JPH09315152A - ウエザーストリップ - Google Patents
ウエザーストリップInfo
- Publication number
- JPH09315152A JPH09315152A JP8157599A JP15759996A JPH09315152A JP H09315152 A JPH09315152 A JP H09315152A JP 8157599 A JP8157599 A JP 8157599A JP 15759996 A JP15759996 A JP 15759996A JP H09315152 A JPH09315152 A JP H09315152A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weather strip
- flange
- thickness
- embedded
- grip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 くぐり水の侵入防止を十分果たしかつ浮き上
がり防止を図ったウエザーストリップを提供することを
目的とする。 【構成】 車両のドア開口部内周Nに突起したフランジ
2に、芯金3を埋設した断面略U字状のグリップ4によ
り挟持して取付けるようにしたウエザーストリップ1に
おいて、上記U字状のグリップ4の奥部に、内側肉部4
aの上記芯金3までの厚さtだけ掘り下げて凹部5を形
成すると共に、該凹部5に低比重スポンジ6を埋め込み
更に上乗せして所定の十分厚い肉厚Hで肉盛りし、装着
時上記フランジ2の先端が深く埋入し得るように形成さ
れたものである。
がり防止を図ったウエザーストリップを提供することを
目的とする。 【構成】 車両のドア開口部内周Nに突起したフランジ
2に、芯金3を埋設した断面略U字状のグリップ4によ
り挟持して取付けるようにしたウエザーストリップ1に
おいて、上記U字状のグリップ4の奥部に、内側肉部4
aの上記芯金3までの厚さtだけ掘り下げて凹部5を形
成すると共に、該凹部5に低比重スポンジ6を埋め込み
更に上乗せして所定の十分厚い肉厚Hで肉盛りし、装着
時上記フランジ2の先端が深く埋入し得るように形成さ
れたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエザーストリップに
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2〜図4に示す如く、自動車のドア開
口部内周Nに突起したフランジ2に把持するグリップ7
を介し取付けられるウエザーストリップ8は、その断面
略U字状のグリップ7の奥部に図5に示す如くブチルシ
ーラー9又は低比重スポンジ10が、雨水のくぐり水浸
入防止及びフランジ2の先端の防錆のため、フランジ2
の先端に密着する如く分厚く肉盛りされている。上記ブ
チルシーラー9は材料の性質上、くぐり水浸入防止及び
防錆面で不足はないがコスト的に問題があり、後者の低
比重スポンジ10については次のような課題があった。
口部内周Nに突起したフランジ2に把持するグリップ7
を介し取付けられるウエザーストリップ8は、その断面
略U字状のグリップ7の奥部に図5に示す如くブチルシ
ーラー9又は低比重スポンジ10が、雨水のくぐり水浸
入防止及びフランジ2の先端の防錆のため、フランジ2
の先端に密着する如く分厚く肉盛りされている。上記ブ
チルシーラー9は材料の性質上、くぐり水浸入防止及び
防錆面で不足はないがコスト的に問題があり、後者の低
比重スポンジ10については次のような課題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ち、低比重スポンジ
10の肉盛りの場合図6及び図7に示す如く、くぐり水
が浸入し難いようにフランジ2の埋入深さhを深くする
ため、肉盛り厚さHを十分厚く設定すると、フランジ2
により圧縮された厚さh1も厚くなりその復元力が大き
いため、図8に示す如くウエザーストリップ8が浮き上
がるuという不具合があった。一方、このウエザースト
リップ8の浮き上がりuを防ぐため、上記肉盛り厚さH
を薄くするとフランジ2の埋入深さhが不足して水密性
が弱く、図9に示す如くくぐり水wが浸入し易くなると
いう問題があった。そこで、本発明はかかる従来の課題
に鑑みて、くぐり水の浸入防止を十分果たしかつ浮き上
がり防止を図ったウエザーストリップを提供することを
目的とする。
10の肉盛りの場合図6及び図7に示す如く、くぐり水
が浸入し難いようにフランジ2の埋入深さhを深くする
ため、肉盛り厚さHを十分厚く設定すると、フランジ2
により圧縮された厚さh1も厚くなりその復元力が大き
いため、図8に示す如くウエザーストリップ8が浮き上
がるuという不具合があった。一方、このウエザースト
リップ8の浮き上がりuを防ぐため、上記肉盛り厚さH
を薄くするとフランジ2の埋入深さhが不足して水密性
が弱く、図9に示す如くくぐり水wが浸入し易くなると
いう問題があった。そこで、本発明はかかる従来の課題
に鑑みて、くぐり水の浸入防止を十分果たしかつ浮き上
