JP2593106Y2 - 自動車のフロントガラスシール構造 - Google Patents

自動車のフロントガラスシール構造

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JP2593106Y2 JP1993048071U JP4807193U JP2593106Y2 JP 2593106 Y2 JP2593106 Y2 JP 2593106Y2 JP 1993048071 U JP1993048071 U JP 1993048071U JP 4807193 U JP4807193 U JP 4807193U JP 2593106 Y2 JP2593106 Y2 JP 2593106Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車のフロントガラス
とカウルトップカバーとの間の隙間を塞ぐため取り付け
られるフロントガラスシール体の構造に関し、更に詳し
くはカウルトップカバーの取付端部に対する取付けの容
易性を確保すると共に、脱落しにくい構造をもつフロン
トガラスシール体に関する。
【0002】
【従来の技術】カウルトップカバーのフロントガラスに
対向する端縁には、ほぼ車幅に等しい細長く且つ可撓性
の大きな全体が同一の軟質ゴム材や軟質合成樹脂材によ
り構成されたシール体が接着固定される。そして、この
従来のカウルトップカバー本体とシール体との取付け
は、例えば図12に示すように、シール体11′の取付
部端縁に沿って形成された略直角断面を有する嵌合段部
に、カウルトップカバー本体16′の端部裏面側に突出
する矩形状断面を有するシール体取付部14′の後端面
及び後端部底面を当てがい、接着剤により接着固定する
ものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】カウルトップカバー
1′のシール体取付部14′に上記シール体11′を取
り付ける際は、上記嵌合溝部の内面に予め接着剤が塗布
されたシール体11′の同段部に沿わせて、カウルトッ
プカバー1′のシール体取付部14′の端縁を同段部に
嵌め込み接着固定することになる。この場合、薄くて細
長いシール体11′の嵌合段部は、剛性がないためカウ
ルトップカバー1′の端縁との位置合せがしにくい。そ
のため前記嵌込作業に手間がかかり、作業効率が低下す
るばかりでなく、接着不良が発生しやすい。
【0004】更に、前記軟質材料からなるシール体1
1′は、長尺であるため熱による伸縮が大きいばかりで
なく、前述のカウルトップカバー取付時において四方に
延ばされた状態で接着されることが多く、時間の経過と
共に元の長さに復元し、シール体自身の伸縮により極め
て剥がれやすい。しかもシール体11′は一部が剥がれ
始めると、図13に示すごとくその部分から垂れ下が
り、益々剥がれ部分が増加して接着保持力も低下し、更
なる剥がれを誘起する。
【0005】一方、合成樹脂の成形体からなるカウルト
ップカバー1′は、その構造上、極めて成形誤差やヒケ
が発生しやすく、特にシール体11′を取り付ける部分
である上記取付部14′が長さ方向に波打ち状になりや
すいため、出来るかぎり厚手に成形することが好まし
い。しかして、上述のように同シール体取付部14′を
裏面側に突出させて厚手の矩形断面状に成形するとき
は、カウルトップカバー1′のシール体取付部14′の
裏面が長さ方向の中央部分に沿って凹んだ断面弧状のヒ
ケを発生する。かかるヒケのためシール体11′との間
に上述の接着不良に加えて更なる接着不良を誘起させ
る。
【0006】このような接着不良はシール機能の低下を
もたらし、フロントガラス2とシール体11′との隙間
から雨水や塵芥等がガラス面を伝わって図示せぬエアー
ボックス内に侵入し、空調装置を破損させ、或いはエア
ーボックス内に溜まった塵芥が腐食して悪臭を発し、そ
の悪臭が車室内に進入して車室内の居住環境を悪くす
る。
【0007】本考案は、上述の不具合に鑑み開発された
ものであり、その目的とするところはカウルトップカバ
ーに対するシール体の取付けを容易にすると共に接着を
