、予め、L字状やS字状に作成された隔壁部3を用意しても良いが、仮囲い1を設置する現場で、要望に合わせて、直線状の隔壁部3をL字状やS字状に変形させても良い。
すなわち、本実施例による隔壁部3は、内部に空間を有して形成されているので、一面31cと他面31d(図3(b)参照)のいずれか一方に切込み(図5(d)の符号70参照)を入れ、該切込みを入れた側を谷折りとなるように、隔壁部3を曲げることにより、L字状の隔壁部3に変形させることができる。また、前記切込みを一面31cと他面31dに互い違いに入れれば、S字状の隔壁部3に変形させることができる(図5(d)参照)。このような形状の隔壁部3を組み合わせれば、区域の境界の形状に沿って仮囲いを設置し易くなる。
なお、このようにL字状やS字状に変形させた隔壁部3を使用して仮囲い1を設置した場合には、支柱部2の受け具50は、支柱部2と隔壁部3の双方に固定されるタイプを使用することが好ましい。これにより、コーナーに配された、変形の隔壁部3が設置位置から飛び出して外れてしまうことが防止される(図5(d)参照)。また、L字状やS字状に変形させた隔壁部3の形状に合わせた受け具60を予め用意して、該変形させた隔壁部3の端部に固定しても良い。
仮囲いを設置した状態を示す斜視図である。 支柱部を示す説明図であり、(a)は支柱部の正面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は支柱部の平面図、(d)は支柱部の下端側から見た斜視図、(e)は支柱部の上端側から見た斜視図である。 隔壁部を示す説明図であり、(a)は、隔壁部を高さ方向から見た斜視図、(b)は隔壁部の高さ方向端部端部を一部省略して示す拡大斜視図である。 仮囲いの設置手順を示す説明図であり、(a)は支持構造物に支柱部を仮固定した状態を示す斜視図、(b)は支柱部の支持空間に隔壁部を差し込む状態を示す斜視図、(c)は隔壁部が支柱部の支持空間に差し込まれた状態を示す平面図、(d)は隔壁部が支柱部に差し込まれた状態を示す斜視図、(e)は支柱部の上下端部に受け具を装着する状態を示す斜視図である。 仮囲いの上端部に受け具を備えた例を説明する一部拡大斜視図であり、(a)は支柱部の受け具が隔壁部に大きく被さるように延設されている示す一部拡大斜視図、(b)は隔壁部に受け具を装着する状態を示す一部拡大斜視図、(c)は隔壁部に受け具を装着した状態を示す一部拡大斜視図、(d)はL字状に変形させた隔壁部を使用して仮囲いを設置し、受け具を固定した状態を示す一部拡大斜視図である。
符号の説明
1 仮囲い
2 支柱部
3 隔壁部
21 支柱部の第1の板状部
22 支柱部の第2の板状部
23 支柱部の接続部材

Claims (23)