がり防止を図ったウエザーストリップを提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の構成は、図1及び図2に示すように、車両
のドア開口部内周Nに突起したフランジ2に、芯金3を
埋設した断面略U字状のグリップ4により挟持して取付
けるようにしたウエザーストリップ1において、上記U
字状のグリップ4の奥部に、内側肉部4aの上記芯金3
までの厚さtだけ掘り下げて凹部5を形成すると共に、
該凹部5に低比重スポンジ6を埋め込み更に上乗せして
所定の十分厚い肉厚Hで肉盛りし、上記フランジ2の先
端が深く埋入し得るように押出し一体成形により形成さ
れたものである。
めに本発明の構成は、図1及び図2に示すように、車両
のドア開口部内周Nに突起したフランジ2に、芯金3を
埋設した断面略U字状のグリップ4により挟持して取付
けるようにしたウエザーストリップ1において、上記U
字状のグリップ4の奥部に、内側肉部4aの上記芯金3
までの厚さtだけ掘り下げて凹部5を形成すると共に、
該凹部5に低比重スポンジ6を埋め込み更に上乗せして
所定の十分厚い肉厚Hで肉盛りし、上記フランジ2の先
端が深く埋入し得るように押出し一体成形により形成さ
れたものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図1において、1はウエザーストリップで、
図2〜図4に示す自動車のドア開口部内周Nに突起した
フランジ2に、芯金3を埋設した断面略U字状のグリッ
プ4を挟持して取付けられ、該グリップ4にドアDに弾
接する中空シール部11を設けている。
説明する。図1において、1はウエザーストリップで、
図2〜図4に示す自動車のドア開口部内周Nに突起した
フランジ2に、芯金3を埋設した断面略U字状のグリッ
プ4を挟持して取付けられ、該グリップ4にドアDに弾
接する中空シール部11を設けている。
【0006】また、上記グリップ4の奥部に、内側肉部
4aの芯金3までの厚さtだけ掘り下げて凹部5が形成
されている。そして、該グリップ4の奥部には、低比重
スポンジ6(見かけ比重が0.1〜0.5好ましくは
0.25〜0.35)により、上記凹部5を埋め更に厚
さTを加えたところの十分な厚さHの肉盛りが行われて
いる。この肉盛りはウエザーストリップ1の押出し一体
成形により形成され、肉盛り厚さHは従来の低比重スポ
ンジ10の肉盛り厚さHと同程度にしてある。従って、
ウエザーストリップ1がフランジ2にグリップ4を挟持
して取付けられたとき、上記十分な厚さHの低比重スポ
ンジ6にフランジ2の先端が十分深く埋入するため強い
水密性が得られる。また、従来は肉盛り厚さHの低比重
スポンジ10に、硬弾性体の内側肉部4aの厚さtが加
わるため、この内側肉部4aの弾力分だけフランジ2に
多く反発力を生じてウエザーストリップ8の浮き上がり
uを生じるという不具合があったが、本発明の場合は硬
弾性体の内側肉部4aの反発がなくそれだけウエザース
トリップ1の浮き上がりが減少される。
4aの芯金3までの厚さtだけ掘り下げて凹部5が形成
されている。そして、該グリップ4の奥部には、低比重
スポンジ6(見かけ比重が0.1〜0.5好ましくは
0.25〜0.35)により、上記凹部5を埋め更に厚
さTを加えたところの十分な厚さHの肉盛りが行われて
いる。この肉盛りはウエザーストリップ1の押出し一体
成形により形成され、肉盛り厚さHは従来の低比重スポ
ンジ10の肉盛り厚さHと同程度にしてある。従って、
ウエザーストリップ1がフランジ2にグリップ4を挟持
して取付けられたとき、上記十分な厚さHの低比重スポ
ンジ6にフランジ2の先端が十分深く埋入するため強い
水密性が得られる。また、従来は肉盛り厚さHの低比重
スポンジ10に、硬弾性体の内側肉部4aの厚さtが加
わるため、この内側肉部4aの弾力分だけフランジ2に
多く反発力を生じてウエザーストリップ8の浮き上がり
uを生じるという不具合があったが、本発明の場合は硬
弾性体の内側肉部4aの反発がなくそれだけウエザース
トリップ1の浮き上がりが減少される。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように本発明のウエザース
トリップは、フランジを挟持する断面略U字状のグリッ
プの奥部に、芯金まで掘り下げた凹部を形成して低比重
スポンジを十分厚く肉盛りしたものであるから、装着の
際十分な水密性が得られてくぐり水の浸入が防止される
と共に浮き上がり防止が図られる。
トリップは、フランジを挟持する断面略U字状のグリッ
プの奥部に、芯金まで掘り下げた凹部を形成して低比重
スポンジを十分厚く肉盛りしたものであるから、装着の
際十分な水密性が得られてくぐり水の浸入が防止される
と共に浮き上がり防止が図られる。
【図1】本発明のウエザーストリップの断面図である。
【図2】自動車の斜視図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図2のB−B線に沿う断面図である。
【図5】従来のウエザーストリップの断面図である。
【図6】図2のウエザーストリップの一例の断面図であ
る。
る。
【図7】図6の一部を拡大した断面図である。