確実なものとし、且つフロントガラス面に対するシール
体の密着性が確保されるフロントガラスのシール構造を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本考案は自動車のフロントガラスの前側下端部とカウル
トップカバーの後端部との間の隙間をシール体で閉塞す
るフロントガラスのシール構造であって、前記シール体
はフロントガラスの前側下端部に密接する軟質シール部
と、その軟質シール部の前側に前記フロントガラスと非
接触状態が維持できる形態で一体に形成された硬質合成
樹脂製取付部とを有し、同取付部が前記カウルトップカ
バーの後端部に固着されてなることを特徴とする自動車
のフロントガラスシール構造を主要な構成としている。
【0009】 更に、本考案の好適な実施例によれば、
前記取付部はカウルトップカバーの後端部を挟持する嵌
着構造を有している。
【0010】
【作用】上述のシール構造において、シール体が軟質シ
ール部の基部端面から略矩形断面をもつ硬質合成樹脂製
取付部を段部を介して水平に延設している場合には、シ
ール体の軟質シール部の基部端面と硬質合成樹脂製取付
部の上面とに接着剤を塗布し、前記基部の端面をカウル
トップカバーのシール体取付部の後端面に押し付けると
共に、前記硬質合成樹脂製取付部の上面を前記シール体
取付部の下面に押し付け、接着一体化する。このときの
取付作業は互いに剛性をもつ硬質合成樹脂製取付部及び
シール体取付部間における接着であるため、位置合わせ
が容易である上に、軟質シール部の基部端面においても
均一な接着がなされ、従来のごとく部分的に接着不良を
起こすことなく強力な接着を可能にする。
【0011】 また、シール体の前記硬質合成樹脂製取
付部の構造が略U字断面であり、且つ前記シール体取付
部の断面形状が前記硬質合成樹脂製取付部の構造が略U
字断面の開口部に嵌着する形状であるときは、硬質合成
樹脂製取付部の開口端面とシール体取付部の後端面とを
向かい合わせて、前記硬質合成樹脂製取付部の開口端を
シール体取付部の後端縁に嵌着させ、或いは硬質合成樹
脂製取付部の側方からその開口端に沿ってシール体取付
部を摺嵌するだけの簡単な操作で容易に取り付けること
が可能である。かかる構造とすることにより、同シール
体取付部に相手方の硬質合成樹脂取付部の開口端部が嵌
着したとき、たとえ両者間に隙間があったとしても容易
には外れないため、接着剤による接着を不要にする。し
かも、通常フロントガラスは平面視で曲率を有している
ため、シール体を同ガラス面に密着させたとき、同シー
ル体には弾力が作用してシール体取付部の半楕円断面の
嵌着部が硬質合成樹脂製取付部の内面に強く押し付けら
れ、車幅方向の移動が阻止される。しかも、シール体が
単に平板状に成形されても、その硬質合成樹脂材料で構
成されるカウルトップカバー取付部をフロントガラスの
前側下端部の曲面に沿った後端部形状をもつカウルトッ
プカバーに固着すると、同合成樹脂製取付部はカウルト
ップカバーの前記形状に沿って固着され、これを曲面を
なすフロントガラスに押し付けたとき、硬質合成樹脂製
取付部の裏面側に形成された軟質シール部の一部だけが
フロントガラスに密着し、前記取付部はフロントガラス
と接触しないため、軋み音を発生させることがないばか
りでなく、軟質シール部がフロントガラスの曲面に沿っ
て密着し、軟質シール部の寸法・形状精度が多少低い場
合にも、軟質シール部をフロントガラスの曲面全体にわ
たり確実に密着させることを可能にし、シール機能を著
しく向上させる。しかも、勿論、硬質合成樹脂製取付部
とシール体取付部とを接着剤により接着固定することも
できる。
【0012】
【実施例】以下、本考案を図示実施例により具体的に説
明する。図1〜図3は本考案の代表的な断面形状を有す
るシール体とカウルトップカバーとの取付状況を示す要
部断面図、図4は同シール体の軟質シール部と硬質合成
樹脂取付部との結合構造例を示す断面図、図5〜図7は
本考案の他の代表的な断面形状を有するシール体とカウ
ルトップカバーとの取付状況を示す要部断面図、図8は
