JP3166534B2 - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents

自動車用ウエザストリップ

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JP3166534B2
JP3166534B2 JP02868395A JP2868395A JP3166534B2 JP 3166534 B2 JP3166534 B2 JP 3166534B2 JP 02868395 A JP02868395 A JP 02868395A JP 2868395 A JP2868395 A JP 2868395A JP 3166534 B2 JP3166534 B2 JP 3166534B2
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浩也 渡辺
和子 横田
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体のドア開口部等に
装着される自動車用ウエザストリップに係り、詳しく
は、型成形部をシール材により車体に貼着するように構
成されたウエザストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、車体1のドア開口部
2に装着されるウエザストリップ3は、複数の押出成形
部4と複数の型成形部5とを接続して構成されている。
図9に示すように、型成形部5には車体取付用のクリッ
プが挿入される取付孔6が設けられている。また、型成
形部5の裏面には突条7が車体形状に応じてコーナー部
Cができるように形成され、突条7の上面であるシール
材貼付面にはブチルゴムテープ等の粘着性のシール材8
(図中の斜線部)が貼り付けられている。
【0003】図10〜図12に示すように、従来のウエ
ザストリップ3においては、突条7のシール材貼付面2
1はコーナー部Cを含む全体が同一平面で形成されてい
る。そして、シール材8にはその表面を保護するための
剥離シート9が添着され、車体への取付時には、剥離シ
ート9を剥がして、シール材8により型成形部5を車体
1に貼着するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のウエ
ザストリップ3には、コーナー部Cで剥離シート9がシ
ール材8から剥がれやすいという問題があった。すなわ
ち、図11に示すように、ブチルゴムテープ等の柔軟な
シール材8は、同一平面内でうまく湾曲させてコーナー
部Cの突条7に貼り付けることができる。しかし、紙、
合成樹脂等でできた融通のきかない剥離シート9は、同
一平面内でうまく湾曲させることができないため、内外
周の周長差を吸収するために、皺22を付けながらコー
ナー部Cのシール材8に添着しなければならず、この添
着作業には大変な手間がかかっていた。また、このよう
に添着した皺22付きの剥離シート9はシール材8から
浮き上がったり剥がれたりしやすいため、添着してから
車体に貼着するまでの間に、剥き出しになったシール材
8が他部品に貼着してしまう不具合があった。
【0005】そこで、本発明の課題は、型成形部のコー
ナー部のシール材貼付面に貼り付けたシール材に対し
て、剥離シートを皺を付けずに容易かつ迅速に添着で
き、しかも、シール材から浮き上がったり剥がれたりな
いしないように確実に添着できる、新規な自動車用ウエ
ザストリップを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、押出成形部に型成形部を接続し、型成
形部の裏面にシール材貼付面をコーナー部ができるよう
に形成し、シール材貼付面に粘着性のシール材を貼り付
け、シール材に剥離シートを添着し、車体への取付時に
は、剥離シートをシール材から剥がして、シール材によ
り型成形部を車体に貼着するように構成された自動車用
ウエザストリップにおいて、コーナー部のシール材貼付
面の外周側を内周側より高く形成することにより、該シ
ール材貼付面にシール材を傾斜させて貼り付け、該シー
ル材に剥離シートを添着したことを特徴としている。
【0007】ここで、前記シール材貼付面として、以下
の構成を例示できる。 コーナー部のシール材貼付面を外周側ほど徐々に高
くなる傾斜面とすること。 コーナー部のシール材貼付面の外周縁に突部を設け
ること。 コーナー部のシール材貼付面を外周側ほど徐々に高
くなる傾斜面とするとともに、該傾斜面の外周縁に突起
を設けること。
【0008】
【作用】本発明の自動車用ウエザストリップにおいて
は、コーナー部のシール材貼付面の外周側を内周側より
高く形成することにより、該シール材貼付面にシール材
を傾斜させて貼り付けるので、該コーナー部のシール材
における内外周の周長差が従来より小さくなる。従っ
て、このシール材に対して、剥離シートを皺を付けずに
容易かつ迅速に添着でき、しかもシール材から浮き上が
ったり剥がれたりしないように確実に添着できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面に基
づいて説明する。本実施例のウエザストリップ3も前記
従来例と同じく、図8に示すように、車体1のドア開口
部2に装着されるものであり、複数の押出成形部4と複
数の型成形部5とを接続して構成されている。また、図
9に示すように、型成形部5には車体取付用のクリップ
が挿入される取付孔6が設けられており、型成形部5の
裏面には突条7が車体形状に応じてコーナー部Cができ
るように形成されている。
【0010】しかし、その突条7の上面であるシール材
貼付面11は、従来例と全く異なる。すなわち、コーナ
ー部C以外のシール材貼付面11は略同一平面で形成さ
れているが、コーナー部Cのシール材貼付面11はその
外周側が内周側より高く形成されているのである。次に
述べる三つの実施例は、このシール材貼付面11の態様