【図8】同上ウエザーストリップの浮き上がり状態の断
面図である。
面図である。
【図9】図8の一部を拡大し水漏れ状態を示す断面図で
ある。
ある。
1 ウエザーストリップ 2 フランジ 3 芯金 4 グリップ 4a 内側肉部 5 凹部 6 低比重スポンジ H 肉盛り厚さ N ドア開口部内周 t 厚さ
Claims (1)
- 【請求項1】 車両のドア開口部内周に突起したフラン
ジに、芯金を埋設した断面略U字状のグリップにより挟
持して取付けるようにしたウエザーストリップにおい
て、上記U字状のグリップの奥部に、内側肉部の上記芯
金までの厚さだけ掘り下げて凹部を形成すると共に、該
凹部に低比重スポンジを埋め込み更に上乗せして所定の
十分厚い肉厚で肉盛りし、装着時上記フランジの先端が
深く埋入し得るように形成されたことを特徴とするウエ
ザーストリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8157599A JPH09315152A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | ウエザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8157599A JPH09315152A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | ウエザーストリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09315152A true JPH09315152A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15653244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8157599A Pending JPH09315152A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | ウエザーストリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09315152A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008006858A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Nishikawa Rubber Co Ltd | 自動車用ボディサイドウエザーストリップ |
JP2009190542A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Nishikawa Rubber Co Ltd | 自動車用ウエザーストリップ |
JP2009208624A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Nishikawa Rubber Co Ltd | オープニングトリム |
DE102007045821B4 (de) * | 2006-09-29 | 2010-01-21 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Kraftfahrzeugdichtungsstreifen |
KR101664689B1 (ko) * | 2015-05-18 | 2016-10-12 | 현대자동차주식회사 | 차량용 실링부재 |
-
1996
- 1996-05-28 JP JP8157599A patent/JPH09315152A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008006858A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Nishikawa Rubber Co Ltd | 自動車用ボディサイドウエザーストリップ |
DE102007045821B4 (de) * | 2006-09-29 | 2010-01-21 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Kraftfahrzeugdichtungsstreifen |
JP2009190542A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Nishikawa Rubber Co Ltd | 自動車用ウエザーストリップ |
JP2009208624A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Nishikawa Rubber Co Ltd | オープニングトリム |
KR101664689B1 (ko) * | 2015-05-18 | 2016-10-12 | 현대자동차주식회사 | 차량용 실링부재 |
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