同シール体とカウルトップカバーとの取付説明図、図9
は同シール構造の機能説明図、図10は本考案のシール
体が取り付けられたカウルトップカバーのボンネット部
への装着状態を示す要部断面図、図11はカウルトップ
カバーの全体構成を示す斜視図である。なお以下の各実
施例の説明において、対応する部分の部材名及び符号は
統一して使用する。
【0013】本考案におけるシール体11はフロントガ
ラス2の前側下端部に密接する軟質シール部12と、そ
の軟質シール部12の基部12aの端面からほぼ水平に
延設され、カウルトップカバー1に取り付けられる硬質
合成樹脂製取付部13とを備えている。本実施例によれ
ば、前記軟質シール部12の材質としてショア硬度が5
0°〜70°の軟質塩化ビニールが使われ、前記硬質合
成樹脂製取付部13の材質としてショア硬度が75°〜
95°の硬質塩化ビニールが使われている。
【0014】また、前記シール体11は硬質と軟質の2
種類の合成樹脂が射出成形あるいは押出成形により同時
に一体成形して製造される。この成形時において、2種
類の合成樹脂が強固に結合した状態で一体に成形される
には、2種類の合成樹脂材料同士が互いに親和性をもつ
ことが必要であり、最も好ましいのは本実施例のごとく
同質の材料を使用することである。硬度は可塑剤などの
添加物の添加量に依存する。
【0015】前記軟質シール部12の基本的な断面形状
は、各図に示すごとく上下両面が共に上方に膨出し、そ
の曲面同士がフロントガラス側で合流する略楔形断面を
なすと共に、図1、図2、図5及び図6に示すごとく前
記楔形の基部12aの下面に突部12bを長さ方向に連
続して又は断続的に突設し、或いは図3及び図7に示す
ごとく前記基部12aの下面から所定の肉厚で下面と略
平行に前方に延在する舌片12cを形成している。
【0016】また、上記硬質合成樹脂製取付部13は、
図1〜図3に示す実施例では前記軟質シール部12の基
端部12aの端面から前方に延在して形成されるが、そ
の結合を更に強固にするためには図4に示すごとく軟質
シール部12の基部12aの端面と硬質合成樹脂製取付
部13の結合端面とをそれぞれ嵌着構造とすることが望
ましい。また、軟質シール部12が基部12aに舌片1
2cを有するときは、図3及び図8に示すごとく基部1
2aの端面と舌片12cの上面とが硬質合成樹脂製取付
部13の隣合う2面とそれぞれ結合する。そのため、硬
質合成樹脂製取付部13の先端下端縁がフロントガラス
2に当たることがなく、従って軋み音も発生させない。
そして、同硬質合成樹脂製取付部13の断面形状は、図
1〜図3に示す実施例では下面が僅かに傾斜した略矩形
状をなしているが、図5〜図7に示す実施例では略U字
状断面をなすと共に、その開口端部の相対する内面に沿
ってそれぞれ係止片13aが形成されている。これは、
カウルトップカバー1とシール体11との取付けを強固
なものにする。また、前記軟質シール部12が舌片12
cを有しない場合には、硬質合成樹脂製取付部13の先
端下端縁がフロントガラス2に当たって軋み音を発生さ
せるため、図2及び図6に示すごとく同先端下端縁に軟
質シール部12と同一材料の突起12dを突設させてい
る。
【0017】一方、上記シール体11が取り付けられる
カウルトップカバー1は合成樹脂成形品からなり、図1
0及び図11に示すように前記シール体11をフロント
ガラス2の下端部前面に沿わせて密着させるためのシー
ル体取付部14、前記シール体取付部14とは反対側の
端部にカウルトップカバー1を車体パネル3に固設する
ためのパネル取付部15を有する全体が細長い略矩形板
状のカウルトップカバー本体16からなる。そして、前
記カウルトップカバー本体16の中央部には車体パネル
3に形成されている外気導入口3aに外気を導くための
ルーバー部17を有している。
【0018】本実施例においては、カウルトップカバー
1のフロントガラス側の端縁に形成される上記シール体
取付部14の構造は、図1〜図3に示すごとくカウルト
ップカバー本体16の表面と面一に形成され、同シール
体取付部14の裏面をその端縁に向けて僅かに厚さを漸
