JP2009190542A - 自動車用ウエザーストリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 止水スポンジを、取付基部の底部に、フランジ部に対する組付け性を悪化させることなく組付けた自動車用のウエザーストリップを提供する。
【解決手段】 自動車のボディパネルに形成されたフランジ部Fに組付く断面略U字状の取付基部10と、その取付基部10に一体成形されたシール部20とを備え、取付基部10の底部に、フランジ部Fの先端部が弾接するように、EPDMまたはTPOで形成され、比重が0.3以下の高発泡スポンジである止水スポンジ30を設ける。また、止水スポンジ30を、車外側60から室内側70へ向かって肉厚を徐減させて、断面形状が左右非対称の略直角三角形状とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ボディパネルのドア開口縁部等に沿って形成されたフランジ部に組付けられる自動車用のウエザーストリップに関するものである。
図1および図2を参照して説明する。自動車ボディパネルのドア開口縁、トランクルーム開口縁あるいはルーフ開口縁等に形成されたフランジ部Fにはウエザーストリップ50が組付けられ、ドアパネル、トランクリッドあるいはスライドルーフ等との間のシール性を確保している。このウエザーストリップ50は、フランジ部Fに組付く断面略U字状の取付基部51と、その取付基部51に一体成形され、ドアパネル等に弾接するシール部52とを備える。
従来、こうした構成のウエザーストリップ50にあっては、フランジ部Fと取付基部51との間から水が室内へ侵入するのを防止するために、取付基部51の底壁51aに不乾性シーラー53を接着している。不乾性シーラー53とは、乾燥しない粘着材のことであり、例えば、ブチル系材料(ブチルゴム等)で形成され、ブチルシーラーと称されるものを含む。
なお、底壁51aに接着した不乾性シーラー53は、断面略半円状であり、左(車外側)右(室内側)対称の形状を成している。
ところで、近年、ウエザーストリップの軽量化、製造コストの削減、リサイクルのために、図3に示すように、不乾性シーラーに代えて止水スポンジ54を使用することが考えられている。止水スポンジ54は、EPDMゴムまたはTPEで形成された比重が0.3以下の高発泡スポンジで形成されるもので、不乾性シーラーと比較して、軽量で安価である。
また、止水スポンジ54は、不乾性シーラー53のように、ウエザーストリップ50をボディパネル(フランジ部F)から取り除くことが困難であったり、また、フランジ部Fに接着したまま残存してしまうといったことがないので、リサイクル性にも優れる。
取付基部の底壁に止水スポンジを設定したものは、例えば特許文献1に記載されている。また、底部に中空弾性部を形成したものは、例えば特許文献2に記載されている。
特開2006−205846号公報 実開昭55−24472号公報
なお、底部に中空弾性部を形成したものも、左右対称の形状を成している。
不乾性シーラー53に代えて、止水スポンジ54を当該不乾性シーラー53と同様に左右対称の形状(図3では断面矩形状)で設けると、止水スポンジ54の反力によって、ウエザーストリップ50が浮き上がりや、ウエザーストリップ50のフランジ部Fに対する組付け性が悪化するといった問題がある。これは、止水スポンジ54の反力が、外力に応じてその形状を自由に変化させることのできる不乾性シーラー53よりも大きいことに起因する。
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、止水スポンジを、取付基部の底部に、フランジ部に対する組付け性を悪化させることなく組付けた自動車用のウエザーストリップを提供することを課題とする。