において互いに相違するものである。
【0011】図1、図2及び図3に示す第一実施例は、
コーナー部Cのシール材貼付面11を外周側ほど徐々に
高くなる傾斜面としたものである。ここで、図1は図8
のI−I線断面図であり、図2は図1のコーナー部Cの
斜視図であり、図3は図8のIII−III線断面図で
ある。このシール材貼付面11にはブチルゴムテープ等
の粘着性のシール材8が傾斜して貼り付けられている。
【0012】図4及び図5に示す第二実施例は、コーナ
ー部Cのシール材貼付面11の主要部を同一高さの平坦
面とし、外周縁に突起12を設けたものである。このシ
ール材貼付面11にはシール材8が突起12にもかかる
ように傾斜して貼り付けられている。
【0013】図6及び図7に示す第三実施例は、コーナ
ー部Cのシール材貼付面11を外周側ほど徐々に高くな
る傾斜面とするとともに、該傾斜面の外周縁に該傾斜面
よりさらに高い突起12を設けたものである。このシー
ル材貼付面11にはシール材8が突起12にもかかるよ
うに傾斜して貼り付けられている。
【0014】そして、各実施例のシール材8にはその表
面を保護するための紙、合成樹脂等でできた剥離シート
9が添着され、車体への取付時には、剥離シート9を剥
がして、シール材8により型成形部5を車体1に貼着す
るようになっている。
【0015】上記の各実施例のウエザストリップ3にお
いては、コーナー部Cのシール材貼付面11の外周側を
内周側より高く形成することにより、該シール材貼付面
11にシール材8を傾斜させて貼り付けるので、該コー
ナー部Cのシール材8における内外周の周長差が従来よ
り小さくなる。従って、図2に示すように、このシール
材8に対して、剥離シート9を皺を付けずに容易かつ迅
速に添着でき、しかもシール材8から浮き上がったり剥
がれたりしないように確実に添着できる。従って、添着
してから車体に貼着するまでの間に、シール材8が他部
品に貼着するといった不具合は起こらない。特に、第二
及び第三実施例のシール材貼付面11は、コーナー部C
の外周縁に突起12を備えているので、シール材8を突
起12に沿わせて正確な位置に容易に貼り付けられる利
点がある。
【0016】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば突条ではない部位にシール材貼付面
を設ける等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更
して具体化することもできる。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の自動車用
ウエザストリップによれば、型成形部のコーナー部のシ
ール材貼付面に貼り付けたシール材に対して、剥離シー
トを皺を付けずに容易かつ迅速に添着でき、しかも、シ
ール材から浮き上がったり剥がれたりないしないように
確実に添着できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第一実施例のウエザストリ
ップの型成形部を示す図8のI−I線断面図である。
【図2】同型成形部のコーナー部の部分斜視図である。
【図3】同型成形部を示す図8のIII−III線断面
図である。
【図4】第二実施例のウエザストリップの型成形部を示
す断面図である。
【図5】同型成形部の別部位を示す断面図である。
【図6】第三実施例のウエザストリップの型成形部を示
す断面図である。
【図7】同型成形部の別部位を示す断面図である。
【図8】ウエザストリップの全体形状を示すための自動
車の側面図である。
【図9】同ウエザストリップの型成形部の裏面図であ
る。
【図10】従来例のウエザストリップの型成形部を示す
断面図である。
【図11】同型成形部のコーナー部の部分斜視図であ
る。
【図12】同型成形部の別部位を示す断面図である。
【符号の説明】
1 車体 3 ウエザストリップ 4 押出成形部 5 型成形部 7 突条 8 シール材 9 剥離シート 11 シール材貼付面 12 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 13/06 B60J 10/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出成形部に型成形部を接続し、前記型
    成形部の裏面にシール材貼付面をコーナー部ができるよ
    うに形成し、前記シール材貼付面に粘着性のシール材を
    貼り付け、前記シール材に剥離シートを添着し、車体へ
    の取付時には、前記剥離シートを前記シール材から剥が
    して、前記シール材により前記型成形部を車体に貼着す
    るように構成された自動車用ウエザストリップにおい
    て、 前記コーナー部のシール材貼付面の外周側を内周側より
    高く形成することにより、該シール材貼付面に前記シー
    ル材を傾斜させて貼り付け、該シール材に前記剥離シー
    トを添着したことを特徴とする自動車用ウエザストリッ
    プ。
JP02868395A 1995-01-24 1995-01-24 自動車用ウエザストリップ Expired - Fee Related JP3166534B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101668924B1 (ko) * 2014-12-31 2016-10-25 성균관대학교산학협력단 열구배 피로 시험장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101668924B1 (ko) * 2014-12-31 2016-10-25 성균관대학교산학협력단 열구배 피로 시험장치

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