増させた傾斜面としている。勿論、単なる矩形断面や半
楕円断面などの断面形状とすることもできる。この場
合、相手方の軟質シール部12の基部12aの端面形状
を前記シール体取付部14の形状に合わせる必要があ
る。
【0019】しかして、シール体取付部14の断面形状
を前記図示例のごとく設定すると、カウルトップカバー
本体16の成形時においてヒケの位置がその端縁側に移
行し、前後において厚さを同じに設定した従来のシール
体取付部14′のように、その突出部裏面の長さ方向に
沿った中央部分が断面弧状となるようなヒケを発生させ
ることがなくなり、シール体取付部14の取付面をシー
ル体11の接着面全面に強固に密着させることができる
ため好ましい態様となる。しかも、その断面形状により
シール体11の軟質シール部12がフロントガラス2の
前面に強く押し付けられるようになり、シール機能を向
上させる。
【0020】また、図5〜図7に示す実施例にあって
は、前記シール体取付部14をシール体11の硬質合成
樹脂製取付部13の端部形状に合わせて、先端を半楕円
形の膨出断面とした薄板状の嵌着構造としている。かか
る構造とすることにより、同シール体取付部14に相手
方の硬質合成樹脂製取付部13の開口端部を嵌着すると
き、両者間に隙間を設けて挿入を容易にしても、通常フ
ロントガラス2は平面視で曲率を有しているため、シー
ル体11を同ガラス面に密着させたとき、同シール体1
1には図9(a)に矢印で示すごとく弾力が作用して、
同図(b)に示すごとくシール体取付部14の半楕円断
面の嵌着部が硬質合成樹脂製取付部13の係止片13a
に強く押し付けられ、車幅方向の移動が阻止される。勿
論、硬質合成樹脂製取付部13とシール体取付部14と
を接着剤により接着固定することもできる。
【0021】さて、上述のシール構造において、図1〜
図3に示すシール体11をカウルトップカバー本体16
に取り付けるには、シール体11の軟質シール部12の
基部12a端面と硬質合成樹脂製取付部13の上面とに
接着剤を塗布し、前記基部12aの端面をカウルトップ
カバー本体16のシール体取付部14の後端面に押し付
けると共に、前記硬質合成樹脂製取付部13の上面を前
記シール体取付部14の下面に押し付け、接着一体化す
る。このときの取付作業は互いに剛性をもつ硬質合成樹
脂製取付部13及びシール体取付部14の間における接
着であるため、位置合わせが容易である上に、軟質シー
ル部の基部端面においても均一な接着がなされ、従来の
ごとく部分的に接着不良を起こすことなく強力な接着を
可能にする。
【0022】図5〜図7に示すシール構造にあっては、
上述の取付け以上に強力な取付けを可能にする。即ち、
シール体11をカウルトップカバー本体16に取り付け
るには、図8に矢印で示すごとく硬質合成樹脂製取付部
13の開口端面とシール体取付部14の後端面とを向か
い合わせて、前記硬質合成樹脂製取付部13の開口端を
シール体取付部14の後端縁に嵌着させるだけの簡単な
操作で容易に取り付けることが可能であり、或いは硬質
合成樹脂製取付部13の側方からその開口端に沿ってシ
ール体取付部14を摺嵌して取り付けることもできる。
この実施例の場合、両者を単に嵌着するだけでも上述の
ように充分な取付強度が得られるが、両者間に接着剤を
介在させて接着一体化することも可能である。
【0023】なお、上記実施例は本考案の代表的な例を
示すに過ぎず、従って本考案は図示例に限定されるもの
ではなく様々な変形が可能であり、例えば図1〜図3に
示す例では軟質シール部12と硬質合成樹脂製取付部1
3とが略直角に成形一体化されているが、この角度を鋭
角とすれば、カウルトップカバー本体16に対するシー
ル体11の取付作業が更に容易となり、しかもシール体
取付部14の下傾斜面は上述のごとくヒケのない均一な
平坦面に成形されるため、シール体11の接着面との接
着が強固になされる。その結果、下傾斜面の後部がフロ
ントガラス面から浮き上がり、その先端でシール体11
の軟質シール部12をフロントガラス面に強力に押し付
けるようにしても、シール体11がカウルトップカバー