図1および図4乃至図8を参照して説明する。請求項1に記載の自動車用ウエザーストリップ1は、自動車のボディパネルに形成されたフランジ部Fに組付く断面略U字状の取付基部10と、その取付基部10に一体成形されたシール部20とを備え、前記取付基部10の底部に、前記フランジ部Fの先端部が弾接するように、EPDMゴムまたはTPE(熱可塑性エラストマー)で形成され、比重が0.3以下の高発泡スポンジである止水スポンジ30を設けたものである。そして、前記止水スポンジ30を、車外側60から室内側70へ向かって肉厚を徐減(徐々に減少)させて、断面形状が左右非対称の略直角三角形状としたことを特徴とする。ここで、「左右」とは、車外側60が左で、室内側70が右を意味する(以下同じ)。
請求項2に記載の自動車用ウエザーストリップ1は、自動車のボディパネルに形成されたフランジ部Fに組付く断面略U字状で、底壁11を挟む車外側壁12および室内側壁13の内面からフランジ部Fに弾接する爪部14を突設した取付基部10と、その取付基部10に一体成形されたシール部20とを備え、前記取付基部10の底部に、前記フランジ部Fの先端部が弾接するように、EPDMゴムまたはTPEで形成され、比重が0.3以下の高発泡スポンジである止水スポンジ30を設けたものである。
そして、前記止水スポンジ30を、車外側60から室内側70へ向かって肉厚を徐減させて、断面形状が左右非対称の略直角三角形状とし、前記車外側壁12の前記底壁11に最も近い爪部(近接爪部)14aに、前記止水スポンジ30の車外側鋭角部31を当接させて支持したことを特徴としている。
請求項3に記載の自動車用ウエザーストリップ1は、自動車のボディパネルに形成されたフランジ部Fに組付く断面略U字状で、底壁11を挟む車外側壁12および室内側壁13の内面からフランジ部Fに弾接する爪部14を突設した取付基部10と、その取付基部10に一体成形されたシール部20とを備え、前記取付基部10の底部に、前記フランジ部Fの先端部が弾接するように、EPDMゴムまたはTPEで形成され、比重が0.3以下の高発泡スポンジである止水スポンジ30を設けたものである。
そして、前記車外側壁12および室内側壁13の前記爪部14と底壁11との間に、第一突起部15および第二突起部16を段違い状に突設し、前記止水スポンジ30を、車外側60から室内側70へ向かって肉厚を徐減させて、断面形状が左右非対称の略直角三角形状としている。また、前記第一突起部15に前記止水スポンジ30の車外側鋭角部31を当接させると共に、前記第二突起部に前記止水スポンジ30の室内側鋭角部32を当接させて支持したことを特徴としている。
請求項4に記載の自動車用ウエザーストリップ1は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、底壁11と止水スポンジ30との間に粘着材40を設けたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の自動車用ウエザーストリップ1は、従来の不乾性シーラーに代えて、止水スポンジ30(EPDMゴムまたはTPEで形成され、比重が0.3以下の高発泡スポンジ)を設けたので、ウエザーストリップ1の軽量化、製造コストの削減、およびリサイクル性の向上を図ることができる。
また、止水スポンジ30を、車外側60から室内側70へ向かって肉厚を徐減させて、断面形状が左右非対称の略直角三角形状としたので、フランジ部Fに組付けると、水が侵入してくる部分であるフランジ部Fの車外側角部F1は、止水スポンジ30の肉厚部分に深く埋入して強く圧接する。これによって、高い止水性を得ることができ、水の侵入を効果的に防止することができる。
一方、フランジ部Fの室内側角部F2は、止水スポンジ30の前記肉厚部分よりも肉薄な部分に埋入するので、その部分の圧接力(反力)はやや弱い。そのため、ウエザーストリップ1の浮き上がり等を最小限にすることができ、フランジ部Fに対するウエザーストリップの組付け性を良好に保つことができる。
請求項2に記載の自動車用ウエザーストリップ1は、請求項1に記載の発明と同様の効果を発揮する。また、車外側壁12の底壁11に最も近い爪部(近接爪部)14aに、止水スポンジ30の車外側鋭角部31を当接させて支持しているので、止水スポンジ30を取付ける際の位置決めを正確かつ容易に行うことができる。これにより、当該止水スポンジ30が回転してずれてしまうといった事態を防止することができる。また、取付け後の姿勢を安定させることができ、ウエザーストリップ1をフランジ部Fに取付ける際にも、その正確な取付け位置を維持することができる。
