JP3244839B2 - マンホール蓋用パッキン - Google Patents

マンホール蓋用パッキン

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JP3244839B2
JP3244839B2 JP03610593A JP3610593A JP3244839B2 JP 3244839 B2 JP3244839 B2 JP 3244839B2 JP 03610593 A JP03610593 A JP 03610593A JP 3610593 A JP3610593 A JP 3610593A JP 3244839 B2 JP3244839 B2 JP 3244839B2
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政 小島
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旭テック株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンホール蓋用パッキ
ンに係り、特にパッキン作用の優れたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マンホール内への水の浸入を防止
し、又はマンホール内からの悪臭が外部へ漏れないよう
にするなどの理由から、密閉型のマンホール蓋が採用さ
れている。
【0003】密閉型のマンホール蓋にするためには、枠
体の内側の上方へ突出している突出環に、合成ゴム等か
らなる弾性材のパッキンを装着し、蓋体をそのパッキン
に当接させるようにしている。
【0004】上述のパッキンの下端部は、突出環に挿入
するための下端開放の溝条を有している。そしてその上
部は、内部に密閉された中空孔を有するとともに、その
断面形状は半円状を呈している(例えば実公昭58−5
1246号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のパッキを用いた密閉型のマンホール蓋において
は、パッキンを均等に蓋体に当接させるためにパッキン
自体の材質等の吟味、形状の均一性等を厳格に行わなけ
ればならないだけでなく、パッキンの挿入される突出環
の形状等の精度及びパッキンの当接する蓋体の面精度も
厳格にしないと、密閉性が損なわれるおそれがあった。
【0006】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、蓋体への密着性に優れたマ
ンホール蓋用パッキンを提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマンホール
蓋用パッキンは、上記目的を達成するために、下端部が
枠体の内側に設けられた上方へ突出する突出環に挿入さ
れるとともに、上部が蓋体に当接されるマンホール蓋用
パッキンにおいて、上記マンホール蓋用パッキンの本体
の上部の内部には、密閉された中空孔を有するととも
に、その上部の上端部の縦断面形状が鋭角状に形成さ
、上記中空孔の縦断面形状は上記マンホール蓋用パッ
キンの本体の上部の縦断面形状とほぼ同じ形状を呈し、
上記マンホール蓋用パッキンの本体の上部と下部との付
根に凹条溝が形成されている、ことを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成において、縦断面形状が鋭角に形成さ
れた上端部は、蓋体に線接触してマンホール蓋用パッキ
ンを均一に当接する。また、中空孔の縦断面形状がほぼ
上部の縦断面形状を呈しているため、上部の肉厚が薄
く、かつ均一なものとなり、蓋上部の弾性が増加して蓋
体への密着性が向上する。そして、マンホール蓋用パッ
キンの本体の上部と下部との付根に設けられた凹条溝
は、上部の屈曲性を増加して蓋体への密着性が向上す
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は一実施例に係るマンホール蓋用パッキン
(以下、マンホール蓋用パッキンの本体も含めて「パッ
キン」という。)1を適用したマンホール蓋aの縦断面
図である。
【0010】マンホール蓋aは、周知のマンホール蓋と
同じく、マンホール2の上部内側に設けられる枠体3
と、その枠体3に嵌合される蓋体4とから構成されてい
る。そして、枠体3の内側には上部に突出した突出環5
が設けられている。したがって、枠体3を縦断面する
と、U字状の凹部6が形成され、この凹部6内に、蓋体
4の外周に設けられた下方へ突出する突出環7が上方か
ら挿入されるように構成されている。
【0011】図2は、図1のA部を拡大して示してい
て、突出環5に合成ゴムからなるパッキン1が挿入され
ている状態を示している。すなわち、パッキン1は、突
出環5の上部に設けられて、パッキン1の上部が蓋体4
の裏面4′に当接されるように構成されている。
【0012】図3は、パッキン1の縦拡大図であり、下
部10には、下端が開放した凹溝11が形成されてお
り、その凹溝11を形成する一方の壁面内側には1個、
及び他方の壁面内側には、その一方の1個をほぼ中間に
対向させて2個の係止片条12,12,12が設けられ
ている。
【0013】上記凹溝11は、突出環5に挿入できる大
きさに決められているので、凹溝11が突出環5に挿入
されると、係止片条12が突出環5に喰い付いた状態と
なり、パッキン1が突出環5に強固に、かつ気密的に結
合される。
【0014】パッキン1の上部20は、内部に、その上
部20の縦断面形状とほぼ同じ縦断面形状のハート型な
いし栗型の密閉された中空孔21を有するとともに、そ
の縦断面形状は、上端部20′が鋭角状に形成された三
角形を呈している。したがって、上部20の肉厚は薄
く、かつ均一的に形成される。なお、上端部20′は、
製作上、小さな平面を有しているが、完全な鋭角に形成
してもよい。
【0015】下部10と上部20との付け根の両側に
は、凹条溝30,30が形成されている。したがって、
上部20が上方から押下されたときは、これら凹条溝3
0,30を境として屈曲することができる。
【0016】上記実施例に係るパッキン1を突出環5に
挿入し、蓋体4を閉じると、パッキン1上端部20′
が蓋体4の裏面4′に線接触して一様に接し、また上部
20の肉厚が薄いことにより、かつ凹条溝30の作用に
より、上部20は蓋体4の裏面に均等に接することがで
きる。したがって、密閉性の優れたパッキン1とするこ
とができる。
【0017】なお、上述の実施例では、凹条溝30は、
下部10と上部20との付け根の両面に設けたが、どち
らか一方に設けるようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明に係るパッキンにおいて、パッキ
ンの本体の上部の内部には、密閉された中空孔を有する
とともに、その上部の上端部の縦断面形状が鋭角状に形
成され、上記中空孔の縦断面形状は上記パッキンの上部
の縦断面形状とほぼ同じ形状を呈し、上記パッキンの上
部と下部との付根に凹条溝が形成されているので、蓋体
の裏面に線接触でき、一様に当接することができる。ま
た、中空孔の縦断面形状を上部の縦断面形状とほぼ同じ
にしているので、上部の肉厚が薄く、かつ均一になり、
蓋体に均一に当接することができる。さらに、上部と下
部との付け根に凹条溝を設けているので、上部の屈曲を
より円滑にし、パッキンが蓋体により均等に当接するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るパッキンを適用したマ
ンホール蓋の縦断面図である。
【図2】図1のA部の拡大図である。
【図3】パッキンの拡大縦断面である。
【符号の説明】
1 マンホール蓋用パッキン(マンホール蓋用のパッ
キンの本体、パッキン) 2 マンホール 3 枠体 4 蓋体 5,7 突出環 10 下部 20 上部 20′ 上端部 21 中空孔 30 凹条溝 a マンホール蓋

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端部が枠体の内側に設けられた上方へ
    出する突出環に挿入されるとともに、上部が蓋体に当
    接されるマンホール蓋用パッキンにおいて、 上記マンホール蓋用パッキンの本体の上部の内部には、
    密閉された中空孔を有するとともに、その上部の上端部
    の縦断面形状が鋭角状に形成され 上記中空孔の縦断面形状は上記マンホール蓋用パッキン
    の本体の上部の縦断面形状とほぼ同じ形状を呈し、 上記マンホール蓋用パッキンの本体の上部と下部との付
    根に凹条溝が形成されている、 ことを特徴とするマンホール蓋用パッキン。
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