本体16から剥離せず、シール機能を失することなく耐
久性が確保される。
【0024】
【考案の効果】以上の説明から明らかなごとく、本考案
によればシール体のカウルトップカバー取付部を硬質合
成樹脂材料で構成すると共に、フロントガラスに密着さ
せるシール部を軟質材料で構成して両者を一体に結合さ
せているため、シール機能はもとよりカウルトップカバ
ーに対する取付けが容易且つ確実となり、しかもシール
体とカウルトップカバーとが接着固定される場合に部分
的な接着不良が発生せず、剥がれなどの虞れがない。
に本考案によれば、シール体を単に平板状に成形し、そ
の硬質合成樹脂材料で構成されるカウルトップカバー取
付部をフロントガラスの前側下端部の曲面に沿った後端
部形状をもつカウルトップカバーに固着すれば、同合成
樹脂製取付部はカウルトップカバーの前記形状に沿って
固着され、これを曲面をなすフロントガラスに押し付け
たとき、硬質合成樹脂製取付部の裏面側に形成された軟
質シール部の一部だけがフロントガラスに密着し、前記
取付部はフロントガラスと接触しないため、軋み音を発
生させることがないばかりでなく、軟質シール部がフロ
ントガラスの曲面に沿って密着し、軟質シール部が寸法
・形状精度が多少低い場合にも、軟質シール部をフロン
トガラスの曲面全体にわたり確実に密着させることがで
きるようになり、シール機能も著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の典型的なカウルトップカバーのシール
体取付構造を示す同取付部の断面図である。
【図2】前記シール体の変形例を示すシール体取付部の
断面図である。
【図3】同じくの前記シール体の更に他の変形例を示す
シール体取付部の断面図である。
【図4】前記シール体の軟質シール部と硬質合成樹脂製
取付部との結合構造例を示す断面図である。
【図5】本考案の他の典型的なカウルトップカバーのシ
ール体取付構造を示す同取付部の断面図である。
【図6】前記シール体の変形例を示すシール体取付部の
断面図である。
【図7】同じくの前記シール体の更に他の変形例を示す
シール体取付部の断面図である。
【図8】同シール体とカウルトップカバーとの取付状況
を示す説明図である。
【図9】同シール体とカウルトップカバーとの機能説明
図である。
【図10】車体パネルに対するカウルトップカバーの取
付状況を示す断面図である。
【図11】同カウルトップカバーの全体を示す斜視図で
ある。
【図12】従来のカウルトップカバーのシール体取付構
造を示す同取付部の断面図である。
【図13】同シール体取付構造の不具合を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 カウルトップカバー 2 フロントガラス 11 シール体 12 軟質シール部 12a 基部 12b 突部 12c 舌片 13 硬質合成樹脂製取付部 13a 係止片 14 シール体取付部 16 カウルトップカバー本体
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 1/02 B60R 13/06

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のフロントガラスの前側下端部と
    カウルトップカバー 後端部との間の隙間をシール体で
    閉塞するフロントガラスのシール構造であって、 前記シール体はフロントガラスの前側下端部に密接する
    軟質シール部と、その軟質シール部の前側に前記フロン
    トガラスと非接触状態が維持できる形態で一体に形成さ
    れた硬質合成樹脂製取付部とを有し、同取付部が前記カ
    ウルトップカバー1の後端部に固着されてなることを特
    徴とする自動車のフロントガラスシール構造。
  2. 【請求項2】 前記取付部は、カウルトップカバーの後
    端部を挟持する嵌着構造を有してなる請求項1記載の自
    動車のフロントガラスシール構造。
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