こうした手段は、止水スポンジ30を、ウエザーストリップ1と別体成形した際に効果的である。なお、止水スポンジ30は、ウエザーストリップ1と一体的に同時押出成形することもできる(これは、請求項1乃至4のいずれの発明においても共通する)。
請求項3に記載の自動車用ウエザーストリップ1は、請求項1に記載の発明と同様の効果を発揮する。また、車外側壁12および室内側壁13の爪部14と底壁11との間に、第一突起部15および第二突起部16を段違い状に突設し、第一突起部15に止水スポンジ30の車外側鋭角部31を当接させると共に、第二突起部16に止水スポンジ30の室内側鋭角部32を当接させて支持したので、止水スポンジ30を取付ける際の位置決めを正確かつ容易に行うことができる。また、取付け後の姿勢を安定させることができる。
さらに、第一突起部15および第二突起部16を設けるという手段は、大きさや形状の異なる様々なウエザーストリップ1に、同一形状の止水スポンジ30を取付けることができるといった手段を可能なものとすることができる。これにより、同一形状の止水スポンジ30のみを製造すればよく、よって生産性を大幅に高めることができる。
請求項4に記載の自動車用ウエザーストリップ1は、請求項1乃至3に記載の発明と同様の効果を発揮する。また、底壁11と止水スポンジ30との間に粘着材40を設けたので、止水スポンジ30を底壁11に確実に固定することができる。この手段は、止水スポンジ30を、爪部14や第一突起部15と第二突起部16で支持する場合にも適用できるが、そうした手段を用いない場合に、特に効果的である。
本発明に係る自動車用ウエザーストリップ1の第一実施形態を、図1、図4および図5に示す。これは、自動車の後部に形成されるハッチバックドアDに対応させたものであり、自動車のボディパネルに形成されたフランジ部Fに組付く断面略U字状で芯材17を埋設した取付基部10と、その取付基部10に一体成形されたシール部20とを備える。
取付基部10は、底壁11、車外側壁12、室内側壁13の他に、車外側壁12および室内側壁13の内面からそれぞれ二つの爪部14を突設している。また、車外側壁12の外面からボディパネルに弾接するリップ部18を突設し、室内側壁13の外面から内装材に弾接するトリム部19を突設している。また、シール部20は、ハッチバックドアDに弾接するもので、中空状に形成されている。
そして、取付基部10の底部に、EPDMゴム(エチレン−プロピレン−ジェン三元共重合体)またはTPE,特にTPO(オレフィン系熱可塑性エラストマー)で形成され、比重が0.3以下の高発泡スポンジである止水スポンジ30を設けている。この止水スポンジ30は、フランジ部Fの先端部が弾接することのできる大きさに形成している。なお、この止水スポンジ30は、底壁11の全長にわたって設けており、底辺33の全長を底壁11に当接させ、縦辺34の全長を車外側壁12に当接させている(以下の実施形態においても同じ)。
また、この止水スポンジ30は、車外側60から室内側70へ向かって肉厚を徐減させて、断面形状が左右非対称の略直角三角形状としている。すなわち、この止水スポンジ30は、底壁11に平行な底辺33と、車外側壁12に平行な縦辺34と、底辺33と縦辺34の先端同士を結ぶ直線状の斜辺35とを備える。
本実施形態に係る自動車用ウエザーストリップ1は、取付基部10の底部に、止水スポンジ30(EPDMゴムまたはTPOで形成され、比重が0.3以下の高発泡スポンジ)を設けているので、不乾性シーラーを設ける場合と比較して、ウエザーストリップ1を軽量化し、製造コストを削減することができる。
また、この止水スポンジ30は、不乾性シーラーと異なり、フランジ部Fに接着するものではないので、ウエザーストリップ1をフランジ部Fから容易に外すことができる。従って、ウエザーストリップ1および止水スポンジ30を円滑にリサイクルすることができる。
また、止水スポンジ30を、車外側60から室内側70へ向かって肉厚を徐減させて、断面形状が左右非対称の略直角三角形状としているので、ウエザーストリップ1の止水性とフランジ部Fに対する組付け性を高めることができる。