  1. 所定区域の内外を仕切る仮囲いであって、
    仮囲いは、
    所定高さに形成され、所定の間隔で配設された支柱部と、透光性を有する材質で所定高さに形成され、該支柱部間に着脱可能に組み付けられ支持された隔壁部とからなり、
    支柱部は、
    第1の板状部と、
    前記第1の板状部の板面に対向し、所定の間隔を有して並行に配された第2の板状部と、
    前記第1の板状部と第2の板状部との対向する板面間に垂直に掛け渡された接続部材と、
    前記第1の板状部の板面と前記第2の板状部の板面と接続部材とで形成され、隔壁部を支持する支持空間とを含み、
    隔壁部は、
    所定の幅寸法に形成されるとともに、前記支柱部と同じ高さに形成された一面と、該一面と同形に形成された他面と、該一面と他面が、前記支柱部の第1の板状部と前記第2の板状部との対向する板面間の間隔よりも小さい寸法で対向してなる壁状に形成され、
    該一面と他面の間の内部空間には、該空間を幅方向に等間隔に分割する複数の幅方向分割壁が配されるとともに、該幅方向分割壁によって、高さ方向に貫通し、かつ、幅方向に分割された空間を含み、
    隔壁部の幅方向端部が、支柱部の支持空間に差し込まれて、所定区域の内外を仕切る壁面となることを特徴とする仮囲い。
  2. 隔壁部の内部空間には、該空間を厚み方向に等間隔に分割する複数の厚み方向分割壁が配されるとともに、該厚み方向分割壁によって、高さ方向に貫通し、かつ、厚み方向に分割された空間を含むことを特徴とする請求項1に記載の仮囲い。
  3. 隔壁部の内部空間には、高さ方向視X字状の傾斜壁を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の仮囲い。
  4. 隔壁部の内部は、厚み方向視X字状の傾斜壁を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の仮囲い。
  5. 隔壁部の内部は、幅方向視X字状の傾斜壁を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の仮囲い。
  6. 該傾斜壁は、幅方向分割壁から離間して配されていることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の仮囲い。
  7. 傾斜壁は、断面視直線形状の板状に形成されていることを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれかに記載の仮囲い。
  8. 傾斜壁は、断面視円弧形状の板状に形成されていることを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれかに記載の仮囲い。
  9. 支柱部の第1の板状部と第2の板状部は、幅方向の中心を合わせて配され、支持空間は、接続部材の幅方向の両側に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の仮囲い。
  10. 支柱部の第1の板状部と第2の板状部は、同幅に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の仮囲い。
  11. 支柱部の第1の板状部と第2の板状部とのいずれか一方は、他方よりも幅広に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の仮囲い。
  12. 接続部材は、支柱部の幅方向に離間した一対の連結板からなることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の仮囲い。
  13. 少なくとも仮囲い取り付け用の横桟を備えた支持構造物に、連続的に配設された支柱部が取り付けられることを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の仮囲い。
  14. 支柱部は、第1の板状部から接続部材の一対の連結板間を通って第2の板状部を貫通した、該楕円形状の貫通穴および円形状の貫通穴を少なくとも1つ以上有し、
    該楕円形状の貫通穴および円形状の貫通穴は、前記支持構造物の横桟と連結されて、支柱部と支持構造物とが固定されることを特徴とする請求項13に記載の仮囲い。
  15. 支柱部は、第1の板状部から接続部材の一対の連結板間へと貫通した、該楕円形状の貫通穴および円形状の貫通穴を少なくとも1つ以上有し、
    該楕円形状の貫通穴および円形状の貫通穴は、前記支持構造物の横桟と連結されて、支柱部と支持構造物とが固定されることを特徴とする請求項13に記載の仮囲い。
  16. 楕円形状の貫通穴には、継手が取り付けられ、円形状の貫通穴には、フックボルトが取り付けられていることを特徴とする請求項14に記載の仮囲い。
  17. 支柱部の上端部と下端部のいずれか一方若しくは双方を覆う受け具が備えられ、該受け具は、支柱部に固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項16のいずれかに記載の仮囲い。
  18. 支柱部の受け具は、支柱部と隔壁部の双方に固定されていることを特徴とする請求項17に記載の仮囲い。
  19. 隔壁部の上端部と下端部のいずれか一方若しくは双方を覆う受け具が備えられていることを特徴とする請求項1乃至請求項18のいずれかに記載の仮囲い。
  20. 受け具は、透光性を有する材質によって成形されていることを特徴とする請求項15乃至請求項19のいずれかに記載の仮囲い。
  21. 支柱部は、透光性を有する材質によって成形されていることを特徴とする請求項1乃至請求項20のいずれかに記載の仮囲い。
  22. 透光性を有する材質は、透光性を有するポリカーボネートであることを特徴とする請求項1乃至請求項21のいずれかに記載の仮囲い。
  23. 隔壁部は、支柱部の支持空間に複数配されていることを特徴とする請求項1乃至請求項22のいずれかに記載の仮囲い。

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