すなわち、このウエザーストリップ1をフランジ部Fに組付けると、水が侵入してくる部分であるフランジ部Fの車外側角部F1は、止水スポンジ30の肉厚な部分に深く埋入して強く圧接する。従って、その部分において高い止水性を得ることができ、水の侵入を確実に防止することができる。
また、フランジ部Fの車内側角部は、止水スポンジ30の前記部分より肉薄である部分にやや浅く埋入し、その圧接力(反力)もやや弱い。従って、ウエザーストリップ1の浮き上がり等が発生せず、フランジ部Fに対する組付け性を良好に保つことができる。
本発明に係る自動車用ウエザーストリップ1の第二実施形態を、図1および図6に示す。この自動車ウエザーストリップ1の形状は、止水スポンジ30を除いて、第一実施形態と同じに設定している。そして、車外側壁12の底壁11に最も近い爪部(近接爪部)14aの根元部分に、止水スポンジ30の車外側鋭角部31を当接させたことを特徴としている。
こうした構成とすることで、止水スポンジ30を取付ける際に、爪部14がその位置決め部材として機能するので、止水スポンジ30を正確な位置に容易に取り付けることができる。これにより、取付け時に、止水スポンジ30が回転してずれてしまうといった事態を防止することができる。また、取付け後の姿勢を安定させることができ、ウエザーストリップ1をフランジ部Fに取付ける際にも、その正確な取付け位置を保つことができる。
本発明に係る自動車用ウエザーストリップ1の第三実施形態を、図1および図7に示す。この自動車用ウエザーストリップ1の基本的な形状は、第一および第二実施形態と同様であり、その特徴は、車外側壁12および室内側壁13の爪部14と底壁11との間に、第一突起部15および第二突起部16を段違い状に突設したこと、および、第一突起部15の根元部分に止水スポンジ30の車外側鋭角部31を当接させると共に、第二突起部16の先端部分に止水スポンジ30の室内側鋭角部32を当接させたことである。
第一突起部15と第二突起部16は、前者と底壁11との距離を、後者と底壁11との距離よりも大きく設定して、止水スポンジ30の形状に対応した段違い状に設けている。なお、第一突起部15と第二突起部16の突出長さは、その先端部がフランジ部Fに干渉しない程度に設定している。
これにより、止水スポンジ30を取付ける際に、その車外側鋭角部31と室内側鋭角部32の左右両端部を、第一突起部15と第二突起部16の双方によって位置決めすることができるので、正確な位置決めを容易に行うことができる。また、取付け後の姿勢を安定させることができる。
本発明に係る自動車用ウエザーストリップ1の第四実施形態を、図1および図8に示す。これは、第一実施形態に係るウエザーストリップ1において、底壁11と止水スポンジ30との間に粘着材40を設けたことを特徴としている。この粘着材40は限定されないが、例えば、ブチル系材料(ブチルゴム等)で形成された不乾性シーラーや通常の両面テープを使用することができる。
このウエザーストリップ1は、粘着材40を設けているので、止水スポンジ30を底壁11に確実に固定することができるといった特徴を有する。なお、この粘着材40は、前記第二実施形態および第三実施形態におけるウエザーストリップ1に使用することもできる。
なお、上記第一乃至第四実施形態に係る自動車用ウエザーストリップ1は、全てウエザーストリップ本体(止水スポンジ30を除く部分)と別体成形したものであるが、本発明はこれに限定されず、ウエザーストリップ本体と一体成形することもできる(第四実施形態を除く)。
また、本発明に係る自動車用ウエザーストリップ1は、ハッチバックドアDに適用するものに限定されるものではなく、フランジ部Fに組付く断面U字状の取付基部10を有するウエザーストリップ1の全てに適用することができる。従って、フロントドア、リヤドア、トラックリッド、スライドルーフ等に弾接するウエザーストリップ1にも適用することができる。
本発明に係るウエザーストリップが取付けられる自動車を示す斜視図である。 従来例に係るウエザーストリップを示すもので、図1のX−X線断面図である。 図2に示す従来例において、不乾性シーラーに代えて、止水スポンジ30を取付けた状態を示す断面図である。 本発明の第一実施形態に係るウエザーストリップを示すもので、図1のX−X線断面図である。 図4の要部拡大図である。 本発明の第二実施形態に係るウエザーストリップを示すもので、図1のX−X線断面図である。 本発明の第三実施形態に係るウエザーストリップを示すもので、図1のX−X線断面図である。 本発明の第四実施形態に係るウエザーストリップを示すもので、図1のX−X線断面図である。
符号の説明
1 ウエザーストリップ
10 取付基部
11 底壁
12 車外側壁
13 室内側壁
14 爪部
14a 近接爪部
15 第一突起部
16 第二突起部
17 芯材
18 リップ部
19 トリム部
20 シール部
30 止水スポンジ
31 車外側鋭角部
32 室内側鋭角部
33 底辺
34 縦辺
35 斜辺
40 粘着材
50 ウエザーストリップ
51 取付基部
51a 底壁
52 シール部
53 不乾性シーラー
54 止水スポンジ
60 車外側
70 室内側
D ハッチバックドア
F フランジ部
F1 車外側角部
F2 室内側角部

Claims (4)

  1. 自動車のボディパネルに形成されたフランジ部(F)に組付く断面略U字状の取付基部(10)と,該取付基部に一体成形されたシール部(20)とを備え,前記取付基部の底部に,前記フランジ部の先端部が弾接するように,EPDMゴムまたはTPEで形成され,比重が0.3以下の高発泡スポンジである止水スポンジ(30)を設けた自動車用のウエザーストリップであって、
    前記止水スポンジを,車外側(60)から室内側(70)へ向かって肉厚を徐減させて,断面形状が左右非対称の略直角三角形状としたことを特徴とする自動車用ウエザーストリップ。
  2. 自動車のボディパネルに形成されたフランジ部(F)に組付く断面略U字状で,底壁(11)を挟む車外側壁(12)および室内側壁(13)の内面から前記フランジ部に弾接する爪部(14)を突設した取付基部(10)と,該取付基部に一体成形されたシール部(20)とを備え,前記取付基部の底部に,前記フランジ部の先端部が弾接するように,EPDMゴムまたはTPEで形成され,比重が0.3以下の高発泡スポンジである止水スポンジ(30)を設けた自動車用のウエザーストリップであって、
    前記止水スポンジを,車外側(60)から室内側(70)へ向かって肉厚を徐減させて,断面形状が左右非対称の略直角三角形状とし、
    前記車外側壁の前記底壁に最も近い爪部(14a)に,前記止水スポンジの車外側鋭角部(31)を当接させて支持したことを特徴とする自動車用ウエザーストリップ。
  3. 自動車のボディパネルに形成されたフランジ部(F)に組付く断面略U字状で,底壁(11)を挟む車外側壁(12)および室内側壁(13)の内面から前記フランジ部に弾接する爪部(14)を突設した取付基部(10)と,該取付基部に一体成形されたシール部(20)とを備え,前記取付基部の底部に,前記フランジ部の先端部が弾接するように,EPDMゴムまたはTPEで形成され,比重が0.3以下の高発泡スポンジである止水スポンジ(30)を設けた自動車用のウエザーストリップであって、
    前記車外側壁および室内側壁の前記爪部と底壁との間に,第一突起部(15)および第二突起部(16)を段違い状に突設し、
    前記止水スポンジを,車外側(60)から室内側(70)へ向かって肉厚を徐減させて,断面形状が左右非対称の略直角三角形状とし、
    前記第一突起部に前記止水スポンジの車外側鋭角部(31)を当接させると共に,前記第二突起部に前記止水スポンジの室内側鋭角部(32)を当接させて支持したことを特徴とする自動車用ウエザーストリップ。
  4. 底壁(11)と止水スポンジ(30)との間に粘着材(40)を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の自動車用ウエザーストリップ。
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